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『ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則』 桑原晃弥・著 Vol.2668


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【大富豪の教訓】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023309974
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最近は、スティーブ・ジョブズの関連本が軒並みベストセラーになっていますね。

それに伴っていろんな偉人の本が企画されていますが、今日ご紹介するのは、ジョブズに勝るとも劣らない人気のウォーレン・バフェットに関する本。

「1億円払っても話を聞きたい」と崇拝される世界一の投資家で、フォーブス世界長者番付・億万長者ランキング 2011年(世界編)では、ビル・ゲイツに続き、堂々第3位。

本日ご紹介する『ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則』は、そんな大富豪、バフェットの半生と投資哲学をまとめた一冊です。

執筆したのは、現在売れている『スティーブ・ジョブズ神の遺言』を書いた、ジャーナリストの桑原晃弥氏。

※参考:『スティーブ・ジョブズ神の遺言』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766720237/

バフェットの半生をたどりながら、「逆」「限定」「待ち」「スタート」「当たり前」「分配」「相棒」といった稼ぐための原則を紹介。バフェット得意の名言と併せて楽しめます。

「投資家がストライクを取られるのは、空振りした時だけだ」
「乗り込んだボートをいかにうまく漕ぐかということよりも、どのボートに乗り込むかということのほうがはるかに重要だ」
「バカでも経営できる企業を探しなさい。いずれ、そういう人間が経営者になるのだから」

ジョブズとはまた違った、実践的な名言とアドバイス。

世界一の投資家の英知に触れたい方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆投資に関する2カ条
1.損をしないこと
2.その原則を忘れないこと

◆バフェットが11歳の時、売却した株が高騰した時の教訓
1.買った時の株価に拘泥しない
2.あわてて小さな利益を得ようとしてはいけない

人がどう振る舞うかを大きく左右するのは、内なるスコアカードが
あるか、外のスコアカードがあるかということだ―『スノーボール』

好きなことをやり、最も尊敬している人のところで働きなさい。そうすれば、人生で最高のチャンスを得ることができます―『スノーボール』

マンガーが、自己過信のことを「靴ボタン・コンプレックス」という巧みな比喩で言い表している。ある人が靴ボタンの市場を独占したが、その途端、ありとあらゆる問題について、偉そうに論じるようになったというのだ

リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです―『ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ!』

常に前例ではなく、道理を重視した―『スノーボール』

去年どれほど稼いだかということを尺度にして人生を歩んでいくな
ら、遅かれ早かれ厄介な問題に巻き込まれるでしょう―『スノーボール』

小さなことで規律を破ると、大きなことでも規律を破るようになる―『バフェットの株主総会』

自分がほとんど理解していない多くの企業に投資を分散することでリスクを限定できるなどという考えは誤りです―『バフェットからの手紙』

「秘訣は、することがない時には何もしないことだね」

「投資家がストライクを取られるのは、空振りした時だけだ」
―『ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ!』

「並外れたことをしなくても、並外れた業績を達成することはできる」

これはという人物を見つけたら、飛びつくこと―『バフェットの
株主総会』

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『ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則』桑原晃弥・著 朝日新聞出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023309974

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◆目次◆

法則1 世間を眺めて判断しない―「逆」が富を生み出す
法則2 成功したらそれ以外やらない―「限定」が富を生み出す
法則3 ストライクのほとんどを見送る―「待ち」が富を生み出す
法則4 バカでも経営できる会社を選ぶ―「スタート」が富を生み出す
法則5 一攫千金を禁じる―「当たり前」が富を生み出す
法則6 敗者の少ない勝ち方をする―「分配」が富を生み出す
法則7 人にほれこむ基準を持つ―「相棒」が富を生み出す

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『計画と無計画のあいだ』三島邦弘・著 Vol.2667


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【起業っていいなあ。】
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「やっぱり起業っていいなあ」。

ひさびさに、そう思える本に出合いました。

5年前に創業し、『街場の教育論』、『謎の会社、世界を変える。』などのベストセラーを連発する、ミシマ社の社長、三島邦弘さんによる、起業エッセイです。

手書き風のロゴ、常識破りの装丁、手書きの読者ハガキに手書きの「ミシマ社通信」…。

どこから見ても個性的な出版社ですが、何がすごいって、このミシマ社に読者ハガキを送ると、もれなくスタッフから返事がもらえてしまうこと。

「読者とまっすぐにつながる」
「原点回帰の出版社」

という理想を掲げ、スタートした同社の起業物語ですが、読んでみて、ひさびさにベンチャースピリットを刺激されました。

オフィス探しから、業界の常識を覆す直取引の試み、資金繰りが苦しい状態での社員採用、倉庫や書店との関係構築など、リアルな起業エピソードが読ませてくれます。

感動したのは、当時、紀伊國屋書店本町店に勤務していた百々典孝(どどのりたか)氏のもとを、著者らが訪れた時のエピソード。

お金がないのに来阪した著者らに、百々氏は、こう言ったのです。

「みんな、三島君は言わへんけど、たぶん、いまめっちゃお金ないと思うねん。会社つくったとこで、絶対厳しいはずやねん。それでも、ワタナベ君を連れて、高い交通費出して大阪まで来てくれはったんや。わかるか、この意味。みんな、絶対売らなあかんで。『街場の中国論』、絶対売ろな」

