2012年4月10日
【誰もが挫折したあの名著に公式解説書が登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016879
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カール・マルクスの『資本論』、ジョン・メイナード・ケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』…。
名著と呼ばれるもののなかには、極めて難解ながら、その価値ゆえに売れ続けているものがあります。
日本人が書いたなかで、おそらく一番難解ながら、売れ続けている名著、それが日本軍の歴史的大敗を分析した、『失敗の本質』でしょう。
※参考:『失敗の本質』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122018331
その難解さのあまり、多くの読者が挫折し、それでも累計52万部を達成しているという驚異の一冊、その初の公式解説書が、本日ご紹介する『「超」入門 失敗の本質』です。
※参考:『「超」入門 失敗の本質』鈴木博毅・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016879
ベストセラー『ガンダムが教えてくれたこと』の著者であり、マーケティングコンサルタントである鈴木博毅氏が書いていることから、わかりやすさは折り紙つき。
「戦略とは追いかける指標のことである」という本質を軸に、同じ指標ばかり追って失敗した日本軍と現在の日本メーカーを対比しており、名著『失敗の本質』のエッセンスが、見事に抜き出されています。
さらに「指標の無効化」により日本を撃退したアメリカの「イノベーション創造の3ステップ」、戦略思考になるための「ダブル・ループ学習」も学べ、優れた戦略のテキストに仕上がっています。
日本のビジネスマンのなかには、いまだに「戦略」と「戦術」の違いが説明できない人がいますが、そんな人がリーダーになったら、それこそかつての日本軍と同じ状況に陥ってしまいます。
『失敗の本質』は、戦略の国民的テキストですが、それをビジネスに応用できるようわかりやすく解説し、最新事例を盛り込んだのが、この『「超」入門 失敗の本質』。
経験上、『失敗の本質』から入ると必ず挫折するので、まずはこの本から始めると、無理なく戦略の本質が学べると思います。
昨日、ソニーが一万人の削減を発表しましたが、このままでは、日本企業はどんどんリストラを進め、生活が成り立たない人がたくさん出てくるでしょう。
300万人が亡くなった、かつての悲劇を繰り返してはいけない。
低迷する日本が逆転するために、今こそ読んで欲しい、「買い」の一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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大東亜戦争で戦死した日本人は二〇〇万人前後、一般市民を合わせると日本人で亡くなった方は三〇〇万人を超える
日本軍も日本企業も「転換点」に弱い
最前線、現場の日本兵は文字通り決死の覚悟で戦い続けました。それでも「組織的な欠陥」によるマイナスを補うことはできなかった冷徹な事実があります
創造ではなく「方法」に依存する日本人。私たちの文化と組織意識の中には、イノベーションの芽を潰してしまう要素がある
今回の転換点には、私たち日本人は絶対に勝たなければいけません。名著『失敗の本質』は、そのためにこそ書かれたのですから
『失敗の本質』で指摘される日本軍の迷走から見えること。その一つは、「目標達成につながらない勝利」の存在です
戦略とは「目標達成につながる勝利」を選ぶこと
「指標」こそが勝敗を決める
「戦略とは追いかける指標のことである」
「一点突破・全面展開」という流れを日本人と日本の組織が採用しがちなのは、戦略の定義という意味での論理が先にあるのではなく、体験的学習による察知で「成功する戦略(新指標)を発見している」構造だからでしょう
同じ指標ばかり追うといずれ敗北する
寒天のトップメーカーである伊那食品工業は、創業以来四八年間、連続増収増益の超優良企業ですが、成長要因の一つに「用途拡大戦略」を挙げています
日本軍は戦局を変える新技術を継続的に開発することができず、零戦が劣勢になったのちも、軽量であることにこだわりました
戦闘で出現した米軍側のイノベーション
・「サッチ・ウィーブ戦法」
…単機戦闘ではなく“機数の多さ”という指標
・「レーダーによる迎撃」
…目視という従来の指標を超えた“距離”の指標
イノベーションの創造を考える場合、ダブル・ループの学習者は常にシングル・ループの学習者を一方的に攻撃できる
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『「超」入門 失敗の本質』鈴木博毅・著 ダイヤモンド社
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◆目次◆
序 章 日本は「最大の失敗」から本当に学んだのか?
ざっくり知っておきたい戦史
失敗例としての「6つの作戦」
第1章 なぜ「戦略」が曖昧なのか?
第2章 なぜ、「日本的思考」は変化に対応できないのか?
第3章 なぜ、「イノベーション」が生まれないのか?
第4章 なぜ「型の伝承」を優先してしまうのか?
第5章 なぜ、「現場」を上手に活用できないのか?
第6章 なぜ「真のリーダーシップ」が存在しないのか?
第7章 なぜ「集団の空気」に支配されるのか?
