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『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』 高野登・著 vol.2191


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【人を幸せにするプロの極意】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761266872

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本日の一冊は、リッツ・カールトンの日本支社長を務めたサービスの達人、高野登さんによる久々の新刊です。

ベストセラーとなった『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』は、リッツ・カールトンの露出のピークに出され、その感動的なエピソードで売れましたが、こちらはより実践的な内容。

※参考:『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761262788

最近流行りのノート形式で、1つのトピックにつき見開き2ページで、サービスの教訓がまとめられています。

ニューヨークにある人気のサンドイッチ専門店シェイシェイ、2009年度に驚異の売上前年比180%を実現したトヨタディーラーのネッツ南国、ホスピタリティ度が高いことで有名な川越胃腸病院など、さまざまな企業事例が紹介され、そこの仕事のやり方や従業員のマインドについて言及されています。

なかでも土井が気に入ったのは、まえがきで書かれている、リッツ・カールトン創立者ホルスト・シュルツィ氏の言葉。

「人が仕事をするうえで一番嬉しいことは何か。それは、自分をきちんと評価してくれる人、自分の思いや考えを共有できる人、つまり自分に関心を持ってくれる人が近くにいることだ」

この言葉には、従業員がお客様に対し本気になるためのすべてが詰まっている気がします。

だからこそ、ホスピタリティは採用・マネジメントから始めなくてはならない。

本書には、そのためのリーダーの教訓も書かれています。

サービス業の方はもちろん、これからリーダーを目指す方にもおすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「我々の判断基準はただ一つ。それは本当にお客様のためになるのか。That is it!(その一点だけだ)」
「社員にビジョン無き仕事をさせることは、リーダーが犯しうる最大の罪悪である」(リッツ・カールトン創立者 ホルスト・シュルツィ氏)

仕事には雑用や雑務と呼ばれるものはありません。自分の心が「雑」にしているだけ

「ここで感染症など起こしたら患者様に申し訳がたたない。院長先生にも病院の名前にも傷がつきます。私の責任において絶対にそんなことはさせません!」(川越胃腸病院の清掃担当の女性)

指示されない組織はホスピタリティを超越する

作業員で満足しているといつまでたってもプロにはなれない

「日本の商人の本質とは、楽をして儲けることではない。たとえ小さな結果しか見えないことにも、最大の努力を惜しまないという姿勢を貫くことである」(商業高校の先生の言葉)

切れ味鋭い仕事ぶりを発揮するために、いったん立ち止まって感性の刃を研ぎ直すという勇気と覚悟。今こそリーダーに必要な感性なのかもしれません

優れたリーダーは「教える」人ではなく「可能性を引き出す」達人

人は、誰の言葉なら聴いてくれるのか。信頼する人、尊敬する人、そして好きな人です

クレーム(苦情)は自分から取りに行くとつらくない

逆説的に最悪を想定することは、最適なサービスのかたちやホスピタリティを見直す上でも、有効な手段になる

ブランドとはプロミス(約束)である

マネージャーは業務を正しく行い、リーダーは何が正しい業務かを考える

頭角を現す人は、今日の仕事を通じて、自分も周りも成長するにはどう働くべきかを、自分に問いかけます

企業が考えるべきことは、「育ちたい」という意思を持った社員が、「育つための環境整備」をすること

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『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』かんき出版 高野登・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761266872

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◆目次◆

ホスピタリティの実践を目指す仕事のプロたちへ まえがきにかえて
第1章 人は満足しても感動しない
第2章 サービスのプロが大切にしていること
第3章 感性を磨ける人になる
第4章 サービスの達人たちが持っている「アンテナ」と「レーダー」とは
第5章 相手の幸せのために、まず自分が成長する
第6章 ホスピタリティは人と人との対話から
あとがき

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『民の見えざる手』大前研一・著 vol.2190


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【「縮み志向」の日本を変える大前研一の秘策とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093798125

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本日の一冊は、2007年に出され、話題を呼んだ大前研一さんによる、『大前流 心理経済学』の応用編。

※参考:『大前流 心理経済学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062141264

応用編というだけに、ビジネスのヒントが満載の実践的な一冊です。

現在の日本が気づかなければならないのは、マネーサプライをコントロールしても、消費者の心理を動かせなければ経済は動かない、ということだと思いますが、本書はまさにそこを突き、どうしたら消費者心理を動かし、経済を活性化できるかを指南しています。

200万台の新車需要を引き出したメルケル率いるドイツ政府の政策、単身世帯の心をつかまえ、駅ナカ出店で成功を収めている成城石井、セレクトショップのプラットフォームとなりつつあるZOZOTOWNなど、大小問わず、消費者心理を動かして成功をおさめた、さまざまな事例を取り上げています。

また、楽天・Edyの事例に見られるような「ポイント経済」の進行(消費者が買い物をする際に重視するのは「ポイントの高い店」)など、ビジネスの新潮流に関してもコメントがなされています。

さらに、海外ビジネスに関する記述も豊富で、中国、ロシアはもちろん、インドネシア、ウクライナ、ルーマニアなど、氏が現在、注目している新興国に関しても、その魅力とチャンスを伝えています。

