2011年11月2日
【ついに解禁!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171279
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本日ご紹介するのは、現在大ブレイク中のスティーブ・ジョブズの
評伝、『スティーブ・ジョブズI』の待望の下巻。
※参考:『スティーブ・ジョブズI』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171260/
上巻では、ジョブズのモノ作りへの執念や才能がいかにして生まれてきたか、その背景が書かれていましたが、下巻では、ピクサー以降、ジョブズが大逆転勝利を収めるまでの軌跡が書かれています。
アップルのCEOに返り咲き、iMac、アップルストア、iTunesストア、iPhoneなど、前人未到の偉業を成し遂げたジョブズ。
下巻では、その痛快な人生、そしてジョブズの晩年の成熟を追体験することができます。
「すごく幸運なキャリアだったし、すごく幸運な人生だったよ。やれることはやり尽くしたんだ」と語ったジョブズ。
この言葉を発することができる人間は、そうそういるものではありませんが、ジョブズの人生は、まさにそう語るに値する人生だったと思います。
「死んだあともなにかが残るって考えたいんだ」
ジョブズが残したものは、優れた製品やアップルそのものなど、数多くありましたが、なかでも一番の遺産は、その起業家精神だったと思います。
とくに感動するのは、ジョブズが死を覚悟した晩年、ラリー・ペイジやビル・ゲイツなど、確執のあったライバルたちと最後の会話を交わすくだり。
最後の最後で、周囲に対し、感謝の気持ちを持つことができたジョブズは、残された最後の仕事をこなしていくのです。
「このあと、マーク・ザッカーバーグなどにも同じようなことを話したいと思う。残された時間でそういうこともしてゆきたいと思ってるんだ。このあたりの偉大な会社の血統や、その伝統を守る方法を次の世代に伝える手助けがしたい。シリコンバレーにはずいぶんと助けられたんだ。少しでも恩返しをしなきゃね」
死の直前、ジョブズは著者のアイザックソンにこう確認します。
「君の本には僕が気に入らないことがたくさん書かれるはずだ」
アイザックソンがにっこり笑いながら、それは間違いないよと答えると、ジョブズはこう言ったそうです。
「それは良かった。それなら社内で作った社長礼賛本みたいになる心配はないな。かっかするのは嫌だから、当分、読むのはやめておくよ。読むのは1年後くらいかな──そのころまだ生きていたらね」
最後の最後まで、「すばらしい製品」を創ることに集中したジョブズが、唯一、本気でかかわった書籍。
これを読まないことなど、あり得ません。
こちらも、I巻に引き続き、おすすめの一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ガイ・カワサキが、「アップルがネクストを買収してジョブズをCEOにする」というパロディーのプレスリリースを書いたことがあった。このパロディーでは、マイク・マークラがジョブズに、「一生、砂糖で化粧したユニックスを売り続ける気かい? それとも世界を変えるチャンスに賭けてみるかい?」とたずね、ジョブズは、「父親になったんで、安定収入がいるんだ」と答えて承諾するエピソードが語られている
アップルがめちゃくちゃな状態なのはわかっていたから、いまの快適な生活を捨てていいのか? ピクサーの株主はどう思うだろうか? など、いろいろと自問した。尊敬する人たちに相談もした。最後はアンディ・グローブだった。土曜日の朝8時という早すぎる時間に電話をしたんだ。賛否両論をえんえんと話していたら、「スティーブ、アップルがどうなろうと私の知ったことじゃないよ」とさえぎられた。えっ? と思ったよ。そのとき、ああ、僕はアップルが大事なんだと気づいたんだ
彼らはクレージーと言われるが、私たちは天才だと思う。自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから
この広告で大きな議論になったのは文法的な問題だった。「different」が動詞の「think」を就職するのなら、「think differently」と副詞形にすべきだろう。しかしジョブズは「ディファレント」を名詞として使うことを強く求めた
「利益を大きくすることばかりを追求していて、心遣いや手間を投入する感覚がなかったのです。我々デザイナーに要求されたのは、ただ、どういう外観であるべきなのかを示すモデルだけ。それをエンジニアがなるべく安く作るわけです。耐えられなくて会社を辞める寸前でした」(ジョナサン・アイブ)
シンプルにする、つまり、背景にある問題を本当に理解し、エレガントなソリューションを考え出すというのは、とても大変な作業なんだ
「スティーブと私は、多くの時間をパッケージに費やしてきました。私自身、梱包を解く瞬間が大好きです。製品が特別なものに感じられるように、梱包を解く儀式をもデザインするわけです。パッケージは映画館のようなもので、ストーリーが生み出せるのです」
(ジョナサン・アイブ)
iPodを本当に使いやすくするためには──この点についてはなかなか理解してもらえなかったんだけど──iPodでできることを制限する必要があった
「製品が写っていないじゃないか。それじゃなんの広告かわからないぞ」それでも、こっちがお勧めだとヴィンセントは退かない。これにキャッチフレーズ「1000曲をポケットに」を加えたらいい。そうすればわかってもらえるはずだ
自分で自分を食わなければ、誰かに食われるだけだからね
ジョブズはまだグーグルを許していなかった。「反射的に『くそくらえ!』と思ったよ。でも落ちついてみると、僕が若いとき、みんなが助けてくれたことを思い出したんだ。ビル・ヒューレットとか、隣のブロックに住んでたHP社で働いてた人とかね。だから電話を折り返して、いいよと言ったんだ」
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『スティーブ・ジョブズII』ウォルター・アイザックソン・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171279
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◆目次◆
第22章 再臨
第23章 王政復古
第24章 シンク・ディファレント
第25章 デザイン原理
第26章 iMac
第27章 CEO
第28章 アップルストア
第29章 デジタルハブ
第30章 iTunesストア
第31章 ミュージックマン
第32章 ピクサーの友人
第33章 21世紀のマック
第34章 第1ラウンド
第35章 iPhone
第36章 第2ラウンド
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