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『確実に販売につなげる驚きのレスポンス広告作成術』 岩本俊幸・著 vol.2242


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【反応がとれる広告とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/449558961X
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本日の一冊は、東京都内で広告制作会社を経営する著者が、レスポンス広告の実務について述べた、マーケティング本。

カイロプラクティックや美容室、エステティックサロン、学習塾、生花店、書道教室、だしの広告など、さまざまな広告の実例を比べながら、それぞれどれくらいの反響があったのか学べる、実践的な一冊です。

本書によると、「そもそも人間は、文字を認識するまでに2秒かかる」そうで、パラパラめくった時には、0.3?0.5秒で視認できるビジュアルしか伝わらない。

だからこそ、「広告の反応は、ビジュアル面に大きく影響される」というのが本書の主張です。

同じ事例を繰り返し使っていて、やや事例が少ない印象があるのと、クロージングに関する記述が少ないのが気になるところですが、アイキャッチやお客様の不安解消について重点的に述べている点は、好感が持てます。

また、後半の「詳しく、わかりやすく伝えるための工夫」や、「圧倒的な証拠を見せる」の部分は、実例と照らし合わせて自社の広告、ホームページを見直せば、きっと改善点が見つかるはず。

レスポンス広告のフレームワークがうまくまとめられているため、初心者にとってはじつに親切な内容に仕上がっていると思います。

日々のマーケティングのヒントとして、またホームページやチラシ改善のきっかけとして、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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広告の反応は、ビジュアル面に大きく影響される

そもそも人間は、文字を認識するまでに2秒かかると言われている。つまり、たいていの人はチラシの文字を認識する前に次のチラシをめくってしまっているのである。その点、ビジュアルは0.3?0.5秒で無意識のうちに脳が認識している。以上のことから、一瞬で目を引くビジュアルを考えなければ、ある程度の効果は期待できない

◆新規集客に必要な販売促進の要素
媒体×タイミング×オファー×表現の工夫

大量のチラシの中から、主婦が目的を持って探したり、無意識でパラパラとめくるのが週末

◆オファーの3種類
「取引条件」「購入促進要因」「顧客の安心要素」

オファーの良し悪しを左右するのは、売る商品と関連しているか、期間を決めているかである

◆右脳型広告
ターゲット特性:女性中心
取り扱い商品の傾向:日用・実用品、低額品

◆左脳型広告
ターゲット特性:男性中心
取り扱い商品の傾向:こだわりの商品、趣味嗜好型商品、無形商品、高額品

広告における最良のメッセージは、ターゲットに「約束」するということ

◆詳しく、わかりやすく伝えるための工夫 ※一部紹介
1.他社にはない商品の利点
3.原材料、産地の詳しい説明
4.こだわりのポイントを数字で
5.季節商品、限定商品をアピール
8.選択肢で選びやすく(「松」「竹」「梅」方式)
9.人気ランキング

『婚約指輪は給料の3カ月分』このメッセージを聞かれた方は多いと思う。デビアスがなぜ3カ月としたか、それは日本人に伝わりやすいように当時の日本の習慣、結納金の額からとったものだ。デビアスはこのメッセージを広げるため、さまざまな手段をとった。そして数年後、郷ひろみが二谷友里恵と婚約発表した時、エンゲージリングの値段を記者に聞かれて、『給料の3カ月分かなー』と照れながら答えたことから一般に広まり、『婚約指輪は給料の3カ月分』が一般常識として定着していった

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『確実に販売につなげる驚きのレスポンス広告作成術』岩本俊幸・著 同文舘出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/449558961X

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◆目次◆

第1章 いったいどの広告の反応がよかったのか?
第2章 そもそも「レスポンス広告」って何のこと?
第3章 「レスポンス広告」を手掛ける前に知っておきたいこと
第4章 イメージ広告は悪か?
第5章 ターゲットの心理を読みきる設計とは?
第6章 アイキャッチはどのような手順で考えるのか?
第7章 あらゆる要素に影響を受ける「レスポンス広告」

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『優柔不断は“得”である』竹内一郎・著 vol.2241


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【『人は見た目が9割』著者による人生論】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594062628
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本日の一冊は、100万部超ベストセラー『人は見た目が9割』の著者、竹内一郎さんによる人生論。

※参考:『人は見た目が9割』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101378

20代で起業家取材、40歳までワーキングプアを経験しながらも、マンガ原作『哲也 雀聖と呼ばれた男』が大ヒット、さらには『人は見た目が9割』で100万部を実現した著者が、どんな信念を持ち、どんな苦労を経て成功するにいたったのか。

貧乏や屈辱に耐え、仕事を選ばずに働き続けた著者が得た、人生成功のための4つのノウハウとは何か。

著者が取材してきた有名経営者や、芸能人などの話も交えながら、詳しく語られています。

著者の生き方をひと言で表現すると、「しなやか」。

「一度決めたら決して曲げない」融通の利かない生き方ではなく、竹のようなしなやかさを持った生き方が提唱されています。

いわく、「優柔不断な態度はえてしてネガティブに捉えられがちですが、人は一度決めつけると、考えることをやめてしまいがちです。次の変化に対応できなくなってしまいます」。

