メインイメージ

『KOKOROZASHI 志』久恒啓一・著 vol.1818


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4887597215?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4887597215?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【偉人たちの志に触れる読書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887597215

[エラー: asin:4887597215 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、平たく言えば、いわゆる偉人の名言集。しかしながら、その辺に転がっている名言集とは、ひと味違います。

著者の久恒啓一さんは、多摩大学の教授であり、『図で考える人は仕事ができる』などのベストセラーを持つ著者ですが、じつは、ある違った顔を持つ人物。

※参考:『図で考える人は仕事ができる』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532193141/

その顔とは、いわゆる「偉人フリーク」です。

じつは著者は、2005年の正月から、「人物記念館の旅」と称して、全国各地の人物記念館を巡り、本書の内容は、その研究の結果、まとめられたもの。巻末には、人物記念館の一覧もついています。

集められた名言も質の高いものが多く、芸術家から政治家まで、幅広い人物の言葉が収められています。

土井も知らなかった名言がいくつもあり、一瞬にして宝物となったのですが、ただ一点、残念だったのが、山本五十六の言葉。

本書では、「してみせて、言って聞かせて、やらせてみせて、それで誉めれば人は働く」となっているのですが、なぜこれを採用したのか、土井にはちょっとわかりかねます。

一般的な言い回しではないので、もしこれを採用した理由があるなら、注釈があってもよかったのではないかと思います。

そのほかは、棟方志向、佐藤一斎、内村鑑三、小林一三、上杉謙信などの読み応えのある名言が並んでおり、何度も読み返したい内容です。

名言が好きな方、人生の指針が欲しい方、自分を奮い立たせたい方は、ぜひ読んでみてください。

久々におすすめの名言集です。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

棟方志功はゴッホにはならずに、世界のムナカタになった。
人は何になるか?
──人は自分自身になっていくのである。

一燈を提げて暗夜を行く。
暗夜を憂うことなかれ。
ただ一燈を頼め。(佐藤一斎)

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る(高村光太郎)

父母に棄てられたる子は、家を支える柱石となり、
国人に棄てられたる民は、国を救う愛国者となり、
教会に棄てられたる信者は、信仰復活の動力となる。(内村鑑三)

鋭きも鈍きも共に
捨てがたし
錐と槌とに使い分けなば(広瀬淡窓)

下足番を命じられたら、
日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、誰も君を下足番にしてはおかぬ(小林一三)

生きんべくんば民衆とともに、
死すんべくんば民衆のために。(布施辰治)

死なんと戦えば生き、
生きんと戦えば
必ず死するものなり(上杉謙信)

行いは俺のもの、批判は他人のもの。
私の知れた事ではない(勝海舟)

少にして学べば、即ち壮にして為すことあり。
壮にして学べば、即ち老いて衰えず。
老いて学べば、即ち死して朽ちず。(佐藤一斎)

他人様のお掘りになったところを、
サラにもう一間ずつ余計に掘りました(古河市兵衛)

時日と忍耐とは
桑葉をして絨毯に変ぜしむ(岩倉具視)

カネを残すのは下、
事業を残すのは中、
人を残すのは上。(後藤新平)

————————————————
『一流になる力』講談社 小宮一慶・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887597215
————————————————

◆目次◆
志を立てる
志を育む
志を磨く

[エラー: asin:4887597215 というアイテムは見つかりませんでした]

『100万人のための受かる!履歴書24のツボ』アイデム人と仕事研究所・著 vol.1817


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4903455408?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4903455408?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【成功する履歴書の書き方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903455408

[エラー: asin:4903455408 というアイテムは見つかりませんでした]

先日、人材紹介会社経由で紹介されてきた若い女性がいたのですが、あまりの常識のなさにビックリしてしまいました。

まず土井が驚いたのは、志望動機書の書き方。

どの会社でも使い回しできる志望動機なのに加え、考察が甘い。

彼女が書いていたのは、概ね「自分はサービスに携わりたい。だから御社を希望しました」といったことでした。

もともと、仕事とは「仕える事」なのだから、すべてサービスです。だから、これは志望動機書になり得ないのです。

その女性には、早々にお引き取り願いました。

ただ、残念なことに、こういったケースが今回が例外ではありません。

最近、人材紹介会社経由で紹介されてくる人材は、とてつもなく常識力がない人が多いのです。

本日ご紹介する本は、履歴書や職務経歴書、自己紹介書の書き方を、採用のプロが教えてくれるムック本。

内容はじつに常識的なことばかりですが、いずれも「その通り!」と言いたくなる、本質を突いた内容です。

また、職種ごとの実績アピールの方法が一覧で載っていたり、「職務経歴の再発見表」がついていたり、自分の現在の市場価値を見直す、いいきっかけとなります。

雇用が流動化し、これからは転職が当たり前の時代になるでしょう。

本書は、そんな時代に少しでも自分を高く売るために、ぜひ押さえておきたいノウハウ集です。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

採用担当者が厳選採用の拠りどころとしているのが、応募者の「やる気」「人柄」「能力」「経験」という「4つの視点」

平成21年4月の有効求人倍率は、全国平均で0.46倍。過去最悪だった平成11年の数字に並びました

転職活動とは、「自分は貴社が求める人材のイメージに近い存在である」ということを伝える活動

企業研究を怠ると「接点」が見つからない

企業と自分の接点(共通点)を探し出し、志望動機に結びつける

履歴書に限らず、ビジネス上の「正式書類」を作成するときは、修正液を使ってはいけません。正式書類に修正液を使うと「ビジネス
感覚(=常識力)のなさ」を伝えてしまうことになります

