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『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術』 ウィリアム・A・ヴァンス・著 vol.2449 


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【エール大学で教えるビジネス英語】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484112078
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本日の一冊は、エール大学ビジネススクールでコミュニケーションディレクターを務めるドクター・ヴァンスが、ワンランク上のビジネス英語を教える一冊。

「エール大学厳選30講」という名の通り、講義形式で、ちょっと気の利いたビジネス英語表現を紹介しています。

たとえば、Thank you.の使い方について。

日本人はThank you.とだけ言うことが多いのですが、英語で感謝する時は、何に対する感謝か述べることが必須。

だから、Thank you.じゃなくてThank you for…。あるいはTo appreciate…、To be grateful for….。

また、日本人は安易に「すみません」を連発しますが、本書では、「もしも裁判になる可能性があるような事故のときには、安易に
I’m sorry.を口にしない」とたしなめています。

ほかにも、ビジネスの現場で使われるBTW(By the way)やIMO(in my opinion)、JFYI(just for your information)などの略語も紹介されており、じつに参考になります。

また、日本人にも浸透しているASAP(as soon as possible)も、厚かましくて自己中心的だと解釈されることがあるなど、実際にビジネスの現場で使う時の注意点まで示されています。

タイトル通り、日本人の知らないランランク上のビジネス英語を学べる一冊。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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日本語では、何に対して「ありがとう」と言っているのかをあえて説明しないことが多い

もしも裁判になる可能性があるような事故のときには、安易にI’m sorry.を口にしない

BTW=By the way ところで

IMO=in my opinion 私の意見では

JFYI=just for your information ただご参考までに

OOO=out of office オフィスに不在

TBD=to be determined 後日決定

TBA=to be announced 後日発表

Sorry, I still missed that
(すみません、私はまだそれを理解していません)

ただ忙しいと言って断らずに、もう一歩踏み込んで説明したほうがよい

ほめられたときは、お礼を言うだけでなく、もうひと言付け加えるとよい

ダッシュ(─)を文の強調したい項目の前に使って強調する
We need to prepare a presentation for a client─by tomorrow.

(No,)I can’t…は、ビジネスにおいて最も問題視され、誰も聞きたくない応答のトップにいつも挙げられています

Yes, +andが、もっと話が弾むきっかけを作ってくれる

3項目を正しい順序で挙げると、揺るぎない説得力が備わる

You can で相手に提案するのは失礼である

メールの冒頭を最近の天気描写で始めるのは、欧米人にとって子供っぽいと受け取られてしまう

How can we fix this problem?
要点を述べる前に修辞疑問文を使うと注目が集まる

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『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術』ウィリアム・A・ヴァンス・著 阪急コミュニケーションズ

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◆目次◆

第1章 日本人の知らない意外な常識
第2章 相手の心理をつかむ英語コミュニケーション
第3章 今すぐできる少しの工夫で絶大な効果を得る
第4章 さあ、とんでもない誤解を解こう
第5章 ビジネスパーソンからプロフェッショナルへ
カルチャー・ノート

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