2008年9月17日
【大爆笑の人生指南、第2弾】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769609833
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本日の一冊は、「痛くない注射針」をはじめノーベル賞ものの製品を開発し続ける「世界一の職人」、岡野雅行さんが、ベストセラー『学校の勉強だけではメシは食えない!』に続いて放つ2作目。
※参考:『学校の勉強だけではメシは食えない!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769609566/
最普段、論理的思考力だの数字力だのを学んでいるわれわれですが、たまには論理を離れ、人間の論理を学ぶのも大切。
岡野さんの爆笑トークは、そんな人間世界における処世術を教えてくれる、そんな気がします。
やりたいことをやらないと「ふやけた大人になってしまう」
「ちまちま小賢しく生きるより、もっとはみ出して生きよう」
「盗まれたモノよりいいものを用意するだけの実力を持て」
とかく賢明であることが良しとされる世の中ではありますが、著者はそういった風潮に警鐘を鳴らし、小さくまとまることを戒めています。
スケール感の大きな人間になるために、日頃からどんな考えで仕事に取り組めばいいのか、人と接すればいいのか、お金を使えばいいのか…。
前作ほどのインパクトはないものの、若いビジネスマンには示唆に富んだ人生訓だと思います。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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誰だって、自分の好きなこと、やりたいことの一つや二つはあるだろう。それをしないでいるから、ふやけた大人になってしまうんだ。余暇で好きなことをやっているのは、仕事が好きでないやつがすることなんだ。人生の大切な時間を、そんなことでごまかしちゃダメだよ
ちまちま小賢しく生きるより、もっとはみ出して生きよう
食いっぱぐれたくなかったら、好きなこと、人がやらないことをするのが一番だ
日頃のコミュニケーションがいかに世の中を安全に渡っていくための力になるか、よくわかるだろう?
金さえあれば、なんとかなるんじゃない。金の正しい使い方を覚えれば、なんとかなるのさ
なにかで得をしたら、そのうちいくらかを得をさせてくれた人に土産や、ご飯をご馳走したりして返す
恨みと妬みは違う。成功者に妬みはつきものなんだから、妬みは仕方がないけど、ひとさまに恨みを残すようなことはしちゃいけない
自分の仕事に見合った給料をもらうには、自分をブランド化させてしまうのが一番
不良品を出す前に機械が止まるから、損失が出ないばかりか、信用は高くなる
盗まれたモノよりいいものを用意するだけの実力を持て
プレス屋がやらない仕事っていうのは、あまりに安い仕事か、あまりに難しい仕事か、この二つに一つだ
悪くないものを折れると、そこで不利な力関係が発生してしまう
手を抜くんじゃなく、「こうやればここを省けるな」といった工夫を常に考えることが、どんどん仕事を早く、良くしていく
若いうちから守りに入って出費を抑えるようにしていたんなら、何のために生きているのかわからないじゃないか。時間の貯蓄っていうのはできないんだ。失敗したっていいから、若いうちにしかできないことをやって、中身のある人間になれ!そうすれば自然とモテる人間になるよ
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『メシが食いたければ好きなことをやれ!』岡野雅行・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769609833
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◆目次◆
はじめに
1章 人間関係、こうすりゃいいんだ!
2章 働くって、楽しいぞ!
3章 ”変人”と呼ばれるくらい人と違うことをやれ!
4章 知恵を出してお金を儲ける
5章 世渡り力を身につける
6章 社会人になる前に、これだけはやっておけ!
終わりに
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2008年9月17日
【「非凡」を支える発想力とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344015517
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本日の一冊は、NHKの人気番組「トップランナー」のMCとしても知られる気鋭のクリエイティブディレクター、箭内道彦さんが、「合気道」の比喩を用いながら仕事の心構えを説いた一冊。
箭内さんには失礼ながら、読んだ瞬間に拙著『「伝説の社員」になれ!』との共通性を見出し、嬉しくなった次第です。
※参考:『「伝説の社員」になれ!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794215851/
土井は、キャリアアップをあせって空回りし続ける若い人たちに、逆説の成功法則を説いたわけですが、箭内さんは本書で、クリエイティブ系を自認する若い人たちに、やはり逆説の成功法則を説いています。
いわく、「流されるから遠くに行ける」、「『みんなと同じ』を恥じないことが、『届くコミュニケーション』の基盤となる」、「型にはまらないと型は破れない」…。
若い人たちがスマートに、自分のセンスだけで成功しようともがくなか、あえて泥臭い営業活動のエピソードを披露したり、謝ることの大切さを説いてみたり。
さすが伝えることを仕事にしているだけあって、ひとつひとつのメッセージが胸にぐいぐいと迫ってきます。
また、すでにクリエイティブな仕事に就いている人にとっても、創造のヒントがてんこもり。
「車の自動販売機ぐらいの無茶なことを考える姿勢でなかったら、その次の、社長が新幹線に手を振るというアイデアも浮かばなかった」など、なるほどと思えるエピソードが満載です。
仕事を通じて劇的な人生を歩んでみたい、自分の才能を試してみたい、と思う人には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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メモ帳を持ち歩いて、何か思いつくたびに書き込んだり、慌ててテープレコーダーに吹き込んだりする人がいますが、思いついたアイデアを忘れないことの代償として、変化の可能性をその時点で失ってしまっているのです
「みんなと同じ」を恥じないことが、「届くコミュニケーション」の基盤となる
自分の本当の気持ちを発見する方法があります。それは極端からはじめるということ
うつむいて、真っ赤になりながら、声を震わせてぼそぼそ呟くほうが伝わることというのもたくさんある
ひとりで全部やってみることによって、自分の能力だけでできるものなんてたいしたものじゃないんだな、と逆に思えるようになった
基本的に仕事というのは抜け駆けしないとできないのです
いい仕事をしていくためには、相手に「この人との仕事ならやってみたい」と思ってもらえるような関係が大事ですが、そのためにも仕事の枠を意識しない働き方というのが必要なのです
ライバルや先生はなるべく遠くで探す
楽しそうなふりをしていると、周囲はもちろん自分まで騙すことができる
自分から謝り、進んで無防備になることで、建設的な話し合いをはじめることができる
自分が雑誌に特集されると仮定したときの見出しを考えてみる
「型にはまらないと型は破れない」。最初から型をどんどん壊していってしまうと、すぐ壊すものがなくなってしまう。後々に壊す基礎やパターンをいかに学び、ストックしていくかが若いころは重要
どの分野を見ても面白い仕事をしている人は年齢に関係なく謙虚で素直です。自分よりキャリアのない人の意見にも真摯に耳を傾け、必要とあれば「バカ」になることもできる。そうした姿勢が、長く新鮮に仕事をするのにも役立つのです
自分の人生がドラマチックだと思えると、自分自身が盛り上がってくる
『サラリーマン合気道』。やりたいことなんて何もない。僕たちは、流されるから遠くに行けるのです
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『サラリーマン合気道』箭内道彦・著
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◆目次◆
はじめに
I 発想の自然体を取り戻す九つのヒント
II 仕事と自分の気を合わせる十二のテクニック
III 人間関係の常識を逆手に取る十二のポイント
IV 自分自身を脱力させる十二のメソッド
あとがき
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