インターネットによる応募が指定されていない限り、履歴書は「手書き」のほうが評価が高い傾向

採用担当者が見ているのは、「文字の美しさ」ではなく「文字のていねいさ」

応募書類は、「A3サイズの履歴書を折って、他の書類と同じサイズ(A4サイズ)に揃える」以外、基本的には折らない

「使い回し」とわかる書類をプラス評価することはほとんどありません。むしろマイナス評価になります。使い回しの書類から「入社
意欲」は感じられないからです。応募する一社一社に向けたメッセージが込められた書類であれば、使い回しはできないはずです

半数以上の採用担当者が、履歴書から応募者の「一般常識の度合い」「入社意欲の強さ」などを判断している

「用紙がタバコくさかったりするとマイナス要因」(医療系 採用担当者)

確実に採用担当者と連絡が取れる方法を連絡先欄に書きましょう

職歴で採用側がチェックするのは、仕事と仕事の間のブランクです(中略)直近のブランクが長いと、ビジネス感覚が鈍っていると思われ、マイナス評価となる可能性がある

◆志望動機欄に盛り込む2つの視点
1.その会社に入社したいと思った点。共感した点
2.自分にできること。やりたいこと(経験、能力、可能性)

自己アピールの基本は、マイナスを上回るプラスを探すこと

————————————————
『100万人のための受かる!履歴書24のツボ』透明 アイデム人と仕事研究所・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903455408
————————————————

◆目次◆
第1章 採用の条件
第2章 「履歴書」の書き方
第3章 「職務経歴書」の書き方
第4章 「自己紹介書」の書き方
第5章 「封筒」の書き方

[エラー: asin:4903455408 というアイテムは見つかりませんでした]

『かもの法則』西田文郎・著 vol.1816


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4774511986?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4774511986?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【不況でも儲かる人のメンタルとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774511986

[エラー: asin:4774511986 というアイテムは見つかりませんでした]

最近は、人々が未来に希望を持てなくなったせいか、自己啓発書が売れなくなっています。

しかしながら、人間はメンタルの生き物。

成果を出そうと思って実践すればするほど、メンタルの限界が、その人の成功を妨げてしまいます。

土井の周りにいる成功者たちも、よくよく聞いてみると、このメンタルを鍛えるために何らかの活動をしている。

先日、出張の際に萩に行って、高杉晋作生誕の地を訪れましたが、どうやら高杉晋作の母親は、彼を気丈夫に育てるために、幼少期、近所の金比羅さんにあった大きな天狗の面を見せていたそうです。

成功するためにはメンタルが重要だということを、母親もよく理解していたということなのでしょう。

本日ご紹介する一冊は、北京オリンピックに出場した日本女子ソフトボールチームをはじめ、数多くのトップアスリートに指導してきたメンタル指導の第一人者、西田文郎さんによる自己啓発書。

人間を成功/不成功に導く「予感」の力について解説した、じつに読み応えのある一冊です。

「予感」つまり「かも」の力が人生を決める。そのことを如実に示す偉人たちの例を紹介しながら、どうやれば成功のイメージをつかめるのか、そのヒントを示しています。

土井はこの本を読んで、社員が正しい行動を取れない理由、指導した著者の一部が小さくまとまってしまう理由がよくわかりました。

情報が万人に等しく行き渡る現在、差がつくのは「行動」とそれを支える「メンタル」です。

人を指導する立場にある人はもちろん、自分を飛躍的に成長させたい人にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

人を自殺に追い込むのは、たった一つの「かも」なのです。
「このままでは、もう生きられないかもしれない」
「私の人生には、苦しみしかないのかもしれない」
「死んだほうがラクかもしれない」

残念なことに私たちの脳は、「したい」という願望のほうではなく、この「かも」のほうを実現してしまう仕組みになっています

人は、失敗したからあきらめるのではありません。「かも」の形で、失敗を予感するからあきらめるのです

日経新聞は景気のいいときに読む新聞である

悪い未来を想定しているから、自分を守りたくなる。苦境に陥ったときほどダックコールを吹いて、望ましい未来の「かも」を呼ぶべきなのに、環境依存型の他責の人間にはそれができないのです。誰かを責めたり、何かを批判したりしながら悪いイメージを反復し、望ましくない未来の「かも」にますます支配されていく

他人を守ろうとすれば、「肯定的なかも」が飛ぶ

ツキとは何か──。
どんな状況に置かれても、「できるかも」「やれるかも」「うまくいくかも」「ツイているかも」と感じられる力のことです。これを私は「かもの力」と呼んでいます

絶体絶命のピンチのなかにいても、平気でプラス思考になれるほんのひと握り、1%の人間がいるのです。世間では、それを「天才」と呼んでいます

東大に合格する学生のほとんどは、中学や高校時代に「東大生になれるかも」という予感を抱いた人

貧乏になる人は、金持ちを予感できない人です。金持ちになる人は、たとえ今は貧乏でも金持ちを予感しています

人は漠然と誉められるより、今、このときを誉められるほうが嬉しい

もし充実した人生を歩みたければ、できるだけ飛行距離の長い「かも」を脳に住まわせるべきです

放っておくと人は、過去の延長で生きてしまう

ビジネスやスポーツ競技に必要なのは、最善をイメージし、最悪を想定する強靭なプラス思考

危機管理の伴った「かも」こそが確信へと成長する

————————————————
『かもの法則』現代書林 西田文郎・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774511986
————————————————

