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『コンテキスト思考』杉野幹人、内藤純・著 vol.1859


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【文脈を読む力が差別化を生む】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492556443

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本日の一冊は、外資系コンサルティングファーム、A・T・カーニーのマネージャー2人が、「コンテンツ」の時代に求められるスキル、「コンテキスト思考」について述べた一冊。

今の時代に、なぜ「コンテキスト」(文脈)が求められるのかというと、コンテンツそれ自体は誰にでもアクセス可能で、それだけで差別化はできないから。

このことを、田坂広志さんは、こんな言葉で述べています。

「知識社会とは、知識が力を失う社会のことである」。

そうなのです。もうこれからの時代は、何を知っているかで差はつきません。

企業であれ、個人であれ、差別化をするとしたら、それは目に見えないコンテキストを用いてするべき。

本書には、そんなコンテキストを活用して差別化に成功した企業の例が、いくつか登場しています

いくつも参考になる言葉が並んでいますが、土井にとってとくに役立ったのは、以下の2点。

・複数のモノゴトの間の関わり合いを分析する中で「相関関係」が
見つかったら、その「相関関係」の裏側に「因果の関係性」がな
いかと仮説を立てる
・複数のモノゴトの間の関わり合いを分析する中で「対立関係」が
見つかったら、その「対立関係」の裏側に「補完の関係性」がな
いかと仮説を持つ

なかでも、「対立関係」の裏側に「補完の関係性」を見るという考え方は、ビジネスにおける視野を広げてくれます。

ビジネスにおいて「おもしろい結果」を出したい人は、必読の一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「MBA」や「ロジカルシンキング」などは、それが流行れば流行るほど、皮肉にも、ビジネスを成功に導く上でのそれらの有効性は失われていると考えてよい。これらは義務教育みたいなもので、一定の効率性を得るために最低限必要なものであり、その必要性はま
ったく否定しないが、それだけでは周りと横並びになれるだけである。周りよりも一歩先に行く「おもしろい成果」を生み出せない差別化不全に陥るのである

「コンテンツ」が氾濫する時代を迎えているからこそ、その「コンテンツ」の真の理解のために、「コンテンツ」の裏側にある背景や前後関係や文脈といった「コンテキスト」の理解が重要になっている

◆コンテキスト思考の3Sフレームワーク
「Surroundings(環境)=関係性」
「Soil(土壌)=価値観」
「Sun(太陽)=目的」

両社がブルーレイに本気で取り組んだために、ブルーレイとHD?DVDとの間で揺れていた次世代メディアのデファクトスタンダードを争う競争では、ハリウッドなどのソフトウェア供給企業が一気にブルーレイ支持に傾いたのである(ソニーとパナソニックの話)

アドビ社は、「閲覧」のためのソフトウェアと「作成」のためのソフトウェアの間に曖昧模糊とした「関係性」の「コンテキスト」があることに着目した。金銭的余裕がないエンドユーザーに対しては閲覧ソフトを無料で配布し、一方で、金銭的余裕があり、かつ、閲覧可能者数にこだわる企業やアーティストなどの作成者に対しては、閲覧可能なエンドユーザー数が多いということを売り文句にして高値でPDF作成ソフトを販売するというおもしろいビジネスモデルを導入し、成功を収めた

自分自身が何に「真善美」を感じるかという「ぶれない自分軸」に基づいて、何をよしと評価するかを見極め、他人ではなく自分にとってベストの判断を貫徹していくことが、周りとは異なる「おもしろい成果」を生み出すための必要条件なのである

複数のモノゴトの間の関わり合いを分析する中で「相関関係」が見つかったら、その「相関関係」の裏側に「因果の関係性」がないかと仮説を立てる

複数のモノゴトの間の関わり合いを分析する中で「対立関係」が見つかったら、その「対立関係」の裏側に「補完の関係性」がないか
と仮説を持つ

「コンテキスト思考」の土台となる二つの基礎能力とは「教養」と「楽観」

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『コンテキスト思考』東洋経済新報社 杉野幹人、内藤純・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492556443
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◆目次◆
まえがき
第1章 コンテキスト思考の全体像
第2章 コンテキスト思考の3Sフレームワーク
第3章 「Surroundings(環境)=関係性」のコンテキスト思考
第4章 「Soil(土壌)=価値観」のコンテキスト思考
第5章 「Sun(太陽)=目的」のコンテキスト思考
第6章 コンテキスト思考の土台となる基礎能力
あとがき

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『発想の視点力』三谷宏治・著 vol.1858


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【トンがったアイデアを生み出すには?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534045972

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本日の一冊は、ボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアの戦略グループ統括エグゼクティブ・パートナーを経て、教育問題に取り組む著者が、トンがったアイデアを生み出す3つの手法を説いた一冊。

3つの手法というのは、「比べる」「ハカる」「空間で観る」の3つですが、これが意外に奥が深い。

本書では、この3つをいかにして実践していくか、事例を交えながら解説しています。

ハカッてみた結果、4割も値段が高いことに気づいたクライアントの話や、例外と比べることで勝機を見出したリクルートの「Hot Pepper」など、さまざまな事例が登場し、なかなか勉強になります。

アイデア発想の手法も読み応えありますが、本書で一番見逃せないのは、なかに収められた事例・エピソードでしょう。

昨日読んだ、アル・ライズの『マーケティング脳vsマネジメント脳』の視点から見ると、ややマネジメント脳(左脳寄り)の記述が目立ちますが、本書で提示されているフレームワークなどは、役に立つと思います。

ご興味ある方は、ぜひチェックしてみてください。

※参考:『マーケティング脳vsマネジメント脳』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798118893/

「もう28歳だ。これまでひたすら尊敬する上司を追いかけてきた。でもあの人の28歳の頃に、自分は全然追いつけていない」上司との差は、経験の差だと思っていた。同期との差は、配属された職場やプロジェクトの差だと思っていた。だけど、違う。それは、同じ経験や事象から、何を見つけ、学び取れるかの発見力の差だ

