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『競争と公平感─市場経済の本当のメリット』大竹文雄・著 vol.2222


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【目からうろこの一冊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121020456
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最近、いろんな方のブログやツイッターのコメント、出される書籍の傾向を見ていると、いまの日本の若いビジネスマンは、競争を必要以上に避けているきらいがあると思います。

競争を愛した古代ギリシアの発展を見ても、経済学的な見地から見ても、本来、競争は社会の発展になくてはならないものです。

ただ問題なのは、この「競争」と「公平感」をどうやって両立させるかというもの。

さまざまな研究が示しているように、「公平感」は、人の幸せに直結する感情だからです。

本日ご紹介する一冊は、大阪大学社会経済研究所教授であり、数々の良書を出されている大竹文雄さんが、現在日本の「競争」と「公平」について論じた一冊。

とはいっても、決して大上段に構えた政策提言ではなく、さまざまな研究成果から、現在の日本人にどんな心理傾向があるか、なぜ現在の政策が効かないのか、じつにわかりやすく解説してくれています。

下手な雑学本よりもずっと面白く、どんな人間が競争で勝てるのか、女性と男性のパフォーマンスはどんなときにどう違うのか、どんなしつけをした子どもが将来金持ちになるのかといった、さまざまな知識が入っています。

人差し指より薬指が長い男性が仕事で成功する理由、最近流行りの「小さく産んで大きく育てる」が子どもの将来を考えた場合、間違いである理由、学歴が高く金持ちの親ほど子どもを甘やかさない理由など、読んでいるだけで目からうろこ、間違いなしです。

これを読めば、なぜ今どきの若い人が人脈本を書きたがるのか、本田直之さんの本を読むのか、その理由もよくわかります。

自分が豊かになるためのヒントとして読むのはもちろんのこと、自分の子どもへの教育、そしてあるべき社会の姿を考えるためにも、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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最も魚が獲れる時間に集中的に働いたほうが、魚が獲れない時間に長く、魚が獲れる時間に短く働くより、より多くの魚が獲れる

市場競争とは、いわばインセンティブの与えられ方の一つである。厳しい競争にさらされるのはつらいかもしれないが、私たちは競争そのものの楽しさや競争に打ち勝った時の報酬があるから競争に参加する。しかも、市場競争を通じた切磋琢磨は、私たちを豊かにしてくれるという副産物をもたらす

日本人で運やコネが大事だと答えた人は、九〇年で二五パーセント、九五年で二〇パーセントと少数派であったものが、二〇〇五年になると四一パーセントに急増

一八歳から二十五歳の頃、つまり、高校や大学を卒業してしばらくの間に、不況を経験するかどうかが、その世代の価値観に大きな影響を与えるというのだ。この年齢層の頃に不況を経験した人は、「人生の成功は努力よりも運による」と思い、「政府による再分配を支持する」が、「公的な機関に対する信頼をもたない」、という傾向があるそうだ。この価値観は、その後、年をとってもあまり変わらないということも示されている(カリフォルニア大学ロサンゼルス校のギウリアーノ教授とIMFのスピリンバーゴ氏の研究から)

競争的な環境では、女性よりも男性のほうがいいパフォーマンスを示す

女子校の生徒は、共学の女生徒よりも競争的報酬体系を選ぶ傾向がある

十両や前頭下位で引退した力士よりも、横綱や大関といった上位に昇進した力士のほうが、平均的には薬指が人差し指より相対的に長く、その差は統計的にも有意であることが明らかになった。瞬間的な判断力を必要とする職種では、テストステロンの量が重要な資質として機能するようだ

この傾向(正社員と非正規社員との二極化)を止めるには、正社員の雇用保障の程度を低めるか、五?一〇年程度の任期のなかでは繰り返し雇用を自由にできる、任期付き正社員という制度を設けることが解決の方法

出生時の体重低下は、将来の日本経済に大きな影響を与える可能性がある

時間割引率が低い(忍耐強い)親は、自分の子どもを厳しくしつける傾向が日米ともにあることをアンケート調査から明らかにした。
(中略)学歴が高いほど、所得が高いほど時間割引率が低いということは、実証的に明らかにされている

天国や地獄といった死後の世界の存在を信じる人の比率が高い国ほど経済成長率が高い一方、教会に熱心に行く人の比率が高い国ほど経済成長率が低い

高齢者向けの政府支出が政治的理由で増えていくことのデメリットは、そのために人的資本への投資が少なくなることで、経済成長に悪影響を与えることである

実は、最低賃金引き上げで被害を受けるのは、新規学卒者、子育てを終えて労働市場に再参入しようとしている既婚女性、低学歴層といった、現時点で生産性が低い人たちだ

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『競争と公平感─市場経済の本当のメリット』大竹文雄・著 中央公論新社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121020456

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◆目次◆

プロローグ 人生と競争
I 競争嫌いの日本人
II 公平だと感じるのはどんな時ですか?
III 働きやすさを考える
エピローグ 経済学って役に立つの?

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『実践!多読術―本は「組み合わせ」で読みこなせ』成毛眞・著 vol.2221


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【これぞ経営者の読書術!】
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本日の一冊は、かつてマイクロソフト日本法人の社長を務めた経営者であり、読書家としても知られる成毛眞さんが、その読書ポリシーとノウハウを公開した一冊。

第五章にはなんと「賢者の蔵書棚を作ろう」と称して、氏の厳選ブックガイドを載せています。

かつてショウペンハウエルは名著『読書について』で、「良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである」と述べましたが、成毛さんは本書で、安易なビジネスハウツー本を、「かえってバカな『大衆』になるのがオチ」とバッサリ斬っています。

※参考:『読書について』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003363221

では、一体われわれはどんな本を読むべきなのか?

