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『プライスレス 必ず得する行動経済学の法則』 ウィリアム・パウンドストーン・著 vol.2040


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【価格決定の理論はこの本で学べ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791765281
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マーケティングの4P(製品、価格、流通、プロモーション)のなかで、その重要性に比して、おそらくもっとも研究が進んでいないのが、「価格」。つまり値決めです。

しかし、稲盛和夫さんが「値決めは経営」とおっしゃっていることからもわかるように、値決めというのは、企業の根幹を揺るがしてしまうほどの重要事項。

もし、あなたが現在100円で売っている商品を200円にできたら、利益は2倍どころではありません。

にもかかわらず、依然として経営者は値決めにルーズで、恐怖心から安売りを繰り返し、社員や取引先を苦しめているのです。

土井は、以前からこの値決めについてセミナーで話し、なぜいい本が出ないのか不思議に思っていましたが、ついに、値決めについて書かれた良書を発見しました。

出版社が一般的なビジネス書版元ではないため、おそらくほとんどの方はノーチェックだと思います。

本日ご紹介する『プライスレス 必ず得する行動経済学の法則』は、『囚人のジレンマ』『ビル・ゲイツの面接試験』などの名著で知られる、ウィリアム・パウンドストーンによる注目の一冊。

ノーベル経済学賞を受賞したD・カーネマンや、行動経済学者として知られるD・アリエリーが推薦していることからも、本書のクオリティの高さがうかがえると思います。

行動経済学について書かれた本は山ほどありますが、本書は、それらのベースとなる理論がどんな実験から出てきたか、そこから得られる学びは何か、じつに詳細に記述しており、好感が持てる一冊です。

事例に関しても、法外な賠償金を勝ち取った悪名高いマクドナルドの「熱過ぎたコーヒー事件」やロシアンルーレットの弾丸買い取り、レストランのメニューなど、興味深い事例が並んでいます。

話題にした値決めに関しても、心理学的なアプローチが書かれており、うまく使えば、明日からでも利益率アップが望めるはずです。

商品開発、価格設定、コピーライティングなど、マーケティングのあらゆる場面で活用可能な心理学の知識。

本書を読んで、学ばない手はありません。

ひさびさに、読み応えのある良書が登場です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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価格コンサルタントは、あることを学習している。消費者が言うこととすることは一致していないのだ。たいていの場合、値段の記憶の寿命は短く、箱や容器の記憶となると、もっと短い

人は違いには敏感だが、絶対的な値にはそれほど敏感ではない

途方もなく高い値のアンカーを与えられた人は、低い値のアンカーを与えられた人よりも、高い数値を推測した

八〇グラムのおもりを何度も持ち上げると、その特定の重さの程度に順応してくる。そこで一四〇グラムのおもりを持ち上げると重く感じる。八〇グラムのおもりの効果を複数にしたものは、ひとつだけの場合より、アンカーの効果が強いのだ

売り手からすれば、価格とは、すでに自分が持っているものを手許に置いておきたいとする欲求の尺度となる

おもりを一・六倍にするだけで、重さの知覚は二倍になる。電流を一・二倍にするだけで、ショックの感覚は二倍になる。お金の場合、感激を二倍にするのに必要な金額は、必ず二倍を超える

意思決定をする際には、ヒューリスティックスを使う、つまり思考の近道をして、素早く直感的な選択をするのだ

絶対に一〇〇パーセント確かなことと、九九パーセントしか確かでないこととは、主観的には大きく違うことが多い

市場価格が決まっていない場合、一般的に、売る場合の価格は、買う場合の価格の二倍は高い

「r」で始まる単語(「road」のような)と、「r」が三番めにくる単語(「car」のような)と、どちらが多いだろう。ほとんどの人が、「r」で始まる単語の方が多いと答える。「r」で始まる単語を挙げるのは簡単で、「r」が三番めにくる単語を思いつく方が難しくて時間がかかる。これは「思いつきやすさ」によるヒューリスティックス

損をしたことに気持ちの整理がついていない人は、ふだんなら受け入れがたい賭けを受け入れる可能性が高くなる

五ドルの節約は、一五ドルの買い物では大きいものとみなされるが、一二五ドルの買い物ではそうでない

この格安ビールを好んだ学生はひとりもいなかった。しかし、このビールは、学生たちの選択に影響を及ぼした。もとからある安価なビールを選んだ割合が、三三パーセントから四七パーセントへと増えたのだ。格安ビールがあるおかげで、安めのビールを選ぶことが正当化されたのだ

消費者は、たとえ実際には高くても均一料金が好きだ

二ドルの提案が同時に出ていた場合には三ドルを喜んで受け入れるような人たちでも、たったひとつの提案の場合には、それと同じ三
ドルを拒否しただろう

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『プライスレス 必ず得する行動経済学の法則』青土社 ウィリアム・パウンドストーン・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791765281
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◆目次◆
I 「ふっかけた方が得」
II 「黒も周りを明るい輪で囲うと白になる」
III 「不整合はうわっつらだけのことではない」
IV 「価格設定は危険なレバレッジ取引だ」

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『ずるい!?なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』 青木高夫・著 vol.2039


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【「ルール」は戦術である】
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先日、『1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方』の著者、滝井秀典さんが弊社のオフィスに来て、こんなことをおっしゃっていました。

