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『リーダーシップ』


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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903241459

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本日の一冊は、ファーストプレスから出ている「ライトワークスビジネスベーシック」シリーズのリーダーシップ編。

執筆は、滋賀大学経済学部准教授で、リーダーシップ研究に詳しい小野善生さんが担当しています。

内容は、さまざまな学者がこれまでに出したリーダーシップに関する論文や研究の成果をまとめ、それにケースを付記したもの。

ケーススタディは、古今東西の名経営者、リーダーの指導スタイルや言動となっており、薄い割にはかなり読み応えがあります。

本書によると、支持型、支援型、ビジョン型、参加型の4つのリーダーシップタイプを習得し、状況によってうまく使い分けるのがポイント。

現場で部下指導に苦しんでいる方、これからリーダーになる方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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行動志向と状況を組み合わせたリーダーシップの先行研究であるR.
ハウスの経路目標理論の基本枠組みを参考にして考えると、平時に
おいては、「指示型リーダーシップ」と「支援型リーダーシップ」、
有事においては、「ビジョン型リーダーシップ」と「参加型リーダ
ーシップ」という、4つのタイプのリーダーシップを考えることができる

「生まれながらにしての特性のほとんどは、リーダーシップとの関
連性を十分に説明できる要因ではない」(B.スタッジル)

J.ボイエットたちは『経営革命大全』において、ユニークな問い
かけをしている。リーダーシップを発揮したと思われる歴史上の人
物、たとえばキリスト、シーザー、キング牧師、マザー・テレサと
いった人々に共通するものは何か、という問いである。答えは「喜
んでついていく人たちがいた」である

指示型リーダーが最も活躍するのは、組織のメンバーが未成熟で、
仕事のやり方がよくわかっていないような場合である。このような
状況においては、メンバーはリーダーに、わかりやすい指示を出し
てくれるよう期待するし、そうしたほうが組織としても成果を出しやすい

◆フィードバックを効果的なものにする具体的なポイント
1.フィードバックに本人の意見を反映させること
2.指示やフィードバックを出すタイミングと場を意識する
3.論理的で公正、かつ実現可能なフィードバックを行う

リーダーに求められるのはメンバーのコントロールではなく、自分
自身のコントロールである

フィードバックの中に、メンバーの自尊心を認めるポジティブな一
言や態度を添えることも重要

リーダーがミッションやビジョンを変えることによって、事業展開
や環境への適応の仕方が変わる

「変革をうまく行うためには、”新しいことを学習することの不安”
を、”先行きに対する不安”より小さくしなければならない」

ビジョン型リーダーは、輝かしいけれど終わってしまった過去を否
定するシンボリック行動を、明確にとることが求められる

メンバーの信頼を獲得するためには、同調性を示すだけでは不十分
である。次の段階として、リーダーとしての「有能性」を示さなけ
ればならない

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『リーダーシップ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903241459
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ まえがき
┃ 第1章 リーダーシップの概要
┃ 第2章 日常のリーダーシップ
┃ 第3章 変革のリーダーシップ
┃ 第4章 フォロワーシップ
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『大切なことに気づく24の物語』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512696

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本日の一冊は、ヨネックスを経て父親の経営する緑ヶ丘ローンテニスクラブの経営改善に着手、赤字だった同クラブを業界トップのテニスクラブに改善した著者が、日々の気づきをまとめ、書籍化した一冊。

もともとは「オーナー日記」という形で、クラブ会報に載せていたものだそうで、心温まる話や経営に役立つ話、人間関係改善に役立つ話が計24個、ピックアップされています。

明治時代に受けた恩がイラン・イラク戦争のときの日本人救出につながったというトルコの「エルトゥール号」の話、脳性マヒのため、15歳で亡くなったやっちゃんの話、母親の自殺を機に心理カウンセラーになったという講師の話…。

オーナー日記という体裁のためか、決して洗練された文章ではあり
ませんが、行間から著者の受けた感動が伝わってきます。

自分の人生に悩んだとき、人間関係で行き詰ったときには、ぜひ読
んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「誰でも成功は約束されていない。でも、成長は約束されている」
誰の言葉かは忘れてしまいましたが、私の好きな言葉です

人を批判するのは簡単です。見かけだけで「この人は仕事ができな
い」とか「がんばっていない」と言う人がいるかもしれませんが、
分かったような気になっているだけで、本当は批判している人のこ
となど何も知りません

