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『学ぶとはどういうことか』佐々木毅・著 Vol.2801


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【「学ぶ」とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062821206
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本日の一冊は、今も旺盛な評論活動を続ける政治思想史の重鎮であり、第27代東京大学総長も務めた佐々木毅さんによる、「学び」の考察。

「一生のうちに、人生を変えるほどの一冊に出会えなかったとしたら、それはあまりに寂しい」

これは、土井が佐々木さんにお会いした時聞いた、本人の言葉(うろ覚え)ですが、佐々木さんにとって、その一冊とは、マキャヴェリの『君主論』でした。

※参考:『君主論』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061596896
佐々木さんは、この『君主論』に心を打たれ、政治学者への道を歩むことになったそうです。

本日ご紹介する一冊は、自身、学びのプロであり、東京大学、学習院大学では生徒をも学問の道へといざなった、佐々木毅さんによる「学び」考。

これがおもしろくないわけがありません。

こんな素敵な企画、誰が思いついたんだろう、と思っていたら、『投資戦略の発想法』などを手掛けた、講談社のカリスマ編集者でした。

福澤諭吉の名著『学問のすゝめ』や『文明論之概略』、古代ギリシャの哲学者たち、現代政治思想などのエッセンスが効いていて、「これぞ教養」と呼べる内容です。

学ぶことの本質、われわれが陥りやすい罠、挑戦すること、知的態度を持つことの大切さなど、これからも学び続ける人なら、一生使える知恵が詰まっています。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「学ぶ」ことには謙虚さが必要であり、謙虚さを失った「万全の態勢」への過信は「思い上がり」に通ずる危うさがある

「学ぶ」という行為の大半はある種の「想定」を持つことと密接不可分の関係にあるのである。「想定」は人間が予見する動物であることと深く関係している。人間は過去の経験に基づき「想定」を持ち、経験を通して再確認することによって「想定」に対する信頼度を高めていく

一定の「想定」に執着し、時にはそれに殉ずることも人間の一つの生き方であるが、それまで「学んできた」ことを相対化し、それを乗り越えて新たに「学ぶ」こと、それによって生きることもまた人間の選択の中にある

実学よりは文学が栄え、模倣と習慣が圧倒的に支配している状態が半開である

徳をめぐっては偽君子が出てくる可能性があるが、智の世界にあっては外形的な判定が明確なために、偽智者というものが存在する余地は少ない

安全や平和はそれが危機に瀕している限りにおいて切実な価値であるが、いったんそれが確保されれば「次に何をするか」が問題になる

半開から文明への転換の際に、重要な役割を果たしたのは「疑う」勇気であった

「問いかけ」抜きの事実や事実関係というものはない(中略)事実、無数の「問いかけ」をめぐる競争を通して無数の新しい知や専門分化が起こったのであった

「勉強」には手本があり、明確な答えが想定されるということを考えると、そこには一種の自己完結性が潜んでいる。言い換えれば、「わかっていること」の再確認がここでのテーマである。これに対して「学ぶ」という行為には自己完結性では収まり切らない、オープンで積極的な知的態度が内蔵されていると言ってよい。言い換えれば、「わかっていること」だけに終わるのでなく、それを「疑い」、「わかっていないこと」に挑戦することが含まれている

「従僕の目に英雄なし」という諺が意味するのは、自分に理解できないものは「ない」、「ないに違いない」、「ないことにする」という態度がいかに珍しくないかということである

かつて丸山眞男は現実とは「可能性の束」であるという名言を吐いた

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『学ぶとはどういうことか』佐々木毅・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062821206
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◆目次◆

第一章 東日本大震災と「学ぶ」ということ
「想定」の呪縛
第二章 『学問のすゝめ』から「学び」を読み解く
「学び」の歴史的定式化
第三章 変革の武器としての「学び」
「変えられないもの」を「作り変えられるもの」に
第四章 「学び」の四段階
「勉強」で到達できないもの
第五章 何を「学ぶ」のか
学ぶ人のあり方
第六章 「学ぶ」ことの限界をめぐって
真の「学び」は「可能性の束」として現実にこだわること
第七章 専門性と「学ぶ」こと
プロフェッショナルの魂を求めて
第八章 政治に見る「学び」の姿
「学ぶ」ことに終わりはあるか?
あとがき 「学び」は人生の可能性へのチャレンジ

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『20代で大切にしておきたいこと』川上真史・著 Vol.2800


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【祝・2800号!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4759312161
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本日の一冊は、京都大学を卒業後、ヘイコンサルティンググループを経て、現在、タワーズワトソンの組織人事部門ディレクターを務める川上真史さんによる一冊。

20代限定のキャリア本ということで、20代でしかできないこと、上の世代が抱えている常識と真逆の考え方・働き方を説いています。

スキルを身に付けようとあせる20代は多いですが、それに対して著者は、<達成動機>の開発を勧めます。

また、「論理力」「ロジカルシンキング」と称して、ついつい一本の軸で考えがちなのを、<ビジネスを行ううえでは、少なくとも7つの論理軸を同時に回すことが常に求められます>と戒めています。

