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『マーケティング脳vsマネジメント脳』 アル・ライズ、ローラ・ライズ・著 vol.1857


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【アル・ライズ待望の最新刊!】
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アマゾンを辞め、独立してから5年。

最近、自分のなかで、ちょっとした変化があることに気づきました。

それは、土井のマーケティング脳に、マネジメントの考え方が忍び寄ってきた、ということ。

経営者として成熟するために、必要なプロセスではあるのですが、それによってマーケティングセンスが失われたら元も子もない。

そんな自分を戒め、再度マーケティングの血をたぎらせてくれたのが、本日ご紹介する、アル・ライズの最新刊です。

ご存じのように、アル・ライズは、数多くのベストセラーを持つ、世界的なマーケティング戦略家。

本書では、マーケティング脳vsマネジメント脳ということで、マネジメントがマーケティングにおいてやってしまいがちな誤りと、マーケティング的に正しい考え方を指南しています。

ダイムラー・ベンツによるクライスラーの買収、高級品を扱ったウォルマート、惨憺たる結果となったクリスタル・ペプシ、高級ブランドを目指すアウディ、デジタルカメラなのに富士フィルム…。

マーケティング脳でちょっと考えればわかることが、マネジメント脳では理解できないことが、よくわかると思います。

また本書では、マーケティング脳を駆使して成功したレッドブル、ホール・フーズ、サウスウェスト航空、UPSなどの事例も取り上げており、優れたマーケティングのケース集ともなっています。

自分の脳をマーケティング脳に変えるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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一九九八年、ダイムラー・ベンツがクライスラーを三六〇億ドルで買収した。この買収は『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』紙によると、「画期的な合意であり、グローバルな自動車産業の未来を先取りしたもの」とされた。みなさんには、これはどう聞こえるだろうか。わたしたちには、これは典型的なマネジメントの左脳的な発想に聞こえる。マーケティングの右脳的発想はこれとは正反対だ。ドイツとアメリカの自動車会社が合併して、安い車も、高い車も売る? そんなやりかたはうまくいかないだろうと、マーケティングの人間なら、直感的に感じたはずだ

左脳タイプである経営者はまず、事業の拡大を図ろうと言う(中略)一方、右脳タイプであるマーケティングの人間は、的を絞ることから始める。消費者の心に刻まれるようなはっきりとした独自色を打ち出せなくては、ブランドを築くことはできない

もちろん、マネジメントの人間も認識の重要性を知らないわけではない。問題は、認識を鏡のようなものと考えている点だ。認識とは、単なる現実の反映にすぎず、現実を変えれば、認識も変わると考えている。マーケティングの人間はそうは考えない。現実を変えるのは、簡単だ。しかし、認識を変えるのはとてつもなくむずかしい

客が最初に選ぶのは、カテゴリーだ。カテゴリーが選択されたうえで初めて、ブランドは選択される

カテゴリーを支配することが、マーケティングの最大の目的だ。一般に、カテゴリーを支配していないブランドは弱い

狭くて深いブランドは、競争相手のどんな攻撃にも、びくともしない

よりよいによって勝とうとする戦略は、めったにうまくいかない

的を狭く絞ることで、業務の質は高まる。サウスウェスト航空が苦情件数の少なさで、常に、航空業界のトップである理由のひとつもそこにある

バーガーキングはファストフードキングに名前を変えるべきか? レッドロブスターはレッドシーフードに名前を変えるべきか? 変えるべきではないだろう。例外なく、具体的な言葉のほうが一般的な言葉より、詩的な響きがあって、覚えやすい

ブランドを個別に有名にすることはできても、複数をまとめて有名にすることはできない

サターンは実社会に出たばかりの独身の若者にはいい車だった。しかし年を取って、昇進して、収入が増えたら、どうか? もっと高価なサターンを買いたいと思うだろうか?

キャロウェイがゴルフクラブのトップブランドになれたのは、他社がレギュラーサイズのドライバーを売っているときに、オーバーサイズのドライバー(ビッグバーサ)を売り出したからだった

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『マーケティング脳vsマネジメント脳』翔泳社 アル・ライズ、ローラ・ライズ・著
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◆目次◆
はじめに 右脳と左脳
序章 ビロードの厚い幕
第1章 マネジメントは「現実」に取り組む
マーケティングは「認識」に取り組む
第2章 マネジメントは商品に力を注ぐ
マーケティングはブランドに力を注ぐ
第3章 マネジメントはブランドを持とうとする
マーケティングはカテゴリーを持とうとする
第4章 マネジメントはよりよい商品を求める
マーケティングはほかとはちがう商品を求める
第5章 マネジメントはフルラインナップを好む
マーケティングはラインナップを絞る
第6章 マネジメントはブランドの拡大を図る
マーケティングはブランドの縮小を図る
第7章 マネジメントは“ファースト・ムーバー”を目指す
マーケティングは“ファースト・マインダー”を目指す
第8章 マネジメントは“ビッグバン”を期待する
マーケティングはスロースタートを予想する
ほか

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