発想は「発散と収束」でなく、「発見・選択・探求・組合せ」から生まれる

KJ法でもそうだが、せっかく面白いアイデアがあっても、ヒトはグルーピングという作業の中で、それらのトンガリを落とし、丸めていってしまう

◆発想力を鍛えるための3つの方法
1.「比べる」──例外と幅広、不変・変化と矛盾
2.「ハカる」──観る、カン、バラす
3.「空間で観る」──普遍化、事例、「JAH法」で深掘る

「お店で使われている割り箸をもらって、上野の合羽橋に行って。それで、まったく同じモノをまとめ買いしたらいくらになるか聞いてきてよ」合羽橋は飲食店関連商品のメッカ。あらゆる卸問屋が軒を連ねている。でも忙しかったFは当初、この指令をスルーした。翌週のミーティングで私は再度、指示。それでも、彼は「割り箸ごとき」と放置。数日後、私はついに「命令」する。「いますぐ、やれ」「やらなきゃクビだ」「期限は明日」翌日、彼が電話をかけてきた。声が上ずっている。「値段が4割も違いますよ!」

四つの視点とは、1.全体を比べ「矛盾」を見つけて掘る、2.広く遠く比べて「不変」「変化」を見つける、3.「例外」と比べて差を探る、そして4.「周縁」「その他」を探って比べる、だ

相関を離れた例外的事象にこそ、例外的に優れたチャンスが(もしくは危機が)潜んでいるはずだ。真のジャンプを望むのならば、そこから逃げてはいけない。リクルートの「Hot Pepper」だって、前身の「生活情報360°(サンロクマル)」(94年11月創刊)が全国で大苦戦している中で、唯一例外的に高成長・高収益を上げていた札幌版から学んで再創造されたものだ

「何かしたヒト」でなく、「しなかったヒト」を分析する

言葉(インタビューやアンケート)に頼らず、行動そのものに尋ねること

ヒトの価値観をハカるための、二つの問いがある。
・資源配分:そのヒトは何に一番、時間やお金を費やしているだろうか
・トレードオフ:そのヒトは何を選んで何を捨ててきただろうか

本当のプロは、ちゃんとハカっている。自分のカンを信じず、重さや厚さや味を、ちゃんとハカろうとする。人間の感覚が、実はいい加減だとわかっているからだ

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『発想の視点力』日本実業出版社 三谷宏治・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534045972
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◆目次◆
はじめに 問いも答えもそこにある
第1章に進む前に ミューラー・リヤの逆襲
第1章 隠れた問題や答えを発見する「比べる」視点
01 ちゃんと比べることから大発見──割り箸から見えたビジネスチャンス
02 比べる視点1 全体を比べ「矛盾」を発見する
03 比べる視点2 広く遠く比べて「不変」「変化」を発見する
04 比べる視点3 「例外」と比べて差を探る
05 比べる視点4 「周縁・その他」を探って比べる
06 比べる視点の使い方:顧客分析
07 比べる視点の使い方:自己分析
08 比べる視点を育てるミニトレーニング
第2章に進む前に デルブフの必然
第2章 事実をちゃんと見る「ハカる」視点
09 ちゃんとハカることから大発見 ミッシング・マーケット
10 ハカる視点1 人は行動を観てハカる
11 ハカる視点2 未来はカンを定量化する
12 ハカる視点3 バラしてつなぎ直す
13 ハカる視点の使い方:トヨタと高級腕時計
14 ハカる視点を育てるミニトレーニング
第3章に進む前に フシギの真の姿
第3章 本質を見抜きアイデアを再創造する「空間で観る」視点
15 アイデアを普遍化する「コップ問題」の本当の答え
16 空間で観る視点の使い方:商品コンセプト展開
17 空間視点を育てるミニトレーニング
終章 「発見する目」の育て方
18 職場で──パス・サッカーと人類学者
19 研修・学校・学ぶ場で──あえて曖昧な問題を出す
20 家庭から学ぶ──発想の原点「自ら問う姿勢」を作る
おわりに

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『マーケティング脳vsマネジメント脳』 アル・ライズ、ローラ・ライズ・著 vol.1857


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【アル・ライズ待望の最新刊!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798118893

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アマゾンを辞め、独立してから5年。

最近、自分のなかで、ちょっとした変化があることに気づきました。

それは、土井のマーケティング脳に、マネジメントの考え方が忍び寄ってきた、ということ。

経営者として成熟するために、必要なプロセスではあるのですが、それによってマーケティングセンスが失われたら元も子もない。

そんな自分を戒め、再度マーケティングの血をたぎらせてくれたのが、本日ご紹介する、アル・ライズの最新刊です。

ご存じのように、アル・ライズは、数多くのベストセラーを持つ、世界的なマーケティング戦略家。

本書では、マーケティング脳vsマネジメント脳ということで、マネジメントがマーケティングにおいてやってしまいがちな誤りと、マーケティング的に正しい考え方を指南しています。

ダイムラー・ベンツによるクライスラーの買収、高級品を扱ったウォルマート、惨憺たる結果となったクリスタル・ペプシ、高級ブランドを目指すアウディ、デジタルカメラなのに富士フィルム…。

マーケティング脳でちょっと考えればわかることが、マネジメント脳では理解できないことが、よくわかると思います。

また本書では、マーケティング脳を駆使して成功したレッドブル、ホール・フーズ、サウスウェスト航空、UPSなどの事例も取り上げており、優れたマーケティングのケース集ともなっています。

自分の脳をマーケティング脳に変えるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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一九九八年、ダイムラー・ベンツがクライスラーを三六〇億ドルで買収した。この買収は『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』紙によると、「画期的な合意であり、グローバルな自動車産業の未来を先取りしたもの」とされた。みなさんには、これはどう聞こえるだろうか。わたしたちには、これは典型的なマネジメントの左脳的な発想に聞こえる。マーケティングの右脳的発想はこれとは正反対だ。ドイツとアメリカの自動車会社が合併して、安い車も、高い車も売る? そんなやりかたはうまくいかないだろうと、マーケティングの人間なら、直感的に感じたはずだ