読んだ瞬間、「ああ、起業っていいな」と思うと同時に、自分を支援してくださった多くの方の顔を思い浮かべ、涙があふれました。

初心は大切だけれど、いつか忘れてしまうもの。

だからこそ、思い出すために、ぜひ読んでいただきたい。

そしてこれから起業する方には、起業のシビアだけれどロマンあふれる部分を、ぜひ本書を通じて知っていただきたいと思います。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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力を未来へ向けてやるだけで、自分のなかの世界の扉はパッと開くものなのだ。そうなると必然、思考も伸びやかになる。あえて悪くいえば、大胆になる

もともと人生なんて初めての連続ではないのか

少部数、大部数を問わず、一冊一冊、思いをこめて売っていただける方を希望します(ミシマ社の求人募集より)

目の前の非効率を避けていては、永久に「未来」は拓かれない

宴もたけなわを迎えた頃、突然、百々さんがガッツ軍団に向けて口を開いた。場がいっきに静まり返った。
「みんな、三島君は言わへんけど、たぶん、いまめっちゃお金ないと思うねん。会社つくったとこで、絶対厳しいはずやねん。それでも、ワタナベ君を連れて、高い交通費出して大阪まで来てくれはったんや。わかるか、この意味。みんな、絶対売らなあかんで。『街場の中国論』、絶対売ろな」

元気は元気なときよりも、元気じゃないとき、真に必要なものなのだ。そしてその元気を生むのは、「数字や結果にとらわれてないところ」だとぼくは思う。いってみれば、「遊び」の部分だ

「わたしが子どもの頃ね、よく読者はがきを書いて出したんだけど、一度も出版社から返事をもらわなかったの」
「返してくれる出版社があったらいいのになぁとずっと思っていた」
その思いをミシマ社で実現したわけだ。最近では、キムラだけでなく、全メンバーが「返信用ミシマ社通信」にひとこと書き添えてご返信している

「料理は温かいうちにお客さんに届けるもの」。小学生の頃のぼくが聞いても、「当たり前やん」と答えるに決まっている。だけど絶対にそうしたほうがいいに決まっていることが、実行されない

効率主義とブンダン主義によって生まれた「(結果としての)非効率」は、感覚なき人たちをも出現させているのだ。熱量を下げることに対し、きわめて無感覚な人たちを

瞬間だけを切りとって、あたかも「最適解」であるかのように結果だけを与えるのは、読み手を、過去とも未来とも切り離した存在として扱っているということだ

システムが担保する安定と保証というものたちは、虚構にすぎない

いま目を向けるべきは、幻想の方ではなく、その産業のより「原点」の方であろう

計画線を引くことで得ることのできるものはお金や物質といった目に見えるものにすぎないが、無計画線を引くことで得ることのできるのは、「自由」そのもの

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『計画と無計画のあいだ』三島邦弘・著 河出書房新社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309020704

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◆目次◆

1.それでも会社は回っている
2.始まりは突然に
3.自由が丘のほがらかな出版社、誕生
4.凸凹メンバー集まる
5.手売りですが、なにか。
6.世界初!? 仕掛け屋チーム
7.この無法者たち!
8.野生の感覚を磨くのだ
9.原点回帰ってなんだろう?
10.一冊入魂!
11.計画と無計画のあいだ

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『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』 藤沢数希・著 Vol.2666


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【賛否両論】
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本日の一冊は、欧米の研究機関で計算科学、理論物理学の博士号を取得し、現在は外資系投資銀行でトレーディングに携わっているカリスマブロガーが、経済学の基礎知識をまとめた一冊。

経済学を学んだことのない人にとっては、◯◯学派や××学派の人たちがいろんなことを主張し、互いに否定し合う様子を見て、何を学んでいいか、どれを読んでいいか迷う人があるかもしれませんが、それこそ本書に書かれていることを応用すれば、「そもそも将来の株価や為替を正確に予想できたら、誰も学者なんていうしょうもないサラリーマンを続けるわけがない」わけです。

だから、いろんな人の理論や主張を読んで、実際に起こっていることと照らし合わせながら、自分なりの見方を身につけていけばいい。

本日ご紹介する一冊も、レビューを見る限り賛否両論ですが、それでも本質を突いた議論には、読ませる部分が多くあります。

サブプライムローン問題を、アメリカ政治がポピュリズムに堕した結果と喝破したり、格差の原因を解雇規制に求めたり、「搾取」の本質を違った角度から論じてみたり…。

マスコミの論調をそのまま受け取っている人間にとっては、斬新な主張が多く、違った角度から経済の本質をとらえることができると思います。

第5章「もう代案はありません」で主張している、「所得税と法人税をフラット10%」や、「年金は清算して一度廃止する」「解雇自由化で労働市場を効率的にする」「道州制にして日本にシンガポールをたくさんつくる」「教育バウチャー制度の導入」などは、それこそ賛否両論、議論の余地もあると思いますが、それでも読む価値は十分にあると思います。

これからの日本を考える上で、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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2008年の金融危機までアメリカ経済はマクロで見れば非常に好調でしたが、それでも低所得者層へはなかなか恩恵が回りませんでした。そういった国民の不満を紛らわせる安易な方法として、アメリカの政治家は「国民全員にマイホームを」という政策をかかげました。(中略)よくわかっていない評論家が「市場原理主義の暴走」などと簡単に片付けようとしますが、金融危機の芽はこのようなポピュリズムに堕す政治介入の連続から生まれているのです

