『未来思考 10年先を読む「統計力」』神永正博・著 vol.2035


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【10年先は統計で読める?】
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本日の一冊は、ベストセラー『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』の著者、神永正博さんが、10年先を読むための統計数字を紹介・解説した一冊。

※参考:『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596995/

人口から考える日本の未来、大地震が本当に起こるのか、失業はこれからも増えるのかなど、気になる未来を浮き彫りにし、その根拠を明確に述べています。

統計モノの面白さは、フィクションのような予定調和がなく、意外な事実が出てくること。

その点、本書で示されたデータは、われわれの一般通念と異なるものがいくつもあり、じつに興味深い内容です。

ちなみに、一例をあげると、以下の通り。

「夫の収入が上がれば、第一子の出生率が上がるが、第二子、三子の出生率には影響がない」
「(雇用保蔵者数をもとに計算すると)本当の失業者は、なんと約14.3%」
「地方が地元によかれと思って大都市との間に交通網(高速道路、
鉄道、バス、橋など)を整備した結果、大都市に、仕事、消費、労
働、高等教育などを吸い上げられてしまう」

本書には、これらのほかにも、統計から見た意外な事実が浮き彫りにされており、理性的に日本の未来をとらえるのにピッタリの内容。

統計の話とはいえ、文章がこなれており、読みやすいので、ストレスなく楽しく読めるはずです。

女性の一生に関する統計データもたくさん掲載されているので、これから人生設計を考える女性にもおすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人口学の基礎理論の一つである人口転換論によれば、少子化に「突入する」ことになった最大の原因は、乳児死亡率の急激な低下

教育費が高いと、出生率は下がる傾向にある

夫の収入が上がれば、第一子の出生率が上がるが、第二子、三子の出生率には影響がない

月単位の平均受胎確率は、女性が20?30歳の間で20%を超えていますが(25歳前後でピーク)、その後20代後半から下降し始め、40歳で約10%、50歳でほぼ0%になります。現在、女性の平均初婚年齢は、だんだんと30歳に迫ってきています。もし30歳で第一子を妊娠したとすると、その後、平均受胎確率は下がり続けるので、第二子の妊娠はだんだんと困難になっていくことになります

(男性の)年収と婚姻率はおよそ比例関係にある

日本における母子家庭の相対的貧困率は、OECD諸国の中でもかなり高く、トルコに次いで2位というありさまです。日本では、結婚して出産してシングルになる、というのは、貧困への最短コース

◆ノーベル賞受賞の経済学者ヘックマンの論文
この研究では、2年にわたって、アフリカ系アメリカ人の恵まれない子どもたちに対して、午前中の学校での教育と、午後からの教師の家庭訪問を含む介入実験を行いました。その上で、同じような境遇にあった子どもたち同士を、40歳になった時点で比較しました。
すると、介入実験を受けた子どもたちは、受けなかった子どもたちと比べて、高校卒業率、所得、持ち家率が高くなり、婚外子を持つ比率、生活保護受給率、逮捕される者の比率が低かった

大阪圏は1970年代半ばからずっと、転出超過です。名古屋圏が横ばい、東京圏はバブル崩壊後の一時期を除いて、転入超過となっています

2035年でみても、秋田県の高齢化率は全国一で、実に県民の41.0%が高齢者

人口の流れに最も大きな影響があるのは、「人口・資本の規模(第1主成分)」で、約44%もあることがわかりました。つまり、人の流れの約44%が、「その地域にどれだけヒトとカネが集まっているか」で説明できてしまう

ストロー効果とは、「地方が地元によかれと思って大都市との間に交通網(高速道路、鉄道、バス、橋など)を整備した結果、大都市に、仕事、消費、労働、高等教育などを吸い上げられてしまう現象」

09年第I期の雇用保蔵者数をみてみると、607万人(うち製造業369万人)に達します。この数字をもとにして計算すると、本当の失業者は、なんと約14.3%

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『未来思考 10年先を読む「統計力」』朝日新聞出版 神永正博・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023304883
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◆目次◆
第1章 苦手な場面をムリなく乗りきる会話のツボ
第2章 どんな相手ともラクラク話せるタイプ別攻略法
第3章 「会話の持続力」3倍アップの裏ワザ
第4章 もうビビらない!不安解消トレーニング
第5章 すべらない、シラケないスピーチのマル秘テク

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