2011年2月20日
【渡邉美樹氏、絶賛】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957196
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本日の一冊は、全世界でシリーズ累計1900万部を突破した、カリスマメンター、ジョン・C・マクスウェルによる一冊。
毎回、リーダーのための心構えを説いてくれるシリーズですが、今回のテーマは、王道の「人を動かす」。
リーダーにとって大切な心構えや、孤独に陥った時、過ちをおかした時、気をつけるべきことが、丁寧に書かれています。
参考になったのは、会社や上司に対して部下が不満を抱える主な原因のリスト。
自身、上司としていろいろとやっちゃっているので、深く反省させられました。
本書には、このような状況からリーダーがどう脱却するか、詳しいアドバイスがなされています。
なかでも、心に響いたのは、「頂点に立つ者には、集団に奉仕する以外の選択肢はない」という言葉。
リーダーとしてやっていく上で、覚悟が決まる、そんな内容です。
人の上に立つ人は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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結局、「使命感のある人」に人はついてくる
反応の素早さは「誠実さ」の表れである。対応が遅れれば遅れるほど、相手からの信頼を大きく失うことになる
「性善説」に基づいた人づき合いを心がけること。すぐに相手を「敵か、味方か」と考えてしまうようでは、人間としての「器」は知れたものだ
相手を動かしたいなら、まず自分から動く
人に自信を与えるのに一番有効な手段は、手を差し伸べて励ますことである。そして、「頑張れば、将来いいことがある」と希望を持たせることだ
◆会社や上司に対して部下が不満を抱える主な原因 ※一部紹介
1.提案を無視する
3.励ましてくれない
4.他者の前で部下の批判をする
6.仕事の経過や進行状況を部下にきちんと伝えない
7.えこひいきをする
ワシントン社交界の重鎮パール・メスタは、パーティに多くの著名人や資産家たちを呼び寄せる秘訣を尋ねられたとき、こう答えている。「会ったときと別れるときの挨拶よ」彼女はパーティに客が現われるたびに「やっと来てくれたのね」と、長年待ちわびた恋人を迎えるかのように出迎える。そして、客が去るときには「もう行ってしまうの、残念だわ」と名残を惜しむのだ
カリスマ性を身につけるには、「自分がいい気分になるより、人をいい気分にさせることに気を遣う人」にならなければならない
自分を信頼しているリーダーは、他者をも信じられる。人は、自分を見るのと同じ目で他者を見るものだ
指導者の資質は、自分自身にどんな規範を課しているかを見ればわかる
頂点に立つ者には、集団に奉仕する以外の選択肢はない
「やったら後悔するようなこと」には、最初から近寄らない分別を持ちたい
「大局的な視点」から良心に訴えよ
アリストテレスはこんな言葉を残している。「批判はその気になれば容易に避けられる。何も言わず、何もせず、何者にもならないことだ」
相手の”現状”よりも「可能性」に目を向けろ
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『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』ジョン・C・マクスウェル・著 三笠書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957196
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◆目次◆
監訳者の言葉──渡邉美樹
「自分のやりたいこと」に賭けるために一番大事なこと
1章 人もお金も「感情」で動く!
……「重要感を持たせられるか」──これが決め手
2章 「有無を言わさぬ存在感」はあるか
……自分の中の「カリスマ性」を目覚めさせる法
3章 「自信」+「ヴィジョン」=人を動かすパワー
……「影響力のある人」と「その他大勢」の違いとは
4章 あなたの「行動」はいつも見られている
……「自律心」なき人間は即刻退場だ!
5章 言葉に「説得力」がある人はここが違う!
……相手の心にズバリ届く「コミュニケーションの極意」
6章 「対立点」に“成長のきっかけ”がある
……批判を恐れず前進する法
7章 部下の「やる気」に火をつけろ
……「人」が育つ、「成果」が上がる“黄金法則”
8章 「常勝チーム」をつくる法則
……力を結集すれば「見える世界」が変わる!
監訳者あとがき 「自分らしさ」を一〇〇%発揮して、
「成長への道」を突き進め
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