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『外資系企業がほしがる脳ミソ』


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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002479

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本日の一冊は、ゴールドマン・サックスやマイクロソフト、有名コンサルティング会社などで実際に出題された採用試験問題をまとめ、思考トレーニングのテキストとしてまとめた一冊。

有名な「マンホールの蓋はなぜ丸いのか?」をはじめ、思考力を問われる問題が計60問、解説入りで収められています。

著者いわく、「人生で成功を収めるためには、『既成概念にとらわれず、独創的な発想をする(”think outside the box”)』ことが不可欠」。

そのために効くのがこの本で紹介している各種の思考トレーニング
問題です。

確かに、やってみるとわかりますが、なかなか骨が折れる問題ばかり。
自分の思考プロセスが正しいのかどうか、科学的・数学的なセンス
があるかどうか、これ一冊でチェックできるのが嬉しいところです。

すぐに解説・答えを見ずに、一定時間悩んでみることで、きっとい
い思考トレーニングになるはず。

外資系企業に就職したい方、自らの思考力を鍛えてみたいという方
は、本書の60問、ぜひチャレンジしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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あなたはいま、ボートに乗って、ある湖の中心地点にいる。ボート
の上には、非常に重い鉛の錨が置いてある。この錨を湖の中に下ろ
したら、湖の水面の高さは上がるだろうか? 下がるだろうか?
それとも、水面の高さは変わらないのだろうか? その理由は?

タンスの引き出しの中に、21枚の靴下がある。靴下の色は6枚が緑、
7枚が黄色、残りの8枚が赤である。部屋の中は真っ暗なので、あ
なたは自分が引き出しから取り出す靴下の色が何色かわからない。
このとき、確実に同じ色の靴下をそろえるためには、あなたは最低
何枚の靴下を取り出す必要があるか?

目の前に9個のビー玉がある。このうち8個のビー玉は重さが同じ
だが、残り1個のビー玉はほんの少しだけ軽い(ただし、手に持っ
ただけではわからない)。また、あなたの手元には天秤があり、こ
れを使うことができる。このとき、どのビー玉が軽いものかを当て
るためには、最低何回天秤を使わなければならないか? 具体的な
作業手順とあわせて答えよ

昨日、あなたはシカゴからデトロイトまで時速30kmでドライブをし
た。今日、あなたはデトロイトからシカゴまで昨日と同じ道を使っ
て戻る予定である。あなたは、往復の平均速度が60kmとなるように
したいと思っている。往復の平均時速を60kmとするためには、帰り
の道を時速何kmで運転しなければならないか?

ポールは1980年には20歳だったが、1985年には15歳だった。こんなことがあり得るだろうか? あり得るとすれば、どのような場合か?あり得ないとすれば、それはなぜだろうか?

マンホールの蓋はなぜ丸いのか?

50%の確率でストライクの球を投げ、50%の確率でボールの球を投
げる野球のピッチャーがいる。このピッチャーが、どんな球でもま
ったくバットを振らない打者と対戦するとき、この打者を三振にと
る確率は何%になるか? ただし、ピッチャーが打者を三振にとる
確率とは、ボール球を4球投げる前に、ストライクを3球投げる確
率のことである

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『外資系企業がほしがる脳ミソ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002479
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 訳者まえがき
┃ はじめに
┃ Part1 問題編
┃ Part2 解答編
┃ 訳者あとがき
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『なぜ真のリーダーがいないのか』


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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001219

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本日の一冊は、フォード社におけるマスタングの大ヒットや、クライスラー社の再建などで知られる豪腕経営者、リー・アイアコッカが、リーダーシップの本質を語った一冊。

かつてのベストセラー『アイアコッカ―わが闘魂の経営』を読んだ方にとっては、待望の書きおろしといっていいのではないでしょうか。

※参考:『アイアコッカ―わが闘魂の経営』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447832011X/

内容は、ブッシュ政権のありかたや政策に対する意見・不満が8割
で、ブッシュへの批判を加えながら、リーダーの資質について述べ
られています。

「ふさわしい人材を選ぶこと、そして優先順位をまちがえないこと」
「成功するか否かは、どんなチームを作るかにかかっている」
「リーダーたる者は、だれが真の友かを知っていなければならない」

さすがに百戦錬磨のベテラン経営者だけあって、言葉にはじつに説
得力があります。

そしてまた、アイアコッカだから許されるのでしょうが、随所で政
財界の著名人のエピソードが実名入りで紹介されており、じつに興
味をそそられる痛快な一冊です。

内容がアメリカの政治に偏りすぎている感はありますが、いつか人
の上に立って活躍したい、自分の器を大きくしたいと考える人に、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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リーダーは好奇心をもつことが求められる。仲間内の「イエスマン」
ばかりでなく、外部の人たちの声にも耳を傾けなければならない。
そして貪欲に新聞や本を読むべきである。世界は広く、複雑な場所
だからだ