自分に嘘をついて何かを得ても、絶対に後悔すると思います。本当
に努力して得たものだけが自分の大切な宝物になると思いました

立場が上の人は、自分の弱さを下の人に見せてはいけないと思い込
んでしまいます。でも、本当は弱いところを見せられる人が強いと
思います。自分の気持ちを隠さずに、勇気を持って開示できたとき
に、人は心を動かされると思いました

小さい頃、やりたいと思っていた仕事と違っていても、この仕事を
選んだのはあなたです

夢が人を裏切るのではなく、人が夢を裏切るのだと思います

夢を語ることは誰にでもできるけれども、目標に向かって本当に努
力している人は目標を夢だと思っていない

他人を変えることはできません。周りを変えるには、自分が変わる
必要があります

話を聞いてくれない人に心を開く人はいません。心を開いてもらう
には人の話を真剣に聞くことが必要です

人は期待をかけてくれる人のために、がんばりたいと思って動いてくれる

仕事で成功している人の家庭が不幸だという話は少なくありません。
ビジネスで成功して家族が不幸になるんだったら、何のために努力
しているのか分からなくなります。一緒に仕事の成功を喜んでくれ
る家族が必要だと思います

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『大切なことに気づく24の物語』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512696
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ Chapter1 自分を成長させてくれる物語
┃ Chapter2 夢や仕事に情熱を与えてくれる物語
┃ Chapter3 人生と人間関係を変えてくれる物語
┃ Chapter4 家族、友人の大切さを教えてくれる物語
┃ Conclusion おわりに
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『毎日が自分との戦い』


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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532313384

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本日の一冊は、日本経済新聞連載「私の履歴書」で好評を博した、信越化学工業社長、金川千尋さんの自伝をまとめ、大幅加筆したもの。

『社長が戦わなければ、会社は変わらない』以来、5年ぶりの書籍ということで、注目間違いなしの一冊だと思います。

※参考:『社長が戦わなければ、会社は変わらない』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492554661

著者の金川さんは、名経営者として謳われた故・小田切新太郎氏の
懐刀で、社長就任後は同社を12期連続最高益に導いた現代の名経営者。

ちなみに同社は、東洋経済新報社が選ぶ2002年のカンパニー・オブ
・ザ・イヤーも受賞しています。

本書は、そんな優良企業を率いてきた金川社長の半生の記録と、そ
こで培われた経営哲学をまとめた一冊。

戦争で大切な人を失い、敗戦に打ちひしがれた青春時代、商社での
債権回収を経て感じた「破産」の現実、信越化学工業に入社してか
ら出会った大切なビジネスパートナーたち…。

大切な人を失う悲しみを知る著者だからこそ、人を大切にする姿勢
が生まれたのでしょう。故・小田切新太郎社長をはじめ、ポーラン
ドの実力者オルシェフスキー氏、ペルーのトラバー氏などとのやり
取りは、氏がいかに人に恵まれ、それを育てて行ったかがよくわか
るエピソードです。

商社時代、海外企業との会談で居眠りを始めた上司を蹴飛ばして起
こした話、信越化学工業の社運をかけて臨んだシンテック株の買い
取り交渉の話など、金川社長のキャラクターがよくわかる内容で、
じつに好感が持てます。

また、放漫経営により破綻したロビンテック、ニカラグアで起こっ
た革命の教訓からは、経営者として押さえておかなければならない
各種のリスクについて学ぶことができます。

本書を読む限り、仕事漬けの毎日で、プライベートもままならない
生活だったようですが、周囲の人々の信頼に応え、使命に従って生
きた姿勢には、感動すら覚えます。

経営者として、仕事人としてこうありたい。そんなモデルを示して
くれる一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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岡山市では死者が一七〇〇人を超えた。寮で同部屋だった後輩が、
外出先で焼夷弾の直撃を受けて即死した。部屋長として「オヤジ」
と呼ばれた私は「息子」を殺されたのである

敗戦は私にどんな影響を与えたのか。生きる道が定まるのはずっと
後だが、戦争に比べればビジネスの世界での競争などは怖くない、
という気構えができた気がする

国に頼ってはいけないと痛感した。経営者になってからも、国の保
護がなくては成り立たない事業をしてはいけない、というのが私の
一貫した考え方になった

パキスタンから麻を輸入したら、重量をごまかすために石が入って
いたことがある。契約違反だから東京地裁に仮差し押さえの決定を
求めた。決定が出たので長尾先生、執行吏とともに、私は怪しげな
通訳として東京・目黒に住む外国人責任者の自宅に向かった(中略)
大きな冷蔵庫などを片っ端から差し押さえて帰った。日本人はまだ
冷蔵庫など買えなかった時代である。この日の経験で法律や契約の
重要性を痛感した

