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『スティーブ・ジョブズ神の遺言』桑原晃弥・著 Vol.2648


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【スティーブ・ジョブズの遺言?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766720237
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「義務と期待に応えることができなくなる日が残念ながらやってきた」

2011年8月、スティーブ・ジョブズは、こう言ってアップルのCEOを電撃辞任しました。

そして、去る2011年10月5日、まさかの訃報。

マッキントッシュを生み出して一世を風靡した後、一時はアップルを追われたものの、ピクサーで成功を収め、復帰後はiMac、iPod、iPhone、iPadと、立て続けにヒット商品を生み出したカリスマ経営者。

本日ご紹介する一冊は、そんなスティーブ・ジョブズの「遺言」を集めた新書です。

ジョブズによる名言は、これまでにもさまざまな本で紹介されており、本書の内容も類書と重複する部分がありますが、著者、桑原晃弥さんが周辺の記述を加えることで、より発言当時の臨場感を感じられる内容に仕上がっています。

発売がジョブズ氏の死の直前で、かつタイトルにも「遺言」とあるため、ものすごい話題となっていますが、じつは内容にも、死を予感させる言葉がありました。

「日々を最後の日として生きよ。その日は誤ることなくやってくる」「生がもたらした発明の中でも、死ほどすばらしいものはないと、常々そう感じていました。命が生まれた頃、死というものは存在せずに命は進化を遂げていたのではないのでしょうか。だが、死なくしては命が十分に進化を果たしていくことができないことに、やがて生は気がついたはずです。なぜなら、死ぬことによって新しい命が生きていく場所が生まれるからにほかなりません」

ジョブズ氏は生きることで、われわれに夢と希望を与えてくれましたが、死ぬことでまたわれわれに生きることの大切さ、挑戦することの大切さを教えてくれました。

この「遺言」は、偉大なる起業家からの魂のメッセージであり、これに応えるのは、起業家精神でしかないと思っています。

ジョブズ氏の冥福を祈るとともに、本書を読んだ若者たちが、また新たな時代を創ることを願ってやみません。

本の性格上、赤ペンチェックはジョブズ氏の言葉を優先しましたが、著者、桑原氏の言葉にも名言が多く、本書の価値を高めていることを追記しておきます。

「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。ジョブズは、誇りと愛情の力で瀕死のアップルを再生したのだった」
(著者)

われわれが今、捨てるべきは何か。守るべきは何か。

とことんまで起業家精神を抉ってくる一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「キットを組み立てることで、大切なことをいくつか学んだのかもしれない。ひとつは最終製品の内部がどんな構造になっているのかを理解できるようになったこと。機器の仕組みがわかるのだから、それがなぜ動くのかという原理もわかってくる。けれど、それよりも大切なことは、この宇宙に存在するものなら自らの手で生み出すことができるのだという感覚が養われることのほうかもしれない」

「我慢することだ」

「生がもたらした発明の中でも、死ほどすばらしいものはないと、常々そう感じていました。命が生まれた頃、死というものは存在せずに命は進化を遂げていたのではないのでしょうか。だが、死なくしては命が十分に進化を果たしていくことができないことに、やがて生は気がついたはずです。なぜなら、死ぬことによって新しい命が生きていく場所が生まれるからにほかなりません」

「日々を最後の日として生きよ。その日は誤ることなくやってくる」

「やってきた仕事がすべてを物語る」

「アップルは、世界で一番いいものをつくりたくてうずうずしている人間を雇うのだ」

「リンカーンの生まれた小屋にはインターネットは通っていなかった。リンカーンの教育はこの小屋で両親が授けた。歴史を見れば、テクノロジーがなくても素晴らしい人間は育てることができる。逆に、テクノロジーが原因でつまらない人間になったことも歴史は教えている」

「それなら法律を変えてやろうじゃないか」

「何かを捨てないと前に進めない」

「私たちアップルの第一の目標は世界一のパソコンをつくることだ。最も大きな企業になることでも、最も金持ちの企業になることでもない」

「今日、身のまわりには危うそうに見えるものがたくさんあるが、これはいい兆候だ。それは、その危うさの向こう側には何かひと山ありそうなのに、まだ誰も手を出していない時期なのだ」

「自分が、質を測るものさしにならなければならない」

「これと思える仕事を見つけなくてはいけない。それがまだなら、探し続けなくてはならない。妥協はだめだ。ほどほどで手を打ってはいけない」

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『スティーブ・ジョブズ神の遺言』桑原晃弥・著 経済界
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766720237

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◆目次◆

まえがき
1章 仏教には初心という教えがある──人生の展開
2章 今日は素敵なことができたと思いながら眠れ──人生の充実
3章 毎日18時間働いた。それを楽しんでいた──人生と闘志
4章 目標は金持ちになることではなかった──人生と誇り
5章 最初の電話のような可能性をつくる──人生と創造
6章 探し続けろ。妥協はだめだ──人生と確信

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『「上から目線」の構造』榎本博明・著 Vol.2647


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【若者の「上から目線」を心理学者が徹底分析】
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以前、某国立大学の女子学生がエリエスの面接に来たときのこと。

「御社の経営理念は何ですか?」というお決まりの質問に、「人類の英知を後世に伝えることです」と熱く語ったところ、「へえ、偉いですね」と、上から目線でご評価いただきました(笑)。

