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『自省録』マルクス・アウレーリウス・著 Vol.2880


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【魂を磨く、哲人皇帝の言葉】
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本日の一冊は、ローマの哲人皇帝、マルクス・アウレーリウスによる不朽の名著。

何でそんなものが現在読めるのかというと、マルクス・アウレーリウス帝は、「折にふれ心にうかぶ感慨や思想や自省自戒の言葉などを断片的にギリシア語で書きとめておく習慣があった」からです。

このアウレーリウス帝の手記をもとにまとめたのが、名著『自省録』です。

いろんな本で引用されることが多いので、断片的にはご存じでしょうが、おそらく『自省録』自体をしっかりと読み込んだ方は、そんなには多くないのではないかと思います。

東日本大震災の後、売れている本を見ていると、キーワードは「清」だったり「潔」だったりするのですが、本書はもともと自己修養と戒めの本であり、まさに今の時流にあった古典です。

ストイックなまでに己を戒め、なすべきことに集中させようとする、アウレーリウス帝の姿勢が伝わってきて、本当に背筋がピンと伸びる一冊です。

これを名著と言わずに何と言う。

家族や隣人が寝静まった静かな時間に、ゆっくりと読みたい、そんな一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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母からは、神を畏れること、および惜しみなく与えること。悪事をせぬのみか、これを心に思うさえ控えること。また金持ちの暮しとは遠くかけはなれた簡素な生活をすること

これ以上理性を奴隷の状態におくな。利己的な衝動にあやつられるがままにしておくな。また現在与えられているものにたいして不満を持ち、未来に来るべきものにたいして不安をいだくことを許すな

めいめいの一生は短い。君の人生はもうほとんど終りに近づいているのに、君は自己にたいして尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂の中におくようなことをしているのだ

快楽をもって過ちを犯す者は苦痛をもってこれを犯す者よりももっと大きな非難を受くべきである

なんぴとも過去や未来を失うことはできない(中略)人が失いうるものは現在だけなのである

あたかも一万年も生きるかのように行動するな。不可避のものが君の上にかかっている。生きているうちに、許されている間に、善き人たれ

無知と自負のほうが知恵よりも力強いとはまったく不思議なことだ

死ぬということもまた人生の行為の一つである。それゆえにこのことにおいてもやはり「現在やっていることをよくやること」で足りるのである

もっともよい復讐の方法は自分まで同じような行為をしないことだ

この世で大きな価値のあることはただ一つ、嘘つきや不正の人びとにたいしては寛大な心をいだきつつ、真実と正義の中に一生を過すことである

つまずく人びとをも愛するのが人間の特権である

外的な原因によって生ずることにたいしては動ぜぬこと。君の中から来る原因によっておこなわれることにおいては正しくあること

私はなにか社会に有益なことをおこなったか。それならば自分が利益を得たのである。この真理をつねに手近なところにおき、決して(善への努力を)やめるな

すべては主観にすぎないことを思え。その主観は君の力でどうにでもなるのだ

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『自省録』マルクス・アウレーリウス・著 岩波書店
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◆目次◆

第一巻
第二巻
第三巻
第四巻
第五巻
第六巻
第七巻
第八巻
第九巻
第一〇巻
第一一巻
第一二巻

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