2011年6月4日
【MBAのビジネス理論を集中学習!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453404822X
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本日の一冊は、今流行のドラッカーのマネジメント論から、ポーターの競争戦略論、コトラーのマーケティング論、ブルー・オーシャン戦略、ジェフリー・ムーアの「キャズム」まで、MBAで学ぶビジネス理論のエッセンスをひと通り学べてしまう便利な一冊。
社会人になった時、周りの経済学部卒の人間が話すビジネス用語がわからなくて困った、という人に、ぜひ読んでほしい内容です。
紹介されているのは、目標設定の際の「SMARTの法則」や、マクロ環境分析で使うPEST分析、SWOT分析、事業ドメインの決め方、ファイブフォース分析、バリューチェーン分析、セグメンテーション、ポジショニング、イノベーター理論など。
これらの言葉を聞いて、一つでもわからない言葉があったら、ぜひ買って学習することをおすすめします。
本書の特長は、小難しい理論がわかりやすく解説されているだけでなく、どうやってその理論を使うか、どんな時に使うかを、明確に示している点。
中小企業の経営者が読んでも、現状分析あるいは今後のビジネス展開をするうえで、ヒントとなるでしょう。
社会が停滞した後は、急激な変化や、新たな勢力が出てくるもの。
自らの事業を取り巻く脅威やチャンスに気づくためにも、読んでおくといいでしょう。
たかが理論、されど理論。
ビジネス理論を手っ取り早くおさらいしたい方には、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆目標設定のためのSMARTの法則
Specific:具体的である
Measurable:数値で計測できる
Agreed upon:同意できる
Realistic:現実的
Time bound:期限を設ける
◆未来を予測する2つの方法
1.すでに起こった未来を利用する
2.来るべき未来を自分でつくりだす
◆PEST分析
Politics:政治
Economy:経済
Society:社会
Technology:技術
◆コア・コンピタンスを決定する際の5つの条件
1.模倣可能性 2.移転可能性 3.代替可能性 4.希少性 5.耐久性
武器には万能なものなどありません。必ず効果の高い戦場と低い戦場があるからです。この企業にとっての自社の強みが活きる場所とそうでない場所を明確に線引きしていくプロセスが、事業ドメイン(事業の展開領域)の決定
◆ファイブフォース分析
1.売り手の交渉力
2.買い手の交渉力
3.代替品の脅威
4.新規参入の脅威
5.競合の程度
バリューチェーン分析では、自社のバリューチェーン、およびライバル企業のバリューチェーンを詳しく分析したうえで、競争相手とまったく異なる価値連鎖を採用すると、相対的コスト地位が劇的に変わることがしばしばある
◆ブルー・オーシャンを開拓するための6つのパス
1.代替産業に目を向ける
2.業界内の他の戦略グループから学ぶ
3.ライバル他社と違う買い手グループにフォーカスする
4.補完財や補完サービスを検討する
5.機能志向と感性志向を切り替える
6.将来を見通す
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『最強の「ビジネス理論」集中講義』安部徹也・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453404822X
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◆目次◆
1時間目 ドラッカー教授に学ぶ「ビジネスの基本」
2時間目 ポーター教授に学ぶ「競争に勝つための戦略」
3時間目 コトラー教授に学ぶ「売れる仕組みの構築法」
4時間目 キム教授とモボルニュ教授に学ぶ「競争のない市場の開拓法」
5時間目 ロジャーズ教授とムーア氏に学ぶ「イノベーションの普及法」
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