事故当時、日本に帰っていた私はトラバー氏から手紙を受け取った。
「今回の事故は決して悲劇的ではない。もし悲劇があるとしたら、
それはあなたとの信頼関係を失うことだ」

ロビンテックの経営破綻は、一口でいえば放漫経営のツケといえる。
塩ビ製パイプの売り上げが伸び続け、ブームの絶頂に達したときに、
その状態が当たり前だと思い込んでしまったのが失敗の始まりだ。
だから高い給料で社員を増やし、組織を肥大化させ、自家用機を二
機も抱え、大リーグのオーナーになったのだろう

必要な人間以外は初めから採らない。いったん採ったら大事に処遇
する。これが基本だと思う

M&Aは原則として、当社の事業に関係する企業を対象にしている。
事業領域をあまり狭く限定したくはないのだが、当社が素人の事業
では他社と対等の立場で競争できないからだ

私の仕事は、会社を優良企業にするための方法を「考える」ことで
あり、考えるための時間と場所は選ばない

社長としての私の仕事は、社員に仕事のチャンスを与え、自ら伸び
る人間を見つけることだ

将来の社長候補だからといって、勉強のためにあれこれとポストを
準備するようなことはしない。誰かに育ててもらうようなひ弱いこ
とでは、社長など務まらない

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『毎日が自分との戦い』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532313384
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 第1章 六高での三年間――私の原点
┃ 第2章 失敗した実体験があればこそ
┃ 第3章 市場開拓に世界中を飛び回る
┃ 第4章 反発押し切り大鉈振るう
┃ 第5章 経営者としての戦い
┃ 第6章 道は自ら開け――私の経営観
┃ おわりに
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『教育力』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400431058X

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本日の一冊は、明治大学文学部教授であり、ベストセラー作家でもある齋藤孝さんが、本来の専門である教育方法について、持論を述べた注目の一冊。

広く教師に求められる資質と心構え、生徒をやる気にさせる方法、効果的な授業の進め方などが書かれており、教える仕事に携わる方は必読の内容です。

土井も現在は「10年愛されるベストセラー作家養成コース」はじめ、各種の講座で教える仕事をしていますが、本書で書いていることの大切さが本当に身に染みます。

本書によれば、教師とは、教えるだけでは不十分なお仕事。自らが
知的好奇心を持って学び、生徒の「あこがれ」をかきたてること。
学問することの魅力を謳うこと。

それができてはじめて生徒はついてくる、というのです。

では、ついてきた生徒をどう伸ばすのか。この点に関しても、具体
的な授業の進め方などが示されており、じつに参考になります。

教師をはじめ、人を教え導く立場にある人には、ぜひ読んでいただ
きたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私の考える教育の基本原理は、「あこがれにあこがれる関係づくり」
だ。新しい世界にあこがれ、燃えて学んでいる人は、魅力を放って
いる。その人の「あこがれ力」に触発された人は、自分も学びたく
なる。教育の基本は、学び合い刺激し合う友情の関係だ

教師自身が何か高みを目指して飛ぶ矢のような勢いを持っていなけ
れば、学ぶ側に「あこがれ」は生まれない。教えるという行為にば
かり気をとられて、教師自身が学ぶことを忘れている場合が少なくない

ただ古典を読むだけでは不十分だ、現実を見、戦略を考えよ、とい
うのが松蔭のメッセージであった。自由に討論する場が、そのため
に必要であった

自分たちはレベルの高いことをやっているのだ、と生徒たちが誇り
を持つようにもっていくのが、教育者の仕事である

教師の実力が問われる勝負どころは、発問力である。問いがぼんや
りとした凡庸なものであるならば、生徒たちは深く考えることができない

カリキュラムというものは、子どもが選択するものでは元来ない。
教育する側が考えに考え、これだけは徹底的に身につけさせようと
考えて、それを行うにあたっては不退転の決意で学ばせるものなのだ

太陽は、見返りを求めない。ひたすらエネルギーを放射し、地上の
生命を生かしている。教師は太陽のようでありたい

真似る力の重要な点は、感覚を捉えるということだ

教師にとって一番まずいのは、見通しがないということ

子どもには教壇に立たせるだけでなく、採点をやらせることも大事
である。採点者になる。あるいは問題作成者になる。これが、ある
意味では教育の中でもっとも効果的なやり方なのだ