安全圏から踏みだして異なる意見に耳を傾けようとしないリーダー
は、遅かれ早かれ、輝きを失う。自分の考えを検証せずに、どうし
て自分が正しいとわかるのだろう。他人の意見を聞こうとしないの
は一種の傲慢である

コミュニケーションは真実を語るところから始まる。たとえその真
実にどれほど痛みがともなおうと、耐えなければならない

リーダーは人間性にすぐれていなければならない。つまり、正しい
ことと悪いことのちがいを理解し、正しい行動をとる覚悟をもたな
ければならない。エイブラハム・リンカーンはこういっている。
「人間性を知るには、その人に権力を与えてみることだ」

経営において肝要なことをお教えしよう。ふさわしい人材を選ぶこ
と、そして優先順位をまちがえないことだ

成功するか否かは、どんなチームを作るかにかかっている

リーダーの仕事は、公共の福利を増すというゴールを達成すること
だ。だれでもリーダーになれる。リーダーシップの条件とは、その
人物がオフィスを去るとき、来たときよりもよい状況になっている
ことだ。じつに単純ではないか

「頭ごなしに命令して人を従わせてはならない。それは暴力であり、
リーダーシップではない」(ドワイト・アイゼンハワー大統領)

最大の課題は、自分の「信念」に関して「勇気」をもつことだ

リーダーたる者は、だれが真の友かを知っていなければならない

ウィンストン・チャーチルを偉大なリーダーたらしめた特質のひと
つは、歴史について想像力を働かせることができたことである

友達を見れば、その人の人間性がよくわかるものだ。

わが人生をかえりみれば、安心と自己満足を得たと思うと、かなら
ず落とし穴が待っていた。いま思えば、あれは落とし穴ではなく試
練だった

優秀なリーダーは、会社の立て直しに自分も参加しているという意
識を社員に植えつけるものだ

規則には限界がある。しかし、法律などなくても、自分で誓うこと
はできる(中略)他人への敬意、自分自身と他者への責任――これ
が文明社会の原則である

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『なぜ真のリーダーがいないのか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001219
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 謝辞
┃ 第一部 リーダーはどこへ行った
┃ 第二部 友はどこへ行った
┃ 第三部 資本主義はどこへ行った
┃ 第四部 アメリカはもう一度偉大になれるか
┃ 訳者あとがき
┃ 
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『成功のコンセプト』


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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344013921

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本日の一冊は、日本のインターネット黎明期に「楽天市場」を立ち上げ、一躍時代の寵児となった、現・楽天会長兼社長、三木谷浩史さんによる注目の書き下ろしです。

これまでにも、他者が書いた評伝や楽天の宣伝本はありましたが、本人がその経営哲学を披露したのはこの本が初めてです。

本書では、著者の成功の理由を、仕事に取り組む姿勢や社風の形成、改善のサイクル、顧客満足の最大化、徹底したスピード主義の5つに集約しており、それぞれに経営のヒントが散りばめられています。

なかでも、若手に向けた仕事のヒントや学ぶためのコツ、組織で成
果を上げるためのヒントは読み応えがあり、いい刺激になります。

「面白い仕事はない。仕事を面白くする人間がいるのだ」
「当事者意識を持つことが様々な問題解決の鍵」
「プロフェッショナルに不可欠なのは、技術よりもむしろ成功体験だ」

いずれの言葉も、成功者ならではの実感がにじみ出ており、重さ・
深さを感じます。

楽天のトップの本ということで、今回は楽天ブックスからもどうぞ。
http://item.rakuten.co.jp/book/4520923/

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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グーグルは受け入れられないサービスはすぐに見切りをつけて中止
するのだ。インターネット世界の自然淘汰に、自分たちのサービス
の将来をゆだねるわけだ(中略)楽天は、その正反対のアプローチ
を採用している

たったの5店舗であろうと、楽天市場に出店してくれたということ
は、出店してくれた理由があるということだ。ゼロは何倍してもゼ
ロだが、1でも2でも数字があれば改善してそれを増やすことがで
きる。そして何かを改善すれば、必ず次の改善ポイントが見えてく
るはずだ。さらに改善すれば、また次の改善ポイントを見つけるこ
とができる……。これを延々と繰り返してきたのが、僕たちの未来
に対するアプローチだ

