メインイメージ

『流される力』泉正人・著 vol.2181


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4806137332?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4806137332?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【できる人にゆだねると上手くいく?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806137332

[エラー: asin:4806137332 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、ベストセラー『「仕組み」仕事術』の著者であり、日本ファイナンシャルアカデミーの代表、泉正人さんによる自己啓発書。

※参考:『「仕組み」仕事術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596111

本書では、著者のこれまでの経験から、「我」を捨ててできる人の思考に「ゆだねる」ことの大切さが説かれています。

われわれはとかく「我」にとらわれ、大して上手く行っているわけでもない自分のやり方を押し通してしまいがちですが、実際には、自分よりもできる人のやり方をマネした方が、ずっとうまくいきます。

そういえば先日、東京国際ブックフェアでDeNAの南場智子さんのお話を聴く機会がありましたが、氏は、最近始めたサービスについて、「Facebookのビジネスモデルを参考にしました」とはっきりおっしゃっていました。

業界のリーダーであっても、他者から謙虚に学んでいるという、いい見本だと思います。

本書のタイトルとなっている『流される力』は、大きく以下の3つのステップに分けられます。

1.世間信託(世の中や世間に流される)
2.指南信託(先生やコーチに流される)
3.思考信託(信頼できる身近な人に流される)

本書では、それぞれのステップにおいて、どういう考え方をすればうまく行くのか、アドバイスがなされています。

教育ビジネスをやっている著者だけに、教える側がどんな人をひいきにするのか、という点が書かれていて、じつに興味深い内容でした。

さらりと読めてしまう薄い本ではありますが、謙虚に学ぶ姿勢を手に入れるには、気づきのある一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

自分のやり方を貫き通すよりも、「我」を捨てて身を委ねたほうが楽に、早く成長できる

あなたが信頼できる人に、流されてみましょう

成果を出してから自分の個性を主張しても遅くない

「行動」の裏にある「思考」をまねる

自分よりはるかにビジネスの経験がある人の「思考」にしたがったほうが、ビジネスはうまくいく

◆「行動をまねる」と「思考をまねる」の違い
・単純にワインを飲むだけでは、行動をまねているにすぎない
・文化、人脈などワインを飲む行動の裏にある思考に着目する

たまには自分ではふだん選択しない、世界中の人がわざわざ足を運ぶようなレストランで食事をしてみたらどうでしょうか

自分の考えや趣味はいったんわきに置いて、他人のアドバイスを素直に聞き入れてみると、「ミステリーも意外と面白い」「こんなにわかりやすいビジネス書があるんだ」というように、新たな視点や感動を得られる可能性があります

おいしいレストランに行きたいときは、グルメ本をすべて読破している人よりも、三つ星レストランのシェフが通う店に行ったほうが、おいしい料理にたどりつける可能性が高くなります

先生やコーチに任せれば早く技術や知識を習得できる

山の下からは頂上は見えない

「教えても実行しない」という否定的態度をとられると、人はそれ以上教えようという気持ちが失せてしまう

良くなってほしくない人に、良い情報を与えようと思う人は、まずいない

◆教えたくなる人間になる方法
1.小さなことでも素直に行動に移す
2.行動したら結果を報告する
3.調べたうえで質問をする

「自分よりももっと能力のある人がいるのではないか?」と自分の才能を疑ってみる

◆4つの分野で理想の人を見つける
1.カルチャー 2.キャリア 3.マネー 4.カラダ

————————————————

『流される力』中経出版 泉正人・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806137332

————————————————-

◆目次◆

1.流されると最短距離で成長できる
2.思考信託できる人を見つける
3.教えてもらえる人間になる
4.思考信託のフレームワークを実践する

[エラー: asin:4806137332 というアイテムは見つかりませんでした]

『思うまま』松下幸之助・著 vol.2180


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4569773087?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4569773087?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【松下幸之助の3部作】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569773087

[エラー: asin:4569773087 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、松下幸之助が遺した名著、『道をひらく』『続・道をひらく』とあわせて、氏が人生の感懐をつづった、三部作のひとつ。

※参考:『道をひらく』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569534074

※参考:『続・道をひらく』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569513182

今日でも変わらない、経営・人生の普遍の真理や処世術が説かれており、とくに「謙虚」「素直」ということについて、紙数が割かれています。

たとえば、事実に対する認識が正しくできなければ、ピンチもチャンスも見えないわけですが、それも、状況を素直に見られるかどうかにかかっています。

また、他人に注意してもらえるかどうか、部下の長所を見出せるかどうかにも謙虚さが大事と説かれており、個人的にも反省させられるところが多くあります。

経営者の成長なくして組織の成長なし。

自らを成長させたいと思う経営者は、ぜひ読むことをおすすめします。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

心して事物を見てゆけば、万物ことどとくわが師たらざるはなし

他人に注意してもらえるかどうかは、自分の態度なり心構え如何によって変わってくる

一つの思想で一切のことを律しようとすれば、必ず無理が起こる。だからわれわれはいろいろな思想を取り入れ、自分のものにしてゆくことが肝要であろう

紙一枚を見ても、これとまったく同一の紙は世界にこの一枚しかないのだと考えて大切にする人と、こんな紙ぐらいいくらでもあるわいと粗末にする人とでは、どちらが人間として好ましいであろうか