おわりに─新しい時代の転換点を乗り越えるために
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2012年4月9日
【出た、掘り出し物】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569802524
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今日、オフィスに積もった本の山から、「読む本」「読まない本」を選り分けていたら、約2カ月前に出されたどうにも冴えない本が目に留まりました。
『幸せを呼ぶ「おせっかい」のススメ』。
普段の土井なら、真っ先にゴミ箱行きにする本ですが、何だか気になってページをめくってみると、なかからはらりと手紙が落ちてきました。
筆で書かれた文字は読みにくく、わずかに「戦後の日本」「私が味わった苦しい生活」「多くの人々を幸せにしたいのです」といった文字が目に飛び込んでくる程度。
「ひょっとして、自費出版かな」と思っていたら、最後の方で、「結果的に上場する所まで~」という文字が目に入りました。
あわてて表紙を見直すと、オビのところに小さく「サニーサイドアップの産みの親」と書かれています。
そう、この『幸せを呼ぶ「おせっかい」のススメ』は、あの有名PR会社、サニーサイドアップの創立者が書いた本だったのです。
紀伊國屋のPublineで調べてみても、売れ行きはいまいち。しかし、内容は素晴らしいものでした。
どうすれば人に名前を覚えてもらえるか、どうすれば他人と良い関係が作れるのか、PRや営業で大切なことが、いくつも書かれています。
過去に著者が行ったPRの数々、どうやって仕事を獲得してきたか、人と心を通わせるにはどうするか、といった内容が、エピソードも交えて紹介されています。
相手の心を動かす手紙の書き方や、愛あるメッセージの伝え方など、表紙からは想像もできないくらい、実用的な内容です。
感動エピソードにも事欠かず、なかでも108ページに記された隣の家族からの手紙には、思わず胸がジーンとなりました。
表紙・タイトル一切無視、で買って欲しい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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いいおせっかいのコツがあります。「座りますか?」と訊くのではなく、「どうぞ!」と言いながらとにかく素早く席を立ってしまうのです。ポイントは言葉と行動が同時というところ。これで相手が遠慮する隙を奪ってしまうのです
相手の懐に飛び込みたければ、初対面の人の名前をすぐに覚えて「○○さん」と何度も会話の中で名前を呼んでみてください
エレベーターに乗って、同乗者がいる時には、必ずその方に話しかけます
頼まれごとは迷わず引き受ける
人間の心に残ることは、時間がたっても消えない
頼まれてもいないことをやるのが心に残る
先に役割分担をしてしまうと、「私の係だけ大変」とか「あの人の用意した物少なくない?」といった不平不満が出やすくなります。役割分担は、きれいな横並びのつもりで決めても、どうしても平等にはならないものです(中略)一人でやる、というかたちをとると他の人は全員協力者になってくれます
私はプライベートのことまでどんどん訊いてしまいます。訊いているそばから、その人と相性の合いそうな方の顔が浮かんでくるのです。相手の情報を知らないことには、おせっかいをやくこともできません
あるアイデアがひらめきました。トイレには広くて大きな鏡があり、カツラをかぶってみるには絶好の場所のはず。もちろん、女性トイレには男性は絶対に入ってきません(中略)彼女がトイレでカツラをかぶって試していると、後からトイレに入ってきた女性たちが、次々に興味を示し始めたのです
「やってあげる」「言ってあげる」など「あげる」という言葉が出てくると受け取る側には嫌悪感が生まれます
粘り強さと無理強いは違います。相手の方から悪い印象を持たれると、もう次はないのです
感謝という字は、「感じた」ことを「ことば」で「射る」と書きます。かつて気持ちを届けるのに一番速かったのが、弓矢(矢文)だったと思います
子どもへのおせっかいはただ一つ。本質は、親が「甘やかさないこと」これだけです
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『幸せを呼ぶ「おせっかい」のススメ』高橋恵・著 PHP研究所
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◆目次◆
はじめに
おせっかいのルール1「おせっかい」は言葉と行動が同時
おせっかいのルール2「おせっかい」は一生懸命
おせっかいのルール3「おせっかい」は段取り上手
おせっかいのルール4「おせっかい」は人と人との縁をつくる
おせっかいのルール5「おせっかい」はアイデアの源
おせっかいのルール6「おせっかい」は悩まない。へこまない
おせっかいのルール7「おせっかい」の報酬は自己満足
おせっかいのルール8「おせっかい」の手紙術
おせっかいのルール9「しようがない人だなぁ」と思わせる
おせっかいのルール10「おせっかい」は伝染する
おわりに
娘より
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2012年4月8日
【昭和のカリスママーケター】
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「違いがわかる男のゴールドブレンド」
「がんこな汚れにザブ」
「ピンクの小粒、コーラック」
いずれも有名となった広告コピーですが、じつはこれらのコピーは、すべて同一人物によるもの。
本日フィーチャーする故・内田耀一氏は、これらのコピーのほかにも、シッカロールやジャルパック、チキンラーメン、マキロン、ヴィックスヴェポラッブなど、さまざまな商品をブレイクさせた、昭和のカリスママーケターです。
定性調査に基づく洞察から、それまでにない売り方を提案し、ありとあらゆる商品を売りまくったエピソードは、まさに驚愕。
正直、扱う人物の偉大さに比して、ライターの実力不足は否めませんが、それを差し引いても、読むべき内容です。
イメージカラー調査から、赤ちゃんのイメージにピッタリのパステルカラーのピンク・クリーム・ブルーを考案したり、「レミーマルタン」の販売促進に銀座高級クラブを活用したり、錠剤を「ピンクの小粒」にして「コーラック」を大ヒット商品にしたり…。