著者がおすすめするのは、ハウツー本ではなく経済学書、経済学書よりは自然科学や軍事に関するもの。そして意外なことに、古典よりも新刊を読むことをおすすめしています。

理由は、古いことと、翻訳の文章が下手なこと。

一理ありますが、これには異論もあるのではないでしょうか。

ただ、ノンフィクションのおすすめ書や、科学読み物の話などは、著者独自の見解が光っており、読み応えがあります。

『コンテナ物語』を読んで「標準化」を語るあたりは、さすが元マイクロソフトといったところでしょうか。

※参考:『コンテナ物語』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822245640

本書は、表向きには読書術の本ですが、実際には経営者の視点・思考を学ぶ優れた参考書だと思います。

これから管理職を目指す、意欲的な若者にこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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複数の本を並列に読むためには、移動中にはこの本、リビングではあの本、寝室ではこれと、本を碁でいう布石のように身の回りに置いておき、いつでも読めるよう準備をしておくべきだ

安易なビジネスのハウツー本や手軽すぎる入門書、あるいは簡単に儲かったり健康になることを謳った本を何冊読んでも無駄だ。かえってバカな「大衆」になるのがオチだ

もし若い人がやってきて、「私はどんな本を読んだらいいですか?」と聞かれたら、「ここにある本は全部面白いよ」「三〇〇〇冊ぐらいあるけど飽きないよ」と言い放てるような本棚にしたいと思っている。ここが私の究極の履歴書なのだ

出版流通に関する私の持論は、「書店は大型店に集約するべきだ」というものだ(中略)所詮取次業者からのパターン配本の書籍を店頭に積み、じつはアダルト雑誌で食べているような小規模書店はできるだけなくなったほうがいい

私が好きな本、本書で紹介しているような本は、多分、iPadでは読まない。読んでも意味がわからないということにもなると思う。理由はひとえに、内容が簡単ではないからだ。何回となく、前に戻って確かめるということも必要になる

きちんとした現代の経営学書を読めば、この敵を知るためのプロセスや情報の評価法など、いわば組織的に実戦に使える知識が得られる。孫子の格言を持ち出し、あとは精神論で頑張れとのたまう中高年ビジネスマンなどが敵う相手ではない

ハウツー書や投資本は捨てて経済学に学べ

自分の好きなものしか目に入らなくなったら、おしまいだ

経済学・経営学に関する本よりも、はるかにお勧めしたいのが、自然科学や軍事に関する本である

経営は仮説を立て、それを信じてリスクを取るが、マーケティングは現状認識ができないものには手を出せない。だから、経営者は自然科学の研究者のように、そしてマーケティング担当者は、軍隊の作戦参謀のように振る舞うのが正しい

これからは、ますます先を見通す力が必要になる。ルールを作った者、変えた者だけが、利益を得ることができる時代であるからだ

常識と言われているものは、すべて疑ってかからなければいけない。いわゆる経営書や入門書を読んでいる人たちは、常識の虜である場合が多い

悪役の話、ダークサイドの物語に学ぶべき点がじつは多い

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『実践!多読術―本は「組み合わせ」で読みこなせ』成毛眞・著 角川書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003363221

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◆目次◆

第一章 超併読のある生活
第二章 賢者の読書、愚者の読書
第三章 経営者は自然科学に学べ
第四章 書評の技術
第五章 賢者の蔵書棚を作ろう─厳選ブックガイド

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『おまんのモノサシ持ちや!』篠原匡・著 vol.2220


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【デザインで売れるとはこういうことだ!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532316219
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先日、テレビ収録の合間の控室で、山田真哉さんと斎藤広達さんに、「最近、土井さん地方によく行っているよね」と声を掛けられました。

…さすが、できる人は『目のつけどころ』が違う。
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確かに、地方に行ったって交通費・宿泊費を考えたら儲かりませんし、手間ばかりかかります。

それでも行っているのは、地方にはまだ見ぬ人材との出会い、そして東京にはない「アイデア」があるからです。

土井はギリシアに留学していた時代、アメリカ人に「テリヤキ食べたい」と言われ、急速に個性が失われていくグローバリズムの恐ろしさを直感しました。

もう、「日本」なだけでは差別化できない。差別化のポイントは、もっと違うところに求めないと勝てない時代なのです。

本日の一冊は、古新聞を世界が注目するエコバッグに変え、何でもない砂浜を人気美術館に変えた土佐の反骨デザイナー、梅原真の流儀を、「日経ビジネス」の記者がまとめた一冊。

クライアントに怒鳴りつけ、会議の席上、書類を集めて帰ったことも一度や二度ではない。

そんな強烈なキャラクターの梅原氏ですが、前述の「差別化」に対する天才的な嗅覚で、さまざまなプロジェクトを成功に導いています。

土佐伝統の「藁焼きたたき」のブランド化に成功し、クライアントである明神水産の売上高は初年度の1800万円から何と10年後には23億5000万円になったそうです。

ほかにも、「土佐のアイスクリンあります」のコピーでは6000万円止まりだったのを、コピーを変えて3億2000万円に、柿渋石鹸を男性専用の「男の石鹸」にして、いずれも目覚ましい成果を上げています。

本書を読んでいて感心するのは、デザイナー梅原真の仕事の精神と発想力。

その根幹には、やはり地方への愛、オリジナルへの執着がありました。

情報化が進み、やたらと「模範解答」が求められる今、本当に必要なのは、自分独自の「モノサシ」です。

本書を読んで、モノサシを持つとはどういうことか、ぜひ実感してみてください。きっと仕事に対する意識が変わるはずです。

個人的には、著者、篠原匡さんの「あとがき」の言葉が一番心に染みました。

ちょっと癖のある本ではありますが、ぜひみなさんにも読んでいただきたいと思っています。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「豊かさとは、自分のモノサシを持つこと。 押しつけられた価値観でなく、自分のモノサシを持つこと。 それが、幸せに生きるということやと思う」