若さとは、常に何ものかを求めている姿をいうのだと思う

事実に対する認識が素直にできてはじめて、困難に対処する正しい方策を考え出すことも可能になる

百聞百見は一験にしかず

大将は必ずしも博識でなくとも、高い見識があればよい

人間が人間であるゆえんは、知恵が知識を正しく活用するところにある

部下を生かし、自分一人ではできない、より大きな成果をあげてゆく、それが責任者の仕事というものではなかろうか

正しいことを正しいこととして主張し、それを人びとに受け入れてもらうためには、やはりそれにふさわしい配慮というものが必要である

人にはそれぞれに異なる天分もあって、だれもが学校での優等生になれるとはかぎらないと思う。しかし、人間としての優等生になることはできるかもしれない

趣味と本業とを決して混同してはならない

身も心も、そして財産も打ち込んでこそ、社員として徹する姿

これはいかんぞ、となったらさっと退くことが大事

よりありがたいのは苦情をよく言ってくださるお得意さま

最もその会社の魅力とされるものは何かというと、それはやはりその会社の人たちが、それぞれに会社の使命を理解しつつ、熱心に、和気あいあいと働いているということではあるまいか

————————————————

『思うまま』PHP研究所 松下幸之助・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569773087

————————————————-

◆目次◆

心を鍛える
はつらつと生きる
道を定める
生かしあう
人生を味わう
仕事に学ぶ
商売にはげむ
事業を伸ばす
ともに歩む
あすを築く
政治を大事にする
日本を考える

[エラー: asin:4569773087 というアイテムは見つかりませんでした]

『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』カーマイン・ガロ・著 vol.2179


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/482224816X?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/482224816X?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【良書です】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224816X

[エラー: asin:482224816X というアイテムは見つかりませんでした]

かつて、『シンプリシティの法則』のなかで、著者のジョン・マエダ氏がこんな話をしていました。

──「シンプリシティはきっと成長産業になる」。

※参考:『シンプリシティの法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492556079

そう、あらゆるものが複雑化した今、シンプリシティはブルーオーシャンであり、これが実現できれば、誰にでも莫大な富をつかむことができるのです。

本書は、シンプルながら心に残る名スピーチで知られ、そのプレゼン能力でiPhone、iPad、iPodを成功に導いてきた稀代の経営者、スティーブ・ジョブズの話し方の秘密を、プレゼンの専門家、カーマイン・ガロが明らかにした一冊。

実際のジョブズのスピーチや名言を分解し、リーダーが身につけるべきプレゼンの技術を詳細に論じた、ベストセラー間違いなしの一冊です。

・「今日、アップルが電話を再発明する」
・「宇宙に衝撃を与えたい」
・「Stay hungry, Stay foolish」

あまりにも有名な、ジョブズのスピーチですが、本書ではこれらの名言に加え、ジョブズがどんな原則に基づいてスピーチをしているのか、丸裸にします。

・禅の心で伝える
・数字をドレスアップする
・「うっそー!」な瞬間を演出する

ほかにも、使えるテクニックが満載で、読んでいてワクワクします。

人前で話す方、経営者などは、ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

ジョブズはコンピューターを売っているのではない。彼が売っているのは、人の可能性を束縛から解き放つツールなのだ

聞き手が知りたいことはただひとつ、「なぜ気にかける必要があるのか」である。この問いを軽視すれば聴衆にそっぽを向かれる

ジョブズのプレゼンテーションには、聴衆みんながひどいと思う悪玉が登場する

ユーザーの体験からスタートして技術へさかのぼらなければならない。逆ではいけない(スティーブ・ジョブズ)

聞き手を儲けさせる製品なら、そう伝えよう。節約ができるものなら、そう伝えよう。作業がやりやすくなる、あるいは楽しくなるものなら、そう伝えよう。なるべく早い段階から、くり返し、はっきりと伝えよう。ジョブズの話は人を惑わせない。新製品や新機能を実現している技術の説明に入る前に、そのコンピューターやミュージックプレーヤー、ガジェットで人々の体験がどうよくなるのかを説明するからだ

ジョブズのプレゼンテーションをよく見ると、製品を売ろうとしていないことがわかる。ジョブズが売ろうとしているのは、よりよい未来という夢なのだ

「この業界には、今まで、マイルストンと言えるほど画期的な製品はふたつしかありませんでした。1977年のアップルIIと1981年のIBM PCです。今日は、3番目となる製品をご紹介します。マッキントッシュです。これがめちゃくちゃすごいんですよ」道しるべとなる言葉をしゃべりに混ぜるとそれがロードマップとなり、ストーリーを追いやすくなる

敵役(問題)を登場させると、聴衆が主人公(解決策)を応援したくなる。ジョブズはこの古典的な物語りの手法を使うことが多い

人が未開だったころ、剣歯トラに出会ったとき思うのは「こいつはオレを食う気か?」であって、「何本の歯があるんだろう」ではない

10分たつと聴衆は話を聞かなくなる。11分ではなく必ず10分で。これは、認知機能の研究で明らかとなった重要情報である

見るべきものは全部見た、聞くべきことは全部聞いたと思った直後に驚かせてくれるのがジョブズである

数字というものは、理解しやすい文脈に入れてあげないと力を発揮しない

大事な人々──製品を作る人と買う人──へ感謝をささげることにより、ジョブズは聴衆と一体化するのだ

2008年1月、「これがマックブック・エアだ」と話しはじめる。「とても薄いので、事務所に転がってる茶封筒にはいってしまうこのところ、マッキントッシュについていろいろな話をしてきました。でも今日は、初めて、マッキントッシュ自身に話をしてもらおうと思います

