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『ローマ人の名言88』山下太郎・著 Vol.2759


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【ザ・教養】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895001520
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土井が人生で最初に手にした名言集は、『「さようなら」の事典』という本でした。

※参考:『「さようなら」の事典』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469012270

この本は、映画に出てくる別れの名文句や、著名人の辞世の句、遺書、墓碑名の傑作などを集めたものですが、それ以来名言集にハマり、このBBMでもいくつか紹介しています。

本日の一冊は、西洋古典文学、ラテン語研究家である山下太郎さんが、古代ローマ人の名言をまとめて紹介・解説した一冊。

なぜ生きるのか、なぜ働くのか、どうすれば愛されるのか、日々の生活がときめくのかといった切り口で、計88の名言が紹介されています。

うれしいのは、それぞれの名言にラテン語の原文が付されていることと、巻末に「表題以外のローマ人の名言」ということで、さらに80の名言が収められていること。

古代ローマ人と人生の悩みを共有しながら、彼らが到達した真理が学べる、じつに趣深い名言集です。

一大ブームとなったマンガ、『テルマエ・ロマエ』は、古代ローマ人をお茶目に描いた、心温まるマンガでしたが(体も温まる)、この名言集もまた、われわれ日本人にとってローマ人が身近に感じられる一冊です。

※参考:『テルマエ・ロマエ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047261270

名言集の解説文はつまらないことも多いのですが、本書は、西洋古典文学、ラテン語研究家である著者の教養が行間ににじみ出ていて、じつにためになる内容です。

解説文のなかにも、たくさん名言が登場するので、これはお値打ちな一冊だと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「明日の生活はあまりに遠い先にある。今日を生きよ」(『寸鉄詩』マルティアーリス)

「時は逃げゆく」(ローマ時代の格言)
詩人のウェルギリウスは、「あわれな人間たちにとって、人生の最良の1日は真っ先に逃げていく」と歌いました。セネカもこの言葉を引用しながら、人は「今の自分」のために時間を使わないと、ただでさえ逃げ去る時間が、さらに手元からこぼれ落ちていく、と警告しています

「時は移ろいゆく」(ローマ時代の格言)
ウェルギリウスの叙事詩で、見知らぬ土地に漂着してしまった主人公が、希望をもってこう述べています。「神はこれらの困難にもやがて終わりを与えてくれるだろう」と

「どの港を目指すかわからなければ順風は吹かない」(セネカ)

「友情は人生の塩」(ローマ時代の格言)
哲学者のキケローは『友情について』のなかで、「確かな友は不確かな状況のもとで確かめられる」という詩人エンニウスの詩句を紹介しています

セネカは同じ『倫理書簡集』の中で「すべては他人のもの。時だけが自分のもの」と述べています

ホラーティウスはまた、何ごともほどほどが一番という意味の「中庸こそ金」という有名な言葉も残しています

「ひとつのことを成し遂げるには、あまりに人生は短い」(『人生の短さについて』セネカ)

「一輪の花では庭は作れない」(ローマ時代の格言)

「立派にできれば十分早い」(ローマ皇帝アウグストゥスの座右の銘)

「場所を変えても自分の欠点から逃れることはできない」(ローマ時代の格言)

「敵に勝ち己に勝つことが真の勝利」(『金言集』プブリリウス・シュルス)

「見てから信じよ」(ローマ時代の格言)

「どん欲な者は常に欠乏する」(『書簡詩』ホラーティウス)

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『ローマ人の名言88』山下太郎・著 牧野出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895001520
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◆目次◆

はじめに
第1章 今日を生きよ~生きる希望がわき出る言葉~
第2章 言葉よりまず行動を~すべての働く人を後押しする言葉~
第3章 愛されたいなら愛しなさい~恋愛の心と技を説く言葉~
第4章 食べろ、飲め、遊べ~日々の生活をときめかせる言葉~
おわりに
表題以外のローマ人の名言 索引つきリスト

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『じゃ、やってみれば』阿部秀司・著 Vol.2758


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【「ALWAYS 三丁目の夕日」プロデューサーの哲学とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534049102
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本日の一冊は、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した大ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のプロデューサー、阿部秀司さんによる一冊。

映画業界の裏側、著者の人生、大ヒット映画の裏舞台、ヒットの法則、プロデュース哲学など、さまざまなトピックをざっくばらんに語った内容ですが、ところどころに、ヒットメイクのヒント、そして著者のクリエイティブにかける熱い思いが込められています。

なかでも興味深いのは、周囲に猛反対された「ALWAYS 三丁目の夕日」のエピソード。

「映画館に最も足を運ばない世代」といわれる団塊世代をターゲットにし、「マーケットがない」と周囲から反対された時、著者は、「マーケットがないなら、そこに自分でマーケットを創ればいいじゃないか」と考えたそうです。

