2012年3月26日
毎回100号ごとに集計してトップ10を発表する、「BBM大賞」。
栄えある第28回「BBM大賞」に輝いたのは、原尚美さんの、『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』です!
神田昌典さんの『2022──これから10年、活躍できる人の条件』、ウィリアム・H・マクニールの『世界史(上)』をおさえての1位受賞は本当にすごい! 実用性の勝利ですね。
本当におめでとうございます!
★第28回BBM大賞★
『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』原尚美・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048912/
なお、トップ10は以下の顔ぶれ。いずれも良い本ばかりですので、ぜひチェックしてみてください!
第1位 『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』
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自らもスタッフ20名を擁する税理士事務所を成功させ、外資系企業から中小企業まで、クライアント企業を成功させてきた著者が、事業計画書のつくり方を指南。51の質問に答え、フォーマットに当てはめるだけで事業計画書が作れてしまう優れモノ。(著者:原尚美 出版社:日本実業出版社)
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これから10年の生き方を指南した、ひさびさの神田昌典氏の力作。二〇六七年までの過激な予測をし、その後、歴史七〇年周期説、社会のなかで活躍するヒーローの変遷を説いた「志・能・公・商」理論へと話が展開。未来のビジネスのヒントにあふれた一冊。(著者:神田昌典 出版社:PHP研究所)
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東大・慶應・早稲田で文庫ランキング1位、世界中で40年以上読み継がれているオックスフォード大学出版局のロングセラー。点と点がつながって線になる、そんな知的体験を楽しめる、世界史教科書。(著者:ウィリアム・H・マクニール 出版社:中央公論新社)
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著者は、ハリー・ウィンストンなどの仕事も請け負った米国のコピーライター。個人を魅力的にする7つの要素に注目。(著者:サリー・ホッグスヘッド 出版社:パイ・インターナショナル)
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自社のビジネスモデルを9つの要素に分解して可視化できる、強力なツールを解説。ビジネスを創る人になるための必読書です。(著者:アレックス・オスターワルダー、イヴ・ピニュール・著 45カ国の470人の実践者・共著 出版社:翔泳社)
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アメリカのビジネスロングセラーをそろえた、地味ながら「ハズさない」シリーズ最新刊。時間管理のバイブル。(著者:メリル・E・ダグラス、ドナ・N・ダグラス 出版社:日本経済新聞出版社)
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数百万社が採用するSOHO向けアプリケーションの開発会社、「37シグナルズ」創業者による起業論。会社経営のヒント満載。(著者:ジェイソン・フリード、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 出版社:早川書房)
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サムスンの仕事の流儀を、サムスンSDIのプラズマディスプレイ事業本部で活躍した著者が記した、スパルタ仕事論。(著者:ムン・ヒョンジン 出版社:サンマーク出版)
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若手ベンチャーの旗手として脚光を浴びたワイキューブの破綻の真相を、社長自らが赤裸々に告白。必読の一冊です。(著者:安田佳生 出版社: プレジデント社)
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ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』著者による、注目の節約本。(著者:林總 出版社: 文藝春秋)
2012年3月26日
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317827
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本日の一冊は、電話設置の現場担当から、加入者数一億人を超える携帯電話の最大手、ベライゾン・ワイヤレス社のCEOにまで上り詰めた著者が、そのマネジメントの奥義を示した一冊。
「原則」にこだわるストイックなマネジメントスタイルは、あの柳井正氏が「最高の教科書」と謳い、ベストセラーとなった、『プロフェッショナルマネジャー』にも通じるものがあります。
※参考:『プロフェッショナルマネジャー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483345002X
『プロフェッショナルマネジャー』で、著者のジェニーンが掲げたのは、「三行の経営論」という概念で、これは目指す結果から逆算して行動する、というものでした。
◆三行の経営論
本を読む時は、初めから終わりへと読む。
ビジネスの経営はそれとは逆だ。
終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ。
同様に、本書では、著者のデニー・F・ストリグルが、こんな行動指針を示しています。
もしあなたのマネジャーとしての行動が、次の四つのうち、いずれの成果も生み出していないなら、その行動はやめるべきである。
1.売上を伸ばす
2.新規顧客を得る
3.既存顧客を維持する
4.コストを削減する
マネジャーがやりがちなコミュニケーションの無駄や逆効果を指摘し、正しい指示の方法や会議のやり方、パフォーマンスレビューの方法をまでを指南してくれる、じつに実践的な内容。
ドラッカーを読んでも結果が出ない、という人に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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マネジャーの哲学の根底は、揺るぎない一点をよりどころとしている。それはすなわち、マネジャーの最優先事項は、結果を出すこと、という点だ
マネジャーが苦しむ主な理由は、組織内で責任感をともなった行動が欠けている点にある。これはすなわち、マネジャーたちが、自ら責任感についての規範を示していないということであり、そのために、部下たちにその姿勢が備わっていないのである
スキル、やる気、忍耐そして野心などを土台とした行動が、成功するマネジャーをつくるのである。しかも、ただの行動ではなく、それが習慣となるまで、何度も繰り返される行動である
部下は、特にマネジャーがストレス下に置かれたときの振る舞いに着目している
◆信頼の元となる三つの要素
1.高潔さ 2.オープンな環境 3.相手への敬意
「伝える」のではなく、「尋ねる」ように話す
「しかし・一方では・でも」といった言葉を避ける
「結果」とは、行動から生まれる計測可能なものであり、最終的に会社としてのゴールにつながるものを意味する
◆マネジメントの四大原則
1.売上を伸ばす
2.新規顧客を得る
3.既存顧客を維持する
4.コストを削減する
◆パフォーマンスの問題を特定する3つのプロセス
1.数値化できる要因を突き止める
2.日々の作業項目に落とし込む
3.変えるべき具体的な行動を確認する
ランチミーティングは避けよう。単なる時間のムダである
期日がないコミットメントは受け付けない
自尊心を高める一番の方法は、はじめは自分にはできないと思っていたことを成し遂げることだと思う。自尊心とは、経験から生まれるものなのだ。こうした条件のもとで、マネジャーにできるのは、部下が思っている以上のことができると、彼らの可能性を信じることなのである
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『「叩き上げCEO」が明かす結果にこだわる思考法』デニー・F・ストリグル、フランク・スウィアテク・著 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317827
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◆目次◆
chapter1 なぜマネジャーの仕事がうまくいかないのか
chapter2 信頼の持つ力
──高潔さ、オープンな環境、相手への敬意
chapter3 マネジャーの一番大事な仕事──結果を出す
chapter4 ものごとはシンプルに
chapter5 リーダーが責任感を持てば部下にも伝染する
chapter6 結果を出すためのテクニック
chapter7 成功するマネジャーの心得
chapter8 気が散る原因をコントロールする
chapter9 高いパフォーマンスを出す会社にする
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