優れたアイデアの数々には、舌を巻くばかりです。
「モノが売れない時代」と言われて久しいですが、おそらくそのうちの大半は、努力不足によるもの。
試行錯誤する前に、調べる。投資する前に、顧客に聞く。
本書は、アイデアを生むのになぜ調査が大切か、その理由を示してくれています。
閉塞感を打破するために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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お母さんの赤ちゃんに対する様々な“行為”のイメージカラーは、すべてトーンが同じでした。「赤ちゃんに授乳しているときのイメージ」では、淡いピンクかクリーム色。「おむつを替えているときのイメージ」は、淡いブルーかクリーム色
「恥ずかしい」ものに、商品開発のチャンスあり
何とか無事に役目を果たして得た結果は、実に新鮮で興味深いものでした。当時の女性たちにとって、ブラジャーは「普段着」ではなく、「外出着」だったのです
「男性のもの」「女性のもの」という既成概念を取り払ってみると、ヒット商品になることが往々にしてある
◆チョコレートの調査設計
1.現在市販されているチョコレートがどんなふうに受けとられているのかを正確に知ること
2.広告・宣伝をすること
3.「美味しい」と実感できること、そしてその美味しさが「購買意欲を喚起する」ことにつながるかを確認すること
いっそのことチョコレートと洋酒を一緒にしたらどうか? と私は考えました(中略)こうして誕生したのが、「大人の男はチョコを食べない」という「常識を否定」したロッテの「バッカス」でした
一見、全く無関係に思えるものを結びつけること、つまり、誰も思いつかないようなものを結びつける発想力は、どんなビジネスにおいても重要です
マーケティング的には、客にレミーマルタンをボトルキープさせたら、ホステスさんにキャッシュバックをしてあげる。さらに、それが貯まると代理店からお店にもインセンティブとしてキャッシュバックされる、という仕組みにしたのです
◆コーラックのマーケティング
数種のピンクの小さな錠剤(ダミー)を用意して、女性たちの意見を聞くことにしました。なんと、ほとんど全員が、ピンクの小粒を見て、興奮気味に「かわいい」「食べちゃいたい」と、反応したのです(中略)
女性にとってプラスイメージの「サラダ」を入り口にして納得感を与える(中略)
「サラダを食べて、それでもだめなら、コーラックを」とうたえば、抵抗がなくなるのではないか、と考えたのです
火力の強いガスストーブが普及し始めていましたから、「ブルーフレーム」の店頭調査と合わせ、「将来は暖房器具の性能が向上し、さらに普及する」と、購買者の行動分析から予測を立てました。その結果、アイスクリームの将来性については、「暖房器具の普及につれて、冬場でも家庭でアイスクリームを食べるようになる」と報告したのです
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『ヒットの神様』内田耀一、コイケジュンコ・著 幻冬舎
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◆目次◆
第一章 1963(昭和38)年~
「マーケティング」という言葉がなかった時代の商品開発
第二章 1965(昭和40)年~
ベビーブーマーの受験戦争とサザエさん、カップラーメンの登場
第三章 1970(昭和45)年~
豊かさへの道を歩む日本と商品コンセプト概念の確立
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2012年4月7日
【世界一!プロ・ゲーマーの勝負哲学】
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土井は、出版業界にかれこれ14年関わっていますが、その間、ベストセラーを出した著者が売れなくなっていく現実を、何度も目の当たりにしてきました。
「勝つことはできても、勝ち続けるのは難しい」
本日ご紹介する一冊は、まさにこの「勝ち続ける」ための心構え、哲学を説いた一冊。
著者は、17歳で格闘ゲーム世界一、2010年8月には、ギネスブックから「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」に認定された、梅原大吾氏。
本書には、日本人で初めてプロ・ゲーマーという職種を築いた著者が、どうやってその境地に至ったのか、どうやって勝ち続けてきたのか、その哲学とエピソードがつづられています。
「たかがゲーム」と侮ることなかれ。
ここに書かれた勝負哲学は、下手な経営者の本よりも奥深く、文中も名言のオンパレードです。
常勝を妨げるものは何か、得意にこだわることのリスクは何か、自らの可能性を広げるために、どんな態度で日々勝負に臨めばいいのか…。
読んでいるうちに、ぐいぐいと引き込まれる、そんな内容です。
周囲に溶け込めず、ゲーム以外に打ち込めるものが見つからないまま、悶々とした少年時代を過ごした著者。
一時は挫折して、勝負の世界から遠ざかりながらも、再度復帰し、成功をおさめた著者の姿は、きっと多くの若者に勇気を与えることでしょう。
オビにもある通り、まさにこれはゲームの攻略本ではなく、人生の攻略本。
現在勝っているにしろ、負けているにしろ、決められた道がすべてとあきらめるのではなく、新しい道を拓く。
本書は、そのきっかけになり得る一冊です。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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先に鉄棒から手を離せば、先にプールから顔を上げれば、この先の人生で姉のような人物に出会ったとき、いつも頭を下げなくてはいけない。それは絶対に嫌だった。死んでも先に音を上げるわけにはいかなかった
ゲームが新しくなると、グラフィックや内容だけでなく、対戦のルールが変わったり新制度が導入されたりする。それまでに培った経験やノウハウを生かせる部分もあるが、基本的には新しいルールに則って、一から勉強し直すことが要求される。だから、以前のゲームの強さよりも、新しいゲームを頑張った人にこそ勝ち目がある
