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『生きる哲学トヨタ生産方式』岩月伸郎・著vol.2124


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【カリスマ大野耐一が遺した思想とは?】
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ビジネス書の世界でいわゆる「トヨタ本」が売れなくなって久しいですが、それもそのはず。

そもそも、GDPに占めるモノ作りの割合自体が減ってきているのです。

代わって元気なのは、知的生産、サービスなどの従事者に向けた本で、話し方や書き方の本は、軒並み絶好調です。

しかしながら、最近部下の指導をしていて思うのは、知的生産であっても、モノ作りの精神から学ぶことは多い、ということ。

いやむしろ、生産活動を一連のプロセスととらえてシステム化しないと、行き当たりばったりのアイデア勝負、というずさんな結果に終わってしまう恐れがあると思うのです。

…ということでおすすめしたいのが、本日ご紹介する『生きる哲学トヨタ生産方式』。

副題に「大野耐一さんに学んだこと」とあることからもわかるように、大野耐一さんに直接薫陶を受けた元デンソーの副社長、岩月伸郎さんが著者。

トヨタ生産方式の生みの親、大野耐一さんに学んだことを氏が回想しながら、モノ作りの精神、生きる精神を説いた、読み応えある一冊です。

生産現場の話として読んでもためになりますが、学ぶべきは、飽くなき向上心と、自らの務めに専心することの美しさ。

随所で紹介される大野耐一さんの名言は、まさに「生きる哲学」と呼ぶにふさわしいものです。

著者自身の下積み時代の話も紹介されており、働き始めた若いビジネスマンにはうってつけの一冊。

トヨタ生産方式をダイジェスト版で学べるので、就職活動中の学生さんにもおすすめです。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「もう少し造っていればもっと売れたのに、造りきれなかったという機会損失は、計算上のことだけで本当の損ではない。
売れるからといって無理してドンドン造り、造りすぎを止められなくなると、在庫が膨らむ。
好況時において山が高くなりすぎると、結局、調整局面で谷が深くなる」(大野耐一)

「唯一出来ることは、忙しい時に、その時そこにいる人だけで、死に物狂いで頑張って乗り切ることだ。
そうすれば景気が悪くなっても、少しは持ちこたえられる」(大野耐一)

◆教える人間をどう選ぶか
結論から申し上げると、真剣に反応してくる人間を選ぶのです

常識を突き抜けた世界をつくっていこうとする場合、ブレークスルーを実現しようという場合、それを任せられる人間を公平性や客観性を意識したやり方で見つけ出し、育て上げていくのは難しいのではないか。
ある種の思い切りなり、結果としての不平等なりが、世の中には必要な時がある

「愛着が目を曇らせる。自分がつくったものであるからこそ、そのことが次の改善への最大の障害になるのだ」(大野耐一)

「造るほうは、その計画に一歩でも近づくべく最大限の努力をしていくことが大事で、最初から造る側の能力を勘案して、造れる台数を生産計画で置くなんてことをしては駄目だ」(大野耐一)

結局、レベルの低いものしか造れないような現場では、高い効率、あるいは低い原価などは実現出来るはずがない

部下の誤りは、その場ですぐ自ら正す

モノ造りにとって大事なのは、教育と訓練の違いをきっちり認識し、使い分け、どちらかと言うと後者のほうをより重視することだと思う

外に出した仕事は二度と戻ってこない

売れるものは、売れるところで造るのが一番良い

「とにかく知恵を出せ。考え抜け。原価が、個々の構成要素の、個別のコストの高低だけに左右されるのならば、モノ造りに携わっている我々の存在の意味とは、一体何なのだ?」(大野耐一)

「こうやれ、ああやれ」と細かくやり方まで指示するのではなく、欲しい結果だけをズバッと要求することが大事

「最新技術を搭載した設備はどんどん買え。そういうことをするために現場で必死になって改善しているのだ。
我々の本業はモノ造りだ。何も札束を金庫にしまって、ときどき出しては数え、ニヤニヤするために金を稼いでいるわけじゃないんだ」(大野耐一)

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『生きる哲学トヨタ生産方式』幻冬舎 岩月伸郎・著
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◆目次◆

第1章 トヨタ生産方式との出会い
第2章 非常識を常識に変えるイノヴェーション
第3章 生産計画は造れる能力? 売れる数?
第4章 人を育てるI
第5章 内製? 外注? どう決めるのか
第6章 人を育てるII
第7章 減量生産? 限量生産?
第8章 一人二役
第9章 人を育てるIII
第10章 人間尊重・人への敬意と温かさ

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