※具体的な7つの論理軸は以下の通り

1.顧客のメリットに関する論理
2.会社の利益に関する論理
3.自分の満足に関する論理
4.競合に関する論理
5.チームメンバーとの関係に関する論理
6.コストに関する論理
7.コンプライアンスに関する論理

何をすべきか、がわかれば、あとは優先順位をつけて時間や労力、情熱を集中投資するだけで、成果は上がります。

本書は、この「何をすべきか」を教えてくれる一冊であり、やみくもに取り組んで評価されないと嘆く人にこそ、読んで欲しい一冊です。

20代の方、あるいは20代を部下に持つ方は、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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上司の働き方を見習い、それを身につけてしまうと、これから先、うまく仕事ができなくなってしまいます。在宅勤務は当たり前、会社に行かなくてもテレビ会議システムで十分対応可能、
ネットを通じて知らない人とでもネットワークを作り情報をとる、いちいち英語を勉強しなくても自動翻訳機で簡単に会話ができる。このような世の中は、もうすぐ目の前にきています

「自分の役割ではこのようにしかできない」ではなく、成果を出すためには、自分の立場、能力をどう使いこなすかを考える習慣をつけること

達成動機は、できるだけ若いうちに開発することが望ましい

20代のうちにたいがいのことには挑戦しよう

たとえボールペン1本でも持ち帰るクセがつくと、そこから不正への免疫ができてしまい、これくらいだったら大丈夫だろうと考える範囲がどんどんと広がる

「恒常性の維持」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは、外部の環境や状況が変化しても、自分の身体を一定の安定した状態に保つ機能のことです(中略)グローバルでは、能力発揮においても恒常性の維持ができる人が求められています

ビジネスを行ううえでは、少なくとも7つの論理軸を同時に回
すことが常に求められます。
1.顧客のメリットに関する論理
2.会社の利益に関する論理
3.自分の満足に関する論理
4.競合に関する論理
5.チームメンバーとの関係に関する論理
6.コストに関する論理
7.コンプライアンスに関する論理

1本の論理軸だけで思考を深めすぎると、どこかで歪みや間違いがあったとき、それに気づかないまま、誤った方向に論理を深めてしまう危険性があります。これを論理的誤謬と呼びます

仕事に興味を持ってのめり込むためには、3つの点が重要です。
1.その仕事に意義を感じるかどうか
2.その仕事の中に、具体的でチャレンジングな課題が含まれ
ているかどうか
3.その仕事の中で、自分の強みを活用できる局面があるかどうか

「正当さ」「誠実さ」といった特徴は、世界のどこに行っても、対人魅力の第一番目の要因となります

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『20代で大切にしておきたいこと』川上真史・著 海竜社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4759312161
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◆目次◆

はじめに 新しい働き方をする時代
第1章 20代で活躍するために大切にしておきたいこと
知識ではなく知恵が大切
第2章 まだ若いからこそ、大切にしておきたいこと
責任が軽いうちにやりたいことをやってしまう
第3章 いわゆる「常識」にとらわれないために大切にしてお
きたいこと─「常識」にとらわれてはいけない
第4章 一歩抜け出す発想をするために大切にしておきたいこと
単純な論理的思考からの脱却
第5章 仕事に興味を感じるために大切にしておきたいこと
のめり込む力を高める
第6章 創造性豊かな仕事をする人になるために大切にしてお
きたいこと─同調するのではなく創造する力を
第7章 リーダーになるために大切にしておきたいこと
異質の人とのシナジーが成果を高めるカギ
第8章 不条理さの中でも生き抜くために大切にしておきたいこと
「はったり」でごまかせる時代は終わった
第9章 ストレス社会を生き抜くために大切にしておきたいこと
いつまでも落ち込んでいてはもったいない
第10章 新しい働き方をするために大切にしておきたいこと
求められているのは変化と進化を使いこなす力

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『なぜ3人いると噂が広まるのか』増田直紀・著 Vol.2799


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【「三角形」でネットワークの秘密を読み解く】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532261554
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「六次の隔たり」「弱い紐帯」「ページランク」…。

インターネットの普及に伴い、口コミのメカニズムが、急速に解明されつつあります。

なぜ、昔の本がインターネットを通じて爆発的に広まるのか、なぜ、意図的に仕掛けたネットマーケティングが機能せず、小さな動きで止まってしまうのか…。

本日の一冊は、そんなネットワークの「謎」を解明すべく、新たに「三角形」というコンセプトを持ち込んだ論考。

東京大学の准教授で、ネットワーク科学を専門にする増田直紀さんが、表題となっている『なぜ3人いると噂が広まるのか』に挑んだ、興味深い読み物です。

どうすれば、情報を遠くまでたくさん届けることができるのか、ネットワークがはらむ感染のリスクをどう防ぐことができるのかなど、インターネット時代を生きるわれわれにとって、示唆するところの多い内容です。

なかでも、「三角形」が人間関係を維持し、口コミを促進するという、著者の視点は、興味深い。

これを読めば、あなたのTwitter、Facebookを通じた人間関係にも、変化が訪れるかもしれません。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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大多数の人より飛び抜けて多く友人をもつ人のことをハブと呼ぶ。1万人は平均値100人の100倍、10万人は1000倍だから、ハブの存在はかなり衝撃的である。ネットワークは万人に平等ではない

