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『理系アタマのつくり方』四ッ柳茂樹・著


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【今、ビジネスマンに欠けている能力とは?】
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最近のビジネス書のトレンドを見ていて、危惧していることがひとつあります。

それは、こんなにわかりやすいものばかり読んでいて、考える能力が衰えはしないか、ということ。

土井が考えるに、情報化時代に生きる若いビジネスマンには、2つの能力が欠如しがちです。

その能力とは、「抽象化する力」と、「実験する遊び心」です。

どんなにビジネス書をたくさん読んでも、その情報をいったん抽象化して、自分のケースに当てはめ、具体化しないと応用は利きません。

これができない人は、勝間さんがすすめているグッズを買ってそれだけで満足してしまいますし、株本を読んでも推奨銘柄をそのまま買って損してしまいます。

また、実験する遊び心がないと、リスクを恐れていつまでも行動しませんし、失敗してもその結果を将来に生かすことができません。

このことを指摘したのが、本日ご紹介する『理系アタマのつくり方』です。

著者は、起業支援で有名なドリームゲートのNo.1アドバイザーで、京都大学大学院、NTT研究所を経て独立した人物。

NTT時代には2年間で特許を12件も提出した、「理系アタマ」を持つ起業家です。

本書は、そんな著者が、「理系アタマ」のつくり方を指南した一冊。

理系アタマを構成する4つの法則「LACE」(論理力、抽象力、計算力、実験力)を、新米社員国分君と社内のマッドサイエンティスト、中川さんとのやり取りのなかで学べる、ストーリー形式の読み物です。

レベル的には、20代の若手ビジネスマン向けですが、論理思考の基礎を押さえるという点で、役立つ一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆理系的な思考プロセスに欠かせない4つの能力
1.論理力(Logic)
2.抽象力(Abstraction)
3.計算力(Calculation)
4.実験力(Experimentation)

「なぜ」を繰り返すことで、「真の原因」が見えてくる

確率が100%なのは、もともとルールが完全に決まっているときだけ

「演繹」とは、いくつかの決まりがあって、それを組み合わせて結論を出す方法のこと。それとは反対に、結論や結果から、もともとの原因や決まりをたどっていく方法が「帰納」

三段論法とは、「すべてのAはBであり、すべてのBはCであるとき、すべてのAはCである」という論理的な思考経路のこと

「傾向」を調べるためには、より性質の近い商品のなかから、共通の「ルール」を見つけ出すことが大事

ルール化するといくつかパターンができるから、そのパターンに当てはまるかどうかだけを判断すればよくなる

まとめたものに名前をつけておくことで、分類しやすくなる

◆グループ化の手順
1.全体のなかから、特徴がよく似ているものを結びつけてグループにする
2.できたグループ全体を見て、残ったものをこれらのグループの
なかに分類できるようであれば、グループのなかに入れる
3.残ったものを、新しくいくつかのグループに分類できないか考えてみる
4.最後まで残ったものをどこかのグループに入れるようにする、
あるいは「その他」グループにする

「塩分を含む」「塩分を含まない」のように、何かが「ある」「ない」を分類の軸とすると、すべてのケースを網羅することができます

32×0.25
=(32÷2)×(0.25×2)
=16×0.5
=(16÷2)×(0.5×2)
=8×1 =8
ややこしい少数はキリのいい数字になるように掛け合わせて、その分もう片方を同じ数字で割ればいい

まず仮説を立てる段階から、検証できるように、あとから振り返れるような仮説を考える

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『理系アタマのつくり方』サンマーク出版 四ッ柳茂樹・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763198831
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◆目次◆

プロローグ
第1章 「なぜなぜ坊やになろう!」(論理力1)
第2章 「風が吹いても桶屋は儲からない」(論理力2)
第3章 「自分法則を発見しよう」(抽象力1)
第4章 「パターン分けしてみよう」(抽象力2)
第5章 「難しい暗算はやめよう」(計算力1)
第6章 「目安を知ろう」(計算力2)
第7章 「早食いは儲かる?」(計算力3)
第8章 「とにかくやってみる」(実験力1)
第9章 「同じ失敗を繰り返さない」(実験力2)
第10章 「終わりのない楽しさを味わう」(実験力3)
エピローグ
おわりに

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『あなたには夢がある』ビル・ストリックランド、ヴァンス・ローズ・著


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【全米注目の起業家が語る、奇跡の起こし方】
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最近、著者の方の出版相談に乗っていて、思うことがあります。

それは、売れるか売れないかは、究極的にはその人のセルフイメージにかかっている、ということ。

勝間和代さんや山田真哉さんは、大きな絵を描いたからこそ大きな成果を手にしたのであり、その根っこにあったのは、ご自身のセルフイメージではなかったか、と思うのです。

これは、おそらく出版だけの話ではないと思います。本田健さんが推薦していた、アール・ナイチンゲールの『人間は自分が考えているような人間になる!! 』ではないですが、「人間は自分が考えているサイズの人間になる」のです。

※参考:『人間は自分が考えているような人間になる!! 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877712356/

