2009年7月10日
【成功する履歴書の書き方】
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先日、人材紹介会社経由で紹介されてきた若い女性がいたのですが、あまりの常識のなさにビックリしてしまいました。
まず土井が驚いたのは、志望動機書の書き方。
どの会社でも使い回しできる志望動機なのに加え、考察が甘い。
彼女が書いていたのは、概ね「自分はサービスに携わりたい。だから御社を希望しました」といったことでした。
もともと、仕事とは「仕える事」なのだから、すべてサービスです。だから、これは志望動機書になり得ないのです。
その女性には、早々にお引き取り願いました。
ただ、残念なことに、こういったケースが今回が例外ではありません。
最近、人材紹介会社経由で紹介されてくる人材は、とてつもなく常識力がない人が多いのです。
本日ご紹介する本は、履歴書や職務経歴書、自己紹介書の書き方を、採用のプロが教えてくれるムック本。
内容はじつに常識的なことばかりですが、いずれも「その通り!」と言いたくなる、本質を突いた内容です。
また、職種ごとの実績アピールの方法が一覧で載っていたり、「職務経歴の再発見表」がついていたり、自分の現在の市場価値を見直す、いいきっかけとなります。
雇用が流動化し、これからは転職が当たり前の時代になるでしょう。
本書は、そんな時代に少しでも自分を高く売るために、ぜひ押さえておきたいノウハウ集です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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採用担当者が厳選採用の拠りどころとしているのが、応募者の「やる気」「人柄」「能力」「経験」という「4つの視点」
平成21年4月の有効求人倍率は、全国平均で0.46倍。過去最悪だった平成11年の数字に並びました
転職活動とは、「自分は貴社が求める人材のイメージに近い存在である」ということを伝える活動
企業研究を怠ると「接点」が見つからない
企業と自分の接点(共通点)を探し出し、志望動機に結びつける
履歴書に限らず、ビジネス上の「正式書類」を作成するときは、修正液を使ってはいけません。正式書類に修正液を使うと「ビジネス
感覚(=常識力)のなさ」を伝えてしまうことになります
インターネットによる応募が指定されていない限り、履歴書は「手書き」のほうが評価が高い傾向
採用担当者が見ているのは、「文字の美しさ」ではなく「文字のていねいさ」
応募書類は、「A3サイズの履歴書を折って、他の書類と同じサイズ(A4サイズ)に揃える」以外、基本的には折らない
「使い回し」とわかる書類をプラス評価することはほとんどありません。むしろマイナス評価になります。使い回しの書類から「入社
意欲」は感じられないからです。応募する一社一社に向けたメッセージが込められた書類であれば、使い回しはできないはずです
半数以上の採用担当者が、履歴書から応募者の「一般常識の度合い」「入社意欲の強さ」などを判断している
「用紙がタバコくさかったりするとマイナス要因」(医療系 採用担当者)
確実に採用担当者と連絡が取れる方法を連絡先欄に書きましょう
職歴で採用側がチェックするのは、仕事と仕事の間のブランクです(中略)直近のブランクが長いと、ビジネス感覚が鈍っていると思われ、マイナス評価となる可能性がある
◆志望動機欄に盛り込む2つの視点
1.その会社に入社したいと思った点。共感した点
2.自分にできること。やりたいこと(経験、能力、可能性)
自己アピールの基本は、マイナスを上回るプラスを探すこと
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『100万人のための受かる!履歴書24のツボ』透明 アイデム人と仕事研究所・著
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◆目次◆
第1章 採用の条件
第2章 「履歴書」の書き方
第3章 「職務経歴書」の書き方
第4章 「自己紹介書」の書き方
第5章 「封筒」の書き方
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