◆目次◆
第1章 未来を決めていたのは「かも」だった
第2章 「かも」は大不況をチャンスに変える
第3章 心の「かも」は脳の中で闘っている
第4章 喜びの大きさで「かも」は成長する
第5章 マイナス思考でも「かも」は羽ばたける
第6章 どんな大変革も小さな「かも」から始まる

[エラー: asin:4774511986 というアイテムは見つかりませんでした]

『整理HACKS!』 小山龍介・著 vol.1815


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4492043373?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4492043373?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【どこでもオフィスの効率的仕事術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492043373

[エラー: asin:4492043373 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、大手広告代理店を経て、サンダーバードでMBAを取得、松竹で新規事業立ち上げに携わった後、ビジネス作家としてブレイクした著者が、その整理術を述べた一冊です。

「書籍ハック」「環境ハック」「情報ハック」「生活ハック」「思考ハック」「人脈ハック」と全体が6つの章に分かれており、なかでもあまたあるデジタルツールを使いこなす、「書籍ハック」「環境ハック」「情報ハック」の3つは必読。

プリントアウトは容赦なく捨てる、本は読んだら捨てる、ファイル名は「プロジェクト名+書類名+作成日」で検索しやすくするなど、現在の環境でもすぐ実行できる仕事術と、最新のデジタルツールを使ったマニアックな仕事術が共存しています。

デジタルツールに関しては、ワンクリックでウェブサイトの画面をキャプチャーできるCapture It!や、Gmail、Google Calendar、Google Documentsなどのウェブアプリがオフラインでも扱えるGoogle Gears、書き捨てツールとして注目を浴びるTwitterなどが紹介されており、知らなかった人には重宝する内容でしょう。

ややマニアックな部分もありますが、ずぼら人間でもできそうな整理術が中心ということで、ビジネスパーソンにはおすすめの内容。

これを機に、ご自身の机の整理やパソコンの情報整理を進め、生産効率を大幅にアップしましょう。

ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

プリントアウトは容赦なく捨てる(中略)「パソコンにデータとして残っている書類を、紙で持っているのは無駄である」という認識を頭にたたき込む

ファイル名は「プロジェクト名+書類名+作成日」にする

SugarSyncのフォルダ同期はほんとうに強力です。企画書などのビジネス書類もそうですが、本の執筆では大活躍しました。どんなPCで執筆をしても、同期フォルダに入れておけば、最新データが各PCに行き渡る

PCの起動時間は、だれもが当たり前のものだとして受け入れてしまっていますが、PCの活用にあたって非常に大きなボトルネックになっています

おすすめしたいのが、重要なWeb画面は、キャプチャーをとっておくというハック。Capture IT!というツールがあり、これをInternet ExplorerやFirefoxにインストールしておけば、ワンクリックでウェブサイトの画面キャプチャーをとることができます

SDカードを複数枚持つ

スティックタイプのSDカードリーダーもあわせて持つ

プロジェクトの資料をひとまとめにしてクリアホルダーに放り込み、何の資料かわかるように、右上に日付とプロジェクト名を入れます。
さらにこれを、最近使った資料が手前に来るように並べるだけ

小物を透明ポーチに入れて整理する

携帯電話、デジタルカメラ、iPod、PSP、Nintendo DS、ICレコーダーなど、それぞれ個別の充電器を持ち歩いていると、かばんの中のスペースだけでなく、重さも相当なものになります。そこでおすすめしたいのが、充電器をすべてUSBケーブル経由にまとめてしまうというハック

ノートPCのACアダプターを三つ用意する

Google関連では、さらにGoogle Gearsも必須。GmailやGoogle Calendar、Google Documentsなどのウェブアプリが、オフラインでも扱えるようになります。インターネットにつないでいなくても、すでに受信済みのメールの検索、スケジュールのチェック、文書の閲覧・作成が可能になります

http://b.hatena.ne.jp/t/ライフハック?sort=hot&threshold=50というように、URLの最後に「?sort=hot&threshold=50」とつけると、この場合は50ユーザー以上がブックマークしたものだけを抽出することができます

GPS機能による位置情報もまた、情報整理には非常に重要なインデックス

名刺にはすぐ、もらった日付を入れる
————————————————
『整理HACKS!』東洋経済新報社 小山龍介・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492043373
————————————————

◆目次◆
1.書籍ハック! データ集約とアクセス分散
2.環境ハック! 環境の統一と洗練
3.情報ハック! 時間軸と空間軸
4.生活ハック! ルーチンとサプライズ
5.思考ハック! 情報分割と統合
6.人脈ハック! リンクとショートカット

[エラー: asin:4492043373 というアイテムは見つかりませんでした]

『ラブホテル経営戦略』 山内和美・著 vol.1814


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4784826556?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4784826556?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【ラブホに学ぶ、ビジネスのヒント】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4784826556

[エラー: asin:4784826556 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、BBMで紹介して良いものかどうか、大変迷ったのですが、じつに良く作り込まれているということ、また徹底した顧客視点がビジネスに役立つということで、思い切って紹介することにしました。

