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『電子書籍の衝撃』佐々木俊尚・著vol.2088


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【電子書籍時代のビジネスチャンスとは?】
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アマゾン、アップル、グーグル。IT業界の名立たる企業が次々と電子書籍のプラットフォームおよびサービスを発表するなか、出版業界は戦々恐々としている状況ですが、次なるビジネスをつかむには、コンテンツが電子化することの本質を正しくつかむことが重要。

本日の一冊は、ベストセラー作家であり、ITジャーナリストとして知られる佐々木俊尚さんが、先進国アメリカの状況から、日本の出版業界の課題まで、幅広く論じた一冊。

中抜き、プラットフォーム戦争、コンテンツ使用権の獲得、セルフディストリビューション、レベニューシェアなど、ひとつキーワードを出すたびに出版社を刺激してしまいそうな内容ですが、実際、これほど電子書籍ビジネスの未来を見通した本は、これまでになかったと思います。

電子書籍化にともない登場するビジネスチャンスと、既存勢力にとっての脅威が、具体的な事例とともに把握できる、電子書籍ビジネス本の決定版。

土井は、本書のおかげで、これからのビジネスのアイデアをたくさん得ることができました。

マーケティングセンス、ビジネスセンスのある方が読んだら、10万円だって惜しくない内容。

これが1100円だなんて、やはり日本の出版業界はおかしいのかもしれません。

明日の出版ビジネスを見通したい人は、ぜひ買って読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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出版社を「中抜き」してスマッシュワーズのようなディストリビューターと契約したり、あるいはアマゾンと直接契約するような動きは加速していく可能性が高い

◆3つのプラットフォーム要件
1.多様なコンテンツが安く豊富にそろっていること
2.使い勝手が良いこと
3.アンビエントであること

情報の需要と供給のバランスは完全に崩れ、いまや需要を上回る量の供給があふれるようになってしまった(中略)そうなれば「需要を絞る」ということによって余剰の富を得ていた古いメディア企業が没落していくのは当然のこと

出版社が膨大なコンテンツ使用権を持っているというのは、まったくの幻想だった

いまや本の情報の多くは、ソーシャルメディアのクチコミを経由して流れている

セルフディストリビューションがこのように人気アーティストにまで及んでいくのは、実のところ当然と言えば当然です。なぜなら、人気アーティストはすでに熱狂的なファンを大量に抱えているからです

電子ブックによってパッケージとしての紙の本は意味を失い、コミュニティの中で本が読まれるようになっていく

究極の進化形は、フリーの編集者とフリーのデザイナー、そしてフリーの書き手がフリーランス連合を組んで一冊の本を作り、売れた分だけ六〇%の印税をレベニューシェアするようなチーム編成かもしれません

文部科学省が二〇〇九年一一月に発表した調査結果。図書館を使う小学生が二〇〇七年度に借りた本の冊数は平均で三五・九冊もあり、これは過去最高でした

本というコンテンツを流通させるプラットフォームが、いまの日本では恐ろしいほどに劣化してしまっているから、本は売れなくなってしまっているのです

パッケージではないとしたら、いったい何が本にとって意味を持つようになってくるのでしょうか。それを私は、本のコンテキスト(文脈)だと考えています

タレントやランキングのようなマスモデルに基づいた情報流路から、ソーシャルメディアが生み出すマイクロインフルエンサーとフォロワーの関係へ──。情報アクセスの世界は、いま劇的にこういう方向へと進みつつあります

マイクロインフルエンサーによる本のリパッケージ

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『電子書籍の衝撃』ディスカヴァー・トゥエンティワン 佐々木俊尚・著
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◆目次◆

第1章 iPadとキンドルは、何を変えるのか?
第2章 電子ブック・プラットフォーム戦争
第3章 セルフパブリッシングの時代へ
第4章 日本の出版文化はなぜダメになったのか
終章 本の未来

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