本書を読んで感じたのは、マクロ経済も結局はマーケティングが大事だということ。

消費者心理を知らずに、見せかけだけの政策を実施しても、やはり効果は上がらない。

そういう意味で、経営者・マーケターはもちろんですが、政策担当者にこそ読んでほしい本かもしれません。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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政府が金利の上げ下げやマネーサプライの調節、あるいは公共事業などによって直接的に経済のパイを大きくするよりも、国民が持っているお金をいかに引き出すか──「その気」にさせるか──ということのほうが明らかに経済効果は大きい

2009年1月、メルケル率いるドイツ政府は各国に先駆けて、新車登録から9年以上経った自動車を買い替える場合に、2500ユーロ(当時の為替レートで約33万円)の補助金を出す「スクラップ奨励金」制度を実施した。この制度は同年9月まで続けられ、実に200万台もの新車需要を引き出したといわれている

◆日本のエコカー減税について
消費者の財布の紐を緩めるための政策に、いかにも役人らしく、二重、三重の条件を付けた時点で、消費者は完全に「その気」を削がれてしまう

◆超高級旅館の客層
1.リタイアした後とくに何も仕事をせず悠々自適の生活を送っている老夫婦
2.富裕層に属して、自分の自由になるお金を十分持っている中高
年の“浮気”セグメント
3.自分たち自身への“ご褒美”として休暇で利用する若いカップル

すでに単身世帯は夫婦と子供から成る世帯を抜き、2010年中には1500万世帯を超えて全体の3割以上を占めると推計されている。さらに「夫婦のみの世帯」「1人親と子供から成る世帯」もじわじわと増え続けており、今の日本の家庭は、従来のイメージとは様変わりしている

単身者の多くは安いだけの商品を志向していないのである。安くなくても自分の好きなものを買う主義の人たちであり、このセグメントは底堅い

最近は生鮮食品に対するニーズが、とくに東京や大阪など大都市の都心部で高まっているが、コンビニは生鮮食品を(生鮮コンビニ「ローソンストア100」などを除き)ほとんど扱っていない

健康ブームを背景に「内食化」が広がり、単身者でも自宅で料理を作る人が増えている

楽天とEdyが合体すると、どうなるか? Edyで支払えば楽天スーパーポイントが貯まり、楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックス、楽
天証券など楽天グループの支払いに使える。楽天と提携しているANA(全日空)のマイレージポイント(会員数1800万人)やTSUTAYAのTポイント(会員数3300万人)などもEdyに交換できるようになるだろう

今やポイントは電子マネーに次ぐデジタル大陸制覇の重要なツール

インドネシアの人々は意外にまだ家電製品などの耐久消費財を持っていない

ウクライナには、農地としては最上級ランクのチェルノーゼムという非常に肥沃な黒土が広がっている

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『民の見えざる手』小学館 大前研一・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093798125

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◆目次◆

プロローグ 経済学は、もう未来を語れない
第1章 (現状認識)“縮み志向”ニッポンと「心理経済学」
第2章 (目前にある鉱脈)拡大する「単身世帯」需要を狙え
第3章 (外なる鉱脈)「新興国&途上国」市場に打って出る
第4章 (規制撤廃が生む鉱脈)真の埋蔵金=潜在需要はここにある
第5章  (20年後のグランドデザイン)「人材力」と「地方分権」で国が変わる
エピローグ (発想の転換)そして個人は「グッドライフ」を求めよ

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『即答するバカ』梶原しげる・著 vol.2189


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【即答ばかりが能じゃない?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106103761

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以前、採用面接に来た第二新卒の女性に、驚きのひと言を浴びせられました。

「会社の理念は?」と聞かれて、こちらが思いを熱く語った後、彼女はこう言ったのです。

「へえー。えらいですね」

あまりの衝撃に唖然としてしまい、それ以上面接を継続する気力がなくなってしまいました。

しかし、最近になって思うのは、ひょっとしたら彼女には悪気はなく、何か別の思いを伝えようとしていたのではないか? ということ。

もし、彼女が伝え方の問題だけで損をしていたとしたら、それは非常に残念なことです。

本日ご紹介する一冊は、その「伝え方」について、アナウンサーの梶原しげるさんが指南した一冊。

「伝え方」と聞くと、ついビジネスにおける「ロジカルシンキング」や「効果的な伝え方」を連想するかもしれませんが、本書で扱う「伝え方」は、これとはまったく違う考え方。

考えなしに「即答」するのではなく、相手を慮って感情の交流を実現する、そんな話し方を指南しています。

同じ「空席なし」でも、「即答」せずに「努力するところを見せる」「残念な気持ちを共有する」。同情するあまり、上から目線の感情表現に陥るのではなく、あえて毒舌で返す。相手とのレベルの違いによってほめ方を変えるなど、ワンランク上の「伝え方」が満載。

プロによる話し方事例も豊富で、刺激を受けること必至。

なかでもスキャンダル後の謹慎を経て復帰した山本モナさんに対し、大竹まことさんがボケて見せた名司会ぶりに感銘を受けました。

みんなが緊張感や気まずさを持って迎える異常事態に、どうやって「いつも通り感」を演出するか、じつに参考になります。

ビジネスでは、理性的に伝えるだけでなく、時に相手の感情や空気を読み、感情的に伝えることも必要。

その点で、本書から学べることは多いと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ロジカルシンキングなどにかぶれる前に、伝統的な日本語会話をきっちり学習し直して欲しい

