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『たった1分間で相手を引きつける話し方13のテクニック 』 アラン・ガーナー・著 vol.2150


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【これぞ名著】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4864100187

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本日の一冊は、1997年に初版が発売されて以来、世界でなんと500万部売れたという、会話本の大ベストセラー。

土井もこの手の会話本は山ほど読んでいますから、さほど期待はしていなかったのですが、読んでみたら、確かにこれはひと味違う。

会話の具体性と、一歩進んだテクニック、人間心理、そして体系化された会話手順…。

ここまで会話というものを体系的に論じ、かつ実践的な本は、初めて読みました。

一例を挙げると、「コミュニケーションは、『決まり文句』『事実』『意見』『気持ち』という四段階をへて、徐々に深まっていきます」というくだりがあるのですが、この説明がじつにうなずける内容です。

「決まり文句」というのは、「こんにちは」「はじめまして」といったあいさつや、「子どもたちはどうしていますか?」といったお決まりの質問で、「事実」というのは、「毎週日曜日、ローラースケートに行っています」というもの。そして、意見というのは、「もっと多くの人が手軽にローラースケートができるように、公の施設を作るべきだ」というもので、気持ちというのは、「子どもたちが休みの日に運動している顔を見るのがうれしい」といったもの。

会話というのは、確かにこういったプロセスで発展していくもので、本書は、そういった「盛り上がる会話」が再現可能なように、体系を示してくれています。

また、「相手が親しみを覚えやすい話題についての簡単な質問からはじめるのがベスト」「つづけて自分が話したいと思うなら、アイコンタクトをしてはいけません」などといった会話のヒントも示されており、じつに重宝する一冊です。

500万分の1の読者になるのはちょっと悔しいですが、プライドを捨ててでも読む価値のある一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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あまりにも開かれた質問(「何か新しいことあった?」「あなたのことを話してくれる?」など)は、答えるのがあまりに大変なので、ほとんどの人がおっくうがってまともに答えません

ありきたりの質問には、「ああ、いいよ」とか「悪くないね」といった、ありきたりの答えが返ってくるものです

相手が親しみを覚えやすい話題についての簡単な質問からはじめるのがベスト

だれかの意見にたいして、あなたが反対意見を唱えたいとき、まず、相手がなぜそう考えるのか理由をたずねてから、自分の意見を言いましょう

自分が気に食わない行動を罰するより、気に入った行動に報いるほうがずっと効果的

もっと楽にあなたのほめ言葉を受け入れさせる方法があります。ほめた後にすぐ質問するのです

なんでもかんでもほめる人は、あまり信用されない

相手の感情の妥当性や強さを認めないと、相手の感情はますます高じる傾向があります

コミュニケーションは、「決まり文句」「事実」「意見」「気持ち」という四段階をへて、徐々に深まっていきます

詳細をたずねれば、相手が何に反感を抱いているかを正確に突きとめられます

気持ちを打ち明けるのはすばらしい戦略で、相手に反論の余地を残しません。というのも、気持ちは口論の対象になりにくいからです

問題行動について説明するときは、具体的、かつ客観的であるよう努めましょう

問題があることを宣言する+問題行動を指摘する+行動がもたらす結果を述べる+自分の気持ちを述べる

黙って相手を見つめると、相手の反応を聞く用意ができていますよ、という意味になり、相手が話しはじめてしまうからです

自分の不合理な信念に意義を申したて、合理的信念に差し替えられる人は不安を劇的に軽減できる

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『たった1分間で相手を引きつける話し方13のテクニック 』飛鳥新社 アラン・ガーナー・著


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4864100187

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◆目次◆

相手がもっと話したくなる質問をしよう
上手なほめ方、ほめられ方
相手の言いたいことを確認する
おまけの情報をどんどん使ってみる
思いきって自分のことを話そう
見知らぬ人に話しかける
OKされやすい誘い方
批判されても落ち着いて対応しよう
もう他人の言いなりにならない!
だれの問題なのか、はっきりさせる
ボディーランゲージを読みとろう
不安のもとを取りのぞく
さあ、練習をはじめよう

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『「見せかけの勤勉」の正体』太田肇・著 vol.2149


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【やる気のパラドックスとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569779883

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本日の一冊は、『プロフェッショナルと組織』で組織学会賞、『仕事人と組織』で経営科学文献賞など、経営系の賞を総なめにしている著者が、日本人のやる気の実態に迫った一冊。