では、どうやってこのセルフイメージの貧困から抜け出すか。本日紹介する一冊は、まさにその方法論と心構えを教えてくれる一冊です。

著者は、スラム街の問題児たちに、毎年、陶芸や写真、絵画の教室を提供し、数多くの成功者を出した奇跡の人物。

生徒の中には、本物の芸術家となり、大学で教鞭をとっている人間もいるという。

自身、落ちこぼれだったいう著者が、現在では、ハーバード大学のケーススタディにも取り上げられるほどになった。

その成果を支えた考え方とは一体どんなものだったのか。そしてその奇跡を起こした指導法とは。

本書には、そのエッセンスが詰め込まれています。

決してレッテルを張らない、人間らしく扱う、可能性を信じられるようにする。たったこれだけのことが、人生を大きく変える。

読者が教師であれ、親であれ、医師であれ、経営者であれ、読めば自身の罪を感じずにはいられない一冊だと思います。

われわれには、自分の可能性を信じると同時に、他者の可能性を信じる責務がある。

心の壁を突き破り、大きく成長したい人に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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何も知らない一九歳が、人は驚くほど早く立ち直れる、恵まれない暮らしや絶望的なほど不利に思える状況のなかでも、人は無限の力を秘めていると考えた。この考えを信じたからこそ、マンチェスター・ビッドウェルが生まれたのだ

私たちはだれもが、夢をかなえる力を秘めている。その力が発揮できない最大の要因は、その夢は非現実的だ、手が届かない、と自分で思い込むこと、あるいは人から思い込まされることだ

貧困が人の価値を落とし、人から希望や夢を奪う。人は貧困のせいで、これはできない、これは手に入らない、こうはなれないと、自分で決めつけるようになる。つまり、「貧困の本質は、可能性の貧しさを受け入れること」なのだ

私たちはみんな、何らかの貧困に苦しんでいる。イマジネーションが貧困なこともあれば、勇気や夢、意志が乏しいこともある。私たちはさまざまな恐怖にかられて自分の可能性を狭めている

まちがった場所にまちがった時間にいるだけで、足を取られる

人生の流れを変えるには、希望を持つ必要がある

ビジョンは成功するために欠かせないが、それをかなえようとする不屈の精神がなければ、成功にはつながらない

自信とアドリブの能力は人生にも必要だ。私たちはみんなビジョンと柔軟性を持ったほうがいい。そうすれば、思わぬ障害にぶつかったり不意に変化球が来たりしても、対処し、立ち直り、前に進むことができる

水は家の敵という考えが、建築の常識として広く受け入れられている。しかしライトは臆することなく常識に挑み、クライアントの常識的な希望さえ平然と無視した

私たちを幸せに導く道などないし、出世につながる階段もない。本物の人生は、道をたどるようなものではない。情熱と自分にとって大切なことの毎日の積み重ねで築かれるものなのだ

生きがいを追求した結果としての成功でなければ、本物の成功ではない

天才かどうかは、IQや才能で決まるものではない。人が生まれながらに備えているものではないし、常に備わっているものでもない。天才は見つけるものなのだ

情熱を信じていれば、楽な生き方ができるとは思わないでほしい。情熱があるからといって、つまらない仕事をせずにすむわけでない

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『あなたには夢がある』英治出版 ビル・ストリックランド、ヴァンス・ローズ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760422
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◆目次◆

第1章 スラム街からハーバードへ
第2章 貧困とともに育って
第3章 社会起業家になる
第4章 逆境のなかで見つけたもの
第5章 美しいものが人間を変える
第6章 スラム街に温室をつくったわけ
第7章 人は、自分で思うよりも高く翔べる
第8章 生命の律動、それがスウィング
第9章 ソーシャルイノベーションを広げる
第10章 私たちの仕事の目的、私たちの人生の目的

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『起きていることはすべて正しい』勝間和代・著


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【ついに読んでしまった…】
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ご存じの通り、最近、ビジネス書の世界では勝間和代さんが大人気です。

土井も勝間さんの著書はほとんど目を通していますが、一冊、これだけは読むまい、と思う本がありました。

それが、本日ご紹介する、『起きていることはすべて正しい』です。

なぜかというと、それはテーマが「運」だから。

もちろん、運というものの存在を疑うわけではありません。個人的には自分のことをとても運がいい人間だと思っていますし、毎日、近所の庚申塔さんを拝んでもいます(初公開)。

でも、やはり「運」を誰にでも身につけられるようにするのは難しいだろう、と思って敬遠していたのですが、今日読んでみて、なるほど、運と言いつつ、自己開発と人間関係、人生戦略の本でした。

セレンディピティは確率の問題としても、事実を客観的にとらえて対処する方法や、他人認識と自己認識の一致、三毒追放(妬まない、怒らない、愚痴らない)、人に嫌われるリスクを取る、他人に貢献する、などは、土井の経験からいっても有効です。

結局、運は人が運んでくるものですから、その人とどう付き合うか、どうやって出会いの確率を高めるか、どうやって貢献するか、が運を高めるには必要、ということなのでしょう。