左脳タイプである経営者はまず、事業の拡大を図ろうと言う(中略)一方、右脳タイプであるマーケティングの人間は、的を絞ることから始める。消費者の心に刻まれるようなはっきりとした独自色を打ち出せなくては、ブランドを築くことはできない

もちろん、マネジメントの人間も認識の重要性を知らないわけではない。問題は、認識を鏡のようなものと考えている点だ。認識とは、単なる現実の反映にすぎず、現実を変えれば、認識も変わると考えている。マーケティングの人間はそうは考えない。現実を変えるのは、簡単だ。しかし、認識を変えるのはとてつもなくむずかしい

客が最初に選ぶのは、カテゴリーだ。カテゴリーが選択されたうえで初めて、ブランドは選択される

カテゴリーを支配することが、マーケティングの最大の目的だ。一般に、カテゴリーを支配していないブランドは弱い

狭くて深いブランドは、競争相手のどんな攻撃にも、びくともしない

よりよいによって勝とうとする戦略は、めったにうまくいかない

的を狭く絞ることで、業務の質は高まる。サウスウェスト航空が苦情件数の少なさで、常に、航空業界のトップである理由のひとつもそこにある

バーガーキングはファストフードキングに名前を変えるべきか? レッドロブスターはレッドシーフードに名前を変えるべきか? 変えるべきではないだろう。例外なく、具体的な言葉のほうが一般的な言葉より、詩的な響きがあって、覚えやすい

ブランドを個別に有名にすることはできても、複数をまとめて有名にすることはできない

サターンは実社会に出たばかりの独身の若者にはいい車だった。しかし年を取って、昇進して、収入が増えたら、どうか? もっと高価なサターンを買いたいと思うだろうか?

キャロウェイがゴルフクラブのトップブランドになれたのは、他社がレギュラーサイズのドライバーを売っているときに、オーバーサイズのドライバー(ビッグバーサ)を売り出したからだった

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『マーケティング脳vsマネジメント脳』翔泳社 アル・ライズ、ローラ・ライズ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798118893
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◆目次◆
はじめに 右脳と左脳
序章 ビロードの厚い幕
第1章 マネジメントは「現実」に取り組む
マーケティングは「認識」に取り組む
第2章 マネジメントは商品に力を注ぐ
マーケティングはブランドに力を注ぐ
第3章 マネジメントはブランドを持とうとする
マーケティングはカテゴリーを持とうとする
第4章 マネジメントはよりよい商品を求める
マーケティングはほかとはちがう商品を求める
第5章 マネジメントはフルラインナップを好む
マーケティングはラインナップを絞る
第6章 マネジメントはブランドの拡大を図る
マーケティングはブランドの縮小を図る
第7章 マネジメントは“ファースト・ムーバー”を目指す
マーケティングは“ファースト・マインダー”を目指す
第8章 マネジメントは“ビッグバン”を期待する
マーケティングはスロースタートを予想する
ほか

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『世界一わかりやすい在庫削減の授業』若井吉樹・著 vol.1856


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【凡人でも100%会社に評価される技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199471

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新卒で入ったセガ・エンタープライゼスのゲーセン勤務時代、先輩からじつに貴重なアドバイスをいただきました。

それは、「景品はくさる」ということ。

景品というのは、UFOキャッチャーなどで使うぬいぐるみやマグカップ、フィギュアなどのことですが、これらには流行があるので、物理的にはくさらなくても、売れなくなってしまう。だから先輩はあえて「景品はくさる」と言ったのです。

そして、そのアドバイスが活きたのが、アマゾンのバイヤー時代でした。一時期ものすごい勢いで売れていた本が、たちまち売れなくなっていく様子は、まさに「くさっている」状態でした。

そして、実際に倉庫に行くと、そこには「くさった」在庫が死屍累々と並んでいる…。

まさに在庫の「うめき声」が聞こえてきたのでした。

よく、経営ではキャッシュフローが大事、と言われます。会社はキャッシュがある限り、潰れないからです。

では、そのキャッシュを潤沢にするために、もっとも効果的で副作用がないのは一体何でしょうか?

それはじつは「在庫削減」なのです。

ところが、多くのビジネスマンは、この在庫削減について、まったくと言っていいほど知らないし、勉強意欲もない。

在庫削減が、どれほど会社から高く評価されるかを知らないからです。

本日ご紹介する一冊は、この在庫削減について書かれた、おそらくもっとも簡単でもっとも役に立つ一冊。

NECで過去3000億円の在庫削減を達成し、コンサルタントとして、100社以上のコスト削減を指導してきた著者が、その在庫削減の極意を、わかりやすい講義形式でまとめています。

ヤマヅミ商事の貝杉社長と、コンサルタントのやり取りを読みながら、楽しく在庫削減の「ツボ」と「手順」が学べる、じつに実践的な一冊です。

本書がすごいのは、この本の流れに従って在庫削減を進めていけば、本当に在庫削減が実現できてしまうということ。

バイヤーだった土井は、これまでに何冊も難しい専門書を読んできましたが、初めからこんな本があったら、と悔やまれます。

経営者、現場担当はもちろん、一般のビジネスパーソンにも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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5000万円の利益アップを図るには、仮に利益率が10%とすると、5億円の売上増を果たさなければならない

まず最初にやるべきことは、在庫の実態を自分の目で確認すること

廃棄してもいいと思うけど決めきれないものについて、ひとまず赤札を貼って1か所に集めておくんです。しばらくして赤札を貼った商品が売れれば、赤札を外して出荷する。もし、一定期間が過ぎてもまだ赤札が貼られているようなら、それらを廃棄する

