2011年4月8日
【オフィスの片づけ、うまく行っていますか?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048092
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年末年始に数多くの片づけ本を読んで、やっとオフィスがキレイになったと安心していましたが、最近、またデスク周りが散らばり始めました。
そう、自分はコントロールできても、社員が机の上に書類を置く行為は、コントロールできないのです!
最近は、土井が外に出てオフィスに戻ってくると、献本と未処理の書類が山積み。
これではマズイと思い、手に取ったのが、本日の一冊です。
著者は、ご存知、かたづけ士の小松易さん。
元・株式会社フジタということは、整理整頓を間違えれば最悪、人が死ぬという厳しい風土の会社で仕事をしていたということ。
それだけに、小松さんが書くオフィスの片づけノウハウには説得力があります。
第1章のタイトル「なぜ、いつのまにか散らかるのか?」でグッとつかまれましたが、その後の「つい、鍵をそのへんに置いてしまう」「つい、定期券を適当なところに置いてしまう」という記述に、猛省。
書類をどんどん置かれてしまう場合の対処法についても、詳しく書かれていました。
こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』を読んだときも思ったことですが、片づけって、結局しくみなんですよね。
しくみである以上、定期的に見直しも必要だということです。
※参考:『人生がときめく片づけの魔法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763131206
本書には、自分のオフィスやデスク周りを、効率的に作業できるよう、しくみ化する方法が書かれています。
そして、いつの間にか片づかない自分に戻っていた、という自分への対処法も…。
いつまで経っても片づかない人は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆散らかしをなくすために必要な2つのこと
1.散らかしている自分の無意識の行動に気づくこと
2.「その逆」の行動を続けること
レシートを入れっぱなしで、財布がパンパンだったIさん、真逆の行動は「家に帰ってきたらすぐ、その日のレシートを捨てる」です
片づけ下手な人は、この「置く」という動作に気を配っていない
21日間続けると、習慣になる
行動の9割は習慣化されている
習慣をつくるときには、プラスとマイナスの両方の理由があれば、より強い目的になります
無意識の散らかし行動は、大きく3つに分けられます。ついついやってしまう「つい」、始めたことをきちんと完了させないままにしてしまう「ぱなし」、ほっと気が緩んだときにやってしまう「ほっ」
「つい」置きたくなるようなスペースがあったら要注意
そこは最初から荷物置き場でしたか?
つい置いてしまうのには、「人」と「スペース」に原因があります。すなわち、置きグセ(人)と、決まった位置がないこと(スペース)
「置く場所」を決めれば“つい”がなくなる
目立つ場所に置き場をつくる
取り出しやすくするには、ポイントがあります。それは、モノを「立てて入れる」ということです。バッグを開けたときに、上から見てすべてが確認できる状態です
すぐやる動線をつくる
ある男性は、家で洋服を脱ぎっぱなしにしていたので、「洗濯カゴの前で脱ぐこと」を習慣化することにしました
収納場所をモノの近くに持ってくる
リビングに入る手前に、靴置き場やコート掛け、携帯の充電器を用意しておく
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『まずは靴をそろえなさい』小松易・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048092
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◆目次◆
第1章 なぜ、いつのまにか散らかるのか?
第2章 「つい、してしまう」を意識して、“散らかり”の第一歩を防ぐ!
第3章 「~しっぱなし」は、すぐやる動線で解消!
第4章 「ほっとした瞬間」にこそ、「片づけの仕組み」をつくっておく
第5章 たったひとつ行動を変えれば、「片づいた場所」は広がる!
第6章 今日から「真逆の行動」を始めよう!
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