得意なものをつくって自信をつけ、どんどんチャレンジしていくと
いうやり方は、社会に出ても基本となる

信用や信頼というものが次の仕事を呼び込むのだ。だから、信用を
失うということが、どれほどの損失であるか、やりがいを失わせる
ものであるのか、教えなければならない

習慣を変えねばいけないときに対応できない人が落ちていくのだ

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『教育力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400431058X
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ まえがき
┃ 序章 教えること、学ぶこと
┃ 1.教育力の基本とは
┃ 2.真似る力と段取り力
┃ 3.研究者性、関係の力、テキストさがし
┃ 4.試験について考え直す
┃ 5.見抜く力、見守る力
┃ 6.文化遺産を継承する力
┃ 7.応答できる体
┃ 8.アイデンティティを育てる教育
┃ 9.ノートの本質、プリントの役割
┃ 10.呼吸、身体、学ぶ構え
┃ あとがき
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『苦情という名の贈り物』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482011848X

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最近、新刊であまりおもしろいものがないので、昔の本や古典にはまっています。

本日紹介する一冊も、顧客満足、苦情処理分野では、10年以上売れ続けているロングセラー。今出ているものは、昨年11月に出された増補新装版です。

著者の2人は、世界的なCSコンサルティング会社、TMI社の社長(ジャネル・バーロウ)と創業者(クラウス・モレール)。

TMI社は、その卓越したサービスで一躍有名となった、スカンジ
ナビア航空の発展を支援した会社として知られています。

本書は、そんなTMI社のトップ2人が、「苦情は贈り物」の哲学
を披露した一冊。

さすがに顧客満足を専門とする著者だけに、その哲学とメソッドは、
これまで読んだ本のなかでも群を抜いています。

「苦情をなくす」という一見当たり前のような目標設定がもたらす
弊害、クレームを受けた人間が思わずしてしまう間違った対応など、
具体的なケースを挙げながら、詳しく解説しており、じつに実践的
な一冊です。

なかでも感銘を受けたのは、著者らが作成したクレーム対応の文章。
「これなら自分も許してしまうだろうな」と思える、じつに素晴ら
しいサンプル文章が示されており、著者らの能力の高さと自信を感
じさせる内容です。

どんなステップを踏めば顧客の怒りをおさめられるのか、どうすれ
ば自社のファンを作り出せるのか、ヒントが満載。

広い意味でサービス業に携わる人は必読の一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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苦情をなくすという一見魅惑的な誘いに乗ってしまうよりも、ごく
特殊な状況を除いて、苦情マネジメントや苦情対応について議論す
べきです

苦情を申し立てている顧客は、今会社がどんな問題を抱えているの
かを発見する機会をあなたに与えてくれている

会社が苦情を言っている人に対して疑いの目で見ていることが、ち
ょっとしたことで顧客にわかってしまうと顧客は抵抗を示すもの

残念なことに、どのホテルもスタンドの電球の大きさ、マットの感
覚、静かな部屋について何も顧客に尋ねてはいません

ベイン社の調査によれば、顧客喪失率をたった五%改善するだけで、
二五%から九五%の利益改善に結びつく

単純で明確な保証とは、顧客に対して、「私たちにやらせてくださ
い。私たちが顧客の満足に添っていないのであれば、お金を返済す
るか、製品を交換するか、修理するかで満足いただこうと考えてい
ます。私たちは、顧客を捨てることはありません」と宣言するもの

顧客が優れたサービスを受けたと記憶しているケースのうちの二五
%は、サービスの失敗から始まっている

◆8ステップの贈り物の方程式
1.「ありがとう」とお礼を言います
2.苦情に感謝した理由を説明します
3.間違いを謝罪します
4.迅速な問題対処を約束します
5.必要な情報を提供していただけるように依頼します
6.間違いを「迅速に」是正します
7.顧客満足度を確認します
8.今後の間違い発生を予防します

謝るときにはできるだけ「当社は」という表現ではなく「私」とい
う表現を使うのがよいでしょう

質問は、人を感情的な状態から理性的な状態に戻すのに役立ちます

冗長な手紙に対して返信する場合は、その返事が長くなっても気に
する必要はありません。調査の結果、長い手紙のほうが好意的な反
応を得られることがわかっています

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『苦情という名の贈り物』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482011848X
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┃▼目次▼
┃ 
┃ 日本語訳増補新装版への序文
┃ 序文 英国航空会長 コリン・マーシャル
┃ 序章 顧客は語る
┃ 第1部 苦情、それは顧客に通ずる命綱
┃ 第2部 苦情を贈り物にする戦略
┃ 第3部 苦情を言いやすい組織
┃ 訳者解説
┃ 訳者あとがき
┃ 注
┃ 索引
┃ 著者紹介・訳者紹介
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『グラミンフォンという奇跡』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760139