<新しいことを試みようとするときには正解なんてない。でもそこで一番大切になってくるのが、自分の中にだけは“正解”と言えるものを持っているということ>

この言葉は、これから新しいマーケットに挑もうとするビジネスマンに、大きな勇気を与えてくれるに違いありません。

技術的な面でも、タイトルのつけ方やターゲット層の考え方、シナリオを判断する3つの基準など、参考になる部分が多くありました。

さらりとした読み物なので、読み応えという点ではまずまずですが、ヒットメイクのヒントという点では、要チェックの一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ブランドが一人歩きすれば、ブランドに仕事がついてくる

新しいことを試みようとするときには正解なんてない。でもそこで一番大切になってくるのが、自分の中にだけは“正解”と言えるものを持っているということ

僕が現場に行くもう一つの理由は、差し入れである。これは大袈裟なことではないのだが、上に立つ人間が現場にきちんと気づかいをしていることを示すうえでも、差し入れは大切な儀式だと考えている

偉いかどうかなんて、相手が決めることであって、自分で決めることじゃない

「こだわる基準」を設け、「手を抜いたらうるさいぞ」ということをしっかりと打ち出し、影響力は持たないといけない

そう、僕は「朝令暮改の先生」なのだ。「朝令暮改」という言葉はいい言葉だと思う。だいたいなんで朝と夜で意見が違っていてはいけないのか? 世の中は常に動いている。一度として、同じ日、同じ時間は訪れない。「前に言ったことより今言ったことがよければ、それでいいじゃないか」と僕は思っている

「THE」って付くような大きいイメージがあったほうがいい。タイトルはめちゃくちゃ大事だから

◆シナリオを判断する基準
1.読んだシナリオから自分の頭の中に具体的な絵が見えてくるか
2.台詞が自然なこと
3.ディテール

人を育てるうえで大切にしていることが二つある。どんな小さいことでも褒めてあげること。たとえ失敗をしても、それを分析することはあっても、責めないこと

自分の好き嫌いだけでなく、自分の向き不向きも知って、夢を追いかける

成功したら褒められ、失敗すれば怒られる──単純な話だ。だから、「勝てば官軍」。何でもやるからには成功しなければいけないと僕は思っている

僕自身、出る杭は打たれることも経験してきたし、ヒット作に関わったら関わったで、嫉妬ややっかみを受けることもある。でも、そこをうまく切り抜けるのに役立つのが、「まあ、あの人じゃあ、しょうがないなあ」なんて思われる「怒られない能力」だ

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『じゃ、やってみれば』阿部秀司・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534049102
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◆目次◆

はじめに 人はみんな自分の人生を創造するプロデューサー
SCENE1 「強い意志」「素早い行動」「ちょっとしたチャンス」で道は開く
SCENE2 「ヒットの方程式」はないが、限りなく近づけることはできる
SCENE3 ものづくりは、すべてディテールからはじまる
SCENE4 思いは最善の手段によって、伝わる・広まる
SCENE5 「才能を見抜く」「人を育てる」正解はないが、基本はある
SCENE6 クリエイティブとビジネスの最大公約数を求める
おわりに 「一二年周期」で訪れる転機の先にあるもの

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『ゲーミフィケーション <ゲーム>がビジネスを変える』井上明人・著 Vol.2757


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【ビジネスに活かすゲーム?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140815167
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本日の一冊は、クラウド、フリーミアムに続くネットビジネスのキーワード、「ゲーミフィケーション」について、2010年日本デジタルゲーム学会第一回学会賞(若手奨励賞)受賞の著者が記した一冊。

「ゲーミフィケーション」に関しては、既にゆめみの代表取締役社長、深田浩嗣さんの『ソーシャルゲームはなぜハマるのか』を紹介しましたが、本書は、さらに理解を深めてくれる一冊。

『ソーシャルゲームはなぜハマるのか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797366230

一般のビジネスマンでもわかる事例が満載で、各企業のゲーミフィケーションの取り組み事例が読めるのが、最大のメリットでしょう。

オバマが「マイバラクオバマ・ドットコム」上で展開した選挙キャンペーン、走った距離・速度を測ってシェアできる「ナイキプラス」のサービス、問題視されて打ち切られたものの、大成功を収めたバーガーキングの「ワッパー・サクリファイス」、スターバックスがアメリカとカナダとアメリカで展開する「マイスターバックス・リワード」など、まさに最先端の事例が紹介されています。

