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『ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場』 フィリップ・デルヴス・ブロートン・著 vol.1798


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【ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822247465

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本日の一冊は、2006年にハーバードビジネススクールに潜入し、MBAを取得したフリージャーナリストが、ハーバードMBAの負の側面を紹介した話題作。

アメリカでは、問題作としてかなり話題になったらしいのですが、それもそのはず。

これまでビジネス界があがめてきたカリスマ経営者や外資系企業エリート、ベンチャーキャピタルの実態を暴き、そこに疑問を呈した著者の切り口が、ジャーナリスティックでじつに面白い。

ハーバードビジネススクールの卒業生、スキリングが起こしたエンロンのスキャンダルや、ベンチャーキャピタリストが語った簡単に儲かるしくみなど、興味深い内容が満載。

20世紀最高の経営者と評されたジャック・ウェルチの見解に対する反論やHBS卒業生に対する実業界からの厳しい評価など、これまで日本には紹介されてこなかったHBSの情報が、500ページを超える大著にぎっしりと詰まっています。

読むのには骨が折れますが、「生き方」と「経済活動」「教育」の問題がバランスよく論じられた、じつに興味深い一冊です。

MBA留学およびMBA留学で学ぶ内容に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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想像のおよぶありとあらゆる機会を与えられた、世界でもっとも恵まれた大学院生であるハーバードビジネススクール生たちは、ほとんどつねに個人的な見返りよりも金銭的な報酬を選択する

より深い問題は、近年、アメリカが年におよそ三〇〇〇万もの雇用の消失と創造を繰り返しているという事実によって示されていると彼(マイケル・ポーター)は言った

市場は効率的で公正で誠実だと信じ、マイホームを買ったり、老後のために貯蓄した、罪もない人々に責任はない。市場の監督者、市場に養ってもらっていた知識人たちがしくじったのだ。彼らは私たちの社会の経済的側面を運営するという役割をきちんと果たさなかったのである

卒業後二年半経ったいま、私のクラスメートのなかでもっとも幸福なのは、大勢とは違った道を選んだ者たちだ。すなわち、金融機関ではなく昔気質の大企業、経営コンサルティング会社ではなく非営利法人、大手IT企業ではなく小さなベンチャー企業に就職した人たちだ

企業会計のもっとも面白味のない点であり、おそらくは最大の欠点が、人間はけっして貸借対照表上の資産とされず、損益計算上の費用としてしか表わされないことだ

彼女によれば、ときには生き残るために倫理が消滅しなくてはならないという。彼女が言いたかったのは、ビジネスにおいて倫理にか
なった行動をとることは、明記された決まりごとに従うというよりも、可能なかぎり適正なやり方で変わりつつある状況に適応することだという点らしい

「なぜぼくがこんな目にあわなければならないんだ? ぼくは客だぞ、くそったれ」と。「いいや、違う」。HBSの職員は言った。「きみは商品だ」と

あるケースでは、雇用者と被雇用者間の心理的契約の重要性について考察した。労働時間、給与、職務資格を定めた正式な契約がある一方で、それと同じくらい大切なのが心理的契約、すなわち被雇用者が当然の権利と見なすことが多い不文律としての自らの身分や処遇についての期待事項なのである。こうした不文律を軽視する企業は、ひじょうに困った状態に陥ることが多い

ベンチャーキャピタリストでいることは、企業で出世の階段を昇ろうとするよりもはるかに容易なことだとドレイパーは言った。一生安泰に暮らすために必要なのは一回の成功だけ。その後は、数百人という人間が自分のアイデアを売り込んでくるのをじっくりと聞き、そのなかから最良のものを選び出せばいい

HBSも相当数のろくでなしを輩出してきていた。一九八〇年代のウォールストリートのインサイダー取引のスキャンダルにHBS卒業生が関与していたことを受け、当時の証券取引委員会の委員長ジョン・シャッドは、HBSに倫理学の教授を置くための資金を提供した。

