2007年8月7日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595743
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本日の一冊は、元スターバックスのマーケティング担当者が、そのマーケティング手法と門外不出の「成功のノウハウ」を、初めて明かした注目の一冊。
いまや、週に4000万人の来客を達成し、公開当初から株価が6400%アップした、不動のブランド、スターバックス。
本書には、その中心となった理念と成功哲学、具体的なマーケティング行動が詳しく書かれています。
マーケティングの現場にいた著者が書いただけあって、過去の失敗
例や効果のあったキャンペーンなど、かなり詳しい部分まで書かれ
ており、参考になります。
なかでも、共感をさそうのは、「事業内容こそがブランド」「顧客
により良い体験をしてもらうのにお金をかけることが最も効果的な
マーケティング手段」と言い切るその姿勢。
大企業となった今でも、規模の誘惑に屈せず、顧客の満足を第一に
考える姿勢には、本当に頭が下がります。
現在、規模の誘惑と闘っている経営者は、「最高になるから、結果
として規模が大きくなる」という同社の信念から、経営において最
も大切ななにかを受け取るに違いありません。
小手先だけのマーケティングでは、信用は勝ち取れない。そのこと
を痛感させてくれる一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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事業内容ではなくブランドに予算をかける企業は、事業内容こそが
ブランドだと気がついていない
スターバックスは、面白いテレビCMをつくることよりも、顧客に
より良い体験をしてもらうのにお金をかけることが最も効果的なマ
ーケティング手段だと学んだ
「ありのままを伝える」マーケティングなら、消費者はその企業の
商品やサービスについて話す。だが、話をつくっているなら、消費
者はその企業のCMについて話す
カテゴリーに関心を集めれば、自ずとブランドに関心が集まる
◆マーケティングプランの採否を決める4つのポイント
1.スターバックスの顧客のインテリジェンスを尊重しているか
2.顧客に約束した内容を企業として責任をもって果たすことができるか
3.従業員が楽しんで積極的にできるものか
4.気が利いていて、オリジナリティがあり、心から信頼できるも
のだと顧客が受け取ってくれるか
スターバックスは最大のコーヒー企業になることに重きを置いたこ
とはない。ただ、最高のコーヒー企業になることを目標としてきた。
「最高になるから、結果として規模が大きくなるのだ」と信じて
スターバックスのロケーショニング戦略は「中心の中心に」と呼ばれるもの
肝心なのは「注目されたいなら、注目に値するものでなければなら
ない」ということだ
ほとんどの人はゴリアテではなく、ダビデを応援する。従業員から
応援される会社が最高の会社である。自ら小となって大を目指せば、
顧客と従業員も同じ気持ちになってくれる
顧客に「イエス」と言うと、「無理なこと」ではなく、「できるこ
と」に自然と意識が集中する
約束を守ることは大切である。だが、約束以上のことをやろうとす
ることは、もっともっと大切なことなのだ
スターバックスに入社した新人が最初に学ぶことは、会社は熱意あ
るリーダーよりも熱意あるフォロワーを重んじるということである
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『スターバックスに学べ!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595743
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ MISSION1 スターバックスのマーケティング&ブランディングに学べ!
┃ MISSION2 スターバックスのサービスに学べ!
┃ MISSION3 スターバックスの人材育成に学べ!
┃ BONUS TRACK 成功のノウハウ+α
┃
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