また、最近ではひさしぶりに会った後輩にキャリアのアドバイスをしたら、ご飯までおごったのに、「ごちそうさま」の一言もなく、
後から猛烈な反論のメールが。

「その場で反論すればいいのに」と言いたいのをこらえつつ、無難なメールで関係を終了しました(苦笑)。

そう、既に多くの読者がお気づきのように、最近の若者はなぜか、「上から目線」なのです。

本日ご紹介する一冊は、そんな「上から目線」の構造を、心理学者が徹底分析したもの。

「劣等コンプレックス」「偽物のプライド」「見下され不安」「誇大自己」「自己愛パーソナリティ障害」などのキーワードを説明しながら、「上から目線」の正体を明らかにしており、なるほどと納得することができました。

こういうトピックは、抽象的な概念だけを説明されても理解できませんが、本書では、相手が発する言葉のパターンから、その人が陥っている心理構造を明らかにしているため、自らの問題にも気づくことが可能です。

たとえば、失敗して落ち込む人と、失敗を生かして伸びる人とでは、イヤなこと、思い通りにならない現実に直面したとき、感情的に反応するか認知的に反応するかという違いが見られるようですが、それは、こんなセリフから判断できます。

「なんでダメなんだ、あんなに頑張ったのに、どうして」
「どうしてこんな目にあわないといけないの」
「こんなミスをするなんて、もうおしまいだ」
「ガックリくるなあ、今回はうまくいくと思ったのに」

著者曰く、「このような言葉を発しがちな人は、感情的に反応するタイプ」で、イコール「成長しにくい」とのこと。

本書では、このように、情報発信者の言動から、その人の精神を分析し、解決のヒントまでを示しています。

「上から目線」の理由を明らかにし、若者を批判したところで、本当に人付き合いの苦手な若者が変われるかどうかわかりませんが、上司、先輩が部下や後輩を理解するのには、役立つ内容だと思います。

上司、先輩のみなさんは、これを若者を揶揄する道具として使うのではなく、「自分たちも若い頃はそうだったかも」と昔を思い出しながら読んでいただきたいと思います。

コミュニケーション不全が売れる理由というのも皮肉な話ですが、この新書は、売れそうです。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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フロムは、現代の市場経済の原理が個人の人間的価値にまで及んでいるとした。市場経済の発展により、モノの価値は、それがどれだけ役に立つかという使用価値によって決まるのではなく、それがいくらで売れるかという交換価値で決まるようになった

落ち込みやすい人は成長しにくい

プロテウス的人間は生き残りに強い

自分がずっといるような場所じゃない、自分が一生をかけてする仕事じゃない。そう思うこと自体、何の問題もない。人それぞれに能力も違えば、求めるものも違う。ただし、考えてみる必要があるのは、その「上から目線」が、現実の自分から目を背けるための装置になってはいないかということだ

輝いているカッコイイ自分、称賛されたい自分というものと、現実には冴えない自分、どうもパッとしない自分。そのギャップを埋めるための動きが取れればよいのだが、惰性に流されるばかりで気力が湧いてこないという人も少なくない。そんなとき、現実の情けない自分を受け入れる辛さから逃れるために、「誇大自己」が築かれる

けっして本気にならなければ、いつまでも幻想を維持しながら、今のままの自分でいられる

パーソナルで自分勝手な自己愛を否定し、思想のため、信念のため、組織のために身を捧げる自分という理想像に一致した生き方を貫くことによって自己愛を満たす。それがアイデンティティ人間の自己愛の満たし方と言える。それに対して、自己愛人間は、自分勝手な自己愛を直接的に満たすことを生きがいとする。自分の属する組織・集団の利益よりも自分自身の利益を優先し、国家・社会の繁栄や栄光よりも自分自身の美化と栄光を優先させるのが、自己愛人間の自己愛の満たし方である

一人で学食に行けないため、トイレで弁当を食べる大学生が増えている

自己像を組み立てるのは他人である

クマの母子は、子グマが幼いうちは密着して過ごすけれども、子グマがひとりで獲物をとって食べていけるようになると、一緒に木に登って、そのまま置き去りにするという

今の自分の未熟さや至らなさを実感することが、成長の原動力となるというのは、いつの時代も変わらないはずだ。今の自分の未熟さや至らなさに対して、「まあ、いいか」「これも自分の個性だ」と開き直り、気にしないことにしたら、何の成長も期待できない

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『「上から目線」の構造』榎本博明・著 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532261392

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◆目次◆

プロローグ 「上から目線」とは何か
第1章 なぜ「上から目線」が気になるのか
第2章 「上から」に陥りがちな心理構造
第3章 空気読み社会のジレンマ
第4章 目線に敏感な日本人
第5章 「上から目線」の正体

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『井上ひさしの読書眼鏡』井上ひさし・著 Vol.2646


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【井上ひさしの読書論】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120042944
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毎日のように読書をしていると、たまに自分の読書を点検したくなることがあります。

自分の読み方は正しいのだろうか? 特定の関心に偏っていないか?などと考えるのですが、そんな時に役立つのが、読書の達人たちによる、読書論。

土井が一番好きなのは、ショウペンハウエルの『読書について 他二篇』ですが、今日はちょっと趣向を変えて、故・井上ひさしさんの読書論を紹介します。

※参考:『読書について 他二篇』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003363221

本書のもとになったのは、読売新聞に連載していた書評集で、辞典からノンフィクション、理論書、新書、白書まで、じつにさまざまな本が紹介されています。

チェックしてみたところ、アマゾンで酷評されているものも含まれていますが、注目したいのは、井上ひさしさんが、その内容をどう受け取り、自身の気づきにつなげたか。

大江健三郎さん著『「自分の木」の下で』から感じた21世紀の希望、同時多発テロの後、『冷泉家 時の絵巻』を読んで感じたこと、人名辞典で偉人を格付けする方法、中小企業白書を読んでわかった成長企業の条件、「米原万里の行くところにきまって笑いが興った」理由…。