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C・K・プラハードの『ネクスト・マーケット』以来、BOP市場(ボトム・オブ・ザ・ピラミッド:貧困層マーケット)に熱い視線が注がれていますが、本日ご紹介する一冊もこのBOPがらみ。

※参考:『ネクスト・マーケット』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901234714

2006年にノーベル平和賞を受賞し、一躍有名となったあのムハマド
・ユヌスをも動かした稀代の起業家、イクバル・カディーアの夢の
起業物語です。

タイトルとなっている「グラミンフォン」とは、バングラデシュの
貧しい農村に携帯電話を広め、生産性を向上させようとするイクバ
ル・カディーアの夢のプロジェクトで、実際にこのビジネスは、現
在加入者1000万人を突破。売上は10億ドル以上、利益も2億ドルを
超えるようです。

しかし、世界の発展途上国の中でも最貧国に位置するバングラデシ
ュで、どうやって携帯ビジネスが成立したのでしょうか。

本書は、その秘密に迫り、BOP市場の将来性を示すとともに、熱
き起業家イクバル・カディーアの理念・アイデアに触れられる、じ
つに刺激的な一冊です。

初めて『ネクスト・マーケット』を読んだ時ほどのインパクトはあ
りませんが、BOP市場に関する本をまだ読んだことがない、とい
う人にはおすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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主にグラミンフォンの貢献により、バングラデシュの電話の普及率
は、過去十年間で五十倍となり、一〇〇人に十二台となった

バングラデシュの一億四八〇〇万の人口の大多数は農村部で暮らし
ている。そこにグラミンフォンは二十五万台のビレッジフォンを通
じて一億人に通信手段を提供してきた。ビレッジフォンを保有する
のは、グラミン銀行からマイクロクレジットを受けた女性起業家た
ち。「テレフォン・レディ」と呼ばれる彼女たちは、ビレッジフォ
ンを村人たちに使ってもらい、使用料金による収入でローンを返済
している。年間所得は平均で七五〇ドル。バングラデシュ人の平均
所得のほぼ二倍だ

「外国人投資家」の支援を受けて「現地の起業家」が「IT」を輸
入する――この三つの力が、厄介な政府と巨額の援助で歪んだ市場
によって長く抑圧されてきた国を成長させる原動力となった

カディーアは、人々が黒と見るときに白と見るような才能を持って
いた。彼は、魅力的でないもの――困窮しているお粗末なビジネス
――こそが、実は魅力的な投資対象となることを知った

バングラデシュは低地で人口密度が高いという、携帯電話サービス
にとっては完璧な条件を備えている上に、人口は一億二〇〇〇万に
ものぼり、競争はないに等しかった

お金を貸すことがなぜ貧困の解決策となるのかと尋ねられたとき、
ユヌスはこう答えた。「経済学者の中には、雇用を創造することが
貧困問題の解決策だと言う人がいる。しかし、雇用は正しく創造さ
れなければ、貧困を永続させるだけだ。人間としての基本的なニー
ズを満たす金額以上に稼げないのであれば、雇用は人々を永久に貧
困の中に閉じ込めてしまうだろう。したがって、雇用されるよりも
資金を借りて自営することの方が、その人の財政を改善する上で、
ずっと大きな可能性を持っている」

情報はクレジットと似ている。クレジットとコミュニケーションは
選択肢を狭めることなく、人々に力を与える

どんな技術も、それを実際に使う人々のために開発されるべきで、
使う人にとって適切な寸法でなければならない

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『グラミンフォンという奇跡』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760139
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ INTRODUCTION 「外燃機関」となる三つの力
┃ CHAPTER1 「つながる」ことは生産性だ
┃ CHAPTER2 グラミン銀行と先駆者たち
┃ CHAPTER3 牛の代わりに携帯電話
┃ CHAPTER4 投資するのか、しないのか。それが問題だ。
┃ CHAPTER5 グラミンフォン、誕生
┃ CHAPTER6 貧困国から世界クラスのプレーヤーへ
┃ CHAPTER7 BOPで広がる野火
┃ CHAPTER8 時代を一気に飛び越えろ
┃ CHAPTER9 援助ではなく、ビジネスチャンスを
┃ CHAPTER10 携帯電話を超えて
┃ CHAPTER11 静かなる革命
┃ エピローグ
┃ 謝辞
┃ 訳者あとがき
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『江戸の躾と子育て』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396110685