※参考:『1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569670261/

「土井さん、日本人は法律やルールを所与のものと考えているけれど、本来それは戦略的に変えられるものなんですよ」

確かに、グーグルの例を見ても、現実がルールを変えさせることもあれば、ハーレーダビッドソンのように、企業の側からルールを変えさせるよう、働きかけることもあります。

日本では、まだあまり言及されていませんが、ルール作りは、ビジネスの戦術の一つなのです。

本日の一冊は、ホンダの渉外部門にて、税制・通商など国内外の自動車産業に関わるルール作りに参画する著者が、ビジネスにおけるルール作りの必要性を訴えた一冊。

日本人はとかく、ルール変更があると「ずるい」と思ってしまうものですが、著者はこの感覚がなぜなのか分析し、より積極的なルール作りへのコミットメントを促します。

スキーのジャンプ競技におけるルール変更、マクラーレン・ホンダのターボエンジン禁止など、日本人の記憶に残るルール変更に言及した後、ビジネスにおけるルール設定の有効性について述べています。

著者が言うように、長い目で見るとルール変更だけで勝負に勝てるものではありませんが、ビジネス全体の活力、そして自社の競争力、品質向上を促すという点で、ルールに目を向けるのはじつに健全なことだと思います。

ぜひ読んで、ビジネスにおける「ルール作り」を学んでみてください。

今日も張り切って行きましょう!

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ルールは石に刻まれたものじゃなくて、スタンダードみたいなもの。
守るだけじゃ強くはなれない

◆ルールについて日本人が取るべき3つの行動
1.ルールの意味と目的を理解しておく
2.ルールが実状に合わなくなったら変更を提案する
3.ルールが必要なら、ルール作りを率先して行う

ルール変更は欧米の常套手段

欧米人にとってルールとはあくまでも“決めごと”(中略)ルールといえども、彼らにすれば“勝つための一手段”であり、ルールを自分に有利に変えたところで決して「ずるい」ということにはなりません

自分のプリンシプルに合うものは賞賛するが、合わないものは批判するという態度では、逆に相手から非難を受けることにもなりかねない

ハーレーダビッドソンは、1982年に救済措置を申請しました。国際貿易委員会(ITC)は、この申請が通商法201条の適用にかなうかどうかの審査を開始します。同委員会は、当時の米国の二輪車製造業が、雇用も含め75%をハーレーダビッドソン社に支えられており、同社の衰退はそのまま米国の一産業と衰退につながると判断。翌年、この申請を認め、特例措置として4.4%だった大型二輪車の輸入関税を45%引き上げて49.4%とし、その後、1年ごとに増加分を減らし、5年目に元の4.4%に戻すという措置を政府に提案しました

・欧米列強にとっては、ルール作りも闘いに含まれている・私たち日本人はそうした闘い方をずるいと考える・当座は、ルールを作った側が闘いを有利に展開できる

1チームが勝ちを独走しては面白みがなくなってビジネスとして成り立たなくなる

喧嘩をしすぎて全体を壊してしまってはどうにもならない

すっかり立ち直ったハーレーダビッドソンは、関税の引き上げ措置が適用される期限を残した1987年、救済措置の返上を政府に伝えます

長い目で見ればルールを変更することが本当の勝ちにつながるとは限らないのです。本当に強くなりたければ、ルールを変更して防波堤を作ること以上に、市場の荒波に自分の持つ技術やビジョンの力で挑んでいく姿勢も必要

CVCCエンジンを搭載したシビックは、低公害・低燃費車として日米で大ヒットし、ホンダに自動車メーカーとしての礎を築かせます。つまり、マスキー法という、実現は非常に難しいとされた制約が、ホンダという企業の成長の糧となった

ここはルールを作りたい、あるいは、今のルールではダメだと考えたら、財界団体や業界団体の関連委員会に参加してみる

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『ずるい!?なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』ディスカヴァー・トゥエンティワン 青木高夫・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887597797
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◆目次◆
はじめに 日本人はルールを守りすぎて損をしていないだろうか?
第1章 なぜ私たちはルール変更を「ずるい」と思うのか?
第2章 実際に「ずるい」を味わってみる
第3章 ルールを変えれば本当に勝てるのか?
第4章 ルールがあってこそ成長する
第5章 ルール作りのプリンシプル
あとがき

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『論点思考』内田和成・著 vol.2038


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【プロコンサルタントの暗黙知とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492556559
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先日、セミナーでもちょっとだけ申し上げたのですが、人と違う答えをしたいなら、まずは問題自体のとらえ方を変えること。

これができていないのに、フレームワークを使っても、本当にいい答えを導き出すことはできません。

大切なのは、問題解決よりも問題発見なのです。

一流のビジネスマンと呼ばれる方は、みなこの「問う力」を備えているものですが、では一体どうすれば、この力を鍛えることができ
るのか。

それに応えてくれるのが、本日ご紹介する『論点思考』です。

著者は、かつてボストン コンサルティング グループ(BCG)の日本代表を務め、現在は早稲田大学ビジネススクール教授を務める、
内田和成さん。

本書は、4年ほど前に出てロングセラーとなっている『仮説思考』の続編にあたる一冊です。

※参考:『仮説思考』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555552/

冒頭で、ケーキをAさん、Bさん双方が納得するよう半分に分ける課題が出てきますが、ここでの正解は、「Aさんができるだけ半分になるように切り分け、Bさんに好きなほうを選ばせる」というもの。