一流の作家が本を読むとき、何に注目しているのかを読めるだけでも、本書を読む価値があります。

読書好きはもちろんですが、作家、編集者にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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核状況下で生きるとはどういうことかを、全生涯かけて考え続けてきた大江健三郎さんは、その最新刊『「自分の木」の下で』(朝日新聞社)の最後を、次のように締め括っています。<子どもにとって、もう取り返しがつかない、ということはない。いつも、なんとか取り返すことができる、というのは、人間の世界の「原則」なのです。>

ひとはなにを信じようと構わないが、それは自分だけが信じていればいいのであって、その信仰箇条をむやみに他人に押しつけようとするから、こんな悲劇的な時間が発生する。グローバリズムを唱えて世界中に金融テロを仕掛けようとする人たちも、また、自分たちの信仰で世界は運営されるべきだと唱えて残酷無惨な人身テロを加える人たちも、この世界を自分たちだけのものだと考えていることでは同罪ではないか

『プルトーンの火』(高木仁三郎著作集第四巻、七つ森書館)自然からあまり欲張りにものをとりだそうとすると、手痛いしっぺ返しを受ける

人はよくだまされていたといって逃げますが、しかし人はだまされていたという自分の愚かさにはやはり責任を持たなければならない

『二十一世紀の遠景』(潮出版社)
<東京都内でもっとも大量に水を消費する機関は、第一位が東京大学、第二位がホテル・ニューオータニでした。>という一片の情報に注目し、そこからさまざまな学問知を駆使して、以下筆者が勝手にまとめれば、<水を大量に消費する機関は(かつてのように)工場ではなくて、知識、サービスを提供する施設に変わりつつある>という思考に至り、ついに、<二十一世紀には、都市の持つ、この情報と知識の生産能力と増幅機能が、さらに重要視されるだろう。その際に大切なのは、異業種の専門家たちが、都市に一緒に住むことである>という新しい英知へ読者を導いて行きます(中略)<……要するに私たちは、二十一世紀という、とりわけて複雑で高度な問題に満ちた社会を生きるに当たって、一つの覚悟を身につけるほか方法はなさそうです。それは、「たとえ明日世界が滅びるとしても、それでも今日、一本のリンゴの木を植える」という、賭のような楽観主義を持つことのほかにはありえないでしょう。>

『中小企業白書二〇〇三年版』(中小企業庁編、ぎょうせい発行)右腕がいる会社は成長するのです。これを裏返して言えば、ワンマン独裁の中小企業は、倒産しやすい

『ニュルンベルク軍事裁判』(原書房)
<政策を決めるのはその国の指導者です。……そして国民はつねに、その指導者のいいなりになるように仕向けられます。国民に向かって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。このやり方はどんな国でも有効ですよ。>

彼女(米原万里)の筆は遅かった。その理由は、徹底的に調査取材をするからで、それはたとえば、「ウォトカをめぐる二つの謎」を読めばよくわかる

まことに残念なことだが、「見ても見えず聞いても聞こえず」というのが人間の常である。米原万里はこの壁を破ろうとして必死になっていた

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『井上ひさしの読書眼鏡』井上ひさし・著 中央公論新社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120042944

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◆目次◆

井上ひさしの読書眼鏡
不眠症には辞書が効く
知識を磨く二冊の事典
古本、今が絶好の買い時
歴史教科書、徹底論議を
絶望からつむぐ希望の言葉
三番目はサイモン
ほか

米原万里の全著作
藤沢さんの日の光

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『中小企業白書2011年版』中小企業庁・編 Vol.2645


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【今儲かっている中小企業のノウハウとは?】
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本日の一冊は、毎年買っているのになぜか今年は買いそびれていた『中小企業白書2011年版』。

今回のテーマは、「震災からの復興と成長制約の克服」ということで、震災による中小企業の被害の総括と、被災地の中小企業の取り組みを特集しています。

緊急事態に備えてBCP(Business Continuity Plan)を策定していた宮城県仙台市の鈴木工業株式会社、生産者を風評被害から守りつつ、地元住民の消費を支えている岩手県大船渡市の株式会社マイヤなどの事例が紹介されています。

第2部では、お約束のわが国中小企業の分析、そして注目の第3部「経済成長を実現する中小企業」では、不況下でなお業績を伸ばしている中小企業をフィーチャーしています。

店舗でしか体験できなかった対面販売の心地良さをインターネット通信販売で実現し、年商を40億円まで伸ばした東京都八王子市のタンタンコーポレーション株式会社、LEDに使われるサファイア基板の加工市場を寡占するマルチワイヤーソーの株式会社タカトリ、デザイン改善により大ヒット商品<デザイナーズ最中「くう」>を生み出した有限会社菓匠禄兵衛、紙・インクが不要なリライタブルプリンターを作っている三和ニューテック株式会社など、あまり事例として紹介されることのない成功企業の事例がいくつも載っています。