それでも人は、人生に指針を求める生き物。

そこで著者は、「損益分岐点」「のりしろ」などの概念を用いて、われわれがどう人生の決断を下して行けばいいか、参考となる考え方を示しています。

リーダーを目指す人の本ではありませんが、こういう生き方本があってもいいのかな? と思える本。

人によって好き嫌いはあるかもしれませんが、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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1.人生は意思決定の連続である。その際に「損」と「得」をきち
んと天秤にかける
2.この世は予測不可能なことが起こる。加えて人は絶対に自信の
ある“読み”を外すことも多い。そういう状況に対応できるよ
う、“のりしろ”をつくっておく
3.チャンスには“とりあえず乗る”。だが、「利がない」と思っ
たら、傷口を大きくする前に、思い切りよく撤収する
4.人は自分でも気づかない可能性を持っている。だが、“身の丈
以上の成果”は長くは続かない

優柔不断な態度はえてしてネガティブに捉えられがちですが、人は一度決めつけると、考えることをやめてしまいがちです。次の変化に対応できなくなってしまいます

製造や販売のコストなど「変動費」は比較的わかりやすいのですが、オフィスの家賃やパソコン、プリンタなど備品への設備投資、役員報酬や総務・経理など間接部門も含めた社員の給料、福利厚生費などなど「固定費」が社員当たりどのくらいか、把握している方はほとんどいないと思います

「損益分岐点」が見えている人が成功する

人間にはそれぞれに生き方がありますが、大衆居酒屋タイプ、高級料亭タイプという人生を選択しているような気がします

彼ら(バイプレイヤー)の出演料は主役クラスには及ばないでしょうが、途切れなく仕事が来ます

私は演劇生活が長い人間です。主役タイプと脇役タイプを分けて考えるクセを持っています。それが当然だと思っています。しかし、この事情に無頓着な人が多いように感じます

生まれ育った環境と、20代で打ち込んだ仕事は、その人のフォーム形成に大きく影響している

「人の“読み”はめったに当たらない」というのが、人生を生きるうえでの大前提です。絶対的に自信のある“読み”を外すことも多いのです。だから、「“読み”を外しても外しても、土俵を割らない、人生を降りない」という基本が、自分のフォームに組み込まれていることが肝要です

社会にかかわっていないと、人間は荒んでいくもの

10年後に得られる成果もある

一つの顔に決めることはない

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『優柔不断は“得”である』竹内一郎・著 扶桑社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594062628

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◆目次◆

第1章 「人生の損益分岐点」を考えてみる
第2章 自分に合った「フォーム」を見つける
第3章 意思決定の局面は焦るべからず
第4章 先延ばしのすすめ―私の「人生の損益分岐点」
第5章 決めつけない生き方

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『小さなお店のツイッター繁盛論』中村仁・著 vol.2240


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【ツイッターで稼ぐリアル店舗の秘密】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534047266
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本日の一冊は、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンを経て、日本アイ・ビー・エムとロータスのマーケティングを担当、その後、独立して飲食店経営を手掛けるという異色の経歴を持つ著者が、飲食店のためのツイッターマーケティングを指南した一冊。

つぶやきだけで月300万円を売り上げるという、豚肉料理専門店「豚組」のマーケティングノウハウを、お客様との会話も含めて、詳しく説明しています。

現状、飲食店は「ぐるなび」などのクーポンを活用し、新規客を集めていますが、著者はこれに対し、「クーポンの仕組みは、お店に何かサービスしてもらうことを当然とする考え方を生み、ひいては、飲食店の価値を金銭的な尺度に置き換えて測る風潮につながった」と指摘。

飲食店本来の価値である食事や飲み物、接客、雰囲気に立ち返り、かつコミュニティの要素を加えることを提唱しています。

参考になったのは、ツイッターのアカウントを「公式」と「勝手口」に分け、「勝手口」では常連接客をしたり、融通を効かせたりするということ。

人間心理をふまえ、あくまでお客様との絆づくりに徹する姿勢に、飲食店本来のあるべき姿を見た気がします。

ただひとつだけ弱点を挙げるとすれば、本書を読んだ後、「豚組」に行きたくなってしまうということ(笑)。

ホームページでチェックするとなかなかいいお店のようなんですよね。

太らない豚料理があるなら、ぜひ遊びに行きたいと思います。

飲食店経営をされている方、リアル店舗を経営されている方は、書籍もぜひ、お楽しみください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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お店の電話が鳴るのと同じように、社長である私のiPhoneに、ひっきりなしにメッセージが届くのだ。お客様からの予約である。しかも、そのメッセージは、メールではなくツイッター。「@hitoshiさん、今度の土曜日に豚組しゃぶ庵に20名くらいで行きたいんですが、まだ人数が確定してないんです。どうしたらいいですか?」

クーポンの仕組みは、お店に何かサービスしてもらうことを当然とする考え方を生み、ひいては、飲食店の価値を金銭的な尺度に置き換えて測る風潮につながった。レビューや採点の仕組みは、飲食店を育てるのではなく評価するというスタイルを生み出し、ネットはその脅威のスピードで、飲食店を片っ端から「消費」するようになった