ネズミ講というのは、それがネズミ講だと人々が気づくまで、誰もが儲かっていると錯覚できるしくみなのです。その破綻の瞬間までに資金を引き上げれば丸儲けです

解雇を避けるための努力とは、新規採用をやめたり、パートや契約社員を整理したりして、従業員の解雇をなるべく避けたかということです。びっくりするかもしれませんが、日本の裁判所は、新卒を採用しないことや非正規社員を解雇することを積極的に奨励しているのです

最近何かと話題の「格差」については、規制緩和や市場原理がその原因だとよくいわれますが、これはまったくのデタラメです。ボリュームの点で、日本における重大な格差は、大企業の中高年正社員や公務員と若年層の非正規社員との格差で、これは市場原理が働かないから引き起こされています

国債の信用とはなんでしょうか? それは結局、国家の徴税権にたどり着きます

僕は効率的な資源配分がゆがみ、それゆえに長期的には潜在成長率が毀損されていくので、政府による財政出動(歳出面の財政政策)にはあまりいい印象を持っていません。また簡単に景気対策といいますが、多くの人が気づいていない大きなコストが発生します。それは将来の選択肢(オプション)がなくなるというコストです

GDPの数字は同じでも、民間が自分でやりたいことにお金を使うのは確実に人々を幸せにします。しかし、政治家や官僚が勝手に自分たちの利権にお金を使えば一時的にGDPは上がるかもしれませんが必ずしも国民が幸せになるとはかぎりません。この点でも政府支出の罪は重いと考えるべきでしょう

多国籍企業に比較的安い賃金で雇用されることが「搾取」というなら、今、世界で急速に成長し豊かになっている発展途上国はむしろ搾取されているからこそ豊かになっているのです

所得税と法人税をフラット10%にして、がんばる人に報いる政治をするという強いメッセージを世界に発すれば、日本はまだまだ優秀な人材や企業を惹きつけることができます

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『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』藤沢数希・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017158

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◆目次◆

第1章 マネーは踊り続ける
第2章 小一時間でわかる経済学の基礎知識
第3章 マクロ経済政策はなぜ死んだのか?
第4章 グローバリゼーションで貧乏人は得をする
第5章 もう代案はありません

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『アート・スピリット』ロバート・ヘンライ・著 Vol.2665


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【これぞ不朽の名作】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433605410X
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本日の一冊は、1929年7月12日に亡くなった、アメリカ美術界の指導者的存在、ロバート・ヘンライ唯一の著書。

ロバート・ヘンライの教え子には、マン・レイや、20世紀アメリカの具象絵画を代表する人物、エドワード・ホッパーなどがいますが、確かに「大勢の熱烈な信奉者を引きつけた」というだけあって、恐ろしいほどの名言家です。

本書は、若き芸術家のバイブルとして、1923年の刊行以来、愛されてきた名作ですが、絵画の手ほどきを超え、生きることや芸術、仕事、創造など、さまざまな人間活動に通底する、普遍の真理を説いた作品となっています。

土井の関心は最近、100万部売れる本から100年売れ続ける本に移っていますが、本書に書かれている教えや言葉は、100年残る力を持っていると思います。

金銭や実利を超えて、人間が欲しているもの。

だけれども、多くの人が手に入れられずに人生を終えてしまうもの。

本書には、そんなエッセンスが詰まっています。

読者は、絵を描くことを例に、どうすれば優れた創造者になれるか、優れた作品を創るために欠かせない視点とは何か、学ぶことができるでしょう。

芸術に詳しい知人が勧めてくれた一冊ですが、これは当たりでした。

興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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芸術を学ぶ者は最初から巨匠であるべきだ。つまり、自分らしくあるという点で誰よりも抜きんでていなければならない

拒絶を恐れるな。すぐれたものをもつ人間はみな拒絶を通過してきた

作品は記憶から生まれるものだ。記憶とはその大切な一瞬をよみがえらせることである

レンブラントの素描では、たった一つの影や一本か二本の線だけで完全な空間が──つまり、背景や環境が──描かれる。それができるのは、さまざまな物のうち、何を描き、何を省くべきか、選別する能力をもっていたからである

ただ受け取るだけなら、奴隷でもできる

美しい物があるわけではない。だが、すべての物は、それを見て快感を起こすような、感受性と想像力にあふれた心がやってくるのを待っている。それが美である

むずかしいのは、表現することよりも、見ることである。美術作品の価値はひとえに、目の前のものを見る画家の能力にかかっている。モデルがすばらしく見えるのは、それをとらえた画家の目がすばらしいからである

花や果物などの静物や風景を描いた名作にはすべて、人が無意識に探し求める人間的な形体が織りこまれている。人は見るものすべてを擬人化し、そのなかに自分自身を見るのである

本物の芸術家は、自分の作品を人びとと話しあうための道具と考えている

自分を教育できて、教えられることに向かない人には、別の道もある。まず、師につくべきである

よい意志は生き残り、いつか世に知られるだろう

絵を描くことにおいて、人が学ぶべきはあらゆる経験からの選択にほかならない。自分自身だけでなく、あらゆる年代の他人の経験から、本質的な美を選びだすことだ

多くをなしとげるには、わずかな行為で足りる

構造についての完全なる理解こそ、魔法のような構図でアイデアを表現する画家にとって欠かせない要素である

アイデアを生むには想像力が必要だ。
アイデアを表現するには科学が必要だ。
その両方を満たすには、よく調べ、よく読み、よく考えなければいけない

仕事のための倉庫になりなさい。そして、敗北を乗り越えることさえ楽しみとしなさい

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『アート・スピリット』ロバート・ヘンライ・著 国書刊行会
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433605410X