梅原は仕事を受けると、何度でも現地に通う。そして、土地の人々の話を聞き、時に議論しながらデザインを作り上げる。その過程で、商品が持つ魅力や生み出された背景、課題などを見つけ出し、デザインの糧にしていく

「どちらかというと、小さいもの、都合の悪いものの方が好き」こう打ち明けるように、弱いもの、困難に直面しているものに手を差しのべよう、という意識が強い

世の中の価値観が効率性や生産性に傾く中で消えつつあったカツオの一本釣り漁。その伝統漁法を守るために梅原が取った行動は、漁師と組んで一本釣りカツオのたたきをブランド化することだった

「漁師が釣って、漁師が焼いた。これ、このままでエエんとチガウんか」

梅原の「師匠」宝くじ売りのおばあさんのコピー「黙って買う」「祈る」「当たる」

「今のオレにはベースの部分がすっぽり抜け落ちとる」それに気づいた梅原はあえてマネキンを担ごうと思った

「デザインが1次産業を救ったとオレは考えちゅう」

「どこかの洗剤のCMやないけど、浜辺にずらっとTシャツが並んだらオモロイやんか」

地域の独自性を守ることこそ、時代の最先端になる道である

今後、世界はボーダレスにつながる。世界がフラットになればなるほど、日本は日本らしさを求められる。だからこそ、地方は都会を追いかけるのではなく、自分たちの足元を見つめ直し、明確なアイデンティティを持たなければならない―。

「10年たてば文化になる。10年は絶対に続けなさい」(ある企業の担当者がTシャツアート展の松本氏に言った言葉)

「『これって何』と思わせた時点で成功や」

「どうせなら男の石鹸にしたらどうや」

「自分の考え方を表明せんと、誰がものを買うてくれるか」

「赤い絨毯の上には絶対に乗らないものに光を当てる。それが、オレのコンセプト」

もちろん、モノサシを作れば、仕事にありつけるわけではないし、メシが食えるわけでもない。でも、独自のモノサシを持てば、人と違ったものに価値を見出すことができる。独自のモノサシで自分を評価すれば、人にはない違った魅力が見える。このモノサシは「自信」と言い換えることもできるだろう

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『おまんのモノサシ持ちや!』篠原匡・著 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532316219

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◆目次◆

第1話 明日やるのと違う。今、その場でやる
第2話 ものの見方を変えれば、いろいろな発想がわいてくるがよ
第3話 「?」に「?」をかければ、「+」になるろう
第4話 外に向いたベクトルを内に向けよ
第5話 仕事の基本は「ローカル」「ローテク」「ローインパクト」
第6話 じょうごで絞った最後の1滴を描け
第7話 おまんのモノサシで生きろ

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『問題解決のためのファンクショナルアプローチ入門』 横田尚哉・著 vol.2219


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【戦略思考はここから始まる】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887598327
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テレビ「情熱大陸」で多くの視聴者を感動の渦に巻き込み、平均をはるかに上回る視聴率を叩き出した改善士・横田尚哉さん。

その横田尚哉さんのベストセラー『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》』に次ぐ新刊がついに登場しました。

※参考:『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596456

そのものすごい改善スキルの根本にあるのが、本日ご紹介する新刊、『問題解決のためのファンクショナルアプローチ入門』で紹介されている、「ファンクショナルアプローチ」なのです。

本書では、この「ファンクショナルアプローチ」を読者にわかってもらうために、道路、カフェのメニュー、ドライヤー、ハンコなど、身近な事例を用いて、それぞれの「ファンクション(役割、効用、はたらき、意図など)」を説明。

「ファンクション」に注目すると、まったく違った視点で問題解決できるという事実を、読んで実感できる内容となっています。

著者が指摘するように、企業活動が流れはじめると、カタチでの管理が始まり、カタチで指示して、カタチで判断して終わってしまいます」。

また、困難に直面して、どこからか商売の種を仕込もうと、他社のマネをするわけですが、これもファンクションを理解せずに行うため、失敗に終わってしまう。

これこそが、現在、日本が直面している問題なのです。

では、一体どうすればいいのか。

そう、本書を読んで「ファンクション」に注目する問題解決の方法を学べばいいのです。

あなたの会社が現在、どんな苦境にあろうとも、この「ファンクショナルアプローチ」を勉強することで、きっと打開策が見つかるはず。

戦略を考える経営者にはもちろんのこと、問題解決スキルを高めたいビジネスパーソンにも、おすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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企業に社員がいるように、あなたの中にも「思考」という社員がいます

「すべてのモノゴトには、ファンクション(役割、効用、はたらき、意図など)がある」

「これは誰のためなのだろうか」「これは何のためなのだろうか」と考えることから始めていきます。カタチはすばらしくても、ファンクションが達成できないものは、ムダである可能性があります。あなたが求めていたのは「長い布」ではなく、「帯の役割を果たす布」「タスキの役割を果たす布」だったのではないでしょうか

企業活動が流れはじめると、カタチでの管理が始まり、カタチで指示して、カタチで判断して終わってしまいます。効率化が進むにつれ、ファンクションが意識されずに、ますますカタチの世界にどっぷりと入り込んでいくのです

既にある型どおりにできているかどうかをチェックしたところで、何も新しいビジネスは生まれません。ファンクションが達成しているかどうかという視点でチェックしていくのです

