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『金融商品にだまされるな!』


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【ひどい商品たち】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800322X

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本日の一冊は、ベストセラー『スタバではグランデを買え!』の著者、吉本佳生さんによる注目の新刊です。

※参考:『スタバではグランデを買え!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002290/

著者によると、「金融機関が派手な広告やパンフレットで宣伝する
金融商品のほとんどは、とても危険な欠陥金融商品ばかり」。

本書では、この「危険な欠陥金融商品」のトリックを暴き、投資家
が騙されないための基礎知識と賢明な金融商品の選び方を指南しています。

本書を読めば、金融機関が年率表示のトリックや満期のコントロー
ルにより投資家を貪っている現状がじつによくわかります。

賢明な投資家を目指す方には、好著『金融広告を読め』と併せ、ぜ
ひ読んでほしい一冊です。

※参考:『金融広告を読め』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033067/

なお、本書によると、インフレに対応可能な商品は、じつは個人向
け国債と普通預金。

将来のインフレを懸念し、外貨や外国株に手を染める方が多い昨今
ですが、恐怖と欲望が人間を破滅に導く、という原則はいつの世も
変わらないようです。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「物価が上がれば金利も上がり、物価が下がれば金利も下がる」

おカネの値打ちは、どんなモノがどれだけ買えるかで評価すべき

じつは「一般的な預金はインフレに強い」

満期の選択権を持っている銀行は、将来の金利の上昇・下落に応じ
て、必ず、自らの利益になるような、そして「客には損になる選択をする」

個人年金保険の場合、中途解約時に差し引かれるコストはかなり大きい

元本保証型の投資型年金保険は、かなりの確率で年1%程度の長期
運用になってしまう金融商品

◆「1カ月もの年利15.0%」の外貨預金高金利キャンペーン
キャンペーン金利が適用される1カ月が過ぎると、外貨預金を継続
しても金利はとても低くなります

株式投資信託などの元々リスクが高い金融商品に対して、客が元本
の安全性を求めると、じつは非常に不利な金融商品を売りつけられ
てしまう

個人向け国債の最大の魅力は、将来のインフレに対応できる点

平均的な生活スタイルの日本人にとって、外貨運用は将来のインフ
レ対策になりません

日本でインフレが起きるケースとして一番可能性が高いのは、国内
の賃金が全体として上がるときです

コール・オプションでもプット・オプションでも、オプションの売
り手は「目先の確実な利益」を受け取る代わりに、「将来の不確実
な損失の危険性」を負う

EB債が株に転換されて戻ってくるときには、原則として、必ず損
をしていると覚悟すべき

日本の金利がアメリカの金利よりずっと低い状況では、将来はどん
どん円高になると予想するのが、デリバティブ市場での合理的な予想

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『金融商品にだまされるな!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800322X
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┃▼目次▼
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┃ はじめに ぜ~んぶ、ウソ!
┃ 第1章 最近流行している『危ない金融商品』のポイント解説
┃ 第2章 インフレに強いのは、意外にも、古くからある普通預金
┃ 第3章 高金利で元本保証で、しかも金利がステップアップする円定期預金
┃ 第4章 よほどの不運に見舞われない限り、高金利が得られる債券
┃ 第5章 ふつうより有利な条件でスタートできる外貨預金
┃ 第6章 元本は円建で安全で高金利なのに、円安でさらに金利が上がる預金
┃ 第7章 大学や地方銀行などが喜んで買い、個人なら富裕層しか買えない債券
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