結果は「空席無し」と同じだが、「即答」されるより「努力するところを見せる」「残念な気持ちを共有する」そのための手間を惜しまない、この「一手間」のおかげで、客は「次もこの航空会社を使おう」と思うのではないか

感動とは、相手に取り入ろうという下心があるとうまく伝わらない

他者の評価に過敏にならないことも感動をうまく表現するコツだ。「こんなふうに言ったら、ばかにされるかも」などと思えば、ソツのない紋切型の言葉しか出てこない

「何とかしゃべりの好感度をアップしたい」と考える人は、「表現の多彩さ」という指標を常に頭に入れておいてほしい

どんな時にも、想定外の答えは返ってくるものだと覚悟しておくこと。相手にとってネガティブな話題が飛び出した時、急に同情しな
いこと。同情とは、高みから見下ろす上から目線の感情表現だ

◆CS生通販番組からビジネスパーソンが学ぶべきこと
1.強い“信念”を持っている
2.同じ事を表現するための多様なボキャブラリーを持つ
3.切り替えの妙
4.とどめを刺す追い込みの力

自己開示能力のある「ゆるい人」は、表裏のない人間だと受けとめられる。それゆえに「ゆるい人」は周りから愛される。自己を開く
ことで初めて相手も胸襟を開いてくる。これを自己開示の返報性という

◆目上をほめる場合の2つのパターン
A.自分を引き下げて相対的に相手への敬意を高める表現
B.評価的にほめるのではなく、自分の感動に感謝の言葉を添えて伝える

対話する時、我々は、言葉と言葉の向こうに存在する、直接語られないメッセージにも思いをはせる、察する力も失ってはならないと思う

頭のいい人、「デキる」と尊敬される人は、仕事を離れた時のさりげない話が多彩で豊かなもの

世間に合わせて「変わらなければ」と焦るばかりでは、顧客が本当に望んでいるアイデンティティーを失い、特徴も、魅力もない「そ
の他大勢」になってしまう

気楽に口を衝いて出がちな「だから」だが、実はオンビジネスでは緻密な論理性を背景に語られるべき言葉

「本当にデキる、優秀な人」ほど、その分野の素人の私に難しい専門分野の話を「ひらがな」で語ってくれたりする

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『即答するバカ』新潮社 梶原しげる・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106103761

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◆目次◆

はじめに──即答する前に考えてみたいこと
第1章 ちょっとした物言いの「すごい力」
1 意外に難しい「感動伝達力」
2 電話番で養われる会話力
3 新旧の達人に学ぶ「毒舌力」
4 準備が物言う「行き当たりばったり力」
5 通販に学ぶ実践的圧力
6 誠意が必要な「飛び込み力」
7 今こそ必要な「ちょいゆる力」
8 KY力と同調力
9 人を救う「いじる力」
10 初対面で和ませる力
11 五木寛之さんの「肉声力」
12 侮れない「ほめる力」
13 最低限必要な「察する力」
14 言葉の「預金力」
第2章 やっぱり気になる「口のきき方」
1 「ら抜き」言葉と「か取り」問題
2 心ない相槌の罪
3 軽薄な業界用語
4 「使い慣れない敬語」の怖さ
5 その「だから」は本物か
6 このごろ気になる三つの口癖
7 「ひらがな」を使えない大人
8 微妙に気になる「ら足し」と「れ足す」
あとがき

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『心を揺さぶる名経営者の言葉』ビジネス哲学研究会・著 vol.2188


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【組織を動かした名経営者の名言】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569675026

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本日の一冊は、ここ50年ぐらいの間に活躍した名経営者の言葉を、「ビジネス哲学研究会」なるグループが集め、編集した一冊。

いわゆる名言集であれば、どこにでもありますが、本書の特長は、若いビジネスマンが知らない一流経営者の名前と業績、生い立ちなどがコンパクトにまとめられているところ。

たとえば東急コンツェルンの総帥だった五島慶太であれば、長野県小県郡青木村で生まれたことや、生家が農業を営んでいたこと、東京帝国大学を経て農商務省に入省したこと、強引な事業展開や買収劇から「強盗慶太」と呼ばれたことなどが、見開き2ページでまとめられています。

それぞれの経営者の人生や信条のダイジェスト版とも言えるので、まずはこれを読んで、興味を持ったらそれぞれの人物について深く学ぶ、という使い方がいいかもしれません。

名言を読んで終わり、というのではなく、その言葉が出てきた背景まで学べるのが本書の特長。

手軽な文庫ですので、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「常識的な考えに染まらない。社員が働いている時には遊ばない。いつも社員と仕事をする。それが私の信条だ」(青山五郎 青山商事創業者)

「獅子はうさぎをつかまえるにも全力をつくす」(北沢敬二郎 元大丸社長・会長)

「仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない」(吉田秀雄 元電通社長)

「人間、欲のない人間になったらおしまいです。欲の出しすぎはよろしくないが、欲のなさすぎも困りものです」(藤原銀次郎 元王子製紙社長・会長)