ツイッターは、飲食店が初めて手にする「真の双方向メディア」だ

ビジネスで大事なのは「常連さん」を育てること

自分がそのお店、ひいてはお店のオーナーやスタッフの考え方や哲学に対して共感できるかどうか。それこそがお客様が中小個人店の常連さんになるかどうかのカギなのである

豚組にツイッター経由でご来店された方の再来店率は、現時点で何と50%を超えている

飲食店にとって商品とは何か。普通に思いつくのはお食事、お飲み物、接客、そして雰囲気くらいだろうか。もちろん、それがなければ飲食店はそもそも成立しない。しかし、私はそこにもう1つの大切な要素を入れたい。「コミュニティ」である

勝手口的なアプローチはツイッターで極めてパワフルだ

@hitoshiで私が受けた予約は、@butagumiで受けるよりもわがままが通ることが多いし、お店に行けば私が挨拶に顔を出すこともある。社長が席まで挨拶に来る、というのも、お客様にとっては決して気分の悪いことではないはずだ

軟式アカウントにはプレミアム感や特別感の問題もある。あまりにフレンドリーで親しいと、そのブランドに対する親近感は高まっても、「あこがれ」や「特別感」は薄れてしまいかねない

ツイ割とは「ツイッター割引」の略称だ。ツイッターでは、ツイ割専用のハッシュタグ#twiwariもある

口コミとは結局、「自分で自分のことをすごいと言わず、他人に自分のことを言ってもらう」ことに尽きる

RTが「宣伝」を「お勧め」に変える

大切なのが「No List」。ツイッターでは何を書いてもよいが、これだけはやってはいけない、ということを決めてリスト化するのだ

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『小さなお店のツイッター繁盛論』中村仁・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534047266

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◆目次◆

第1章 飲食店に大切な「つながり」をもたらすツイッター
第2章 お客様との距離を縮める「勝手口マーケティング」
第3章 リアルとネット、人と人をつなぐツイッター
第4章 「豚組なう」や「サプライズ」で口コミを生む
第5章 「店舗力」をアップするツイッターの使い方
第6章 お店のツイッター運用体制を整える
第7章 誰をフォローし、つぶやきとどう付き合うのか?
第8章 「豚組」流 ツイッターで成功するコツと心得

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『お金に好かれる人嫌われる人』和仁達也・著 vol.2239


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【あと年収100万円アップさせるには?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062162970
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本日の一冊は、ベストセラー『世界一受けたいお金の授業』の著者、和仁達也さんによる、待望のビジネス実践編。

※参考:『世界一受けたいお金の授業』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923135

一生懸命働いているけれど、なぜか上司に認めてもらえない、よかれと思ってやったことがかえって上司を怒らせてしまう、という人に、一つ上の目線を提供してくれる、注目の一冊です。

前著でも登場したお金のブロックパズルをもとに、どんなアイデアが会社の利益を伸ばすか、どんなアクションが上司の評価につながるか、具体例を挙げながら詳しく説明しています。

普段、上司に文句ばかり言っている人、社長の給料がなぜ高いのか説明できない人は、基本的に経営がわかっていない人。

本書を読めば、その理由が根本からわかり、明日からの行動が変わるに違いありません。

社長の給料が高い5つの理由、これから給料が上がる人の4つの条件、知りたい方はぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ホテルにしても、部屋を空室にしておくよりは、極論を言えばタダでもお客が来たほうがいい

昼間に診療をしている歯医者さんと、夕方以降に営業している学習塾が、お互いの駐車場を共有する

今までとは違う切り口で「利益」を生み出すことができると、あなたは会社にとって“手放せない!”人材になります

◆各業界の粗利率
1.卸売業:10?25%
2.小売業:25?40%
3.製造業・建設業:40?60%
4.飲食業:65?75%
5.サービス業:75?90%

売上は、「客単価×客数×来店頻度」の掛け算。客単価が上がっても、客数と来店頻度が下がって売上がダウンすることもある

価値は「人」が決めるもの。「お金」はそのモノサシである

自前(自社)でつくっているものをプレゼントすることで、広告宣
伝効果が期待できるサービスを考えてみる

お金を「時間」の軸を使って話すと、説得力が大きく増していきます

(貯金のある)Aさんは、一見、堅実な性格で安定感があるようにも見えますが、見方によっては、20代に自分を成長させる肥やしになる体験をしてこなかった「つまらない男」とも見えてしまいます

「いい企画者というのは、ケチじゃダメなんです。計算が先にたったら、いいアイデアはでません。気前よく、どんどん周りが喜んで
くれるようにすることが大事です。そして、それはめぐりめぐって、いつか返ってくるのです」(堀貞一郎氏)

「1アクション3ゴール」、つまり1つのアクションに3つ以上のゴールを設定しようという習慣です。これはパフォーマンスを引き
上げ、お金と時間のモトがとれる、シンプルで効果の高い習慣です

会社や部署といった「一つ上」の目線から自分の立ち位置を見て、自分ならではの役割をもって動ける人は、クビになることはありません。重用されます

同僚に仕事のやり方を教え、進化させていく人の給料が、上がっていく世の中になった

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『お金に好かれる人嫌われる人』和仁達也・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448410220X

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◆目次◆

1限目 お金のカラクリ
2限目 「10年単位」で考える人は、お金に好かれる
3限目 お金を次々と引き寄せる「時間」の使い方
4限目 押そう! お金持ちスイッチ!
5限目 まずは、年収を1.5倍にしてみよう