求められているのは、厳密に二等分することではなく、「二人が納得するように」という部分だったのです。

本書でいう「論点思考」とは、「自分が説くべき問題」を定義するプロセスのことですが、本書には、まさにこのプロセスが書かれています。

故障時の工場のロスを最小限に押さえるため、リモート診断装置を検査機器に組み込んで差別化を果たしたC社の例、犯罪を激減させたジュリアーニ前ニューヨーク市長の例など、優れた論点思考の例が、いくつも登場する、興味深い読み物です。

同じBCG出身のコンサルタント、村井瑞枝さんが書いた『図で考えるとすべてまとまる』と併せて読めば、問題解決スキルが上がること、間違いなしです。

※参考:『図で考えるとすべてまとまる』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/484437074X/

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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仕事で大事なことは問題を解決することであるのはいうまでもないが、それは正しい問題を解いている場合にかぎるという前提がつく

「経営における最も重大なあやまちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問いに答えることだ」(ピーター・ドラッカー)

「どんな広告をうてばコンビニに商品を置いてもらえるか」は論点ではなく、「広告がなくてもコンビニに置いてもらうためにはどうしたらいいか」あるいは「いかに商品の差別化が図れるか」が論点

このメーカーでは、紙の見た目ではなく、コピー機で使われたときに紙が詰まらないような紙を開発した。結果として大変な評判になり、価格競争を免れることができたという。このメーカーは顧客の真の論点が安い紙を買うことではなく、事務の効率を上げることにあると気づいたから、こうした解決策を提示することができた

ジュリアーニは「いきなり凶悪犯罪を減らすことはできないし、それより小さな犯罪を徹底的に取り締まったほうが簡単だし、結果として街が安全になる」ということに気づき、それを解決すべき課題、すなわち論点として設定した

◆論点思考の4つのステップ
1.論点候補を拾いだす
2.論点を絞り込む
3.論点を確定する
4.全体像で確認する

企業経営の場合、学術的研究とは違い、すべての論点に対応すべきではない。焦点を絞らないと、効果のある解決策をつくり、実行するのはむずかしい

業績のよい会社はどこも、突出した部分をもっている。一般的には問題といわれるものを抱え、荒削りに見えても、突出した長所によって欠点をカバーし、業績を上げていることが多い

問題解決を図ろうとするときは、えてして、誰の論点を解いているのかを忘れてしまう。これは要注意だ

同一人物であっても論点は時とともに変わる。それは企業のトップにとって環境が変われば解決すべき問題が変わるのはもちろんのこと、ステージが進化することで解決すべき問題、すなわち論点が変わっていくことも多い

私がよくやっているのは、経営者が問題意識をあまりもっていない分野に注目する方法である。例えば、経営者が「営業に問題がある」といっているときに、商品開発や生産に目を向ける。というのも、経営者が関心をもっている分野は、企業の中でも比較的しっかりマネジメントされているのに対し、経営者があまり関心をもっていない分野に大問題が潜んでいたり、改善の宝の山があったりすることが多いからである

◆問題を検討する際の3つのポイント
1.解決できるか、できないか
2.解決できるとして実行可能(容易)か
3.解決したらどれだけの効果があるか

発言の真意、意図、バックグラウンドを考える

視野・視座・視点の三要素で論点思考を高める

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『論点思考』東洋経済新報社 内田和成・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492556559
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◆目次◆
はじめに
第1章 あなたは正しい問いを解いているか
第2章 論点候補を拾いだす──戦略思考の出発点
第3章 当たり・筋の善し悪しで絞り込む
第4章 全体像を確認し、論点を確定する
第5章 ケースで論点思考の流れをつかむ
第6章 論点思考力を高めるために
おわりに

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『伝える本。』山本高史・著 vol.2037


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【売れない、でもいい本】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012822
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山本高史さんの本は、いつ見ても売れる気がしない。でもいい本だ。

山本さんといえば、「私はSuicaと暮らしています」「うまさがノドにグッとくる」などの広告コピーで知られる、元電通のクリエイティブ・ディレクター。

そんな人に「売れない」などといっては怒られるかもしれませんが、それほど本書は「深い」内容であり、読み手を選ぶ本だと思います。

本書で書かれているのは、言葉を使って人を動かす秘訣なのですが、それは、決してノウハウではありません。哲学です。

著者がわれわれに伝えようとしたのは、伝えることにまつわる哲学であり、書き手が伝える際に考えなければいけないこと、言葉に魂を宿す考え方です。

土井は最近、技術的には素晴らしいけれども、受け手を無視した、最悪のコピーを見ました。

書き手は、自分が述べていることを受け手が信じ、完全に受け入れてくれるだろうと思っているけれども、言葉が受け手で決まることをわかっていない。

人生経験の浅さゆえに、百戦錬磨の受け手を侮ってしまった、そんなコピーでした。

事実を隠蔽し、美辞麗句を並べ立てても、どんなに自分を正当化しても、わかる人にはわかる。

言葉というのは、そういうものだと思います。

本書には、著者がこれまでの広告人生を経て獲得した、コミュニケーションの本質が書かれています。

「『ちゃんと』や『きちんと』を多用する人物を、あまり信用するべきではない」
「言葉は繰り返される頻度や流通量が増えると、情報性が薄まる傾向がある」
「正しさは、対立概念としての誤や偽に対していつも傷つきやすく、折れやすく、負けやすい」