「自分の利益よりもまずはまわりの幸福を考える。それがリーダーの条件だ」(丹羽宇一郎 元伊藤忠商事会長)

「どこにでもいるような人が集まって、だれにもできないようなことを成し遂げた」(サム・ウォルトン ウォルマート創業者)

「他人が賢明だと思う以上に注意しろ。他人が安全だと思う以上にリスクを冒せ。他人が現実的だと思う以上に夢を見ろ。他人が可能だと思う以上に期待しろ」(ハワード・シュルツ スターバックス・コーポレーション会長兼社長兼CEO)

「人には“天下一品の使命”といって、その人でなければ持ち合わせていない特性あるいは才能がある」(倉田主税 元日立製作所社長・会長)

「自分より偉い人はみんな利用しなければだめだ。自分より偉い人を思うままに働かせることが事業成功の秘訣だ」(五島慶太 元東急コンツェルン総帥)

「必ず夢にたどり着くことができる。究極の罪悪は、退屈してしまうことだ」(デッド・ターナー CNN創業者)

「石を一つずつ積み上げて山頂に達するより、逆に山頂から石を転がした方が勝負は早い」(江崎利一 江崎グリコ創業者)

「漁師は、釣れなければ狙う魚を変え、道具を変え、場所を変える。いつも同じところにじっとしていて、『魚がいないね』と嘆いているだけではダメだ」(飯田亮 セコム創業者)

「人生は実行であり現実である。百の名論卓説より、一の凡策である」(出光佐三 出光興産創業者)

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『心を揺さぶる名経営者の言葉』PHP研究所 ビジネス哲学研究会・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569675026

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◆目次◆

第一章 努力を忘れない
第二章 挑戦する言葉
第三章 先見の明を養う
第四章 失敗を恐れない
第五章 逆境を跳ね返す

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『コミュニケーション力を高める文章の技術』芦永奈雄・著 vol.2187


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【文章術よりも大切なもの】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894518139

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あれは、土井が独立直後にお招きを受けたセミナーでのことでした。

複数の講師がオムニバス形式で話をするというセミナーで、その中の一人が、元アナウンサーの方でした。

テーマは、「人をひきつける話し方の技術」というものでしたが、そこで土井は、信じられない光景を目にしたのです。

「ほぼ全員寝ている!」

そうなのです。「人をひきつける」はずの話し方のプロが、あろうことか、聴き手に無視されてしまったのです。

これは一体どうしてでしょうか?

それは、「話の面白さ」の要素が、「話し方」だけではないからなのです。話で大事なのは「題材」であり、「構成」。「話し方」は最後に求められる要素なのです。

その証拠に、できるリーダーは、話し方の訓練など受けなくても、人をひきつける話ができる。じつはこの原則は、文章においても同様なのです。

本日ご紹介する一冊は、大学時代、芥川賞作家の三田誠広氏に師事し、現在は自らの塾で小中学生に作文・小論文を指導、教え子のなかには作文コンクールで全国1位の生徒さんもいらっしゃるという作文の達人、芦永奈雄さんによる一冊です。

本書を読んで感銘を受けたのは、この本が小手先の文章術の本ではない、ということ。

文章とは、文章術以前に「題材」と「組み立て」、そしてそれに先立つテーマ、目的意識が大事だと説いているのです。

もちろん実用書ですから、素人が真似れば今すぐ文章が上達するテクニックも書いてはあります。

しかしながら本書の主眼は、そこにはない。

サンプル文を読んだり、著者の主張を読んでいるうちに、書き手として一番大切なものに気づかされるのです。

30歳になり、上司になった「ぼく」が捨てられなかった初任給の明細書の話、使わなかった100万円の封筒の話…。

サンプル文はいずれもシンプルながら感動的な話で、これを読むだけでも、文章に違いが出てくるはずです。

文章が苦手な人はもちろんですが、本書は、ある程度書けるようになったプロにこそ、読んでいただきたい。

きっと忘れかけていた何かを取り戻せるはずです。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分が伝えたいことを人にうまく伝えられない人は、隔たりに気づいていません

「気持ち」は書かない方が伝わるのです

あなたが、「知りたい」という気になったら、わたしの伝えたい思いは深く届きやすい。何の興味も持っていなかったら、「俺のサウンド」は、心に届かないでしょう。なぜなら、受け入れ態勢ができていないからです

「この前、雪山で遭難しかかって、死ぬかと思ったよ」
「この前、雪山で遭難しかかったよ」
あなたの感情が強く動かされるのは、「雪山で遭難しかかった」という事実であって、本人の「死ぬかと思った」という気持ちの方ではなかった。そうではありませんか?