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『断らない人は、なぜか仕事がうまくいく』田中和彦・著 vol.2238


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【仕事がうまく行く人の鉄則とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198629994
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名古屋、大阪の出張から戻ってきました。

出張中に驚いたのは、大阪のセミナー参加者の3分の2くらいが、「最強の自分マーケティング」初参加だったということ。

別行動で書店まわりをしていた副社長の古屋に聴いたところ、最近はまた自己啓発書の売れ行きが戻ってきているということ。

これは予想ですが、おそらく20代の若いビジネスマンが、自分を高めようと、ビジネス書を読み始めているのだと思います。

ということで、本日ご紹介するのは、若いビジネスマンにおすすめのビジネス自己啓発書。

昔、「週刊ビーイング」「就職ジャーナル」などの編集長を歴任した著者が、『断らない人は、なぜか仕事がうまくいく』というタイトルで、仕事の極意をまとめています。

そういえば、土井も昔、師匠に「仕事は断るな」と厳しく言われた記憶がありますが、この教えは、後になって随分と効いた記憶があります。

今回の出張セミナーでもお話しましたが、選り好みしているうちは、成長は望めない。

本書にも書かれているように、<「断らない」ことには、人生を劇的に変える力がある>のです。

著者自身のエピソードはもちろんですが、著名人の若い頃のエピソードなども交えながら紹介されているので、読んでいて説得力があります。

20代、30代のキャリア読本として、おすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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向いている仕事は、実は「他人」が知っている

人は誰でも、その人にとっての「はじめて」があるから、成長する

偉大な選手の才能の発掘には、必ず目利きといわれる存在があります

人脈は、インプット型の仕事の中に眠っています

アウトプット型ばかりだと、才能は摩耗する

◆哀川翔さんの例
同郷の先輩である長渕剛さんから直々に出演依頼を受けたテレビドラマ『とんぼ』だけは、断ることができませんでした(中略)しかし、そのときの「とりあえず」のチンピラ役が、その後の哀川さんの人生を決定づけます

「断らない」ことは、「たまたま」と出合える世界とつながっていくということ

人材の価値は、需要と供給のバランスで決まる

「代替」の利かない存在になれば、心の自由が手に入る

20代のときの貯金が、30代以降の成否のカギを握り、30代のときの投資が、40代以降の豊かさを保証する

仕事の報酬は仕事

働く気が起きないなら、人から喜ばれることをやりなさい

「働きに見合う報酬のない仕事はしない」とか、「そもそも見返りのない仕事はしない」という人がいますが、その発想だけだと、「相手に喜ばれる」という喜びを失ってしまいます

予定調和の人生に、面白みはない

不景気でも仕事に困っていないのは、「断らない」人

肩書(キャリア)も、3つあると折れることはない

プロフィールをまとめておくということは、自身のキャリアと向き合う一番効果的な方法

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『断らない人は、なぜか仕事がうまくいく』田中和彦・著 徳間書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198629994

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◆目次◆

講義1日目 「向いている仕事がわからない」なら、断るな!
講義2日目 「才能を認めさせたい」なら、断るな!
講義3日目 「毎日がつまらない」なら、断るな!
講義4日目 「将来に不安を感じる」なら、断るな!
講義5日目 「やれる自信がない」なら、断るな!

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『福田和也の超実践的「文章教室」』福田和也・著 vol.2237 


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【文芸評論家、福田和也による文章術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4847060105
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先月、今月はいつになく面会コンサルティングが増えていますが、最近、ビジネス書作家の方に申し上げているのは、「豊かな読書体験がないと良い作家になれない」ということ。

それぐらい伝えるために「読む」ことは大切なのです。

こういうと、すぐにビジネス書を読みまくる人がいるのですが、質を上げようと思ったら、何事も吟味することが重要。

もし、読者の狙いが文章力の向上にあるのなら、純粋に文章だけで評価される文芸の世界に学ばない手はありません。

そういう意味でおすすめなのが、本日の一冊、『福田和也の超実践的「文章教室」』。

最初は、「たまには文芸の世界の文章論も読んでみるか」ぐらいの軽い気持ちだったのですが、村上春樹や江國香織、柳美里などの人気作家、そして夏目漱石、谷崎潤一郎、小林秀雄、向田邦子などの大作家の文章の奥深さに触れるうちに、すっかり彼らの観察眼、人間洞察、そして表現の深さに引き込まれてしまいました。

時制を巧みに使いこなした松本清張の『西郷札』、『わが友マキアヴェッリ』で、500年前の人物を現代に甦らせる塩野七生の目のつけどころ、暴力シーンを詩的に変える柳美里の文章術…。

さまざまな文章サンプルと、福田和也氏の解説を読むことで、名文家たちの文章術を奥深いところで理解し、吸収することができる、ものすごい内容です。

逆に言えば、優れた文章家になりたければ、ここまで深く読みなさい、ということ。

読者が何であれ、伝えることを仕事とするなら、本書は「買い」の一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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デビュー以来、村上(春樹)氏は、たくさんのアメリカ文学、フィッツジェラルドからサリンジャーにいたるまで、実に多くの小説を翻訳していますが、これこそが氏の圧倒的な文章力、表現力の源泉です。氏がつねに進歩しつづけることができたのは、翻訳という、読みとり、自らの言葉で書くという、読む力と書く力を直接結びつける行為を倦まずに続けてきたからだ、といえると思います