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◆目次◆

※多すぎるので割愛します

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『「世界標準」の仕事術』 キャメル・ヤマモト・著 Vol.2664


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【世界標準の仕事術とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048688
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<新興国の優秀な人材との「低給与」競争が始まる>

これは、最近読んだキャリア本のほとんどが主張していることですが、マーケットがグローバルになったこと、ITが普及したことで、いよいよ現実のものとなってきた感があります。

今年10月24日、ビジネス・キャリア関連のSNSであるLinkedInが日本語版のサービスを開始しました。
http://www.linkedin.com/

これによって、グローバル人材には世界中からオファーが来る、こちらもオファーを出せる、そんな環境が実現することになります。

土井の知人で、グローバル企業にリーダーシップを教えている人物がいますが、彼はこのLinkedIn経由の仕事で最高4000万円の収入を得たそうです。

では、そんなチャンスをつかむにはどうすればいいのか。

本日の一冊は、われわれがグローバル人材になるためのヒントを、元外交官で、グローバル人事のプロ、キャメル・ヤマモト氏が説いた一冊です。

G(グローバル)人材とI(島国)人材の違い、文化的な背景が違う人たちとの仕事の進め方、会議でのふるまいや発言内容まで、細かな点を指摘し、具体的な仕事のヒントを書いています。

正直、テーマが大きすぎたかな、という印象はあるのですが、グローバル人材の条件を明確にし、そこで求められる基礎知識をつまみ食いして紹介してくれているのは助かります。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「男性・四大卒・正社員で長期雇用」が割を食う

生き残る日本企業では、グローバルな仕事の比率が高まってくる

◆G(グローバル)人材とI(島国)人材の違い
I人材の基本:「まわりに合わせる」
G人材の基本:「構想があって、その構想の実現に向けて動く」

「それはこういう内容である(WHAT)」、なぜそれをするかと言えばこういう理由や目的があるからだ(WHY)、具体的にはこういう手順でやる(HOW)」という具合に、構想や指示を明確に示すことが必要

幹事役でも、事務局でも、別に偉そうにしなくていいので、人の前に出て、方向を示す、そういう動作をとってみることです。やってみるとわかりますが、聴衆の1人として受け身で聞いているのと、人前に立つのでは、自分にかかる圧力が違います。この圧力に慣れて、人前に出てもあがらない、むしろ人前に立つと力が出てくる、そうなってこそリーダーです

真っ先でなくてもいいですが、かなり早い段階で発言すべき

「話しながら考える」技を磨くことです。「話しながら考える」コツは、人々の目を見ながら話すことです。これは、アイ・ブレイン・コントロールというテクニックです

目標の基本文型は、「何」を、「~まで」やる(達成する)です。ここで言う「何」を「指標」と言います。「~まで」を「水準」と言います

「難しい単語」や「気取った専門用語」はなるべく使わないようにします。たとえば、consequential, considerable, substantial,monumentalなどといった小難しい言葉は使わずに、importantと言えばすみます

「略語」もなるべく使わないようにします。たとえばBOM(Bill Of Materials=材料表、レシピー)と言わずに、より平易な言葉で、つまり、「材料表=table of materials」と言います(「表」という意味ではtableのほうがbillより一般的です)

ある調査によると、ベテランの交渉者は、平均的な交渉者と比べて、
1.質問の数が多い
2.最終合意段階に至る前にした約束の数が少ない
3.当初の要望の数が多い
という特徴があるという結果が出ています

特に効果的なのは、事業的な専門性(例では自動車業界)と、職能的な専門性(例ではIT)との組み合わせです。さらに、これに地域的な専門性(たとえば中国市場)を掛け合わせると専門性として非常に強力になります

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『「世界標準」の仕事術』キャメル・ヤマモト・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048688

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◆目次◆

第1章 このままであなたは大丈夫ですか?
第2章 リーダーシップのルール「まず、人前に立て」
第3章 グローバルな仕事のルール プロジェクトと「時間ケチ」
第4章 コミュニケーションのルール 「沈黙は罪!」英語以前の会話の話
第5章 交渉のルール お互いの利益を見つければ、100戦あやうからず
第6章 成長戦略のルール どこでも通用する「専門性」と「コンセプト力」
第7章 キャリアのルール 10年後のために、あなたが「今」からやるべきこと

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『賢者の言葉』 ビッグピクチャーズ・監修 Vol.2663


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【話題の名言集を紹介】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017050
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本日の一冊は、元南アフリカ大統領でノーベル平和賞を受賞したF・W・デクラーク、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ、ザッポスCEOのトニー・シェイら6名の賢人の教えを集めた自己啓発書。

ネットで話題になっているようなので、読んでみました。

オムニバス形式の本にありがちなパターンですが、人物によって名言の質・量にばらつきがあります。

とくに読者が注目しそうな、ダライ・ラマ、デクラークの言葉が少ないのが残念ですが(トニー・シェイの言葉はそれなりにボリュームがあります)、通して読むといくつかいい言葉が見つかります。