認知度を上げるには、店舗の数を増やすことが第一だ。1億2800万
人の日本人の趣味嗜好は多種多様だ。できるだけ多くのユーザーを
惹きつけるためにも、できるだけ多くの出店者を集めようと思った

『今日の我は、昨日の我に勝つ』なるほどなと思う。もし本当にそ
れができたら、人はいつか超人になれるのだ

人間の力には、3つの種類がある。実力と能力と潜在能力だ

改善していくためには、自己否定する視点が必要だ。人には自己愛
というものがある。その自己愛こそが、判断を誤らせることを常に
注意していなければいけない

何が何でも目標を達成するという姿勢がなかったがために、10階に
辿り着きたかったのに結局のところ2階にすら達することができな
かったというのはビジネスの世界ではよくある話なのだ

プロフェッショナルに不可欠なのは、技術よりもむしろ成功体験だ。
困難な目標に立ち向かい、その目標を達成した喜びが、人を本当の
意味でのプロフェッショナルにするのだと思う

僕たちの目の前には、いつも登るべき山があった。それも、自分た
ちの能力では登り切るのが不可能に思える高い山が。リーダーの役
割は、そういう山をいつも見つけることだと思う

面白い仕事はない。仕事を面白くする人間がいるのだ

ビジネスは循環なのだ。より良い循環を創り上げるのが、経営の仕事

当事者意識を持つことが様々な問題解決の鍵

スピード感を持って仕事をするということは、つまり今という一瞬
をどれだけ大切にして仕事をするかということでもある

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『成功のコンセプト』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344013921
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 第1のコンセプト 常に改善、常に前進
┃ 第2のコンセプト Professionalismの徹底
┃ 第3のコンセプト 仮説→実行→検証→仕組化
┃ 第4のコンセプト 顧客満足の最大化
┃ 第5のコンセプト スピード!! スピード!! スピード!!
┃ おわりに
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300755

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本日の一冊は、『続ける技術』『すごい「実行力」』などのベストセラーを持つ行動科学研究の第一人者、石田淳さんが、行動科学を使ったマネジメントについて述べた、注目の一冊。

※参考:『続ける技術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512432/

※参考:『すごい「実行力」』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837976425/

これまでは比較的一般よりの書籍を出していた石田さんですが、こ
の著者の本当のすごさは、ご自身が経営する塾を5年間で90店舗展
開したというそのマネジメント力。

本書では、著者がアメリカから持ち帰った最先端の行動科学理論と、
ご自身の実践の成果が、余すところなく披露されており、じつに読
み応えのある内容となっています。

部下をどうやって動機づけするかは、古今東西、尽きることのない
悩みですが、本書はまさにその悩みに的確に応えています。

「よくできる一部の社員を大事に扱うよりも、下の八割を引き上げ
たほうが生産性ははるかに高くなる」という信念をもとに、どうす
れば普通の社員がパフォーマンスをあげられるようになるのか、か
なり具体的な手順をまとめています。

「MORSの法則」「PST理論」「六十秒間ルール」。いずれも
経営者が知っておいて損はない内容です。

本格的にマネジメントに取り組み始めた中小企業の経営者、若手の
やる気が感じられないと悩む大企業の人事担当者に、ぜひ読んでい
ただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人間は、どんな人であっても本人が望むものを得ようと行動し、自
分が望まないものを避けようと行動している

結果を変えるには、そこに至る行動を変えなければならない。行動
分析は結果だけでなく、結果を生むプロセス、すなわち行動にも目
を向ける

日本企業は今こそ人間関係重視に回帰するべきなのである

結果だけでなく行動をも評価することが絶対条件

行動したことを認められた社員は、再び認めてもらおうとして同じ
行動を繰り返すようになるだろう

仕事を楽しく、生産性を高くできるかどうかは、作業内容によって
決まるのではない。仕事を取り巻く環境や条件によって左右される

そもそも「褒める」「認める」という行為は、そこに信頼関係がな
ければ適切に作用しない

本人の二ードの動機づけ条件にあったことをするときは誰でもパフ
ォーマンスが上がる

大切なことは「やる気を出せ」とか「モチベーションを上げろ」と
叱咤するのではなく、結果に直結する行動をリーダーが見つけること

◆MORSの法則
・Measured(計測できる)
・Observable(観察できる)
・Reliable(信頼できる)
・Specific(明確化されている)