衝撃的なのは、現在のストレスフルな職場だからというわけではなく、日本人はもともとやる気がなかった、という主張。

「やる気」を評価する従来の職場では、頑張って長時間働くことをアピールすれば評価されたわけで、著者は、それがむしろやる気の低下を招いた、と指摘しています。

雇用・労働関係のさまざまな調査結果も載せており、これを見ると、日本の労働者がじつは「休暇は取りたいし、残業で私生活を犠牲にしたくない」という本音が見えてきます。

では、それに対して企業側がどうしているかというと、とんちんかんな評価や指導をしていたりして、じつに悲惨なミスマッチが起こっているのです。

本書には、従業員のやる気をそぐポイントがうまくまとめられており、マネジャーはこれらの要素を避けることで、部下のやる気を維持することが期待できます。

また、部下から自発的なやる気を引き出すための方法に関しても、細かなアドバイスがなされているため、重宝すると思います。

ぜひ、読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「やる気主義」はやる気にとって有害なのである

仕事に対して非常に高い熱意を感じている日本人はわずか九%

日本人は決まった仕事を決まったメンバーでこなすのは得意だが、新しいプロジェクトを新しいメンバーで進めていくとなるとさっぱりだめ

本物のモチベーションは本人の自発性から生まれる

新しいチームワークは、一人ひとりが自分の専門や技術、個性を持ち寄ってチームのために貢献するという考えかた

背景には、残業や休暇取得に対する日本人特有の心理がある。それは遅くまで残業し、また有給休暇もあまり取らないことで、やる気や忠誠心を認めてもらいたいのだ

会社にいる時間と生産性はほとんど関係がない。それどころか、長時間労働で集中力が切れたり仕事に嫌気がさしたりしたら、生産性にむしろマイナスだ

日本経済新聞社が、働く人々に働くうえでどのような制度や環境を重視するかを訊いたところ、「年次有給休暇の取りやすさ」が第一位で、「実労働時間の適正さ」も第三位だった(二〇〇九年九月七日付「日本経済新聞」)。休暇は取りたいし、残業で私生活を犠牲にしたくないというのが社員の正直な気持ちなのである

モチベーションの面でいちばん問題なのは、何時に終わるかめどが立たないことだ。人間は目標やゴールが見えるからこそがんばる

人間関係の濃淡の偏りをなくすには、小さな集団を包摂する大きな集団のウェイトを高くすればよい

怖いのは、プライドを傷つけられた人間は何をするかわからないということだ。ときには会社や社会に対して後ろから弓を引くような行為にも出る

本物のやる気は目的へ向かい、成果をあげるための心的状態だが、見せかけのやる気の先には目的も成果もない

「伝家の宝刀は抜かない」と宣言する

所有感を持った仕事は、大げさに言えば自分の人生の一断面である。それだけに同じことを成し遂げても重みが違う。他人から認められたい、自己実現したい、成長したいといった欲求も、所有感を持ってこそ充足できる

キャリアが会社の外にまで開かれていることは、自発的なモチベーションを引き出すのに重要なポイント

「仕事をしたい」という精神的な飢餓状態にする

人間の認知能力からいって、評価は三段階くらいが適当

部下の仕事を見るときのだいじなポイントは、できるだけ「川下」すなわち成果や目標に近いところで見るということである

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『「見せかけの勤勉」の正体』PHP研究所 太田肇・著


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569779883

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◆目次◆

第1章 「見せかけ」が通用しなくなった
第2章 何が意欲を失わせているか
第3章 二つの主義をめぐる皮肉な結果
第4章 「やる気のパラドックス」はなぜ起こる?
第5章 「やらされ感」から「所有感」へ
第6章 部下の管理は「腹八分」で
第7章 上手な「片手間」とは? ──スイーパー・リーダーシップ

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『社長さん!税理士の言うとおりにしていたら、会社つぶれますよ!』河辺よしろう・著 vol.2148


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【注目の書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872904761

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本日の一冊は、ランチェスター経営の第一人者として知られる竹田陽一さんの弟子であり、現在は中京地区No.1のビジネスモデル・プロデューサーとして活躍する著者が、小さな会社の経営ノウハウをまとめた一冊です。

国内の企業の約8割は社員数10人未満の会社だそうですが、本書はまさにこの小企業を対象に書かれています。

いまだ多くの中小企業は大企業の下請けとして働いていますが、著者によると、「大企業の言うとおりにモノをつくっていれば食べていけた時代は終わった」。

小さな企業は、新たにビジネスモデルを構築すべきだ、というのが本書の主張です。

では、何もないところから、どうやってビジネスモデルを作るのか。

本書には、そのための手順とフレームワークが示されています。

「何を」「どこで」「誰に」「どうやって売る」という4点と、経営を改善するための「客単価」「客数」「顧客回転数」の3点。

これらのポイントを知るだけでも、本書を読む価値があると思います。

また本書には、優れたビジネスモデルを構築した小企業の実例や、ビジネスモデルを作った後、業績を管理するための「5つの指標」が紹介されており、こちらも参考になります。

とくに、事例については、類書であまり紹介されない企業の有用な施策が登場するため、とくに参考になります。

中小企業経営の実践の書として、広く読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「何を」「どこで」「誰に」「どうやって売る」──。この4つをとことんまで突き詰めて考えれば、小さな会社でも、必ず「勝てるビジネスモデル」をつくりあげることができる

本当に優秀な税理士に共通していることが一つあります。それは自分の専門分野以外のアドバイスはしないということです

経費配分が表現されているPLが融資判断に活用される傾向が強まっている

いま、中小企業の倒産理由の7割が「販売不振」です。つまり、売れないからつぶれるのです。なのに、売ることに投資しないで、どうやって生き残るつもりなのですか?

