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『頭のいい質問「すぐできる」コツ』鶴野充茂・著 vol.1962


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【頭のいい質問とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510

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本日の一冊は、昨年出版され、20万部超のベストセラーとなっている、『頭のいい説明「すぐできる」コツ』の第2弾。

※参考:『頭のいい説明「すぐできる」コツ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/

著者は、筑波大学で心理学を学び、その後、コロンビア大学大学院で国際広報を専攻、その後は在英国日本大使館、国連機関、ソニー等を経て独立した人物で、現在はビジネスマンにコミュニケーションを教えている鶴野充茂氏。

本書では、その鶴野氏が、仕事をスムーズに進め、かつ上司の信頼を得られる質問のコツを伝授しています。

具体的には、

・「仕事のフィニッシュ」について質問する
・相手に「考えさせない。選ばせる」
・「ほかに何があるのですか?」と質問する
・「相手がよく知っていること」を質問する
・「相手が答えたいこと」を質問する

など、できるビジネスマンが使っている質問の技法をコンパクトにまとめており、じつに重宝します。

土井もさっそく、セミナー後の懇親会などで試してみようと思います。

文庫とはいえ、内容は「充実」のひと言。

社内のコミュニケーションがうまくいっていない、パーティや飲み会ではいまいち話が盛り上がらない、といった悩みを持つ人に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「質問」は、その人の仕事に対する「問題意識」を表す

ビジネスのほとんどは「質問」とその「答え」で成り立っています

「優秀な部下」は、必ず「仕事のフィニッシュ」について質問をします。具体的には、次の二つです。
1.「いつまでに仕上げればいいですか?」
2.「どのようにお見せしたらよろしいですか?」

「仕事のフィニッシュ」について質問していれば、「トラブルの芽」「失敗の芽」「ムダな努力の芽」を摘むことができます

質問で「仮説」を立てれば、前向きな話し合いができます

頭のいい質問は、相手に「考えさせない。選ばせる」

相手の信頼を得るためには、「提案の質問」より、まずは「相手の要望はわかっている」ことをアピールする「確認の質問」を先にする

頭のいい「説明」の基本形といったものがあります。最初に、出来事(客観的事実)を説明してから、その出来事に基づいて、自分の意見・主張(主観的事実)を説明する──というものです

新しい提案をするとき、自分の意見を通したいときは、「質問という形の提案+論理的な理由」といった順番に気を配るべき

より多くの情報を聞き出す基本は、「ほかに何があるのですか?」と質問することと言えます。この一言だけで、情報量は一気に増えます

質問でモチベーションを高めるコツは、次の二つ。
1.「承認欲求」を満たす質問をする
2.「自己実現の欲求」を満たす質問をする

根拠として第三者の意見を示せないと自分の意見も通りにくくなってしまう

第一印象を良くする、相手が「聞かれてうれしい質問」のコツは、以下の二点に集約されます。
1.「相手がよく知っていること」を質問する
2.「相手が答えたいこと」を質問する

1.相手が「こだわっていること」
2.相手が「努力していること」
3.相手が「得意にしていること」
4.相手が「自分自身を評価していること」
これが、「相手の心にヒットする質問」の四大ポイント

「相手を本気にさせる質問」を使うと、次のようになります。「環境に関する最新技術の動向について、知りたいと思いませんか?」

「私に任せていただけますか?」この質問が口ぐせになっている人は、間違いなく成功できます

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『頭のいい質問「すぐできる」コツ』三笠書房 鶴野充茂・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510
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◆目次◆
1章 「いい仕事」は、いつも「いい質問」から始まる!
2章 「何をどう聞くか」──相手を効果的に動かす法
3章 できる人は「この三〇秒」で差をつける!
4章 相手を本気にさせる質問「すぐできる」コツ
5章 頭のいい質問だから「必ず答えが出る」!

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