あなた自身が、「伝えたい思い」が湧く元となった経験や出来事を文章にしなければならない

相手の立場に立ちながら、どう読んでもらいたいか? 文章が得意な人は、これをワンセットで考えます

文章がうまくなってくると、今度は、「どう泣かせてやろう」とか「すごいと思わせてやろう」という思いが出てくると思います。「どう伝えたいか」ではなく「どう読んでもらいたいか」だからいいだろう。そういうことで書くようになるかもしれません。すると、重大なミスを犯すようになってきます。「どう読ませたいか」ばかりになって、中身もないのに、文章でどうにでもしようとする。心を動かせなくなります。「小手先」の文章になってしまいます

人間というのは、ストーリーを語ると、続きが知りたくなります

読み手に「これからなにかが始まるんだな」と思わせる

自分が感情を動かされた事実を書くことより、読み手がどの事実でどういう感情が起こるかを基準にして書くことが大事

◆文章を構成する三大要素
・題材 ・組み立て ・文章の技術

【ストーリー作文向け】
<<現在>>+<<過去>>+<<現在>>

テーマは人に情熱をもたらす

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『コミュニケーション力を高める文章の技術』フォレスト出版 芦永奈雄・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894518139

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◆目次◆

第1章 伝えることが苦手な人の「三つの盲点」
第2章 なぜ、あなたの気持ちは伝わらないのか?
第3章 「伝わる文章」を書くために、まず意識を変える!
第4章 文章力を飛躍的にアップさせる「ストーリー作文」
第5章 文章の技術を活かす「三つの要素」
第6章 レベルの高い「本格的な文章」を書く方法
第7章 文章力を仕事に活かす!

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『女性のこころをつかむマーケティング』ブリジット・ブレナン・著 vol.2186


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【女性の心を知る最適のテキスト】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212181

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本日の一冊は、女性マーケティングの第一人者として、ジョンソン&ジョンソン、ピザ・ハット、ユナイテッド航空など、名立たる大企業をクライアントに持つ著者が、男女の購買行動の違いを論じた、注目の一冊。

「女性が消費財全体の八〇パーセントを購入するか、その決定に大きな影響をおよぼしている」(アメリカ)という事実は、いまさら指摘されなくてもわかっていますが、では、その消費行動がどこまで男性と違うのか、を具体的・科学的に論じた本は決して多くはありません。

土井は、これまで、控え目に見ても500冊以上のマーケティング書を読んでいますが、女性の購買心理を知る、という点で、本書ほど有用な本はなかったと思います。

そして、本書の解説を読むと、なぜ女性が口コミをするのか、どんな時にクチコミをするのか、そして企業が彼女たちを味方につけるにはどうすればいいのか、具体的に知ることができます。

また、実際に女性に支持されているアメリカ企業のサービス事例を読めば、自社の具体的な改善案が思いつくに違いありません。

世の中のサービスの多くは、男性によって作られているものですが、その多くは女性に対する間違った認識で作られており、それゆえに売れないという悲惨な結果につながっています。

本書を読めば、女性向けに出されてふるわなかったあのビジネス書の理由、あのキャンペーンの理由、広告コピーの理由がよくわかります。

男性経営者、マーケターは必読。女性も自身を客観視する意味で、読んでおくと勉強になるかもしれません。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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女性はある製品を見るとき、売る側、とくに男性の販売員には重要でないと思えるような面に注目する。たとえば新しい家のコンセントの数や、コンサルティング会社が送ってよこす報告書の書き方、それに新車のドリンクホルダーの使いやすさだ

子どもを産んだあとの母親が何よりいやなのは、自分がよけいに大きく見えるようなものを身につけることだ

この車はシートが三列あって、七人乗りだ。冷蔵庫もついている。私にはファミリー用の車だと思える。つまりは女性が買うか、購入に影響をおよぼす可能性が高いということだ。それなら、CPRだの、「デッド」だのという言葉は使うべきでないだろう

とくに高価な製品を買うかどうか決める場合、女性にとって、その使用環境は大きな比重を占める

海馬(記憶と情動形成の中枢)は女性の脳のほうが大きい。これがおそらく、女性のほうが男性よりも感情を伝えるのがうまく、情緒的な出来事をよく覚えている理由だろう

女性と男性では、「達成」の定義が違う。男性は、独立した存在になろうと努める。女性は、かけがえのない存在になろうと努める

男性は、助けを求めるのは弱さのしるしで、どうしようもなくなったときの最後の手段だと考える。女性は、人に道を聞くのは賢明な方法で、時間の節約にもなると考える

オプラ・ウィンフリーほど、女性たちとうまくつながっている人はいない。彼女があらゆる層の女性たちと通じ合うのには、三つの方法がある──肯定、自己開示、そしてほめ言葉だ

買い物上手というのは、女性にとって一種のステイタスだ(「ぜったい言い値では買わないわよ!」)。そして女性は男性よりも、自分の買い物を正当化してくれる相手をほしがる

男性はものの仕組みに興味があり、女性はあるものが自分のために何をしてくれるかに興味をもつ

いまだに従来のカップルや家族に目を向けているさまざまな業界では、「女性グループ」向けのパッケージがヒットする可能性はきわめて高い

女性は直線的にはモノを買わない。むしろ、ひとつ小さなものを買うことで、計画になかったものをつぎつぎ雪だるま式に買っていく

カップル客のときは、男性のほうを立てる

女性は買い物をするとき、一石二鳥を狙おうとする

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『女性のこころをつかむマーケティング』海と月社 ブリジット・ブレナン・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212181