この方の本には、いつもハッと思わされる言葉が入っているのですが、今回、土井が特に感じたのは、次の言葉でした。

自分の「尺度」では、
受け手の喜びの大きさも、
悲しみの深さも、
測ることはできない。

書き手として大切なことは、謙虚なこと。言葉は結局、受け手に委ねられるのであり、そこに対する覚悟がなければならない。

いつもながら、伝えるということに関して、重要な気づきをいただきました。

人に伝える仕事をしている人は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「プロには技術が必要である」というのと、「技術が必要なのはプロ(にだけ)」というのは話が違う

ぼくは「言葉の技術」について書く。自分の意思を言葉で伝え、その言葉を受け取った人を楽しませたり、気分よくしたり、元気づけたり、やる気にさせたり、嫌な思いをさせなかったり、自分に好意を持たせたり、チームが一致団結できたり、不用意に第三者を傷つけなかったり、他人を思いやったりしながら、自分の望む方向へ自分の言葉の受け手を動かすための技術である

言葉の通じないヤツに対して、使える言葉はない

言葉が「伝わる」ためにまず求められるのは、「送り手、受け手の両者が共に言葉を知っている=言葉の意味を共有していること」である

言葉の乱れも、長期的に見れば言葉の活力である

言葉は「約束」だ。約束だから正確にしなければならず、破ると嘘つきと呼ばれる(はず)

彼らには「言葉の約束」は曖昧なほうがいいらしい。(曖昧な約束じゃ、受け手を自分の望む方向に正確に動かすことなんかできないのに)

昔から「ちゃんと」や「きちんと」を多用する人物を、あまり信用するべきではないと思っていた。広告の講義ではこれらの言葉を使わないようにと教えてきたし、自分の仕事においては禁句である

広告では「いちばんの」、「最高の」、「NO.1」のような最上級表現と呼ばれるものを使う場合には、必ずその「NO.1」を名乗るだけの事実を併記しなければならない

炙り寿司が名物の鮨屋のHPに、こんな文章があった。重箱の隅をつつくようで気が引けるが。『…豊富な経験に裏打ちされた匠が創り出す無限の技と旬の味覚…』この文章はこの店の味をむしろ保証しないのだと思う。ただ店主はこれを書いたコピーライターをクビにしたほうがよい

言葉は繰り返される頻度や流通量が増えると、情報性が薄まる傾向がある

正しさは、対立概念としての誤や偽に対していつも傷つきやすく、
折れやすく、負けやすい

受け手は決して送り手に寛容ではない

ぼくは広告という作業を通して、人は自分の聞きたいことしか聞かないことに気がついた

「汚れが落ちる」はベネフィットなのだ。汚れが落ちることに満足している状況ならば、「汚れが落ちる」はベネフィットじゃないのだ

自分の「尺度」では、受け手の喜びの大きさも、悲しみの深さも、測ることはできない

ある言葉の入口を開けたとたん、ある言葉を思い浮かべたとたん、聞いたり見たりしたとたん、脳は関連キーワードを検索するように動きだす。そして脳の中に豊かで多彩なイメージを結び始める。ぼくはその「言葉の奥行き」までが、言葉の意味なのだと思う

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『伝える本。』ダイヤモンド社 山本高史・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012822
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◆目次◆
序 言葉を、もういちど。
第1章 「言葉不全」の時代。
第2章 言葉を疑え。
第3章 「ベネフィット」というキーワード。
第4章 さあ、言葉を伝えよう。

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『世界一わかりやすい会計の授業』林總・著 vol.2036


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【『餃子屋とフレンチ』以来の傑作】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806136158
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本日の一冊は、40万部ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』シリーズの著者、林總さんが、経営者向けの管理会計の基本をまとめた一冊。

※参考:『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447847088X/

会計の歴史に始まり、現行の会計制度、財務三表の見方、という流れは、類書とまったく同じですが、背景にあるビジネスの理解、という点で、他の書き手とは一線を画しています。

なぜIFRS(国際財務報告基準)が生まれてきたのか、なぜ利益を過大評価してはならないのか、なぜレバレッジを効かせた経営が危ないのか、経営者の目線から論じられている点が秀逸です。

また、経営者が最低限知っておくべき損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の知識、CVP分析が詳しく述べられており、中小企業経営者にとっては、これ以上ない入門書です。

終盤の方で提案している、時間を考慮した経営、高速で現金を回転させるボジョレーヌーヴォー型経営は、これからの経営のヒントとしても、役立つに違いありません。

どんぶり経営を脱したい中小企業の経営者に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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答えは「会計の外」にありました。つまり、それまで腑に落ちなかったのは、会計理論の後ろ側にある「ビジネス」を理解していなかったからでした。会計はビジネスの実態を映し出す鏡である

お金を預かる人には、その収支の顛末を関係者に説明する責任がある

最近は、上場企業は半年どころか3カ月に一度の報告が義務づけられています。報告の頻度が増せば増すほど、株主は経営者により早く成果を上げることを期待するようになります