そして、その運を呼び寄せるには、ふさわしい自分であることも必要。そういう意味で本書は、勝間流「自分マーケティング」の方法論といってもいいでしょう。

ちなみに驚いたのは、本書の128ページで、弊社の「ベストセラー作家養成CDセット」が紹介されていたこと。

ベストセラーを出すための研究材料としてご購入いただいたようですが、まさかここで紹介していただいているとは。

こんな気遣いも、勝間さんの成功の要因なのでしょうね。

人生や仕事で「運」を引き寄せたいと考える方に、おすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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いま起きていることを否定したり、こうだったらいいなあと夢想しても仕方がない

◆「メンタル筋力」が強い人、5つの特長
1.行動力がある
2.性格がよく、応援したくなる
3.ディープスマート力がある
4.新しいことに興味が強い
5.すべてを客観視する習慣がある

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ

物事の結果は努力に対して、確率分布する

自分が考えている自分と、人から見られている自分をなるべく狂わないようにしておく

40の内容を熟読して何とかそれを60に持っていこう、という努力をするよりは、それは40だと割り切って、たくさんの本を読むことで、量を質に転じさせる

叱られたり、蹴飛ばされたりしたら、蹴飛ばし返して去る、という勇気が必要です。そしてその人と2度と会わないようにするわけです。意識的に、自分の周りにいる人をしっかりと選んでいきます

妬む暇があったら、その人の行動をとことん分析して、自分の方法論として手前に引き寄せてくるようにします

自分の得意なことを見極め、自分が得意でないことについてはなるべく時間を使わないようにすることが、自分に対しても相手に対しても誠実な生き方

決断することは、人に嫌われるリスクを取ることです

減らしていくと、何が重要なのかが、逆に浮かび上がってきます

◆職場で身につけられる5つのわがまま力
1.叱られたことから、自分の能力を見極める力
2.褒めることで、周りと調和する力
3.チーム内で強いところと弱いところを互いに補完し合う力
4.正しい目標を設定し、フィードバックし合う力
5.正当な評価体系を保持して、やる気を保つ力

「他人に対しての貢献」の大きさが引き寄せる運の総量になる

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『起きていることはすべて正しい』ダイヤモンド社 勝間和代・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478006431
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◆目次◆

はじめに “メンタル筋力”と「運をつかむ勝間式4つの技術」
第1章 「偶然を幸運に変える」セレンディピティの技術
第2章 勝間式技術1【広げる】
あなたの潜在意識が目覚める!脳内フレーム120%活用法
第3章 勝間式技術2【絞り込む】
「99%捨て、1%の本質をつかむ」即断即決法
第4章 勝間式技術3【殖やす】
「4つのダイヤ」を引き寄せるパーソナル資産増強法
第5章 勝間式技術4【調和する】
勝間式人間関係の兵法――「5つのわがまま力」で年収が20倍になった秘密
おわりに 起きていることはすべて正しい

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『君子を目指せ小人になるな』北尾吉孝・著


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【君子とは何か? 北尾吉孝氏注目の最新刊】
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本日の一冊は、SBIホールディングスの代表取締役であり、中国古典に詳しい北尾吉孝さんが、『論語』をはじめとする中国古典をひも解き、「君子」になるための心構えを論じた一冊。

土井は以前から、「団塊ジュニアが30代半ばになったら中国古典ブームが来る」と言っていますが、本書はそのきっかけとなりそうな一冊です。

昨年までのビジネス書のキーワードは、「無責任」「自分だけ」だったと思いますが、今年は、チェ・ゲバラの映画も予定されており、「世のため、人のために体を張る」人間が支持されそうです。

同様のことを、本書の著者、北尾さんも述べています。

「個人的な生き方を追求する人を、孔子は「小人」と呼びました。そうした小人が増えるだけ、社会の秩序は乱れ、人と人の交わりは希薄になっていきます」「その反対に、自分の才能を他の人々のために尽くすことのできる者はそれだけ人物が大きいことになりますから、これを小人に対して君子と言うのです」

では、われわれはいかにして君子になれるのか。

本書には、まさにその心構えが書かれているのです。

君子が持つべき「三畏(=3つの畏れ)」、判断の規矩となる「信」「義」「仁」、孔子が教えた「文」「行」「忠」「信」…。

本書は、読者が偉人たちの教えを学び、自己を修養するための、絶好の教科書だと思います。

著者も自覚しているように、古めかしいタイトルではありますが、リーダーになる人は、ぜひ読んでおきたい一冊です。

ぜひ買って、何度も熟読することをおすすめします。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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徳行の優れた君子という者は、その獨を慎み、誰も見ていない所であっても、人道に外れたことはしないものだ

「君子に三畏あり。天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言を畏る。小人は、天命を知らずして畏れず、大人に狎れ、聖人の言を侮る」(『論語』季氏第十六)

「人間は自得から出発しなければいけない。人間いろんなものを失うが、何が一番失いやすいかというと自己である。根本的・本質的にいえば人間はまず自己を得なければいけない。人間はまず根本的に自ら自己を徹見する、把握する。此れがあらゆる哲学、宗教、徳の根本問題である」(安岡正篤)

◆判断の規矩となる「信」「義」「仁」
「信」:約束を決して破らないこと
「義」:正しいことを行うこと
「仁」:相手の立場になって物事を考えること

「子曰く、故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし」(為政第二)