「顧客はファンクションの達成を望んでいる」ことを忘れてはいけません。もっとあからさまに言えば、「顧客はファンクションの達成のために消費する」のです

ヒット商品が出ると、多くの模倣が始まります。しかし後続の大半は、その商品にどのようなファンクションがあるのかを理解せずに、ただカタチを真似するだけです。それでは、ヒット商品以上のヒットはできません

優れたビジネスマンは、ファンクションで捉えます。ファンクションで捉えるから、いろいろなカタチを創造することができるのです

日本で最初のレコード会社は、「日本コロムビア」(現・コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社)だそうです。設立したときは、日本蓄音機商会という名前だったそうです。2010年には、設立100年目を迎えました。もう、蓄音機は販売していません。企業が永続していくヒントは、古いカタチの手放し方、新しいカタチのつかみ方にあるのかもしれません

「マニュアルは、みんなの《行動を合わせる》ために、《判断ミスを減らし》、《行動ミスを減らし》、《情報ミスを減らす》モノである」

私たちは未来を観るために過去や現在を観ているのです

「それは、ファンクションを達成するために、今でも最適な方法か」
「新たな事業として始める場合でも、同じ方法が選択されるか」

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『問題解決のためのファンクショナルアプローチ入門』横田尚哉・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887598327

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◆目次◆

1.タウン編
点字ブロックに見る顧客満足
街のカフェをファンクショナルに分析する
ウォークマンが30年以上も売れている理由
生産効率を上げる通勤スタイルを考察する
2.オフィス編
「部長、ハンコください」の“意味”を考える
社内規程は「誰のため?」
マニュアル地獄の社員たち
会社のロゴマークは「何のため?」
「ホウレンソウ」で作業効率は上がったか?
3.プライベート編
活用しきれていない家電のファンクション
ファンクショナルではない「リビング」は要らない
資格取得マニアの気持ちを考えてみる
フェイスブックとツイッター
人はなぜスポーツクラブに通うのか?
4.パブリック編
不案内な案内図
学校教育と企業内人材開発
道路拡幅工事のジレンマ
河川改修からビジネスのヒントをつかむ

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『<わかりやすさ>の勉強法』池上彰・著 vol.2218

【池上彰さんのノウハウ書、ベストはどの本?】
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池上彰さんの『伝える力』が、ついに100万部を突破したそうです。

※参考:『伝える力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569690815

土井は、これまでに何冊か池上さんのノウハウ書を読んでいますが、これが最高峰だと思っていただけに、うれしいニュースでした。

本日ご紹介する一冊は、その池上彰さんによる、最新のノウハウ書。

人前で話す機会のある方に向けて、「わかりやすさ」を身につけるためのノウハウと勉強法をまとめた、注目の一冊です。

正直、前述の『伝える力』や、同じ講談社現代新書から出ている『わかりやすく<伝える>技術』に比べると、読み応えの点で劣りますが、本書は池上さんが実践したトレーニングや、参考にしている情報源がわかり、一から学びたい方にはおすすめです。

※参考:『わかりやすく<伝える>技術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062880032

3冊を土井の偏見でまとめると、『伝える力』は、話す人、書く人双方に当てはまる普遍の「伝える技術」、『わかりやすく<伝える>技術』は、テレビなど映像を使って伝える技術、そして『<わかりやすさ>の勉強法』は、大学受験生や就職活動生、若手ビジネスマン向けのトレーニング、といった印象です。

たくさん出ていますので、ぜひ、ご自分に合ったものを選んで一冊、読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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伝えるべき全体像を、あらかじめ相手に説明しておきなさい

ニュースなら、「そもそも、なぜそれが起きたのか」「どうして、そんなことになっているのか」までが述べられていて初めて、見る人・読む人は腑に落ちます

わかりやすい説明とは、相手にまず話全体の「地図」を渡した上で、「いまの話は地図のここに位置します」と示す説明です

NHKの駆け出し記者時代、私は、現場からのリポート用の原稿を書くときに、「とにかく大変なんです」と書き始めてみることを考えました

聞いている人の頭に絵が浮かぶ。そんな話し方が、わかりやすい説明

どう言葉で説明すれば、相手は頭の中で道順の地図を描けるでしょうか

新聞の一面の下には「天声人語」「編集手帳」「余録」「春秋」など、各紙とも編集委員が執筆するコラムが掲載されています。この文章は入試問題にもよく出題されます。各紙とも筆が立つと評価された名文記者たちが、文章を競い合っているからですということは、この記事をじっくり読むことで、自分の文章力を磨くことができるのです

新聞一面のコラムでは、ふだんは各紙とも別々のテーマを扱っていますが、いったん大きなニュースが発生すると、誰もが同じテーマを扱い、期せずして競作の趣を呈します。このときが、チャンス。各コラムを読み比べ、どのコラムがもっとも優れていたかを自分なりに評価してみるのです

「わかりやすく伝える力」を伸ばしたいと思ったら、紙の新聞を購読した方がいい

他人にしゃべったり、何事かを伝えたりすることが、情報収集の「呼び水」になる

番組のアシスタントやアルバイトの学生に池上の印象を聞いたら、「バカな質問をしても怒られないですみそうな気がする」と話してくれたそうです

歴史を学ぶことは、人類がどのように生きてきたかを知ることです

勉強するからこそ、自分は何がわからないかがわかってきます。自分は何もわからない、何も知らないじゃないかと知ることによって、また勉強しようという気になってきます。勉強すればするほど、自分に何が足りないかということがわかってきます。そして、それを勉強しようと思う……そんな営みが、とても大事なことだと思うのです

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『<わかりやすさ>の勉強法』池上彰・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062880547