個人的に刺さったのは、

・これまでの自分では選択してこなかった可能性に目を向けてみること
(まえがき)
・「愛情を受けるに値しない人」に愛情を注げば、魔法が起きる
(ショーン・スティーブンソン)
・「精神的な豊かさ」とは、周囲の人々の幸せを自分の幸せと考えられる力
(ダライ・ラマ)

あたりですが、本書を読んでいると、自分の精神の未熟さに反省させられます。

あまりにさらりと読めるので、本としては物足りない部分もありますが、個人的には良い学びになりました。

ビジネスのヒントと、人間的成熟を実現するためのヒント、双方が盛り込まれたビジネス自己啓発書です。

興味ある方は、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人が「つながり」を感じるのは、「相手が自分のことを大事にしてくれていると感じた瞬間」です

「自分にとってもっとも厄介な人々」とつながることで、今まで見えなかった「ピース(一面)」が見えてくる

「愛情を受けるに値しない人」に愛情を注げば、魔法が起きる

質問の裏にはたいてい「何かがある」

「痛みは避けられないけれど、『痛いと言って苦しむかどうか』は自分で選べる」

【以上、ショーン・スティーブンソン】

わが社では、「電話が一番のブランディング・ツール」だと考えています

どんなに優秀な人でも、「企業文化」と合わない人は採用してはいけません

「オープン」であるため、社員同士はもとより、業者にも情報を公開

「これから10年間、1銭にならなくても続けられる仕事」それこそが、あなたを生かす仕事なのです

最良の企業は、「収益、情熱、目的」を一体化する方法を知っている

【以上、トニー・シェイ】

これからの時代は「真に価値あるもの」以外は売れない

「商品が使われない」ならもうあなたから買わないし、他の人にも勧めません

【以上、ビル・ハリス】

ビジネスで最も大切な
【1】「商品」【2】「マーケティング」【3】「人間関係」
この3つを考える時間をキープせよ

無料で配布すべきなのは、「一番自信のある商品」

リーダーになりたければ、今、「自分の上に立つリーダーたちを支える」ことに全力をつくせばいい

【以上、エブン・ペーガン】

自分の支持者を説得し、動機づけてください。それが、「変化への恐れ」を乗り越える唯一の方法なのです

【以上、F. W. デクラーク】

「精神的な豊かさ」とは、周囲の人々の幸せを自分の幸せと考えられる力

【以上、ダライ・ラマ】

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『賢者の言葉』ビッグピクチャーズ・監修 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017050

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◆目次◆

ショーン・スティーブンソン
トニー・シェイ
ビル・ハリス
エブン・ペーガン
F. W. デクラーク
ダライ・ラマ法王14世

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『クリエイティブマインド』 杉山恒太郎・著 Vol.2662


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【これは名著だ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844331000
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本日の一冊は、電通のCMプランナー、クリエイティブディレクターとして、小学館「ピッカピカの一年生」、セブン-イレブン「セブンイレブンいい気分」など、広告史に残る名コピーを創った、杉山恒太郎さんによる一冊。

「夢見がちな人は、クリエイターにはなれない」
「加害者意識をもって生きろ。被害者意識をもって生きるな」
「プロセスに、プレジャーを」

など、計40個の名言に解説が付されているのですが、いずれもクリエイティブマインドを刺激してくれる、すぐれた名言ばかり。

・仕事相手とのやり取りは、「勝った、負けた」ではなく、深いところで相手に同化できるかが大事。

・夢見がちな自分と決別し、「他者の視点」を獲得できるかどうか

・「Why」をどう捉えるかによって「What」と「How」の意味合いがちがってくる

など、一つ一つの教えが、心に深く刺さってきます。

クリエイティブ系の方が書いた、感性主導でわかりにくい、気取った本はたくさんあるのですが、本書は、キャリア論、プロフェッショナル論でもある部分が、他の類書とは違います。

広く人の心に響くメッセージを創りたい方は、ぜひ読んでみてください。

これは、なかなかの名著だと思います。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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仕事は遊びです。かなり本気の。そして同時に真剣勝負です。仕事の仲間とは互いのお手並み拝見合戦。少しでも手を抜くと、あとには失望しか残らない。そういう意味では、仕事はスポーツというより、かなり武術に近いのかもしれません。「勝った、負けた」が目的化してしまいがちなスポーツとちがって、深いところで相手に同化できるか。ともに能力を高めあえるか。それが本義じゃないのかなあ

夢見がちな人は、クリエイターにはなれない

一流のクリエイターといわれる人たちは、自分の世界に生きているどころか、「他者の視点」になるのがすごくうまい

不自由と闘わない自由には、あまり価値がない(中略)まず目の前の現実と向きあい、タブーに挑戦したり、人間や社会の問題を解決しようと情熱を傾けるから、だれも見たことがないような、かつ、懐かしいようなすばらしい作品が生まれるんです

趣味は趣味の範囲でしか、よろこびが手に入らない。でも仕事って、世の中に必要とされているものだから、稼ぎの多寡にかかわらず、よろこびの大きさも濃さもいわゆる趣味の比じゃない

加害者意識をもって生きろ。被害者意識をもって生きるな

エビフライの尻尾のような役割を果たす部分が、表現やアイディア、企画にはかならずといっていいほど必要なんです。一見すると意味がなさそうなのだけど、そぎ落とすと途端に全体の魅力が半減してしまうもの。ぼくはこれを「必要なムダ」と呼んでいるのですが、こういうものって、合理的に物事を進めていくなかで、うっかり切り捨ててしまいがちなんです

