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『それをお金で買いますか』マイケル・サンデル・著 Vol.2854


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【マイケル・サンデル教授の最新刊!】
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本日の一冊は、NHK教育「ハーバード白熱教室」で話題となった国民的ベストセラー『これからの「正義」の話をしよう』の著者、マイケル・サンデル教授による待望の新刊。

※参考:『これからの「正義」の話をしよう』
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今回も、『それをお金で買いますか』という刺激的なタイトルで、臓器売買、戦争の請負、代理母による妊娠代行サービス、絶滅の危機に瀕したクロサイを撃つ権利、などの道徳的問題をピックアップ。

市場の論理が、人間社会のいたるところに侵入してきた現代ならではの問題を、真っ向から議論しています。

著者が本書で論じているのは、「お金で買うべきではないものが存在するかどうか」。

本書に登場する事例は、いずれも心に違和感が残るものの、合理性で考えれば正しいものばかりのため、余計に悩みます。

たとえば、絶滅危惧種となったクロサイを救うためのプロジェクトのケース。

ハンターが限られた数のクロサイを、一頭15万ドルで撃つ権利を与えれば、確かに地主にはサイを育てて保護するインセンティブが働くため、クロサイの数は回復するのですが、心理的にはどうもしっくり来ない。

サンデル教授は、ここに「腐敗」という概念を持ってきて、こう説明しています。

「市場はものを分配するだけではなく、取引されるものに対する特定の態度を表現し、それを促進するのだ。子供が本を読むたびにお金を払えば、子供はもっと本を読むかもしれない。だがこれでは、読書は心からの満足を味わわせてくれるものではなく、面倒な仕事だと思えと教えていることになる」

「ある財 [善] や社会的慣行を腐敗させるとは、それを侮辱すること、それを評価するのにふさわしい方法よりも低級な方法で扱うことなのだ」

人間社会が、市場の原理をどこまで適用すればいいのか、真剣に考えさせられる一冊。

人として大事な何かを失わないために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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・刑務所の独房の格上げ:一晩八二ドル。カリフォルニア州サンタアナをはじめとする一部の州では、非暴力犯が特別料金を払うと、払わない囚人とは別の、清潔で静かな独房に入ることができる

・インドの代理母による妊娠代行サービス:六二五〇ドル。代理母を探している欧米諸国のカップルは、その仕事をインドに外部委託することがますます増えている。インドではそうした業務は合法であり、料金はアメリカの相場の三分の一にも満たない

生きていくうえで大切なものに値段をつけると、それが腐敗してしまうおそれがある。市場はものを分配するだけではなく、取引されるものに対する特定の態度を表現し、それを促進するのだ

市場の魅力の一つは、市場が満たす嗜好について判断を下さないことだ。ある善の評価の方法がほかの方法よりも高等かどうか、あるいは価値があるかどうかを問わないのだ

少数の人々のためのコンシェルジュ診療は、別の医者のぎゅうぎゅう詰めの患者名簿に、ほかのすべての人を押し込むことで成り立っている

社会的効用の最大化が目的だとしても、自由市場が行列より確実にそれを実現するとはかぎらない。その理由は、ある財への支払い意志額が、その財を最も高く評価しているのは誰かを示していないことだ。というのも、市場価格に反映されるのは支払い意志だけではなく、支払い能力でもあるからだ

ある善、活動、社会的慣行が腐敗するのは、われわれがそれを扱うのにふさわしい規範よりも低級な規範にしたがうときだ。極端な例を挙げてみよう。販売して儲けるために赤ん坊を産むとすれば、それは親としての腐敗である

罰金が道徳的な非難を表しているのに対し、料金は道徳的な判断をいっさい含んでいない

バイアティカル(生命保険買い取り)の場合、その金融リスクによって、ほかの大半の投資には存在しない道徳的な難題が生じる。投資家は、保険証券を買い取った相手が早く死ぬよう願わなくてはならない

試合の進め方にマネーボールがもたらした変化を考えてみるといい。打席にいる時間が延び、フォアボールによる出塁が増え、投球数が増え、ピッチャー交代が増え、バットが自由に振られる回数が減り、走路上での思い切ったプレーが減り、バントと盗塁が減った。これでは、よくなったとはとても言えない

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『それをお金で買いますか』マイケル・サンデル・著 早川書房
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◆目次◆

序 章 市場と道徳
第1章 行列に割り込む
第2章 インセンティブ
第3章 いかにして市場は道徳を締め出すか
第4章 生と死を扱う市場
第5章 命名権

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