ウェルチが口をはさんだ。「いいや、それはもっとも重要な組織だ。あらゆるものがその周囲で回っている。政府は利益を上げず、企業
やそこで働く人が支払った税金によって生きている。そのことをけっして忘れないように」過去三〇年来もっとも敬意を払われた経営者がこんなことを言ってのけたことに、びっくり仰天した

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『ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場』日経BP社 フィリップ・デルヴス・ブロートン・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822247465
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◆目次◆
日本語版への序文
ペーパーバック版への追記
序文
第一章 ノータリンになろう
第二章 人生を一からやり直す
第三章 隔離された世界
第四章 飲んで、騒いで
第五章 私はだれ?
第六章 世界のリーダーになる?
第七章 ベータへ、そしてその先へ
第八章 リスクの達人
第九章 不安な成功者たち
第一〇章 倫理推進の聖戦士
第一一章 究極のレバレッジ
第一二章 カーブを追って
第一三章 困難で大胆不敵な目標
第一四章 子どもたちの寝姿が長くなっていくのを眺めながら
第一五章 卒業
第一六章 不幸な人間の製造工場
謝辞
解説

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『出稼げば大富豪』クロイワ・ショウ・著 vol.1797


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【バリ島在住の伝説の大富豪、成功哲学を語る】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845421534

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本日の一冊は、大学院の博士課程に在籍中の著者が、バリ島の大富豪から教えてもらった成功哲学をまとめた一冊です。

『夢をかなえるゾウ』と『ユダヤ人大富豪の教え』を足して2で割ったような作品で、大富豪の言葉づかいに品がないことや異様に字が大きいのが気になりますが、内容的にはなかなか示唆に富む一冊です。

※参考:『夢をかなえるゾウ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870318059/

※参考:『ユダヤ人大富豪の教え』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479300082/

じつは、土井はある知人から、100万部を超えた某ベストセラー自己啓発書に、実在のモデルがいるという話を聞きました。

その大富豪は、バリ島に在住の方で、金持ち筋では有名な方だと聞いていました。

今回本に登場する「兄貴」は、おそらくその方だと思います。

成功するためには、人がやらないことを徹底的にやる、結果を自分で采配できないものにはお金を使わない、儲からないものに時間を
使わない、土に埋まっているものを食う、不義理しないなど、ベーシックながら重要な教訓が満載。

自己啓発書初心者には、ちょうど手頃な一冊だと思います。

かなり好き嫌いが分かれる文体なので、一度チェックしてから購入することをおすすめします。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「あのなあ。成功したかったらな、人がやらんことを徹底的にやんねん。常識を否定することの中にビッグチャンスがある」

「結果を自分で采配できへんようなもんに金使うな」

「徹底的に儲かることに自分の7割の時間を振り込んだれ」

「あのなあ、おれはな、疑うことを怠ったことがないねん」

「自分がどう儲けるか考えるんじゃなくて、人をどうやったら儲けさすか徹底的に考えんねや」

「学んだことを、他のことに置き換えてみるねんて。徹底的に置き換えるねん。成功してる奴は置き換えまくってるで」

「中途半端に賢い奴は、計画ばっかりに時間使うやろ。形にこだわるんや。違うねん。中味が先やねんて。理屈こねる前に、やってみたら早いやん」

「『億劫』っちゅうのを自分から取り除け。そしてやりまくる。10個に1個の失敗は忘れられる。だから、とっとことっとこやんねん。挑戦するサイクルを徹底的に早めるねん。思いついた瞬間=行動してる、みたいな。そしたら気づいたら成功してるわ」