経営計画とは過去の経営分析ではなく、3?5年という中期の「未来」を見据えた「お客様投資計画」(お客様を獲得するための投資計画)にほかならない

統計上、「強者」は約8割の確率で、業界平均より経常利益が3?6倍よくなります

弱者が勝とうと思ったら、いきなり大きな勝利をめざすのではなく、“小さな山”で「強者」をめざすべきです

◆スーパーなどで使う発泡トレーを製造する(株)エフピコの提案
彼らは、スーパーに、お客様が使い終わったトレーをお店にもってくれば、1枚10円で引き取るサービスを始めることを提案した

「新規顧客の開拓」は年々難しくなっているため、ビジネスモデルの転換を考えるときには、できるだけ「顧客」を変えないようにするのがコツ

◆経営における迷子の3原則
1.現状がわからない
2.目的、目標がはっきりしない
3.目的、目標達成のためのプロセスがわからない

◆社長用財務データ「5つの指標」
1.損益余裕率
経常利益÷粗利益(付加価値)=○○%

2.人件費に対する純利益の割合(法定福利費は除外)
純利益÷純総人件費(派遣社員含)=○○%

3.従業員一人当たりの純利益
純利益÷従業員数(正社員1、派遣・パート社員0.5)

4.従業員一人当たりの自己資本金
資本金(資本金+積立金+繰越金+当期利益)÷
従業員数(正社員1、派遣・パート社員0.5)

5.売上と粗利益を「年計」で表現したデータ
「年計」とは、その月から直近の1年前からの数字を合算したも
の。2010年5月であれば、2009年6月?2010年5月までの売上・
粗利益を合算する。各月ごとの年計の推移をチェックする

(株)福一不動産の場合には、新規客との接触から1ヶ月以内に行うアプローチを数値化して社員に示しています。
実面談     1
電話      0.5
ハガキ・メール 0.5
ファクス    0.5
これらを組み合わせて1ヶ月間に5カウントになるようにマニュアル化しているのです

流行に目をつけるのは大事なことです。しかし、そこで、「裏の道」を探すべきなのです

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『社長さん!税理士の言うとおりにしていたら、会社つぶれますよ!』WAVE出版 河辺よしろう・著


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872904761

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◆目次◆

第1章 なぜ、税理士の経営指導が危ないのか?
第2章 「弱者」が勝つためのビジネスモデル
第3章 経営を見える化する「5つの数字」と「10の指標」
第4章 確実に儲かる「経営計画」のつくり方
第5章 「強い会社」をつくる社長の条件

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『細野真宏の最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!』 細野真宏・著 vol.2147


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【細野真宏、最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/416372690X

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ギリシアから帰って早々、『Me2.0』の増刷連絡を受け、喜んでいるのですが、一方で土井の関心は、「個人」から「マクロ政策」へと移っています。

なぜかというと、多くの場合、ミクロはマクロに従い、個人の行動は制度に従うからです。

だから、個人が生き抜くための現実的ノウハウも大事だけれど、同時に、常に大局観を持っているべきだとも思うのです。

土井は、現在の日本において、2つの大きな損失が起こっていると考えています。

一つは、高齢者から若者への所得の移転、そしてもう一つは、知恵の移転です。

これら2つを妨げているのは、「不安」だと思います。

前者は、先行きが見えないための経済的不安。後者は、世代間の接触に対する人間的不安です。

かつての大家族制度であれば、高齢者は、若い夫婦に財産を託してその代わりに自分が死ぬまで養ってもらうことができました。

若い世代の経済的成功は、高齢者にとってもメリットがあったため、知恵の移転もスムーズに起こったのだと思います。

でも、現在はここの関係が分断されているため、所得の移転、知恵の移転は制度やサービスに任せるほかありません。

…前置きが長くなりましたが、そこで学んでおきたいのが、本日の一冊『細野真宏の最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!』です。

※参考:『細野真宏の最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/416372690X

『経済のニュースがよくわかる本「日本経済編」』で、経済初のミリオンセラーを達成した後、著書の累計が650万部を突破したというカリスマ著者、細野真宏さんによる待望の最新刊です。

※参考:『経済のニュースがよくわかる本「日本経済編」』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093793042

お話の中心は「年金」問題となっていますが、見事なのは、この年金問題を軸に、現在の日本が抱えるほとんどの問題の本質を解き明かしていることです。

これまでマクロ経済についてあまり学んで来なかった、という人には、あおり本にありがちなトリックを見破る目が養えるうえ、現在の政策の是非を論ずる視点も手に入ります。

本書を読めば、現在ベストセラーとなっているあの本のサブタイトルが根拠のない煽りだということがわかり、かつわれわれが今後、どうすべきなのか、建設的な議論ができるようになると思います。

もちろん、わかりやすさに関しては定評のある細野真宏さんのシリーズ。

本格的にマクロ経済を学びたい、という方は、ぜひこの一冊から始めてみてはいかがでしょうか。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「個人消費」は、日本経済の6割も占めているため、この「国内の消費」が盛り上がっていかないと、株価も大きく上がっていくことにはなりにくい

高齢者世帯において「国の年金」だけしか収入がない場合が6割もある

「年金」に対する不安が解消されないと「将来不安」が収まらず、日本の経済の足を引っ張り続ける

国の「公的年金」というのは、基本的に先進国ではどこの国でも「現役世代が払った保険料」を高齢者の年金に使うという「仕送り方式」になっています

「国民年金」については、年金の支払いの「半分」は税金から支払われている

年金における中長期的な見通しというのは、基本的には「出生率」(1人の女性が一生に産む子どもの数)と「(実質)経済成長率」の2つの数字によって決まる

「未納が増えると年金が破綻する」ということが、単なる勘違いであったことが数理的に証明されてしまった

「高齢者の割合が世界一」であるにもかかわらず「国民負担が世界的にも低い」という状況なので、そもそも借金が増え続けているのは当然の状況

“無駄遣いの象徴”であった「公共事業」は、すでに他の先進国並みに下がっている

日本の国債は(「海外の投資家」の割合は1割もなく)9割以上を“国内”の会社や個人が持っている

2000年に入って「財政破綻」が叫ばれ出しても、(10年物国債の金利の推移は)ずっと2%に満たない水準で推移していて、現時点では世界のマーケットは「まだ日本の財政は安心できる」と考えている