お客さんは、一度行って欲しいものがなかったお店には、次からは行きたくなくなってしまいます。すると、たった一度の品切れが、その後の将来の売上まで奪い去ってしまうことにもなりえる

商品には「売れ筋商品」と「死に筋商品」というものがあります

◆注文の仕方あれこれ
・予測方式(定期発注方式)
定期的に必要なものを必要な量予測して買う
・ボーダーライン方式(発注点方式)
一定の量を下回ったら、決まった量を買う
・ツーボックス方式(ダブルビン方式)
1カートンなくなると1カートン買う、といったやり方
・満タン方式(補充点方式)
決められた量を下回ったらあらかじめ決められた量いっぱいまで買う
・かんばん方式
本のスリップのように、一つ売れたら一つ仕入れる方式
・後払い方式(預託在庫方式)
いわゆる「富山の置き薬」と同じ仕組み

ポイントは、A区分のものは出入り口に近いところに、C区分は倉庫の奥や棚の上に、それぞれ置き直してみること「置き方を工夫することで、注文を受けたものを取り出すのにかかる時間が短くなりますね」

平均在庫数を減らせれば、資金の寝ている日数が短くなり、支払利息を減らすこともできます。最大在庫数は「製品を置いておくため
に必要なスペース」の目安となるので、この数を減らすことができれば、倉庫代の削減が見込める

◆コンピュータの在庫と実際の在庫が合わなくなる原因
・在庫の劣化・紛失
・在庫データの記入・入力忘れ
・在庫データの記入・入力ミス
・在庫データの記入・入力遅れ

◆先入れ先出しのためのアイデア
うまいアイデアのひとつが、コンビニで飲料が入っているガラス扉の棚を知っていますか? あの棚は必ず手前から1個ずつしかとれませんが、傾斜がついているので1個とると奥から商品が流れてきます。商品は棚の奥から入れることができるようになっているので常に先入れ先出しができるわけです

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『世界一わかりやすい在庫削減の授業』サンマーク出版 若井吉樹・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199471
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◆目次◆
1限目 くさった在庫は捨てよう
2限目 売れているものと売れていないものを分けよう
3限目 売れる商品には手間をかけよう
4限目 売れ筋以外は手間をかけずにいこう
5限目 トラブルに強い在庫削減の方法
6限目 入荷条件の「当たり前」を見直す
7限目 本当の売れ行きをつかもう
8限目 今までと違った形で在庫を持とう
9限目 身近なコンビニに見る在庫削減

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『超三流主義』金子哲雄・著 vol.1855


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【流通のプロが教える、驚異の買物ワザ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594060099

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最近、ビジネス書がマンネリ化していると言われているなか、とてつもなく面白い本を発見しました。

テレビでもおなじみ、個性派流通ジャーナリスト、金子哲雄さんによる、『超三流主義』です。

──「年収200万円で600万円の暮らしを実現する方法」とあるように、要は節約術の本なのですが、そのアプローチ方法がすごい。

流通を知り尽くした著者だからできる、あらゆる分野の値切り術が書かれているのです。

・買い物をするときは、その店の「集客商品」を狙う
・家電は日曜日の夜7時以降に買う
・キャバクラで値切るなら、どしゃ降りの木曜日・金曜日

さらに、冷蔵庫を「見える化」するためにレシートを貼る、賃貸物件を探すときには、「図書館」が近くにある物件を選ぶなど、損益分岐点を下げ、家計を合理化するためのありとあらゆる方法を書いています。

構造的にクリティカルな部分から経費を節減するという点では、大幅な固定費削減を推奨し、ベストセラーとなった『年収200万円からの貯金生活宣言』同様、インパクトのある節約術です。

※参考:『年収200万円からの貯金生活宣言』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4821109719/

読者は、本書を読むことで、どんなお店がどんな仕組みで儲けているのか、流通のしくみがどうなっているのか学ぶことができます。経営センスを磨くいいトレーニングになるでしょう。

「タダで便箋がもらえる」「トイレ御三家」などと紹介されているホテルオークラやリッツ・カールトンの関係者にとっては、不快なこと極まりないと思いますが、よくもまあ、ここまで調べているものだと感心します。

コミカルな語り口と見た目から判断すると、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、土井が見る限り、著者の考え方のベースにあるのは、父親から学んだ「商いの王道」。

若いビジネスマンが「生き金」の使い方を知る上で、本書ほど有用な本はないと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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お金がなかったから、できなかった──。こんなことを口に出すほど、みじめなことはありません。僕は、お金がなくてもやりたいことは絶対にやる。欲しいものは絶対に手に入れる。そう決めて、こまでの人生を生きてきました

ニュース番組で激安スーパーの特集をすると、必ずといっていいほど取り上げられるスーパーが埼玉県にあります。肉も魚も野菜も激安。それでも売り上げを伸ばし、儲けもきちんと出しています。そのカラクリは、生鮮食品を「集客商品」にして、日持ちする調味料 やレトルトを「収益商品」にしていること。調味料やレトルトのことを流通業界では「グローサリー」と言いますが、グローサリーの粗利は高く儲かるのです。つまり、同じ店で何もかも買い揃えるのはNG。その店の「集客商品」に狙いを定めることが、賢い買い物術

家電を購入するのであれば、迷わず日曜日の午後7時以降、お店に出かけてください。というのは、家電量販店では土曜日の朝にチラシを入れ集客し、土日で売り上げを立てるというビジネスモデルで動いています。つまり、日曜日の夜7時から閉店までの時間帯は、売上予算達成のためのラストスパートタイムなのです

「そうだ! 僕が欲しいのは、売れ残っているものなんだ!」欲しいものを、自分から主体的に決めちゃダメ。人気のないもの、売れ残ったものの中からさらに不人気商品を選んで値切り、安く買ったもの。それを好きになるのが“超三流”の生き方であり、生活費50%オフの極意