シカゴ大学のデイビッド・マクニール博士は1980年から手の使い方を研究し、しぐさと言葉に密接な関係があることを発見した

————————————————

『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』日経BP社 カーマイン・ガロ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224816X

————————————————-

◆目次◆

第1幕 ストーリーを作る
第2幕 体験を提供する
第3幕 仕上げと練習を行う

[エラー: asin:482224816X というアイテムは見つかりませんでした]

『リ・ポジショニング戦略』 ジャック・トラウト、スティーブ・リブキン・著 vol.2178


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4798121177?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4798121177?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【マーケティングの危機に直面したら?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798121177

[エラー: asin:4798121177 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、名著『ポジショニング戦略[新版]』の共著者であり、世界屈指のマーケティング戦略家として知られるジャック・トラウトが、「リ・ポジショニング戦略」を論じた一冊。

※参考:『ポジショニング戦略[新版]』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212076

著者いわく、リ・ポジショニング戦略とポジショニング戦略とは、双子の関係にもかかわらず、前著ではあまり注目されなかったらしい。

では一体、リ・ポジショニング戦略とは何なのでしょうか?

本来のコンセプトは、競合他社をけなして自社のよいところを売り込むところにあるのですが、具体的なやり方・事例の部分が興味深い。

業界リーダーの強みの中に弱みを見つけて攻撃したレンタカー会社のエイヴィスや、オリーヴオイルの生産世界一位と思われているイタリアを攻撃し、世界第一位の事実を強調したスペインなど、具体的事例が読ませてくれます。

具体的にどんなコピーを使ったかという実例も載っているので、実務家にとっても重宝する一冊となるに違いありません。

最近、競合が増えて困っているという経営者のみなさん、これから自社ブランドの確立を目指すというみなさんは、ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

メディア形態の爆発的増加とそれに伴うコミュニケーション量の増加は劇的に人々の考え方を変え、人は目の前の情報を、瞬時に受け取るか無視するかのどちらかになった

複雑さと混乱を嫌う脳にすんなり入っていくには、メッセージをこれ以上ないところまで刈り込むしかない

◆知覚リスクの5つの形
1.金銭的リスク[これを購入するとむだ遣いになる可能性がある]
2.機能的リスク[もしかすると機能や性能に問題があるかもしれない]
3.身体的リスク[ちょっと危険なようだ。けがをするかもしれない]
4.社会的リスク[これを買ったことで、友人たちに悪く思われないか心配だ]
5.心理的リスク[これを買うと、罪悪感や無責任さを感じるかもしれない]

ピントがぼやけるのは、実は製品ライン拡大のせいである

リステリンは“正直の法則”[訳注◆あなたが自分のマイナスの面を認めたら、顧客はあなたにポジティブな評価を与えるという法則]を盾にとり、「いやな味でも一日に二回の習慣を」というコンセプトの広告を打って仕返しした。そこに込められたメッセージは、“薬品臭いということは、それだけ余計に歯周病菌をやっつけられる”だった。やられたらやり返せである

◆業界リーダーの強みの中に弱みを見つけて、攻撃した例
「車を借りるならエイヴィスです。わが社のカウンター前の列はハーツより短い」

「二千年前、わたしたちのお得意様はローマ人でした。それは今日でも変わりません」(世界一のオリーブオイル生産国スペインのメッセージ)

死ぬよりニッチを貫け

市場リーダーは、よりよいアイデアで自分自身を攻撃していく覚悟がなければならない

最悪なのは、自己のアイデンティティを曖昧にしてしまうことだ。曖昧になったとたん、がっちりと集約化し、専門化したライバルが現れる

値下げしたからと言って、人はなじみのないブランドのものはめったに買わない

広告は、すでにそこにある火をあおることはできても、火をおこすことはできない。無から何かを生むには、第三者の推奨がもたらす“妥当性”が必要だ

————————————————

『リ・ポジショニング戦略』翔泳社 ジャック・トラウト、スティーブ・リブキン・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798121177

————————————————-

◆目次◆

第1部 競争
第1章 基礎
第2章 ライバルの増加
第3章 ライバル蹴落とし術としてのリ・ポジショニング
第2部 変化
第4章 変化は起こる。進化は現実だ
第5章 大きくなればなるほど、変化するのがむずかしくなる
第6章 進化してはいけないとき
第3部 危機
第7章 危機がゲームを変える
第8章 価値こそすべて
第4部 リ・ポジショニングの技
第9章 リ・ポジショニングには時間がかかる
第10章 肉食系リーダーのリ・ポジショニング術
第11章 リ・ポジショニングCEOで始まり、CEOで終わる
第12章 リ・ポジショニングが必要なことはわかりきっている

[エラー: asin:4798121177 というアイテムは見つかりませんでした]