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◆目次◆

第1章 テレビでプレゼンのヒントを学ぶ
第2章 話のキモ(中心テーマ)を見つけよう
第3章 プレゼン力を伸ばす
第4章 新聞の読み方、ネットの使い方
第5章 クリアファイルで情報整理
第6章 本の読み方
第7章 ノートのとり方、メモのとり方
第8章 わかりやすい文章を書くために
第9章 聞き上手は伝え上手になれる
第10章 時間を有効に使ってみよう

『大前研一の新しい資本主義の論点』大前研一・編著vol.2217


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【来るべき社会変動(チャンス)をとらえる】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478013721
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著名人の名を冠して、まったく関係のないコンテンツを売るというのは、出版業界ではよくあることですが、それによって読み手が得をする場合もあります。

本日ご紹介する一冊は、大前研一さんが序文を40ページほど書き、残りを、ダン・アリエリー、ダンカン・ワッツ、ポール・R・クルーグマン、ロバート・B・ライシュ、ジェフリー・R・イメルトといった世界の頭脳たちの論文で構成した、知的刺激あふれる一冊。

序文は、大前さんが『民の見えざる手』で述べた内容と重複しており、今後有望な国と経済圏の話が中心ですが、それ以外の「ハーバード・ビジネス・レビュー」の論文のなかには、まだあまり論じられていないテーマ、トピックが数多くあり、目を引きます。

※参考:『民の見えざる手』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093798125

行動経済学の権威として知られるダン・アリエリーが書いた「仕返し」の心理メカニズムや、「六次の隔たり」で有名になったネットワーク科学研究者のダンカン・ワッツの提案、新興市場の未来を論じたアナンド・P・ラマンの論文、アフリカ投資についてまとめたポール・コリアーとジャン=ルイ・バーンホルツの論文、セマンティック・ウェブの未来について論じたトム・イルベの論文…。

大前さんとハーバード・ビジネス・レビュー編集部がタッグを組んで編纂したというだけあって、どれも読み応えのある内容ばかりです。

本書を読みながら、ウェブで各トピックについて調べれば、可能性あふれる未来に、ワクワクすること間違いなし。

閉塞感ただよう日本のビジネスにうんざりした人にこそ、読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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急激な発展が見込まれる新興国の多くに共通しているのは、人口が五〇〇〇万人以上で平均年齢も二〇代後半と若く、豊富な労働力があることだ(大前研一)

富裕層セグメントから、ウォータフォール型に中間所得層のセグメントに参入しようとすると、どうしてもコスト競争力の面で勝てない。そのやり方は避けるべきだ(大前研一)

人間は、自分ではほとんど気づかない「認知バイアス」によって動機づけられる(ダン・アリエリー)

一人きりで仕事をしている状況で、もしチャンスがあれば、たいていの人が不正行為を働くことがわかった(ダン・アリエリー)

ある自動車保険会社では、ほとんどの人が、年間走行距離を記入する際、実際より少なく申告する傾向があることを発見した(ダン・アリエリー)

そもそも、大きすぎて潰せないほど、企業が大きくなるのを許すべきではない(ダンカン・ワッツ)

ひたすら株主の富が追求された時代ですら、株価重視に逆らい、ステークホルダーを尊重する企業のほうが優れた業績を上げていた(ジェフリー・フェファー)

水資源は、人口の増加、工業化、および気候変動の影響から、徐々に逼迫しつつある。実際、その需要が供給を上回る地域が、二〇三〇年までに、世界GDP(各国のGDPの合計)の四〇パーセント、世界人口の八五パーセントを占めると予想される(エリック・ベインホッカー、イアン・デイビス、レニー・メンドンカ)

ゴールドマン・サックスのリポートによれば、二〇五〇年までに、南アフリカの一人当たりGDPは、ブラジル、ロシア、インド、中国のそれを上回るという(アナンド・P・ラマン)

政府のインフラ支出に便乗するのは、開発途上国において効果的な戦略(アナンド・P・ラマン)

IMF(国際通貨基金)が二〇〇八年一〇月に発表した『世界経済見通し』によれば、二〇〇九年におけるサハラ以南諸国の予想経済成長率は六・三パーセントで、なかでもウガンダ、タンザニア、ナイジェリアのそれは八パーセントを超えるという(ポール・コリアー、ジャン=ルイ・バーンホルツ)

アフリカで最も成功している事業として、建設会社、コール・センター、ITサービスなどが挙げられる(ポール・コリー、ジャン=ルイ・バーンホルツ)

不況にもかかわらず、購買意欲の高い未開拓顧客が存在する。それは、世界に約二億人いるといわれる移民たちと、母国で暮らす彼ら彼女らの親族である。その数は、実に五億人に上るという(マルセロ・M・スアレス・オロスコ)

一新された世界では、一般ユーザーはオープンな標準技術であるRDFを用いて、フェースブック、マイスペース、リンクトインなどのソーシャル・ネットワーキング、サービス(SNS)の機能性や柔軟性を簡単に複製できるようになる。そしてセマンティック・ウェブの世界では、仲介者は不要となり、個人情報の管理もその持ち
主であるユーザーの手に戻される(トム・イルベ)

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『大前研一の新しい資本主義の論点』大前研一・編著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478013721

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◆目次◆

序 ポスト金融危機の経営戦略 大前研一
第1部 経済と金融
第2部 企業
第3部 グローバリゼーションと新興経済
第4部 技術と環境

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『「超一流」の構想術』中谷彰宏・著 vol.2216


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【中谷彰宏、ヒットメイクの法則を語る】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4904336100
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この数日間は、机まわりを片づけては本を読み、片づけては本を読み、を繰り返しています。

本日ご紹介する一冊は、そんな中から見つけた、掘り出し物の一冊。

ベストセラー『面接の達人』をはじめ、数多くの著作物を世に出し、セミナー講師としても大活躍中の中谷彰宏さんが、コンテンツビジネスで成功する方法、そしてヒットメイクの法則を明らかにした、玄人向けの一冊です。