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最近は、ビジネス書のなかでもとくに「教育モノ」に関心を持って読んでいますが、本日ご紹介する一冊は、なんと江戸の躾・子育てに関する考察。

資料が限られているということもあり、どうしても当時のベストセラー『和俗童子訓』からの引用が中心となりますが、現在と江戸の子育て・教育を比べてみると、随分と考え方に違いがあることがわかります。

※参考:『養生訓・和俗童子訓』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003301013

特に目立つのは、『和俗童子訓』の著者、貝原益軒などが推奨している厳しい躾。

本書によると、古の人は「小児を丈夫に育てるには、三分の飢えと寒さをあたえるべきだ」といったそうですが、まさに現在の教育に必要な考え方だと思います。

ほかにも、同じ教師から学び続けることの効用や、商売人が押さえておかなければならないスキルなど、参考になる部部がいくつもあります。

資料が限られているためか、若干著者自身の主張・考察が少なくなっていますが、『和俗童子訓』を読む前の一冊としてはいいと思います。

お子さんのいらっしゃる方はわが子の躾に、そして経営者・マネジャーの方は従業員教育に、ぜひ役立てて欲しい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「子どもを育てるには、まず乳母を選ぶ必要がある。心が穏やかで
邪なところがなく、慎み深くて、おしゃべりでない者がよい。悪賢
くて口がうまく、偽りをいったり、ひがみ根性の者はよくない。ま
た、気が強く、自分の思うままに振る舞うほか、酒を好んで酩酊す
る者もよくない」(貝原益軒著『和俗童子訓』より)

江戸の育児は母親だけでなく、まわりの人びとが参加することが多
かった。長屋暮らしでは、隣近所の人びとがなにくれとなく世話を
焼く。子どもは、そのように多くの人びとのあいだで育つから、人
見知りすることなく成長した

「およそ小児を育てるのに、はじめからかわいがりすぎてはいけな
い」「かわいがりすぎると、かえって子どもをだめにしてしまう」
(貝原益軒)

古の人は「小児を丈夫に育てるには、三分の飢えと寒さをあたえる
べきだ」といった

父母がきびしくすると、子はおそれ慎み、親の教えをよく聞いて背
かず、孝の道を行なうようになる

「もし父が愛に溺れて、子どもの悪いところを知らなかったり、素
行が悪くても君子のようにほめたり、技芸がへたでも、うまいとい
ってほめるのは愚かだ。子どもの善をほめると善をなくし、子ども
の芸をほめると芸をなくす。決して自分の子をほめてはいけない。
子どもの害になるだけでなく、人にも愚かだと思われて残念だ」
(貝原益軒著『和俗童子訓』より)

子どもは「ごっこ」遊びを通じて、家庭や生活上の規律を学んだ

母親は女の子にさまざまなしつけをしたが、なかでも力を入れたの
は立居振舞である

「商家に生まれた者は、子どものときから手跡(手習い)と算術
(そろばん)の修業をすることが大切である」(『商売往来より』)

いまの教育では、大勢の子どもたちが教科や学年によって異なる先
生から教わる。それはそれでも利点もあるが、数年間、同じ一人の
師匠から学ぶというのは、影響が大きい

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『江戸の躾と子育て』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396110685
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 第1章 江戸では、誰が子どもを育てたか
┃ 第2章 江戸の子どもは「遊び」の天才
┃ 第3章 江戸の子どもの教育事情
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『朝30分の掃除から儲かる会社に変わる』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800045X

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本日の一冊は、幹部社員の3分の1が元暴走族の「落ちこぼれ集団」を変え、日本IBMと並んで見事「日本経営品質賞」を受賞した株式会社武蔵野の小山昇社長が、その秘訣である「掃除」の極意を公開した一冊。

現在は、全国各地で年間140回以上の講演・セミナーをこなし、全国の企業から引っ張りだこの著者ですが、本書には、その経営指導のエッセンスが詰まっています。

著者以外にも、掃除の有用性を説く経営者、コンサルタントは山ほどいますが、著者の場合、掃除を始めたきっかけは極めて戦略的な視点からだったようです。

著者が何をやってもダメだった会社を立て直そうと最初に取り組ん
だのは、「小さなことでもかまわないから一番になる」ということ。
そのために掃除を選んだというわけです。

