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『ネットで売れるもの売れないもの』竹内謙礼・著


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【ネットビジネスは商品選びが8割?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532166675

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本日の一冊は、2年連続で楽天の「ベスト店長賞」を受賞した著者が、ネットビジネスをする際の商品選びのポイントを述べた一冊。

実際に儲けている人は既にご存じのことと思いますが、インターネットでは、明らかに売りやすい商材とそうでない商材があります。

こうした情報は、時代の流れとともに変わっていくのですが、本書は、その時代の変化をふまえ、従来の認識と変わってきた部分も含めて率直な議論を展開しています。

いま有利な商材選びのポイントとその理由、また今後有望な商品分野をまとめて紹介しており、なかでも巻末にまとめられた特別付録「お役立ち ネットで売れるもの・売れないもの辞典」は、まだまだネットマーケティングを適用する余地のある分野を抽出しており、かなり重宝する情報です。

卸問屋、ガス電気工事、不動産、リフォーム、会計士、情報商材販売、清掃業、書籍など、詳しく解説を読むと、なるほど見過ごされていたチャンスがまだまだあることがわかります。

既に商売を始めている人でも、本書に書かれている広告・PRの手法、ホームページの作り方などは参考になるに違いありません。

これからネットビジネスを始めたい、ネットで販売するための新たな商材を開拓したい、という方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ヴィトンのバッグは実店舗でも売れるし、インターネットでも売れる。しかし、可愛くない猫の雑貨は、おそらく実店舗に置いていても売れないし、インターネットでも売れるわけがない。結局は「商品力」がないと、どんな販促方法を使っても売れないのである

インターネットの世界は、ある程度、集客の段階で、「買う気マンマン」のお客様をサイトに連れ込まないと、商品の購入にはたどり着かせることができないビジネスの仕組みになっている

インターネットで「売れる商品」というのは「集客しやすい商品」のことである

原価率が低ければ、それだけ商品値引きができるし、利幅にも余裕があるので、大胆な広告展開も可能

「キーワードが明確な商品だけど、どこで売っているのか分からない」というのは、ネット上では検索されやすく、そしてサイトまでお客様を誘導しやすい

「食品」「雑貨」「アパレル」の三大アイテムは、ブランド品以外は検索されるキーワードが非常にアバウトで、宣伝広告費を使わなければビジネスとして軌道に乗せるのは難しい

広告費がなければ、モールでモノを売ってはいけない

まずは広告を使い、低価格でハードルの低い「フロントエンド商品」を、できるだけ多くの人に購入してもらい、後ほど、メールマガジンで質の良い高額な「バックエンド商品」を販売していく

値引きもできず、商品点数も少ない中小のメーカーは、ショッピングモールに出店せずに、独自ドメインのサイトでひっそりとコストをかけずにネットショップを運営しているほうが正しい選択

ホームページには電話番号は徹底的に大きく、そしてしつこく、さらにはキャッチコピーをつけてガンガン掲載したほうがよい

キャッチコピーは「コスト0円」の販促ツール

「本音の情報」を知りたいお客様が、果たして広告媒体化してしまっているブログに対して、どれだけの期待をして文章を読んでいるか、判断するのは難しい

商品名に「意外性のある言葉」を組み合わせてみる

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『ネットで売れるもの売れないもの』竹内謙礼・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532166675
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◆目次◆

はじめに
第一章 「インターネットは何でも売れる」の大間違い
第二章 ネットで売れるものは、ズバリこれ!
第三章 ネットで売れないものは、ズバリこれ!
第四章 ショッピングモールで売れる商品は、ズバリこれ!
第五章 ショッピングモールで苦戦する商品は、ズバリこれ!
第六章 ネットで売り上げを伸ばすための「使える販促手法」は、ズバリこれ!
第七章 ネットで役に立てるのが難しい販促手法は、ズバリこれ!
第八章 それでも「ネットで売れないもの」を売りたい時は?
おわりに
特別付録 お役立ち ネットで売れるもの・売れないもの辞典

