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『昼メシは座って食べるな!』市村洋文・著 vol.2459


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【かつてないほど非常識な営業術】
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ビジネス書を読んでいると、ときどき、世の中には本当にとんでもない人がいるものだと驚きますが、本日ご紹介するのも、そんな常識はずれの人物による一冊。

著者の市村洋文氏は、学生時代にバスツアービジネスで一億円稼ぎ、野村證券入社時に15万円のスーツを20着購入、20代にモーレツ営業で知られる同社で前人未到の2000億円の預かり資産を達成したという、とんでもない人物です。

こんなに桁外れの行動をとる人物は、『年収1億円思考』の江上治さん以来ですが、本書にも、常人には理解できないであろう過激な行動の記録が満載です。

※参考:『年収1億円思考』
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営業成績を上げるために毎日、富裕層に600通のアンケートを送る、訪問するのは大雪の日、朝六時出社で一日を3回転するなど、過激な仕事ノウハウがいくつも紹介されています。

著者は、直接電話できる人脈が3000人、知人が1万2000人いるらしいですが、ここまでされたら、それも頷けます。

あまりにモーレツな仕事術のため、人によっては思わずひいてしまうと思いますが、伝説を作りたいなら、ここまでやりたい。

体力があるうちしかできないことも書かれているため、若い世代にこそ、読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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反発して逃げるのは簡単です。でもそこでやめてしまっては、その仕事のほんとうの意味には到底たどりつけないのです

「試合中」に準備運動をする選手などいない

営業時間が八時間あったとして、そのうち一時間を昼メシにあてて七時間働く人と、五分の立ち食いソバですませて、七時間五五分を営業にあてる人を比べてみます

毎日六〇〇通。すると三、四%はアンケートの返事が戻ってきます。つまり、一日二〇件弱。そこで、タクシーを借り切って、一日で回って営業します

「大雪の日」にこそ、訪問せよ!

朝六時に来て、一日を「三回転」させています

私の場合、いただいた名刺はまず日時ごとにすべてコピーを取ることにしています。会社には、日付を見ると、その日、私が出会った人の名刺がすべてコピーで見られるようになった冊子があります

とにかく礼状には「本日は」と書く。接待や会食があった日も同様です。すると相手は「市村はあの日に帰って、夜、これを書いたのか。単なる酔っぱらいじゃなくて、なかなかちゃんとしてるんだな」と思うわけです

たとえば、洋食がお好きなある社長のとき。ふつう料亭で出されるのは、和食と決まっています。最後のしめは、お茶漬けや稲庭うどん。接待に慣れている人は、もう飽き飽きしているでしょう。そこで私はあらかじめおかみに洋食を頼んでおきました。それも社長が大好物のカレーライスを特別注文して、つくらせておいたのです

「一人でサボる」「つるんで愚痴を言い合わない」というのは、ラックマネジメントをする上で、非常に大切なこと

株のように形のないものを売るときは、言霊が大きくものを言います

あなたが使ったあとのトイレはきれいですか?

相手が怒っていても逃げてはいけない。だって殺されるわけではないのですから。逃げずにちゃんと行けばいい。そして本心からあやまることです

一番キツイ会社。だからこそ、そこに行こう。あえて一番厳しい場所で自分を鍛えてみようと思いました

初めてもらった初任給は自分のものではない。自分を社会人にまで育ててくれた親のものです

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『昼メシは座って食べるな!』市村洋文・著 サンマーク出版
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◆目次◆
第一章 就業時間は、プレー時間
第二章 名刺一枚には、一〇〇〇億円の価値がある
第三章 リスクマネジメントより、ラックマネジメント
第四章 よく遊び、よく働け
第五章 一生懸命やれば、応援団がついてくる
第六章 成功するための秘訣

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