常勝を妨げる壁のひとつに、ゲームとの相性の問題がある。相性がいい、得意だからと言って努力を怠るような人は勝ち続けられない。過去の実績に頼る人と言い換えてもいいだろう
そもそも勝負の本質は、その人の好みやスタイルとは関係のないところにある。勝つために最善の行動を探ること。それこそが重要なのであって、趣味嗜好は瑣末で個人的な願望に過ぎない
安易な道、裏技は使わない
生み出した特許よりも、新しい特許を生み出す力の方が遥かに重要なのだ
いつも自分に合った人たちに囲まれて過ごすのは快適だし、居心地もいいだろう。しかし、それでは好き嫌いを超えて強くなることはできない
人の目を気にせず、自分と向き合う時間、深く考え、思い悩む時間を大切にしてこそ、集中力は高まっていくもの
ビジネスを単なる金儲けの手段ではなく生きる目的としている人、僕のようにゲームを通して自分自身を成長させたいと願っている人は、何はともあれ流行っているものに身を投じるべきだ。流行りという言葉を使うと勘違いされそうだが、やはり最激戦地と呼ばれる戦場で戦うべきだ
10の強さを手にする方法は簡単に教えられる。だが、11、12、13の強さを手にする方法は言葉では教えられない。それでも口に出して言うとすれば、「すべての可能性を試した果てにあるもの」ということになるだろう。それはテクニックや方法論ではなく、ほとんど姿勢や居住まいの問題になる
何かを身につけたいと思うのであれば、丁寧に、慎重に、基本を学ぶべきだ
自分にとっての適量を考えるなら、「その努力は10年続けられるものなのか?」自問自答してみるのがいい
新しいものを否定しないこと。そして、新しいものから素直に学ぶ姿勢を忘れないこと
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『勝ち続ける意志力』梅原大吾・著 小学館
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4098251329
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◆目次◆
第1章 そして、世界一になった
第2章 99.9%の人は勝ち続けられない
第3章 ゲームと絶望と麻雀と介護
第4章 目的と目標は違う
第5章 ゲームに感謝
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2012年4月6日
【IMD学長が語る】
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本日の一冊は、知る人ぞ知る、スイスの世界的ビジネススクール「IMD」の学長が語る、グローバルリーダー育成法。
IMD日本代表であり、日本興業銀行やBCG、リクルートのOBでもある高津尚志さんとの共著という形で、日本がグローバル化に遅れた理由、そしてそこから抜け出す方法を指南しています。
著者らによると、日本企業が陥っている状況は、以下の通り。
1.日本企業は、すでに大きく成長著しい新興国市場での展開に立ち遅れている
2.元気な新興国企業が、日本企業にとってかわりつつある
3.しかし、日本市場だけを見ていると、このことにはなかなか気付かない
実際に、日本がグローバル化に遅れている証拠がこれでもかというぐらいに紹介され、また数字的にも裏付けられています。
たとえば、以下の記述。
<現時点では、旧G7が世界のGDPに占める割合は約四〇パーセントとなった一方で、G20全体で八五パーセントを占めるという構造に変わったのです。G20は世界の貿易(EUの域内貿易も含む)の八〇パーセントを占め、世界の人口の三分の二を占めています>
統計というのは、学んだ時点で人の記憶に刻まれ、気づいた頃には大きく変化しているものですが、まさに日本企業も、その罠に陥ったと言えるでしょう。
そう、世界のビジネス環境は日本人が気づかぬうちに様変わりし、日本企業は、変化を余儀なくされているのです。
では、日本企業はどう変わって行くべきなのか。本書では、ネスレやGEといったグローバル企業、そして新興国の事例も入れつつ、彼らがどうやってグローバル人材を育成しているのか、そのポイントを示しています。
個人のキャリア開発のヒントになるのはもちろん、企業の幹部にとっても、戦略を改める良いきっかけになるでしょう。
IMDの宣伝めいた表現を差し引いても、読む価値のある一冊だと思います。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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目立つのは、「政府の効率性」の評価の低さです(中略)「政府部門の債務比率」は五九カ国中最下位。「法人税率」の高さも同様です
一定品質のコモディティ化―。この波に巻き込まれていくのは、テレビだけではありません
iPodが発売になった時に、あるソニーの幹部の方が、「音質はたいしたことがないな。ウチのほうが上だ。まだ脅威にならない」と言っていた、という話を聞いたことがあります。AVメーカーとして音や画像の質に強いこだわりを持つソニーならではのエピソードかもしれません。実は「土俵はそこではなかった」のです
マッキンゼーのレポートによれば、日本の売上高八〇〇億円以上の大企業でCMOを置いている企業はわずか一パーセント
IMDのレーマン教授は、「これからのビジネスを考える上で大切なのは、人口統計(Demography)である。一にも二にも三にも、人口統計である」と言っています
◆ネスレの国際研修センター「リブレイン」
講義は大きく分けて、「マネジメントとリーダーシップ」「人事」「マーケティングとセールス」「イノベーション・テクノロジー・R&D」「オペレーション」「ファイナンス」という六つのテーマ別に用意されています(中略)講義の目的として共通するのは、社内業務への理解を高めること、ネスレの企業理念や企業価値をより深く理解すること、ビジネスの方法論を叩き込むこと。ネスレの価値観を的確に示しながら社内外の人々と働く上で必要な能力を開発すること。業界分析にも重きを置いており、「もしあなたが競合の立場だったらどうしますか」といった問いが頻繁になげかけられることも特徴です
「インドやブラジルでナンバーワンになりたい」と考えていても、新興国ではとても勝てません。どの地域のどの分野でどのように一位をめざすのかという具体的な目標と戦略が求められます
調達先としても販売先としても、事業のかなりの部分を中国はじめとするアジアが占めているメーカーなどで役員会のメンバーにアジア人が入っていることはほとんどありません