著者は、「構想」と「発想」を対比させながら、<発想は、「ゼロから1」の作業><構想は、「1から2」、さらに無限大に進むやり方>と論じています。

若いうちはついつい、ゼロから1を生み出す「発想」の方に目が行きがちですが、ビジネスをきちんと軌道に乗せるには、「構想」の方がずっと大事。

本書では、そのことに言及したうえで、では具体的にどうやってコンテンツのシリーズ化をはかるか、商売の連鎖を実現するかを説いています。

本書が出されたのは、今からちょうど2年前ですが、この時期に出版物のデザインの重要性に触れているのは、さすがといったところ。

本作りのヒントについても言及されているので、出版関係者、著者は必読の一冊です。

エリエスでも、中谷さんのセミナーを過去に一度行いましたが、中谷さんのブランド論、執筆論には注目すべきものがあります。

※参考:「愛され続けるブランド人の秘密」

通常の中谷ファンに受けるかどうかはわかりませんが、クリエイティブな仕事に携わる玄人にとっては、価値のある一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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発想では、「花」を売ります。構想では、「花言葉」を売ります。これが発想と構想との違いです。

発想型の人は花を買います。彼女のプレゼントに「バラを100本」という買い方をしています。これは物量作戦です。物量の勝負に出ると、バラを200本持ってきた人に負けます

モノはたまたま関係づくりのキッカケになっているにすぎないのです。「モノづくり」よりも「関係づくり」が大切です

発想は、「ゼロから1」の作業です。
構想は、「1から2」、さらに無限大に進むやり方です

「5つ考えてください」と言われてバラバラに企画を5つ考えるのは、発想です。構想は、この5つを連続性で考えます。これには軸と方向性が必要です。自分たちは、今どこへ向かおうとしているのかということです

新しいお客様を探すより、同じお客様に新しい商品を売る

1人のお客様に徹底的につきあうのです

構想力は逆から考えます。まずデザインから入って、「このデザインに合う機能は何か」と考えるのです。デザインは、結局はお客様とのコミュニケーションです

「ワインを売る時にクルミ割器をつけたら売れた」という話をする時に、「それは別のビジネスの話だ。うちにはクルミ割器は関係ないし」と言う人がいます。そうではなく、「うちにおけるクルミ割器は何だ?」と考えることです

1000人単位を1個より、10人単位を100個のほうが、はるかに強いビジネスになるのです(中略)単位を大きくすると、お客様1人1人のモチベーションはきわめて低くなります。一番大切なのは、お客様1人1人のモチベーションを上げることなのです

アイデアをひとり歩きさせるには、お客様が学習していく部分が必要

実は、興味は前パブより後パブにあります。後パブを打つことで、次につながっていくのです

銀行ではなく銀行強盗からお金を奪うという発想が、構想力

いつまでも『面接の達人』と呼ばれているようではいけません。ヒット商品は、必ず愛称で呼ばれます。実は、1冊目の本からアルファベットで「MENTATSU」とこっそり入っています

テロは、必ず同時多発を狙います。小さい爆発でも、同時期に起こると、何かすごいことが起こっているんじゃないかと思います

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『「超一流」の構想術』中谷彰宏・著 ファーストプレス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4904336100

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◆目次◆

プロローグ 花ではなく、花言葉を売る。
PART1 無限大へ、具体化する。
PART2 小さく産んで、大きく育てる。
PART3 生活に「物語」を提供する。
PART4 自由自在な、アングルを持つ。
エピローグ ベストセラーより、ロングセラーを目指す。

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『はとバスをV字回復させた社長の習慣』宮端清次・著 vol.2215


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【はとバスV字回復の秘密】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396613687
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最近は、乗り物好きの息子と一緒に近場に出掛けることが多いのですが、息子が好きなのは、電車ではなく、バス。

「なぜバスなんだろう?」と疑問に思っていたところ、バスは他の乗り物よりも目線が高くて気持ちがいい、ということに気づきました。

普段、小さくて世間から見下ろされている子どもにとって、見下ろすという体験は、それだけで格別なのでしょう。

観察力がないと、「電車もバスも同じ」と思ってしまいがちですが、よく見れは、どんな商品・サービスも、必ず固有の強みを持っているものなのです。

本日ご紹介する一冊は、その固有の強みを生かしてV字回復に成功した、はとバス元社長の、宮端清次さんによる一冊。

はとバスというと、みなさん、レモンイエローの車体で、相も変わらず古くさいツアーを企画しているというイメージがあるかもしれませんが、最近のはとバスは違います。

ホームページを見ると、建設中の東京スカイツリーをヘリコプターで遊覧するというとんでもないツアーや、2階建てのオープンバス、「オー・ソラ・ミオ」(笑)など、斬新な企画を次々と繰り出しています。

最近では、ニューハーフショーが見られる夜の東京ツアーも企画されており、驚くほどの変わりようです。

じつはこのはとバスの大変革を成し遂げたのが、本日ご紹介する、『はとバスをV字回復させた社長の習慣』の著者、宮端清次さん。

もともと東京都庁の職員として働いていた著者が、突然指名されて、赤字会社の社長になった。

それだけでもドラマ性がありますが、この著者、なんと4年連続の赤字を1年で黒字に、累積欠損金20億円を4年で解消したという手腕の持ち主なのです。

では、一体どのようにしてそれを成し遂げたのか?