消費税1%(=0.3%+0.7%)のアップによって、病院において「65歳以上の人はすべて1割負担でいい」という制度と「現役世代はすべて2割負担でいい」という制度が実現できる

「消費税の増税ぶんはすべて社会保障に充てる」ということが約束されている状態では、実は消費税のアップは、結果的に低所得者には有利になる

一般的な「家計調査」で試算すれば、(「食費」以外の)消費税を「10%」にアップさせて、「食費」の消費税については「5%」に据え置いた場合、“実質的な消費税”は「9%」になる

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『細野真宏の最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!』文藝春秋 細野真宏・著

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/416372690X

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◆目次◆

第1章 国の年金って大丈夫なの?
第2章 国の借金って大丈夫なの?
最後のまとめ

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『わが友マキアヴェッリ』塩野七生・著 vol.2146


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【偉業を成し遂げようと思うなら】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101181381

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本日ご紹介する一冊は、今回の旅のお供に持って行った、塩野七生さんによる力作、『わが友マキアヴェッリ』全三巻です。

マキアヴェッリと言えば、『君主論』で知られる中世イタリアの政治思想家ですが、本書では、マキアヴェッリがなぜ、あのような政治思想を持つにいたったのか、マキアヴェッリの生い立ちと祖国フィレンツェを取り巻く政治情勢、彼自身のキャリアを紐解くことで明らかにして行きます。

学歴なしのノンキャリア官僚としてキャリアをスタートし、決して恵まれた環境にはなかったマキアヴェッリが、いかにして仕事に臨み、頭角を現していったか、そのプロセスが描かれており、キャリアの見本としても読める内容。

とくに、作家として名をはせた時代の話は、読んでいて痛快です。

フィレンツェの歴史が示しているように、晩年のマキアヴェッリは、政治に直接的にかかわることが許されず、不遇な時代を送りますが、そんななかでも、祖国のために尽くしたその姿勢には、本当に頭が下がります。

本書の最後は、マキアヴェッリの無念の死で終わるのですが、たとえ報われなくても、自らの仕事を全うしたマキャヴェッリの姿には、きっと感動を覚えるはず。

自らの不遇を嘆く人は、ぜひこれを読んでから。

人を率いる立場の人がこれを読んだら、部下のキャリアや、自らの指導のあり方について、反省させられるに違いありません。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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<1巻より>
人間には誰にも、その人だけがとくに必要とするなにかがあるものである。それを奪いとられたとき、それに無関心な者からすれば納得いかないほど、奪いとられた当人の怒りはすさまじい

認められることなしに、芸術は育たない

大国間の戦争、つまりイタリアの独立と自由をおびやかす理由を他国に与える怖れのある戦争は、えてして大国間の境界に位置する小国へ支配権を広げようとして起る場合が、前者(大国同士が直接の原因によって正面からぶつかる場合)よりもよほど多いのが現実

フィレンツェ人にはもともと、あくなき理想の追求という性向もあった。これが芸術面に発揮されたからこそルネサンスを生むのだが、政治となると、あくなき模索につながりやすい

<2巻より>
マキアヴェッリとなると、まったく反対だった。仕事の分担が明確でないのをよいことに、与えられたことは、与えたほうが期待した以上にし、また、自分で仕事を見つけてきてやるタイプだった

マキアヴェッリは、後年、自前の軍事力をもつことを主張する。自分たちの国の運命を他国の軍事力に頼ってはならないと、執拗に主張する人は死んでも、その人の考えたことと、それを実行に移したやり方は残る」チェーザレ・ボルジアは、歴史上の人物から理論上の象徴になったのである

マキアヴェッリは、こう考えていたのだ。明日の勝利者に恩を売るのは、今日やらなければダメなのだ、と

人間というものは、自分を守ってくれなかったり、誤りを正す力もない者に対して、忠誠であることはできない(マキアヴェッリ)

一五〇九年六月、マキアヴェッリ作の正規軍を主軸にしたフィレンツェ軍は、ピサ再領有に成功したのである

誰でも人は、自らのファンタジアによって行動するものです。……他人に忠告を与えるな。また、一般的なこと以外は他人からの忠告を容れるな。人はそれぞれ、自分の心と意志にしたがって生きるしかありません

<3巻より>
彼の探求分野は、善悪の彼岸にあった。原子物理学者の行う実験にも似て

刺激は、なんでもよい。刺激を受けてそれを、刺激を与えた当人が想像もしなかったものに昇華させることこそ、創造する者の特質である

神に願いたまえ、きみが常に勝者の側にあることを。なぜなら、勝者の側にあれば、きみになんの功績がなくても報われるが、反対に敗者の側に立ってしまうと、いかに功績があっても批難されないではすまないからである(グイッチャルディーニ)