「あのなあ、外、出ているものよりもな、土に埋まっとるもの食うんや」

「上場企業=責任転嫁がうまくいきわたった会社」

「全てが自分の目の届く範囲にあるのが、理想的な会社や」

「親分が先陣切って戦わんようになってからや。歴代の武将が滅びたんは、城作りに精出すようになってからやで」

「自分で決めたもんは、死ぬまで続けなあかん。あのなあ、引っ越しばっかりしてるから、貧乏になるんや」

「過去を語れない奴に、未来を語る資格はない」

「一つ! イケてる奴は、世界が狭い。例えば、おれのこと知ってる奴と、よく遭遇するようになったら、おまえはイケてるってことや」

「友達多い=儲かる、やからな。そして、孤独=儲からない」

◆孤独になってしまう人の理由
「それはな、不義理やったんや。世話になった恩を返さん男や。ちょっとイケたら、もうイケたと思ってしまう奴。そういう奴が一番イケてない」

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『出稼げば大富豪』KKロングセラーズ クロイワ・ショウ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845421534
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◆目次◆
「一カ月弟子入りさせてください」「はよおいで」
バリ島到着
大事なのは気づくこっちゃ
洗濯機の中の地球
キウイとペンギン
株式投資なんか
モノとカチの分離
睡眠は完全に悪
3倍速くやる方法
儲かることって何なんですか
ほか

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『影響力の武器 実践編』N・J・ゴールドスタイン、 S・J・マーティン、R・B・チャルディーニ・著 vol.1796


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【ポストイットで返送率UP? あの名著にビジネス実践編が登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/ 414304172

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本日の一冊は、社会心理学のバイブルであり、ビジネスの世界でももはや定番書となった名著、『影響力の武器』待望の実践編です。

※参考:『影響力の武器[第二版]』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414304164/

前著で示した「返報性」や「権威」、「コミットメントと一貫性」、「希少性」、「好意」、「社会的証明」の原理をベースに、これらをどうやって売上アップにつなげるか、具体的な方法と働きかける際の文言、手順までが詳しく書かれています。

社会的証明の威力を使って大成功したアメリカのテレビショッピング界のカリスマ、コリーン・スショットの事例、商品を絞り込んで売上を10%伸ばしたP&G、ポストイットの最も強力な使用法とその驚くべき効果など、まさにビジネスに即応用できる興味深い事例が詰まっています。

名著の続編の名に恥じない、じつに読み応えのある一冊です。

ほかにも、たったアメ玉2個で顧客感動を創出する方法、レストランの予約キャンセルを激減させる方法など、経営者ならのどから手が出るほど欲しい情報が満載。

前著で原理原則を学んだが、うまく使いこなせていない、という方は、本書で詳しい実践方法を学ぶといいでしょう。

ビジネスや人間関係に使うと、効果てきめんな社会心理学の秘術。

前著以上に、使う際には「注意が必要」な、危険な一冊です。

内容的にはもちろん必読。

心理術を使う際には、くれぐれも良心に基づいてお願いします。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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スショットの番組で使っている手法は、派手なキャッチフレーズ、わざとらしいほど熱心な観客、有名人のお墨付きなど、ごくありふれたものですが、彼女がテレビショッピングのお決まりの台詞をわずか三カ所変えただけで購買者数が激増したそうです(中略)実はスショットは、この手の番組では定番になっている「オペレーターがお待ちしています。いますぐお電話ください」という台詞を、「オペレーターにつながらない場合は、恐れ入りますが、繰り返しお電話ください」に変更したのです

まず一人の研究助手がニューヨークの雑踏でふいに立ち止まり、六十秒間空を眺め続けます。ほとんどの通行人は彼が何をしているのか気にも留めず、除けて通っていきます。ところが、空を眺める助手の数を四人増やしたところ、一緒になって空を見上げる通行人の数が四倍以上にふくれあがった

3の自分の部屋の過去の宿泊客の行動について知らされた宿泊客は、2のホテル全体の宿泊客の行動を知らされた宿泊客よりもさらに協力する率が高く、1の一般的な環境保護メッセージのグループと比べると協力してくれる率が三三パーセントも高かった

