2011年4月10日
【死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761267348
土井のオフィスには、毎日大量の献本が、編集者・著者のお手紙付きで届きますが、なかには、とても印象に残るお手紙があります。
本が生まれるまでのエピソードや、編集者の思い、著者の半生などは、とくにインパクトが強いものですが、わざとらしいものは正直、うんざりしてしまうことがあります。
そんななか、印象に残ったのは、最近、別の出版社から転職した、とある編集者からのお便り。
本日ご紹介する一冊、『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』のご紹介の手紙だったのですが、この本、何と編集者の転職を知っていた著者が、移籍後のプレゼントとして、用意していた企画だったというのです。
土井も独立直後、ある出版社の部長さんが土井のために企画を用意していて、「土井さんの第一作を手掛けたいんですよ」とおっしゃってくれました。
やはり、デキる人は、心遣いが違います。
本日ご紹介する一冊は、そんな心遣いのできる著者が、20代の若いビジネスパーソンのために、名言をまとめた一冊。
どこかの有名人の言葉ではなく、あくまで実業を経て、著者が学んだ処世術を、一冊の本にまとめています。
「残業人間に、仕事ができる人はいない」「入社時にやたら威勢のいい社員は、二年以内に辞める」
など、かなり尖った言葉もあり、人によっては不快に思うものもあると思いますが、インパクトのある名言が並んでいます。
ビジネスの厳しさを身体に叩き込むために、読んでおきたい一冊です。
————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————
20代で逃げたことは人生の最後までやらされ続ける
自信というのは想像以上に脆い。自分より圧倒的な実力者の前で、自信は一瞬で崩壊する。完膚なきまでに打ちのめされて再起不能になる。だから自信のある人間は要注意だ。それに対して、完全に勘違いしている人間は強い
理不尽な噂を立てられたら、あなたはまもなく成功する
「ごめんなさい」の回数と、その人の人脈は比例する
雑用から逃げると、死ぬまで雑用させられる
最悪の環境は、天才を生み出すためには最高の環境なのだ。最悪の環境で育った人間が、将来最高の環境を創るのだ
残業人間に、仕事ができる人はいない
「企画部でなければイヤだ」という人は、企画に向いていない
楽しい仕事はない。楽しそうに仕事をしている人はいる
何をするかより、何をしないか
入社時にやたら威勢のいい社員は、二年以内に辞める
上司をあなたにとって一番のお得意様と考える。そうすると多少理不尽なことを言われても気にならない。お得意様なのだから、どんなことでも快く先読みしてサービスすべきだ
「納得できません」が口癖の人は、必ず落ちぶれる
「それはありえない」が口癖の人は、将来リストラされる
世の中には、お金でも手に入らない情報というのがある。究極の情報は、それに匹敵する情報でお返しするしかない
インテリ連中に、一発お見舞いしてやる方法がある。抽象論で攻めてきたら具体的に質問してやることだ。具体的とは「数値」と「固有名詞」のことだ
旧友から突然の電話があれば、それは借金の話だ
———————————————–
『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』千田琢哉・著 かんき出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761267348
————————————————-
◆目次◆
Prologue 言葉 人生は、出逢った言葉の質と量で決まる!
CHAPTER01 LIFE 人生
CHAPTER02 WORK 仕事
CHAPTER03 TIME 時間
CHAPTER04 TEAM 組織
CHAPTER05 STUDY 勉強
CHAPTER06 INFORMATION 情報
CHAPTER07 NEGOTIATE 交渉
CHAPTER08 FRIENDSHIP 友情
CHAPTER09 LOVE 恋愛
CHAPTER10 DECISION 決断