不況を脱するために一番手っ取り早い手段は、うまく行っている企業のマネをすることですが、本書にはそのいい見本がいくつも載っています。

中小企業経営者が知っておくべき各種経済指標についても、グラフ入りで紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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大阪府枚方市の吉泉産業株式会社(従業員60人、資本金1,000万円)は、魚の切り身の大きさを映像情報で判断して常に一定の大きさに切り分けるスライサー等の食品加工用業務機械を製造する企業である。顧客数が限られる同社製品はオーダーメイドに近く、発注数が少ないことから外注しても割高なことが多いため、自社内に部品製造の機械を導入して製作を行うなど、徹底した自前主義を貫いている

連鎖倒産しやすい企業は、取引先数が少なく取引先企業の倒産により致命的な影響を受ける企業

高知県土佐市の廣瀬製紙株式会社(従業員35名、資本金2,000万円)は、主に合成繊維と水を使った湿式不織布を製造販売する企業である。同社の製品は、他社製品と比較して約1~2割高価であるが、ショートや液漏れを防ぐといった安全性の面で優位性を持ち、セパレーターの世界シェア30%、国内シェア60%を維持している

神奈川県横浜市のプリンス電機株式会社(従業員83名、資本金4,700万円)は、省エネ栄光ランプを製造する企業である。(中略)これらの省エネランプは、通路や看板照明、コンビニの冷蔵・冷凍ケース等のように、狭い空間に設置し、常時点灯させるニーズに応えるもので、同社の主力商品として、コンビニケース照明では、国内の7割程度のシェアを占めている

熊本県荒尾市の中央青空企画は、荒尾市中央商店街の若手商店主が中心となって作られた企業組合である。同商店街の周辺地域では、人口流出や高齢化により、商店街が衰退したことで、日々の買い物場所の確保に悩む高齢者が増加していた。そこで、2005年5月に商店街の空き店舗を利用した農産物直売所「青研」を開店したところ、口コミで評判となり、高齢者を中心に徐々に利用客が増加した

小売業の年間販売額は、売場面積500平方メートル以上の事業所で増加し、売場面積500平方メートル未満の事業所で大幅に減少している

我が国では、特に過疎地や郊外部の大規模団地を中心に、買い物のための場所や移動手段等日常生活に不可欠な機能が弱体化している地域が増加し、日常の買い物が困難な、いわゆる「買い物弱者」が増加している。経済産業省では、その数を600万人と推計している

近年起業家に占める60歳以上の割合が増加

東京都中央区の株式会社ベア─ズ(従業員82名、資本金8,900万円)は、1999年に起業された家事代行サービスを提供する企業である。同社は、顧客ニーズに応じた質の高いサービスを提供するためには、家事代行スタッフである「ベアーズレディ」の状況を正確に把握する必要があると考え、システム開発部隊を内製化し、ベアーズレディの技術や住所、希望する勤務時間等を常時把握できるデータベースを構築した。この結果、従来は、サービスを提供できる人材を探すために見積もりからサービス提供まで2週間を要していたが、即日対応が可能となった

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『中小企業白書2011年版』中小企業庁・編 同友館
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4496048094

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◆目次◆

第1部 最近の中小企業の動向
第2部 経済社会を支える中小企業
第3部 経済成長を実現する中小企業結び 震災からの復興と成長制約の克服
平成22年度において講じた中小企業施策
平成23年度において講じようとする中小企業施策

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『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』西川善文・著 Vol.2644


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【ラスト・バンカーと呼ばれた男】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062167921
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「大きな夢を持っている人の、その夢を実現する橋がつくれればいい」

こう語ったホンダの藤沢武夫さんは、最後までモノづくり企業、ホンダの黒子として、本田宗一郎と従業員を支え続けました。

※参考:『経営に終わりはない』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167130025

本日紹介する一冊は、黒子として日本経済を支えた「最後の銀行家」、元三井住友銀行頭取、西川善文さんによる回顧録です。

預金集めからキャリアを始め、調査部、審査部を経て、歴史的事件の現場へ。

本書では、著者が関わった安宅産業処理、イトマン事件、磯田一郎追放、住専問題、金融ビッグバン、さくら銀行との合併、小泉・竹中郵政改革などの経緯とその裏側に触れており、まさに「日本経済の裏舞台」を知ることができます。

安宅産業処理に際して、計80社あまりの現場すべてに行った話、薫陶を受けた恩人である故・磯田一郎に引導を渡した話、請われて就任した日本郵政社長時代に苦汁をなめた話…。

そのキャリアのほとんどを、不良債権処理や誰かの後始末のために費やした著者ですが、裏方に徹するその潔い生き方には、本当に頭が下がります。

「リーダーシップとは、直面する難題から逃げないことである」

最後まで逃げなかった男の人生を、味わい尽くすことができる、珠玉のノンフィクションです。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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調査部経験者は大勢いるが、結論を明快にせず無難なレポートをまとめる優等生は、その後見事なくらい出世していない。支店長や部長止まりで役員にはなれなかった

私を人事部長として面接して入行させてくれたのが磯田さんだった。そのとき磯田さんはすでに取締役になっていたが、その後ずっと私は磯田さんの薫陶を受けてバンカーとして育った。私を取り立ててくれたのが磯田さんだったことは間違いない。しかしそれと同時に磯田さんに「とどめを刺した」のも私だった

銀行にとって赤字決算というのは、日本経済に与える影響ももちろんだが、バンカーのプライドとして、やってはいけないものというのが、私たちの身体の中に染みこんでいる。しかし私は、それでもあえて赤字決算にしようと覚悟を決めた

我々の最大の競争相手は、他行でも外国金融機関でもない。それは、時代の変化だ。そして、その中で変化し続ける顧客のニーズやウォンツとの競争だと思う

トップ同士がフェイス・トゥ・フェイスで向き合わなければ、本当の信頼関係は築けない。あの人は誠実に仕事をする、彼なら大丈夫だという信頼があるからビッグビジネスは動くのである