『未来を変えるためにほんとうに必要なこと』アダム・カヘン・著 vol.2177


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4862760813?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4862760813?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【未来を変える力と愛の技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760813

[エラー: asin:4862760813 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、オックスフォード大学経営大学院「科学・イノベーション・社会研究所」の特別研究員であり、さまざまな企業、政府の変革プロジェクトを支援してきた著者が、「変革の技術」を述べた一冊です。

「変革」というと、企業再生のプロが書いた組織改革の本を思い浮かべますが、利害関係の複雑さという点では、民間企業よりも政治の方がはるかに高度な問題解決を扱っています。

著者は、こうした政治の世界でも、グローバルな問題解決に従事してきた人物で、本書でも、グアテマラの内戦終結後の和平協定、南アフリカの人種差別問題など、さまざまな難問のエピソードが登場します。

著者が本書で提示するのは、決して小手先の問題解決ノウハウではなく、われわれ人間が陥りがちな感情の問題をどうクリアするか、という技術。

具体的には、人間の根本的な衝動である「力」(成長・自己実現へと駆り立てる力)と「愛」(分断したものを和合へと導く力)のバランスを取る方法を指南しています。

著者いわく、愛なき力は無謀であり、乱用されやすい。力なき愛は感傷的で実行力に乏しい。

力か愛かの対立ではなく、両方の意義を理解し、バランスよく行なうこと。それによってこそ、変革は成し遂げられる、と著者は説いています。

もし読者が自らの状況を変えたいなら、組織を変え、周囲を変え、人生を好転させたいなら、きっと本書はいい気づきを与えてくれると思います。

ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

むずかしい社会問題に取り組むには、戦争でも平和でもない方法、集団による創造が必要だ

人はそれぞれ独立した存在であり、自分の行為が他人に影響を及ぼすことはない(他人の行為が自分に影響を及ぼすこともない)と考えるのはまちがいだ

力と愛はまさに補完的な関係にある。それぞれが持てる可能性をすべて発揮するには、相手が必要なのだ。力だけを重視した「テラ・ヌリウス」の世界観がまちがっているのと同様に、「愛こそはすべて」(オール・ユー・ニード・イズ・ラブ)の世界観もまちがっている

「現代の深刻な危機を生み出しているのは、まさにこの道徳なき力と力なき道徳の衝突なのです」(キング牧師)

他者を見ないこと、あるいは人として見ないことは、「させる力」の最たるものだ

だれかに「解決」されたい人はいない

人生の目的は、世界の一部となること

他者とつながっているという感覚──感謝、思いやり、愛──を押しのけたり、捨てたりすれば、野放しの力によって、悲しみや恐怖や苦痛が際限なく生み出されてしまう

「社会にとっては好都合だが、自分にとっては不都合な新聞記事を読んでも幸せでいられるようになったとき、自分が成熟しつつあると悟った」(哲学者ピエール・テイヤール・ド・シャルダン)

私が「愛」と呼んでいるのは、他者が完全になるのを、すなわち潜在能力を最大限に発揮するのを手助けする性質のことである

グアテマラ人の同僚の一人は、イエズス会の修道士からこう教えられたそうだ。才能があるということは長所ではない、責任なのだと。結局、才能は授かりものなのだから、本人の手柄ではない。私も自分の機織の才能を使う責任があると思った

「未来に向かうものごとの中で最も重要なのは、人間どうしの境界を壊すことである」(量子物理学者デヴィッド・ボーム)

力の無視は、世間知らずの単純さか、ずるさの証拠なのだ

二本の脚で歩く鍵は、片方の脚に集中しているときにも、もう片方を忘れてはいけないということだ

システム思考には「システムは、そのシステムが今生み出している結果を生み出すのに最適なように設計されている」という興味深い恒真命題(トートロジー)がある

マンデラは、「黒人 対 白人」から「南アフリカ国民が一丸となって自分たちを攻撃する者に対抗する」という構図に変えることに成功した

————————————————

『未来を変えるためにほんとうに必要なこと』英治出版 アダム・カヘン・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760813

————————————————-

◆目次◆

監訳者まえがき
はじめに
序 章 ほんとうに未来を変えるには
第一章 ものごとを動かす「力」の二面性
第二章 人と人をつなぐ「愛」の二面性
第三章 力と愛のジレンマ
第四章 転ぶ──自らの状況を問う
第五章 よろめく──両面を見る
第六章 歩く──未来を共創する
終 章 一歩を踏み出す

[エラー: asin:4862760813 というアイテムは見つかりませんでした]

『モチベーション3.0』ダニエル・ピンク・著 vol.2176


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4062144492?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4062144492?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【D・ピンク最新作!持続するやる気の源泉とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062144492

[エラー: asin:4062144492 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、『フリーエージェント社会の到来』や『ハイ・コンセプト』など、数多くの話題作を生み出してきたダニエル・ピンクによる、注目の最新作。

※参考:『フリーエージェント社会の到来』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478190445