で、実際に試してみたところ、みるみる業績が上がり、「掃除こそ
組織を掌握し、人材を育成する最上の手段」と確信したそうです。

本書では、著者が自社で実際に試したことと、指導したクライアン
ト企業がどう変わって行ったかを紹介していますが、この事例がそ
のまま「経営の仕組みづくり」のノウハウとなっています。

本気で社員の自主性を育てたい、という中小企業経営者には、ぜひ
おすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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誰でも簡単にやれることでなくては、できる社員・できない社員の
格差が生まれます

徹底するとは、第三者から「異常だ」と思われること

社員は基本的に、職責の低い人間の話ほど信用する傾向にあります

普通のやり方では、全社員の心を一つにするのは不可能です。心は
ちょっとしたことで揺らぐ、なかなか安定しにくいものだからです。
しかし、形を整えること、すなわち各自が決められたものを決めら
れた場所にきちんと整頓すると、心がそろってくるのです

教育の基本は、「嫌いなこともやらせる」ことです。面倒がること、
嫌がることを強制的にやらせるからこそ、心根の優しい、素直な人
間に変わるのです

社長が「もうこれで大丈夫」と思うと、組織全体に甘えが蔓延します

責任者を決め、それを公示すると嫌でもやるようになります

社員を無能にしているのは、他ならぬ社長自身

「人は、他人から見られることが一番よい刺激になるのです」
(東伸 藤吉社長)

どんなに売上を上げる営業担当者だろうと、社長の方針に従わない
のは会社にとって不要な人材です

環境整備先進企業の多くは、「利益に結びつかない確認事項ごとき
に、社員の手間を取らせない」というコンセプトが一貫して存在し
ています

仕事において「捨てる」は、作業のムリ・ムラ・ムダをなくすこと
につながります。その意味で整理は戦略に通じます。一方、整頓は
戦術です。ものの置き場を決め、向きをそろえて置く。名前を表示
して管理を容易にする。仕事のしやすい環境をつくる

「もったいない」は家庭においては美徳ですが、会社では一番の罪
悪です。使わないものをいつまでも置いておくことこそが本当にも
ったいないのです

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『朝30分の掃除から儲かる会社に変わる』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800045X
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 序章 あの「落ちこぼれ集団」がガラリと生まれ変わった理由
┃ 第1章 なぜ、いま「朝30分の掃除」なのか?
┃ 第2章 新聞紙1枚の「狭い掃除」で、利益3倍の会社が誕生
┃ 第3章 99%の社長が知らない! 社員ニコニコ業績ピカピカの秘密
┃ 第4章 環境整備でいちばん大切なこと
┃ 第5章 今日から実践する! 儲かる会社に変わる環境整備のノウハウ
┃ 第6章 「株式会社盗品見本市」のススメ
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『宇宙を味方にしてお金に愛される法則』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877712194

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本日の一冊は、全米50万部のベストセラー自己啓発書の邦訳。
インターネットマーケターとして知られる岩元貴久さん監訳の、今注目の一冊です。

アメリカにおける成功哲学の研究は、ナポレオン・ヒルからアール・ナイチンゲール、そして本書の著者、ボブ・プロクターに引き継がれたわけですが、本書にはまさにそのエッセンスが入っています。

人が豊かに生きるために何が必要なのか、どんな考え方をすれば成功できるのか、成功者たちは実際にどんなことをしていたのか…。

自己啓発書としては、極めてベーシックな内容ですが、読者が行動するきっかけを与えてくれる言葉がいたるところに散りばめられています。

今の生活を変えたいが、なかなか実行できないという人は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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文明社会で生活している以上、お金が重要であるという事実から目
を背けることはできない

真の経済的成功を収める法則は、人を愛し、そのためにお金を使うこと

「幸運」は経済的成功の一要因ではあるが、それは常に「努力」と
セットになっている

お金は使って、楽しんで、循環させるもの

豊かさマインドを身につける一番の方法は、自分が望むだけのお金
をすでに手に入れている自分をイメージすること

自分がいったいどれだけのお金が欲しいのかをできるだけ明確にする

お金を生む活動は2つしかありません。人が働くか、お金に働かせるかです

わたしたちが成し遂げてきたことのすべては、まず最初に心にイメ
ージしてからはじまった

「忍耐力といいう言葉には、いささかも英雄的な響きはない。しか
しこの地味な言葉には、私たちにとって炭素が鉄鋼の価値を決定す
るのと同じ価値が含まれている」(ナポレオン・ヒル)