場数を踏むこと、しっかりとした軸を持つこと
とりわけグローバル・リーダー候補に意識していただきたいことがあります。それは「好奇心」と「問う力」を持つということです
研修以前にもっと人事異動を効果的に使え
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『なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか』ドミニク・テュルパン・著 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317843
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◆目次◆
第1章×新しい世界、立ちすくむ日本
第2章×なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか
第3章×先進企業は、どのように人材に投資しているのか
第4章×地球規模で活躍するリーダーに求められる能力
第5章×グローバル人材育成のために日本企業ができること
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2012年4月5日
【世界を変えるビジネスの法則】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248968
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本日の一冊は、ハーバード・ビジネス・レビュー、フォーチュン、テッククランチなどで執筆し、現在はロイターおよびハーバード・ビジネス・レビューのブログでライターを務める著者が、「小さく賭ける」ことの効用を説いた一冊。
本書のタイトルは、もともとヒューレット・パッカードの元上級副社長バーンホルトとの議論から生まれたもので、バーンホルトは、苦境に陥ったHPを、「巨大数字の専制」という言葉で表現しています。
いわく「企業が巨大になると経営者はますます巨額の賭けをしなければならないと、自然に思い込むようになる」。
事実、当時のHPでは、「最低でも10億ドル規模になるビジネスでなければ検討する価値はない」という、とんでもない思い違いが蔓延していました。
本書で説かれているのは、企業がこんな罠から抜け出し、イノベーションを起こすためのマインドセット。
実験する、遊ぶ、没頭する、明確化するといった<「小さな賭け」の原則>にはじまり、人が創造的になるための教育、「即興」や「制約」の効用、失敗してもへこたれない「実験的イノベーター」になるためのマインドセット…。
本書を読んで、どんなビジネスも、最初から完璧にプランされていたわけではない、ということを知れば、きっと行動への勇気が湧いてくるはず。
起業家には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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実験的イノベーターは、これからやろうとしていることを始めからあまり深く分析はしない。標的が未知であるのに、あまりに狭い範囲に目標を絞り込みすぎることになるからだ
ドゥエックは、この研究の要約にこう書いている。「努力を称賛された子供たちは挫折に直面しても、知的な自信を失うことがなかった」
プロトタイプで素早く試す
即興は、はるかに創造的な精神状態を引き出す
アンサリとバーコウィッツは、互いに矛盾する2つの選択肢から選ぶことに関連する脳の部分が、即興の最中にも活性化することを発見した
あらゆるオファーを、「はい……それから」というセリフで受けることは、即興の要であり、アイデアの構築を促進する
制約の下で作業をすることが、「構造と方針を決める上できわめて有効である」
35人の芸術家を研究した結果、ゲッツェルとチクセントミハイは、被験者の中でもっとも創造的な人々は、そうでない人々に比べて、自分のアイデアを実験したり、練り直すことを受け入れたりしやすい傾向にあることを発見した
創造的見識を見出し、アイデアを開発する最良の方法のひとつは、理論を捨て、ものごとを直接体験することだ
「観察力」がイノベーションを起こす
正しい質問をするだけでいいんだ
多くの人から少しずつ学ぶ
人はあまりにも、専門家や指導者などという人々がすべての答えを持っていると考えがちであるが、現実は、知識はもっとはるかに広く分散している
スティーブ・ジョブズは再三こう言った。
「人は自分が何を欲しいか、それを見るまでわからない」
著名な科学者であり著作家のアラン・ケイは、「未来を予測するもっとも確実な方法はそれを自分で創り出すことだ」と言った
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『小さく賭けろ!』ピーター・シムズ・著 日経BP社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248968
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◆目次◆
はじめに
第1章 「大きな賭け」対「小さな賭け」
第2章 成長志向のマインドセット
第3章 素早い失敗、素早い学習
第4章 遊びの天才
第5章 問題は新しい答え
第6章 質問は新しい答え
第7章 大から小を学ぶ
第8章 小から大を学ぶ
第9章 小さな勝利
第10章 あなたの「小さな賭け」
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2012年4月4日
【5万円のビジネス書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891013087
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本日の一冊は、3万円という高額にもかかわらず、ベストセラーになった『通販成功マニュアル』の中国版。
※参考:『通販成功マニュアル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891010576
今回発売された『中国通販成功マニュアル』のお値段は、何と5万円!です。