「Why」をどう捉えるかによって「What」と「How」の意味合いがちがってくる

アイディアが、世界に誇る日本の輸出産業となる日がくる

たとえば、講演のゴミ箱にバスケットボールをつけるだけで、多くの人がゲーム感覚でそこにゴミを投げ入れようとしますよね。その結果、ポイ捨てを減らすことができます

思いつけるかどうかじゃなくて、思い出せるかどうかが重要。ということは、思い出せる材料が自分のなかにストックされていなくてはいけない

ぼくが小学館の「ピッカピカの一年生」のキャンペーンを企画したときには、企画時点のタイトルは「春まで待てない一年生」でした

変わらないために、変わる

すばらしい未来を目にしたい、実現したいと思うからこそ、ぼくらはクリエイティブになれる

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『クリエイティブマインド』杉山恒太郎・著 インプレスジャパン社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844331000

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◆目次◆

第1部 ものをつくる「こころ」
第2部 ものをつくる「アタマ」
第3部 ものをつくる「自分」

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『自分のアタマで考えよう』 ちきりん・著 Vol.2661


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【「知っている」と「考える」の違い】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017034
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本日の一冊は、月間100万ページビューを誇るカリスマブロガーであり、BBMでも紹介した『ゆるく考えよう』の著者、ちきりんさんによる新刊。

※参考:『ゆるく考えよう』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781605176/

100万部を超えた名著、『思考の整理学』には、自主精神がなく、決められたことばかりをやる人間の比喩として、グライダー人間の話が紹介されていましたが、本書もまた、自分で考えることを推奨
する一冊。

※参考:『思考の整理学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480020470/

「プロ野球ファンの高齢化が進めば、日本のプロ野球の未来は暗い」というありがちな議論を否定したり、「少子化問題」を論じるのに合計特殊出生率だけを議論する愚かさを指摘したり、また自殺者が増えた理由の本質を追求したり…。

人口に膾炙している「知識」のあやふやさを指摘し、自分のアタマで考えるとはどういうことかを、具体的な事例と思考のプロセスを用いながら教えてくれます。

「将来の働き手を外国から補充すること」を、「議論する必要もない、不可避な選択」と述べたあたりは、「ビジョン」や「コスト」を視野から外した粗い議論で、残念な感じがしましたが(ほかが行き届いているだけに)、全体的には、考えるための良いトレーニングになります。

就職活動生がどうして自分に合った会社を探せなくてミスマッチに陥るのか、企業が採用した後「こんなはずじゃなかった」になってしまうのか、本書の説明で納得できました。

考えるプロセスを学びたいビジネスマンに、おすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「ファンが高齢化している」ことと「将来の見通しが暗い」ということを自動的に結びつけることはできない

思考力のある人は、自分の専門分野においてさえ革新的で柔軟です。それは彼らが常にゼロから考えているからです。時代が変わり、世の中が変わり、新しい現象が出てきて新しい情報に触れたとき、過去の知識ではなく、目の前の情報から考えることができるかどうか。それが「考えることができる人」とできない人の分岐点です

知識とは「過去の事実の積み重ね」であり、思考とは、「未来に通用する論理の到達点」です

意思決定プロセスは情報収集をはじめる前に考えるべきことです。なぜなら、意思決定プロセスが明確になれば、それに合わせて必要な情報だけを集めればよいので、情報収集に必要な時間が大幅に短縮できるからです

「考える力をつけたい!」と言いながら、本ばかり読んで情報収集に時間を使っていても、考える力はつきません。自転車に乗れるようになりたいなら、自転車についての本を読むのではなく、実際に自転車に乗る時間を増やすのがもっとも有効です

データを見たときには、その背景(=データの前段階)を考える「なぜ?」と、そのデータをどう解釈・判断し、対応すべきか、と一歩先(=データの後段階)を考える「だからなんなの?」のふたつの問いを常に頭に浮かべましょう

少子化にはふたつの要因があるのですが、今の日本はそのうち親世代の人数減少には手を打たず、合計特殊出生率の向上だけで少子化問題を解決しようとしています

ちきりんが社会人として最初に証券会社で働きはじめたとき、先輩に「企業分析の基本は二種類の比較だ。財務データはまず競合他社と比較すること。その次に、過去と現在を時系列に比較すること。まずはそれだけでいい」と教えられました

決められないのは選択肢が多すぎるからではありません。決められないのは、「判断基準が多すぎるから」なんです

政治家も政党も個別政策ではなく、「日本は今後、どんな国を目指すのか」という「目標の姿」を掲げて政権を争うべき

数字を比較する場合に加え、議論する場合にもレベルをそろえることはとても重要

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『自分のアタマで考えよう』ちきりん・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017034

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◆目次◆

序 「知っている」と「考える」はまったく別モノ
プロ野球の未来について考えてみよう
1 最初に考えるべき「決めるプロセス」
会議を重ねてもなにも決まらないのはなぜ?
2 「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと
合計特殊出生率が上がっても少子化は止まらないです
3 あらゆる可能性を検討しよう
日本にも格安生活圏が必要では?
4 縦と横に比べてみよう
戦後経済の縦横比較から見える日本が進むべき道
5 判断基準はシンプルが一番
婚活女子を見習おう!
6 レベルをそろえて考えよう
生活者目線で霞ヶ関の組織図を書いてみた
7 情報ではなく「フィルター」が大事
就活のための企業研究が無意味なワケ
8 データはトコトン追い詰めよう
自殺の動機トップが「健康問題」ってホント?
9 グラフの使い方が「思考の生産性」を左右する
階段グラフで電気料金の大幅削減に成功!
終 知識は「思考の棚」に整理しよう
世界の大事件、NHK、BBC、CNNはこんなに違ってた