秀才の悲劇は、天才の偉大さをわかってしまうところにある

天才は常に、こだわりのないのが特徴でもあるのだ

マキアヴェッリは、遠くを見る男であった。グイッチャルディーニは、近くしか見ない。クレメンテは、遠くも近くも見ることのできない君主であった

最高責任者である法王も住民であるローマ市民も、この後につづいた惨劇を見た後ならば、あのときの不徹底と非協力を後悔したであろうと思う。敵とて同じキリスト教徒ということで、甘く考えていたのであった

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『わが友マキアヴェッリ』新潮社 塩野七生・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101181381

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◆目次◆

<1巻目次>
序 章 サンタンドレアの山荘・五百年後
第一部 マキアヴェッリは、なにを見たか
第一章 眼をあけて生れてきた男
第二章 メディチ家のロレンツォ
第三章 パッツィ家の陰謀
第四章 花の都フィレンツェ
第五章 修道士サヴォナローラ

<2巻目次>
第二部 マキアヴェッリは、なにをしたか
第六章 ノンキャリア官僚初登庁の日(一四九八)
第七章 「イタリアの女傑」(一四九八─一四九九)
第八章 西暦一五〇〇年の働きバチ(一四九九─一五〇二)
第九章 チャーザレ・ボルジア(一五〇二─一五〇三)
第十章 マキアヴェッリの妻(一五〇二─一五〇三)
第十一章 “わが生涯の最良の日”(一五〇三─一五〇六)
第十二章 “補佐官”マキアヴェッリ(一五〇七─一五一二)
第一三章 一五一二年・夏

<3巻目次>
第三章 マキアヴェッリは、なにを考えたか
第十四章 『君主論』誕生(一五一三─一五一五)
第一五章 若き弟子たち(一五一六─一五二二)
第十六章 「歴史家、喜劇作家、悲劇作家」(一五一八─一五二五)
第十七章 「わが友」グイッチャルディーニ(一五二一─一五二五)
第一八章 「わが魂よりも、わが祖国を愛す」(一五二五─一五二六)
第一九章 ルネサンスの終焉(一五二七)

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『なぜ日本人は落合博満が嫌いか?』テリー伊藤・著 vol.2145


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【日本人にいま必要な考え方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047102431

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本日の一冊は、ご存知、演出家のテリー伊藤さんによる落合論です。

プロ野球、しかも特定の人物を称賛する内容。ちょっと偏っているかな? とも思ったのですが、確かに内容は面白いので紹介します。

じつは土井の実家は、落合監督の実家の近くなのですが、かつて地元のみなさんが、落合博満後援会なるものを立ち上げて地元に呼び寄せようとした時、断られたというエピソードがありました。

当然、人情としては来なかった落合監督を責めるのですが、土井は子ども心に、「出世したからといって突然ちやほやし出したら、相手も気分が良くないだろうな」と思ったものです。

感情のひだが細かいからこそ、気難しく見える。落合監督はひょっとしたら、そういう人なのかもしれません。

本書は、そんな落合監督が、どんな態度で仕事に臨み、どんな工夫をしてきたのか、その事実を知ることができる一冊です。

「10人のピッチャーが同時に投げられるブルペン」はじめ、一見奇抜だけれど、合理性にかなった施策の数々、そしてリーダーシップ論が紹介されており、じつに参考になります。

テリー伊藤さんは、落合監督を評してこう言います。「群れず、はしゃがず、黙って信念を貫いていく。媚びず、言い訳せず、不気味なほど寡黙に勝負して、勝つ。そこには、古き良き日本人が持っていたパワーがある」。

一流と一口にいっても、いろんな思想・スタイルがある。

「落合流」を学ぶことで、仕事のいいヒントが見つかるかもしれません。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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群れず、はしゃがず、黙って信念を貫いていく。媚びず、言い訳せず、不気味なほど寡黙に勝負して、勝つ。そこには、古き良き日本人が持っていたパワーがある。同時に、日本人がいまだかつて持ち得なかった新しい価値観がある

「俺のことはいいからさあ、選手のところへ行ってやってよ」それが落合監督の基本姿勢だった。「野球は、あくまで選手が主役。監督は選手を支えるのが仕事」

なぜ日本人は「落合監督はえらいなあ」と褒めないんだろう。なぜ、あんなにがまん強い人を評価しないで、文句ばかり言っている人のほうを評価するのだろう。それは、日本人が「わかりやすいもの」ばかりを求めるようになったからだ。親切に説明してくれるものは理解し、高く評価もするけれど、説明がないものを自分の想像力や努力で理解しようとしなくなっている

「指導者とは、教えるのが仕事じゃない。見るのが仕事だ」落合監督はそう言っている。「見て、判断する」「見て、決断する」のが、監督の仕事

◆10人のピッチャーが同時に投げられるブルペン
10人の投手が「いまから投げたい」と思ったとしても、いままでのように定員6人のブルペンだったら、4人の投手は待っていなければいけない。あえて別の練習をして時間をつぶしたり、ただただ空くのを待って時間を浪費したりすることになる。ところが定員10人に増えれば、そんなことはしなくても、好きなときに好きなだけ投げられる。そして、それ以上に落合監督が狙っていたことがある。ピッチャー同士の対抗意識だ

ファッション自体の面から見ても、「いろいろ買ってみて、コーディネイトを楽しもう」などというのは、ただのアホだ。ファッションは気迫と狂気が勝負を決める。「この1着で勝負してやる」という迫力が大切なのだ

「落合はダメだ」とか「中日は勝てっこないよ」などと周囲がダメ出しをすればするほど、この人は燃える

筋の通らないことを「みんながやるなら俺もやるよ」とは口が裂けても言わない

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『なぜ日本人は落合博満が嫌いか?』角川書店 テリー伊藤・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047102431

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◆目次◆

第1章 なぜ私は落合博満を称賛するのか?
第2章 落合の非常識革命
第3章 なぜ日本人は落合博満が嫌いなのか?
第4章 「落合力」が日本を救う
第5章 長嶋茂雄と落合博満
第6章 落合よ、永遠なれ!