※参考:『中国通販成功マニュアル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891013087
ご存じない方のために説明すると、著者の白川博司氏は、これまでに大小あわせて300社以上の通販事業を立ち上げ、成功させてきた、知る人ぞ知る、通販指導の第一人者。
表舞台に出ることはめったにありませんが、指導したクライアントの年間売上は、多いところで数十億、数百億。
名前こそ公開していませんが、誰もが知っている大手通信販売事業にも関わっている、まさに業界の「仕掛け人」なのです。
(出版業界でも関わっているところが一部あります)
氏の1時間あたりのコンサルティング料はビックリするほど高く(弁護士の2倍!)、また、多忙なため、話を聞く機会もめったにないと言われています。
そんな氏が、今回初めて中国通販について書いた…ということで、これは注目の一冊。
書籍でお値段5万円は驚くばかりですが、今回も、それだけの価値は十分にあります。
たとえば、60ページに掲載されている「北京の売れ筋商品価格と現地感覚」の表では、カップ麺やポテトチップ、ジーンズなどの売れ筋商品と価格、さらにはそれが現地感覚でいくらに値するのかがまとめられています。
(ポテトチップのLay’sは、デパートで70円、現地感覚349円)
また、見本市やメルマガなどの各種情報源、中国ビジネスへの公的助成金、中国主要都市の平均月額給与一覧、商品説明書のフォーマット、安価な翻訳業者、「青汁」の中国語商品説明書見本など、相変わらず資料が充実。
そして本シリーズお約束の、知っておくと便利な業者一覧が巻末にまとめて掲載されています。
中国ビジネスに進出したい経営者にとっては、のどから手が出るくらい欲しい情報でしょう。
取引の注意事項など、実際にやった人でなければ気づかない、細やかな部分にもアドバイスがなされており、まさに中国ビジネスの決定版です。
本気で中国ビジネスを考える社長さんは、ぜひ買って読んでみてください。
これは「濃い」一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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通販ビジネスを中心とする「白川流」では、初めての中国進出について、日本とのビジネスにも慣れていて、諸規制のゆるい香港からスタートさせるべきだと考えている
中国人は「血縁」「地縁」「業縁」の三縁を大事にする
現地訪問2回で売上実績をつくれ
BtoB(企業間取引)の営業では、商談日の10日前までに、事前に企画書と商品サンプルを送っておく
無添加化粧品のファンケルは、現地で日本の1.5倍の価格なのに売れ行き好調
◆中国で売れている日本商品ベスト5
1.ベビー・チャイルド商品
2.ダイエット関連商品
3.一般食品
4.健康食品・サプリメント商品
5.化粧品・美容関連サービス
糖尿病予防の健康食品が、高額だからこそお見舞い・贈答品に利用されている。日本の健康食品は、食品扱いで流通が可能
「商談会」は、現地バイヤーへの直接のプレゼン機会であるから、成約の確率が高い
契約書をよく読んで、「独占契約」事項があるかどうかチェックし、もしあれば契約事項から「独占」を外してもらわなければならない
日本人はたとえば「婦人服」とキーワードを名詞で検索するが、中国人は「婦人服を買う」と動詞で検索する傾向がある
麦考林は、上海麦考林国際郵購有限公司によって1998年に設立された、カタログ通販を主力とする中国最大のオンラインショップ企業
◆日本商品専門のショッピングモール ※一部紹介
・毎日通販日本商品館(meiribuy.blemall.com)
・日本健康美容商城(www.jp.yaofang.cn)
・日趣網(www.riqu.com.cn)
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『中国通販成功マニュアル』白川博司・著 日本経営合理化協会出版局
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891013087
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◆目次◆
I 【基本戦略篇】いまこそ中国4.4億人の新興富裕層を通販で狙え
II 【進出準備篇】
III【STEP 1】短期進出実戦篇
IV 【STEP 2】通販拡大実戦篇
V 【STEP 3】アジア飛躍篇
VI 【実戦資料篇】
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2012年4月3日
【いますぐ使える売り方&キャッチコピー】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806143286
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先日、アウトレットショップに遊びに行ったら、靴ブランドのリーガルが、「2足買ったら1足あたり1万円」みたいなセールをしていて、大盛況でした。
仕事がら、いろんな商業施設に出掛けては、販売の仕掛けに注目していますが、面白いのは、工夫ひとつで成果が大きく変わること。
正月の福袋でも、アウトレットの洋服でも、バレンタインデーの企画でも、やはり売れているところには、売れているところなりのノウハウがあるものです。
本日ご紹介する一冊は、そんな売れているプロの販促技術を、コンサルタントの著者が、まとめて紹介した一冊。
かつて楽天市場のショップ・オブ・ザ・イヤー「ベスト店長賞」を受賞した著者だけに、ノウハウは小売に偏っていますが、お店の経営をしている方には、きっと役立つと思います。
第1章で「販促企画・キャッチコピーの基本のキホン10カ条」を学んだ後は、ひたすら販促企画、キャッチコピーの事例が並び、実用性は抜群です。
キャッチコピー主体の販促手法なので、飛び道具(メール、チラシ、割引券、POPなど)を使って販促する方には、特に有効だと思います。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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新年は「何かはじめたい」という要望が多いシーズン
3種類の「幸福の福袋」から、お好きなものを選んでね!