ズバリ、ラブホテル経営に関する本です。

著者は、全国で初めてラブホテル・ポータルマッチングサイトを始動したという、株式会社ハート・トラストウィンの代表、山内和美さん。

女性ながら、数々のラブホテル経営に携わり、成功に導いてきた、この業界の第一人者のようです。

本書を読んで気づくのは、ラブホテル経営には、ビジネスを向上させるさまざまなヒントが含まれている、ということ。

たとえば、1日1組が当たり前と思っているサービスを何度も回転させることによって、売上げが上がるという点。

これはレンタルビジネスの発想にもつながります。

また、時間単位で料金を変更することで、インフレに強い体質ができあがるという点や、現金商売であるという点、さらに「秘密」や「安心」を重要視することでリピートが増える点など、既存ビジネスに応用できる考え方が満載です。

他方、人の採用・管理が難しい、事故が多い、リノベーションに頼ると設備投資の回収が難しいなど、問題点もたくさん見えてきます。

これから起業する人にとっては、本書ほど経営の全体像が見渡せる本も珍しいと思います。

このBBMでは紹介できませんが、本書には、顧客視点で見たオペレーションのコツも、多数紹介されており、真の顧客志向を学ぶ上
でも役に立ちます。

どうしても色眼鏡で見てしまうビジネスではありますが、そこから学べることは数多くあります。

正論を並べ立てる、ありきたりのビジネス書に飽きた方は、ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

ラブホテルは、宿泊より昼の休憩の利用客が多い

人が生活するために最低限必要なもの、衣食住は不況に強いと言われています。ただし、不況時には、安いものが求められます

ラブホテルはインフレに強いとも言われます。なぜなら、ラブホテルは、時間単位で料金を変更できるからです

「休憩」で2回転、「宿泊」で1回転。合計し、平日は3回転を若干落ち休日は3回転を余裕で超えるくらい

1部屋が3回転、1回転あたりの客単価が平均7千円として1日当たりの1部屋売上が2万1千円。月当たりにして63万円になります。地方に行くと、単価が割り引かれて6千円として月当たり54万円

仕入れ・在庫がない、現金商売であることは、やはり儲かる仕組み

ラブホテルは短期的に設備投資せざるを得ない業態であるのは間違いなく、リニューアル投資をしないと売上は次第に落ち込み、気がついた時にはすっかり閑古鳥が鳴いています

温泉旅館にラブホテル的サービスを付加すれば間違いなく人気が出るという、あるホテル企画者のアイデアがあります。温泉旅館の伝統的なお仕着せの食事時間、布団の上げ下ろしをなしにして、お客様をその空間で自由にさせる(中略)温泉旅館とラブホテルのサービスを合体して6か月先まで予約で埋まっているホテルもあります

ラブホテルのお客様はリピーターが7割?8割

いつも来る二人が、気づくか気づかないかわからない程度でも、おそらく潜在意識にはちゃんと新鮮さがアピールできている。そんな
マイナーチェンジを面倒くさがらないでやっているホテルは、ロングセラーになりうる

ラブホの看板は、ホテルの名前ではなく、いかに「ホテル(HOTEL)」の文字をインプットさせるかが大事

ラブホテルは1番店が大きく儲かり、次に2番店が儲かります。そして3番店(→4番店)という具合なのですが、繁盛店のおこぼれさえ頂戴できない閑散店はいずれ客ゼロ倒産店となって、経営を断念しなくてはならなくなります

◆ラブホテルが売りに出される理由
1.くたびれ 2.清純派2代目 3.過去隠し 4.借金破綻
5.思惑違い 6.事故物件 7.競合負け物件

————————————————
『ラブホテル経営戦略』週刊住宅新聞社 山内和美・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4784826556
————————————————

◆目次◆
第1章 ラブホは儲かりまっか?
第2章 ラブホテル経営の現場
第3章 これからラブホテルを経営したい方へ
第4章 ラブホテル不動産

[エラー: asin:4784826556 というアイテムは見つかりませんでした]

『ヒトがいない カネがない 仕事がない 社長、ネットがありますよ!』 吉田和彦・著 vol.1813


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/486063344X?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/486063344X?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【社長必読】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486063344X

[エラー: asin:486063344X というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、小規模な町の印刷会社でありながら、オリジナル商品とインターネットを使って知名度を上げ、「ワールドビジネスサテライト」「NEWS23」などでも取り上げられた恒信印刷の代表取締役、吉田和彦さんによる一冊。

前半の約70ページはありがちな自己啓発書ですが、中盤78ページから122ページの内容が、じつに実践的で重宝します。

たとえば、インターネットで買い物をする人の不安を払しょくするためにどうすればいいか、というところでは、ホームページに載せるべきものとして、ズバリ4つの点を指摘。

1.社長、社員の顔写真とプロフィール
2.お客様の声
3.受賞歴
4.マスコミ掲載実績

しかも、これだけに終わることなく、それぞれ具体的にどう掲載すると効果的かを述べています。

キャッチコピーや写真についても戦略的で、売上に直結するホームページの作り方、SEO的に有利になる方法が書かれています。

SEOの達人やウェブの達人が書いた本は山ほどありますが、中小企業の社長が使うなら、本書ほど実践的かつコンパクトな本はないと思います。

土井も読んでいてさっそく実践したいアイデアがいくつもありました。

インターネットを使って売上を上げたい中小企業の経営者、および個人に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

常に選ばれる存在になるには、代わりが見つからない会社になること

他社が作れないオリジナル商品を持つことが、会社を守る方法

社長がブランドになることは、会社をブランドにするよりも手っ取り早く、しかも社長はいろいろな場に出る機会が多いため、広告塔になることから、アピール効果も高い

ものが売りたいのであれば、お腹の空いている人を探せばいい

ホームページを作るうえで、もう一つ大切なことがあります。それはズバリ「不安」を感じさせてはいけないということ

◆不安を払しょくするためにホームページに載せるべきもの
1.社長、社員の顔写真とプロフィール
2.お客様の声
3.受賞歴
4.マスコミ掲載実績

人は、数字や性能の羅列より、物語に引きつけられます。その商品の開発秘話のようなもの、つまり、商品ができた裏話、背景などです。「体の不自由な自分の親に楽をしてもらうために作った浴槽」などといった物語があると、ぐんと興味を持ってもらえます