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『金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック』 岡崎太郎・著 vol.2144


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【商品企画のヒント】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4340110051

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本日の一冊は、通販コンサルタントで、『売れるしくみはこうつくれ』『1日3分「夢」実現ノート』などのベストセラーを出している著者、岡崎太郎さんによる待望の新刊です。

※参考:『売れるしくみはこうつくれ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757301707

※参考:※参考:『1日3分「夢」実現ノート』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511800

「ビジネス着想100本ノック」というタイトルからもわかるように、内容はマーケティングセミナーなどで行われるワークといった趣で、既存のビジネスに変化をつける、ちょっとした考え方を示しています。

・ヨドバシを二四時間化したら何ができる?
・あなたの仕事関連で、出張サービスを考案しよう
・「年間シート」という考え方を応用して新しいサービスを考えよう

なかでも興味深かったのは、「業界としてやられて一番困ることを考えてみよう」というアイデア発想の切り口。

業界が長くなると、ついついいろんな方に配慮してしまい、斬新なアイデアが出なくなるものですが、本書はそういった古い考えを打ち砕くためのヒントを提示してくれています。

読み物として使うよりは、あくまで着想を得るためのトレーニングをしていると思って読むのが正解。

ぜひ試しに読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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優れたアイデアとは、「壁」を超えたものだ。壁はたくさんある。それは常識だったり、社会の評価や評判だったり、儲からないという思い込みだったり、過去のルールや業界慣習だったり

優れたアイデアマンは、明るく肯定的な人生観を持っているものだ。そうでなければアイデアがひらめいた側から「できない」と否定してしまい、せっかくのアイデアが花開かなくなる

ヨドバシを二四時間化したら何ができる?

仕事の合間にジム通いをしている僕のような人間は、できれば洗濯物を持って帰らずに、すべてジムで完結させたい

あなたの仕事関連で、出張サービスを考案しよう

「年間シート」という考え方を応用して新しいサービスを考えよう

ワンプライス化は、見積もりが当たり前の業界ほど効果がある

安く売るためには赤字を覚悟すれば可能だが、高く売るには、モノの価値を高める物語と環境を構築し、伝える努力が絶対に必要

「一万円の高額弁当は売れるのか?」という質問よりも「どうすれば一万円の高額弁当は売れるだろうか?」と考えるほうが、前向きな発想を呼び込むことができる

自社ソースのなかで、広告化(媒体化)できるものを考えよう

業界としてやられて一番困ることを考えてみよう

前例に関係なく、顧客に不都合を生じるマニュアルは撤廃せよ

ネーミングを変えることで、おもしろくなる商品、業種を五つ考えよう

新しさを一つ加えることを忘れずに、復刻という視点で商品企画を考えよう

餃子三〇〇個と飲茶一三種セット、あなたならどちらがたくさん売れると思うか?(中略)実際に販売してみると餃子三〇〇個のほうが圧倒的に売れる。一三種類の飲茶の場合、嫌いな食材が一つでも含まれていると、そのことが買わない理由になってしまうからだ

シャンパンに漬け込むとおいしい博多名物は?

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『金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック』梧桐書院 岡崎太郎・著

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4340110051

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◆目次◆

Part1 マーケティング脳を目覚めさせる100本ノック
Chapter1 未開のマーケットを見落とすな
Chapter2 価格とコストの根拠なき神話を打ち破れ
Chapter3 不満・疑問・違和感の感度を高めよ
Chapter4 時代の変化を甘く見るな
Chapter5 エンタテインメントな発想を解き放て
Part2 好奇心を高めるトレーニング

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『鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」』勝見明・著 vol.2143


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【セブン-イレブン流感情経済学】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833419343

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本日の一冊は、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文・代表取締役会長兼CEOの心理学経営の真髄を、フリージャーナリストの勝見明さんがまとめた一冊。

正直、最初の70ページほどは退屈な内容で、読むのをやめようかと思ったほどですが、70ページ以降は、行動経済学の理論と、それを生かして成功した例が載っており、参考になります。

「少数の法則」にはまり、縮小均衡に陥るお店、「確率の無視」により間違った品揃えをしてしまう店舗、いずれも心理学的な罠に陥り、正しい意思決定ができなかったことの例ですが、本書には、どうすればこうした罠にはまらずに済むか、そのヒントが示されています。

また、「キャッシュバック」や「還元セール」、アイテムを絞り込んで売ることなど、心理学的に効果のある売り方についても述べられており、じつに参考になります。

お客様の購買行動は、ほんの些細な言葉遣いでも変わるもの。

本書はその点をふまえ、どんな言葉が購買に影響を与えるのか、その点まで突っ込んで書かれています。

マーケター、経営者は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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なぜ、顧客の手が伸びるのか。陳列量を増やし、フェースを目一杯とることで視覚的なアピール力が高まり、顧客の衝動買いが起きるからです