※参考:『ハイ・コンセプト』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837956661

モチベーション1.0が生存を目的とする人類最初のOSだとしたら、モチベーション2.0は、アメとムチ(信賞必罰)に基づく、与えられた動機づけによるOS。

そして本書が対象とするのは、これらを超えた、「モチベーション3.0」。

これは、人間の内面から湧き出る「やる気!(ドライブ)」に基づくOSで、ピンクは、この自発的なモチベーションの必要性を、さまざまな実験結果をもとに説いています。

読んでみて興味深かったのは、「アメとムチ──は、アルゴリズム的な仕事には効果を発揮するが、ヒューリスティックな仕事には、むしろマイナスに作用するおそれがある」という、ハーバード・ビジネススクールのテレサ・アマビルよる発見。

また、やむなくアルゴリズム的な仕事に着手する場合の動機づけについても書かれているので、マネジャーにとっては、じつに重宝する一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

人間には「新しいことややりがいを求める傾向や、自分の能力を広げ、発揮し、探求し、学ぶという傾向が本来備わっている」

基本報酬ラインが不適切であるか公平さを欠けば、被雇用者は自分の置かれた状況の不公平さや不安にばかり気を取られるので、意欲の喚起がきわめて難しくなる

オープンソースは現代人にとって、新たな組織方針に則り、異なるモチベーションの基盤に立ったうえで行動を再構築できる、唯一の方法

ハーバード・ビジネススクールのテレサ・アマビルなどの研究者は、外的な報酬と罰──つまりアメとムチ──は、アルゴリズム的な仕事には効果を発揮するが、ヒューリスティックな仕事には、むしろマイナスに作用するおそれがあると気づいた

心理学者のミハイ・チクセントミハイは、娯楽よりも仕事をしているときのほうが、人ははるかに(心の安らぎを伴う)最適経験をしやすい、という意外な発見をした

外発的な動機づけが学生時代に低ければ低いほど、卒業して数年後および二〇年後も、プロの芸術家として成功する割合が高い

金銭的報酬を約束した場合と、コカインやニコチン、アンフェタミンを摂取した場合では、人間の脳を観察すると、気味が悪いほどそっくりな反応を見せる

◆ポスター封入作業をうまく行かせるコツ
・その作業が必要だという論理的な根拠を示す
・その作業は退屈であると認める
・参加者のやり方を尊重する

◆内発的な動機づけの三つの構成要素
・自律性 ・マスタリー(熟達) ・目的

仕事のやり方に自律性を重んじると、どのような結果が生じるか?ザッポスの離職率はきわめて低い。創立されてからまだそれほど年数が経っていないにもかかわらず、同社はアメリカで、顧客サービス(CS)に優れた会社だとして評価されている

かつては天賦の才だと思われていた多くの資質が、実は、少なくとも一〇年間の厳しい訓練の結果であると判明した

マスタリーの漸近線は、欲求不満を引き起こす。なぜ、人は完全に到達できないものを求めるのだろうか。だが一方でそれが魅力でもある。だからこそ、到達しようとする価値がある。喜びは、実現することよりも追求することにある。とどのつまり、マスタリーはどうしても得られないからこそ、達人にとっては魅力的なのである

人生でもっとも豊かな体験は、他人からの承認を声高に求めているときではない。自分の内なる声に耳を傾けて、意義あることに取り組んでいるとき、それに没頭しているとき、大きな目的のためその活動に従事しているときだ、とわたしたちは知っている

————————————————

『モチベーション3.0』講談社 ダニエル・ピンク・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062144492

————————————————-

◆目次◆

訳者まえがき 停滞を打破する新発想<モチベーション3.0>大前研一
はじめに ハリー・ハーロウとエドワード・デシの直面した謎
第1部 新しいオペレーティング・システム
第1章 <モチベーション2.0>の盛衰
第2章 アメとムチが(たいてい)うまくいかない7つの理由
第2章の補章 アメとムチがうまくいく特殊な状況
第3章 タイプIとタイプX
第2部 <モチベーション3.0>3つの要素
第4章 自律性
第5章 マスタリー(熟達)
第6章 目的
第3部 タイプIのツールキット

[エラー: asin:4062144492 というアイテムは見つかりませんでした]

『公認会計士が教える年収の4割を貯蓄する方法』森安理恵・著 vol.2175


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4763199668?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4763199668?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【4割貯金を実現する方法】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199668

[エラー: asin:4763199668 というアイテムは見つかりませんでした]

最近になってもまだ、節約・貯金本は堅調に売れているようですが、こちらはお金のプロ、公認会計士が教える貯金術。

しかも、年収の4割を貯蓄しようとする、かなりアグレッシブな企画です。

興味深いのは、著者がもともと浪費家で、某有名アイドルグループの追っかけに1000万円つぎ込んだという事実。

本書は、そんな著者がどうやって年収200万円、借金300万円の極貧生活から脱出し、貯蓄するにいたったか、その軌跡とノウハウを書いた、じつにユニークな一冊です。

貯金術の核となっているのは、著者が実際に使って効果があったという、「過去ノート」「今ノート」「未来ノート」の3つのノート。

本書では、これら3つのツールを使って欲望をコントロールし、現在と未来の活動にバランス良く予算を配分していく最適な方法を論じています。

固定費重視の節約術は、15万部突破のベストセラー『年収200万円からの貯金生活宣言』同様、現実的かつ効果的な方法だと思いますが、土井が個人的に参考になったのは、著者の過去ノートのつけ方。