「スタンダード」「お得感」「最高品」の3種類をわかりやすく
オヤジくさいだじゃれ商品のほうが受験グッズは売れる
“巻けない”手巻き寿司で、センター試験突破!
必ず合格する“五角形エンピツ”を限定50名様にプレゼント!
2月3日は節分! 「豆まきの日」は豆乳商品が全品10%オフ
お好きなチョコとの組み合わせ。5種類のラッピングからお選
びいただけます!
ギフト商品を贈る対象が「小さい子ども」だということを考えれば、いかに子どもが楽しんでいる光景をイメージさせるかが重要。親よりも祖父母を対象にしたキャッチ作りが大切
法人関係の転居に関しては、「いかにコストを抑えるか」がポイントなので、コスト削減の提案が一番効果的
父の日ギフトの焼酎をお買い上げの方に、名入れグラスがついてくる
岡山県産「桃太郎ぶどう」の“一番採り”だけを箱に詰めました
特に観光地の場合、「せっかく来たんだから」という心理が働くので、料金よりも、体験的なお得感に消費意欲が高まる傾向が強い
小学生のお弁当で人気のおかずランキング! ベスト3はコレ!
幸運を呼ぶ「馬の毛ストラップ」を記念品としてプレゼント
当社のおせんべいの原料になっているお米の農家を訪ねました
テレビ、ラジオで話題のダイエットシューズが登場!
配るエリアを絞り込めることから「○○エリア限定」「〇〇の団地の人限定」など、限定感をアピールすると、比較的レスポンスが高い
先着50名様!カブトムシのペア無料プレゼント!
申し訳ございません。在庫が10個しか確保できませんでした
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『売るワザ鉄板パッケージ121』竹内謙礼・著 中経出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806143286
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◆目次◆
第1章 販促企画・キャッチコピーの基本のキホン10カ条
第2章 カレンダーイベント企画
第3章 販促ツール大活用企画
第4章 アイデア勝負企画
第5章 インターネット活用企画
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2012年4月2日
【偉大な哲学が偉大な企業を生む】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4779506107
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本日の一冊は、名著『知識創造企業』で、世界が認める学者となり、また東日本大震災以降話題となっている『失敗の本質』でも共著者を務めた、野中郁次郎氏監修の一冊。
※参考:『知識創造企業』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492520813
※参考:『失敗の本質』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122018331
良い時代には、成功企業のベンチマーキングが有効ですが、いざ新しく何かを創ろうと思った場合、モノマネ思考では何も生み出せません。
そんな時、企業は何をベースに事業を創っていけばいいか。
それはじつは、「哲学」なのです。
既にご存じのように、現存する偉大な企業の多くは、創業者の「哲学」によって創られました。
創業者の個人的体験から行き着いた、社会の「あるべき姿」。それが、事業を創造させるのです。
本日ご紹介する一冊は、サントリー、キッコーマン、ホンダ、ファーストリテイリング、ヤマト運輸など、現在の日本を代表する企業の経営者が、どんな哲学を持って事業を興したか、その本質に迫った一冊。
それぞれの事業に込められた熱い思いが伝わってきて、読んでいて大いにやる気をかき立てられます。
また、長嶋茂雄や松田聖子など、セルフプロデュースに優れた個人についても事業として取り扱っており、一読に値します。
わずか数ページで、創業者の生い立ちから、企業の成長・発展への軌跡を追うことができるので、ビジネスマンの教養本としても重宝する内容。
これはぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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混迷の時代において、何を手がかりに組織の意思決定を行い、何を基準に行動すべきなのか。それに対する答えが「哲学」であり、それをもつリーダーである
本田宗一郎は、「現場」で「現実」に起こった「現物」のみを信用し、それ以外はいっさい信用しなかったといわれている。ホンダの商品開発や経営のあり方に対する基本的な哲学は、この本田宗一郎の考えを端的に表した「三現主義」である。この三現主義は、「見たり」「聞いたり」「試したり」といった基本的な人間行動へと分解される
宗一郎は、「見る」について以下のようにいっている。「描こうとする相手の生い立ちや、自然の背景に思いを及ぼすことは、よい絵をかくための基礎となるはずだ。いいと思ったから描くまでのことだという人もいるかもしれないが、機能を知ることによって、そのものがもっている美しさや個性の本質をつかむこともできるのではないか、と思うのである」(『私の手が語る』講談社文庫、一九八五年、二一八頁)
長嶋の哲学のひとつは、ファン中心主義である。長嶋は、数多くのファンの脳裏に焼きつくプレーを残している。たとえば、空振りした際、ヘルメットを飛ばすシーンが有名である。このパフォーマンスについて彼は、ヘルメットを飛ばす研究をしたと述べている
小倉昌男は、論理の人である。経営は論理の積み重ねであり、「論理的思考」ができない人に、経営者になる資格はないといい切る(中略)経営とは、誰も知ることができない未来の現実に立ち向かうチャレンジである。そのときに、大きな力を与えてくれるのが論理的思考であった
ソニーはつねにイノベーションをつづけていく自らの姿勢を肯定し、「モルモット精神」をその特徴としたのである
