2010年6月4日
【商品企画のヒント】
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本日の一冊は、通販コンサルタントで、『売れるしくみはこうつくれ』『1日3分「夢」実現ノート』などのベストセラーを出している著者、岡崎太郎さんによる待望の新刊です。
※参考:『売れるしくみはこうつくれ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757301707
※参考:※参考:『1日3分「夢」実現ノート』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511800
「ビジネス着想100本ノック」というタイトルからもわかるように、内容はマーケティングセミナーなどで行われるワークといった趣で、既存のビジネスに変化をつける、ちょっとした考え方を示しています。
・ヨドバシを二四時間化したら何ができる?
・あなたの仕事関連で、出張サービスを考案しよう
・「年間シート」という考え方を応用して新しいサービスを考えよう
なかでも興味深かったのは、「業界としてやられて一番困ることを考えてみよう」というアイデア発想の切り口。
業界が長くなると、ついついいろんな方に配慮してしまい、斬新なアイデアが出なくなるものですが、本書はそういった古い考えを打ち砕くためのヒントを提示してくれています。
読み物として使うよりは、あくまで着想を得るためのトレーニングをしていると思って読むのが正解。
ぜひ試しに読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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優れたアイデアとは、「壁」を超えたものだ。壁はたくさんある。それは常識だったり、社会の評価や評判だったり、儲からないという思い込みだったり、過去のルールや業界慣習だったり
優れたアイデアマンは、明るく肯定的な人生観を持っているものだ。そうでなければアイデアがひらめいた側から「できない」と否定してしまい、せっかくのアイデアが花開かなくなる
ヨドバシを二四時間化したら何ができる?
仕事の合間にジム通いをしている僕のような人間は、できれば洗濯物を持って帰らずに、すべてジムで完結させたい
あなたの仕事関連で、出張サービスを考案しよう
「年間シート」という考え方を応用して新しいサービスを考えよう
ワンプライス化は、見積もりが当たり前の業界ほど効果がある
安く売るためには赤字を覚悟すれば可能だが、高く売るには、モノの価値を高める物語と環境を構築し、伝える努力が絶対に必要
「一万円の高額弁当は売れるのか?」という質問よりも「どうすれば一万円の高額弁当は売れるだろうか?」と考えるほうが、前向きな発想を呼び込むことができる
自社ソースのなかで、広告化(媒体化)できるものを考えよう
業界としてやられて一番困ることを考えてみよう
前例に関係なく、顧客に不都合を生じるマニュアルは撤廃せよ
ネーミングを変えることで、おもしろくなる商品、業種を五つ考えよう
新しさを一つ加えることを忘れずに、復刻という視点で商品企画を考えよう
餃子三〇〇個と飲茶一三種セット、あなたならどちらがたくさん売れると思うか?(中略)実際に販売してみると餃子三〇〇個のほうが圧倒的に売れる。一三種類の飲茶の場合、嫌いな食材が一つでも含まれていると、そのことが買わない理由になってしまうからだ
シャンパンに漬け込むとおいしい博多名物は?
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『金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック』梧桐書院 岡崎太郎・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4340110051
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◆目次◆
Part1 マーケティング脳を目覚めさせる100本ノック
Chapter1 未開のマーケットを見落とすな
Chapter2 価格とコストの根拠なき神話を打ち破れ
Chapter3 不満・疑問・違和感の感度を高めよ
Chapter4 時代の変化を甘く見るな
Chapter5 エンタテインメントな発想を解き放て
Part2 好奇心を高めるトレーニング
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