キャバクラで値切るなら、どしゃ降りの木曜日・金曜日が狙い目

賃貸物件を探すときには、「図書館」が近くにある物件を選ぶ

お金は自分のためではなく、自分が関係する人のために使うことが大事です。その関係する人が、不特定多数に近づけば近づくほど、それが出世したということ

国際競争力に当てはめて考えれば、高収入を得ている人よりも、安い賃金でよりよいパフォーマンスを示すことができる人こそ、本当に競争力のある人といえる

冷蔵庫を「ジャスト・イン・タイム」にする裏技は、買い物に行ったらレシートを冷蔵庫に貼り付けておくこと。そうやって冷蔵庫の中を「見える化」するのです

保証人を頼まれたとき、人間関係を壊さない断り方を伝授しておきましょう。「ごめん。保証人になってあげたいんだけど、自分には保証能力がない。これが今、自分の保証範囲だから、これだけ受け取ってくれ」と、3万円でも5万円でも、相手との親密度によっては1万円でもいいので、手持ちの現金を渡すのです

貧乏人は、自分でできることは自分でやる!

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『超三流主義』扶桑社 金子哲雄・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199412
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◆目次◆
1章 「賢い買い物術」と「値切りテク」で、人生のコストを半分
に節約できる!
2章 住宅費を制する者が人生を制する
3章 景気の波に左右されない「強い家庭」をつくる!
4章 清く・貧しく・ゴージャスに!
5章 良好な人間関係が、お金を生む究極の武器になる!
6章 「身の丈を知る」ことから“超三流主義”の一歩を踏み出せ!

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『しがみつかない生き方』香山リカ・著 vol.1854


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【香山リカ vs 勝間和代?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981324

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本日の一冊は、精神科医として有名な香山リカさんが、「ふつうの幸せ」を手に入れるための「10のルール」をまとめ、話題となっている一冊。

オビに「<勝間和代>を目指さない。」とあることからもわかるように、「飽くなき成功、成長願望」あるいは「ひとり勝ち」といった思想を批判し、人がなぜ幸せになれないのか、その理由を明らかにしています。

著者によると、「人生が思い通りに展開していない人の多くは、努力が足りないわけではなくて病気になったり勤めた会社が倒産したり、という“不運な人”」。

どんなに頑張ってもうまくいかないことはある。あるいはうまくいかない人がいる。

そんな人たちに、もっと頑張れということの残酷さを、著者は訴えているのです。

好きなことを仕事にできていなくても、自己嫌悪に陥らない。
マーケティングに踊らされない。
老・病・死で落ち込まない。
お金にしがみつかない。
生まれた意味を問わない。

随分ネガティブな考え方も含まれていますが、確かに心を軽くしてくれる、いいアドバイスだと思います。

でも、起業家の立場から言わせていただくと、こんな考え方だけで、よりよい社会は作れません。

現在の社会は、理想に燃えた「狂人」たちが創造したものであり、われわれもその恩恵にあずかっているのです。

クーベルタン伯爵の思いがオリンピックを世界の一大イベントにしたように、たった一人の思いが世の中を動かすことがある。

問題は、理想を抱いて生きることにあるのではなく、他人を羨み、他人の人生を生きようとすることにあるのです。

著者の言うことを鵜呑みにするのではなく、バランスをとって生きること、そして自分らしく生きることの大切さを、本書を通じて感じていただければと思います。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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診察室にいると、その“ふつうの幸せ”というものを手にするのがどんなにむずかしいのか、ということがよくわかる

一度、“飽くなき成功”を目指し始めた人が「やっぱりほどほどにしておくか」と妥協するのは、実際には予想以上にむずかしい

公的サービスに頼らなくても、どうにもならなくなった人をどうにかするというゆるやかな助け合いのシステムが、かつての社会には存在していた

恋愛は「この人に出会うために私は生まれた」と強く、そして簡単に生まれた意味を実感させてくれる“便利な手段”ではあるが、それは生まれた意味や生きる価値を確認する“唯一の手段”ではない

「アメリカかぶれ」の結果、自由な競争と自己責任こそが日本が「前近代社会」を抜け出す最良の道、と確信した中谷氏は、その路線を迷うことなく進めてきた。そして、いまになって「経済活動を自由競争に委ねているだけでは格差拡大が進むなど、社会の安定性が損なわれ、結果的に豊かな社会は作れない」と気づいた

◆2007年春社会経済生産性本部 入社後半年の新入社員アンケート結果
・処遇に関して、業績・能力主義的な給与体系を希望する回答が調
査開始以来はじめて6割を切る結果となった
・転職・勤続に関して、「条件の良い会社があれば、さっさと移る
ほうが得だ」とする回答が3年連続で減少し、過去最低(34・1%)

二〇〇〇年頃までは「その瞬間にやりたいことをやる」という若者の姿勢は、むしろ評価、肯定されていたはずなのに、その後の数年のあいだに、一転して当の若者の中でさえ、それを批判したり非難したりする動きが見られるようになった

「M1・F1総研」は二〇〇八年八月、「若者がモノを買わない要因の考察と消費を促す方法論」と題されたレポートを発表した。それによると男性、女性とも二十歳から三十四歳までの購買力には「格差」があり、とくに「将来に対する不安」「低い上昇志向」「固定化された人間関係」「漠然とした結婚意識」「インターネット利用時間が長い」という特性は、消費力の低下につながっているという

「これだ」と確信していたはずでも、人間の気持ちなど体調が悪かったり、ふと他人を見たりするだけで、簡単に変わってしまう

深い意味がなくても仕事をし続けるのは、それじたいでけっこう意味があることなのではないか、と思う

百年に一度の経済危機こそ、大きく飛躍するチャンス、という言い方をする人もいるが、もしチャンスだとしたら、それは経済的な飛躍をしたり資産を増やしたりするチャンスではなくて、「お金がいちばん大切」という人の心や社会の芯までしみついた考え方を見直すチャンスなのではないだろうか