人が生涯で成し遂げられることは、つぎの2つに正比例すると断言
します。1.信念の強さ 2.信念を維持する力(忍耐力)

豊かさとは、そもそも心の在り方

成長しないものは、それすなわち崩壊する過程にある

世の成功者に、リスクを一度も負っていない人など存在しない

人生に失敗があるとすれば、それは唯一その人が、挑戦をあきらめ
た場合だけ

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『宇宙を味方にしてお金に愛される法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877712194
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 第1の法則 お金について知る
┃ 第2の法則 足るを知る
┃ 第3の法則 イメージの力を使う
┃ 第4の法則 宇宙を味方にする 
┃ 第5の法則 期待する
┃ 第6の法則 振動と誘引の法則
┃ 第7の法則 リスクを冒す
┃ 第8の法則 失敗を恐れない
┃ 第9の法則 前を向いて前進する
┃ 第10の法則 捨てる
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『求心力―人を動かす10の鉄則』


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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837956769

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本日の一冊は、シリーズ累計50万部を突破したという、通称「世界一のメンター」、ジョン・C・マクスウェルによる新刊。

今回のテーマは「求心力」ということで、リーダーに求められる「人間力」の磨き方、心構えが説かれています。

人を動かす原理とは何か、どうすれば人を育てることができるのか、才能が開花するきっかけとは何なのか、どうすればリーダーは人に影響を与えることができるのか…。

経営者、マネジャーであれば、おそらくほとんどの人が悩む問題に、
本書は真正面から解答を与えています。

そしてその内容は、おそらくほとんどの方にとって耳の痛い話に違
いありません。

「相手のことを『取るに足りない奴だ』と思っていれば、相手はあ
なたの”期待どおり”の人間にしかなれない」。逆に、「自尊心を
くすぐられた人は、相手の期待に応えようとする」。

では、リーダーはどのように部下に接すればいいのか。

大切なのは、「見返りを期待せず”惜しみなく与える”」「相手に
全幅の信頼をおいて接する」「短所より『長所』に光を当てる」と
いった、普遍的な心構え。

言うは易し、行うは難し。マネジメントで悩んでいる人は、ぜひ読
んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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あなたが手にできる成功の大きさは、あなたの影響力、求心力の大
きさに比例している

評判は、「あなたのあるべき姿」であり、
品性は、「あるがままのあなた」である。

「リーダーにふさわしい最高の資質とは、一点の曇りもない品格で
ある」(アイゼンハワー)

「ほとんどの人は逆境には耐えられる。しかし、その人の品性、高
潔さを試すには権力を与えてみることだ」(リンカーン)

「自分を誰よりも高く評価してくれる人に反論できるだけの徳を備
えた人物は少ない」(ジョージ・ワシントン)

「おだてられれば、あなたを信じない。批判されれば、あなたを嫌
いになる。無視されれば、あなたを許さない。勇気づけられれば、
あなたのことを忘れない」(ウィリアム・A・ウォード)

自己評価の高い人ほど給料のいい仕事に就き、大きな成功を収めている

「コミュニケーションで一番重要なのは、言葉以外のメッセージを
聞くことである」(ピーター・ドラッカー)

◆リーダーへの十一の逆説的戒め
1.人間は非論理的、非理性的、自己中心的なものだ
  ――それでも人を思いやれ
3.成功すれば、うわべだけの友人と本当の敵ができる
  ――それでも成功せよ
7.人間は弱者に同情するが、強者についていこうとする
  ――それでも弱者のために戦え

「将来性のある仕事などない。将来性の有無はその仕事をする人に
ある」(ジョージ・クレーン)

傷ついた人をいたわり、愛し、励ますのも素晴らしいことだ。しか
し、心血を注いで才能を育てるなら、目覚しい成長を遂げ、世の中
を変えていく人を育てるべきだ

「優れたリーダーは、自分よりも優れた人材を常に近くに置いてい
る」(G・アラン・バーナード)

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『求心力―人を動かす10の鉄則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837956769
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 第1章 「教える」とは、どういうことか
┃ 第2章 相手にわかってもらう教え方
┃ 第3章 相手のやる気を引き出す教え方 
┃ 第4章 相手のタイプにあわせた教え方
┃ 第5章 多人数を前にしたときの教え方
┃ エピローグ 20年間、教えつづけてわかったこと
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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