◆売れるホームページにするために掲載すべきもの
1.写真 2.キャッチコピー 3.商品の説明文

製品の写真を掲載する場合は、製品そのものより、それを使っている人の写真を載せましょう。バットなら、野球選手がバットを構えているもの、今まさにボールを打とうとしている様子、服や宝石なら、それを身に着けている人の写真にするのです

飲食店などのお店ならば、外観や店内写真は必要です。その場合は人が入っている写真を使いましょう。店内なら当然、満席になっている状態の写真です

◆お客様の声を掲載する時は、できるだけ次の三つを載せる
1.推薦の文章
2.できればそのお客様の写真
3.その方の会社や肩書きなど

お客様に手書きのお手紙をいただいたなら、現物を写真で掲載する

「何でも屋」よりも「専門店」のほうが、その分野に特化しているので上位表示される

————————————————
『ヒトがいない カネがない 仕事がない 社長、ネットがありますよ!』あさ出版 吉田和彦・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486063344X
————————————————

◆目次◆
第1章 不況だからこそ大切になる考え方
第2章 会社の98パーセントは社長にかかっている
第3章 社長だから売れるホームページを作れる
第4章 会社のファン作りは社長ブログがいちばん!
第5章 小さな会社でもメジャーになれるSEO対策
第6章 ネット以外で社長ができること

[エラー: asin:486063344X というアイテムは見つかりませんでした]

『サービス発展途上国日本』奥谷啓介・著 vol.1812


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4903721183?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4903721183?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【名門プラザホテル経験者から見た日本のサービスとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903721183

[エラー: asin:4903721183 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、世界有数の名門ホテル、プラザホテルに勤めたことのある著者が、日米ホテルのサービスレベルおよびスタッフの労働環境について比較した一冊。

自身のホテル経験をもとに、エッセイ風に書いた内容ですが、日本で流行のホスピタリティ信仰とは、ちょっとテイストが違います。

まずもって驚くのは、第一章に登場する、暖房が壊れて風邪を引いたというお客様への対応エピソード。

「ゲストが風邪を引いたというのは、その場でホテルに苦情をあげていない可能性が高い。それはゲストの責任といえる。にもかかわらず、私がゲストの立場に立ち、ホテルに金を返せなどというのは、会社にとっての背反行為とも言えることだ」

最初は読んでいて反発を感じたのですが、読み進めていくうちに、確かに著者の言うことも一理あると感じるようになりました。

日本型の滅私奉公の場合、著者も論じているように、他業界に人材が流出する危険性がある。

そうなれば、ホスピタリティを維持する人材を確保することは難しくなるのです。

また、過剰なサービスによって企業の利益を圧迫すれば、それはスタッフの給料もしくは価格に転嫁されることになる。

今後、ビジネスの世界では、人材獲得戦争が起こるわけですから、ホテル業界全体が意識を高めないといけない、という著者の主張はもっともなことだと思います。

では、具体的に経営サイドはどんなことを成し遂げればいいのか。

本書では、著者が勤めていたホテルがどんなことをして、職場環境を改善していたか、その具体例が示されており、参考になります。

また、巻末には日本のホテルマンが辞めて他業界に行こうと思う10の理由が掲げられており、こちらも必読の内容です。

多くの読者が期待する「感動のサービス」といった内容ではありませんが、経営の現実を考えたときには、参考になる一冊です。

エッセイなのか経営論なのかはっきりしないところが不満ではありますが、ホテル経営に携わる方、サービス業に携わる方は、ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

あまりにもていねいな対応がスタッフの労働時間を長くする。スタッフは疲れ、仕事への意欲がぼける。また、残業代が生産性を落とす。それにより給与を上げられないという悪循環を引き起こす アメリカのホテルにはかわいそうなスタッフはいない。自分がかわいそうだと思えば働いていないし、その状況が理不尽なものであれば、会社に対して訴えを起こしている。会社は訴訟されることが恐くて、労働環境をつねに向上させようと努力をしている

ある日、上司に怒鳴られた。「君の給料はどこからでていると思っているんだ! ホテルの売り上げからでているんだぞ。顧客側に立ってホテルが利益を守るための条件を崩すようなことをしては駄目じゃないか」私は頭をハンマーで叩かれたような気がした

その道に就きたいと思ったら、それをとことん極めてエキスパート(専門技能者)になるのがアメリカの流儀。会社はエキスパートが欲しくて求人を出すから、技能をもっていれば職場を見つけるのに困らない。これが個人に職場を選ぶ自由を与えている

日本の学校教育のあり方は、自分のやりたい仕事を追求するための技能を育てるシステムになっていない。学生時代の自由な時間と引き換えに、社会にでたら企業に自分の将来を握られる社会構造になっている

◆シンガポールのウエスティンのやり方
日本のビジネスがどんなにたくさん取れるとしても、ホテルの半分を日本のビジネスで埋めるようなことはしない。ある一つの国のビジネスに頼りすぎると、その国で紛争や経済危機などが起きたときに、ダメージを受けることになる。だから、各国から入るビジネスの上限をそれぞれ二〇パーセントまでにするというように決めて、それ以上はとらないようにしていたのだった