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◆目次◆

イントロダクション 女性を理解するものがビジネスを制する
1章 女性は金の鉱脈──ビジネススクールでは教わらないこと
2章 男女の違い、五つのポイント──脳の性差からわかること
3章 女性の買い物を変える五つの世界的トレンド
4章 女性の心をつかむ商品をどう生み出すか
5章 女性にアピールするマーケティングとは
6章 最後の一歩──販売の現場に必要なもの
7章 未来は女性である──知識をビジネスに活用するために

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『ブレーン・ハッカー』デイビッド・マレイ・著 vol.2185


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【アイデアは「借り」なさい】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781603998

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“アイザック・ニュートンは、微分積分法の盗用で訴えられ、取り調べを受けた。そして、彼は「私はさらに遠くを見るために、巨人の肩の上に乗った」と供述して、抗弁に成功した”

これは、本書の冒頭で登場する、ニュートンの創造に関するエピソードです。

賢明なBBM読者のみなさんなら既にご存知の通り、アイデアとは、既存のものの組み合わせで生まれるもの。

そして、古代ギリシアの彫刻がエジプトの模倣から始まったように、オリジナリティあふれる創造は模倣から始まるのです。

本書の著者、デイビッド・マレイは、ニュートンの「自然哲学の数学的諸原理」に触発され、工学部卒業後は航空宇宙エンジニアとして、スペースシャトル、次期戦略ミサイル、国際宇宙ステーションなどをNASAと協働設計・建設した人物。

翻訳を本田直之さんが担当していることからも、本書がクレバーなアイデアを紹介した本であることが予想できると思います。

土井もどちらかというと、周囲にアイデアをマネされる方ですが、気に入らないのは、マネの仕方にエレガンスがないということ。

本書には、歴史上の偉人たちが、いかにしてエレガントな模倣をし、それをオリジナリティに昇華して行ったか、そのプロセスが書かれています。

広く知られているスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツの模倣の話、ダーウィンやフレミングの発見、そして男性からアイデアを借りたココ・シャネルまで、古今東西の偉人の創造の秘密が、この一冊に詰まっています。

アイデア発想本を読んでいる方にとっては、既知の内容も多いと思いますが、それでも読んでいて知的刺激を味わえる本です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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創造の秘訣は「出所を隠す」ことだ

21世紀の幕開けとともに、情報は日用品となり、次の段階である「概念の時代」へと進むことになった

アルバート・アインシュタインの伝記にもこう書かれている。「問題をはっきりさせることは、解くことよりもずっと大切だ」

元CIAアナリストのモーガン・ジョーンズの著書『考える人の道具』によると、人びとが問題を定義するときにもっとも犯しがちな間違いは、「範囲を見誤る」ことだという

観察とは、「パターンの創造と破壊を研究する」という行為だ

アレクサンダー・フレミングは、研究室に放置していた培養皿に生えたカビに見られる、一貫したパターンを観察した。そして、「ある皿のカビの周りには、細菌が繁殖していない部分がある」という、パターンの破壊に気がついた(中略)彼はその皿を取っておいて、後で細菌を破壊した物質を取り出した。その抽出物は、ペニシリンとして知られるようになった

解決策は、似たような問題のある場所で見つかる

「すべての問題は、それを解決に導くための種を宿している」(ノーマン・ヴィンセント・ポール)

橋も、ビルも、弾道ミサイルも、ロボット戦士も、とにかくどんな構造物においても、材料がその形を決める

ライバルからアイディアを借りると、卑しい海賊だと思われがちだ。ところが、自分と違う業界から借りると、創造の天才だと思われる

トーマス・エジソンはこう言った。「私はどんなところからも、アイディアを進んで吸収する。しばしば、最後の人がやめたところから始める」

他の生物学者たちが世界を旅して、さまざまな植物や動物の間の微妙な違いを見つけて、種を分類し、目録を作っている間、ダーウィンは正反対のこと、つまり似たものの目録を作った

シャネルは男性からアイディアを借りた

偉大なる知性は疑い深い

創造的な思考では、感情を利用しよう。興奮しよう。怒ろう。喜ぼう

有能な思想家とは、厳しい批評家であり、疑い深い。だから、否定的な判断が得意だ。独創性は、不信に根ざしているのだ

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『ブレーン・ハッカー』イースト・プレス デイビッド・マレイ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781603998

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◆目次◆

はじめに これこそ究極の「発想の転換」
「コペルニクス」たちの“目と頭”を借りる法
1部 創造的アイディアの「建設」
巨人の「頭脳」の“いいところ取り”する!
1.定義する─「解決しようとしている問題を定義する」
2.借りる─「似たような問題のあるところから、アイディアを借りる」
3.組み合わせる─「借りてきたアイディアを、結びつけ、組み合わせる」
2部 創造的アイディアの「発展」
巨人の「頭脳+α」で行動する!
4.培養する─「組み合わせた材料を培養して、解決に導く」
5.識別する─「解決策の長所と短所を見分ける」
6.育てる─「短所を排除し、長所を伸ばす」
結 論

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『これだけで「組織」は強くなる』渡邉美樹、野村克也・著 vol.2184


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【野村監督×渡邉美樹 夢の対談】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048850636

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昨日、ベストセラーとなっている『怒らないこと』を紹介したところ、結構な反響がありました。