◆孔子は文、行、忠、信という四つのことを教えた
「文」:『詩経』や『書経』を通して、さまざまな表現力を身につけること
「行」:人の道の実践
「忠」:真心を尽くすということ
「信」:偽りのないこと

志は野心とは違って、世のため人のために何かを行うものです。それは別に大きなことではなくてもいいのです。世のため人のために行うものであれば、人の肉体が亡びても、その志を受け継ぐ次の世代が必ず出てきます。ところが野心はそうではありません。たとえば金持ちになりたいとか、権力を握りたいといったものは自分の私利私欲から発するものです。こういうものは、自分の肉体が亡びたらそこで終わってしまいます

◆「仁」には「忠」と「恕」の両面がある
「忠」:自分自身を欺かず、全力投球し、忠実に努める
「恕」:相手を許す寛大な心

「利を見ては義を思う」(『論語』憲問第十四)ようでなくてはいけないのです。人は利に迷いがちですが、利に当面した場合、踏みとどまって、その利が義にかなったものであるかどうか、よく考えてみることが大切です

書物を深く読み、私淑する人を発見することが重要

「子曰く、徳は孤ならず、必ず隣あり」(『論語』里仁第四)徳のある人は、必ず周りに同じように徳の高い人が集まってくる。だから、決して孤独になることがない

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『君子を目指せ小人になるな』致知出版社 北尾吉孝・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884748301
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◆目次◆

プロローグ
第一章 私にとっての中国古典
第二章 君子と小人
第三章 君子に備わる五つの徳
第四章 君子の条件
第五章 天命を知る
あとがき

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『谷川俊太郎の問う言葉答える言葉』谷川俊太郎・著


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【谷川俊太郎の言葉から生き方を学ぶ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781600484

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本日の一冊は、詩人、谷川俊太郎さんの言葉のなかから、人生に役立つ優れたものを厳選し、「自分」「生きる」「こころとからだ」「愛」「暮らし」「死」などをテーマにまとめたもの。

BBMで選ぶ本としては異色の一冊ですが、今年はすべての日本人が生き方を問われる年、ということで、そのヒントとなる本をビジネス書以外からもセレクトして行こうと思います。

生き方本として本書を選んだ理由は、死を意識することで、より良く生きようとする著者の姿勢が伝わってくるから。

昨年までの日本では、あたかも死がこの世に存在しないかのような刹那主義がはびこりましたが、われわれは「刹那」の本当の意味(=極めて短い時間を大切に生きよ)をかみしめて生きるべきだと思います。

その点、著者の言葉は、生と死、うそとほんと、孤独と連帯といった物事の陰陽に目を向けており、生き方を深く考えさせられます。

さびしいことは孤独ではない、いちばん先に腐るのはいちばん生き生きしてるもの、どんなおおきなおともしずけさのなかでなりひびく…。

物事の二面性を見ることで、生きることに味わいが出てくる。

物質的な豊かさをいったん離れ、精神の豊かさとは何かを考える。その一助となる一冊ではないでしょうか。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分というものがいつかは消滅すると分っているから、生きることに一所懸命になれるのかもしれない。

生きることの無意味を受け入れること、その無意味を楽しみ味わうこと、苦しみ耐えること、苦しみ耐えることをも味わうこと、そう思えたら、そこに思いがけぬやさしさや愛が生まれるんじゃないか。

万有引力とはひき合う孤独の力である

どんなに他人のためを思っても、それが結局自分のためであるということを承知の上で、自分を超えたものに自分を働かせてゆきたいと考えている

歌うということは、究極において信ずるということとどうしても切り離すことは出来ない。どんなに小さな部分でもいい、われわれは自らの中の信ずる部分から始めねばならぬ。

さびしいと感じる時、ぼくは孤独ではありません。ぼくはその時他の存在を予感し、さびしいと感じることでかえってそれらとむすばれているのです。

いちばん先に腐るのは
いちばん生き生きしてるもの
いちばんあとまで残るのは
とっくの昔に死んでいるもの

自分の内部で、ひとりでつくることの出来る幸福があり、それとは別に――とはいうもののもちろんそれと切り離しては考えられぬことだが――自分と他人とが、協力しあってつくってゆかねばならぬ幸福があると私は思う。

うそはほんととよくまざる ほんとはうそとよくまざるうそとほんとは化合物

我々の精神なるものも無臭ではあり得ない。肉体と同じくそれは個々の匂いをもっているはずだ。

青年は人間である必要はないのだ。彼は自分の夢を喰って生きるくらいの非人間的な強さをもっていなければならぬ。

人はひとりで死ぬ。が、死のその瞬間まで人は人と力をあわせることができる。

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『谷川俊太郎の問う言葉答える言葉』イースト・プレス 谷川俊太郎・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781600484
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◆目次◆

自分
生きる
こころとからだ

青春
暮らし
年をとる

子ども
詩と言葉

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『SEM成功の法則』泉浩人・著


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【元オーバーチュア取締役が明かすノウハウ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881666649

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本日の一冊は、オーバーチュアの取締役を経て、現在はSEMに特化したコンサルティング型代理店を経営する著者が、Yahoo!、Googleの検索連動型広告で成功する法則を説いた一冊。