本来、ビジネスサイクルと会計期間とは関係がありません

パソコン、家電製品、洋服などは製品化するまでに1年以上もかかるのに、製品が売れる期間はせいぜい3カ月です。つまり、努力と成果のタイミングが大きくずれてしまう

努力(費用)だけしても、結果(利益)が出るとは限りません

大切なのは、「手直し」「ミーティング」「掃除」「手待ち」などの「非付加価値活動」をなくすことです。そのためには、どれだけの時間、どれだけの費用を「非付加価値活動」に使っているかを可視化する必要があります

ブランド価値に限らず、日本の先端企業が持つ目に見えない企業価値、たとえば従業員の能力、会社が保有する知的財産、世間での評判、立地条件などは貸借対照表には計上されません

世界中のどこでも通用する決算書にすれば、手間もかからず、資金調達はずっと楽になります。こうした要求から統一的会計ルールである国際財務報告基準(IFRS)が生まれました

回収された現金と投入した現金との差が「儲け」です。現金は現金製造機を何度も循環することで増え続けます

「在庫+売掛金?買掛金」をできる限り小さくして、商売に必要な運転資金を少なくすることが肝心

営業CFから投資CFを差し引いた金額を「フリーキャッシュフロー(FCF)」といいます。これは商売で増やした現金から、投資に使った残りの現金のことで、「自由に使えるお金」という意味です。銀行に頼らないキャッシュフロー経営を目指すには、FCFがプラスであることが大原則

本当に必要な経営情報は、会社のあちらこちらに分散されていて、意識して情報を集めない限り、社長の手元までは上がってきません

高品質の製品は、高度に訓練された従業員によってつくり出されます。つまり、いつでも削減可能な非正規社員でもつくることができる製品は、高付加価値製品ではない

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『世界一わかりやすい会計の授業』中経出版 林總・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806136158
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◆目次◆
プロローグ なぜ会計を勉強しても身につかないのか?
第1章 会計にダマされるな
第2章 決算書はレントゲン写真と心得よ
第3章 利益を追うな、現金を追え
第4章 司令塔に情報を集めよ
第5章 CVP分析でムダを省け
第6章 時間がビジネスを制する

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『未来思考 10年先を読む「統計力」』神永正博・著 vol.2035


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【10年先は統計で読める?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023304883
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本日の一冊は、ベストセラー『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』の著者、神永正博さんが、10年先を読むための統計数字を紹介・解説した一冊。

※参考:『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596995/

人口から考える日本の未来、大地震が本当に起こるのか、失業はこれからも増えるのかなど、気になる未来を浮き彫りにし、その根拠を明確に述べています。

統計モノの面白さは、フィクションのような予定調和がなく、意外な事実が出てくること。

その点、本書で示されたデータは、われわれの一般通念と異なるものがいくつもあり、じつに興味深い内容です。

ちなみに、一例をあげると、以下の通り。

「夫の収入が上がれば、第一子の出生率が上がるが、第二子、三子の出生率には影響がない」
「(雇用保蔵者数をもとに計算すると)本当の失業者は、なんと約14.3%」
「地方が地元によかれと思って大都市との間に交通網(高速道路、
鉄道、バス、橋など)を整備した結果、大都市に、仕事、消費、労
働、高等教育などを吸い上げられてしまう」

本書には、これらのほかにも、統計から見た意外な事実が浮き彫りにされており、理性的に日本の未来をとらえるのにピッタリの内容。

統計の話とはいえ、文章がこなれており、読みやすいので、ストレスなく楽しく読めるはずです。

女性の一生に関する統計データもたくさん掲載されているので、これから人生設計を考える女性にもおすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人口学の基礎理論の一つである人口転換論によれば、少子化に「突入する」ことになった最大の原因は、乳児死亡率の急激な低下

教育費が高いと、出生率は下がる傾向にある

夫の収入が上がれば、第一子の出生率が上がるが、第二子、三子の出生率には影響がない

月単位の平均受胎確率は、女性が20?30歳の間で20%を超えていますが(25歳前後でピーク)、その後20代後半から下降し始め、40歳で約10%、50歳でほぼ0%になります。現在、女性の平均初婚年齢は、だんだんと30歳に迫ってきています。もし30歳で第一子を妊娠したとすると、その後、平均受胎確率は下がり続けるので、第二子の妊娠はだんだんと困難になっていくことになります

(男性の)年収と婚姻率はおよそ比例関係にある

日本における母子家庭の相対的貧困率は、OECD諸国の中でもかなり高く、トルコに次いで2位というありさまです。日本では、結婚して出産してシングルになる、というのは、貧困への最短コース

◆ノーベル賞受賞の経済学者ヘックマンの論文
この研究では、2年にわたって、アフリカ系アメリカ人の恵まれない子どもたちに対して、午前中の学校での教育と、午後からの教師の家庭訪問を含む介入実験を行いました。その上で、同じような境遇にあった子どもたち同士を、40歳になった時点で比較しました。
すると、介入実験を受けた子どもたちは、受けなかった子どもたちと比べて、高校卒業率、所得、持ち家率が高くなり、婚外子を持つ比率、生活保護受給率、逮捕される者の比率が低かった

大阪圏は1970年代半ばからずっと、転出超過です。名古屋圏が横ばい、東京圏はバブル崩壊後の一時期を除いて、転入超過となっています

2035年でみても、秋田県の高齢化率は全国一で、実に県民の41.0%が高齢者

人口の流れに最も大きな影響があるのは、「人口・資本の規模(第1主成分)」で、約44%もあることがわかりました。つまり、人の流れの約44%が、「その地域にどれだけヒトとカネが集まっているか」で説明できてしまう