小説の技術のなかで、「人称」と「時制」をどう設定するかは大きな課題

時制をうまく使っているなぁと思わせるのは、たとえば松本清張の『西郷札』です。冒頭、展覧会をやることになり、そこに西郷札という西南戦争のときに使われたお札が展示されることから、そのお札をめぐる詐欺がかつて行われたという中心的な話になっていきます

塩野七生氏の『わが友マキアヴェッリ』では、「その人は何を奪われたら一番苦しむのか」という問いを投げかけ、それを解き明かす形で文章を進めていきます。この問いかけにより、五百年も前の人物が現代に甦る。何百年も前の人物の心臓をわしづかみにして現代に持ってくるその握力は素晴らしい、の一言に尽きる

下手な書き手は、ストーリーを進めていくための情報伝達を会話のなかでやってしまいますが、現実での会話で情報を伝えることはあまりありません。小説のなかで会話を会話として成り立たせるためには、二人の人物像や関係性を周到に作る必要があります

読者が興味を持つところは、その場面が目に浮かぶように細部まで描き、主眼ではない箇所は軽く流す

カッコいいことは誰でも書けます。逆に自分の愚かさ、みっともなさを主人公がわかっていないとすることで―私小説といえども主人公と作者は別だと考えるべきで、そこに作者の技巧がある―すごい力を持つことがあります。愚行への言い訳をくだくだ書かず、事実だけを書く力でもあるが、「へりくだりの力」、つまり読者より一段低い位置に主人公を設定することで、普通の人間では書けないことも書ける。それが文学の力です

いま自分が立っている場所は、どんな人がどのようにして築いてくれたのか。当然だと思っているものを支えている根本には何があるのか、それを考えることが批評だと私は思っているのです

「自分の考え、感性」といったものでも、それがいかに「自分以外」のものに左右されているかを意識すること。学ぶとは、そのようにして自らの存在を、歴史的な視点で考えることでもあるのです

◆文章上達に必要な三つの要素
1.上手な文章のイメージを明確にする
2.構成力・企画力
3.豊かな語彙と言い回しの工夫

小林秀雄は、「エピソード」「情報」「描写」とつなげることで、自分の「信じる」ことを読み手に伝えようとしました。進化学者の今西錦司は、資料をどんなに集めても「一+一=二」にしかならない論文はおもしろくないと言いました

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『福田和也の超実践的「文章教室」』福田和也・著 ワニブックス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4847060105

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◆目次◆

はじめに 書き方=虚構(うそ)のつき方
第一章 「読む力」文学賞に挑む
作家の技術を点検する
エロス、恋愛を描く
日常をい切り取る
青春の喪失への立ち位置
日本とは何か、日本人とは何かを意識する
物書きの生き方を味わう
第二章 「書く力」
垂れ流しの文章はなぜダメなのか
「プロの文章」を目指す
文章上達に必要な三つの要素
「書く力」実践編 実例で学ぶ13のポイント
第三章 「調べる力」
ディティールこそが命
拙作「美智子皇后 もう一つのルーツ」はどう書かれたか
「美智子皇后 もう一つのルーツ」再録

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『野球へのラブレター』長嶋茂雄・著 vol.2236


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【長嶋茂雄「とっておきの話」】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607642
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以前、年末に「第九」を聴きに行ったオペラシティのホールで、長嶋茂雄名誉監督と松井秀喜選手が一緒にいるところを目撃し、やはりできる人はできる人と付き合っているのだと感心した記憶があります。

なぜ、できる人の弟子は、できる人になるのか。

それは、一緒に行動することでプロフェッショナル精神(ビジョンや規律)と、競争優位を築くための考え方、そしてそれを実現するための訓練を受けられるからです。

本日ご紹介する一冊は、プロ野球界の永遠のヒーロー、長嶋茂雄さんによる野球論。

直接長嶋さんに教わることはできなくても、その精神を身近に感じられる、メンター的な読み物です。

当然、話の中心は野球ですが、仕事に置き換えた場合、これは「プロ論」であり、「一流論」。

ホームから出発し、仲間の力でホームに戻ってくるスポーツ、時間に左右されないスポーツ、ロマンを追求するスポーツなど、野球の持つ特性を語った後、そこで求められる考え方や訓練、規律について説いています。

あくまで役割に徹し、ファンにロマンを与えることを忘れない。

そのプロ精神は、サービス業、小売業はもちろん、すべての商売に通じるものだと思います。

過保護やエゴイズムからは、真の感動は生まれない。

球界最高のエンターテイナーに学ぶ点は多いと思います。

ぜひ読んでみてください。

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他の競技では相手ゴール、敵陣にボールを入れたり、パック(アイスホッケーですね)を叩き込んだりすることで特典が記録される。ところが、野球はホームランを打った打者は別として、ホーム(家)から出発した人間がチームメイト(家族の一員だ)の助けで再びホーム(家)に帰り着く数を争う