「あなたの友人の誰か」と言った時点で、その相手は、あなたという1人の友人を作ることに成功した人物なのである。したがって、その相手は友人を作る能力が平均より高い、と見なすのが正しい

影響力が届くのは、3次の隔たりまでだともいう

ネットワークがよくつながっているほど、流行が拡大しやすい。インフルエンザの流行を防ぐためには、前もってネットワークを分断しておくと有効である

ハブが抜けるとネットワークは小部分に分断してしまう可能性が高い

入院患者を守るために医師に予防接種するのである。感情や直感で優先順位を決めてしまうと、被害を大きくするおそれがある

ページランクが高い企業は、他社にたくさん物を売るだけでなく、なるべく強い企業へと売っている企業である。この中心性の値から企業の成長予測をある程度できる

三角形を多くもつ人は、さまざまな社会的なグループに属していたり、自殺する危険が小さかったり、話し合いを要するような共同作業の能率が良かったりする

安定でない三角形では+が2個か0個である

三角形がもし建設的な力を発揮できるならば、3人の仲が良く、+が3つの三角形であることが前提条件である。-の関係を残したまま進むと行き詰まる。自分と同じ三角形に属している相手に助けてほしくても、助けてもらえない。うまく運んでいない三角形を抱え込んでも、ネットワークの力は増えない

三角形があると、起こることが異なる(中略)多くの人が2人以上からの推薦を受けている。複数経路で情報を受け取る人が多いのだ。2人以上に薦められれば、商品を買う気になるかもしれない

3人の類似度と三角形は、密接な関係にある

周りに三角形が多い人ほど生産性が高い

飛び込む勇気が三角形を増やす

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『なぜ3人いると噂が広まるのか』増田直紀・著 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532261554
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◆目次◆

第1章 ネットワークで世界を読み解く
第2章 ネットワークを分断せよ
第3章 食うか食われるか
第4章 人気投票のネットワーク
第5章 三角形はなぜ強い
第6章 流行を生み出すネットワーク
第7章 ネットワークが孤独を救う
第8章 職場での行動パターンを見る
第9章 幸せになるための三角形の作り方

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『予測力「最初の2秒」で優位に立つ!』ケビン・メイニー、 ヴィヴェック・ラナディヴェ・著 Vol.2798


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【「優れた頭脳」の真実】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023310549
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本日の一冊は、ジム・コリンズが絶賛したビジネス書、『トレードオフ』の著者、ケビン・メイニーによる注目の最新刊。

※参考:『トレードオフ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483341936X

正直、最初は何の本かわかりませんでしたが、読んでいるうちに、その意味するところが、だんだんわかってきました。

タイトルだけ見ると、個人のキャリアに関する本のようですが、実際には、予測力に優れた個人の秘密に始まり、組織の予測力を高める方法、予測力を高めるためのコンピューティング・システムにまで話が及びます。

あまりに広いテーマを扱っているため、話の焦点が絞りにくいのが残念ですが、個々の実験データ、考察から得られる知見は、きっとこれからのビジネスに役立つものと思われます。

土井は、セガ時代のゲームセンター、アマゾン時代のバイイングを通じて、フィードバックの迅速さがいかに学習を促進するかを学びましたが、本書でいう「予測力」はそれをはるかに超えたコンセプト。

リアルタイムデータをもとに、今すぐ未来を読み、行動を修正するための方法論を述べているのです。

顧客の動きを察知して、効果的な販促を行い、成功しているサムズクラブ、予測テクノロジーを導入して顧客満足度を高め、カジノビジネスで成功したハラーズなど、現在進行形の「組織予測力」の事例が紹介されており、参考になります。

近い将来、このようなシステムが本格的に導入されれば、犯罪やテロ、原発事故の防止にも役立つでしょう。

もちろん、企業が導入すれば、他社に先んじて効果的なビジネス、商品を生み出すことができると思います。

近未来を予想するための本ですが、教養として読んでおいて損はないと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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才能ある人々は一〇年後など見通せなくてもかまわない。それどころか、一〇日後の予想さえもできなくてよい。隙間や機会を見つけるのに十分なだけの「ちょっと先」を、競争相手よりも一瞬だけ早く、高い確度で予測できればそれでよいのだ

科学者のあいだでは何十年も前から、「知性は行動をもとに決まる」と考えられていたが、ホーキンスはこれに異論を唱えた。「そうではなく、知性を左右するのは予測です」

わたしたちは、予測と現実が歩み寄った結果を「見て」いるのだ

予測が正しいとわかると、この予測パターンはより強く刻まれる。他方、現実によって裏切られた予測内容は、修正されるか捨て去られる。学習とは、おおよそこのようになされるものだ

予測力の増進に最も役立つのは、同じ物語を何度も読んでもらったり、童謡を覚えたりすることだ。自分の予測が当たると充足感が得られ、耳から入った音が結びついてチャンクとなり、言語の理解を助けてくれる