体系化されている、という意味では『ソーシャルゲームはなぜハマるのか』に軍配が上がりますが、事例をキャッチアップできる、という点では、本書をおすすめします。

お客様を自社のビジネス、サービスにコミットさせるのに、ゲーミフィケーションは面白い手段だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分がマイバラクオバマ・ドットコムのなかで何をどこまでしたか。たとえば、献金をしたか、電話をかけたか、戸別訪問をしたか、誰かをマイバラクオバマ・ドットコムに誘う電子メールを出したか。そういったことが、マイバラクオバマ・ドットコムのなかでデータとして集積され、支援者はマイバラクオバマ・ドットコムのなかでのレベルを上げていくことができる

「まずは五回だけ」これがオバマの選挙対策委員会がすすめた電話のかけ方だ。さらに、電話をかけるためのツールまでマイバラクオバマ・ドットコムには揃っている。それがフォンバンク・ツールだ。マイバラクオバマ・ドットコムにログインして、特定の州を対象にした電話勧誘キャンペーンに参加を表明する。これだけで自宅の電話から選挙活動ができるようになる。目標達成までの進捗状況を全員で共有するなど、フォンバンク・ツールは電話勧誘をまるで巨大なオンラインゲームのようにしてしまった

(献金に関して)自分の目標額が一〇〇〇ドルと設定されたならば、一〇〇〇ドルに達成するまでに今何パーセントが達成できているか、そして何人からお金を集めたかがグラフとしてわかりやすく図示される

『ポケットピカチュウ』と名付けられた歩数計のなかには、ポケットモンスターの大人気キャラクター「ピカチュウ」が一匹生活しているという設定になっている。歩けば歩くほど歩数計のなかを歩くキャラクター「ピカチュウ」との親密度が増していく

ゲーミフィケーションとは、外発的動機づけとの境界線的な要素(報酬)を求めるうちに、内発的動機づけを駆動させるようなメカニズムだと言っていい

二〇一一年五月の数字では、フェイスブック上で遊ばれているソーシャルゲームの第一位であるシティヴィルは、一日あたりのアクティブ・ユーザー数が八八〇〇万人以上。二位のファームヴィルでは四六〇〇万人を超えている

フェイスブックの従業員満足度の秘密としてしばしば取り上げられる仕組みが「リップル」というゲーミフィケーションを活用した社内システムである

ライフログが広がれば、それとともに、ゲームを成立させやすくするものが指数関数的に増えていくだろう

◆コンピュータ・ゲームのなかで、たのしみの「順序」をつくるための代表的な手法
1.アンロック(できることが二つ、三つと徐々に増えていく)
2.レベルデザイン

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『ゲーミフィケーション <ゲーム>がビジネスを変える』井上明人・著 NHK出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140815167
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◆目次◆

Chapter1 ゲーミフィケーションとは何か
PART1 ソーシャルはゲームへ
PART2 ゲーミフィケーションの誕生
PART3 ゲーミフィケーション・インパクト──ゲームがビジネスを変える
PART4 ゲーム環境の拡大──空間、時間、人
Chapter2 ゲーミフィケーションを考える
PART5 ゲーミフィケーションの実践のために
PART6 ゲーミフィケーションとその論点
PART7 多様なゲームの可能な社会へ

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『ビジネスモデル・ジェネレーション』アレックス・オスターワルダー、 イヴ・ピニュール・著 45カ国の470人の実践者・共著 Vol.2756


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【部下にビジネスモデルを教える秘訣】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798122971
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先日、版元の翔泳社さんに招かれて、筑波大学の東京キャンパスにお邪魔してきました。

目的は、現在話題となっている経営ツール「ビジネスモデル・ジェネレーション」について学ぶためで、当日は、これから話題必至の翻訳書『ビジネスモデル・ジェネレーション』の共著者、ティム・クラーク教授が、直々にこのツールの使い方を教えてくれました。

使ってみて実感したのは、これはじつにパワフルなマネジメントツールである、ということ。

自社のビジネスモデルを、「顧客セグメント」「価値提案」「チャネル」「顧客との関係」「収益の流れ」「リソース」「主要活動」「パートナー」「コスト構造」という9つの要素に分解して、1枚のシートで可視化できるので、なぜ会社が儲かっているのか、何を欠いたら危ないのか、ポイントを一発で伝えることができます。

つまり、なかなか経営者目線でビジネスをとらえられない視野の狭い部下に、外してはいけないポイントを伝えられるのです。

さらに、このツールを使って自社に足りないもの、他社が優れている点も概観できるので、経営の改善ツールとしても役立つこと間違いなしです。

本書では、このシートを使って、プライベートバンクのビジネスモデルやGoogleのビジネスモデル、Appleのプラットフォームなどを分析しており、さまざまなビジネスモデルのパターンと、その構成要素を、短時間で学ぶことができます(本当に短時間です)。