ポイ捨てが絶対許されないと伝えること自体には問題はありませんが、それが日常茶飯事なのだと示してしまうと、ポイ捨てに強力な社会的証明を与えてしまうことになります

選択肢が豊富なほうのコーナーでは立ち寄った人の三パーセントしかジャムを買わなかったのに対し、選択肢が限られているほうのコーナーでは三〇パーセントもの人が買った

ターゲット商品の特典になっていると、別個の商品として扱われたときよりも、ブレスレットに払ってもよいと思う値段が約三五パーセントも低くなった

付箋つきの調査票を受け取った1グループでは七五パーセント以上の人が記入後返送してくれたのに対し、2グループは四八パーセントのみ、3グループに至っては三六パーセントしか記入・返送をしてくれませんでした

渡すキャンディーを一つから二つに増やしただけで、チップの伸びは三・三パーセントから一四パーセント強にまでなりました

自分の能力を保証してくれる仲介役を雇うのは効果的な説得方法

商品の小さな欠点に敢えて触れることで、その企業は誠実で信頼できるというイメージが生まれる

調査票に記入して送り返してくれた人の率は、名前の響きが似ている人が差出人だった場合のほうがそうでない場合よりも二倍近くも高くなりました

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『影響力の武器 実践編』誠信書房 N・J・ゴールドスタイン、S・J・マーティン、R・B・チャルディーニ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/ 4414304172
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◆目次◆
1.不便を感じさせて高める説得力
2・バンドワゴン効果をパワーアップ
3.社会的証明の思わぬ落とし穴
4.「平均値の磁石効果」を防ぐには?
5.選択肢が多すぎると買う気が失せる
6.特典のありがたみが薄れるとき
7.上位商品の発売によって従来品が売れ出す不思議
8.恐怖を呼び起こす説得の微妙な効果
9.チェスに学ぶ、うまい一手
10.影響力をしっかり貼り付けるオフィス用品
ほか

『単純な脳、複雑な「私」』池谷裕二・著 vol.1795


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【人間の認識や行動の秘密を脳科学が解き明かす】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255004323

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本日の一冊は、ベストセラー『海馬』で糸井重里とコラボして以来、すっかり有名になった池谷裕二さんの最新作。

※参考:『海馬』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101183147/

著者の出身高校で行った4つの講義を紙上で再現したもので、じつにわかりやすく、かつ知的刺激にあふれる一冊です。

脳関係の本は、本書に限らずたくさん出ているわけですが、人間がどうやって情報を処理しているか、どうやって感じ、判断しているかを知ることは、ビジネスにおいて重要なポイントとなります。

本書では、脳が起こす錯覚やクセについて、興味深い事実、調査結果をいくつも紹介しており、購買行動の謎を解き明かす、重要なヒントとなりそうです。

読み物として読んだ場合も、

「脳は相関が強いときに、勝手に“因果関係がある”と解釈してしまう」
「(顔の)左側さえ男だったら、右が女であっても全体を男だと思っちゃう」
「僕らにとって「正しい」という感覚を生み出すのは、単に「どれだけその世界に長くいたか」というだけのこと」

など、興味深い情報がてんこもりで、友人と一緒に情報をシェアしながら楽しむことができます。

QRコードから動画特設サイトに行く仕掛けも施されており、じつにユニークな一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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とくに強調したいことは、サイエンス、とくに実験科学が証明できることは、「相関関係」だけだということです。因果関係は絶対に証明できません

「脳は相関が強いときに、勝手に“因果関係がある”と解釈してしまう」もの

外の世界が動いていようが動いていまいが、そんなことは関係ないってことです。外界が静止していても、MT野ニューロンが活動してしまえば、それは私たちにとって、「動いている」こととまったく同じ。つまり、「脳の活動がすべてだ」ってことです

夫婦関係が円満で、WDAスコアが高ければ高いほど痛みの消失効果が高い

脳は顔に敏感なんです。ところが、顔全体をじっくり隈なく見ているようで、実際には、顔の半分しか見ていない。左側だけです。左側さえ男だったら、右が女であっても全体を男だと思っちゃう