脳はときおり刺激や変化を求め、予測を裏切る出来事が起きるとそれが脳にとっての刺激となる。わたしたちは予測のつかない未知の出来事に注意を引かれ、「もっと知ろう」という気持
ちになる

有能な人物は「何が起きたか」だけでなく、「何が起きなかったか」も考慮して予測を行う

膨大な情報があとから届くよりも、わずかな情報が事前に届くほうがたいていは有益である

サムズクラブは、一見したところ脈絡のないショッピングからも、出産や離婚といった人生の一大事を高い確度で予測できることに気づいた(中略)従来のクーポンは割戻率が一パーセント前後であるのに対して、イーバリューズを使ったサムズクラブの販促では二〇~三〇パーセントもの高率になっている

ワインの優劣を決める要因は星の数ほどもあるが、何より大きいのはブドウの木の水分である(中略)フルイティション・サイエンシズは、ブドウの木にじかにセンサーを取りつけて、水
やりのタイミングと分量をブドウ園の管理者に知らせるサービスを提供している

データからは、カジノの顧客のなかには損失の上限を決めていて、負けがその金額に達すると座を立って帰っていく人々がいることがわかった。サムズクラブと同じようにハラーズも、優待カード利用者について予測モデルを築けることに気づいた

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『予測力「最初の2秒」で優位に立つ!』ケビン・メイニー、 ヴィヴェック・ラナディヴェ・著 朝日新聞出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023310549
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◆目次◆

第1部 天才の脳
第1章 ウェイン・グレツキーの予測脳
第2章 タイプ1とタイプ2、そして大脳皮質
第3章 優れた頭脳
第4章 ふつうの脳の優れたソフトウェア
第2部 優れたシステム
第5章 頭脳さえあったら
第6章 優れたテクノロジーと優れた企業
第7章 脳のようなコンピュータとコンピュータのような脳
第3部 “最初の二秒”の優位
第8章 “最初の二秒”の優位とよりよい世界
第9章 “最初の二秒”の優位とよりよい頭脳

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『JR九州唐池恒二のお客さまをわくわくさせる発想術』唐池恒二・著 Vol.2797


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【JR九州の快進撃】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827206147
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ひさびさに訪れた博多駅は、洗練された商業施設に生まれ変わっていて、本当にビックリしました。

最近の博多は、九州各県からの人口流入や、東日本大震災に伴う人口流入、地の利を生かした中国・韓国とのビジネスで活気づいています。(ちなみに2011年6月1日時点の福岡市の推計人口は147万5328人。京都市の147万3967人を抜き、政令市では全国6位に浮上)

これは、全国どこでも言えることだと思いますが、新幹線の延長、格安航空会社の就航などにより、ますます人々が魅力ある都市や町に一極集中するようになっています。

インターネットでは当たり前になっている、ウィナーテイクオールの考え方が、リアルの世界でも当てはまるようになってきているのです。

そんななか、一人気を吐いているのが、JR九州。

博多─釜山間を結ぶ国際定期船「ビートル」で、韓国の観光客を呼び込み、さらに駅ビルの大規模開発、九州の特産品を導入した居食屋「うまや」の展開、年商100億円規模にまで拡大したマンション販売など、同社が今でも国鉄だったら、きっと「民業圧迫」と非難されたであろう、すさまじいまでのビジネス展開をしているのです。

本日ご紹介する一冊は、そのJR九州の快進撃を指揮している、九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長、唐池恒二さんによる一冊。

聞き書きでライターがまとめたためか、戦略・マーケティングに関する記述が少なく、やや食い足りない感はありますが、そもそも資料が限られているので、ここは割り切り買い。

アジアビジネスでは一日の長のある博多に、これからのビジネスを学べる、ご当地本です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「船はもう動きません。対馬で一泊していただきます。今夜の宿までバスやタクシーで行っていただき、食事も用意させていただいております。明日9時30分のフェリーで博多に向かいます。運賃は返還させていただきます」
(中略)
これからどうなるかわからないと人間は不安になります。今後の予定をきっちり示すことがなにより大切なのです。
組織も一緒です。方向性やビジョンを明確にして社員に指し示す。──これはジェットフォイル漂流事故から学んだ教訓です

うまやは現在、博多駅前など福岡で5店舗、長崎、熊本、鹿児島で各1店舗合計8店舗を九州で展開していますが、2002年2月2日に、赤坂に東京の1号店を出店しました

博多と国内有数の人気温泉リゾートの由布院を結ぶ特急「ゆふいんの森」を博多駅のホームに立って眺めると、お客さまのおよそ8割は韓国からのお客さまです

2010年6月からはJR九州レールパスがインターネットでも購入が可能となり、海外での取り扱い店舗も約150店舗から約12万店舗と飛躍的に拡大しています

博多港の年間外国人入国数は27万2千人で全国トップ

手間をかけた仕事はかならずお客さまから評価され支持されます

進化をしていくためには、
1.組織を変える
2.仕事を変える
3.新しい市場に参入する

2010年7月、JR九州のグループ会社であるJR九州システムソリューションズはインドのITベンダー大手のパトニ・コンピューター・システムズと合弁で、JR九州パトニ・システムズを設立しました