他人の道具は許可をうけてから手にするのがプロのマナー

◆V9当時、配布されたマル秘文書『野球必敗法』の一部
・ボールの後を追いかけていて成功した選手はいない
・バットをかついだまま振らない選手で三割打者になったものはいない
・コントロールのない投手は、「投手」とは呼ばない。単なる「投げ屋」だ
・審判に抗議をしすぎるな。彼らも君たち選手と同じく完全ではないのだから

「地獄の伊東キャンプ」といわれたけど、頭のなかは野球だけになる。地獄どころか“野球三昧の恍惚境”だ。「練習で選手を壊してしまうのではないか」という声も出た。しかし、「テスト走行で壊れる車はレースには出せません」と押し切った

監督のジョー・トーリは「レフトは松井のもの」と動じず、ファンの松井への信頼も揺らいでいなかった。それがあの「お帰りなさい」のスタンディング・オベーションだった。応援するファンとそれに呼応する選手との関係。信頼されることと、それに応えるためにどんな状況でもあきらめず前進し続けたこと。選手とファンの最も幸せな結びつきを見せられ、ぼくは嬉しかった。信頼は選手とプレーの積み重ねで築かれる

ずいぶん後になって、一九六六年のドジャース来日の折にウォルター・オマリー会長が「ナガシマを譲ってくれないか」と正力松太郎読売新聞社主に申し入れ、正力社主が「彼がいなくなると日本の野球が十年遅れる」と断ったという話を聞かされた。ぼくは、「オレがオーナーでも出さないだろうな」と納得した。自分なりに日本球界での“わが商品価値”は十分承知していた

野球は、しかし、反時代的なスポーツだ。時計時間とは無縁なスポーツなのだ。野球時間は、時計ではなくアウト・カウントではかられ、守る側がボールを持っている唯一のスポーツ

肉体的エラーはどんなみっともないものでも許し、メンタルエラーは厳しくチェックせよ

ぼくはヤンキースのジョー・ディマジオが好きだった。選手生活の晩年、脚の故障を押して出場を続け、「そこまでやらなくても」との声にディマジオは言った。「スタンドのファンの中にはジョー・ディマジオを観るのが最初で最後の人が必ずいる。私はそういう人のためにプレーする」

投手保護が投手の華である豪速球投手を少数派に追い込んでしまった。「球数管理」は合理主義だ。豪速球投手願望はロマン主義だ。諸事万端、合理主義がロマンを圧する現代だが、野球はロマンを大切にしなければならない

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『野球へのラブレター』長嶋茂雄・著 文藝春秋
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607642

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◆目次◆

1stイニング 松井とイチローの個性
2ndイニング あきらめないこと、信頼されること
3rdイニング 巨人の誇り
4thイニング 打者と投手の領土争い
5thイニング 五輪とWBC
6thイニング ああ監督
7thイニング 伝統の一戦
8thイニング グローバル・ワールドシリーズ
9thイニング [特別対談] 長嶋茂雄×加藤良三
「天覧試合」あの四打席を語ろう

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『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』 藤野英人・著 vol.2235


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【もう一つの『もしドラ』?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448410220X
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『もしドラ』と言えば、先日100万部を突破し、現在もっとも話題の本、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』ですが、本日の一冊は、もう一つの『もしドラ』。

『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』です。

何とふざけたタイトルだ、と思われるかもしれませんが、じつはこの本、ファンドマネジャーとして有名な藤野英人さんによる一冊。

つまり、もしタケコプターが実現したら、<保険、警備などに新たなビジネスチャンスが生まれ、「タケコプター関連株」が買われる>といったように、投資に必要な論理力と洞察力を磨く、まっとうなトレーニング本なのです。

最近は、『ストーリーとしての競争戦略』の影響で、競争戦略におけるストーリーの重要性が認識されていますが、本書はまさにそのストーリー構築力を磨ける一冊。

※参考:『ストーリーとしての競争戦略』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492532706

タケコプターのほかにも、アンキパンやほん訳こんにゃく、お医者さんカバン、どこでもドアなどが挙げられており、それぞれに伴うビジネスチャンス、そして社会に与えるインパクトの大きさを連想することができます。

投資にしろ、ビジネスにしろ、競争優位のポイントとなるのは、人が気づけないところにいかに早く気がつくか。

本書は、その訓練をするのに最適の一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆もしタケコプターが実現したら……
保険、警備などに新たなビジネスチャンスが生まれ、「タケコプター関連株」が買われる

もし、タケコプター保険関連で第一生命が利益を得ることになれば、さらに株価が上昇します。つまり、たまたま第一生命の保険に入った人は上場のメリットを受け、日本生命の契約者にはそれがない。当然「納得がいかない」ということになり、「日本生命も上場しなさい」という声が強くなるでしょう

そらを飛ぶとおそらく風も強いですし、地上よりは寒かったり暑かったりするでしょう。すると、適切な服装が必要になります。快適性と安全性が求められるわけです。いち早く大量に、それも低価格な商品を提供するのは、ユニクロではないでしょうか

空中からの“のぞき見”防止のために、窓に貼れる特殊なスモークガラスフィルムのような商品が新開発されるかもしれません

◆もしガールフレンドカタログメーカーが実現したら……
ソーシャルネットワーキングサービスの参入で婚活ビジネスが大盛況

技術的な面でいえば、ガールフレンドカタログメーカーは、アマゾンが「次世代婚活サービス」として明日にでも始めてもおかしくない

「楽天トラベル」で年に数回は海外リゾートの予約をしている人に、同じような旅行商品を購入しているユーザーを紹介することで、「旅を一緒に楽しめる確率の高いカップル」の仲介ができます。買い物の履歴を分析することで、おおよその年収の予測も立つでしょうから、生活レベルの合う男女を引き合わせることもできそうです。実際、楽天はグループ内に結婚情報サービスのオーネットを抱えているので、結婚に向けて出会いの場のセッティングまで提供するサービスも可能になりそうです

◆もしほん訳こんにゃくが実現したら……
日本の国際競争力が復活し、日経平均10万円突破!