プラザでは常連客の延泊依頼を断ることはなかった。どんなに部屋が足りなくても受けた。それはリピーターほどホテルにとって大切なゲストはいないという考えに基づいた方針だった。リピーターの依頼を断ることで、次回から利用してもらえなくなるよりも、初めてのゲストを他のホテルに移動させるほうが戦略上得策だからだ

アメリカ人は謙らない。彼らは、人はみな同じ目線で人を見なくてはいけないと思っている。それは差別との長い戦いを経てたどり着いた終着点

あの時、リノベーションになるかもしれませんなどということを一言でも口にしていたら、団体はプラザを選ばなかっただろう。未定のことに不安を感じてビジネスをするべきではない。これはその後の私のビジネスをする上での方針となった

◆労働環境を改善するための3つの方法
1.定期的にアンケート調査(不満を抱えるスタッフを探し、改善)
2.Job Descriptionを明確に(互いが干渉しないように)
3.月一度の合同ミーティング(表彰や誕生パーティで仲間意識を強く保つ)

————————————————
『サービス発展途上国日本』オータパブリケイションズ 奥谷啓介・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903721183
————————————————

◆目次◆
はじめに 夢を失いつつある日本のサービス産業
第一章 世界の超一流ホテルに泊まる楽しみを知ってしまった
回想録 日本勤務時代
第二章 海外生活のあまりの楽しさに溺れた
回想録 シンガポール勤務時代
第三章 仕事の苦しみを楽しみに変える術を身につけた
回想録 サイパン勤務時代
第四章 世界中から訪れるセレブを横目に真の一流を見た
回想録 ニューヨーク勤務時代 前半
第五章 ホテルほど感動させられる職場は絶対にないと思った
回想録 ニューヨーク勤務時代 後半
第六章 アメリカにできて日本にできないはずはない!
楽しい職場にするための5つの改革
第七章 サービス業ほど楽しい仕事はないと必ず言えるようになる
仕事を辞めたいと思う10の理由

[エラー: asin:4903721183 というアイテムは見つかりませんでした]

『「戦う組織」の作り方』渡邉美樹・著 vol.1811


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4569770363?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4569770363?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【16年後のビジネスが見えますか?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569770363

[エラー: asin:4569770363 というアイテムは見つかりませんでした]

これまで、ワタミ創業者、渡邉美樹さんの本を何冊も読んできましたが、本日ご紹介する一冊は、土井が渡邉さんにもっとも書いて欲しかった一冊です。

それはつまり、経営者向けのマネジメントの本、ということ。

なぜかというと、ワタミのような飲食チェーンは、近年、人材難に陥っていますし、また急速にチェーン展開するには、リーダーの育成が必須だからです。

つまりワタミには、優れたマネジメントノウハウがある。これは土井がずっと前から抱いていた仮説です。

普段はビジネスマン向けの自己啓発書を多く書いている著者ですが、本書は、起業家、あるいは創業社長にこそ読んで欲しい一冊。

どんな人材を登用し、後継者にするかを書いているという点では、未来の幹部候補生にもおすすめの一冊です。

まず驚いたのは、著者の未来を見通す目。戦略を立ててもすぐに使えなくなる、といわれる今日でも、2025年、つまり今から16年先のビジネスの種まきをしている。

しかも、しっかりリスク分散についても考えています。

優れた経営者には、必ず戦略的な一面があるものですが、本書では、普段さわやかな渡邉さんの辣腕ぶりを垣間見た気がしました。

「トップは常に戦場の最前線で戦わなくてはいけない」
「リーダー育成の最大のポイントは、『追い込むこと』」
「低い評価を下すなら、必ず『汚名返上』のチャンスを与える」

いずれの言葉も、マネジメントにおいて、重要な示唆を含んでいます。

また、若手ビジネスマンにとって「組織は人を食いながら成長していく」という著者の言葉は、おそらく背筋がピンと伸びる思いがするに違いありません。

オビに「『ほめて伸ばす』全盛の時代にあえて問う 厳しくも痛快なリーダー論」とありますが、まさにその通り。

経営者の闘争本能に火を付ける、じつに熱い一冊です。

ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

「叱れない上司」が増えているのは、相手のことを考えず、自分のことばかりを考えているからではないだろうか。自分が嫌われたくないから、叱ることができない。つまり、そのやさしさというのは実は自分を愛するがゆえのずるさであり、実は相手のことを思っていない薄情さなのだ

組織というのは、一つの理念に向かって進んでいく「理念集団」である

自分の勘がすっかり鈍ってから、後進に会社を委ねたとしても、次代を担う経営陣が育っていない状態では、経営は絶対にうまくいかない

ワタミでは「外食」「介護」「宅配弁当」が事業の三本柱となっている。この事業モデルの強みは、お客さまがお金を出すときの「財布」がそれぞれ異なることだ(中略)外食は可処分所得、介護は預貯金や退職金、高齢者向け宅配弁当は年金というように、お客さまがお金を出すときの財布がそれぞれ異なっている

少なくとも二〇二五年の段階では、売上高一〇〇〇億円を超える農業会社が五社か六社は誕生しているようでないと、日本の農業の未来は危うい。そのとき、ワタミも日本の農業を支える一翼を担いたい