よくできる一部の社員を大事に扱うよりも、下の八割を引き上げた
ほうが生産性ははるかに高くなる

望ましい結果が得られることを学習したとき、人は同じ行動を繰り
返そうとする

絶望感を学習させることなく社員を育成するにはどうしたらいいの
だろうか。簡単なことだ。小さなサブゴールを作ってやればいい

◆最も行動が継続しやすい条件:PST
「ポジティブ」「即時」「確か」

「望ましい行動をとった人はいついつまでに評価される」このよう
なルールを共通認識として持っていると、六十秒間ルールと同等の
効果が得られる

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『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300755
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 序 章 日本の経営システムを変える
┃ 第1章 行動分析とは何か
┃ 第2章 すべてのビジネスは行動の集積である
┃ 第3章 行動を決める「リインフォース」
┃ 第4章 人が動く理由――ABCモデル
┃ 第5章 人が動く条件――PST分析
┃ 第6章 明日からパフォーマンスが上がる5つのステップ
┃ まとめ 行動分析の実践と可能性
┃ おわりに
┃ 用語説明
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532313562

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本日の一冊は、20世紀最高の経営者、ジャック・ウェルチをはじめ、世界的大企業の経営者80名以上をコーチしたエグゼクティブ・コーチングの第一人者が、そのノウハウを公開した注目作。

うまく使えば、仕事で大きな恩恵を与えてくれる一方、制御できなければ多くの人間を奴隷にしてしまう自尊心という名の悪魔。

それが職場でどんな問題を引き起こしているのか、その仕組みを解き明かしたじつに画期的な一冊です。

Amazon.comほかで全米ベストセラー第1位を記録したベストセラー
ですが、読めばその理由がよくわかります。

「他人を不愉快にする行動の大半は、どんな状況においても必要以
上に『勝とう』と努力することから生じている」

「人を傷つけるコメントが真実かどうかはどうでもいい。『それは
真実か』が問題ではなく、『それは言う価値があるのか』が問題なのだ」

シンプルな言葉で人間関係の真理が語られており、これ一冊読んだ
だけでおよそ職場のトラブルの90%以上は解決できたも同然です。

実用書として見た時も、リーダーが持つ「20の悪癖」と、その根本
原因、そしてそれを改善する方法が、じつにわかりやすく説かれて
おり、まさにマネジャー、経営者必読の一冊。

リーダーおよび未来のリーダー候補は、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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『中傷を耳にし、わが身の行ないを改めることのできる者は幸せだ』
(ウィリアム・シェークスピア『空騒ぎ』より)

彼らはすべてのことに答えを知っていると思う。しかし、他人はそ
れを傲慢だと見る。自分のコメントが他人の役に立っていると彼ら
は思う。だが、他人は干渉だと見る。彼らは効果的に権限委譲をし
ていると思う。だが、他人は責任回避をしていると見る。彼らはが
まんして黙っていると思う。だが、他人は反応がないと見る。彼ら
は他人がみずから考えるように仕向けていると考える。だが、他人
は彼らを無視していると見る

自分の意志で選んだことをするとき、人は一生懸命やろうとする。
それが押しつけられたことだと、人は言われたことしかやらない

◆リーダーが持つ20の悪い癖 ※一部紹介
1.極度の負けず嫌い
2.何かひとこと価値をつけ加えようとする
3.善し悪しの判断をくだす
5.「いや」「しかし」「でも」で文章を始める

他人を不愉快にする行動の大半は、どんな状況においても必要以上
に「勝とう」と努力することから生じている

組織の上に行けばいくほど、他の人を勝者にすべきであり、自分自
身が勝者になる必要はなくなる

人を傷つけるコメントが真実かどうかはどうでもいい。「それは真
実か」が問題ではなく、「それは言う価値があるのか」が問題なのだ

賢人なら、私たちを腹立たしくさせる人間は、生まれつき、そうい
う人間なんだ、と言うことだろう

「ごめんなさい」と言うことで、人々はあなたの味方、パートナーに変わる

過去には、非常に有能な人も尊敬に値しない行動に耐えなくてはな
らなかったが、これからは、彼らは会社を辞めていく。それが現実だ

フィードバックを求めておいて自分の意見を言うのはやめよう

あなたの行動が職場の人や顧客からどう見られているのか本当に知
りたいのであれば、鏡をのぞき込んで自分の姿に自惚れるのをやめなさい

あなたが輝こうと思う気持ちを抑えれば抑えるほど、相手の目にあ
なたが輝いて見える

成功する人たちは批判を聞くことをとくに好むわけではないが、将
来に向けてのアイデアを得ることは大好きな人種だ

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『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532313562
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ セクションI 成功で厄介なこと
┃ セクションII あなたをトップの座から遠ざける20の悪癖
┃ セクションIII どうすればもっとよくなれるのか
┃ セクションIV 「自分を変える」ときの注意すべきポイント
┃ 結び
┃ 謝辞
┃ 付録
┃ 訳者あとがき
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『限界への挑戦』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532166357

