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『一天地六の法則』カカトコリ・著 vol.1841


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【モノの見方を変えるには?】
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本日の一冊は、全国を飛び回る社員のために始めた朝礼メールが人気となり、その後、セミナー講師となった著者が、物事を多面的に見る方法を説いた一冊。

見開き2ページで1話、たとえ話や教訓を披露しており、ちょっとした空き時間に読めるのが特長です。

レンガ職人の話や、天から見ている神のために細部までこだわって作った石工の話など、お馴染みの話もいくつかありますが、おおむね「これは初耳!」というトピックも入っており、雑学として読むにはピッタリの一冊です。

日の丸が左に一パーセントずれている話や、韓国の「一〇〇回木を切る人」の話、イタリアの名門自動車メーカー、アルファロメオ社の「黄金の尻」の話…。

経営はもちろんですが、人生全般に役立つ考え方、心構えが詰まっており、勇気を与えられる一冊です。

現在、仕事がうまくいかなくて落ち込んでいる方も、さらに上昇気流に乗って行こうとする方も、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私たちはよく、「失敗した!」と言って嘆くことがあります。しかし、それは、本当に失敗なのでしょうか? サイコロの目には「裏側」が必ずあるのです

あなたは、日本の国旗である日の丸が、実は左側に一パーセント、ずれていることをご存知ですか?(中略)人間の目は、正中線に丸い図形を置かれると、左右対称にもかかわらず、違和感を覚えるそうです。そこで、日の丸の図形を左側に一パーセントずらして、微調整をしているのです

釣りでは、短気な人はのんびりした人より多く魚が釣れるそうです。短気な人は、ちょっと魚が針に食いつかないと、仕掛けを変えたり、釣り場を変えたり、エサを変えたり、とにかくいろいろと工夫する

人生という「マラソン」の中では、最後まで二番手のポジションをキープしていく生き方だってありなのです

飛行機は決心速度を超えた時点で必ず離陸しなければならない

「きみは一〇〇回木を切ったか?」これは韓国のことわざです。相手が断っても断っても、チャレンジすることを韓国では「一〇〇回木を切る」と言います

ローマ時代、あるユダヤ人の石工が神殿のトップにモニュメントを作りました。そのとき、石工は、工賃を通常の倍額請求しました。神官に「なぜ、そんなに高いのか?」と問われると、石工は答えました。「天からご覧になっている神様のために、頭の頂上まですばらしく作り上げました」

幸せになる方法は簡単です。それは、「自分で自分をだます」こと。才能ある詐欺師は、人をだます前に、まず自分をだますそうです

いいワインのできるブドウは、食べたらまずい

「予兆」を知ること。「ニアミス」に危機感を持つこと。このふたつ。これができなければ、必ず大事故は発生します

何事も「むき出しで他人様に対峙するのは失礼だ」という、日本人独特の美意識が「包む」文化を育て上げた

イタリアの名門自動車メーカー、アルファロメオ社では、新型車のテスト走行をとり仕切るテストドライバーを、敬意を込めて「黄金の尻」と呼び習わしています(中略)「黄金の尻」は、誰よりも優れた感覚の持ち主と認められたたったひとりです。ときには、社長よりも発言権を持っています

「お客様は神様です」というのはたしかに真理なのですが、それは、あなたのお店や商品のよさを理解してくれているたった二割のお客を示している

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『一天地六の法則』サンマーク出版 カカトコリ・著
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◆目次◆
日の丸は左に1%ずれている
5は2+3だけじゃない
サイコロの目は信じるな
未来のあなたが今のあなたを創っている
ほか

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