シートをコピーして社員に配れば、社内研修のツールとしても活用することができるでしょう。

オビに野中郁次郎教授と、神田昌典さんの推薦があることからもわかるように、今、もっとも注目されている経営ツールです。

ぜひ使ってみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ビジネスモデルとは、どのように価値を創造し、顧客に届けるかを論理的に記述したもの

◆9つの構築ブロック
1.Customer Segments 顧客セグメント
2.Value Propositions 価値提案
3.Channels チャネル
4.Customer Relationships 顧客との関係
5.Revenue Streams 収益の流れ
6.Key Resources リソース
7.Key Activities 主要活動
8.Key Partners パートナー
9.Cost Structure コスト構造

価値提案とは、顧客の抱えている問題を解決し、ニーズを満たすもので、顧客がなぜその会社を選ぶのかという理由

◆価値提案のパターン
・新奇性 ・パフォーマンス ・カスタマイゼーション ・「仕事を終わらせる」 ・デザイン ・ブランド ・価格 ・コスト削減・リスクの低減 ・アクセスしやすさ ・快適さ/使いやすさ

◆顧客との関係のパターン
・パーソナルアシスタンス ・専任のパーソナルアシスタンス・セルフサービス ・自動サービス ・コミュニティ ・共創

◆収益の流れを生み出すための方法
・資産価値のある商品の販売 ・使用料 ・購読料 ・レンタル/リース・ライセンス ・仲介手数料 ・広告

マルチサイドプラットフォームは、複数の顧客グループをつなぎあわせるもので、プラットフォーム上にほかの顧客グループが同時に存在する場合にのみ、価値が生まれます。プラットフォーム上において、グループ同士の交流を促進することで価値が生み出されるのです。マルチサイドプラットフォームは、ユーザーを獲得すればするほど価値が高まっていき、この現象はネットワーク効果として知られています

革新的なビジネスモデルがなかなか思いつけないのは、現状から考えてしまうためです。現状は想像力を抑えこんでしまうのです。この問題を解決するひとつの方法は、既存の仮説に「もし~なら」という仮定の質問をぶつけてみることです

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『ビジネスモデル・ジェネレーション』アレックス・オスターワルダー、イヴ・ピニュール・著 45カ国の470人の実践者・共著 翔泳社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798122971
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◆目次◆

キャンバス
パターン
デザイン
戦略
プロセス
展望
あとがき

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『情報の呼吸法』津田大介・著 Vol.2755


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【情報の呼吸法?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255006210
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「インターネットは2次情報のメディアである」。

これは、数年前に土井が講演・セミナーなどで言っていたことですが、Twitter、Facebookの登場で、その状況に拍車がかかっています。

誰かがつぶやいたことは、どこかで誰かが入手した情報であり、信憑性を確かめることが難しくなる(あるいはおっくうになる)。

その結果、社会は明らかに扇動されやすくなっているわけですが、そんな時代に、どうすれば情報の信頼性を確認できるのか。

さらに、自分が情報発信する時、何に気をつければいいのか。

メディアが新しいだけに、水先案内人が欲しいものです。

本日ご紹介する一冊は、Twitter、メルマガで大活躍中のジャーナリスト、津田大介さんによる注目の論考。

2012年2月現在、20万人弱のフォロワー数を誇る著者が、いかにしてネタを仕込み、情報発信し、人的ネットワークを広げているのか。

参考になる情報が満載の一冊です。

<無料の情報だけで満足する「嫌儲」的な価値観の人と、価値ある情報はちゃんとお金を払って入手しようという人。おそらく二極化されるでしょう>

<「自分自身も他人の資本である」という意識を持つこと>

など、情報発信を超えて、自己啓発にも役立つ内容です。

薄い本なので侮っていましたが、これはなかなか読み応えのある内容です。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「避難所と言えば、支援物資の……」とか「電子書籍と言えば、自炊が話題ですが……」とか、前の話題を次の話題の枕詞にするんです。人は「流れ」で情報を理解しますし、情報に文脈ができると自分の連想も働いて物事を重層的に理解しやすくなる

“Timing”“Feeling”“Happening”という三つが揃うと人は恋に落ちると言います。これはソーシャルメディアにも当てはまります

発信者のプロフィールを見て、そもそもプロフィールがない、あるいは何をやっているかまったく分からない人であれば情報の信憑性は落ちます

インターネットの発達によって大量の情報が無料化しました。そのことは「その人しか持っていない情報」や「本でしか読めない情報」など、「オフライン」でしか得られない情報の価値を相対的に高めています