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本日の一冊は、ノーベル物理学賞を受賞した天才科学者、江崎玲於奈さんによる「私の履歴書」をまとめた一冊。

大学での講演や挨拶が主体となっており、科学者が身につけるべき態度と心構えについて述べられていますが、ビジネスパーソンにとっても得るところの多い一冊だと思います。

とくに、冒頭部分で述べられている5つの心得は、一個人が創造性を発揮し、社会に貢献するために必要な考え方が述べられており、じつに参考になります。

ほかにも、アインシュタインの言葉や、自らの手紙、スピーチなど
からの引用が紹介されており、成果を出すためのヒントがいくつも
散りばめられています。

「自己実現」という言葉がすっかり浸透した今日ですが、それを実
行するのに必要な心構えや規律についてはまだまだ不十分な気がします。

その点本書は、何かの道で一流を目指そうとする人に、大いなるヒ
ントとモチベーションを与えてくれます。

若いビジネスパーソンにはとくにおすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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第一に、今までの行き掛かりにとらわれてはいけません。しがらみ
という呪縛を解かない限り、思いきった創造性の発揮などは望めません

第二に、教えはいくら受けても結構ですが、大先生にのめり込んで
はいけません

第三に、無用ながらくた情報に惑わされてはいけません

第四に、創造力を発揮し自分の主張をつらぬくためには戦うことを
避けてはいけません

第五に、子供のようなあくなき好奇心と初々しい感性を失ってはいけません

「サイエンスの神髄は、科学者が生んだ赫赫たる成果ではなく、む
しろ、険しい道を歩んでその成果に到った創造のプロセスにある」
(アインシュタイン)

僕が大家になり得るという自信が僕を幸福にしているのではなくて、
ただ、この様な自然の美と人間の叡智に接し得る事が出来た事が幸福なのです

科学技術は便利で、よく使われる日本語であるが、どうしても技術
が主語となり、科学は修飾語になってしまう。中国やインドなどの
発展途上国のように、科学より技術を重視する状況を表現するよう
になることを知っておいてもらいたい

異質な文化の中で生活することは体験を豊かにし、視野を広める。
冷静な目で文化を比べ、自己のアイデンティティーを明確につかみ、
それが自己の開発、向上に結びつく

管理され過ぎの企業は融通がきかないので沈滞する。各社員が自主
的に能力を存分に発揮できる職場がよい

問題を発見して、その答えを得る能力があってこそ、初めて一人前
のサイエンティストと言える

知性の根源には合理的思考力があり、それが生んだ代表作が「サイ
エンス」であるとすれば、一方、感情の根源には心を癒す愛があり、
それが生ん代表作は何としても「神」であろう

人それぞれ持って生まれた才能は異なり、それに磨きをかけるのが
教育である。ところで、人生の生きがいとは何であろうか。それは、
”自分の才能の限界に挑戦すること”ではないであろうか

自分の誇りと自由な立場を堅持するためには、”酒は自分の金で呑
め”と忠告したい

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『限界への挑戦』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532166357
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ まえがき
┃ 第一章 私の履歴書
┃ 第二章 私とサイエンス
┃ 第三章 未来に生きる人たちへ
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『ヒトデはクモよりなぜ強い』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246078

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本日の一冊は、中央集権的な組織(クモ)と分権型組織(ヒトデ)のどちらが強いのかを論じた、衝撃的な組織戦略論です。

分権型組織としてたびたび本書で紹介されるアパッチ族を例に説明すると、「アパッチ族は、何百年も征服されることなく戦い続けた」。

「アパッチ族が生きのびたのは、『政治権力を分散して、なるべく中央集権を避けていた』から」なのです。

著者によると、「分権型の組織が攻撃を受けると、それまで以上に
開かれた状態になり、権限をそれまで以上に分散させる」。

つまり、分権型の組織では、次から次へとリーダーが生まれ、やが
ては巨大な組織をも倒してしまう。

これが、アメリカのレコード会社MGMがナップスターに勝ったも
のの、海賊行為や音楽シェア行為を撲滅できなかった理由なのです。

であれば、そのような分権型企業を作りたい、と思うのが人の情で
すが、事はそんなに簡単ではありません。

分権型組織やコミュニティの構築をスムーズに進めるには、いくつ
かポイントがあるのです。

本書では、そのコミュニティ成立のためのポイントを、「触媒」や
「イデオロギー」などいくつかの要素に分解し、秘訣をまとめています。

こうした分権型組織をどうやって破るか、という視点も提供されて
いるので、じつに興味深く読むことができます。

経営者、経営コンサルタントは必読の一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ヒエラルキーが存在しなかったら何が起きるのか。秩序が乱れ、混
乱すると思うかもしれない。ところが多くの分野で、伝統的な意味
での指導者をもたない、けれども力強い集団が、業界や社会の、従
来のやり方をひっくり返している

