2007年7月25日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534042647
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本日の一冊は、ベストセラー『スピードハックス』の執筆陣が、チームの仕事効率を上げる方法を述べた注目の新刊です。
※参考:『スピードハックス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534041837
「いくら仕事で成果を上げているとはいえ、フリーで仕事をしてい
る人間に、なぜマネジメントが語れるのか」といぶかしがる向きも
あるかもしれませんが、本書は、通常のマネジメント本とはひと味
もふた味も違います。
Googleカレンダーでスケジュールを共有し、空間を超えてコラボレ
ーションしている著者だからこそ書けた、新しい時代のチームマネ
ジメントの本なのです。
フレックス制が導入されたり、変化に応じて臨時チームを組んだり
することが珍しくなくなった現在、求められるのは「共有」の精神
であり、技術です。
その点本書は、従来型の精神論マネジメントを超えて、どうすれば
共同作業の生産効率が良くなるのか、どうすれば建設的な雰囲気を
作り出せるのか論じた、ある意味画期的な一冊です。
なかでも、佐々木さんが担当している人間心理のパートは、どうす
ればチームの人間関係を良好にできるか、チームの仕事を建設的に
できるか、という貴重な示唆にあふれています。
上下関係のないゆるやかなチームで目標達成を目指す人には、ぜひ
読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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スケジュール、作業記録、タスクリストという、仕事の進捗に関わ
る情報を、可能な限りメンバーと共有してしまう
メンバー同士がお互いにまったく注目していない状態に比べ、お互
いをよく認知し合うだけで、作業効率が著しく上昇する
◆一緒に仕事をしている仲間を観察する際の視点
1.その人が持っている、自分では到底かなわないような強みは何か?
2.その人と一緒に仕事をしていて助けられたのはどんなときか?
3.その人が最も生き生きとするのはどんな仕事をしているときか?
チーム名を決めることで、結束感と一体感が醸成されやすくなるわ
けです。また、チーム名があることで、「各チームのメンバーは自
分たちが何に集中すべきかを自然と心得るようになる」
断続的な中断によって集中が妨げられれば、中断から復帰するのに
「思い出す」という余計な時間が必要になりますから、多くのメン
バーがこのような「思いついたらその場でヘルプ」を繰り返してい
ると、一見すると活発なコミュニケーションが交わされているチー
ムのように映りますが、実はメンバー同士で意図せずして足の引っ
張り合いをすることになってしまう
チームミーティングでは予定を表明するのではなく、前日の実績を
報告し合う場にする
◆毎週末のチームミーティング振り返るべき3つの点(KPT)
1.Keep(今後も続けたいアイデア、手法、習慣:よかったこと)
2.Problem(改善すべき手法、課題に感じていること:よくなかったこと)
3.Try(KeepとProblemをベースに来週以降に取り組みたいこと)
自分自身で思い出しやすい記憶は、主にエピソード記憶であり、人
に尋ねて思い出すことのできる記憶が意味記憶
メンバーに質問をする際には、その質問によって相手から未来の行
動を引き出せるかどうかを、事前に確認する習慣をつけるとよい
頼み事を、大変な仕事とセットにすると、簡単なほうを引き受けてくれる
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『チームハックス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534042647
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 序章
┃ 第1章 ビジョンを共有するチームを作る
┃ 第2章 「質問」でメンバーの力を巧みに引き出す
┃ 第3章 コミュニケーションの「困難」を克服する
┃ 第4章 チームを活性化させるメンバーへの「気配り」
┃ 第5章 メンバーからの「プレッシャー」を追い風にする
┃ 第6章 「共有」に役立つツールの実践事例
┃ 終章 「メンバーシップ」が人を動かす
┃ 終わりに
┃ タグ索引
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