スーパーマーケットや八百屋では、特売品やセール品は、人の流れに対して左側に置くと目に留まりやすく、販売数も伸びるという話があります

悲運・逆境にあるとかえって愛情が燃え上がってしまう

快楽を目の前にすると、どうしても快楽に引きずられて、ことの重大さに気づけなくなってしまう

睡眠は脳や体をクールダウンするための休息時間では決してなくて、もっと積極的に情報の整理や保管を行うための活動的な「行為」

記憶が未来のための情報保管というのは自明として、もうひとつの大切な役割は、<自分>という自我を存続させるということ

僕らにとって「正しい」という感覚を生み出すのは、単に「どれだけその世界に長くいたか」というだけのこと

自分の行動がまず先にあって、その行動の起源を常に探している

自分自身の「状態」について理解するためには、それに相応しい環境や教育が必要なんだ。「自分を知る」ことができる能力は学習の結果なんだよ

他人の眼差しを内面化できるのが人間

エピソード記憶は、<いつ><どこで><何を>した、という3つの要素が揃っていなければならない

自由なつもりでいるのは、あくまでも自分の意識の上だけであって、実際の思考はいくつかの決まりきったパターンしかつくることができなくて、そのパターンに従って、ただ口述しているだけ

アリの社会は、言うことを聞かないヤツを必ず残しておく。進化の過程で排除しなかった。それはなぜだと思う?
――そのアリがもっと短いルートを見つけるかもしれないから……

僕らが並行処理できることは7個まで

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『単純な脳、複雑な「私」』朝日出版社 池谷裕二・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255004323
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◆目次◆
第一章 脳は私のことをホントに理解しているのか
第二章 脳は空から心を眺めている
第三章 脳はゆらいで自由をつくりあげる
第四章 脳はノイズから生命を生み出す

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『スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉』林信行・著 vol.1794


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【スティーブ・ジョブズの名言の数々】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413042395

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本日の一冊は、アップルの創業者であり、iPod、iPhoneの生みの親、スティーブ・ジョブズの名言を、同社に詳しいITジャーナリストの林信行さんが解説した一冊。

人口に膾炙した「宇宙に衝撃を与えてやるんだ」(We’re here toput a dent in the universe)をはじめ、氏の名言をほぼ網羅し、その背景にあった状況や、真意を解説していく。

ジョブズの言葉の日本語訳はいまいちパンチに欠けますが、解説に関しては、かなり詳しく、読み応えがあります。

また、原文がそのまま載っているのも、嬉しいところでしょう。

ブランド企業を作るために経営者に求められる資質や心構え、部下を鼓舞するための言い回しやメディアを興奮させる名言など、じつに学ぶことの多い一冊です。

なかでも供給過多の今、求められる製品の魅力やブランドについて述べた部分は秀逸。

言うは易し、行うは難しですが、どうやればブランド企業ができるのか、ダイレクトに学べる一冊です。

単にテクニカルな部分に着目するのではなく、ジョブズの精神性や行動、心構えから来る、純粋なブランド要素に注目してほしい一冊。

ブランド人になるための基本的な心構えが説かれた、じつに有用な一冊だと思います。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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We are here to put a dent in the universe. Otherwise why else even be here?

ジョブズは、エンジニア、研究者、工業デザイナー、マーケティングスタッフ、そして経営者もすべて、一流の人材をそろえることにこだわり続けた。そして彼一流の言葉の魔力を通して、一度きりの人生で世界を変えるほど大きなことをやってのけるには、アップル社で彼とともに働くことこそが、最良の方法だと思わせ、社に引き入れていった

「残りの人生、このまま砂糖水を売ることに費やしたいのか、それとも世界を変えるチャンスをものにしたいか?」

My goal is to become ten-billion company with soul.

