2007年10月13日
『キラー・リーディング』
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408107107
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本日の一冊は、年間3000冊読み、これまでに160冊の本を書いたという著者が、その独自の読書術を公開した注目の一冊。
冒頭に、「ビジネスマンの読書は、絶対に『知的消費』のレベルで満足していてはいけない」とあるように、実際のビジネスに生かす読書を標榜しており、どちらかというとベストセラー『レバレッジ・リーディング』に近い提案です。
※参考:『レバレッジ・リーディング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042695/
著者が重要視するのは、イマジネーションを湧き起こす「キラーワ
ード」「キラー・フレーズ」から発想する読書法。
単に情報をインプットするのではなく、「1.情報の引き出しをた
くさん持つ。2.ドンピシャでタイミングよく引っ張り出す。そし
て、3.「ひねり」を加える」といったプロセスで、アイデアを発
想する技術を説明しています。
参考になったのは、悩むことで問題意識が明確になるということと、
人と会うときは書店で待ち合わせするといこと。
特に書店で待ち合わせをするのは、時間の有効活用にもなりますの
で、今すぐ実践してみようと思います。
より良い読書習慣のヒントに、また読書を「知的消費」のレベルで
終わらせないために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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いい仕事はすべて「インテリジェンス×イマジネーション」から生まれる
とにかく、たくさんアイデアを出すことがポイントである。という
のも、質は量を追求するなかでようやく生まれるものだからだ
「キラー・リーディング」によって、1.情報の引き出しをたくさ
ん持つ。2.ドンピシャでタイミングよく引っ張り出す。そして、
3.「ひねり」を加える
山ほど過去のデータをかき集めても、そこには何も新しいものはない
読書は作家や著者の主張や考え、あるいは意見等をコピーする道具
ではなく、彼らの文章をとっかかりにして、あなたが「感じる」道
具なのだ
仕事で悩んでいればいるほど、本の選択(チョイス)はどうあれ、
テーマは鮮明になる。「空腹が最高のソース」であるように、テー
マ=問題意識は最高の吸収チャンスなのである
特に大切なことは、偏食しないことだ。ビジネスマンだからビジネ
ス書ばかり、経営者だからマネジメント書ばかり……ではなく、と
きには真逆の選択をしてみるといいだろう
あとがきを読むと、その人の人間性や性格がかいま見えるから面白い
アイデアは「異質×異質」の化学反応から生まれる
経営者の大所高所から見たマネジメント書もいいかもしれないけれ
ども、ディテールが詳述された第1線のビジネスマンの本こそ、仕
事の知識化、ビジネスの教訓化がしやすいのではなかろうか
まるで関係ないタイトルやテーマの本であっても、あなたがテーマ、
関心、問題意識さえ明確に掲げていれば、そのフィルターを通じて
なんでも吸収しようとする。すると、その他大勢のビジネスマンが
気づかない「大穴」をゲットできたりするのである
困れば困るほど、考えに考え、結果として、人は賢くなるのである
「じゃ、紀伊國屋新宿本店1階で、午後1時頃によろしく」と、わ
たしはいつも書店を待ち合わせ場所にしている
人に伝えたり教えたりしたときに、初めて、「この本はこういう内
容だったのか」という新発見があるのだ
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『キラー・リーディング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408107107
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 第1章 仕事脳をたちまち変える! キラー・リーディングの秘密
┃ 第2章 「速読」×「多読」×「省読」でキラー・リーディング
┃ を完全にモノにする!
┃ 第3章 芋づる式にアイデアがひらめく! キラー・リーディング
┃ 第4章 どんどん情報が得られる! キラー・リーディング
┃ 第5章 3000冊をとことん消化しつくす! キラー・リーディング
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