ストロー効果とは、「地方が地元によかれと思って大都市との間に交通網(高速道路、鉄道、バス、橋など)を整備した結果、大都市に、仕事、消費、労働、高等教育などを吸い上げられてしまう現象」

09年第I期の雇用保蔵者数をみてみると、607万人(うち製造業369万人)に達します。この数字をもとにして計算すると、本当の失業者は、なんと約14.3%

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『未来思考 10年先を読む「統計力」』朝日新聞出版 神永正博・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023304883
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◆目次◆
第1章 苦手な場面をムリなく乗りきる会話のツボ
第2章 どんな相手ともラクラク話せるタイプ別攻略法
第3章 「会話の持続力」3倍アップの裏ワザ
第4章 もうビビらない!不安解消トレーニング
第5章 すべらない、シラケないスピーチのマル秘テク

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『どんな相手ともラクに話せる話し方の裏ワザ』三橋泰介・著 vol.2034


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【話し上手にはコツがある】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413037421

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本日の一冊は、テレビ朝日系列・アナウンスコンテスト実況部門で全国1位となったアナウンサー、三橋泰介さんによる一冊。

最近は、ベストセラーとなった『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』はじめ、話し方の本がたくさん出ていますが、本書に掲載されいてるのは、パーティや異業種交流会、友人との会話で使えそうな話し方のノウハウ。

※参考:『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883998304/

著者が、アナウンサーということもあり、テレビ、ラジオで話すためのコツも、多少書かれています。

「見出しを考える」
「普段使っている表現をいったん封印してみる」

といったトレーニング方法や、話題を掘り下げるためのズームインの手法など、話し手なら学んでおいて損はない内容。

普段から人と交流する機会が多い方や、講演をする方、メディアで発言する機会のある方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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最高気温を暗記しよう

初対面の人を見かけたら、「今日のパーティ、どなたとお知り合いなんですか?」と聞いて、人のつながりを見つけましょう

◆パーティで人脈を広げる4つの方法
1.主催者に「私と仲良くなれそうな人はいませんか?」と伝える
2.食べない
3.群れない
4.売り込まない

◆不意の沈黙に効く“4つのフレンドリー・クエスチョン”
1.「ライバル会社はどこですか?」
2.「今日、お仕事は何をされていたんですか?」
3.「休みの日はいつですか? 一番最近の休みは何を?」
4.「プロ野球とか好きですか?」

一般紙が“石油価格高騰”のニュースが1面だとしても、スポーツ新聞の社会面は“牛が高速道路を爆走”というニュースのほうが大きく扱われることがあります。つまり会話のネタには、スポーツ新聞の社会面のほうがちょうどいいやわらかさなのです

自分の住んでいた土地の名産品の第4位のものを知っておく

世の中、価値観が違った人が生きているからおもしろいんです。「おもしろい!」と口に出すことで、価値観の違った人と仲良くなれます

「教えてください」と素直に言える人は、ほぼ確実に出世しています

◆感情にランキングをつける
「昨日の部長の喜びようは、俺が入社して以来ベスト3に入るね」
「今朝、電車で見た女性は、今年のベスト10に入る可愛さだったよ」

テレビは簡単にいえば「100の情報を1にまとめるトーク」。ラジオは「1の情報を100にふくらませるトーク」

切れ味するどいというのには3つのポイントがあります。“独自性”“本質力”“お得感”です

「他人の不幸は蜜の味」ともいいます。そして“自分の失敗談”を語れる人というのは、精神的に強いと判断され、評価も上がります

情報量を少なくしてでも、相手に伝わる割合を増やす努力をするほうが効果的

普段使っている表現をいったん封印してみるというのは、ボキャブラリーを増やす方法として、非常に有効

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『どんな相手ともラクに話せる話し方の裏ワザ』青春出版社 三橋泰介・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413037421
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◆目次◆
第1章 苦手な場面をムリなく乗りきる会話のツボ
第2章 どんな相手ともラクラク話せるタイプ別攻略法
第3章 「会話の持続力」3倍アップの裏ワザ
第4章 もうビビらない!不安解消トレーニング
第5章 すべらない、シラケないスピーチのマル秘テク

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『ウケる!トーク術』田中イデア・著 vol.2033


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【『エンタの神様』の放送作家が、トーク術を公開】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845617552

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本日の一冊は、「オールナイトニッポン」、「エンタの神様」などのリサーチや構成を手掛けたという放送作家、田中イデアさんが、お笑い芸人に学んだ「ウケる!トーク術」を公開した一冊。

仕事柄、たくさんの放送作家さんとお付き合いがありますが、売れっ子の放送作家さんというのは、本当に仕事が細かい。

できあがった台本の通りに話すだけでも面白く、かつためになる。さらに、こちらの告知に、多くの視聴者が反応してくれるのです。

これはじつは、彼らが人の心を動かすトークの技術を知っているから。

本書では、「お笑い芸人に学ぶ」と銘打って、どうすれば話の冒頭でつかめるのか、苦言を呈しても嫌われないで笑ってもらえるのか、そんなプロの技が示されています。

土井は、人前で講演する機会がたくさんありつつも、笑わせるのは決して得意ではないので、実利も兼ねて意味で読んでみました。

「飲み会 デート ビジネスでトクをする!」とあるように、さまざまなシーンに対応しており、そこがいいところでも悪いところでもあるのですが、概して参考になります。

エピソードトークや、3つのつかみの型など、実用的なテクニックが満載で、読ませてくれる一冊です。

これから著者になる人は、ぜひ読んでおいてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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エピソードトークとは、「ある人物やある物事に関する興味深い話」のこと