そもそも、本当にマスコミに登場している成功者のような人生を、すべての人が歩む必要があるのだろうか。さらには、成功者たちは、本当に雑誌やテレビが報じているようなすばらしい人生、悩みなき生活を送っているのだろうか

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『しがみつかない生き方』幻冬舎 香山リカ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981324
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◆目次◆
序章 ほしいのは「ふつうの幸せ」
第1章 恋愛にすべてを捧げない
第2章 自慢・自己PRをしない
第3章 すぐに白黒つけない
第4章 老・病・死で落ち込まない
第5章 すぐに水に流さない
第6章 仕事に夢をもとめない
第7章 子どもにしがみつかない
第8章 お金にしがみつかない
第9章 生まれた意味を問わない
第10章 <勝間和代>を目指さない

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『2011年新聞・テレビ消滅』佐々木俊尚・著 vol.1853


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【次世代情報ビジネスの覇者は?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607081

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本日の一冊は、ベストセラー『グーグル─Google 既存のビジネスを破壊する』で知られるフリージャーナリストの佐々木俊尚さんが、新聞・テレビの未来を論じた一冊。

※参考:『グーグル─Google 既存のビジネスを破壊する』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605011/

自身の毎日新聞社、アスキーなどでの経験と、国内外の最新メディア事情をもとに、メディアの本質的な変化について論じています。

既得権益にしがみつき、適切な意思決定ができないマスメディアとその隙をついて新サービスを立ち上げる新規参入組。

その軋轢から生まれた訴訟問題なども取り上げていますが、一番の読みどころは、「コンテンツ」「コンテナ」「コンベヤ」といった三層モデルでメディアをとらえる発想でしょう。(このモデルはもともと、グーグル及川卓也氏が提唱したものらしい)

「コンテナ部分を握る企業に、パワーはシフトする」とはけだし名言で、今後、メディア各社は、このコンテナ部分の覇権を争うことになり、そこから新サービスも生まれてくるのだと思います。(アマゾンのキンドルもその一部)

また、マスメディアからミドルメディアへのシフトや、新たなマーケティングリサーチの可能性など、興味深い視点が満載。

内容に関して、新聞・テレビの関係者からは批判的な声もあるようですが、ビジネス的な視点から言ったら、読んでおいて損はない一冊です。

次世代の情報ビジネスで勝つために、ぜひ買って読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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新聞は再販制度に守られてぬるま湯に浸り続け、あげくに「押し紙」などという発行部数の水増しを行って弱小新聞販売店をいじめてきた

流通寡占と広告減少が密接にかかわっている(中略)寡占が進むと供給者と需要者の間の情報を取り持つ広告の機能がなくなってくる(中略)メーカーなどの供給者は、マスコミを通じて直接需要者に宣伝するよりも、強力な流通業者に、セールスプロモーションと称するカネを払って、自分の商品を売ってもらうほうが効率的という考え方になる

「私はテレビを『バカが見るものではなく人がバカになりたいときに見るもの』だと思います」(TBS 田代冬彦氏のコメント)

◆グーグル及川卓也氏の三層モデル
「コンテンツ」「コンテナ」「コンベヤ」

新聞社のサイトのトップページを最初に訪問して、そこから記事を読むという人はどんどん減ってきている

コンテナ部分を握る企業に、パワーはシフトする

マスがなくなったあとには、いったい何がやってくるんだろう?それはミドルメディアだ

ミドルメディアはそもそもマスじゃない。マスじゃなくてどのような読者に情報を投げ込むのかというターゲティングが最適化されているから、広告が成り立ちやすい

ヤフージャパンの始めた「インタレストマッチ広告」のように、日本で開発された新しい広告もある。インタレストマッチは、広告を見ている人がどんな人なのか、そしてどんなことに関心があるのかまでを考慮して配信する広告を変えてしまおうというものだ

本能的な勘だけで作られた雑誌の場合、年月を重ねるのに従ってだんだんと雑誌の中身が変質していってしまうという問題がおうおうにして起きる。なぜなら編集長や編集者は、年を取ってしまうからだ

Shufoo!のチラシを見てくれた人たちのデータを収集することで、みんながどのような買い物志向を持ち、実際にどのような買い物をしているのかということをリアルに調べることができてしまう

世界で唯一有料モデルで成功している高級紙ウォールストリートジャーナル紙でさえも、わずか百万人の会員を取り込んでいるのにすぎない

「報道を行う主体が、マスメディアでなければならないなんて、誰が言った?」マスメディア全盛期から、実は調査報道の中心を担っていたのはメディア業界の周縁にいたゲリラ的な雑誌やフリーランスジャーナリストだった

次世代STBを握った企業こそが、間違いなくテレビというメディアの最強のプラットフォームになる
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『2011年新聞・テレビ消滅』文藝春秋 佐々木俊尚・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607081
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◆目次◆
プロローグ
第1章 マスの時代は終わった
第2章 新聞の敗戦
第3章 さあ、次はテレビの番だ
第4章 プラットフォーム戦争が幕を開ける
あとがき

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『榊原式シンプル思考力』榊原英資・著 vol.1852


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【ミスター円が予想!これから伸びる3業種とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344017021

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サブプライムローン問題や、大不況の問題が叫ばれて久しい今日、われわれ日本人はまだ、新たな時代の生き方の指針を見出せないでいます。

本日ご紹介する一冊は、そんなわれわれに、これからの時代の生き方の指針と、ビジネスのヒントを与えてくれる、そんな一冊です。

著者は、世界経済を知り尽くした「ミスター円」こと、榊原英資氏。

本書には、そんな氏が、これからの世界経済をどう見ているか、また日本にはどんなビジネスのチャンスがあるのか、示した一冊です。

著者いわく、現在起こっている不況の本質は、「“もの”の時代の終わり」にある。

多くの先進国ではすでに“もの”が溢れていたのに、それにもかかわらず“もの”が売れ続けてきたのは、「金融の支援を受けながら“もの”を次々と買い替えてきたから」だと言うのです。