敵はいつまでも敵なのではなく、自らの手で改革できるチャンスがあるのならばためらう必要はない

三つ目が、土地と建物の取得で二四〇〇億円もかかった施設がなぜ、わずか一〇九億円なのかという指摘だ。しかし、これほどビジネスの論理に無知な疑問もない。そもそもかんぽの宿の譲渡案件は、不動産売却ではなく、従業員の雇用確保も含めた「事業譲渡」なのである

傷んだ企業の傷んだ事業と傷んだ資産を建て直すとは、雇用と事業をどこまで守るべきなのかを痛みを持って決断することである。私たちは全能の神ではない。一人の人間としては一人でも多くの従業員の雇用を守り、一円でも多い利益につながるような事業にしたいと願う。だが、その願いを聞いてもらえるほど世の中は寛容ではない。したがって血を流すことはあっても、何を最後の一線として守るかの決断を、神ではないただの人間の集団がしなければならない

リーダーシップとは、直面する難題から逃げないことである。リーダーが逃げないから部下も逃げないし、前のめりで戦う。経営の責任者とはそういうものではないだろうか

バンカーの責務とは、健全な経営をすることによって、お客様から預かったお金をきちんと運用し、内外の経済発展に寄与すると同時に、銀行で働く人々の待遇をできるだけ改善し、その士気を高めて競争力を上げていくことだと考えて、私はここまでやってきた

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『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』西川善文・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062167921

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◆目次◆

第一章 バンカー西川の誕生
第二章 宿命の安宅産業
第三章 磯田一郎の時代
第四章 不良債権と寝た男
第五章 トップダウンとスピード感
第六章 日本郵政社長の苦闘
第七章 裏切りの郵政民営化

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『関谷英里子のビジネスに効く英単語101』 関谷英里子・著 Vol.2643


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【デキる人が使う英単語&英語表現】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140395389
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本日の一冊は、ベストセラー『カリスマ同時通訳者が教えるビジネスパーソンの英単語帳』著者であり、現在、NHKラジオ「入門ビジネス英語」の講師を務める関谷英里子さんが、とっておきのビジネス英語表現をまとめた一冊。

※参考:『カリスマ同時通訳者が教えるビジネスパーソンの英単語帳』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887597819

内容は、NHKラジオ「入門ビジネス英語」(2011年4?9月)で取り上げた96語に書き下ろしを加えて計101語紹介したもの。

それぞれの英単語の意味と、ビジネスパーソンによる対話例、表現のバリエーションが掲載されており、かなり充実した学習教材です。

かつてNHKのラジオ講座で英語を勉強していた方には、おなじみのフォーマットということで、使いやすさはバッチリだと思います。

本書の優れたところは、いくつか単語を学んだところで、「UsefulApplications」というおさらいのページがついていること。

ざっと通して読んだ後で、復習を強いられるので、記憶にも残りやすいと思います。

また、発音があいまいなところは、ネイティブによる音声CDでチェックできるので、まさにこれ一枚でデキるビジネスマンの英語表現がマスターできます。

外資系企業にお勤めの方、外国人と仕事をする機会が多い方は、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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aim for 15% profitability 利益率15%を目指す

aim at increasing the rating by 5% 視聴率を5%上げる

What is the sales target for this quarter? この四半期の売上目標はいくらですか。

report directly to the CEO 社長直属である

Who do you report to? 直属の上司は誰ですか。

incorporate a new function in the product 商品に新しい機能を組み込む

unemployment benefit 失業手当

implement a policy 方針を導入する

implementation cost 実装コスト

The company must provide for emergencies. 会社は緊急事態に備えなければならない。

make provision for the future 将来に備える

scarce resource まれな(なかなか入手できない)資源、希少資源

a different perspective 違った視点

serious reservation 深刻な懸念

ripple effect 波及効果

side effect 副作用

applicable scope 適用範囲

elaborate security measures 入念なセキュリティ対策

be under examination 調査中(審査中、検査中)である

She was hired to replace Mr.Klein, the previous manager. 前マネジャーのクラインさんの後任として彼女は雇われたのです。

revisit at a later time またあとで検討する

capitalize on the chaos 混乱に乗じる

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『関谷英里子のビジネスに効く英単語101』関谷英里子・著 NHK出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140395389

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◆目次◆

Part1 やる気を見せる英単語
Part2 結果を引き出す英単語
Part3 押さえておきたい現場の名詞
Part4 考えを明確に伝える英単語
Part5 シャープな印象を与える英単語
Part6 プロらしさがキラリと光る英単語
Part7 リーダーとして説得力を持たせる英単語

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『どんな判断や!』稲船敬二・著 Vol.2642


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【気鋭のゲームクリエイターによるキャリア論】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334976603
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本日の一冊は、『ロックマン』『バイオハザードII』『鬼武者』などのヒットゲームを手掛けたカリスマゲームクリエイター、稲船敬二さんによるキャリア&クリエイティブ論。

前作『矛盾があるからヒットは生まれる』がパッとしない内容だったため、読むかどうか悩んだのですが、この方、キャリア論の方がはるかに面白い。

中3の時にクラスのヤンキーに殴られ、仲間だと思っていた人間や教師が救ってくれなかったことから身についた人間観、「カプコンの方がコナミより近いから」という理由で教師に無理やり受けさせられたカプコンへの入社、30歳で上場企業の部長になり、常務執行役員にまでなった後の独立…。