人生の3分の2はコミュニケーションでできている! その中で、少しでも目立つために、印象に残るために、エピソードトークが大事

◆トークがウケない理由は、大きく次の4つ
1.自分の気持ちに原因がある
2.話の内容に原因がある
3.話の組み立てに原因がある
4.話の伝え方に原因がある

相手をトークで笑わせたいと思っているときに、「面白い話があった!」という出だしは、非常に危険

自分で「面白い」とか「ウケた」とか言っても、聞き手には何も伝わりません。そんなことよりも、自分が体験した出来事や状況を、聞き手に適切に伝えることだけを心がけてください

自分が笑ってしまっては、聞き手には上手く伝わりません

見たまま、体験したままを、バカ正直に伝える必要はない

ウソや作り話は、どうしても細かい部分にリアルさがないため、すぐにバレてしまいます

ウケるトークに自慢話や成功談は向いていません。むしろ失敗談の方が聞き手には喜ばれます

自分が伝えたいことの中でどれが重要でどれが不要かを整理できていないから、どんどん話が脇道に外れていってしまう

聞き手に話の展開を読まれてしまう状況は避けたい

登場人物のキャラを上手く演じ分けてやることで、よりリアルに状況を伝えることができます

中途半端ではなく、究極のマイナス暗示をしてやります。それは何かというと、「だれも僕の話には期待していない」と思うことです。ウケようがスベろうが、自分の話にはだれも期待していない──このように一番下からのスタートにして、これ以上恥をかくことはない

よく、「芸人さんの周りでは何であんなに面白いことばかりが起こるの?」と思っている人がいますが、それは大きな間違いです。芸人さんは、面白いことが起こりそうな環境や状況に、自分から飛び込んでいるんです

ネタを「5W1H1D(Do)」にまとめる

「お前をこらしめてやりたい」という表現を、「もし?ならば」を使うと「もし俺が神様だったら、お前には一番キツイ罰を与えるのに」と言い換えることで、こらしめるという直接的な表現が柔らかくなり、笑いに持っていけます

同意型つかみ:相手に共感を求める出だしで始める
例)「旅先ってついハメはずしちゃうよね?」
質問型つかみ:相手に質問する形で話し始める
例)「本当に痛いときって、どうなるか分かります?」
感情型つかみ:自分の気持ちから話し始める
「めちゃめちゃ後悔した話なんですけど」

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『ウケる!トーク術』リットーミュージック 田中イデア・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845617552
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◆目次◆
第1章 ウケるトーク術で人生が変わる
第2章 あなたのトークはなぜウケないのか?
第3章 まずはハートを強くする!
第4章 ウケるトークの探し方
第5章 ウケるトークの作り方
第6章 ウケるトークの話し方
第7章 実践!ウケるトーク
第8章 もっとウケるために

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『会計探偵クラブ』山田真哉・著 vol.2032


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【『女子大生会計士の事件簿』に続編登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492043624

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本日の一冊は、日本一会計をわかりやすく説明できる著者、山田真哉さんが、満を持して出した、税金ミステリー。

ベストセラーとなった『女子大生会計士の事件簿』の続編にあたる一冊ということですが、よくもまあ、税金という地味なジャンルをここまで面白く書けるものだと、尊敬してしまいます。

※参考:『女子大生会計士の事件簿』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901234250/

今回の舞台となるのは、私立芙藍(フラン)学園。

なぜか借金を負ってしまい、廃部となったヨット部。そのヨット部に入るために芙藍学園に入ってきた杏莉(アンリ)が、ひょんなことから簿記部の「会計探偵クラブ」に入る。

こんなストーリーをもとに、税金の基礎知識が学べるのです。

日本の税金の基本的な考え方から、税金を安くする方法、会社員が確定申告をして税金を取り戻す方法など、じつに幅広い知識が網羅されており、参考になります。

累進課税と超過累進課税の違いなど、これまであいまいだった税金の知識がスッキリ整理できる、初心者向けの読み物です。

ストーリーとしても秀逸で、楽しみながら税金が学べるのがポイント。

本格的な税金本を読む前に、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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古今東西、「システム」というものは熟知した者だけが得をするものです。商売のシステムしかり、投資のシステムしかり、出世のシステムしかり。税金のシステムも同様です。税金のシステムは知っている者だけが得をして、知らない者は損をします

法人を選んだ場合、法人税がかかるが、税率は30%だ。一方、個人を選んだ場合は所得税がかかるんだが、税率は5?40%と変動する

所得税の他にも住民税が別にかかるので、所得税+住民税の最高税率は50%になる。法人税のほうは住民税や事業税を足しても、最高税率は40%強。そのため、高額所得者は所得税を払うよりも、会社を作って法人税を払ったほうが税金は安くすむ