重要なのはネガティブな意見に引きずられるのではなく、感想をトータルに捉えて「9割も面白いって言ってくれた」とポジティブにとれるかどうか

ある情報をネットやテレビのニュースで見かけたときに「これはツイッターで話題になるかも」と思ったらすぐに流してみる

共感という意味では、自分は「これこれこういう人間です」ということを分かりやすく示す「タグ」を付けることも重要

影響力のある人に面白いと思ってもらうことが一番の近道

情報格差が今後広がっていく契機もここにあります。無料の情報だけで満足する「嫌儲」的な価値観の人と、価値ある情報はちゃんとお金を払って入手しようという人。おそらく二極化されるでしょう

エンゲージメントをして、まずは「ギブ」する

人間関係という資本を棚に蓄えておく

「情報発信をしないことにはリターンがない」。この前、岩手の陸前高田市に取材に行ったときに(2011年10月)米崎小学校仮設住宅の佐藤一男会長が言った言葉がずっと頭の中に残っています

情報発信の仕方しだいでコミュニティの未来も変わる

「自分自身も他人の資本である」という意識を持つことです。平たく言えばギブ・アンド・テイク──言葉を換えれば自分は資本を使う主体のみならず、他人の資本として使われる客体でもあるという意識を持てということです

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『情報の呼吸法』津田大介・著 朝日出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255006210
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◆目次◆

はじめに
第1章 情報は行動を引き起こすためにある
第2章 情報は「人」をチャンネルにして取り込む
第3章 情報は発信しなければ、得るものはない
第4章 ソーシャルキャピタルの時代がやってくる
おわりに

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『資本主義以後の世界』中谷巌・著 Vol.2754


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【中谷巌、これからの世界経済を語る】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198633134
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本日の一冊は、グローバル資本主義との決別を宣言した懺悔の書、『資本主義はなぜ自壊したのか』で話題を呼んだ、三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長の中谷巌さんが、資本主義以後の世界を考察した一冊。

※参考:『資本主義はなぜ自壊したのか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479767184X

資本主義世界が行き詰まっている理由を、「フロンティアの消失」に求め、これまで欧米列強が繁栄するために、いかにして途上国を搾取してきたか、経済史を振り返って論じています。

イギリス人が黒人奴隷を活用して行ったプランテーション経営、中国に入り込むきっかけとなったアヘン戦争など、資本主義の暗部に言及し、資本主義が本来持っている弊害について論じています。

第二次世界大戦後、多くの植民地が独立したことで消失した「地理的フロンティア」、リーマン・ショックの影響で消えた「金融フロンティア」、環境破壊の拡大によってなくなりつつある「自然フロンティア」…。

完全に行き詰まった資本主義が、今後どのように変化するべきか、知識人たちの見解を踏まえながら、著者の意見が示されています。

人間を「労働力」としてとらえ、値段のついていないものの価値を無視する資本主義というシステム。

著者は、そんな資本主義システムに警鐘を鳴らし、<過剰な「交換」の思想から「贈与」の精神への「文明の転換」>を説いています。

これからの経済動向や日米関係、起こりうる危機へのヒントも示されており、じつに興味深い一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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資本主義世界が行き詰まっている最大の理由は、「フロンティアの消失」である。第一に、第二次世界大戦後、多くの植民地が独立したことで西洋列強にとって収奪可能な「地理的フロンティア」が消失したこと。第二に、リーマン・ショックでグローバル金融市場という利潤を生み出す打出の小槌としての「金融フロンティア」が縮小したこと。第三に、環境破壊の拡大によってこれまで人類が好き放題に搾取してきた「自然フロンティア」がなくなろうとしていること。これらが資本主義国の潜在的な成長力を大きく低下されたのではないか

彼(ジョヴァンニ・アリギ)の研究によれば、ヘゲモニー(覇権)を握った国は当初、実物経済で高い利潤を稼ぐ力を有するが、競争相手の登場で次第に利潤率が低下する。覇権国はヘゲモニーを維持するために金融経済化を画策するようになる。しかし、金融経済化したヘゲモニー国家はやがて凋落し、覇権国の交代が起こる

ここからは私の推測だが──アメリカの「要望」を拒絶できない日本は、あたかもそれが日本政府の主体的な意思に基づく改革であるかのように見せかける必要があった

世間一般ではひと口に「失われた二〇年」と言うが、この二〇年の期間に本当に失われたものは、「長期的な信頼関係に基づく日本の経済社会システム」「優秀な官僚システム」「大銀行のパワー」なのではなかっただろうか

市場原理のもとでは、高い値段のつくものに価値がある。社会にとって必要なものであっても、値段がつかないかぎり、市場で取引されない。市場取引の対象にならないものは、たとえそれが社会的に見て有益なものであっても、企業の価値を引き上げることはできない。したがって、値段のつかないものは大まかに言って無視され、放置され、あるいは浪費されたりする