いま日本の男性が、世界的にも評判の高い日本の女性をほぼ独占できているのは、日本語の壁に守られているから。いまさまざまな分野で話題になっている“ガラパゴス化”も、実は日本の男性がそうだったのかもしれません

語学の壁が取り払われるということは、後で詳しく述べるように日本人にとって大チャンスですが、一方で、世界中から安い労働力が日本に入ってくるということ

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『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』藤野英人・著 阪急コミュニケーションズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448410220X

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◆目次◆

もしタケコプターが実現したら……
もしガールフレンドカタログメーカーが実現したら……
もしフエール銀行が実現したら……
もしアンキパンが実現したら……
もしカラオケメイツが実現したら……
もしほん訳こんにゃくが実現したら……
もしお医者さんカバンが実現したら……
もしガリバートンネルが実現したら……
もしカッカホカホカが実現したら……
もしどこでもドアが実現したら……
『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』の
もっと楽しい、もっとためになる読み方
付録●「やちよタケコプター関連株ファンド」投資信託説明書

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『大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」』池上彰・著 vol.2234


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【イスラム教を学ぶ】
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大前研一さんの著書『民の見えざる手』を読んだ影響で、近いうちインドネシアに行こうと思っています。

※参考:『民の見えざる手』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093798125

ただ、ここで問題となるのは、インドネシアは世界最大のイスラム教国だということ。

人口の約9割がイスラム教徒ということですから、これはイスラム教を学ばずに行くのは危険すぎます。

グローバル経済の時代、ビジネスマンにとって宗教は必須の教養科目。

ということで手に取ったのが、本日ご紹介する一冊です。

現在、テレビで大ブレイク中の池上彰さんが8年前に書いた本で、イスラム教の教えと過去に起きたさまざまな事件を手際よくまとめた入門書です。

イスラム教徒が守らなければならない5つの行い(五行)、「断食」の詳細、一夫多妻制、スンニ派とシーア派の違いなど、知らないと恥ずかしいイスラム教の常識が、じつにわかりやすく解説されています。

日本人の日常にはほぼ無関係のイスラム教を、ここまで興味深く読ませるのは、さすが池上マジック。

国際人の教養として、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私たちは誰でも死ぬことが怖いものです。いまの人生が途切れた後、その先がどうなるか、わからないからです

死ぬことが怖い人間は、「永遠の生命」にあこがれます

イスラムとは、アラビア語で「平和」を意味する「サラーム」という言葉から生まれています

世界で最大のイスラム教の国はアジアのインドネシアです。約二億人の人口のうち実に約九〇パーセントがイスラム教徒なのです

神はこれまでにもたびたび人間たちの中から選んだ預言者に言葉を伝えた。その内容は『旧約聖書』や『新約聖書』という聖典にまとまっている。にもかかわらず、人間たちは、その教えを守らなかったり曲解したりしている。そこで神は、ムハンマドに最終的な神の言葉を伝えた、ということになります

イスラム教徒は、ムハンマドを預言者として尊敬はするけれど、崇拝すべき対象とは考えていない

『ハディース』は「伝承」という意味で、ムハンマドの生前の発言や行動を記録したもの

『ハディース』には、ムハンマドが長いあごひげを生やしていた、という記述もあります。ここから、ムハンマドを見習って、イスラム教徒の男性は、あごひげを伸ばす人が多いのです

復活する人間には、そのための体が必要になります。そこでイスラム教では、死んだ人の体を火葬にすることはありません。必ず土葬にするのです。このため、日本で死亡したイスラム教徒を火葬にしてしまって、後で大問題になる、という事件が起きることがあります。日本では土葬がむずかしくなっていますが、山梨県には、日本のイスラム教徒のための土葬の霊園があります

イスラム教徒が天国に行くために地上で特に守るべきものとして、「五行」(五つの行い)があります。「信仰の告白」「礼拝」「喜捨」「巡礼」「断食」です

人間とは不思議なもので、禁止されると、その後に反動が来るらしく、断食期間中に消費される飲食物の量は、ふだんの月より多いそうです

二〇〇一年一月には、イスラム教徒が多いインドネシアで、「味の素」の製造過程に、豚の内臓から取り出された酵素が使われていたことがわかって、大きなニュースになった

子連れの未亡人たちと結婚することで、親子の生活を助けることが奨励された

スンニ派は、「偶像崇拝」はいけないという『コーラン』の教えを重視して、肖像画を掲げることをしない人が多いのですが、シーア派は、この点にあまりこだわりません

アメリカにも、八〇〇万人ものイスラム教徒がいる

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『一流たちの修業時代』、野地秩嘉・著、光文社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062721279