環境ビジネスでは、九州では半導体関連産業が多く、その技術を活用しソーラーパネル関連産業は有望

2010年9月には「上海JR餐飲管理有限公司」を設立し、飲食店の準備をしています

これからのJR九州の取り組みとして考えているのは、「つくる」ということです。アウトソーシング(外部委託)ではなく、自前で作る。自分で考えて作る。自分から手がける。将来的には、車両まで自前で作らせたいと考えています

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『JR九州唐池恒二のお客さまをわくわくさせる発想術』唐池恒二・著 ぱる出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827206147
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◆目次◆

プロローグ ~JR九州の現場で学んだ発想、荒波の乗り越え方
第1章 アジアとの交流こそ九州の元気のもと
第2章 世界のお客さまに楽しんでもらう
わくわく”九州ランド”へようこそ!
第3章 JR九州が大切にしている3つの約束
「誠実」「成長と進化」「地域貢献」
第4章 安全とサービスを社風へ
第5章 様々な分野でナンバーワンをめざすJR九州ブランド
第6章 九州を元気にするまちづくりの考え方はこれだ!
第7章 JR九州の次の稼ぎ頭、成長エンジンを獲得する発想

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『自衛隊の仕事術 160の金言集』久保光俊、松尾喬・著 Vol.2796


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【自衛隊の金言集?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769610661
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本日の一冊は、震災後に出され、ベストセラーになっている、『自衛隊の仕事術』の続編。

※参考:『自衛隊の仕事術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769610599

こちらは「160の金言集」ということで、自衛隊式の仕事訓が示され、解説が付されているという形式です。

決して誤解を許さない伝え方、敵に勝つための情報収集のコツ、仲間と情報をシェアするポイント、リーダーのための心得など、仕事で必要な要素をひと通り網羅していますが、テイストが、従来のビジネス書と全く違うのが魅力です。

・行き詰まったらまず動け
・相手に勝つためなら、「相手の弱点情報の収集に狙いを絞る」
・誤解のない情報伝達は奇跡と思え
・速く進みたければ、1人で行け 遠くまで行きたければ、みんなで行け

など、どことなく自衛隊のテイストが香るのが特徴。

失敗が許されない現場での仕事術だけに、参考になると思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ヒトキューマルマル。自衛隊では午後7時ジャストのことをそう言う。イチはシチと聞き間違えやすいからヒト。マルマルとはゼロゼロのことで、時刻を告げるのは24時間制。何時何分まで具体的に正確に伝える。細部に神宿る、という。自衛隊では時刻の伝え方から始まって、髪を短くするのは格闘で髪をつかまれないため、と体の隅々まで様式と行動が合理化されている

行き詰まったらまず動けこれが情報収集の鉄則だ。提案すべきことが考えられない、企画が立たない、対策が思いつかない、などの原因はすべて情報収集不足にある

相手に勝つためなら、「相手の弱点情報の収集に狙いを絞る」ことが鉄則

「相手のニーズを汲み取る」とは「相手のこだわりを取り入れること」。それができれば、お互い無駄なエネルギーと時間を使わなくてすむ

◆相手の考えを「超具体化」する方法
1.相手の漠然とした説明を許さない
2.説明内容を別の何かに例えてもらう
3.口頭での説明だけのときは、それを文章化して、聴覚だけ
でなく、視覚も使って具体的かどうか二重確認する
4.数字をなるべく使う

誤解のない情報伝達は奇跡と思え

未達成箇所こそ真っ先に報告しなければならない

速く進みたければ、1人で行け
遠くまで行きたければ、みんなで行け

◆仕事を頼むときに、成果を出す3つの原則
1.こちらが望む結果を伝える
2.最低限のルールや作業の優先順位、想定されるミスを予め
伝えておくことで、効率アップとリスクヘッジを計る
3.使える資源はくまなく事前準備をして渡す

失敗は許せ、嘘は許すな

他人を主語にできる人になれ

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『自衛隊の仕事術 160の金言集』久保光俊、松尾喬・著 こう書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769610661
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◆目次◆

なぜ「ヒトロクマル」と伝えるのか
第一章 情報収集術 行き詰まったらまず動け
第二章 情報伝達術 情報は生モノ
第三章 組織構築術 速く進みたければ、1人で行け
遠くまで行きたければ、みんなで行け
第四章 組織運営術 失敗は許せ、嘘は許すな
第五章 目標立案術 「正早安楽」そして「必成目標と望成目標」
第六章 計画実行術 来るものはすべて恵み
第七章 人心掌握術 強さとは、他人を優先すること
第八章 人間関係術 他人を主語にできる人になれ
人が出合う困難は人の知恵で切り開けないはずがない

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『2015年までは通貨と株で資産を守れ!』中原圭介・著 Vol.2795


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【この株高は本物?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894514869
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本日の一冊は、アメリカの住宅バブル崩壊を予測したことで有名なカリスマエコノミスト、中原圭介さんによる待望の新刊。

最近の日本株の上昇を受けて、この株高が本物かどうか、迷っている方は多いと思いますが、その悩みに明確な答えをくれるのが、この一冊です。

2010年に出された『経済予測脳で人生が変わる!』は、歴史・哲学の視点が入った興味深い本でしたが、本書でも、今起こりつつある世界の動きを、本質をとらえながら解説。