アパッチ族には、他の部族における首長にあたる存在の代わりに、
ナンタンと呼ばれる精神的および文化的な指導者がいた。ナンタン
は行動で規範を示すだけで、他者に何かを強要する権限は持たなか
った。部族のメンバーは、ナンタンに従いたいから従うのであって、
強制されたからではない

ナンタンをひとり殺すと、また別のナンタンが登場する。アパッチ
族には、社会全体を守る唯一無二の人物は存在しない

分権型の組織が攻撃を受けると、それまで以上に開かれた状態にな
り、権限をそれまで以上に分散させる

二〇〇五年にハリケーンカトリーナがニューオーリンズを襲ったと
きも、最も正確な情報をもっていた現場の人間には、大規模な救助
計画を実施する権限がなかった

業界内で権力が分散すると、全体の利益が減少する。ヒトデ型組織
を導入するのは、利益をあきらめるに等しい。だからこそ、業界全
体を取り囲むヒトデの出現には、注意が必要なのだ

開かれた組織に招かれた人たちは、自動的に、その組織の役に立つ
ことをしたがる

みんなが自分自身を律すると、規範は規則より力を持つことになる

分権型の組織をまとめる接着型の役割を果たすのは、「イデオロギー」だ

人の役に立ちたいという気持ちは、彼ら(触媒)が人々をつなぐ能
力を発揮するための燃料のようなものだ

アメリカ人は、アパッチ族のナンタンたちに畜牛を与えて、その社
会を壊したのである。簡単なことだった

組織に所有権という概念が入ってくると、その途端にすべてが変わ
る。ヒトデ型組織がクモ型組織に変わるのだ。組織を集権型にした
いと思ったら、触媒に財産を与え、資源を好きなように分配しなさ
いと言えばいい

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『ヒトデはクモよりなぜ強い』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246078
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 第1章 MGMの失敗とアパッチ族の謎
┃ 第2章 クモとヒトデとインターネットの最高責任者
┃ 第3章 ヒトデでいっぱいの海
┃ 第4章 5本足で立つ
┃ 第5章 触媒のもつ不思議な力
┃ 第6章 分権型組織と戦う
┃ 第7章 ハイブリッドな組織
┃ 第8章 スイートスポットを探して
┃ 第9章 新しい世界へ
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『30代で差をつける人生戦略ノート』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837922406

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本日の一冊は、世界的な戦略系コンサルティングファーム、アーサー・D・リトルを経て、不動産投資コンサルタントとして独立、『33歳で資産3億円をつくった私の方法』の著者としても知られる午堂登紀雄さんが、1年半ぶりに放つ注目の新刊。

※参考:『33歳で資産3億円をつくった私の方法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837921825/

タイトルからもわかるように、30代で差をつけるためのキャリア戦
略、自己投資、仕事ノウハウと考え方について述べられています。

著者によると、所得格差が拡大している原因は、思考の格差。つま
り、「頭を使って仕事をする人と、頭を使わずに仕事をする人の差
が大きくなっている」というのです。

では、その思考格差の問題を解決してくれる、大きく稼ぐための考
え方とは何なのか。本書にはまさにその考え方の秘訣が書かれています。

「他人の言うことに簡単に自分を預けない」「自分の仕事が社外の
専門企業より付加価値が高いかどうかを常に意識する」「自分を評
価する指標を細かく持つ」…。

自分の付加価値を高めるための心構えが書かれているだけでなく、
コンサルタント特有の問題解決思考も学べる、なかなかお得な一冊です。

仕事のモチベーションを高めたい方、さらなる成長を目指す方に、
ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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結局、最後に頼りになるのは、「家もお金も仕事もなくし、たった
一人で世間に放り出されても、稼ぐことができる能力」

価値を創り出せない人材は雇用形態に関係なく雇用は不安定

一見単調に見える仕事でも、どうやったらもっと効率的にできるか、
どうやったらもっとお客様に喜んでもらえるか、といった問題意識
を持って仕事に取り組んでいる人は、そうでない人に比べたら、わ
ずか数年でたいへんな力量の差がつく