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『スティーブ・ジョブズII』 ウォルター・アイザックソン・著 Vol.2660


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【ついに解禁!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171279
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本日ご紹介するのは、現在大ブレイク中のスティーブ・ジョブズの
評伝、『スティーブ・ジョブズI』の待望の下巻。

※参考:『スティーブ・ジョブズI』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171260/

上巻では、ジョブズのモノ作りへの執念や才能がいかにして生まれてきたか、その背景が書かれていましたが、下巻では、ピクサー以降、ジョブズが大逆転勝利を収めるまでの軌跡が書かれています。

アップルのCEOに返り咲き、iMac、アップルストア、iTunesストア、iPhoneなど、前人未到の偉業を成し遂げたジョブズ。

下巻では、その痛快な人生、そしてジョブズの晩年の成熟を追体験することができます。

「すごく幸運なキャリアだったし、すごく幸運な人生だったよ。やれることはやり尽くしたんだ」と語ったジョブズ。

この言葉を発することができる人間は、そうそういるものではありませんが、ジョブズの人生は、まさにそう語るに値する人生だったと思います。

「死んだあともなにかが残るって考えたいんだ」

ジョブズが残したものは、優れた製品やアップルそのものなど、数多くありましたが、なかでも一番の遺産は、その起業家精神だったと思います。

とくに感動するのは、ジョブズが死を覚悟した晩年、ラリー・ペイジやビル・ゲイツなど、確執のあったライバルたちと最後の会話を交わすくだり。

最後の最後で、周囲に対し、感謝の気持ちを持つことができたジョブズは、残された最後の仕事をこなしていくのです。

「このあと、マーク・ザッカーバーグなどにも同じようなことを話したいと思う。残された時間でそういうこともしてゆきたいと思ってるんだ。このあたりの偉大な会社の血統や、その伝統を守る方法を次の世代に伝える手助けがしたい。シリコンバレーにはずいぶんと助けられたんだ。少しでも恩返しをしなきゃね」

死の直前、ジョブズは著者のアイザックソンにこう確認します。

「君の本には僕が気に入らないことがたくさん書かれるはずだ」

アイザックソンがにっこり笑いながら、それは間違いないよと答えると、ジョブズはこう言ったそうです。

「それは良かった。それなら社内で作った社長礼賛本みたいになる心配はないな。かっかするのは嫌だから、当分、読むのはやめておくよ。読むのは1年後くらいかな──そのころまだ生きていたらね」

最後の最後まで、「すばらしい製品」を創ることに集中したジョブズが、唯一、本気でかかわった書籍。

これを読まないことなど、あり得ません。

こちらも、I巻に引き続き、おすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ガイ・カワサキが、「アップルがネクストを買収してジョブズをCEOにする」というパロディーのプレスリリースを書いたことがあった。このパロディーでは、マイク・マークラがジョブズに、「一生、砂糖で化粧したユニックスを売り続ける気かい? それとも世界を変えるチャンスに賭けてみるかい?」とたずね、ジョブズは、「父親になったんで、安定収入がいるんだ」と答えて承諾するエピソードが語られている

アップルがめちゃくちゃな状態なのはわかっていたから、いまの快適な生活を捨てていいのか? ピクサーの株主はどう思うだろうか? など、いろいろと自問した。尊敬する人たちに相談もした。最後はアンディ・グローブだった。土曜日の朝8時という早すぎる時間に電話をしたんだ。賛否両論をえんえんと話していたら、「スティーブ、アップルがどうなろうと私の知ったことじゃないよ」とさえぎられた。えっ? と思ったよ。そのとき、ああ、僕はアップルが大事なんだと気づいたんだ

彼らはクレージーと言われるが、私たちは天才だと思う。自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから

この広告で大きな議論になったのは文法的な問題だった。「different」が動詞の「think」を就職するのなら、「think differently」と副詞形にすべきだろう。しかしジョブズは「ディファレント」を名詞として使うことを強く求めた

「利益を大きくすることばかりを追求していて、心遣いや手間を投入する感覚がなかったのです。我々デザイナーに要求されたのは、ただ、どういう外観であるべきなのかを示すモデルだけ。それをエンジニアがなるべく安く作るわけです。耐えられなくて会社を辞める寸前でした」(ジョナサン・アイブ)

シンプルにする、つまり、背景にある問題を本当に理解し、エレガントなソリューションを考え出すというのは、とても大変な作業なんだ

「スティーブと私は、多くの時間をパッケージに費やしてきました。私自身、梱包を解く瞬間が大好きです。製品が特別なものに感じられるように、梱包を解く儀式をもデザインするわけです。パッケージは映画館のようなもので、ストーリーが生み出せるのです」
(ジョナサン・アイブ)

iPodを本当に使いやすくするためには──この点についてはなかなか理解してもらえなかったんだけど──iPodでできることを制限する必要があった

「製品が写っていないじゃないか。それじゃなんの広告かわからないぞ」それでも、こっちがお勧めだとヴィンセントは退かない。これにキャッチフレーズ「1000曲をポケットに」を加えたらいい。そうすればわかってもらえるはずだ

