2012年1月16日
【全米ベストセラーの時間術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317614
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会社を始めて7年。そろそろ長年の習慣が積もり積もって、時間の使い方に非効率な部分が目立つようになってきました。
この機会に思い切って自分の時間の使い方を見直そう、と思って手に取ったのが、この『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則』です。
この本は、日本経済新聞出版社が出している「ベストオブビジネス」シリーズの最新刊で、同シリーズは、アメリカでバイブルとなっているビジネス書のロングセラーをそろえた、地味ながら「ハズさない」シリーズです。
―時間という資源がほかの資源と違っている点を一つあげるとすれば、それは、使わなくてもどのみち消えてなくなるということだ。
どんなに活躍している人でも、どんなに主体的に自分の人生をコントロールしてきた人でも、やがて忙しくなってくると、予定に振り回されるようになる。
本書は、われわれがどうすれば時間を主体的にコントロールできるのか、その原則と秘訣をまとめた一冊です。
<自分自身をもう一度自分の管理下におくためには、より適切な新しい習慣を採用しなければならない>
<われわれは「充分な時間」を持つことはない>
といった戒めに始まり、
<「嫌いな仕事」から手をつける>
<一日三〇分の「静かな時間」を必ず予定に組み込む>
<同じ作業は同じ時間にまとめて処理する>
などといったノウハウまで、じつに有用な時間管理のポイントが書かれています。
なかでも参考になったのは、<早く正確に仕事をするために絶対やってはならない「7つのタブー」>の部分。
おかげで、仕事において絶対に優先させなければならないこと、後回ししてはいけないことが、はっきりしました。
ビジネスパーソンの時間管理のバイブルとして、ぜひ手元に置いておきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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三〇代は、仕事を築く時期でもある。会社は三〇代が三〇代なりに積み重ねたものと、なにがしかのプラスアルファを期待する。「ポテンシャル」では、もはや充分ではないのである
やがて気がつくと、もう四〇代である。子供たちは自分の足で歩きはじめる。まだ家に残っている子供たちも精神的に自立し、次第に親を必要としなくなる
五〇代になると、興味深い変化が起こりはじめる。子供たちが大きくなってしまって、自分自身の趣味を開発する時間が増えるのである。いわゆる一生の仕事は、たいてい五〇代の半ばがピークである
生命保険会社は六〇代について、ある冷酷な統計値を報告している。六二歳以後に死ぬ人たちの半数は、退職して一年半の間に死ぬというのである。仕事あっての自分という人がいかに多いかということである
大切なのは、自分が真っ先にやろうとしていることがほんとうに最も大事なことかどうかを確認することである
意志の疎通を欠く、勘違いをする、反目する、相手の気持ちを傷つける、相手の期待を裏切るといったことはみな、時間の浪費を招く元凶である
「一杯のコーヒー」と引き換えに“一日のスタート”をだいなしにするな
新しい習慣を身につけた時の自分を想像してみる
時間の「値段」を計算して「不採算タイム」をゼロにする
「ノー」と言える時に言わない──それだけで時間は大量に消費される
アイゼンハワー将軍は行動とその重要度について、よく部下たちと議論したという。彼によると、重要なことと緊急なことは反比例することが多い
人が他人にやってくれと頼むことは、全部が全部大切だとは限らない
人は不慣れな仕事より慣れた仕事を先に手がけがちである。やり方のわからない仕事を先にやりたがるという人はあまりいない。しかし、新しい技術を必要とする仕事には重要なことが多く、それを後回しにしていると悪い事態を招くことになる
一日三〇分の「静かな時間」を必ず予定に組み込む
同じ作業は同じ時間にまとめて処理する
◆早く正確に仕事をするために絶対やってはならない「7つのタブー」
※一部紹介
1.問い合わせに対する答えの遅れ―顧客を失いかねない
2.機械の修理サービスの遅れ―故障して、かえって高いものにつく
4.歯医者への行きそびれ―義歯で我慢することになりかねない
7.自分にとってほんとうに大事なことの一日延ばし
―人生を豊かなものにしそこなう
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『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則』メリル・E・ダグラス、ドナ・N・ダグラス・著 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317614
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◆目次◆
第1章 「仕事のできる人」が実践する時間の上手な作り方
第2章 「コマ切れ時間」を一つに集める
第3章 仕事の「流れ」を加速する「ひと工夫」
第4章 仕事が格段にはかどる「優先順位」のつけ方
第5章 「浪費時間」を再生する方法
第6章 頭のいい「仕事計画」の立て方
第7章 「いざという時」のために使える時間を貯金する
第8章 最短時間で最大の結果を生む「速・仕事術」
第9章 「ゴール」を作って「引き延ばし癖」を克服せよ
第10章 「時間習慣」が人生を豊かにする
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