所得税が増えると単純に税率が上がる「累進課税」ではない。低い税率の範囲から超えた部分にだけ高い税率がかかる「超過累進課税」である

譲渡所得とは、機械や船舶、貴金属などの資産を売ることで生じる所得

税金を払う能力──これを「担税力」というのですが、担税力がある人がその力に応じて税金を支払うのが、負担感が平等になり民主的だ、という立場を採っています

雑損控除……災害や盗難にあったり、横領された人

医療費控除は「所得控除」なので、一番税率の高い人が全員分の医療費を負担したことにすると、もっとも税金が安くなります

◆確定申告をすれば税金が還ってくる会社員 ※一部紹介
・雑損控除がある人
・医療費控除がある人
・住宅ローン控除がある人(最初の年のみ)
・中途退職したまま再就職しなかった人
・「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」などを提出後に家族
が増えたりした人

税金を減らす方法は「収入を隠す」か「経費を増やす」のどっちかだ

他人にちゃんと仕事用だと説明できれば仕事、できなければプライベート

漁業や真珠貝の養殖、または、本や音楽の印税。これらは売れたときはとてつもなく儲かるが、売れないときはさっぱりな職種だから、納税者有利になっている

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『会計探偵クラブ』東洋経済新報社 山田真哉・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492043624
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◆目次◆
第0話 「そしてヨット部は誰もいなくなった」
第1話 「なぜ、アンリに頼まなかったのか?」
第2話 「終わりなき関係に生まれつく」
第3話 「マリイの秘密」
第4話 「黒幕登場」
第5話 「部員は縦にひび割れて」
第6話 「不死が最後にやってくる」
第7話 「ポケットに無税を」

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『33歳からのリーダーのルール』小倉広・著 vol.2031


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【33歳からのリーダーのルール】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756913679

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本日の一冊は、ベストセラーとなった『あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール』の著者が、リーダーシップについて論じた一冊。

※参考:『あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756913008/

本書の面白いところは、できる上司のリーダーシップ本というよりは、できるプレイヤーだった著者が、失敗体験から学んだリーダーシップだという点。

著者がいうように、たとえあなたが現在、「伝説の社員」であっても、「リーダーとしてはまったくの新米である。勘違いしてはならない」のです。

では、新米リーダーとして、何を行えばいいか。

本書には、その具体的な行動指針と心構えが書かれています。

著者は、「MUSTではなくWILLとCAN作りこそがリーダーの仕事」と述べた後で、具体的な行動指針をいくつか述べています。

「いかなる時も部下の相談を断るな」
「上司に尋ねられてから報告をするな」
「スケジュールをびっしりと入れるな」

これらは本の一例ですが、確かにプレイヤーとリーダーの違いが明確で、参考になります。

スタープレイヤーからリーダーに生まれ変わりたい人に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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プレイヤーとは「自分の力でことを為す人」のことだ。そして、リーダーとは「他人を通じてことを為す人」を指す。この違いはあまりにも大きい

君はプレイヤーとしては優れている。しかし、リーダーとしてはまったくの新米である。勘違いしてはならない

リーダーはチームを優先して自分自身の大切なものをすべて投げ出す覚悟が必要だ

MUSTではなくWILLとCAN作りこそがリーダーの仕事

いかなる時も部下の相談を断るな

かさぶたを剥がすと必ず血が流れるだろう。同じように問題社員を無理やりなくそうとすると、健康な他の社員たちまでもが辞めていく

部下に100%を求めてはいけない。できていないところ、足りないところをすべてフィードバックしてはいけない。オーバーフローを起こしてしまうだけだからだ

優秀でない残りの8割には「叱る」や「放っておく」は通用しないのだ。基本的に彼らは誉めて伸ばすしかない

君は引退した身なのだ。野球の監督は決してマウンドに立ってはいけないのだ

今いるメンバーがベストメンバー。一生彼らとやっていく。そう覚悟した時に初めて組織がゴトリと音を立てて動き始めるのだ

部下を持ちチームを束ねるリーダーという存在になったのだ。君はもう会社批判をする立場にはない。批判される立場であることを身にしみるべきだ

上司に尋ねられてから報告をするな

上司を巻き込むことで日頃の仕事ぶりがばれてしまう。やるべきことに手を抜いたり、後回しにしてしまっている様々な悪事が見つかってしまう。自分1人でやっていれば隠し通せることが白日のもとにさらけ出されてしまうのだ。だから上司に協力を求めない。その方が圧倒的に楽だからだ。しかし、それは究極のエゴでありチームに対する裏切りである

スケジュールをびっしりと入れるな

これくらいなら大丈夫だろう、と思い任せた仕事で部下が潰れてしまうかもしれない。だからこそ重要になってくることがある。「出直し、あり」にしておくのだ

他のメンバー以上に厳しい環境で、他のメンバー以上にずば抜けた成績をあげさせなければならない。それこそがナンバー2のためなのだ。これを僕は「えこひいき」と呼んでいる

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『33歳からのリーダーのルール』明日香出版社 小倉広・著
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◆目次◆
第1章 リーダーの「役割」のルール
第2章 リーダーと「部下」のルール
第3章 リーダーと「上司」のルール
第4章 リーダーと「お客様」のルール
第5章 リーダーの「習慣」のルール
第6章 リーダーの「育成」のルール
第7章 リーダーの「コミュニケーション」のルール
第8章 リーダーの「動機づけ」のルール
第9章 リーダーの「チーム作り」のルール
第10章 リーダーが知っておきたい10のフレームワーク

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