※参考:『経済予測脳で人生が変わる!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012059

世界経済を不安定にしている本質は、「不均衡」と「連鎖」であるとして、現在のさまざまな経済問題を、きれいに説明しています。

著者によれば、<累積した不均衡は、いずれ解消に向かう>ものであり、当面、<主要国の「財政再建」が、世界経済を動かす一大テーマとして続く>。

その過程で、株や不動産、金、債券がどうなるか。

われわれは今後、何をウォッチしていけばいいのか。

本書には、これらすべてのヒントが書かれています。

今後の経済の動きをしっかりととらえたい方、投資で稼ぎたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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歴史は、「連続性」と「非連続性」によって作り出されていて、「非連続性」が生じた時点(=出来事)が、「歴史の転換点」

2011~2012年と、それ以降の2015年頃までの経済は、明らかに「連続性」が支配すると考えられます。主要国の「財政再建」が、世界経済を動かす一大テーマとして続くからです

「マネー経済と実体経済との不均衡」は、世界経済を不安定にしている最大の要因

いくらインフレを抑制しようとしても、国際資本の移動が自由であるグローバル経済体制の下では、先進国の金融緩和でジャブジャブになったお金が投資資金として高成長の新興国に流入してきてしまいます。それが、新興国のインフレに拍車をかけているという皮肉な結果を招いているのです

実体経済とマネー経済の不均衡は、リーマンショックで幾分縮小しましたが、米国の大規模かつ長期的な金融緩和により、リーマンショック前の水準に戻ってしまいました。このことは、リーマンショック級の危機が、2015年ごろまでにもう一度起こる可能性を示しています

PIIGS諸国が財政再建に取り組み、一斉に輸入を減らすようになれば、ドイツやフランスなどの輸出も間違いなく減少していきます

もしサルコジ大統領が敗北すれば、EU首脳会議で合意に至ったスキームを強力に推進しようとするリーダーがいなくなってしまう(中略)仮に極右のルペン氏が当選した場合は、EUやユーロ圏にとって最大の危機を迎えることになりそうです。ルペン氏はグローバル経済がフランスの成長に歯止めをかけたとして、ユーロ圏からの脱退を主張しています

雇用でもう一つ心配されるのが、若年層の失業率が高水準にあることです

健全なインフレは「労働者の賃金上昇→消費の拡大→物価の上昇」というプロセスで起こります

最近、バフェット氏がダラー・ジェネラルに投資していることが話題となりました

2012~2013年にかけて、歴史的な円高が終わり円安基調へと転じたとき、日本株は輸出企業を中心に輝きを増していく可能性が高いと言えるでしょう。なかでも海外売上比率が高い企業ほど、業績が上振れすることが予想されます

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『2015年までは通貨と株で資産を守れ!』中原圭介・著 フォレスト出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894514869
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◆目次◆

第1章 世界経済はどうなる?
第2章 欧州経済はどうなる?
第3章 米国経済はどうなる?
第4章 新興国経済はどうなる?
第5章 2015年までの資産運用

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『社長は労働法をこう使え!』向井蘭・著 Vol.2794


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【モンスター社員への対応事例】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017042
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本日の一冊は、全国でも数少ない、労働法専門の弁護士(3万人中、わずか100人!しかも経営者側)である著者が、社長のための労働法基礎知識を説いた一冊。

これまでにも労働法関連の本はいくつか紹介してきましたが、本書は、実際のトラブル対応事例が詳しく書かれているのが最大の特長。

微妙なケースを裁判所がどう判断するのか、実際にどんな判例があったのか、詳しく紹介しています。

中小企業の社長が思わずあいまいにしてしまいがちなところを厳しく戒め、また意外に裁判所が気にしないところなども紹介しています。

問題社員を解雇する際の注意点や、手続きのコツ、もめる会社の共通点、もめる社員の共通点など、知っておくと救われる、微妙なポイントがいくつも書かれています。

これから起業する人はもちろん、就業規則の見直し、あるいはリストラを考えている中小企業社長にも、おすすめの一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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よほど高額な給料で雇用契約を結んでいるなら話は別ですが、月給二〇~三〇万円程度の一般的な賃金で、ノルマの未達成を理由に解雇することはできません

労働者が常に一〇人以上いる使用者に、就業規則の作成と届出を義務づけていることも、日本の労働法の特徴です

配転や転勤を拒否して会社と争う労働者はなかなかいませんし、もし争ったとしても会社側が勝訴する可能性が高いでしょう。要するに日本では、使用者が労働力を自由に使用する権利がかなり幅広く認められているわけです

退職勧奨することについては問題ありません(中略)たとえば、嫌がる労働者に対して「この会社にあなたの仕事はないので、退職したらどうですか」という面接をしつこく三、四回繰り返したとしても違法とは判断されません。はっきり「あなたの能力は会社が求めるレベルに達していない」と言ってもかまわないのです