※参考:『怒らないこと』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901679201

おそらく、購入された方のなかには、かなりの割合で経営者、マネジャーの方が含まれていると思われます。

本日は、そんな悩めるマネジャーのために、渡邉美樹、野村克也、2人の名指導者が、組織づくりの極意を指南した一冊をご紹介します。

3歳で父を亡くし、極貧生活を余儀なくされた野村監督と、十歳で母を亡くし、父の事業失敗でどん底に落ちた渡邉美樹氏。

2人の境遇が似ているためか、やや予定調和的になっている部分もありますが、さすが指導力で定評のあるお二人。

その切れ味鋭い組織論には、いちいち頷いてしまいます。

チームの中軸にどんな人材を据えるか、弱小チームが採用する時、どんな人間を採るべきか、チームを強くするために「理」と「情」
のバランスをどう取るか…。

じっくり読めば、即現場で役立つマネジメントの知恵が満載です。

「対談本は中身が薄い」というのは世の定説ですが、これは読んでみても損はないと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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<以下、野村克也>

「エースと四番打者がいれば、手っ取り早くチームを機能させることができる」ということです。ここでいうエースと四番とは、他の選手の「鑑」になるような選手です。練習でも決して手を抜かない。ちょっとやそっとのけがでは試合を休まない。「○○を見習え」というだけで、チームが正しい方向に向かう。人間的に一流で人望のある、絶対的な中心選手のことです

表面的な「仲良しこよし」がどんなに集まったところで、それはただの「群れ」にすぎません。チームワークには、目的意識の共有が不可欠です

むろん、即戦力として一年目から活躍できる選手にこしたことはない。でも、弱小チームにそんな選手が来てくれる可能性は、まずありません。そこで私はスカウトに、「選手の天性に注目してください」と言い続けてきました。天性とは、「足が速い」「ボールを遠くに飛ばす」「速いボールを投げる」「肩が強い」といったことです

いつの時代も、どのチームでも、基本的にエースと四番というのは、即戦力として入団する大物ルーキーか、実績を買われて他球団から移籍してくる選手です

人間は「無視、賞賛、非難」の段階で試される

選手との飲み食いは派閥をつくるもとになる

<以下、渡邉美樹>

じつは私は、経営の原理原則を麻雀から身につけました。その原理原則は、「確率論」と言い換えることができます

「結果を出している人は切らない」というのは、短期の見方です。一方、長期的に考えて「わが社をこういう組織にしていきたい」という場合には、結果を出している人間でも切らなければならないことがあります

「この選手は実力はあるが、生意気だから使わない」というのでは、組織はどんどん弱体化してしまいます。つまり、組織を強くするた
めには、「理」が先で「情」があとなのです

人間には「ワーク=ライフ」の時期が必要

細部にいい加減な人間は、あとで必ず大きな失敗をする

小さく考えられる会社こそ、大きくなれる

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『これだけで「組織」は強くなる』角川書店 渡邉美樹、野村克也・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048850636

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◆目次◆

第一章 「成長し続ける組織」の条件
第二章 組織を動かす「情」と「理」
第三章 壁を突破する力
第四章 人材を育て、活かす
第五章 「最強のリーダー」への道

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『怒らないこと』アルボムッレ・スマナサーラ・著 vol.2183


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【怒りを鎮める方法はあるのか?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901679201

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創業から6年間、ずっと右肩上がりで成長することができましたが、最近は、「経営者の器」が成長の足かせになるというのを、ひしひしと感じてきています。

これ以上、会社が成長するためには、自分自身の成長が必須。

なかでも土井にとっての課題は、「いかにして怒りをコントロールするか」、このひと言に尽きます。

似たようなタイトルのビジネス書や自己啓発書も読みましたが、自分自身しっくり来て、かつ世間的な評価も高かったのが、本日ご紹介する一冊(現在16万部)。

スリランカ初期仏教の長老が書いているということで、やや宗教色はあるのですが、怒りの原因となる物事のとらえ方に変化が起きる、という点でおすすめの一冊です。

怨みや軽視、嫉妬、後悔、そして物惜しみまでが怒りである、という主張には驚きましたが、解説を読むと、なるほど確かに、と納得させられる内容です。

では、こうした怒りの感情を、どうやって克服するのか。

本書では、「怒ること」がいかに馬鹿らしいことなのか読者に悟らせ、かつ我(=エゴ)を捨てさせることでそれを達成しようとして
います。

文中に出てくる「『私は間違いだらけ』だとわかると怒らない」というのは、あながち嘘ではないのかもしれません。

怒りは「抑えろ」といって抑えられるものではなく、考え方を徹底することでなくなるもの。

その境地にたどり着けるかどうかは実践次第ですが、気づきが多い一冊、ということで注目。

怒りっぽい方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分が今怒っているかどうかわからない場合は、「今、私は楽しい?」「今、私は喜びを感じている?」と自問自答してみればいい

自分が持っているものを他人も使用して喜ぶのは嫌なのです。分かち合ってみんなで楽しみましょう、という性格ではないのです。ですから暗い性格です。したがって物惜しみは怒りなのです