CSRは企業活動そのものでなければならない

マスキー法と石油ショックという巨大な「制約」こそが、日本製自動車が世界各国で認められる大きなきっかけとなり、日本を世界有数の自動車大国に押し上げることになったのである。「規制撤廃が発明の母」なのではなく、「規制こそ発明の母」なのだ

われわれはどうやら「贈与」の精神を忘れていたらしい。われわれの日常生活はあまりにも「交換」という考え方に偏っていた

「超高齢社会」における根本問題は「孤立」だ

資本主義は人間を「労働力」として捉えるから、たとえば家族などというものの価値は下がってしまう

日本のように極端に農業を切り捨ててきた国はほとんどない。ジャック・アタリは『21世紀の歴史』(林昌宏訳、作品社)の中で、やがて世界は「超紛争の時代」に入り、食糧の奪い合いで各国は絶えざる紛争に悩まされることになると予告している。やがて世界は、飢餓で絶望した難民が国境線を越えるようになり、それが「超紛争の時代」の引き金になるというのである

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『資本主義以後の世界』中谷巌・著 徳間書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198633134
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◆目次◆

第1章 資本主義はやはり「自壊した」のか
第2章 資本主義はいかにして発展し、衰退したのか
第3章 「失われた二〇年」で日本はなにを失ったのか
第4章 中国の“資本主義”をどう理解すべきか
第5章 最高の社会資本としての「信頼」
第6章 「資本主義以後」の日本企業
第7章 戦略的・脱原発政策のすすめ
第8章 日本は「文明の転換」を主導できるか

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『リアルフリーのビジネス戦略』 高橋仁・著 Vol.2753


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【古くさい業界で儲ける方法】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344998200
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本日の一冊は、クリス・アンダーソンのベストセラー『フリー』の概念を、リアル店舗が実現するにはどうすればいいか、売上高200億円、会員120万人を実現したエステサロン経営者が指南した一冊。

※参考:『フリー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047

面白かったのは、なぜフリー戦略が、リアルで難しいのかを説いた50ページ。

「ごく基本的な食パンを無料にし、あなたが作るパンのおいしさをアピール。そして、カレーパンやメロンパンといった有料のパンの購買につなげる」というビジネスモデルがなぜ失敗してしまうのか、著者は、その理由をこう説いています。

「このビジネスは確実にうまくいかない。なぜなら、経営側が抱えるコストがほとんど圧縮できないからだ」

そう、リアルのビジネスでは、限界費用の圧縮に限界があるのです。

では、リアル店舗はどのようにしてフリー戦略を採用すればいいか。

本書では、「リアルフリー」を実現するためのビジネス選びの視点、さらには「草創期」「成長期」「安定期」「再変革期」という4ステージでビジネスを成長させる方法を指南しています。

いくらでも追加で消費したくなる「人間の本能に訴えるビジネス」を選ぶという視点、古いしきたりが幅をきかせる業界を逆手に取る戦略、さらには「スーパースター従業員」「スーパースター店舗」不要論まで、ビジネスを拡大する上で、じつに重要な考え方が示されています。

幻冬舎メディアコンサルティングから出版されているということで、おそらく企業出版というカテゴリーかと思われますが、内容は、通常の商業出版に負けないぐらい読み応えがあります。

クリス・アンダーソンのベストセラー『フリー』のおさらいをしたい方、あるいはリアルビジネスで新展開を狙う経営者に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「誰もやっていないことをやる」ことで起業するのは、非常に難しい。そして、「誰もやっていないこと」をやっても、必ずしも成功するとは限らない

「レッド・オーシャン」の中にこそ「ブルー・オーシャン」がある

サービスや商品の価格を限りなくタダに近づけ、多くの人を巻き込んだ経済圏を作ることで利益を得る

◆フリー戦略、4つの基本パターン
1.直接的内部相互補助
  インターネットプロバイダーの「最初の○カ月は使用料ゼロ」
  というキャンペーンが代表格
2.三者間市場
  典型的なのが、広告収入によるビジネスモデル
3.フリーミアム
  基本的な機能しか持たない無料版の製品と、より高度で使いや
  すい有料版を用意するビジネスモデル
4.非貨幣市場
  人は、お金が儲からなくても行動することがある

デジタル世界では、サービスを提供する対象が一人でも1万人でもコストはさほど変わらないが、リアル世界では、顧客の数に応じたコストがかかる。これが、リアルな世界で「フリー」が広がりづらい最大の理由だ

新しく起業するなら、人の本能に訴えるビジネス

リアルフリー戦略では、顧客の数を爆発的に増やすことが成功のカギを握る。ニッチではなく、大市場を目指す方が成功の確率を高められるのだ

リアルフリー戦略では特定地域内で急速に店舗数を増やし、一定以上のシェアを獲得する「ドミナント戦略」が重要になる。そのためには、大きな店を1店舗だけ作るより、小さな店を数多く設立する方がはるかに有利だ