◆ロックアウト型退職勧奨
まず、会社は退職勧奨をします。労働者がそれを拒否したとします。その労働者に会社は自宅待機を命じ、賃金も一〇〇%払うのです。同時に、たとえば、一ヶ月以内に退職すれば退職金を上積みするけれども、一ヶ月を過ぎて二ヶ月以内なら上積み分は五〇%に減額するなど、退職勧奨に応じた場合の条件を提示します

契約社員に臨時に発生するわけではない仕事や、正社員と同じ内容の仕事をさせており、そのような契約社員が常時いる場合、契約回数によらず雇い止め(契約を更新せずに労働者に辞めてもらうこと)をできない場合があります

非常に高額な給料を支払う場合は、雇い止めが認められる可能性もあります

勤怠不良は解雇の理由としやすい

数億円の損害を出すのは許しても、数千円の横領は許さない

裁判所はほとんどパワハラを認めない

労働者自身が「同業他社に比べてうちの会社は給料が高い。うちは恵まれているな」と自覚している場合です。その恵まれた状況が維持できなくなり、賃下げや退職勧奨を提案したとたん、労働者は必死になって抵抗する

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『社長は労働法をこう使え!』向井蘭・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017042
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◆目次◆

第1章 社長のための労働法入門
第2章 社長なら知っておきたい労働法の新常識
第3章 「もめる会社」は決まっている
第4章 「もめる社員」も決まっている
第5章 トラブルが起きたらどうするか
第6章 そもそもトラブルをどう防ぐか
第7章 ぶら下がり社員、モンスター社員を解雇する方法

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『模倣の経営学』井上達彦・著 Vol.2793


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【偉大な会社の模倣する技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224895X
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本日の一冊は、早稲田大学商学学術院教授、井上達彦さんによる注目の新刊。

宅急便やセブン-イレブン、スターバックス、ドトール、ライアンエア、グラミン銀行など、成功した企業がいかに「模倣」の恩恵を受けているかを明らかにし、経営における模倣の方法論を提唱しています。

遠くの世界から意外な模倣をするタイプの模倣と、悪いお手本から学ぶタイプの模倣、マネされないための「仕組みの模倣」、国、業界に合わせたカスタマイズの工夫、ビジネスモデル分析のための「P-VAR」と呼ばれるツールなど、「模倣の経営学」を実践するためのノウハウ、ツールがいくつも提供されています。

もともとの生業が医療用器具の使い捨てメーカーだったことから、使い捨てコンタクトレンズに目をつけたというジョンソン・エンド・ジョンソン、同じヨーロッパのカフェを参考にしながらも、店舗のスタイルがまったく異なるスターバックスとドトール、一見簡単にマネできそうなのにマネできないKUMONなど、さまざまな事例が紹介されており、じつに読み応えのある一冊です。

経営においていかに学習が大事か、実践が大事か、さらには仕組みやオペレーションが大事か、実感させてくれます。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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クロネコヤマトの宅急便のアイデアが、牛丼の吉野家から生まれたという事実をご存じだろうか。宅急便を立ち上げた小倉昌男氏は、当時、牛丼一筋に絞り込んで成長してきた吉野家を見て、「取り扱う荷物の絞り込み」というアイデアを思いついたと自著『小倉昌男 経営学』に書いている

「独自な作家とは、誰をも模倣しない者ではなく、誰にも模倣できない者である」(フランスの作家 シャトーブリアン)

◆2つのタイプの模倣
1.自らを高めるために、遠い世界から意外な学びをする
2.顧客の便益のために、悪いお手本から良い学びをする

もともと、生産の流れを、ベルトコンベアによってスムーズにしたのはフォードである。フォードは自動車の車台(シャシー)の方を動かすことによって、それに取り付ける部品を持ち運ばなくても済むようにした

フランチャイジングは、独自の商品がなくても、特定のノウハウを梃子に成長できる優れた制度であるが、1つの弱点があった。ノウハウを吸収した加盟店が集団で脱退し、同じようなフランチャイズ制を模倣する恐れがあるのだ。このような致命的な弱点を克服したのが、セブン-イレブン・ジャパンである。

セブン-イレブン・ジャパンは、情報ネットワークによって各加盟店から最新情報を集め、それを再分配できる仕組みを整えている。これによって、本部は刻々と変化する売れ筋情報を把握することができるし、それを加盟店にフィードバックすることもできる

UCCファンが多い中でジョージアが追撃できたのは、なぜなのか。それは、全国に自動販売機網を整備していたからである

「本質の移転」によってイノベーションが引き起こされる

結局、利益率を左右するのは競争の激しさなのだ

P-VAR(Position, Value, Activity, Resource

「一般の銀行のやり方をよく見て、あらゆることを逆にしてみたんですよ」(ムハマド・ユヌス)

「新しい葡萄酒は新しい革袋に入れよ」と言うが、真にイノベーティブな製品であれば、それを最大限に生かす事業の仕組みが必要なのである

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『模倣の経営学』井上達彦・著 日経BP社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224895X
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◆目次◆