菊池は作家としての天分について頓着していない。むしろ、彼は、文芸活動が特別に選ばれた少数者の仕事であるという思い込みを打ち破ろうとした。創作の喜びを楽しむことは、一部の天才が独占すべきものではなく、すべての人がもつ権利であることを主張したのである。「生活第一、芸術第二」という言葉は、「文芸作品における内容的価値」という文芸評論で打ち出されたスローガンであるが、菊池がいつも口にしていたことである
資生堂らしさを象徴した言葉がある。「ものごとはすべてリッチでなければならない。リッチで、スマートで、モダンで。」これは、初代社長であり、あの有名な「花椿マーク」を自らデザインした福原信三の言葉である
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『経営は哲学なり』野中郁次郎・著 ナカニシヤ出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4779506107
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◆目次◆
はじめに
序 章 哲学の意義
第1章 現場の哲学
第2章 変革の哲学
第3章 創造の哲学
終 章 未来へ
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2012年4月1日
【世界で勝てるマインドとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344982479
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本日の一冊は、早くからフラッシュメモリの開発に携わり、同製品を東芝の主力製品に押し上げた立役者、竹内健さんによる一冊。
もともとはノーベル賞を取れるような独創的な研究をしたいと考え、東大の大学院で物理工学を専攻していた著者ですが、当時、東芝の研究所の所長だった舛岡富士雄さんとの出会いにより、同社への入社を決めました。
入ってみたら、まったくの不採算部署で、「話が全然違った」わけですが、それでも著者は不平を言わず、最初の半年はボタンを押すだけの単調な作業を甘んじて受けます。
にもかかわらず、入社3年目で研究所は閉鎖。尊敬していた舛岡さんも、東芝を辞め、東北大学の教授に転身します。
普通なら、ここで腐ってしまうものですが、ここからが著者の違うところ。
残された著者は、「会社が認めないなら、世界で認めさせてやる」とばかりに、学会で論文を発表。
その後、著者がMBA留学をしている間に、iPodが登場し、フラッシュメモリは、一躍東芝の花形事業に成長します。
帰国後、著者は、数千億円をかけて作る半導体の設計・仕様を決定できる立場になり、まさにタイトル通り「世界で勝負する」ことになるわけです。
マイクロソフト、インテル、アップルとわたりあううちに著者が悟ったこと、世界で戦うために、ビジネスマンが身に付けなければならないスキル・マインド。
著者の仕事を追体験しながら、グローバル競争に必要な心構えが学べる、じつに読み応えのある一冊です。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「その後、DRAM、CPUが開発され、次がいよいよフラッシュメモリなんだ」と、舛岡さんの話は止まりません。そして「それをやれるのは自分以外にいない、オレがそれをやる」と、すごい迫力で言い切るのです。世界はオレについてこいと言わんばかりでした。私はその勢いに圧倒され、完全に魅了されてしまいました。さっぱり分からない世界なのに、「あ、自分が行くのはこっちだ」「この人だ」と思ってしまったのです
就職活動をする学生はよく「朝陽を見ないで夕陽を見る」と言われます。就職活動をしているときに好調な産業は実は夕陽、その先落ちていくしかないことが多いのです。他方、これから成長していく朝陽のような産業は、まだ日の出前、真っ暗闇です
雑用からはい上がるには、有効なアイディアを提案する以外にありません。とにかく必死で考え、「これで1回やらせてください」と提案し続けました
あえて「もしその常識が嘘だったら何が起こるか」と考えてみる
「東芝が認めないなら、世界で認めさせてやる」と、意地と執念で研究を続け、多値フラッシュメモリについての論文を、毎年国際学会で発表しました
誰も注目していない分野、歴史の浅い分野をねらう
東芝という会社には、生意気というか自己主張が強い人間にチャンスをくれるという寛容な文化があります
MBAを無事取って東芝に帰任したあと、古山さんにお礼にうかがったら、「君は私に恩返しはできないよ。これを君に続く次の世代に返してあげなさい」と言われました
優れた技術を開発しておけば誰かが使い道を考えてくれます。大事なことは新市場への起爆剤となる技術やアイディアを考える人に、半導体はいつまでも進化していくんだという将来像を示すことだ、というのが小林さんの考えでした
技術の世界は1位だからこそ資金や情報が集まってきますし、
顧客も信頼してくれます
「ルールを守ってさえいれば、形なんか不細工でもいいでしょ」と言う人もいます。確かに、レイアウトの形は消費者には見えないので、どんなに不細工なレイアウトでも、動きさえすればいいように思えます。でも、実際に製品開発の現場にいた経験からすると、対称性にこだわるなど、見た目が美しい、細部まで工夫したレイアウトほど、不良が少ないのです
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『世界で勝負する仕事術』竹内健・著 幻冬舎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344982479
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◆目次◆
第1章 配属先はお荷物部門
第2章 エンジニアがなぜMBA?
第3章 半導体ビジネスの最前線で
第4章 ふたたびゼロからの出発
第5章 なぜ世界一でなくてはダメなのか
第6章 挑戦しないことが最大のリスク
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