成長産業である介護ビジネスや高齢者向け宅配ビジネスも、二〇二五年ごろには成熟産業になる(中略)ただしビジネスとしてのピークは、それよりも七、八年前の二〇一七年か二〇一八年ごろに来ると考えたほうがいいだろう。この時期になるとたくさんの会社が介護ビジネスや宅配ビジネスに参入するため競争が激しくなり、先行者利潤が見込めなくなるからだ

組織はその成長段階に合わせて、必要とする人材をどんどん変えていくわけだ。また同じ人間に対しても、要求する水準をどんどん変化させていく。今必要な人間が、五年後、一〇年後にも必要であるかどうかは誰にもわからない。だから「組織は人を食いながら成長していく」のである

「戦う組織」とは、厳しい集団でなくてはならないが、人の可能性を見切る冷たい集団であってはいけないのだ。活きるかもしれない人材を、見殺しにしてはいけない。チャンスは常に与え続ける必要がある

私は、トップは常に戦場の最前線で戦わなくてはいけないと考えている(中略)逆に言えば、自分にとって楽な場所、一二〇%の力を発揮しなくてもいい場所については、どんどん部下に譲っていくべきなのだ

私は戦う組織のリーダー育成の最大のポイントは、「追い込むこと」だと思っている。「おまえの後ろには誰もいない。このミッションは、おまえが成し遂げなければほかに成し遂げられる人間は誰もいない」という状態に、リーダーを追い込むのだ

低い評価を下すなら、必ず「汚名返上」のチャンスを与える

————————————————
『「戦う組織」の作り方』PHP研究所 渡邉美樹・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569770363
————————————————

◆目次◆
はじめに なぜワタミは「厳しい」組織であり続けるのか?
第1章 一〇〇年続く「強い組織」を作るために
第2章 成長を続ける「戦う組織」の作り方
第3章 組織を引っ張る「戦うリーダー」の条件
第4章 「戦う部下」を育てるリーダー力の磨き方
リーダーの資格とは?
リーダーに求められる仕事とは?
「叱れない」「嫌われたくない」では上司失格
厳しくも公正な部下評価を
リーダーが身につけておくべき「力」とは?
仕事をする上での「幸せ」とは何かを考える
エピローグ ワタミを支えるのは「人」である

[エラー: asin:4569770363 というアイテムは見つかりませんでした]

『死ぬときに後悔すること25』大津秀一・著 vol.1810


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4884748522?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4884748522?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【人が死ぬ間際に考えること25個】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884748522

[エラー: asin:4884748522 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、ビジネス書ではないですが、みなさんの人生を充実したものにするために、とても重要な示唆を与えてくれる一冊です。

著者は、これまでに1000人の死を見届けてきたという、終末期医療の専門家、大津秀一さん。

人間が死ぬ間際に後悔することを全部で25個挙げ、後悔しない人生を歩むためのヒントを示しています。

25個のうち、いくつかをご紹介すると、「健康を大切にしなかったこと」「悪事に手を染めたこと」「自分が一番と信じて疑わなかったこと」「遺産をどうするかを決めなかったこと」「故郷に帰らなかったこと」「子供を結婚させなかったこと」など、じつにさまざま。

そして最後、25個目の極めつけは…! 内緒にしておきましょう。

人間は、生きているうちは強がりを言い、自然の摂理に逆らって生きるものですが、いざ体が弱り、死期が迫ると本音が出てきます。

ここに書かれている25の項目は、まさにいまわの際に患者さんたちが漏らした本音。

これから後悔のない人生を送ろうとするわれわれにとっては、じつに重い教訓となりそうです。

25の「後悔すること」から、現在の生活を見直してみる。それをするだけでも、毎日が違ってくるのではないかと思います。

ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

何をするにも、健康は大切である。一番であるかどうかは、議論が必要なところであろうが、健康でなければ、あらゆる人生の挑戦が
不可能になってしまう

健康に意識して取り組んでいるというのは、素晴らしいことだ。けれども注意してもらいたいことは、やはり「統計的」なことも意識したほうが良いということだ。「体験者は語る」的な一例報告で宣伝される健康食品などは、実は証拠としてはあまり強くない。確率がはっきり明示されていないからだ

人間は弱い生き物でもある。健康なうちは、「たばこを吸って病気になっても、これは俺が自分で決めたことだから」と、大声ではっはっはと笑う。しかし同じ人間が、たばこのせいでリスクが増大する病気となり、死病となって泣きそうになる

過ぎたるは及ばざるがごとしで、過ぎたる習慣を持っている人は、自分がいざという段になって後悔しないように、「ほどほど」を心がけておいたほうが良いだろう

治療を続けていたら、いつの間にか死期が迫っていた、このような後悔を訴える人は少なくないのである。延命治療を断ち切ったときに、本当の希望がパンドラの箱のように残っていることを知るべきだ

自分勝手の自由ではなく、自らよって立ち、何ものにも束縛されない真の自由に生きる人間は本当に強い

いまわの際には、自分に嘘をついて生きてきた人間は、必ず後悔することになろう

生命の役割は、バトンに乗せて思いを次代へつなぐことである。バトンをつなぐことは大事であるが、それだけが目的ではない。バトンをつなぐのに、どんなすごい走りを見せたのか、それが次のランナーを励ましもすれば、テレビの前の観衆をも魅了するのである

犯罪など犯すものではないと思った。なぜなら、人が見ていなくても、自分は見ている、そして天が見ているからである。だから死が迫ると、その忌まわしい記憶と、天が許さないという恐怖が胸を覆うことになる。未来永劫許されない、あるいは来世が自分には訪れないというおそれがひたすらに心をさいなむのである