2007年に行われたオーバーチュアの広告プラットフォームの大幅改変に伴い、SEMの管理がおざなりになっている、あるいはやめてしまった、という人は結構いると推察しますが、本書は、そんな人が最新トレンドをキャッチアップし、再度集客に役立てるのに有効な一冊です。

本書によると、この改変に伴う最大の変化は、広告掲載順位の決定にあたり、オークション方式を改め、クリック単価だけでなく、広告の品質、中でもクリック率を重視するようになった点です。

これにより検索エンジン側の収入も増えますが、広告クライアントとしても、内容やコピーなど、より本質的な部分で競争できるようになったと言えそうです。

ただ、こうなると、従来型の、上位表示された/されないではなく、新たな管理方法と評価基準が必要になったのは事実。

著者はそれをROIに求め、具体的にリターンと投資をどうやって管理するか、具体的な方法を述べています。

クリック率を高めるための原則やキーワードの作り方など、ダイレクトなノウハウもありますが、もっとも参考になったのは、2通りの「何を売りたいか」×2通りの「だれに売りたいか」×7通りの「どのように売りたいか」、28通りのコピーのパターンが作れるというフレームワーク。

これを活用すれば、広告文で行き詰った時でも、一定のクオリティで訴求力のあるコピーが書けそうです。

インターネットでの集客力を高めたい方に、『ザ・コピーライティング』と併せておすすめしたい一冊です。

※参考:『ザ・コピーライティング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881666649/

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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検索連動型広告を使って効果的に集客を実現するためには、検索キーワードに隠された検索ユーザーの「意思」や「意図」を読み取ることが非常に大切

広告がクリックされ、最終的には商品やサービスなどの購入・申し込みにつながるためには、掲載順位もさることながら、検索ユーザーからみて、広告や、広告のリンク先に指定されているサイトのコンテンツが、検索キーワードに充分な関連性を持っている、ということが非常に大切

◆獲得した顧客から得られるリターンを最大化するための方策
第1条:1回あたりにできるだけ多くの買い物をしてもらうこと
第2条:1度だけでなく、何度も買い物をしてもらうこと
第3条:どうせ買うならなるべく利益率の高い商品を買ってもらうこと

どのような場合に部分一致が適用されて、広告が掲載されるのかは、オーバーチュアやグーグルによって、かなり恣意的に決定されてしまう

「海外旅行」という入札キーワードに対し、「旅行 海外」という逆の語順で検索された場合、部分一致の適用対象ではありますが、だからといって、部分一致を選択しておけば、逆の語順で検索されても、必ず広告が表示されるというわけではありません。もし、「海外旅行」というキーワードから、多くのコンバージョンが生まれているような場合には、「旅行 海外」という逆順のキーワードにも入札しておくことをお薦めします

◆キーワードのバリエーションの増やし方
1.類義語を調べる
2.言葉のゆれに着目する
3.関連語句の調査

広告文をクリックすると、「何が叶うのか」あるいは「何は叶わないのか」を検索ユーザーに明確かつ簡潔に伝えることが非常に大切

◆クリック率を高める基本4ヶ条
第1条「キーワードはできるだけ文中に!それもできるだけ前に!」
第2条「広告グループは最適化の単位」
第3条「常に競合相手のタイトル&説明文を意識する」
第4条「作成したタイトル&説明文は定期的に見直す」

◆表現・演出に使える7つのパターン ※一部紹介
1.「希少」であることを強調する
3.「横並び」意識に訴える
5.「激安」であることを強調する
7.「権威」付けをして信用度を高める

獲得コストを下げようとして、クリック単価を引き下げると、広告が掲載されなくなったり、掲載順位が大幅に下がったりして、獲得できるクリックの数も減少する

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『SEM成功の法則』ソーテック社 泉浩人・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881666649
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◆目次◆

プロローグ 検索エンジンを使って見込み客を連れてくる
PART1 すべてはROI最大化のために? SEM2.0の時代へ
PART2 検索連動型広告の本当の仕組みを正しく理解する
PART3 ROIで広告効果を可視化する
PART4 キーワードの「ポートフォリオ」でリスクとリターンを最適化する
PART5 ROIを最大化するための実践的攻略法
PART6 最適化のセオリーを正しく理解する
PART7 コンテンツ連動型広告におけるROI管理
PART8 モバイルSEMとの付き合い方
PART9 広告の管理・運用で失敗しないために――正しい委託先の選び方

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『予想どおりに不合理』ダン・アリエリー・著


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【全米No.1人気の行動経済学読み物】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089792

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今日は、仕事初めということで、朝からスタッフと一緒に近所の氷川神社に初詣に行ってきました。

その帰り道に、スタッフの山本が、年末の掃除の話をしており、どうやら聞くところによると、クイックルワイパーの高級なやつ(とはいっても500円もしない)を買おうかどうか悩んで、思い切って買って使ったというのです。

ちなみに説明すると、山本はお歳暮にいただいたドンペリを何のためらいもなく飲み干す豪快な女性。そんな彼女が、500円もしないクイックルワイパーを買うかどうか悩むというのです。