ステータスシンボルとしての車の役割も終わり、次なるトレンドがやってくる。

そのトレンドを、著者はいくつかのキーワードとともに紹介しています。

「消費者から生活者へ」
「ステータスシンボルとしての車の終焉」
「サラリーマンからプロフェッショナルへ」
「勤倹貯蓄の復活」
「教師の自由化」
「農業、医療、教育」

さらりとした文章ですが、そのなかには、これからの経営&マーケティングのヒントが満載。

個人の生き方を見直す上でも、読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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“もの”を買い替えるよりは、その所得を生活の質を本当に高める、文化的なもの教育的なものに向けようと考えるようになる

消費は、人々の生活の一部でしかありません。消費者から生活者へと再び戻っていくことが、本来の意味での豊かさを達成するために必要なのです

アメリカの“もの”文化の象徴が、自動車、スーパーマーケット、ファストフードの三つではないかと思います。この三つの産業は、今後おそらくは衰退に向かっていくのではないでしょうか

自動車がステータスシンボルだった時代は、もはや終わりつつある

多くの企業が低価格路線をとれば、やはり画一的な商品ばかりでは売れなくなります。ですからユニクロのように、「低価格だけれどもクオリティが高い商品」を提供できる、数少ない企業しか残れない

(サブプライムローンに関して)
日本でも同様のことが起こらないといえるでしょうか?(中略)ここ十年を見れば、個人破産が急激に増えてもいる

これから社会に出る学生たちに、私がよく言うのは、「もうサラリーマンの時代は終わりましたよ。これからは“プロフェッショナル”の時代ですよ」ということです

今病院でいちばん流行っているのは人間ドックのような予防医療

これから伸びる産業は「農業」「医療」「教育」

お金を使うべきところはどこかといえば、自身の“からだ”や“こころ”に対してしかありません

会社は死ぬ前まで面倒を見てくれるわけでもないし、年金ですら当てになる見込みはない。そもそも家に閉じこもって細々と年金生活をしていても楽しい人生にはならないのですから、豊かな生活のためにも、自身の幸福のためにも、生涯現役で働けるような自分をつくっていくのが最も理想的

「人が行きたがる場所」をつくっていくことに、これからは大きなビジネスチャンスが出てくる

「どれだけ優秀なプロフェッショナルを育てることができるか」が、これからは、会社の価値をはかる目安になっていくでしょう

「教師の自由化」が認められれば、大企業の役員を務めたり、あるいは社会人教育で成功した人が、次世代の育成に手を貸すことが可能になります

携帯メールだって、インターネットだって、原則学問でなければ使わないのが、世界の学生の姿

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『榊原式シンプル思考力』幻冬舎 榊原英資・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344017021
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◆目次◆
まえがき
1.常識をシンプルに戻せ
2.生活をシンプルに戻せ
3.ビジネスをシンプルに戻せ
4.政治をシンプルに戻せ
5.日本をシンプルに戻せ

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『億万長者のビジネスプラン』ダン・S・ケネディ・著 vol.1851


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【値段の1000倍価値がある本です】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478005346

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──「悪の力に正義の心」。

これは「超神ネイガー」のヒットの仕掛け人、海老名保さんに聞いたヒットのコツですが、これは、一流のビジネスマンの要件とも合致していると思います。

なかでも、経営者やマーケターは、商品を愛する心に加え、何が何でも売るだけの技術を持っていてほしい。

本日ご紹介する一冊は、そんな技術を学ぶのにうってつけの一冊です。

著者はおなじみ、ダイレクトマーケティング界のカリスマ、ダン・ケネディ。

本書では、「ゼロから富を作り出す8つの方法」として、ビジネスモデルを構築する際の考え方を、また「ダン・ケネディのアイデア・チェックリスト」として、現在のビジネスをさらに発展させるための考え方を示しています。

マーケティングの本質は、いわば知的戦争なわけですが、本書では、その戦争での戦い方を、具体的に教えています。

どうすれば業界のリーディングカンパニーを出し抜くことができるのか、ゼロからナンバーワン企業を作るにはどうすればいいのか、衰退商品をメディアで話題にするにはどうすればいいのか、豊富なアイデアと事例には、驚かされるばかりです。

本書の価格は1600円+税ですが、はっきり言ってこれは安い。

ちょっと気の利いた方なら、本書から数百万円?3億円の利益を得ることも夢ではありません。

ひさびさに読み応えある一冊で、土井は読んでいるうちに、今、日本が不況であることをすっかり忘れてしまいました。

経営者、マーケターには、ぜひ読むことをおすすめします。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆ゼロから富を作り出す8つの方法
1.“ありふれたビジネス”を革新する
2.収益の高い商品やビジネスを独占する
3.サービス化を促進していく
4.成功したやり方を「コピー」して、数を増やしていく
5.ダイレクトに売る
6.情報をお金に換える
7.知名度を最大限に活用する
8.独創的かつ賢明な組み合わせを行う

「どうしたら1ヵ月で100人の新しい患者が集まるのですか?」
それに対する彼の答えが忘れられない。
「そのご質問には、望みどおりの答えはできません。なぜなら100人の新しい患者を集められる方法なんて知りませんから。私が知っているのは、1人の新しい患者さんを得るための100通りの方法です。そして、そのすべてを実行しています」(デマー社 ラリー・ハーモン)

◆魅力的なオファーに必要な3要素
1.価格よりはるかに価値があると認識されること
2.魅力のある特典
3.強力な保証

「当社には、病み付きになってしまう商品がたくさんある」とバートンは言う。「我々はそんな商品を“麻薬”と呼んでいる。それらを売る一番よい方法は、麻薬密売人のセールステクニックを使うことだと気がついた。つまり、顧客が虜になってしまうまで無料サンプルを渡し続ければいいんだ」