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『プロフェッショナルプレゼン。』小沢正光・著


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【イエスと言わせるプレゼン】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844326228

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本日の一冊は、博報堂のエグゼクティブクリエイティブディレクター、小沢正光さんが、35年のキャリアのなかで培った「プレゼンの極意」をわかりやすく紹介した一冊。

著者の入社以来、博報堂の売り上げはほぼ10倍、業界内の広告費におけるシェアで見ると7・5パーセントから10・2パーセントに伸びているそうですが、その裏にはこの「プレゼン力」があるようです。

では、その「プレゼン力」とは一体何なのか。プレゼンで成功を収めるためにどんな視点を持たなければいけないのか、そんなことを教えてくれるのがこの一冊です。

プレゼンというと、ついついパワーポイントを使って流暢に説明する、時に笑いや感動を入れる、というのが王道のように感じます、著者によると、それは逆効果だそうです。

相手はその提案に投資する意味があるかどうかを吟味しているのであり、そんな場ではウケはいらない。意思決定する相手は個人であって、会社ではない。目の前の相手が社に戻って再度プレゼンできるプレゼンがいいプレゼン、など、さすが百戦錬磨の著者らしく、相手の意思決定プロセスを踏まえたプレゼンのノウハウが説かれています。

著者のプレゼン哲学だけが抽出されているので、もっと具体的な話を聞いてみたいという不満は残るのですが、それでも、人を口説くプロセスとして、参考になる内容です。

人前でプレゼンする機会の多い方、組織相手に営業をされる方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ゴールイメージがなければ物事は動き出さない。最初の一歩を踏み出すきっかけという意味でも、まずはゴールイメージを定めることからはじめるべきだ

人間は、新しい考え方や新しい概念に、それほど簡単には共感をもたない(中略)しかし、自分がふだん考えていることや、ふだんから問題意識をもっていることなら、すぐに受け止めることができる

判断を下すのは組織ではなく、あくまで個人だ

ひとことでいえないようなプレゼンのコンセプトは、十分な咀嚼がなされていないと思ったほうがいい

プレゼンのコンセプトを具体的に理解してもらうために必要な「納得材料の羅列」をつくる

彼らが求めるのは要点だけだ。結論はなんなのか。なぜそうなるのか。

要点がわかっているからこそ、長くも、短くも話せる

肝となるワンフレーズだけは、目立つように扱う

ポイントは3つだ。「短い」「言葉の意味がわかりやすい」、そして「気持ちを動かす」である

シンボリックデータは、たいていプレゼンの最初で使う。見ればわかるデータに”代わりに語らせる”ことで、提案の視点や考え方を直感的に理解してもらうことができるからだ

大切なのは、成果を検証する姿勢があるということである。こうあるべきだ、こうするといいのではないかと、いくら崇高な理念や理想を語っても、ただの「いいっぱなし」では無責任だ。受け手にプランを理解してもらおうと思うなら、同じ目線で、同じリスクを感じていなくてはいけない

アイディアの開発は、2回壊して本物になる

リハーサルでは自分で話したりはしない。原則として、他人が話すものだと私は考えている

話に関しては細かなシナリオなどないほうがいい。すべてアドリブだ。企画書などの資料を見ないで話すことさえ少なくない。だが、話のチェックポイントのような意味合いで、3つの言葉だけは事前に決めておくことにしている。「最初の言葉」「転換の言葉」「最後の言葉」である

再現が容易なプレゼンであることが望ましい。すなわち拠り所は、話術ではなく、論理でなければならない

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『プロフェッショナルプレゼン。』小沢正光・著
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◆目次◆

はじめに プレゼンの「心得」。
第1章 プレゼンの「準備」。
第2章 プレゼンの「組み立て」。
第3章 プレゼンの「現場」。
第4章 プレゼンの「学び」。
あとがき プレゼンは共同作業の場である。

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