人間には自己差別化したいと思う心理と同時に、人と同じでありたいと思う心理の二面性があります。この心理が刺激されると、衝動買いが起きます

実際に試してみると、ボリューム陳列をしたほうが販売量も増え、廃棄ロスも減るという結果が出ています。また、多めの発注をすることで、機会ロスも減ります。一方、廃棄ロスを恐れて消極的な発注を行い、二?三個だけ置いても、顧客にその商品を認知してもらうことはできません

人間は目に見えない得られるはずの大きな利益より、目に見える実際の損失のほうを大きく感じてしまう。だから、どうしても廃棄ロスばかりに目を奪われ、悪循環にはまってしまう

いま来店している顧客が買った商品を次の日も揃えれば、また買ってくれるかもしれない。しかし、同じ品揃えが続けば、マンネリ化し、これまで来店してくれた顧客も離れていく。「少数の法則」に陥る売り手は、縮小均衡に陥らざるをえない

週に一本しか出ない酒でもそれを求める固定客がいる限り、店頭に並べておくといった考えを持ち続けるケースもある。確率的には売れ筋といえないのに、買ってくれる顧客がいると、世の中の顧客の「代表」であるかのように考え、その求めに応えるのが商売のあり方と思い込んでしまう。「確率の無視」と呼ばれるヒューリスティクスだ

人間はいったん自分の考えが固定化してしまうと、それを裏づける情報やそれに沿った情報ばかりを集めて確証を得ようとする

人は「しなかった後悔」より、「してしまった後悔」を回避しようとする

人は長期的には逆に「しなかったこと」を後悔するようになる

売り手はヒューリスティクスとそのバイアスから脱した仕事の仕方をしながら、買い手に対してはヒューリスティクスとそのバイアスに合わせた売り方が必要になってくる

一万円の商品を八〇〇〇円で買うのと、一度払った一万円から二〇〇〇円が現金で戻ってくるのとでは感じ方が違います

顧客は「してもらえなかった不満足」を大きく感じる

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『鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」』プレジデント社 勝見明・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833419343

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◆目次◆

I部 話し下手でも成功できる
II部 商売は感情で動く
III部 自分の中の「保守的な心理」を克服する

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『世界一わかりやすいコスト削減の授業』若井吉樹・著 vol.2142


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【あの好著に待望の続編登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763130579

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本日の一冊は、好著『世界一わかりやすい在庫削減の授業』の著者による、待望の続編です。

※参考:『世界一わかりやすい在庫削減の授業』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199471

今回のテーマは「コスト削減」。今回も、ストーリー半分、ノウハウ半分といった感じで、コスト削減のノウハウをわかりやすく教えてくれます。

ストーリーラインを簡単に紹介しましょう。

ヘラス電器に入社して5年の野口君が、叔父さんが大将を務める居酒屋「のぼり坂」で、「謎のおじさん」に出会う。

この「謎のおじさん」は、じつはコスト削減の達人で、野口君はこのおじさんのアドバイスをもとに現場のコスト削減に挑む。

チームメンバーがリストラの危機にさらされるなか、野口君はどうやってコスト削減を実現するのか。対して、経営コンサルティング会社ケズルンゼーの打ってくる手とは。

全体的にゆる?いストーリーですが、生産管理の基本と、コスト削減のヒントが学べる、じつにわかりやすい一冊です。

野口君がアドバイスを受けて実施した手順どおりにやれば、みなさんの職場でも、きっとストレスのないコスト削減が実現できるに違いありません。

「安易なコスト削減はその会社の未来を奪う」。でも、クリエイティブなムダの削減は、人を生かし、会社を生かすのです。

派手なマーケティングを学ぶ前に、ビジネスマンの基本として、しっかり押さえておきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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安易なコスト削減はその会社の未来を奪う

まずは現場を「観察」しよう

使わないものは捨てて、しばらく使いそうにないものは外に出す。そして、よく使うものを中に入れる。これを、工場の現場では「整理・整頓」って呼んでいるんだ

まず「置き場所」を決め、そして、「そこに何を置くか」を決める

捨てようと思ったものにひとまず赤札を貼って1か所に集め、必要になったら赤札を外し、一定時間過ぎても貼りっぱなしのものは捨てる

「まとめてつくると効率がよい」は勘違い

必要な量だけつくるために一番大事なのは、「こまめにつくること」

「段取替」は、つくる製品を切り替える時の事前準備から、次の製品をつくりはじめるまでのことをいう

現場で健康器具を組み立てる動作を観察してごらん。必要のない、ムダな動作が意外とあるはずなんだ。そういった動作を取り除くことで、今までは減らせなかった時間を減らすことができる。これを「動作経済の原則」というんだ

◆「動作経済の原則」
1.「身体の使用に関する原則」
2.「作業場の配置に関する原則」
3.「設備・工具の設計に関する原則」

◆改善のヒントを与えてくれる「ECRSの原則」
E Eliminate なくせないか
C Combine 一緒にできないか
R Rearrange 順序の変更はできないか
S Simplify 単純化できないか

安心して任せるためには、料理をする人(Man)が、どのお皿にどのような道具(Machine)を使って、トンカツと付け合わせ(Material)をどのように載せるか(Method)をあらかじめ決めておかないといけない。この手順を、それぞれの頭文字をとって、「4M」っていうんだよ