◆商品の所有権を得る4つの方法
1.開発する 2.出版する 3.独占する権利を手に入れる
4.PBを持つ

理想的なマーケットを分析すると、「Known(既知の)」「Identified」「Affordably reachable(妥当な投資で顧客にアプローチできる)」という特徴がある

デキシーカップは、もともと大型の冷水器に備え付けられた紙コップだった。これが売り物になるとは誰も考えてなかった

◆ダン・ケネディのアイデア・チェックリスト ※一部紹介
1.対抗商品を考える
2.特大サイズと最小サイズ
5.削る、足す
8.用途を広げる、特別の用途に絞る
9.時間枠を売りにしてみる

私が実践して、かなり稼いだ複合的なアプローチで、「セルフリキデーション」(監訳者注:ある商品を購入することを前提に、その費用の一部を消費者が支払うことでプレミアム景品を取得することができる仕組み。「セルリキ」とも呼ばれる)とか、「ゼロ・コスト・リード・ジェネレーション」と呼んでいる方法がある

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『億万長者のビジネスプラン』ダイヤモンド社 ダン・S・ケネディ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478005346
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◆目次◆
第1章 ゼロから富を作り出す8つの方法
第2章 ありふれたビジネスを、桁外れに儲かる「現金製造器」に変える
第3章 収益性の高い商品やビジネスを独占する
第4章 視点を少しずらすだけで、商品が爆発的に売れる
第5章 サービスを提供すれば、もっとお金持ちになれる
第6章 ビジネスをコピーして、大金を生み出す
第7章 ダイレクト・マーケティングで大きく儲ける
第8章 最速で億を稼ぐテレビショッピングの威力とは?
第9章 信じられないほどの富を作り出す「情報をお金に換える」方法
第10章 知名度を最大限に活用して100万ドルのビジネスを生み出す
第11章 究極のミリオネア戦略

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『1分で大切なことを伝える技術』齋藤孝・著 vol.1850


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【1分で大切なことを伝える技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569704328

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インターネットがすっかり普及した現在、もっとも重要なスキルは何だと思いますか?

新しいツールの情報でしょうか? プログラミング技術でしょうか?
それとも、毎日ブログを書き続ける忍耐力でしょうか?

土井の考えでは、どれも違います。

サイバースペースの登場で、事実上、文字数制限がなくなった現在、もっとも重要なスキルは、じつは「短く伝える」技術なのです。

なぜかと言うと、情報供給が増えたおかげで、今度は「時間」が希少な資源となってしまったから。

ましてタダでさえも忙しい社長さん、有名人と付き合おうと思ったら、「短く伝える」技術は必須と言っていいと思います。

本日ご紹介する一冊は、半年前の発売以来、ロングセラーとなっている、齋藤孝さんの話し方指南書。

講演や執筆で引っ張りだこのカリスマが、タイトルにもある通り、ズバリ「1分で大切なことを伝える技術」をまとめた、注目の一冊です。

もしみなさんが、ビジネスにおけるさまざまな事柄を1分で伝えようと思ったら、必要なのは、「削る力」「構造化」「連結力」といった技術。

本書では、こういったスキルをどうやって磨けば、話し上手になれるのか、具体的なトレーニング方法を示しています。

トレーニングのベースとなっているのは、著者が大学で実際にやっているコミュニケーションの授業ですが、このトレーニング方法は、社会人でも十分有効。

人気の著者だけに批判も多い本ですが、土井から見て、このメソッドは使えると思います。

後半の一部は、新書にありがちなページ稼ぎのよもやま話ですが、前半のコミュニケーション力向上ノウハウは必読。

著者になる方、人前に出る方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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たいていの大事なことは一分、あるいはせいぜい二分程度で十分伝わる

「決めフレーズ」とは、たとえば話の要約や最重要フレーズの繰り返しでもよい。要は、終了間際に締めるための、キャッチフレーズになるような一言だ

たとえば、ある文章について、その内容を要約して一分で話す練習をする。もちろんストップウォッチを用意する。話し終わった時点ではなく、一分経った時点でタイムを止める。これでワンセットだ

意外に私たちは、自分を客観視してみる機会に乏しい

“言いっぱなし”をしているかぎり、話の質は向上しない。常にチェックする習慣を持つことが重要だ

相手の反応を的確に評価できないと、自分の話し方に対するフィードバックが効かなくなってしまう

家族や親しい間柄での会話ならともかく、ビジネス上で「意味」のない話は許されない。「頭を使って考えているか」「意見は何か」が常に問われるのである

要するに、言葉を通じて頭の中のイメージを交換することが、もっとも人間らしい作業なのである。これは人間にしかできないし、人間ならではの喜びである。その喜びを放棄して相手のイメージに訴えかけないのは、あまりにももったいない

比喩を使うにしても、聞き手の経験に即したものにすることで、聞き手はその話を自分のこととして受け入れやすくなる

私自身、コミュニケーション能力を向上させるために意識してきたのは、キーワードをセレクトしてつなぐということだった

今の時代、こういう“連結力”は、きわめて評価されるべき能力だ。情報を集めるだけなら、インターネットを使えば簡単にできる。そこで次に必要になるのは、それらの情報を連結していく力である

端的にいえば「起承転結」の「起承」は不要だ。決定権のある人ほど忙しい

最大のメリットとデメリットがわかるように提案せよ

「考えて走れ」といった、短いフレーズのアドバイスを用意する

◆一分で叱るために
「注意メモ」に基づいて相手と話し合い、原因、弁明、反省の言葉を引き出し、「注意メモ」に書き込む。そして、改善点を導き出す

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『1分で大切なことを伝える技術』PHP研究所 齋藤孝・著
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◆目次◆
第一章 「一分」の感覚をこう養え
第二章 万能!川のフォーマット
第三章 一分間プレゼンテーション
第四章 コミュニケーションを学ぶための素材
第五章 実践!ケース別・一分の使い方
第六章 賞賛文化を根づかせよう─「褒める」「励ます」が日本を変える

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