起業した直後は絶対に黒字を出さないこと。仮に利益が出たら、1円も残すことなく、全力で投資に回すべきだ

能力の突出した人材に頼ってはいけない。これは裏を返せば、待遇面でも従業員の間に大きな差を付けてはいけないということだ

「スーパースター店舗」を作ってはいけない

知恵を絞れば、消費者以外から収益を得る方法はいくらでも見つかる。その金額が固定コストを上回れば、全サービスの無料化は実現できる

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『リアルフリーのビジネス戦略』高橋仁・著 幻冬舎メディアコンサルティング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344998200
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◆目次◆

プロローグ ゼロからの起業が難しい時代
第1章 「リアルフリー」が“成功する起業”の概念を変える!
第2章 「リアルフリー」の世界で成功するには本能ビジネスがカギ
第3章 リアルフリーステージ1「草創期」
    ―徹底した先行投資で、成長へのドライブを加速せよ
第4章 リアルフリーステージ2「成長期」
    ―爆発する口コミを追い風に、戦線を拡大する
第5章 リアルフリーステージ3「安定期」
    ―2割の“上質”な顧客が8割の利益をもたらす
第6章 リアルフリーステージ4「再変革期」
    ―すべての価格をゼロにしたとき、新しいビジネスが生まれる
エピローグ リアルフリーへの挑戦は今後も続く

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『ズルい仕事術』勝間和代・著 Vol.2752


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【ひさびさに紹介のカツマ本】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799310941
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本日の一冊は、アマゾンのカスタマーレビューでやや叩かれ気味な、ひさびさのカツマ本です。

改めて紹介すると、著者の勝間和代さんは、慶應義塾大学商学部を卒業後、アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立した経済評論家。

ベストセラーとなった『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』、『効率が10倍アップする新・知的生産術──自分をグーグル化する方法』はじめ、著作の累計発行部数が400万部に達するという、まさに一世を風靡した、ビジネス書著者です。

※参考:『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595441

※参考:『効率が10倍アップする新・知的生産術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002037

そんな著者が今回提案するのが、この『ズルい仕事術』。

ズルい仕事術とは、「過剰品質となっていないか?」「これからの破壊的なテクノロジーは何なのか?」をにらみながら付加価値を加えていくという思考法で、結果として「単位当たりの生産性を上げ」るやり方のことです。

こういった考えに反発する人は多いと思いますが、言っていることはマイケル・ポーターはじめ戦略論の先生方がおっしゃることと同じ。

そう、戦略とは「何をしないかを決めること」なのです。

一方で、やると決めたことには、集中投資をすること。本書のなかで著者は、この辺のバランスをうまくとる方法を説いています。

アマゾンのネガティブレビューに対する意見には辟易しましたが、それを除けば、なかなか興味深い仕事の指南書です。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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INPUTを最大化すれば、OUTPUTもそれに比例して最大化されるはずと思い込んでしまっている

たとえば講演の場合の付加価値は、
●その人が来ることで集客できること
●集まったお客さまが、来てよかったと大満足して帰ってくださること

まじめな人は、なるべくインプットに伴うコストを抑えようとします。これに対し、ズルい仕事術では、アウトプットとのバランスを考え、いちばんよいところでバランスがとれるまで、積極的に投資をしていきます

仕事術で、努力をすべき場所は、付加価値を出す部分であり、そのために必要なコストや訓練を重ねるところです

では、なぜ努力至上主義がまかり通ってしまうのでしょうか?

それは、ゴールに対する明確な目標設定がなかったり、あるいは、成果そのものをしっかりと計量するクセがないからです

過剰品質や過剰スペックは、利益率を圧迫し、仕事を増やし、生産性を下げるだけでいいことは何もない

ズルい仕事術というのは、ある意味、
●過剰品質となっていないか?
●これからの破壊的なテクノロジーは何なのか?この2点をにらみながら、ひたすら付加価値を考えていく、という思考方法です

「ズルい会社」はブルーオーシャンを見いだし、新しいマーケットを創り、支配する

ズルい人は、得意でない仕事はやらない

「ズルい仕事術」のキモは、自分が活躍できるような場をセットアップすること

ズルい仕事術でもっとも時間を使うべきところは、得意なものを行う時間です、

◆論理思考力に必要な3つのこと
1.正しく課題を設定する能力
2.課題に対して仮説をしっかりとつくる能力
3.仮説を実証するために情報を集める能力

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『ズルい仕事術』勝間和代・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799310941
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◆目次◆

