2010年5月19日
【美崎栄一郎さんのブランド術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479792910
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本日の一冊は、大手化粧品メーカーで商品開発の仕事に携わるかたわら、「築地朝食会」はじめサラリーマンの交流会を主宰、初の著書『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』がベストセラーとなった美崎栄一郎さんによる新刊。
※参考:『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491938
「めざましテレビ」「めざせ!会社の星」など、数多くのメディアに出演している著者が書いた仕事術、自己ブランド術ということで、注目が集まる一冊ですが、内容はハッキリ言ってこれまでのベスト。
朝、仕事が始まる9時までの間にどうやって自分のやる気をピークにもっていくかという仕事のノウハウに始まり、どうやって社外の人に自分を知ってもらうかという自己ブランド術、さらには自分だけの情報網をいかにして築くかという戦術論まで、じつに詳しく書かれています。
自己ブランドについて書かれた後半部分では、著者が得意とする商品開発のノウハウが生かされており、どうやって「タグ」の洗い出しをするか、それをどう組み合わせてブランド化していくかという具体的テクニックが論じられています。
ブランディングの事例として紹介されている名刺のサンプルは、やや玉石混交の感もありますが、セオリー、着眼点ともに参考になります。
サラリーマン時代に自分をブランド化したい人には、おすすめの一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「体が練習したくなったら、すぐに練習するのです。そういう環境を作っています」(イチロー)
自分の好きなことを伸ばしていくためには、情報収集の質を上げ、チャンスというパスを増やすことが必要です
肩書きに頼るのではなく、自分自身のブランドを強固にしていくことが、これからの時代で生き残るためには必要なこと
あなたのタグを強化していくことで、あなたのセルフブランドが確立していく
会社を離れたからといって即自由になれるわけではない
自分のやりたいことができるようになるチャンスは、夜7時以降ではなく朝9時前の時間にある
勉強であれ仕事であれ、好きなことから始めると助走効果が働き、大事なタスクにより早く取りかかれるようになります。助走区間を取ることで、次のタスクの効率も上がるのです
朝20分だけ自分のための時間が取れたら、これを5分と15分に分けてみましょう
バスケットボールの神様と呼ばれたマイケル・ジョーダン選手でさえ、継続しているから成功しているのです。好きなバスケットボールだからこそ、外した何倍もシュートを練習してきたのです。あなたは、何本シュートを打っていますか
営業マンから、「インフルエンザが流行ると病院の先生は忙しくなるので、ほとんど面会できなくなるんだよね。そうなると、手の空いた一瞬でいかに情報を伝えるかが重要になるんだよ」といった話が提供されると、それを受けて、みんなで「情報を一瞬で伝えるための手法」についてのディスカッションが進む
価値ある情報を集める近道は、世の中に存在する無数の情報にフィルターをかけて良質な情報だけを教えてくれる「情報のソムリエ」を見つけること
ツイッターを使った情報共有の例でいえば、ツイッター上で「美崎さんの本と川上徹也さんの本を買いました」といったつぶやきがあれば、すかさず川上さんへその情報を転送します
価値ある情報とは、市場には流通していない「ひみつの情報」
会社の仕事人脈は、あなたのポータブルスキルではない
タグをたくさん出すことがセルフブランディングの第一歩
同じタグの仲間がつながっていくと、そのタグの中心にいる人のブランドは強くなります
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『成果を生む人が実行している朝9時前のルール』大和書房 美崎栄一郎・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479792910
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◆目次◆
Part1 「朝9時前」にやるべきことを変えよ
Part2 市場に流通していない情報を集める
Part3 サラリーマンでもできるセルフブランディング
Part4 情報は1枚の名刺にまとめなさい
Part5 ナマの情報と人脈を集める朝食会活用法
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