※参考:『年収200万円からの貯金生活宣言』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887597045

<「過去ノート」をつけるときに、食費、日用品費といった買ったものの種類別ではなく、買い物した「場所別」に記録することにしました>

著者は、これを実践した結果、コンビニ、スーパー、デパート、本屋が著者にとっての主要な買い物の場所であり、なかでもコンビニで消費している傾向が強いことから、コンビニに寄らないよう努力したそうですが、買い物が感情・衝動で起きることを考えれば、じつに合理的な考え方です。

みなさんも3つのノート、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

◆4割貯金を実現するための3つのノート
1.「過去ノート」過去、自分は何にお金を使ってきた?
2.「今ノート」今、自分はいくらお金を持っている?
3.「未来ノート」将来、自分のお金はどうなっていく?

単身世帯の約3割が貯蓄(預貯金や有価証券等への投資)をしていない

収入が1000万円程度ある高所得者層でも、貯蓄をしていない人は約2割もいる

20代後半の平均年収は343万円、30代前半の平均年収は398万円

お金がきちんとまわっている会社は、備品ひとつ、コピー機ひとつを買うのにも、きちんと審議しています。ついでに言えば、そういう会社の社長さんは、持ち物も比較的質素で、物で見栄を張るようなことはしていません

過去ノートでのポイントは、1.いつ、2.どこで、3.何に お金を使ったのかという3つの情報を記録すること

「誰かが勝手に記録してくれる」ようなしくみをつくればいい
◎口座振替を積極的に利用する
◎宅配サービスやインターネット通販を利用する
◎レシート、領収書は必ずもらう

「過去ノート」をつけるときに、食費、日用品費といった買ったものの種類別ではなく、買い物した「場所別」に記録することにしました

預金通帳や会社で利用している財形貯蓄の明細書、株や投資信託などの取引報告書、生命保険証書、車や不動産の権利証、クレジットカードやローンで買ったものの請求書や支払予定表などは、あらかじめ保管場所を決めておく、預金通帳は都合のいいタイミングで記帳をしておく、インターネットで調べたりする情報はお気に入りに登録しておくなどすると、ラクに「今ノート1」をつくることができます

小さな努力をコツコツ地道に積み上げる「変動費カット」よりも、ちょっとした努力で大きな効果が出る「固定費カット」という方法をオススメします。具体的には、
・もっと安い家賃の賃貸マンションに引っ越しをする
・入っている生命保険の保障内容を下げる
・休日しか乗らない車は思い切って売ってしまう

————————————————

『公認会計士が教える年収の4割を貯蓄する方法』サンマーク出版 森安理恵・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199668

————————————————-

◆目次◆

序 章 お金をためる3つの視点
ダメ公認会計士が「年収の4割」をためるまで
第1章 「過去ノート」のつくり方
自分の「お金の使い方」を知る!
第2章 「今ノート」のつくり方
今のお金の状況を知って、未来のお金の使い方を決める!
第3章 「未来ノート」のつくり方
「お金がまわるしくみ」をつくる!

[エラー: asin:4763199668 というアイテムは見つかりませんでした]

『プレゼンテーションZenデザイン』 ガー・レイノルズ・著 vol.2174


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4894713993?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/483341936X?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【あのプレゼンの名著にデザイン編登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894713993

[エラー: asin:4894713993 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、大好評を博したガー・レイノルズの『プレゼンテーションZen』の続編、デザイン編。

※参考:『プレゼンテーションZen』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894713284

著者は日本の「食」に強い美意識を感じているようで、前作は駅弁、今回の続編では和食の「五色」に触れ、全体のコンセプトを語った上で、デザインのノウハウを展開しています。

<「五色」は、「赤・青(緑)・黄・黒・白」という5つの色の食材を取り入れるように命じている。こうすれば、栄養のバランスが取れるだけでなく、見た目も美しくなる>

あくまで全体の調和を重んじる姿勢から、プレゼンテーションにおけるデザインの重要性、具体的ノウハウに触れていますが、前作以上に読み応えのある内容です。

クリエイティブにおける制約、空白の重要性、シンプルさの表現の本質、そしてこれらのコンセプトが実際のデザインにどう反映され
てくるか。

オールカラーで、具体的なデザインサンプルが示され、かつデザインの精神まで学べるため、ノンデザイナーズにとって、これ以上のテキストはないと思われます。

本文を読んで基礎を学び、実際のサンプルを見比べて感じる。

こうした作業を進めていくうちに、デザインセンスが向上する、そんな一冊です。

ウェブデザインやパッケージデザインに関わる方、人前でプレゼンテーションする機会がある方は、ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

和食はいくつかのシンプルな原則に基づいたものである。こうした原則は、栄養と美しさの両面で、調和やバランスをもたらすことにつながっている。例えば「五色」は、「赤・青(緑)・黄・黒・白」という5つの色の食材を取り入れるように命じている。こうすれば、栄養のバランスが取れるだけでなく、見た目も美しくなる

何かを目にしたとき、人はその魅力や信頼性、プロフェッショナリズム、通俗性などについて、瞬時に判断を下している。それは直感的な反応である。こうした反応こそが、全ての鍵を握るのだ

