2010年4月7日
【限られた時間でチームを動かすノウハウとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012113
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本日の一冊は、マイクロソフト日本法人で、社長賞を2回受賞、数少ない女性営業部長として活躍した著者が語る、プレイングマネジャーの仕事術です。
中小企業の経営者、あるいは大企業の中間管理職は、ほとんどが現場の業務をこなしながらマネジメントも行うプレイングマネジャーだと思いますが、本書は、そのプレイングマネジャーに特化した本。
忙しいなかどうやって部下の報告を受けるか、進捗確認をどうすればいいか、悪いニュースを早期に手に入れるにはどうすればいいか。
ちゃんとマネジメントはしたいけれど、十分な時間がない、というマネジャーのために、最小限の時間でコミュニケーションするノウハウを、具体的なセリフ付きで紹介しています。
どうしても手が空かない場合は、「今はダメだけど、15時からなら5分とれるよ」。
部下に「自分が主役」だという自覚を持たせるには、「お客様のことを一番知っているのは、あなただからね」。
相手を肯定しながら失敗を指摘するには、「どうしたの? あなたらしくもない」。
こういったコミュニケーション円滑化のためのノウハウが具体的に示されており、現場のマネジャーには、じつに重宝する内容。
18の即効フレーズを使いこなせば、職場が明るく、前向きに変わること、うけあいです。
ぜひ試してみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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プレイングマネジャーのコミュニケーションとは、「人づき合いのスキル」ではありません。人を動かして結果を出せる人間になるための「業務志向型コミュニケーション」です
あなたが組織で働き続けている限り、そしてそれなりの実績を出し続けている限り、与えられる仕事の量も質も上がっていくのは自然の流れ。つまり、「自分一人だけで回せる仕事」は遅かれ早かれ終焉を迎えるのです
仕組み化のためには、コミュニケーションのスケジューリングがキー
いつも余裕なくあせっていたり、目の前の自分の仕事に追われているといったそぶりは禁物
仕事におけるコミュニケーションとは、「たまの名セリフ」よりも、日常会話の5秒の積み重ねのほうが後々効いてくるもの
何気ない一瞬を逃さず「最近どう?」と投げかけることを心がけていると、「いつでも気にかけているし、いつでも話をしに来てくれていいのだ」という“空気”を醸成できます
「今はダメだけど、15時からなら5分とれるよ」
「良い話? 悪い話?」
──悪い話を即座にキャッチできる、さりげないフレーズ
「お客様のことを一番知っているのは、あなただからね」
──部下に「自分が主役」だという自覚を持たせる
「どうしたの? あなたらしくもない」
これは文字どおり、相手を肯定しながら失敗を指摘する、極めてコミュニケーション力の高い言葉です
年上部下に対する上司の仕事とは、基本的には結果のチェックのみ
「すみません! ちょっと困ったことが」
これは、相手がスペシャリストであるという事実を認めた上で、頼る姿勢の表現
「他人に課したデッドライン」も手帳に書く
他部署の人に仕事を頼む際は、まずはその人の上司に話を通すべき
非を認めることは、次へ進むためのステップ
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『プレイングマネジャーの教科書』ダイヤモンド社 田島弓子・著
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◆目次◆
PART1 気が弱い人ほど「課長業」はうまくいく!
PART2 5秒でできるコミュニケーション!「初期投資ゼロ」の即効フレーズ
PART3 コミュニケーションを仕組み化する
PART4 クセモノ&苦手な人対策「問題解決コミュニケーション」
PART5 プレイングマネジャーのためのトラブル時のFAQ
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