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『勝ち続ける意志力』梅原大吾・著 Vol.2817


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【世界一!プロ・ゲーマーの勝負哲学】
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土井は、出版業界にかれこれ14年関わっていますが、その間、ベストセラーを出した著者が売れなくなっていく現実を、何度も目の当たりにしてきました。

「勝つことはできても、勝ち続けるのは難しい」

本日ご紹介する一冊は、まさにこの「勝ち続ける」ための心構え、哲学を説いた一冊。

著者は、17歳で格闘ゲーム世界一、2010年8月には、ギネスブックから「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」に認定された、梅原大吾氏。

本書には、日本人で初めてプロ・ゲーマーという職種を築いた著者が、どうやってその境地に至ったのか、どうやって勝ち続けてきたのか、その哲学とエピソードがつづられています。

「たかがゲーム」と侮ることなかれ。

ここに書かれた勝負哲学は、下手な経営者の本よりも奥深く、文中も名言のオンパレードです。

常勝を妨げるものは何か、得意にこだわることのリスクは何か、自らの可能性を広げるために、どんな態度で日々勝負に臨めばいいのか…。

読んでいるうちに、ぐいぐいと引き込まれる、そんな内容です。

周囲に溶け込めず、ゲーム以外に打ち込めるものが見つからないまま、悶々とした少年時代を過ごした著者。

一時は挫折して、勝負の世界から遠ざかりながらも、再度復帰し、成功をおさめた著者の姿は、きっと多くの若者に勇気を与えることでしょう。

オビにもある通り、まさにこれはゲームの攻略本ではなく、人生の攻略本。

現在勝っているにしろ、負けているにしろ、決められた道がすべてとあきらめるのではなく、新しい道を拓く。

本書は、そのきっかけになり得る一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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先に鉄棒から手を離せば、先にプールから顔を上げれば、この先の人生で姉のような人物に出会ったとき、いつも頭を下げなくてはいけない。それは絶対に嫌だった。死んでも先に音を上げるわけにはいかなかった

ゲームが新しくなると、グラフィックや内容だけでなく、対戦のルールが変わったり新制度が導入されたりする。それまでに培った経験やノウハウを生かせる部分もあるが、基本的には新しいルールに則って、一から勉強し直すことが要求される。だから、以前のゲームの強さよりも、新しいゲームを頑張った人にこそ勝ち目がある

常勝を妨げる壁のひとつに、ゲームとの相性の問題がある。相性がいい、得意だからと言って努力を怠るような人は勝ち続けられない。過去の実績に頼る人と言い換えてもいいだろう

そもそも勝負の本質は、その人の好みやスタイルとは関係のないところにある。勝つために最善の行動を探ること。それこそが重要なのであって、趣味嗜好は瑣末で個人的な願望に過ぎない

安易な道、裏技は使わない

生み出した特許よりも、新しい特許を生み出す力の方が遥かに重要なのだ

いつも自分に合った人たちに囲まれて過ごすのは快適だし、居心地もいいだろう。しかし、それでは好き嫌いを超えて強くなることはできない

人の目を気にせず、自分と向き合う時間、深く考え、思い悩む時間を大切にしてこそ、集中力は高まっていくもの

ビジネスを単なる金儲けの手段ではなく生きる目的としている人、僕のようにゲームを通して自分自身を成長させたいと願っている人は、何はともあれ流行っているものに身を投じるべきだ。流行りという言葉を使うと勘違いされそうだが、やはり最激戦地と呼ばれる戦場で戦うべきだ

10の強さを手にする方法は簡単に教えられる。だが、11、12、13の強さを手にする方法は言葉では教えられない。それでも口に出して言うとすれば、「すべての可能性を試した果てにあるもの」ということになるだろう。それはテクニックや方法論ではなく、ほとんど姿勢や居住まいの問題になる

何かを身につけたいと思うのであれば、丁寧に、慎重に、基本を学ぶべきだ

自分にとっての適量を考えるなら、「その努力は10年続けられるものなのか?」自問自答してみるのがいい

新しいものを否定しないこと。そして、新しいものから素直に学ぶ姿勢を忘れないこと

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『勝ち続ける意志力』梅原大吾・著 小学館
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◆目次◆

第1章 そして、世界一になった
第2章 99.9%の人は勝ち続けられない
第3章 ゲームと絶望と麻雀と介護
第4章 目的と目標は違う
第5章 ゲームに感謝

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