やることなすこと、破茶滅茶な著者ですが、じつはその行動や考え方は、ビジネスや仕事の王道を行っています。

・クリエーターにとっての「成功」は、堕落の始まり
・人がやらないことをやる
・ピンチこそがチャンス
・人の評判は判断材料にしない
・辞める覚悟で仕事をする
・10億損したら、100億稼げばいい
・成功を手に入れたければ、リスクを冒さなきゃいけない

ビジネスにおいて正しいことは、キャリアにおいても正しいことが多いわけですが、多くの方はそれを実行できない。

この著者は、それを平気で行う胆力が、尋常ではないと思います。

いずれの言葉にも含蓄がありますが、なかでも土井が感銘を受けたのは、<3倍のスピードで作れば、3倍のクオリティになる>という考え方。

ゲーム作りにおいて、お金というのはほぼ人件費だから、速く作れば同予算の他社と比べて、それだけクオリティが上がるという理屈。

単純な理屈ですが、これには正直、驚かされました。

1か100かの出版業界においては当てはまらない部分もありますが、(出版業界の方がタイトル数が多いため、ばらつきも大きい)著者のクリエイティブ論は読み応えがあり、何よりいい刺激を与えてくれます。

前作つまらなかった著者の本を紹介するなんて、「どんな判断や!」と言われるかもしれませんが(笑)、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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実はクリエーターにとっての「成功」は、一見成功のようでも、それは堕落の始まりなのです

いまは不況だから普通は独立しようなんて考えない。だから、ライバルは少ない。人のやらないときにやる。人がやらないことをやる。人ができないことをやる。まさに「ヒットの法則」です(中略)逆に、もしこのタイミングで任天堂の宮本茂さんやコナミの小島秀夫さんが独立されたら、僕は絶対にカプコンを辞めません。勝てませんもん

友達というのはあってないようなもんだ。友達だと思っていた人間は友達ではなく、友達ではないと思っていた人間が友達だった。仲間だと思っていた人間が仲間でなく、仲間ではないと思っていた人間が仲間だった

人の評判は判断材料にしない

『スーパーマリオ』は、ゲームがずっと進んでいるように感じさせてくれる。ステージをクリアして、プレイヤーが一息ついている間に必要なロードを行うように設計してあり、ロードしていることが気にならないように、プルルルルという軽快なカウント音と共にゲームのクリア得点やスコアを出して、プレイヤーの達成感を刺激する(中略)ロードの部分までちゃんと演出されているゲームには、僕は『スーパーマリオ』で初めて出合いました

コンセプトという会社は2年後にはないかもしれない。カプコンは2年後も多分あるでしょう。その違いはあるけれど、つらいことも含めて、百パーセント楽しめるいまのほうがいいと思います

僕は会社に入ってから、つねに辞める覚悟で仕事をしてきました。そういう覚悟さえあれば、相手が上司でもなんでも言える、どんなことでもできる

あるゲームが大ヒットするかどうかを見抜く方法があります。それは、企画会議で全員が反対したときです

ゲーム作りにおいて、お金というのは、ほぼ人件費です。理論的には、同じお金で3倍のスピードで作れば、3倍のクオリティになる

ゲームクリエーターには、肝に銘じておいてほしいことがあります。それは、子どもに向けてゲームを作ることの大切さです。そこに、ゲーム業界の未来がかかっています。ユーザーを育てていかないと、ゲーム業界は続いていかないわけです

一番いいのは、マーケティングの頭を持ったクリエイティブのできる人

携帯電話やパソコンなどのデジタル機器も、何かのきっかけで見直しが行われる可能性があると僕は睨んでいます。そのきっかけとなるのは、反論を承知で言えば、学力低下ではないかと思っています

ゲームは玩具からサービスに変わる

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『どんな判断や!』稲船敬二・著 光文社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334976603

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◆目次◆

第1章 稲船敬二、どんな判断や!─独立・起業の判断
第2章 人間と物事の本質を見抜く判断
第3章 就職の判断
第4章 上司に従うべきか、逆らうべきかの判断
第5章 ビジネスの判断
第6章 デジタル時代の判断
第7章 海外とのビジネスでの判断
第8章 マーケティングを重視すべきか否かの判断
第9章 仕事の失敗の判断
第10章 成功体験をどう判断するか?
第11章 お金をかけないとおもしろいゲームが作れないって、どんな判断や!
第12章 クリエーターからコンセプターへ
第13章 クリエイティブに影響する満たされた時代
第14章 デジタル時代に必要な「考える力」
第15章 どうなる? ソーシャルゲーム
第16章 海外でのゲームビジネス

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『武器としての決断思考』瀧本哲史・著 Vol.2641


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【京大のカリスマ講師、もう一つの注目本】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061385011
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本日の一冊は、先日ご紹介して大ブレイク中、「最近読んでよかった本」でも1位爆走中の『僕は君たちに武器を配りたい』の著者、瀧本哲史氏による単著デビュー作。

※参考:『僕は君たちに武器を配りたい』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062170663/

念のためにおさらいしておくと、著者の瀧本哲史さんは、マッキンゼーを経て独立し、いくつかの会社を経営するかたわら、エンジェル投資家としても活動する人物。

現在は、京大で「意思決定論」や「起業論」「交渉論」などの授業を担当し、人気No.1若手教官として活躍中です。

本書では、情報過多、先行き不透明な時代に、自分で考え、自分で決めるための技術を指南。

「ディベート=意思決定のための具体的な方法」としてディベートのスキルや手順を教えたり、論理思考の基本として、3つの推論のタイプ「演繹」「帰納」「因果関係」を解説したり、まさに考えるための「武器」を配っています。