はじめに 「模倣のパラドクス」
第1章 「天才のなぞかけ」メタファーとイノベーション
第2章 「インドの露天商」模倣すべき本質をモデリングする
第3章 「クロネコの革命」4つの要素と5つのステップ
第4章 「2つのカフェ」模倣の創造性
第5章 「4人の教師」誰をどのように模倣するのか
第6章 「守破離」手本と現実のギャップを越える
第7章 「わな」模倣できそうで模倣できない会社
第8章 「反転」逆発想のモデリング
第9章 「作法」倣い方を倣う
あとがき 経営書を「消費財」で終わらせないために

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『人を魅了する』ガイ・カワサキ・著 Vol.2792


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【ガイ・カワサキ、人を魅了する技術を語る】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212335
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本日の一冊は、アップルの元チーフ・エバンジェリストであり、世界的ベストセラーの著者でもあるガイ・カワサキが、人を魅了する技術を述べた新刊。

Amazon.comのベストブック・オブ2011(ビジネス・投資部門)を受賞した、お墨付きの一冊です。

マッキントッシュに魅了され、アップルの宣伝の最先端に携わり、あのスティーブ・ジョブズを間近で見ていた著者が語る、魅了する技術。

これがおもしろくないわけがありません。

本書では、人が何に魅了されるかという要素を、社会心理学の知識をもとにひも解き、著者が魅力的と考えるさまざまな企業、人物の事例を交えながら、「魅了」の本質に迫っていきます。

エネルギッシュな社風で知られるザッポスや、フェイスブック、「ハワード・スターン・ショー」を手掛けた「E!エンターテインメント・テレビジョン」の元社長、ファン・ゴッホ・インスティテュートの会長であるドミニク=シャルル・ジャンサン、多くの人を熱狂させているビブラムのランニングシューズまで、さまざまな事例が登場します。

なかでも、ヴァージン・グループ会長リチャード・ブランソンとのエピソードは、最高です。

そして本書の魅力をさらに高めているのは、相変わらずエネルギッシュでユーモアたっぷりな、ガイ・カワサキの語り口。

この手のノリの良い本は、概して中身が薄いものですが、本書の場合、実用性にも富んでいるのが特長。

これから独立・起業する人も、新プロジェクトに人を巻き込みたい人も、絶対おすすめの内容です。

読んでいるだけで元気になれる、そんな本ですので、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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近くにいることから好意が生まれる

情熱を注ぐことで、あなたは興味深い人間になる

イギリスの社会科学者、ニール・ラッカムとジョン・カーライルの著書The Art of Wooによると、最高の交渉人は、相手と共通する興味の対象を見つけることに、準備時間の40パーセントを費やす

人に好かれるひとつの方法は、ウィン・ウィンの結果を作り出すことである

人は罵ることで、注意を引いたり、結束を固めたり、力を示したり、緊張を解いたり、気安い雰囲気を伝えたりできる。だから罵れば、きわめて上品な人を除くすべての人から受け入れられやすくなったりする

最初のステップは、自分のほうから他者を信頼することだ──ザッポスが、顧客は送料無料で返品できる権利を乱用しないと信じているように

世の中には2種類の人(および組織)がいる──「食べる人」と「焼く人」だ。「食べる人」は、いまあるパイをできるだけたくさん取ろうとする。「焼く人」は、もっと大きなパイを作ろうとする

形容詞を省くことのもうひとつの利点は、謙虚さが生まれること

試してもらうには次の特徴がなければならない・簡単 ・即時 ・安価 ・具体的 ・返却可能

何かの製造であれ、醸造や料理や設計であれ、魔法を実際に目にした人たちは、興味をかき立てられ、商品を買ったり、アイデアを支持したり、いっしょに行動してくれたりする。工場見学や舞台裏を見せるというやり方は、強力な「魅了」のツールになるのだ

個人的なストーリーは、重要な出来事をリアルに伝え、人々の心を動かす強い力を持つ

ヴァージン・グループの会長リチャード・ブランソンと、モスクワのさる会合でともに講演したとき、講演者の控え室で彼から、ヴァージン航空で旅行したことがあるかと尋ねられた。私が、いつもユナイテッド航空を利用しているのでヴァージンには乗ったことがないと答えると、彼はいきなりひざまずき、自分の上着で私の靴を磨いてくれた。そのとき以来、私はヴァージン・アメリカが飛んでいる路線ではかならずヴァージンを選んでいる

人々に真剣に受け止めてもらいたければ、所属組織のドメイン名の入ったメールアドレスを使うべきだ。aol.comやgmail.comやyahoo.comではいけない

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『人を魅了する』ガイ・カワサキ・著 海と月社
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◆目次◆

はじめに 25年間、「いかに魅了するか」を考えつづけて
1章 人を魅了すれば、世界が変わる
2章 まず好感を持ってもらう
3章 信頼がなくては魅了できない
4章 正しい準備の仕方
5章 市場に投入する方法
6章 変化に対する抵抗を克服する
7章 いつまでも魅了する秘訣
8章 「プッシュ技術」の使い方
パワーポイント、ツイッター、Eメールを武器にする
9章 「プル技術」の使い方
ウェブ、ユーチューブ、SNSを自在に操る
10章 従業員を魅了する
11章 上司を魅了する
12章 アブナい「魅了」の対処法
おわりに
GREATテスト
この本のカバーについて
謝辞

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