2008年12月1日
【細野真宏さんの注目作】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093974624
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本日の一冊は、わかりやすいイラストと説明で累計650万部を突破した、カリスマ講師・細野真宏さんのシリーズ最新刊。
今回のテーマは、数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く、ということのようですが、確かにこれは売れて当然の本です。
経済ニュースをきちんと理解できる、という方は読む必要はありませんが、もし読者が「日本の財政はすでに破綻している」「円高ドル安になると、日本の輸出企業が不利になる」「外資に食い物にされる」という表現を目にして、何の疑問も持たないとしたら、本書はぜひ買って読むべき一冊です。
「数学的思考力」と「思考の歩幅」「思考の骨太さ」、この3点を押さえるだけでも本書を読む価値があると思います。
また、もし読者がセミナー講師や著者など、人に教える職業の方であれば、本書は別の意味で重宝します。
なぜなら、本書には、累計650万部のベストセラー作家の「説明の技術」のエッセンスが書かれているから。
なかでも、上記の3点の技術のうち、「思考の歩幅」について学べば、それだけで説明の技術が向上すること、請け合いです。
一般的な論理思考の本で書かれているような無機質なフレームワークではなく、あくまで経済ニュースを学びながら読めるのがポイント。
論理思考と経済ニュース、同時に学べるのが本書の最大の特長でしょう。
経済センスを身に付けたい人は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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単に”分かりやすい本”ではダメで、”分かりやすい”のは当然として、同時に”全体像を示す”ことが学習効果を最大限に上げるためには必要不可欠情報が1つ得られた時、「これの意味は何だろう?」と考える
「知識を応用できるようにする勉強法」を心がけて情報に接すれば、(一見すると”遠回り”に思えても)結果的には想像以上に短期間で多くの事柄を習得できるようになる
まずは実際に使ってみて親しみを持つことによってイメージが膨らみ「そもそもどういう仕組みでパソコンは動いているのだろうか?」というような興味がわいてくる
「数学的思考力」とは、簡単なイメージとしては、「情報をフローチャートにまとめることができる能力」
「自分の理解度」を他人(できれば子供!)を通してチェックしてみればいい
分かりやすくないと、納得することができないため、あまり人の心を動かすことができない
分かりやすく話を伝えられるためには、「論理的な説明を考える」ということに加えて「心地よい思考の歩幅は何段なのか」ということも同時に考えていく必要がある
自分で論理を組み立てた時には、その論理を「思考の歩幅」と共に「思考の骨太さ」という視点からもチェックしてみることが重要
この先、経済は(グローバル化などによって)ますます複雑になってくるので、「分からないことを自分で調べる」というような習慣を早めに身に付けないと、どんどん「世の中の動き」から取り残されることになってしまう
”分かった”と思い込んでしまうと、それ以降は、なかなか「思考停止」の状態から抜け出せなくなってしまう
風水鏡を玄関に置く人が増えようが減ろうが、「2億円は74本」というように、当せんの本数は、事前に決まっている
「情報を正確に伝える方法」というのは、相手にも”同じ絵”が見えるように説明すること
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『数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!』小学館 細野真宏・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093974624
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◆目次◆
飛躍的に劣等生から抜け出せる方法!
飛躍的に自分の理解度を深める方法!
飛躍的に話を分かりやすくする方法!
飛躍的に説得力の有無を見抜く方法!
飛躍的に論理の質を鋭く見抜く方法!
飛躍的に情報を正確に理解する方法!
飛躍的に数学的に考えられる方法!
飛躍的に情報を正確に選別する方法!
飛躍的に数学が素早く分かる方法!
飛躍的に経済が素早く分かる方法!
飛躍的に難しいものが分かる方法!
飛躍的に最新ニュースが分かる方法!
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