自分で自分を食わなければ、誰かに食われるだけだからね

ジョブズはまだグーグルを許していなかった。「反射的に『くそくらえ!』と思ったよ。でも落ちついてみると、僕が若いとき、みんなが助けてくれたことを思い出したんだ。ビル・ヒューレットとか、隣のブロックに住んでたHP社で働いてた人とかね。だから電話を折り返して、いいよと言ったんだ」

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『スティーブ・ジョブズII』ウォルター・アイザックソン・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171279

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◆目次◆

第22章 再臨
第23章 王政復古
第24章 シンク・ディファレント
第25章 デザイン原理
第26章 iMac
第27章 CEO
第28章 アップルストア
第29章 デジタルハブ
第30章 iTunesストア
第31章 ミュージックマン
第32章 ピクサーの友人
第33章 21世紀のマック
第34章 第1ラウンド
第35章 iPhone
第36章 第2ラウンド

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『中国ビジネスに失敗しない7つのポイント』 杉田敏・著 Vol.2659


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【中国ビジネスで揉めないための基礎知識】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048850997
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本日の一冊は、プラップジャパン代表取締役社長で、中国ビジネスおよびメディア事情に詳しい杉田敏さんが、中国でPR活動をする際のポイントを示した一冊。

杉田敏さんと言えば、かれこれ20年以上続けている、NHKラジオ「実践ビジネス英語」の講師として知られる方ですが、じつは世界的PR会社として知られるバーソン・マーステラ、日本ゼネラルエレクトリックの取締役副社長も務めた人物。

タイトルに「失敗しない」とあるように、中国ビジネスで日本企業が思わずやってしまう広告・PR活動のNGをまとめ、対策を示しています。

本書に登場するのは、中国の国旗と似た模様を使ったことで回収騒ぎとなった吉野家の卓上カレンダー、台湾問題への配慮が足りず、問題となった某メーカーの携帯電話、中国人乗客を差別的に扱ったとして中国メディアに取り上げられた日本航空などの失敗例。

本書では、日本企業がこうした問題を起こさないように、PRのプロがポイントをまとめてくれています。

読んでいてまず驚いたのは、「中国における抗日記念日」が、たくさんあること。

7月7日 廬溝橋事件(七七事変)の日
8月15日 対日戦勝記念日
9月18日 満州事変(柳条湖事件、九一八事変)の日
12月13日 南京大虐殺の日(一九三七年南京陥落の日)

この4日間は、とくに重要な日ということで、記者発表などを含めたイベントを行わないようアドバイスしているようですが、ほかにも抗日記念日や、触れてはいけないタブーがたくさん紹介されています。

また、2000種類の新聞、年間発行部数28億冊とも言われる膨大な量の中国メディアにどうアプローチしていくか、PRのプロの視点が示されており、じつに参考になります。

中国に進出する企業はもちろんですが、日本で中国人客を迎えるホテルや小売業などでも知っておいた方がいい情報が満載。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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中国で「広報」を指す言葉としては、Public Relationsをそのまま訳した「公共関係」が用いられます

「鬼子」とは、日本で「親に似ぬ子」についていう「鬼子」の意味ではなく、侵略者としての日本人を指します。これは中国語圏で使われる日本人に対する最大級の蔑称

三月十五日は国際消費者機構が推奨する「世界消費者権利デー」にあたりますが、日本ではまったく盛り上がりません。しかし中国ではこの日が「消費者権利維持の特定日」とされています。世界的にはあまり、この日に注目されることはないはずですが、中国では「サンヤオウー(三一五の中国語読み)」と呼ばれ、中国国民なら誰でも知っている有名な日になっています。この日、中国消費者協会は、消費者の代弁者となり、メディアを巻き込みながら消費者の権利を侵す企業を公開するなど、社会に対して大々的な問題提起を
行います

日本のあるメーカーの携帯電話で、台湾に電話をかけると「ROC」と表示されるようになっていたことがありました。ROCはRepublic of Chinaの略で台湾を意味します。中国でそうした商品を販売するのは許されることではなく、問題になりました

『中華人民共和国国旗法』には“国旗やその図柄を商標もしくは広告として使用することを禁ずる”という条項がある

中国で忌み嫌われる数字に二五〇があります

中国ではまず八、それから六が幸運の数字とされています

中国のテレビとラジオはすべて国営で、テレビ局が約二〇〇〇局、ラジオ局が約三二〇局あります

中国の口コミ媒体の最たるものの一つはBBS

旧来の報道とは一線を画す報道で急先鋒に立つメディアとしては『南方周末』などが挙げられます

中国の雑誌はいま、雑誌広告が活況にあり、こうしたボリュームのある分厚い雑誌が多く見受けられます

◆人気の高い雑誌
・『端麗』(ファッション誌 85万部)
・『中国新聞周刊』(総合誌 25万部)
・『財経』(経済誌 25万部)

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『中国ビジネスに失敗しない7つのポイント』杉田敏・著 角川書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048850997

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◆目次◆

第一章 反日メッセージに敏感になれ
第二章 触れてはいけないタブーの部分
第三章 中国メディアの特質を掴め
第四章 中国人の金銭感覚を理解せよ
第五章 中国人社員の心理を掴め
第六章 中国での広報活動のルール
第七章 「危機」は必ず起こると心得よ

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