禅の研究家であるスティーブ・ハーゲンはこう指摘している。「(デザインと同様に、人生においても)真の自由は、選択肢を最大限に増やすことにあるわけではない。皮肉なことに、それは選択の余地がほとんどない人生の中にこそ見つかりやすいのだ」

自らのソリューションの情緒的な側面を軽視すべきではない

ツールではなく、アイデアにこだわるべきである

MITの教授であり、デザイナーでもあるジョン・マエダが言う通り「シンプルさとは、自明なものを差し引き、意味のあるものを加えることである」

我々の共通の関心事は、1つのデザイン(ここでは1組のスライド)につき、いくつの書体を使うべきかということだ。大体の目安は1?2つ(場合によっては3つ)である。サイズやウェイトを変えることで自然にヒエラルキーが生み出されるため、通常、2つを超える書体は必要ではない

スライド上で二つの言語を効果的に表示するためには、両言語のテキストのサイズを変えなければならない。一方をメインにして、もう片方はサブにする必要があるのだ

たとえ単色であっても、濃淡を使い分けることで、強力なビジュアル・メッセージを作り出せる

補色の組み合わせは往々にして印象が強烈すぎるため、場合によっては片方もしくは両方の色の明度や彩度を調節した方がいいかもしれない。そうすればコントラストを保ったまま、調和の取れた色のコンビネーションを作り出すことができる

ゲシュタルト知覚論においては、コンテクストが非常に重要な意味を持つ。我々が全体像の中に見出しているのは、個々の要素そのものではなく、要素同士の関係なのだ

ゲシュタルトの「近接の法則」によれば「空間的・時間的に近接している要素は、一つのまとまりとして知覚されやすい」

————————————————

『プレゼンテーションZenデザイン』ピアソン・エデュケーション ガー・レイノルズ・著

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483341936X

————————————————-

◆目次◆

謝辞
発行人より
イントロダクション
構成要素
デザインの原則
プレゼンテーション向上への道
フォトクレジット
インデックス

[エラー: asin:483341936X というアイテムは見つかりませんでした]

『ゲイリーの稼ぎ方』ゲイリー・ヴェイナチャック・著 vol.2173


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4894514052?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4894514052?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【ソーシャルメディアで世界一成功した男】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894514052

[エラー: asin:4894514052 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、Twitter、Ustream.TV、Facebookなどのソーシャルメディアを使い、「世界一成功した男」、ゲイリー・ヴェイナチャックによる話題のノウハウ書。

著者は、ソーシャルメディアを使いこなすことで、父親が経営していた酒屋の年商を4億円から50億円にしたという実績を持ち、本書ではそのカギとなったSNSの使い方、および自分ブランディングの方法を説いています。

『Me2.0』のダン・ショーベル同様、SNSで成功しました系の青臭さが気になるところではありますが、それでも実業を営んでいるだけあって、商売のツボを押さえた考え方には、感心させられます。

・希少性は欲求を生む
・(人は)自分が一部の人にしかわからない魅力に氣づいていると
いう氣分を味わうのが好き
・ストーリーテリングは、最も過小評価されているビジネススキルである

著者のこうした金言をじっくり味わいながら読むだけでも、ビジネスのヒントが湧いてきます。

ノウハウ部分はやや食い足りないですが、SNSでビジネスを立ち上げようとする方には、いいヒントになると思います。

ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

人の注目が向かうところに、ビジネスが向かうことはしごく当然のこと。人々が集まるところにお金も動き、視聴者の集まるところに企業は広告を打ちたがるものだ

「前の会社をクビになる前、あなたは仕事が楽しみで毎朝飛び起きていましたか?」もし、この質問の答えが「No」だとしたなら、あなたに聞きたい。「どうして次もまた同じ職業に就こうとするのですか?」

他人が僕のことについてどう思おうとまったく氣にならない。でも、他人が僕のことをどう言っているのか敬意を持って注意深く聞くようにしている。ある動画ブログに投稿したエピソードについて、視聴者から僕の態度が不愉快だったとコメントが投稿されたときは、午前4時までかかって1人ずつに謝罪した

希少性は欲求を生む

僕はベースボールカードビジネスの経験から、人は何が良くて何に価値があるのかを、誰かに教えてもらいたいと思っていること、そして、自分が一部の人にしかわからない魅力に氣づいているという氣分を味わうのが好きなことを知っていた

ストーリーテリングは、最も過小評価されているビジネススキルである

商売人、事業家が好もうと好まざろうと、もはや公私の境がなくなってきている

リポーターのスキルと起業家精神を兼ね備えたまれな才能の持ち主同士が組めば、起業・開業の専門家なんかいなくても、すごいオンラインニュースサービスを始めることができる

自分の思っているものが本当に好きなことか、そのことについてほかの誰よりも語ることができるか、この2つの質問にきっぱりと「はい!」と答えられるようでないなら1番にはなれない

ツイッターを使うベストな方法は、自分のブログに誘導することだ

ブログの記事更新を複数の他者サービス(ツイッター等)に同時反映させるサービスに配信する

ツイッターサーチを使って、「税金」とか「401k」「買掛金」など、会計と関連したキーワードで検索する

————————————————

『ゲイリーの稼ぎ方』フォレスト出版 ゲイリー・ヴェイナチャック・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894514052