コンサルタントが書いている論理思考系の本と重複する部分も多いのですが、本書の特長は、例題を解きながら、ディベート思考が鍛えられること。

どうやったら相手の主張に反論できるか、どうすれば反論に耐えうる主張ができるか、具体的なメソッドと事例が示されており、じつに参考になります。

非インテリでも、本書の内容をしっかり学べばインテリ層をギャフンと言わせることができる。そんな知的武装のための一冊。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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リベラルアーツとは、意訳すると「人間を自由にするための学問」なのです

国家試験に合格しただけでは、これからの時代は生き残れないし、幸せになることもできません。むしろ奴隷として、上の世代が作ったシステムにからめとられる可能性が高い。それも、自分が気づかないうちに。だから、教養が必要なのです。自由になるために、自分の力で幸せになるために

東日本大震災の際、新宿駅でタクシーの列に500人以上の人間が並んでいる光景を見て私は心底驚きましたが、自分で答えを出せるようにならないと、本当に行列に10時間並ぶだけの人生になってしまいます

不確実性の高いビジネスの世界で生き残っているベンチャー企業は、ほとんどのケースにおいて、戦略をころころと変えている

論題は―
1.二者択一になるくらい具体的なものを選ぶ
2.議論に値するものを選ぶ
3.明確に結論が出るものを選ぶ

◆メリットの3条件
1.内因性(なんらかの問題があること)
2.重要性(その問題が深刻であること)
3.解決性(問題がその行動によって解決すること)

◆デメリットの3条件
1.発生過程(論題の行動を取ったときに、新たな問題が発生する過程)
2.深刻性(その問題が深刻であること)
3.固有性(現状ではそのような問題が生じていないこと)

◆「正しい主張」の3条件
1.主張に根拠がある
2.根拠が反論にさらされている
3.根拠が反論に耐えた

演繹の第一の問題点は、「前提が間違っていたら、間違った結論に達してしまう」ということ

個別の事例から一般論を説明するのが帰納の考え方ですが、いちばんよく見かけるのが、都合の良い事例、偏った事例だけを集めてしまうことです

注意しておいたほうがいいのは、発言で強調されているポイントは実は重要でない可能性があるということ。どういうことかというと、たとえばIR説明会で、「我が社は3年連続、売上40%アップです」と言っていたら、「売上」ではなく「利益」が問題なときがあるということです

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『武器としての決断思考』瀧本哲史・著 星海社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061385011

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◆目次◆

はじめに 「武器としての教養」を身につけろ
ガイダンス なぜ「学ぶ」必要があるのか?
1時間目 「議論」はなんのためにあるのか?
2時間目 漠然とした問題を「具体的に」考える
3時間目 どんなときも「メリット」と「デメリット」を比較する
4時間目 反論は、「深く考える」ために必要なもの
5時間目 議論における「正しさ」とは何か
6時間目 武器としての「情報収集術」
7時間目 「決断する」ということ

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『明日のコミュニケーション』佐藤尚之・著 Vol.2640


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【ベストセラー『明日の広告』待望の続編】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048703005
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本日の一冊は、ベストセラー『明日の広告』の著者、佐藤尚之さんによる、待望の続編。

※参考:『明日の広告』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150942

自身が1995年から個人サイト「www.さとなお.com」を継続し、トップページの累計アクセスが4000万以上というアルファブロガー。さらに、陰の仕掛け人として、震災後の「PRAY FOR JAPAN」プロジェクト、鳩山元首相のツイッタープロジェクトなどを成功に導いてきたという著者が、ソーシャルメディア時代のコミュニケーションについて語った、じつに興味深い内容です。

著者は本書のなかで、AIDMA、AISASに次ぐコミュニケーションモデル、「SIPS」を提唱しています。

SIPSとは、主にソーシャルメディア上で起こる「S(共感する)→I(確認する)→P(参加する)→S(共有&拡散する)」という流れ。

これにAIDMA、AISASを臨機応変に組み合わせることで、最適なコミュニケーションをデザインしようというのが、本書の最終提案です。

しかしながら、こんなモデルの話だけをされてもピンと来ない。

そこで著者は、この結論にいたるまでの過程で、丁寧にソーシャルメディア時代のコミュニケーションを解説。

マスメディア時代のコミュニケーションと何が変わったか、具体的な事例も交えながら説明しています。

・情報それ自体はもう喜ばれるものではなくなった
・ソーシャルメディア上の流通貨幣は「共感」である
・大声で叫ぶようなアテンションは共感を纏わない

など、マスメディア時代のマーケティングに慣れた人間には、ショッキングな事柄がたくさん並んでいますが、これも時代の流れ。

新たな時代の商品開発はどうあるべきか、コミュニケーションはどう変わっていくべきか、重要な示唆が得られる一冊です。

ソーシャルメディアとテレビの組み合わせが効く、なんて話は、書籍の世界でも言えることで、最近はその影響力を実感している人も多いのではないでしょうか。

ちょっと使ってみて「ダメだ」と言うのではなく、長い目で見て、ソーシャルメディアの可能性を考えてみる。

本書は、そのきっかけとなる一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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生活者は、ソーシャルメディア上で「S(共感する)→I(確認する)→P(参加する)→S(共有&拡散する)」という消費行動をとる。企業が伝えたい情報をソーシャルメディア上に広めたいとき、このSIPS(シップス)という行動の流れにその情報を乗せることが重要だ