本書ではそれを、「8つの習慣」としてまとめています。

バスに乗り込んで社長自ら挨拶をして回ったり、社内で禁句を作ったり、ひとつひとつは地味な活動ですが、それによって社内の意識が大きく変わりました。

結果、出てきた改善案は160にのぼり、同社はこれらを地道に解消することで、V字回復を実現したのです。

自らの事業を信じること、そして従業員を信じること。

謙虚で地道な著者の活動には、頭が下がると同時に、感動すら覚えます。

奇をてらったビジネス書が多いなか、経営の本流を教えてくれる、貴重な一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ホテルや不動産賃貸事業の利益があったにもかかわらず、観光バス事業や子会社の海外旅行事業、料理飲食事業の赤字が大きく、グループ全体として経営危機に陥っていた

リストラはしないが、その代わりに全社員で痛み分けをしようと、社長3割、役員2割、社員1割という全社員の賃金カットに踏み切りました

700人の社員がいるということは、その後ろに1500人の家族がいるのです。合計2200人の人々が安心して生活できるようにしていくのが、経営者の大きな役割であり責任のひとつだということを教えてもらいました

トップはいつどこで誰が見ているかわからない。だからこそ明るく姿勢を正すことが大切である

トップは逃げ道をつくってはダメだ

企業の再建計画は、通常3年なり5年という単位で作りますが、初年度で計画目標を達成できなかった企業は、ほとんど倒産しています

どんな立派な社是や社訓、経営理念があっても、それを覚えていない、日頃実行もできていない。だから赤字になっているのだ

背伸びして届くようでは目標とはいえない

お客様への挨拶という習慣は、当初はお客さまに意外性を感じてもらうという狙いでやりはじめました。しかし、本社ではめったに顔を合わす機会がない運転士やガイド、添乗員に会えるという副次的な効果を得ることができました

経営危機になったとき、一番大事なのは悪い情報です。悪い部分を修正していかなければ改善はありえません

「愛されたことのない人間は、他人を愛することができない」といいますが、現場でお客さまに接している乗務員も同じことです。「会社から自分が扱われている以上には、お客さまを扱わない」のです

自分の車という意識を持つことが、整備や運転への責任につながり、安全の確保につながっていく

職場で絶対に使わない言葉を決める、ということです。私が絶対に使わない、と決めたのは「末端」「業者」「生き残り」の3語です

まず、バスガイドから出た「アイポイントを上げてはどうか」。アイポイント、つまりお客さまの視点を通常のバスより高くしたらどうか、という提案です。眺望がよくなるうえに、他のバスの乗客を見下ろすことができ、お客さまが優越感を味わえます

「はとバスなら」と思ってくださるお客さまの期待と信頼を裏切ることがなければ、そのお客さまたちは次第に「はとバスしか乗らない」とはとバスを選び、支持してくださるようになるはずです

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『はとバスをV字回復させた社長の習慣』宮端清次・著 祥伝社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396613687

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◆目次◆

1章 倒産寸前の社長に指名されて
2章 V字回復をもたらした8つの習慣
その1 最初に宣言する
その2 目標はシンプルなのがいい
その3 朝一番で現場に行く
その4 組織を逆ピラミッドにする
その5 NGワードを決める
その6 お客様第一主義の徹底
その7 苦情はラブレターと思う
その8 「選択と集中」よりも「絞り込み」
3章 リーダーはろうそくになれ!

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『通販「不況知らず」の業界研究』石光勝、柿尾正之・著 vol.2214


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【通販の歴史とチャンスがこの一冊でわかる】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106103826View ?
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本日の一冊は、テレビ東京系列の通販会社の社長であり、テレビ通販に詳しい石光勝さんと、日本通信販売協会理事、日本ダイレクトマーケティング学会理事を兼任する柿尾正之さんとが、共著で通販の歴史・展望をまとめた一冊。

日米の通販の発展の歴史と、販売手法の進化、大手通販会社の成功要因など、通販の歴史をまとめて俯瞰できる、資料価値の高い内容です。

アメリカの「通販の父」はじつはベンジャミン・フランクリンだったという話や、通販が種苗から発達したという話、シアーズ、モンゴメリーの発展、太平洋戦争直後の日本で流行った「リーダーズ・ダイジェスト」など、知られざる通販の史実が続々登場。

現在隆盛を極めている大手通販会社の成り立ちや、飛躍の理由、販売手法の開発の話などは、読んでいるだけで知的好奇心と起業家精神を刺激します。

また、最近の情報に関しても、15歳以下の女子小中学生の利用者が急速に増えている話や、ファッション・ショッピング・モールとして成功しているZOZOTOWN、ネット版アウトレットのギルトなど、トレンドがきっちり押さえられています。

後半のネット通販の部分は、割と知っている内容が多く、退屈しましたが、全体としては、よくまとまっています。

通販業界の研究をしているコンサルタントや銀行員、就活生はもちろん、通販の手法を自社のビジネスに適用したい経営者にも、おすすめの内容です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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2008年度の通販業界の総売上は、日本通信販売協会(JADMA)の調べによると4兆1400億円に達しています。小売業全体の売上がここ5年連続してマイナス成長をつづけているのに、前年度比6・7%増と好調そのものです

女性の通販利用率は72・0%もあり、特に30代では84・4%に達している

急激な伸びの要因の一つには、15歳以下の女子小中学生の利用者が急速に増えていることがあるとあります。たとえば商品単価200円から300円の指輪やネックレスをケータイ通販でまとめ買いする小中学生がさほど珍しくはなく、その平均の購入額は2000円ほど。支払方法は半分以上が代引きだが、実際は玄関先で母親が支払うケースが多い

「通信販売」という言葉ができたのは明治末期のことで、生みの親は「今日は帝劇、明日は三越」という名コピーを残した三越の宣伝部長、濱田四郎さん

通販の先達国アメリカで通販の祖と言われているその人の名は、ベンジャミン・フランクリン(中略)彼は1774年に、『知識と科学の主な分野の600冊の本』というカタログを発行しました