これはつまり、人間が相対的に物を見ている証拠なのです。山田真哉さんが本で書いていたように、絶対金額でお金を管理する人などおらず、大抵の人は、相対の罠に陥り、その物差しで高い、安いを決めているのです。

本日の一冊は、そんな人間の不合理を明らかにし、それがビジネスや意思決定にどんな影響を与えているか、明らかにした一冊。

著者は、行動経済学研究の第一人者であり、デューク大学の教授、MITメディアラボの客員教授でもあるダン・アリエリー。

行動経済学の本自体は決して珍しいわけではありませんが、この本は読み物としてじつによくできた一冊です。

学生に対して行った実験の驚くべき結果、人間の不合理が巻き起こす悲喜劇、そしてそれをどう使えばわれわれは幸せになれるのか…。

もともといち学問分野の話題にすぎないものを、ここまで人間生活に関連づけて語る著者の才能には、舌を巻くばかりです。

著者いわく、「私たちは不合理なだけでなく、「予想どおりに不合理」だ。つまり、不合理性はいつも同じように起こり、何度も繰り返される」のです。

本書には、われわれ人間がついつい繰り返してしまう愚かな行動の実態と、その根本にある心理原則が示されています。

名著『影響力の武器』と並んで、使い方には十分注意して欲しい一冊。もちろん、ビジネスマンは「必読」です。

※参考:『影響力の武器』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414304164/

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人間は、ものごとを絶対的な基準で決めることはまずない(中略)ほかのものとの相対的な優劣に着目して、そこから価値を判断する

値の張るメイン料理をメニューに載せると、たとえそれを注文する人がいなくても、レストラン全体の収入が増えるということだ。なぜだろう? たいていの人は、メニューのなかでいちばん高い料理は注文しなくても、つぎに高い料理なら注文するからだ

通常の写真、同じ人の劣ったバージョン、別人の通常の写真を並べた用紙をわたすと、実験協力者たちは、別人の写真より、「通常の」写真の人――ひずんだ顔に似ているけれど、あきらかにそれより整った顔の人――がいいと答えた。接戦でもなんでもなく、七五パーセントの確率で通常の写真が選ばれたのだ

人は持てば持つほどいっそう欲しくなる。唯一の解決策は、相対性の連鎖を断つことだ

人に何かを欲しがらせるには、それが簡単には手にはいらないようにすればいい

重要なのは、ひとつの品物について出してもいい金額が決まると、同じカテゴリーのべつの品物にいくら出すかも、最初の価格(アンカー)との比較で判断されるということだ

じつは、値段ゼロは単なる価格ではない。ゼロは感情のホットボタン

配送料一フラン――破格の値段だ――はフランス人にほとんど無視されたが、無料!配送は熱狂的な反響を呼んだ

わたしたちはふたつの世界に住んでいる。一方は社会的交換の特徴をもち、もう一方は市場的交換の特徴をもつ。わたしたちは、この二種類の人間関係にそれぞれちがった規範を適用する

現金ではある程度のことしかできない。社会規範こそ長い目で見たときにちがいを生む力だ

一〇代の若者がひとりで運転しているときに事故にあう確率は、大人より四〇パーセント高い。ところが、車にもうひとり一〇代の若者が乗っていると、この値は二倍に跳ねあがる

自由を厳しく制限するのが先延ばしにいちばん効果がある

所有しているというだけで、持ち主にとってその物の価値は高くなる

わたしたちは、扉をあけておきたいという不合理な衝動を抱えている

試飲の前に酢のことを聞いた実験協力者に比べて、試飲のあとに聞いた人は、ビールに酢を加える決心をした人の数が二倍だった

二ドル五〇セントのときは、実験協力者のほぼ全員が薬による痛みの軽減を経験した。ところが、価格が一〇セントにさがると、痛みが軽減した人はたった半分になった

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『予想どおりに不合理』早川書房 ダン・アリエリー・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089792
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◆目次◆

はじめに
1章 相対性の真相
2章 需要と供給の誤謬
3章 ゼロコストのコスト
4章 社会規範のコスト
5章 性的興奮の影響
6章 先延ばしの問題と自制心
7章 高価な所有意識
8章 扉をあけておく
9章 予測の効果
10章 価格の力
11章 私たちの品性について その1
12章 私たちの品性について その2
13章 ビールと無料のランチ
謝 辞
共同研究者
訳者あとがき
参考文献
原 注

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『小宮一慶の実践!ビジネス思考力』小宮一慶・著


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【ビジネス実践力を鍛えるとっておきの訓練とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757305656

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本日の一冊は、昨年『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』をはじめ、数々のベストセラーを生んだ著者、小宮一慶さんによる注目の新刊。

※参考:『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596219/

内容的には、一昨年ベストセラーになった『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』と『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』を足して2で割ったような内容ですが、相変わらずの小宮節と、論理思考の基本が学べる、じつに興味深い一冊です。