遺産の処遇をしっかりするというのは非常に大切なことである

「子どもなんかいなければ良かった」
死出の旅路の前にそう言った人は、私の知る限りでは存在しないが、
「子どもがいればよかった」
そのように言う人は少なくなかったのである

できるだけ早く人生の総括はしておくべきだし、何も老いるまで待つ必要はない。例えば、「五年ごとに何かしらを残せるようにする!」などと計画を立てて、それを達成できるよう生きていくのも良い

————————————————
『死ぬときに後悔すること25』致知出版社 大津秀一・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884748522
————————————————

◆目次◆
第1章 健康・医療編―死ぬときに後悔すること1
第2章 心理編―死ぬときに後悔すること2
第3章 社会・生活編―死ぬときに後悔すること3
第4章 人間編―死ぬときに後悔すること4
第5章 宗教・哲学編―死ぬときに後悔すること5
第6章 最終編―死ぬときに後悔すること6

[エラー: asin:4884748522 というアイテムは見つかりませんでした]

『考える・まとめる・表現する―アメリカ式「主張の技術」』大庭コテイさち子・著 vol.1809


Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4757122314?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4757122314?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268

【今月のバカヤロー本】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757122314

[エラー: asin:4757122314 というアイテムは見つかりませんでした]

本日の一冊は、土井が認定する、ひさびさのバカヤロー本(いい内容なのに本作りがひどい)です。

著者は、コロンビア大学教育者大学院で教育学を研究し、世界約170カ国が参加するグローバルサイト「キッズスペース」の代表を務める、大庭コテイさち子さん。

説得力あるロジカルな主張を実現するため、アメリカの初等教育で使われているという「図形」や読み書きの技術を、大人向けに紹介した、注目の一冊です。

物事を比較・分類する際に使える「ハイルー博士の8つのマップ」や、読み書きに使える「キュービング」、ビジネスライティングで使える「RGIピラミッド」、ジャーナリストが使う「インバーテッドピラミッド」など、さまざまなツールが使われており、じつに重宝する一冊です。

なかでも「キュービング」の技術は、これを知っているだけで読書や文章の質が飛躍的に向上する、すごいツールです。

さらに、ビジネスとジャーナリズムで異なる文章の書き方など、これ一冊でかなりの読み書き能力の向上が図れると思います。

惜しむらくは、日本語が不自然なのと、留学生に向けられた後半部分。

表紙は一般向けになっているのに、巻末資料はなぜか「アメリカの語学教育と教育制度」となっていて、違和感を覚えずにはいられませんでした。

本作りの面では問題の多い本ですが、内容的には重宝する一冊です。

自分のプレゼン技術を高めたい方は、いますぐ買って読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

◆アメリカの特徴的な4つの教育理念
1.学習者中心 2.批判的思考 3.創造的思考 4.問題解決

ABCDのすべてを即理解できなくても、ABを理解した者とCDを理解した者がチームになればよい

アメリカの教育学では、「創造性=自由に考える力」ではなく「創造性=応用する力」です。社会経験も創造経験も未熟な子どもたちが、なんの根拠もなくただ自由に考えることが、新しくてなお意味も価値もあることを生む確率がどれほどあるでしょうか

◆ハイルー博士がまとめた8つのマップ
1.サークルマップ(関連と定義)
2.バブルマップ(クオリティ(性質・特徴)描写)
3.ダブルバブルマップ(比較対照)
4.ツリーマップ(分類)
5.ブレイスマップ(全体と構成要素)
6.ブリッジマップ(類似・相似比較)
7.フローマップ(連続・順序・つながり)
8.マルチフローマップ(原因と結果・効果)

◆読み書きに使えるキュービング
1.描写 2.比較 3.連想 4.分析 5.応用 6.支持/不支持

◆ビジネスライティングで使えるRGIピラミッド
RGIピラミッドは、頂点にサマリーを置き、そのあとの部分をサポート情報とします

◆ジャーナリストが使うインバーテッドピラミッド
はじめに一番重要で目につき、人々が知りたがる情報を書き、あくまでも重要度が大きいものから小さいものへと書き進むやり方

◆ティーシス――「論文中最も重要かつ独自の論題」
1.ティーシスは筆者によるユニークで具体的で明確な意見であり、一番いいたいこと
2.ティーシスは単純ではない。疑問や反対意見がなさそうなものはティーシスにならない
3.ティーシスは読者に「だから何?(So what?)」と思わせず、人の興味を引くものでなければならない
4.ティーシスは1文でまとめられ序論の最後に位置することが多はない

だんだん大きく(重要に)なっていくクレッシェンド型よりもデクレッシェンド型のほうが、一番重要なことをはじめに訴求できるため戦略的には確実な効果がねらえる

書くとき、話すときに、「ところで(By the way)」と、違う話に移るのはやめてみましょう。By the wayは、せっかく積み上げてきた論理をどさっと横に投げ出す言葉です

————————————————
『考える・まとめる・表現する―アメリカ式「主張の技術」』NTT出版 大庭コテイさち子・著

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757122314
————————————————

◆目次◆
第1章 考えを伝えるスタイル
第2章 組み立てて考える技術
第3章 まとめる・表現する技術
第4章 明快に表現する技術
第5章 ディベートにみる主張の技術
巻末資料 アメリカの語学教育と教育制度
練習問題と解答例

[エラー: asin:4757122314 というアイテムは見つかりませんでした]

© 2004-2011Elies Book Consulting Co,Ltd.All Rights Reserved.