コスト削減には「外に出るお金を減らすためにそのサービスをやめる」という考え方もあるけど、サービスをやめるとやっぱりお客さんが不満を抱きやすくなってしまう。そこで、自分たちの仕事を効率化して、空いた時間で外の会社にお願いしていた仕事を自分たちでやるようにすることで、コストダウンを図るんだ

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『世界一わかりやすいコスト削減の授業』サンマーク出版 若井吉樹・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763130579

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◆目次◆

1限目 「現場」を知らずしてコスト削減はできない
2限目 できるだけこまめにつくろう
3限目 「ムダな動き」をなくせ
4限目 お互いに助け合えるしくみをつくる
5限目 結局、人を切る以外に方法はないのか?
6限目 「人を生かす」コスト削減の秘訣
7限目 価格の引き下げに挑戦する
8限目 人を大切にする会社 人に大切にされる会社

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『「若者はかわいそう」論のウソ』海老原嗣生・著 Vol.2141


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【雇用不安はウソだった?就活難の本当の理由】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594062164

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本日の一冊は、かつてリクルートワークス研究所で、研究機関誌『Works』の編集長を務め、転職エージェント漫画『エンゼルバンク』のモデルにもなった著者が、雇用の実態をデータで暴いた、衝撃の一冊。

就職難や派遣叩きといった、流行りの俗説を一刀両断し、この国の雇用問題の本質をあぶり出した内容で、『ワーキングプア』や『仕事のなかの曖昧な不安』『若者はなぜ3年で辞めるのか?』などといったキャリア関連本も、実名入りで批判しています。

・都合のいい数字だけをピックアップする
・周辺事情を割愛する
・分母隠し

といった手法は、雇用問題に限らず、どんな場面でも用いられている騙しの手法ですが、本書では、この3つの切り口から、さまざまな風説のウソを暴いていきます。

結果、わかったことは、「かわいそう」なのは大卒ではなく高卒ブルーカラーであり、大卒の雇用問題の本質は、大学進学率の急上昇によるもの。

その証拠に、「新卒の正社員採用数は減っていない」ですし、「大企業の新卒正社員採用数も減っていない」。

問題は、大学生があぶれていることにあるのです。

本書には、このようなデータに基づく気づきがたくさんあり、読むだけでじつに刺激的です。

なかでも、企業規模と大学偏差値で離職率が変わる、と指摘した部分は、今後の採用の参考になりました。

中小企業経営者は、本書を読んで、採用の基準を考え直す、そして若いビジネスマンは、本書を読んで働き方を考えるといったように、さまざまな読み方ができる本だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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世に流布される「誤った風説作り」には3つの手法がある。その一番目が「都合のいい数字だけをピックアップする」という前記の手法。このほかに、「周辺事情を割愛する」という手法。例えば、「若者の非正規が増えている」と書く。しかし、ここには大学生のバイトが含まれる。20年前に比べて大学生が6割増え、学生バイトが倍増した、という「周辺事情」は無視されている。同様に、15年前に比べて若年正社員が266万人減少、と騒ぐが、その間に若年人口は570万人も減っているこちらは「分母隠し」という手法

自己信託と海外ピラミッドで維持できるのは、「大学卒ホワイトカラー」の雇用だけだ。高卒ブルーカラーについては、海外移転により少なくなってしまった。本当はこっちが問題なのに、大学卒の「若者かわいそう」に振り回されて、まったく目が届いていない。20年前に50万人以上いた高卒就職者は、現在約20万人弱

世の中には、こうした「対人折衝力を問われない仕事」が減っているのではないか? だから彼らは生きづらくなっているのではないか?

「年配者のいる大企業に入れない」ことがかわいそう(彼はそう言っていないが)という価値観自体も、もうおしまいにしたい。ソニーも松下もトヨタだって50年前は若い企業にほかならなかった。楽天やサイバーエージェントは、10年前に生まれたばかりだ。中小・中堅でもいいから、そんな若くてキラリとした企業に入ればいいじゃないか

高偏差値×大企業の組み合わせが、やはり転職率が圧倒的に低い

新卒の正社員採用数は減っていない
大企業の新卒正社員採用数も減っていない

第二新卒採用で、年収を50万円以上アップするケースは好況期で50.3%、不況期でも43%

都銀出身者は、自らベンチャー経営者になるような人生は(三木谷浩史さんのような才覚者を除けば)望み薄だが、これから成長するであろう企業のナンバー2には容易になれる

転職をするとするなら、それは、社風や周囲と合わないと思ったとき。仕事内容ではなく、社風のほうを、意思決定の軸にすべきだ

大学進学率が急上昇した国は、いずれも就職氷河になる

・派遣の本人給与は最低賃金よりも相当高い
・同等難易度の正社員給与にも遜色はない

なぜ企業は派遣を利用するか。包み隠さず正直に書こう。最大の理由は、明らかに「解雇が容易だから」に他ならない

非ホワイトカラー職・3K職、中小企業は人手不足に悩まされる

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『「若者はかわいそう」論のウソ』扶桑社 海老原嗣生・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594062164

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◆目次◆

第一章 「若者かわいそう」ベストセラーを論駁する
第二章 流布された「怪しいデータ」を検証する
第三章 対談・教育と雇用の現場から
第四章 問題の本丸は何か? 3つの地殻変動をどう吸収するか
最終章 錯綜した社会問題に解を!

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