※参考:『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595824/

本書の良いところは、ビジネスマンに必要な実践的な思考力を、具体例をもとにステップバイステップで理解できるということ。

仮にホンダの「アコード」が年間40万台売れているというニュースがあったとして、この数字がすごいのかすごくないのか、まず日本で1年間に販売された台数と比べて検証する。そこで531万台という数字が出てきたら、次にアメリカの数字を調べる。すると1600万台という数字が出てくるわけですが、そこで、日本とアメリカの人口の違いを調べる。すると、アメリカでは約18人に1台、日本では24人に1台の割合で自動車を所有することがわかる。さらにそこからなぜ一車種が大量に売れることがそんなにすごいことなのか(=WHY)を考える…。

ここまでやれば、1.WHAT(事実)を正確に捉え、2.「仮説検証」し、3.WHY(本質)を見つけ出すことができる。さらに、頭の中の「引き出し」を関連付けるという手段によって、4.「ひらめき」を生み出す技術も紹介しています。

原理原則に関する本や思考ツールに関する本は山ほど読んだが、いま一つ実践に自信が持てない、という人は、本書を読んで、ぜひ実践的なビジネス思考力を養ってみてください。

なお、小宮さんの生声を聴きながら、ビジネス思考力を鍛えたい、という方は、弊社のセミナーCD『「数字力」を鍛えて自分価値を10倍アップする方法』も併せて聴いてみてください。

※参考:『「数字力」を鍛えて自分価値を10倍アップする方法』

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私たちビジネスマンが最終的に求められているのは、具体的な「実践」なのです。知識やフレームワークは、あくまでも実践のための「手段」にすぎません

「良い仕事」という結果を出す「良い思考力」とは、私たちの頭の中にある「引き出し」の中身の量と質を充実させ、整理・整頓することで「論理的思考力」を高め、物事の本質を捉えること。そしてそれが「ひらめき」につながり、最終的には仕事や人生に活かすこと

頭の中の1「引き出し」の数や中身の量・質、2「引き出し」の整理・整頓、3「引き出し」を使った分析、そして4「引き出し」同士の関連付けが、思考力に大きく影響している

思考力を鍛えるためには、まず、身の回りの情報=現象を正確にキャッチしなければならない

重要なのは、ある現象を見たときに、関心を持って思考をスタートさせるかどうか。そして、それを調べたり、分析したりして「検証」しようと思うかどうかです

「ひらめき」というのは、ある「事実」が、「A」という「引き出し」にインプットされたときに、「X」という別の「引き出し」が開いて関連付けられること

見るポイントを持たないと、モノは正確には見えません

◆「関心」を持つための6つのヒント
1.責任を持つ 2.好きなことを作る 3.目標をかかげる 4.アウトプットすること 5.ヒントを得る 6.先に少し知っておく

定義があいまいな言葉はすぐに調べる、数字の裏付けをとるという習慣があれば、「引き出し」の中身の精度が上がる

スープにたとえれば、ひとすくいだけスープを飲んだら全体の味が分かりますよね。問題は、そのひとすくいで味を見極められるかどうかなのです。そのためには、ときどきマクロな数字を見て、自分の「舌」の感覚が正しいのかどうか確かめる必要があるわけです

「能動的」も良いことなのですが、どうしても、自分の興味のあることだけに意識がいってしまいがちです

思考力を深めていくためのキーワードは、「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」です

「価値観」がなければ、良いアウトプットはできない

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『小宮一慶の実践!ビジネス思考力』インデックス・コミュニケーションズ 小宮一慶・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757305656
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◆目次◆

はじめに
STEP 0 「ビジネス思考力」を実践する!
STEP 1 「現象」を正確に捉える!
STEP 2 「仮説検証」する!
STEP 3 「本質」をつかむ!
STEP 4 「ひらめき」を生み出す!
エピローグ ビジネスで成功するための「良い思考力」

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『榊原式スピード思考力』榊原英資・著


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【「スピード思考」を身につける】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344016041

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本日の一冊は、かつて「ミスター円」と呼ばれ、国際金融の舞台で活躍した著者が、不透明な時代に求められる「スピード思考」の磨き方を説いた啓発書。

ソクラテスの説いた「無知の知」に始まり、世間の常識を疑うこと、少数派になることの大切さ、異分野に学ぶことなど、これからの時代に大切な考え方を説いています。

同じ版元から出された『竹中式マトリックス勉強法』と比べると、やや著者の体験に乏しい感はありますが、それでも心構えとして見れば、学ぶところが多い一冊です。

※参考:『竹中式マトリックス勉強法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344015681/

なかでも参考になると思うのは、ディベートの勧めと、小学生相手に話すトレーニング。

これは、ビジネスパーソンはもちろんですが、著者になる人や人前で話す人には、とくに役立つ訓練かと思います。

ほかにも、人の話を聞いている時にメモはとらないなど、ユニークな主張が頻発。

やや読後感はライトで、物足りない感もありますが、情報洪水のなかで自分を見失わないために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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退却は戦いに敗けないため、そしていずれ勝つための必須条件