はじめに
なぜズルさが必要なのか?
あなたの生産性を阻む5つの病状
ズルさが日本を救うこれだけの理由
第1章 「ズルい仕事術」を支える3つの柱
第2章 ズルい仕事術を支える柱1 自己分析力
第3章 ズルい仕事術を支える柱2 論理思考力
第4章 ズルい仕事術を支える柱3 レバレッジ力
おわりに

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『相続の現場55例』八木美代子・著 Vol.2751


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【相続の実際&うまいやり方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016739
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人生も後半戦になると、人間、死を意識して、後継問題なんかを考えるようになってきます。

土井も会社を持った関係で、以前はまったく無関心だった相続問題に、だんだん興味を持つようになってきました。

ただ、法律や税務をそのまま覚えるのは、あまりに無機質で面白味がないし、興味がなければ覚えられない。

ここで有用な解決策は、ストーリーあるいはエピソードを題材に楽しく学ぶことです。

本日の一冊は、税理士と中小企業・個人を結びつけるマッチングビジネスを行っている株式会社ビスカスの代表取締役、八木美代子さんによる一冊。

タイトルからもわかるように、さまざまな税理士を訪ね、現場で起こった実際の相続のエピソードとケース、どうやって解決したかを詳しくまとめています。

相続は、あくまで個別具体的ですから、これを読んだところで、結局は税理士さんに相談することになるかもしれません。

それでも、「気がついたら遅かった」という事態を防ぐために、本書のケーススタディを読んでおくことは有用だと思います。

本書には、売れない山林を寄付することで1.5億円の税金を軽減したケースをはじめ、税金を軽減したケースがいくつも出てきます。

また、相続には付き物ですが、金が絡んだ時に起こる醜い人間ドラマも織り交ぜられており、興味深く読むことができます。

雑誌感覚でケースが計55入っているので、興味のあるところから読んでみるといいでしょう。

相続が現実のものとなる前に、どう資産を処分すればいいか、どうすれば税金を最小限に抑えられるか、詳しい話が載っています。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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遺跡というと、お宝が眠っているイメージですが。「とんでもない! 埋蔵物文化財保護法という法律があり、特に“周知の埋蔵文化財”があると指定された土地は、相続で大きな問
題となります。遺跡の発掘費用は土地所有者の負担の上、発掘に何年もかかるケースがあります。こうなると、その土地を買おうとする人、業者がいない。土地は10億円の評価。だから5億円払ってくださいというのが税務署。ところがマンション開発業者などは、いつ開発できるか分からないから、3億円でも買い取れません、と言う」

「ノウハウと言えば、今回の青田さんのケースで、知っておいて損はない贈与がありました。推定相続人の3人のうち、1人の娘さんはアメリカ人と結婚し、アメリカの永住権を持っています。そして実際5年以上、米国で暮らしています」。日本の土地を相続させても、管理が面倒なだけでは。「そこで、現地で米国債を購入し、贈与しました。その場合贈与税が発生しないのです」驚きですが、それは誰にでもできることでしょうか。「日本に住民票もなく、5年以上米国に住んでいること。米国で購入した、米国の金融資産であることなど条件があります。国際結婚して海外にお住まいのお子さんをお持ちなら、一度は調べるなり、税理士に相談するなりするといいと思います。ただし、日本に住民票がなく、海外在住5年以上でも、日本に活動の拠点があるなどして税務当局が認めなかった例もありますので、くれぐれも詳しい人にご相談ください」

相続対策の一つに、アパート・マンションなど収益物件を借金して作るというものがあります。更地等、評価の高い土地の評価を下げて、相続税そのものを軽くする。同時に、賃貸収益を増やして、納税対策や生活資金を生み出すという方法です

『亡くなると預金は凍結で大変』それは相続を経験した方がみな言うことですね。「その言葉が一人歩きして、問題となることもあります。松田さんの例で言えば、名義はそのままで相続財産とすれば、配偶者の税額軽減で相続税はゼロです。つまり、税金は払う必要がありません。ところが、生前に名義を変えると贈与になるので、申告し、贈与税を払わなくてはいけません(以下省略)」

「(前略)例えば、息子さんが晴れて医学部に合格したとします。その入学金、授業料の合計は軽く1000万円を超えるときもある。それらを親が払っても、当然贈与にはあたりません。しかし、生活費は別です。息子さんが一人暮らしを始め、月々の生活費として50万円渡していたとします。毎月20万円残ったとして、1年間で240万円。医学部は6年間ですから、その間に1440万円が息子さんの口座に貯蓄されます。税務署は、それは生前贈与だ、と言ってくるわけです(以下省略)」

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『相続の現場55例』八木美代子・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016739
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◆目次◆

個人編1
法人編1
個人編2
法人編2

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