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◆目次◆

1.宗教とはなんだろう
2.ユダヤ教とキリスト教のことも知っておこう
3.イスラム教とはどんな宗教?
4.イスラム社会にもいろいろある
5.イスラム原理主義という言葉をよく聞くけど?
6.アフガニスタンはどうなっていたの?
7.中東問題はどうなっているの?
8.湾岸戦争とはどんな戦争だったの?
9.日本の神とイスラム教の神はどう違う?
10.仏教のことも知っておこう

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『世界が大切にするニッポン工場力』 根岸康雄・著 vol.2233


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【ニッポンの工場はこんなにスゴイ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887598335
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本日の一冊は、リーマンショック後も着実に業績を伸ばしている日本のモノづくり企業を取材し、まとめた一冊。

もともとは雑誌「DIME」で2年にわたり連載していたもので、これに加筆・修正・新取材を行いまとめたものだそうです。

登場するのは、この手の本ではお約束の「痛くない注射針」の岡野工業、「iPodの鏡面加工」を手掛けた小林研業、新幹線はじめ鉄道のいたるところに採用されている「緩み止めナット」のハードロック工業など、全12社(詳細は目次をご覧ください)。

サッカーファンには、「競技用ボール」のモルテンなどが、気になるところではないでしょうか。

モノ作り職人を取材した本というと、ついつい職人の思想、名言に目が向きがちですが、本書は「ヒト」に目を向けるとがっかりする本。

反対に、「モノ」に着目した場合、通常のインタビューモノと比べてスペック、作業工程などが詳しく書かれており、参考になる一冊だと思います。

先日紹介した『一流たちの修業時代』で、日本画家の千住博さんが「表現者にとって観察することは何にもまして大切」とおっしゃっていましたが、本書に登場する職人たちもやはり「観察」に重きを置いています。

※参考:『一流たちの修業時代』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334035744

彼らが課題をどう読み、対象をどう観察し、アイデアを出したのか。

このプロセスを読むだけでも、参考になる一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆岡野工業

岡野は猛烈な勢いで、次々と頭の中の図面を広げていた。ふと、脳裏にあの1cmほどの鈴が浮き彫りになり、チリンと音を上げた。
「丸めるんだ」
「えっ……」
大谷内はキツネにつままれたような顔をしている。
「板を丸めて針を作るんだよ」

◆ハードロック工業

ボルトとナットの隙間に楔をカチこめば、強い緩み止め効果が得られるではないか(中略)上と下、2個のナットのみを使い、楔の効果を持たせてみてはどうか。そうだ、2個のナットのジョイント部分を凹凸にして、噛ませるんだ

新幹線の車両は100万km走るとメンテナンスをする。ナットに劣化がなくても、そのたびにすべて交換だ。ハードロック工業には、高速道路の防音壁に使われるナットなど、メンテナンスごとにすべて交換という顧客が多い

◆三鷹光器

「奈良の五重塔だって、精密な図面があったわけじゃない。千年も前に建った五重塔をよく見て、当時の職人の工夫を理解して、なるほどなと思うのが職人ってもんだ」よく見て、自分なりに工夫することが大切―、義一が勝重に言って聞かせたことは、今もこの会社を支えるポリシーなのだ

「レンズと焦点、XとYとZの3次元の世界を考えると広がりのある世界ができるね」(中略)何枚もレンズを組み合わせて、常に1点に焦点が合い、なおかつ奥行きある、最大公約数を取った世界が広がる、手術用の顕微鏡が仕上がっていった

◆ミクロン

竹下は回転させた10円玉が止まる寸前、パタパタすることに注目したのだ。空気を送りこみ、あのパタパタを持続させ、ケースの前後左右の壁に当てたら、振動が起きる

振動子自体ではなく、周囲の側面に突起物を付ける。この逆転の発想に八野も竹下も、「あっ……」と思わず声をあげた

◆菊地保寿堂

90年代後半、彼は日本古来の茶釜からヒントを得た新しいポットの構想をあたためていた。それは、茶道を確立した千利休が好んで用いた『よほう』と呼ばれる四角い茶釜だった

さて、四角い鉄瓶ポットをどう作るか。四角の角は直線であって直線でない。言葉にすれば、細かい面の集合体のようなイメージで角のRをかたちづくる。この角のRこそが要で、潤い、雅び、安定、余裕など、お茶を趣深くする雰囲気を醸し出す

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『世界が大切にするニッポン工場力』根岸康雄・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
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◆目次◆

1.岡野工業「痛くない注射針」
2.小林研業「iPodの鏡面加工」
3.ハードロック工業「緩み止めナット」
4.三鷹光器「精密光学機器」
5.ミクロン「キーンと音のしない歯石除去器」
6.菊地保寿堂「伝統技術和銑(わずく)の新作鋳物」
7.モルテン「競技用ボール」
8.日プラ「水族館の巨大アクリルパネル」
9.アビー「味の落ちない冷凍技術」
10.マサキ・エンヴェック「屋上菜園の特殊土壌」
11.ストロベリーコーポレーション「携帯用ヒンジ」
12.テムザック「実用ロボット」

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