雇われ人根性を捨て、自分の仕事が社外の専門企業より付加価値が
高いかどうかを常に意識する

仕事の付加価値が高く、スキルや意欲のポータビリティがあれば、
自分を高く買ってくれる会社はいくらでも見つかる

英語がわかれば、そこに発生する「情報格差」を利用するだけで儲
けるチャンスをつかむことができる

”思考停止人間”が勉強すると、余計にバカになる

レストランに限らず、行く先々でこの人たちはいくら儲かっている
かを計算するようにする。この癖をつけると、驚くほど計算が速く
なります

一流と三流を分かつのは「努力し続ける力」

できる人間になるには、自分を評価する指標を細かく持つこと

誰も知らない中小企業に行けば、手っ取り早く自分がエースになれる

才能がほどほどでも、全力で「量」をこなせば必ず「質」に転化します

「主体的」に関わるほど仕事は面白くなる

自分が持っているものを、「世の中に貢献できる価値」として証明
できなければ、「自分らしさ」「個性」など単なるわがまま

「問題解決力」=「仮説立案力」+「共感力」

フットワークの軽さと声のかけやすさが、いざという時に声がかか
る人の秘訣

コピーライティング力は現代の錬金術

自分から先んじて連絡すれば、自分のペースで仕事ができる

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『30代で差をつける人生戦略ノート』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837922406
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 稼ぐ人の「頭の使い方」をマスターする
┃ 「アウトプット勉強法」で差をつける
┃ 自分の「マシン性能」を徹底的に鍛える
┃ 「問題解決力」を劇的に高める
┃ どこでも通用する「自分ブランド」を確立する
┃ リターンを意識して「時間」を使う
┃ 人を動かす「コミュニケーション・スキル」を磨く
┃ 終わりに
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『キラー・リーディング』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408107107

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本日の一冊は、年間3000冊読み、これまでに160冊の本を書いたという著者が、その独自の読書術を公開した注目の一冊。

冒頭に、「ビジネスマンの読書は、絶対に『知的消費』のレベルで満足していてはいけない」とあるように、実際のビジネスに生かす読書を標榜しており、どちらかというとベストセラー『レバレッジ・リーディング』に近い提案です。

※参考:『レバレッジ・リーディング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042695/

著者が重要視するのは、イマジネーションを湧き起こす「キラーワ
ード」「キラー・フレーズ」から発想する読書法。

単に情報をインプットするのではなく、「1.情報の引き出しをた
くさん持つ。2.ドンピシャでタイミングよく引っ張り出す。そし
て、3.「ひねり」を加える」といったプロセスで、アイデアを発
想する技術を説明しています。

参考になったのは、悩むことで問題意識が明確になるということと、
人と会うときは書店で待ち合わせするといこと。

特に書店で待ち合わせをするのは、時間の有効活用にもなりますの
で、今すぐ実践してみようと思います。

より良い読書習慣のヒントに、また読書を「知的消費」のレベルで
終わらせないために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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いい仕事はすべて「インテリジェンス×イマジネーション」から生まれる

とにかく、たくさんアイデアを出すことがポイントである。という
のも、質は量を追求するなかでようやく生まれるものだからだ

「キラー・リーディング」によって、1.情報の引き出しをたくさ
ん持つ。2.ドンピシャでタイミングよく引っ張り出す。そして、
3.「ひねり」を加える

山ほど過去のデータをかき集めても、そこには何も新しいものはない

読書は作家や著者の主張や考え、あるいは意見等をコピーする道具
ではなく、彼らの文章をとっかかりにして、あなたが「感じる」道
具なのだ

仕事で悩んでいればいるほど、本の選択(チョイス)はどうあれ、
テーマは鮮明になる。「空腹が最高のソース」であるように、テー
マ=問題意識は最高の吸収チャンスなのである

特に大切なことは、偏食しないことだ。ビジネスマンだからビジネ
ス書ばかり、経営者だからマネジメント書ばかり……ではなく、と
きには真逆の選択をしてみるといいだろう

あとがきを読むと、その人の人間性や性格がかいま見えるから面白い

アイデアは「異質×異質」の化学反応から生まれる

経営者の大所高所から見たマネジメント書もいいかもしれないけれ
ども、ディテールが詳述された第1線のビジネスマンの本こそ、仕
事の知識化、ビジネスの教訓化がしやすいのではなかろうか

まるで関係ないタイトルやテーマの本であっても、あなたがテーマ、
関心、問題意識さえ明確に掲げていれば、そのフィルターを通じて
なんでも吸収しようとする。すると、その他大勢のビジネスマンが
気づかない「大穴」をゲットできたりするのである