ソーシャルメディアは、「他人ごと」だった問題を身近な「自分ごと」に変え、当事者意識をもたせる力がある

実はまだネットを使ってもいない人や使う人が少ない地域においては、いまでも「マスメディア全盛時代」であることは意識しておかなければならない

情報それ自体はもう喜ばれるものではなくなったのだ

「自分を世の中に広く晒していく」というコミュニケーションが若者を中心に定着すると思っている

人々は家族という中心を失い、自分が外で属している組織を中心としたコミュニティに分かれ、各世代間で情報が共有されることがなくなってしまった

発信者側にとってはなんとありがたいことに、個別プラットフォーム時代にバラバラだったつながりが、ソーシャルグラフによって勝手につながってくれたのである

ソーシャルメディアとテレビを上手に組みあわせて、共有知を作り、ハイパークチコミを引き起こしていくこと。これは今後のコミュニケーション・デザインにおいて重要なポイントになるだろう

ソーシャルメディア上の流通貨幣は「共感」である

ネットが受動メディアに変わった

いまの10代20代が社会のド真ん中にきたとき、企業は「オープンで透明な体質」を身につけておかないと、彼らから信用されない

大声で叫ぶようなアテンションは共感を纏わない

発信元への共感を築くには「話術」だけではなく「中身」が大切

この時代の「いい商品」とは何か。ボクはポイントは3つあると思っている。「商品自体に共感を纏わせること」、「透明性が確認できること」、そして「生活者自身を商品開発に参加させること」

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『明日のコミュニケーション』佐藤尚之・著 アスキー・メディアワークス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048703005

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◆目次◆

第1章 「関与する生活者」がつながった
第2章 ハイパークチコミの誕生
第3章 ソーシャルメディアの勘所
第4章 ソーシャルメディア上で関与する生活者はどう動くか
第5章 関与する生活者に愛される方法

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『幸福の習慣』トム・ラス、ジム・ハーター・著 Vol.2639


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【統計的に正しい幸福の条件とは?】
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本日の一冊は、世界的に有名な世論調査会社、ギャラップ社による、幸福研究の集大成。(発売日は16日、現在予約中です!)

統計的に明らかになった、人の幸福を決定する5つの要素に従って章が構成されており、以下の5つの点から、興味深いデータや教訓が示されています。

1.仕事の幸福
2.人間関係の幸福
3.経済的な幸福
4.身体的な幸福
5.地域社会の幸福

たとえば、「仕事の幸福」のところに書かれている、「失業状態が長期間続くことは、配偶者の死よりもダメージが大きい」というお話。

最近は、仕事が辛くて、働くことから目を背けている方も多いようですが、充実した仕事を持つことがどれほど人生の幸福に影響を与えるか、種々のデータからわかります。

また、以前『つながり』という本の書評で紹介した、肥満や喫煙が「移る」という話も、取り上げられています。

※参考:『つながり 社会的ネットワークの驚くべき力』
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ほかにも、

<“職場に最高の友人がいない”会社員が仕事に熱意を持って取り組み成果を出せる可能性は、“職場に最高の友人がいる”会社員の12分の1しかありません>
<年収が2万5000ドル以上の人は、物を買うよりも経験に出資した方が幸福度は2、3倍に高くなる>

など、興味深いデータがいくつも並んでおり、「調査モノ」特有の知的刺激を味わうことができます。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆人の幸福を決定する5つの要素
1.仕事の幸福
2.人間関係の幸福
3.経済的な幸福
4.身体的な幸福
5.地域社会の幸福

人間は、“何かを行った直後に得られる利益”がはっきりと見えた方が、行動を変えやすい

“最も多くの時間を費やすこと”がその人を作り上げる

失業状態が長期間続くことは、配偶者の死よりもダメージが大きい

さまざまな時間の中で人が一番楽しくないと感じる時間は「自分の上司と一緒にいる時間」だということがわかりました

人が90歳以上まで長生きできるかどうかは「仕事の幸福」次第

自分の強みを活かして仕事をしている人は、週40時間の業務時間を楽しんでいます。一方、自分の強みを活かせずに仕事をしている人は、週20時間までは元気に働けますが、20時間を超えたあとは、働けば働くほど疲れてしまいます

あなたの友達の友達、そのまた友達の幸福度が高いと、あなたの幸福度は6%向上する可能性がある

「自分たちは仲が悪い」と申告した夫婦は(「仲が良い」と申告した夫婦に比べ)、怪我が完治するのに約2倍の時間がかかりました

“職場に最高の友人がいない”会社員が仕事に熱意を持って取り組み成果を出せる可能性は、“職場に最高の友人がいる”会社員の12分の1しかありません

悲しい気持ちになった人がつけた値段は、そうでない人よりも約4倍も高くなりました。しかも、気持ちが最悪であればあるほど、高い値段をつけることもわかりました

年収が2万5000ドル以上の人は、物を買うよりも経験に出資した方が幸福度は2、3倍に高くなる

1人では挫折してしまいがちな行動も、このような社会的な関わりによって成功する可能性が高まります

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『幸福の習慣』トム・ラス、ジム・ハーター・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
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◆目次◆

はじめに
1章 仕事の幸福とは?
2章 人間関係の幸福とは?
3章 経済的な幸福とは?
4章 身体的な幸福とは?
5章 地域社会の幸福とは?
6章 人生を価値あるものとするために
訳者あとがき

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