やわらかい頭をもって「スピード思考」ができる「君子」は「豹変」することができる

「考える力」の土台になる能力として、最も重要なのは「自分はわかっていない」という事実を認識できること

”専門用語”というものは、曖昧なことをごまかして説明するために使われることが多いもの。だから、わからなければ、遠慮せずにどんどん質問するべきです

カギになるのは、”誰の言っていることなら信じられるのか”という、情報の信憑性についての情報

”疑う”という思考をもっていないと、いつまでも自分の無知に気づけない

問題は、「違うから理解し合えない」ではなく、違いを捨て去った上で、常識にとらわれず、白紙の頭で同じステージに立つこと

本当に能力のある人は、やはり進んで少数派になることができる

学問やビジネスの世界でのイノベーションというのは、いままでなかった異質なものと遭遇し、それによって「常識」や「絶対的な真理」を覆すこと

君子というのは、常に自分が間違う可能性があるということをわかっている人のこと

嫌いな相手を用いたほうが、仕事はうまくいく

一日の終わりに日記なりノートなりというものを書く

自分と異分野の人であるとか、違う価値観をもった人の話を積極的に聞いてみる

混乱した時代ほど、個人の力が大きくクローズアップされる

「考える力」や創造力の土台には、”知識の詰め込み”がある

どんな成功も、実は失敗の延長に存在している

セミナーなどでも、まず重要なのは聞いて、考えるということです。メモというのは、その合間にやればいいこと

私たちはもっと”日本人である特殊性”に磨きをかけていかねばならない
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『榊原式スピード思考力』幻冬舎 榊原英資・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344016041
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◆目次◆

まえがき
第1章 疑うことの大切さ
第2章 知識が感性を磨く
第3章 脳を活かす暗記と復習
第4章 頭をやわらかくする方法

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『幹部に年収1000万円を払う会社になろう』北見昌朗・著


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【目指せ年収1000万円!払う会社】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569705979

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昨年末から引き続き、日本経済は悲観ムードですが、こんな時こそ経営者と社員が一丸となって協力する姿勢が大切。

社員に「うちの会社は大丈夫か?」と疑われないためにも、賃金・人事制度の確立は重要と思われます。

そんななか注目したいのは、本日ご紹介する一冊、『幹部に年収1000万円を払う会社になろう』。

オーナー企業を対象にした賃金・人事コンサルタント業務を展開する北見式賃金研究所の所長、北見昌朗さんによる一冊です。

著者いわく、「どうも官公庁が行う賃金統計には意図がある」。

その意図というのは、「自分たちの給与を引き上げる根拠にしたい」ということらしく、それゆえに「官公庁が出している給与の統計は、常に実態よりも高くなる傾向がある」のだそうです。

そこで、自ら全国の賃金調査に打って出たのがこの北見さん。本書には、彼が全国50人の社労士と組んで集めた生の給与データと、それを分析してわかった中小企業の給与の相場が書かれています。

後半部分には、著者が提案する給与制度についても細かく書かれており、自社の昇進・昇給のしくみを考える上で有用です。

「人材競争力」を高めるためにも、中小企業経営者はぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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社員にしてみれば、会社はお金をもらうために来ているところです。だからこそ、重要なのは「何をしたら評価されるのか」という点を明確にしてあげることです

1000万円とは、社員の中から上り詰めた”1%の人材”だけが手にすることができるもの

「役員に1000万円払えること」が”良い会社”の条件

給与は相場で、賞与は業績で決まる

◆所定内給与の相場
一般男性社員の額 首都圏版 30歳26万円 50歳33万円
一般女性社員の額 首都圏版 30歳23万円 50歳22万円

◆年間賞与の相場
管理職 首都圏版 50歳165万円
一般男性社員 首都圏版 30歳80万円 50歳89万円
一般女性社員 首都圏版 30歳70万円 50歳75万円

役に立たない代表としてあげたいのは、経済団体が出している「モデル賃金」です(中略)「モデル賃金」とは、日本語でいうと「標準者の賃金」です。この「標準者」というのは「新卒で入社して、標準的に昇進昇級して幹部に上り詰めた人」という意味です。いってみれば、順調に出世したサラリーマンの給与だったのです

◆平成18年度版 国税庁「民間給与実態統計調査」
男女合計 平均年齢44.2歳 平均勤続年数11.6年 平均年収約435万円

中小企業は「年功」の良さを残しながら「実力主義」を徹底しよう

◆「新・年功主義」の給与制度の考え方
・30歳までは定期昇給が必要
・30歳を過ぎたら実力主義が必要
・40歳を過ぎたら「人財」と「人材」を明確に区分することが必要
・50歳を過ぎたら、基本的に昇給は必要ない
・60歳を過ぎたら「年金併用型給与」も必要

◆北見式賃金研究所からの3つの提案
1.「30歳で30万円の給与を払う会社になろう」
2.「50歳・課長で年収700万円を払う会社になろう」
3.「従業員役員に年俸1000万円を払う会社になろう」

社員に対して目標を掲げる時は「社員1人当たりの粗利益」を使うのがよい

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『幹部に年収1000万円を払う会社になろう』PHP研究所 北見昌朗・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569705979
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◆目次◆

序文 中小企業のための賃金統計を創りたい
第1部 中小企業の給与の相場はどのくらいなのか?
第2部 中小企業のための給与制度
後書き 「ズバリ!実在賃金」は経営者としての口惜しい体験から生まれた

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