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『成功は一日で捨て去れ』柳井正・著 vol.1918


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【ユニクロ柳井正氏、待望の新刊登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104642037

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本日の一冊は、不況下に絶好調、長者番付でも日本一に輝いた、ファーストリテイリング会長兼社長、柳井正さんが、何と6年ぶりに書いた新刊。

同時に出された『ユニクロ思考術』とあわせて話題となっていますが、寄せ集めコンテンツの同書と比べると、やはりイチオシはこちら。

※参考:『ユニクロ思考術』※ユニクロ関係者のオムニバス本です
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104642029/

タイトルとなっている『成功は一日で捨て去れ』という言葉からもわかるように、飽くなき成長を志向する、著者の激しい情熱が伝わ
ってくる内容です。

玉塚新体制への移行がうまくいかず、経営の最前線に返り咲いた著者。

そんな著者が、苦境に陥った同社をどうやって立て直し、年商5864億円、経常利益856億円にまで伸ばしてきたのか(2008年8月期。2009年8月期は売上高6820億円、経常利益1010億円の予想)。

失敗に終わった野菜事業や、いまだ悪戦苦闘を続ける靴事業の話も含め、これまでの取り組みをすべて振り返っています。

参考になったのは、同社のグローバル展開の一部として、中国進出の責任を負った部下の話。

自己愛ゆえに創業理念、コンセプトをないがしろにし、失敗したH氏と、あくまでユニクロの文化にこだわり、成功したP氏の例が対比されており、じつに興味深い内容でした。

大企業の経営者ということもあり、戦術の話よりは考え方に寄った内容ですが、そこから得られるヒントは山ほどあります。

現状に甘んじることなく、成長を続けたい。

そんな野心的な方には、ぜひ読むことをおすすめします。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ちょっとした成功なら、すぐに捨て去るぐらいの強い意志が必要だ。一番大事なお客様そっちのけで、小さな成功だけで満足していてはいけない

日々の一歩一歩、あるいは一進一退の悪戦苦闘の連続こそが、将来の姿につながっていく。将来を決めるのは現実・現在の自らの行動である

例えば携帯電話を敵と捉えれば、それよりもっと魅力があって買いたくなるような洋服とはどんな商品なのかを考える

世間とか世の中は自分よりももっとずっと大きな存在なので、自分の都合など聞いてくれない。社会的に必然性がなければ失敗する。社会がその事業を要求するから成功するわけで、本当は何も思い悩む必要などないのだ

安定した財務基盤に基づいていなければ、不断の挑戦は不可能

リスクを裏返すとプロフィット、要するに利益に通じる。会社経営では、危機は利益と同義語なのだ

金を安易に考えると、その金の範囲内の投資だけでは済まなくて、追い銭を払うようになってしまう。決して侮ってはいけない

明確でシンプルな言葉でないと真意は伝わらない。多少の誤解は覚悟のうえである

優秀な人は本当に謙虚になり、若くして責任のある仕事を任せてもらえることにもっと感謝すべきです

仕事というものは、自分の専門分野のことだけ考えればよいのではなく、部門を超えてどんな影響を与えあうか考え調整しながらやるべきものである

数字は冷徹で、ウソはつかないものだ。売価変更しようということで会議の俎上に上がった商品は、その後も売れないという例がほとんどである。最終的には、完全に消化するまで売価変更することになる。実際は、実務能力の高いMDほど、早め早めに売変処理をしていく傾向がある。もし、それで粗利益が取れなかったら、売れる商品を追加すればよいからだ

よく、先行している商売人が流行を作り出すとか、お客様の心理を作り出すといった類の話があるが、そんなことは実際にはあり得ない。こちらから心理状態を変えるなんて滅相もないことだ。重要なのは、お客様の心理状態に合わせて商品を作り出すことなのだ

どんな仕事でも毎日の仕事はチャレンジの連続です。チャレンジがない仕事は仕事ではありません。チャレンジがない人生は人生ではありません。繊維の歴史、服の歴史、小売の歴史を塗り替える画期的な商品や会社を生み出す。私たちはそんな人間の集団でありたい

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『成功は一日で捨て去れ』新潮社 柳井正・著
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◆目次◆

第1章 安定志向という病
第2章 「第二創業」の悪戦苦闘
第3章 「成功」は捨て去れ
第4章 世界を相手に戦うために
第5章 次世代の経営者へ

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