「ゴキブリは気持悪い」のは自分のせい

「私こそ唯一正しい」が人間の本音

「私は間違いだらけ」だとわかると怒らない

「自分は完全ではないし、他人にもけっして完全な結果を求めない」という思考が、この世の中で我々が落ち着いて生きていられる秘訣

怒りの原因となる妄想概念をつくりだすものはなんでしょうか?それは「我=エゴ」です。エゴがなければ、怒りはそもそも成り立ちません

たとえ子供でも、正しいことを言ったらみんなで認めて実行するべきです。「子供のくせに、生意気ではないか」などと言う人がいたら、その人こそ無知な間違いを恥ずかしがるべきなのです

エゴが強い人の周囲は敵ばかりになります。世の中や他人を敵にまわす原因は、我々が自分でつくっているエゴなのです

人間のすることなんて、しょせん穴だらけです。それを認めない人のすることは、なおのこと危ない

「正義の味方」という仮面の下で、我々は「怒り」を正当化していることになります。正義の味方は「悪人を倒してやろう」などと、わざわざ敵を探して歩きまわるのですから、よからぬ感情でいっぱいというわけです

「面子」は醜い

「人からどんなことを言われても、私は空のような心でいます」と決めている人の心には、誰も絵を描くことはできない

子供に対して本当に愛情があるなら、「そんなことをやってはいけ
ません」ときっぱり言わなければいけません

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『怒らないこと』サンガ アルボムッレ・スマナサーラ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901679201

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◆目次◆

第1章 「怒り」とは何?
第2章 怒りが幸福を壊す
第3章 怒らない人
第4章 怒りの治め方

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『ケチャップの謎』マルコム・グラッドウェル・著 vol.2182


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【M・グラッドウェルの歴史的名コラム×6】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062159155

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本日の一冊は、『The Tipping Point』『Blink』『Outliers』などの著書で知られる名コラムニスト、マルコム・グラッドウェルによる注目の新刊。

あの勝間和代さんが、翻訳を担当しています。

雑誌「ニューヨーカー」に掲載された歴史的名コラムを計6本、紹介したもので、内容は、「マイナーな世界の天才たち」の物語。

テレビ通販の歴史を変えたロン・ポピールや、アメリカのケチャップ市場を支配したハインツ、ヘアカラー商品の歴史を変えた2人の女性天才コピーライターなど、他では絶対に読めない話がいくつか入っています。

ビジネスの気づきとしては、いくつか使える洞察がある程度ですが、個性的なビジネスマンの物語としては、十分楽しめます。

書き手の目線からは、これだけ込み入った話を、短く、シンプルにまとめつつ、読ませてしまうグラッドウェルの手腕にも、注目したいところです。

この手の切り口の本は、日本版が出てもいいかもしれませんね。

ちょっと日本のビジネス書にはない切り口で、とても斬新でした。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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アイデアを見つける秘訣は、たとえ相手が誰であろうと、たとえ何であっても「語られるに値する」物語がある、と自分に思い込ませることにある

アイデアを見つけるもうひとつの秘訣は、権力と知識の違いを理解することだ

優れた文章かどうかは、読む者を引きずりこみ、何かを考えさせ、誰かの頭の中を“垣間見せる”力によって決まる

五〇人の観客のうち、商品を買おうと二五人が前に出てきたら、優れた実演販売人は、まず二〇人にだけ売る。そして残りの五人にはこう言うのだ。「ちょっと待って! ほかにも見せたいものがあるんですよ!」そして、多少の変化をつけて再び実演をはじめる。すると残った五人が次の見物客の中心となり、その周りに再び人が集まる。その五人が早くお金を払おうとして近づいてくるのにつられて、もう一度、商品が飛ぶように売れはじめるというわけだ

「やつらは『なぜだ? あんたはスライサーの使い方だってよく知らなかったのに』と言うんだ。『でも、私は君たちよりずっとよく知ってることがあるよ』と言うと、『それはなんだ?』と訊いてきた。だから言ってやったよ。『お金の払わせ方だ』って。それこそがすべての商売の秘訣だよ」

「商品を主役に仕立て上げる」。それは、ロンが決して忘れたことのない教訓だ

人間には五種類の基本的な味覚がある。甘味、酸味、塩味、苦味、旨味である(中略)ハインツがつくり出したのは、その五つの原始的なボタンを押す調味料だった

「白い白鳥をどれほど多く見たとしても、すべての白鳥が白いという結論は導けない。だが、たった一羽の黒い白鳥(ブラックスワン)を見れば、その結論の誤りを証明するには充分である」

マッキャン社でロレアルの担当だったマイケル・セノットが言う。「そのグループの中には、実際に生活の変化を経験している女性もいた。つまり、“離婚”経験者だ。クレイロール社よりも、ロレアル社の商品を使っている女性のほうがずっと離婚率が高かったんだ。子どもがすでに成長し、変化を体験し、女性たちは絶えず自分をつくり変えていた」

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『ケチャップの謎』講談社 マルコム・グラッドウェル・著
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◆目次◆

第1章 TVショッピングの王様
第2章 ケチャップの謎
第3章 ブローイング・アップ(吹っ飛び)の経済学
第4章 本当の髪の色
第5章 ジョン・ロックの誤解
第6章 犬は何を見たのか?

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