1円切手でおなじみの前島密によって郵便制度が創設されたのが、1871(明治4)年。その5年後には、日本初の通販がお目見えしていました。1876年に創刊された『農業雑誌』のなかで、アメリカ産のトウモロコシの種が売られていたのです(中略)この『農業雑誌』の発行者は農学者の津田仙(中略)のちに津田塾女子大の創立者になった津田梅子は彼の次女です

「あったら重宝」の性格をもった日本の通販は、日常生活の必要品ではなく、むしろ付録のような商品を追いかけることになります。のちのち「鼻が高くなる」「背が伸びる」といった珍奇なアイデア商品が生まれるわけです。当然、事業も一発屋の性格が強くなる

顧客の目が自分の好みに特化した商品に向けられるようになると、それでは物足りなくなります。そこでこぞって総合からスペシャルへと、商品や訴求対象を細分化する方向を目指したのでした

際立って業績を伸ばして行った会社は、元をただすと、どれもが頒布会とか職域販売から出発しているのです

セシールは、92年度の売上高で通販会社として初めて年商2000億円を超えました。これは業界の記録で、その後もこの大台に達したところはありません

カタログハウスを異端とするわけは、発行する『通販生活』に、他の通販カタログにない二つの特徴があるからです。一つは有料であること、もう一つは読み物の頁が多いこと

なぜネット通販をしたのか、その利用目的をみると、「近所の店で売っていないから」が76・3%

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『通販「不況知らず」の業界研究』石光勝、柿尾正之・著 新潮社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106103826

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◆目次◆

第1章 始まりは西部劇の世界
第2章 昔も今もベースは「紙」
第3章 セールスマンは「公共の電波」
第4章 一人と世界をつなぐ
第5章 ポケットの中の百貨店
第6章 通販2.0の方向性と未来

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『小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!』山元浩二・著 vol.2213


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【小さな会社の必須科目】
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本日の一冊は、中小企業の人事評価制度を専門に手掛ける人気コンサルタント、山元浩二さんによる一冊。

「中小企業に人事評価制度など必要ない」という社長さんも多いと思いますが、実際には、ビジョンで人を惹きつけなければいけない中小企業こそ、人事評価制度が必要。

土井も採用面接をしていて気づきましたが、他社を辞めてくる人間のほとんどは、「将来像が描けない」ことから、不安を感じて辞めてくるのです。

本書では、中小企業の社員が、未来に不安を感じることのないよう、ビジョンの作り方から、経営計画書の基本、経営理念、戦略、人材育成プランの作り方まで、幅広く論じています。

具体的なシートを眺めながら、レベル別に分けた複数社員の評価を同時に管理する。

大企業では当たり前のことだと思いますが、中小企業でここまでやれている会社はあまりないのではないでしょうか。

土井は、以前、『上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?』の著者、松本順市さんから教わっていたので、給与制度に関しては問題ありませんでしたが、本書で書かれている「定量ビジョン」の定め方は、参考になりました。

※参考:『上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491776

「規模」「収益性」「生産性」…。どれを重視するかは社長の考え方や経営環境、組織のステージによって違ってくる。

本書が優れているのは、これを参考に、自社の評価関連ツールの一切が作れてしまう点。

一読するだけでは不十分。本書を参考に、実際にペンを執って、ぜひ自社の人事評価制度を確立してください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「自分自身の物差し」と、「他人の物差し」の尺度が明らかに大きく食い違っていたことが、このようなモチベーションの低下につながることがある

会社のなかに規則やルールがなく、社長のその時々の考え方や気分で決まってしまう。要は、社長がルール、規則になってしまっているというのが社員の言い分でした

優秀な人材はビジョンが明確な会社に集まる

「人間は30歳前後に自分の将来について真剣に考える時期がある」ここで、自分自身のビジョン、将来像と今の会社がマッチしていなければ「もっと自分の将来にマッチした会社はないのだろうか」と考えるわけです

気になるのは「金額の差」ではなく、「評価の差」

簡単に言うと、社長が社員に技術を教えない。それが原因で、人材がまったく成長していなかった

評価制度は単に「評価結果を伝えて終わり」ではなく、「評価」「課題の明確化」「育成面談」「目標設定」「進捗管理」、そしてまた「評価」へというプロセスを永遠に繰り返していくのです

お金で動く社員はお金で会社を去っていきます

まず、「定量ビジョン」で明確化する会社の業績数値ですが、まず、あなたの会社が次の3つのうち、どれを一番重要視して経営していくのかを決めます。「規模」「収益性」「生産性」の3つです。「規模」を選んだ方は。「売上高」で定量ビジョンを明確にします。「収益性」を重要視する方は、「経常利益」「営業利益」「各利益率」のなかから、「生産性」を重視する方は、「売上高/1人当たり」「粗利益/1人当たり」「経常利益/1人当たり」のなかから決めてください

1人当たりの人件費を毎年増加させていく計画にする

「5年後の社員人材像」を具体化する

社員一人ひとりに、「現状の担当業務の項目、内容、課題」と、「今やれていないがやるべき仕事」を記入してもらい、1週間程度で会社へ提出してもらいます

人事評価制度で成果を出している30人未満の中小企業には、結果的に「年功序列」の会社が多いのです。もう少し正確に言うと、「勤続序列」です

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『小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!』山元浩二・著、中経出版
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◆目次◆

第1章 今、中小企業の成長のために必要なもの
第2章 間違いだらけの人事制度の常識
第3章 ビジョン実現型人事評価制度を導入しよう!
第4章 ビジョン実現シートを作成する
第5章 ビジョン実現型評価基準を作成する
第6章 「人事評価運用制度」で運用も仕組み化
第7章 【事例】どんどん成長した社員たち

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