困れば困るほど、考えに考え、結果として、人は賢くなるのである

「じゃ、紀伊國屋新宿本店1階で、午後1時頃によろしく」と、わ
たしはいつも書店を待ち合わせ場所にしている

人に伝えたり教えたりしたときに、初めて、「この本はこういう内
容だったのか」という新発見があるのだ

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『キラー・リーディング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408107107
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 第1章 仕事脳をたちまち変える! キラー・リーディングの秘密
┃ 第2章 「速読」×「多読」×「省読」でキラー・リーディング
┃     を完全にモノにする!
┃ 第3章 芋づる式にアイデアがひらめく! キラー・リーディング
┃ 第4章 どんどん情報が得られる! キラー・リーディング
┃ 第5章 3000冊をとことん消化しつくす!  キラー・リーディング
┃ 
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『裸でも生きる』


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【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062820641

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本日の一冊は、いじめ、うつを乗り越え、偏差値40から慶応義塾大学に合格、自らの人生を最貧国バングラデシュの発展に捧げ、途上国発のブランドを立ち上げた著者が、その半生を語った一冊です。

髪を染め、非行に走り、傍若無人の限りを尽くす著者の姿、内容にそぐわない文体は、読んでいて違和感を覚えますが、50ページ以降からの著者の奮闘ぶりには共感を覚え、感動のあまり涙さえ出てくるほどです。

理想に燃え、バングラデシュに渡った著者が見た貧困の現実――賄賂で市民を搾取する政治家、車に轢かれた少年を見捨てて立ち去る警官、お金を受取って著者を裏切る工場の経営者――。

試練を乗り越え、甘えを捨て、たくましく成長していく著者の姿は、
起業家のみならず、多くのビジネスパーソンに感動を与えること間
違いなしです。

何のために生きるのか。自分がこの世に生まれてきた意味は何なのか。

生きることの意義、働くことの意義を見つけたい若いビジネスマン
にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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父は寝ている私の体を蹴っ飛ばし、学校に行けと家を追い出した。
痛さと怖さで涙がボロボロ出てきてしまい、これは寝たふりだとバ
レてしまったと思い、私はしぶしぶランドセルを背負い学校に向かった

いままで、自分の意見を主張するため、そして自分の存在をアピー
ルするために、教師や学校、権力に対して「反抗」という手段を取
ってきたが、それがいつの間にか自分の人生を粉々にする可能性を
秘めているんだって、ゾクゾクするほどよくわかった

「私はいじめで学校に行けなかったけれど、世界中には社会的シス
テムが原因で学校に行けない子どもたちが何億人といるんだ。あぁ!
私の使命はここにあるんだ!」

首相の月給は三万五千円くらい。でも、ものすごい豪邸に住み、何
人もお手伝いさんがいて、高級車に乗り、子どもをアメリカの大学
に行かせる。この差額はいったいどこから来るんだ? それはまぎ
れもなく賄賂である

道を渡ろうとした少年が、急に動き出した車に衝突して倒れこんで
しまった。車は何事もなかったかのように走り去る。私は、近くに
いた銃を持った警官に、「早く! 早く救急車を呼んでください!」
と叫んだ。すると彼は手を差し出し、なんとお金を私に要求したのだ

「途上国発のブランドを創る」まさに夢物語だと思った。工場の品
質のレベルを見て、「かわいいものなんてつくれるはずがない」と
感じていた。そして自分一人の力では変わらない現実があることも
痛いほどわかっていた。でも私は、一歩踏み出そうと思った

次々と新しい難題にぶつかる。新しいことをはじめるのが、こんな
に難しいなんて思いもしなかった。夢への思いさえあれば、それで
何でもできると思っていたことが、明らかに間違いだと痛感した。
人は動かせても、数字は動かせないし、大きいものが小さいものを
踏み倒していくのは経済のルールなんだ

この国の人たちに、モノをつくること、売ることに、プライドをも
ち、そして自力で前に進む強さを身につけてもらいたかった。けれ
ど、それ以前にもっと大事なこと。それは、人に感謝する気持ち。
この人たちがそれを知らない間に身につけていてくれたなんて最高
にうれしい。今までの辛さがふっとび、報われた気がした

泣いた後に思う。失敗したって転んだって、すべてを失ったって、
また私は裸になればいい。そして、今日もバングラデシュのみんな
が私に問いかける。「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、
やりたいことをやらないんだ?」

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『裸でも生きる』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062820641
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ プロローグ
┃ 第1章 原点。学校って本当に正しいの?
┃ 第2章 大学で教える理論と現実の矛盾
┃ 第3章 アジア最貧国の真実
┃ 第4章 はじめての日本人留学生
┃ 第5章 途上国発のブランドを創る
┃ 第6章 「売る」という新たなハードル
┃ 第7章 人の気持ちに甘えていた
┃ 第8章 裏切りの先に見えたもの
┃ 第9章 本当のはじまり
┃ エピローグ 裸でも生きる
┃ 山口絵理子とマザーハウスの歩み
┃ 
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