————————————————-

◆目次◆

第1章 情熱こそすべて
第2章 成功のカギはDNAの中に
第3章 パーソナルブランドのつくり方
第4章 まったく新しい世界の幕開け
第5章 面白いコンテンツをつくる方法
第6章 どうやって配信していくのか?
第7章 生き方が稼ぎ方になった
第8章 1人でもいい!
第9章 これしかない!
第10章 こうやればいい!
第11章 お金にしていく!
第12章 ストーリーをつくれ!
第13章 レガシー

[エラー: asin:4894514052 というアイテムは見つかりませんでした]

『トレードオフ』ケビン・メイニー・著 vol.2172


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/483341936X?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/483341936X?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【ジム・コリンズ絶賛の話題書がついに邦訳!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483341936X

[エラー: asin:483341936X というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、あの名著『ビジョナリー・カンパニー』の著者、ジム・コリンズが絶賛する注目のビジネス書。

※参考:『ビジョナリー・カンパニー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822740315

ビジネスを「上質」と「手軽」の2軸に分け、戦略を論じるというシンプルなビジネス論ですが、肉づけされた事例が、この戦略の正しさを裏づけており、じつに読み応えがあります。

著者のケビン・メイニーいわく、「人々は上質さと手軽さを引き比べてどちらか一方を選ぶ」。

そして、「上質さと手軽さの二兎を追うと、自社の墓穴を掘ることになりかねない」。

そう、上質さと手軽さは、トレードオフの関係にあるのです。

昔から、「戦略とは何をしないかを決めることだ」とよく言われますが、本書に登場するのは、これを成し遂げることで成功した企業と、逆に「上質」と「手軽」両方を追い求めて失敗した企業の例。

成功した例としては、マクドナルドやエルメス、失敗した例としては、スターバックスやCOACHが挙げられています。

どんなに慎重に強みやらしさを精査し、スタートしたビジネスも、やがて経営者やスタッフの「自己愛」から、迷走を始める。

だからこそ、本書のような指針が求められるのかもしれません。

不況のさなか、新規事業に意識が行くのもわかりますが、鈴木修さんが語っていたように、「スクラップが先で、ビルドが後」。

まずは、本書を読んで、捨てることから始めてみてはいかがでしょうか。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

卓越した人々は、慎重に考え抜いたうえで難しい選択をする勇気を持ち合わせているうえ、「何もかもできる」などという錯覚に陥ることなく、自分が抜きん出る可能性のある分野だけに力を注ぐのだ

【以上、ジム・コリンズによる序文より】

人々は上質さと手軽さを引き比べてどちらか一方を選ぶ

上質さと手軽さの二兎を追うと、自社の墓穴を掘ることになりかねない

上質さ、手軽さをめぐるほかの条件がすべて同じ場合、社会的側面を加味することで商品やサービスへの期待度は変わってくる

高い人気を誇る商品やサービスはたいてい、きわめて手軽だが極上とはいえないか、極上だが手軽とはいえないか、どちらかの傾向がある

「理想と現実との関係は上質さと手軽さの関係に重なり合う」(ノースカロライナ州障害者雇用促進センターワシントン事務局長ダニエル・スティーブンス)

iPhoneは大量生産であるにもかかわらず、発売直後の数カ月は入手が困難をきわめたため、やはりオーラをまとっていた

経験、オーラ、個性。この三つの足し算によって上質度は決まる

簡便性と経済性。この二つを足し合わせると、商品やサービスがどれくらい手軽であるかがわかる

手軽であるとは「必要とされる」と同義である。ウォルマート、電子レンジ、セブン-イレブン、低価格の家庭向けコンピュータはいずれも生活に欠かせない存在である

商品やサービスに「社交性」が備わっている場合、上質感がグッと重みを増す可能性がある

一九〇八年に生産が始まったT型フォードは、「世界初の手の届くクルマ」という位置づけで成功した

◆「上質と手軽」の選択を見誤らないための五カ条
1.テクノロジーの進歩を見落としてはいけない
2.商品やサービスの成否は、目新しいかどうか、時流に乗ってい
るかどうかよりも、上質と手軽のさじ加減で決まる
3.上質と手軽のどちらをどれだけ重視するかは顧客層ごとに異なる
4.商品やサービスを小さく生むと、小回りが利くため、テクノロ
ジーの進歩や競合他社の動きに対応しやすい
5.新しいテクノロジーは必ずといってよいほど不毛地帯で産声をあげる

————————————————

『トレードオフ』プレジデント社 ケビン・メイニー・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483341936X

————————————————-

◆目次◆

第I部 上質と手軽の天秤
第1章 上質か手軽か
第2章 取捨選択
第3章 不毛地帯と幻影
第4章 カメラ付き携帯の衝撃
第II部 勝者と敗者
第5章 上質の頂点
第6章 手軽の頂点
第7章 奈落
第8章 最悪の選択
第III部 二者択一の決断
第9章 イノベーション
第10章 破局
第11章 光明
第12章 戦略
第13章 あなた自身の強み

[エラー: asin:483341936X というアイテムは見つかりませんでした]

© 2004-2011Elies Book Consulting Co,Ltd.All Rights Reserved.