ジョブズが好むのは、トップのジョブズから末端の社員まで神経の通った会社だ。全員が「世の中を変えたい」という情熱を共有し、強い愛社精神を持ち、自分の出番となれば寝食の時間を惜しんで全力を尽くす

人と違うのはいいことなんだと訴えかける、この「Think different」のCMが、多くのMacユーザーを勇気づけた。と、同時にこのCMは、多くのアップル社員も勇気づけた。ジョブズは、広告の狙いを聞かれたとき、その前提として、人々はアップルが何を背負って立つ会社なのかを忘れてしまったと語っている

「製品」こそが、企業と顧客の最大の接点であり、企業イメージも「製品」の積み重ねでできあがってくる

「私のビジネスの手本はビートルズだ。お互い問題を抱えながら、それを抑えあっている4人組だ。彼らはお互いそうしてバランスを取り合っていた。そして、全員が1つになることで、個々人の活動を合わせたよりもすごい力を発揮した。これが、私が見すえるビジネスのあり方だ。ビジネスにおける偉業は1人ではなし得ない。それはチームによってもたらされるものなのだ

「情報が完全に過多になり、人々が日々受け取る情報に圧倒されている世界では、ブランドがさらに重要になる。人々には、日常生活のすべての事柄について選別している時間はない。ブランドは、その選別を助けてくれる

「偉大な大工なら、誰も見ないからといって棚の裏側に悪い木材を使ったりはしない」

「(イノベーションは)1000のことがらに「NO」と言うところから出てくる

なぜなら私が経営者で、それができると信じているからだ

I like things that do the job and kind of disappear into my life.

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『スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉』青春出版社 林信行・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413042395
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◆目次◆
はじめに
第1章 新しいマーケットを創り出した言葉
第2章 ビジネスを成功へと導く言葉
第3章 孤高のブランドを築き上げた言葉
第4章 仕事に妥協しない信念の言葉
第5章 世界を一変させる革新の言葉
第6章 聴衆を魅了するプレゼンの言葉
第7章 揺るがないビジョンをつかむ言葉
第8章 人生を自ら切り開く言葉
おわりに

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『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』松井政就・著 vol.1793


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【ギャンブルに学ぶビジネスノウハウ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062725665

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どうやってブラフを使い、心理戦に勝つか、部分で負けて全体で勝つ交渉術とは何か、勝つ回数よりも勝ち方にこだわる理由は何かなど、勝負事の本質が見えてくる、じつに刺激的な一冊です。

交渉に活かせるのはもちろん、どうやって物事を判断するかといった、経営上の判断にも役立つ視点が満載。

ビジネスマンならぜひ読んでおくべき一冊です。

ただ、オリジナリティに関する考察に関しては、徹底した模倣の先にオリジナリティが生まれるという現実を無視しており、個人的には同意いたしかねます。

エジプトの模倣から生まれたギリシャ彫刻しかり、優れた画家の絵しかり、オリジナリティというものは、すべて模倣から始まっているという事実を知れば、このような見解は出てこなかったのではないかと残念に思います。

ただ、そのことを差し引いても、本書の視点は、一読に値すると思います。

どんなにきれい事を言っても、ビジネスには勝負の側面があり、その点をギャンブルから学ぶ、というのはいい視点です。

ぜひ読んで、勝負の理(ことわり)を学んでいただければと思います。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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たとえばコイン投げをしたところ、二度続けて「表」が出たとしよう。もしも次のコイン投げにお金を賭けるとしたら、あなたは表か裏のどちらに賭けるだろうか。どちらに賭けるとしても、その根拠は合理的に説明はできるだろう。しかし、一つ言えることがある。ギャンブルで勝ちたいなら、三度目も「表」に賭けろということである

中には意図的にぺらぺらしゃべって相手を翻弄しようという人もいるが、それができるのはたいてい自分が好調な時だけで、ぺらぺらしゃべる人に限って自分の調子が悪くなると途端に黙り込んで見破られてしまう。つまり、よほどの役者でない限り、ポーカープレイヤーは口数が少ないものだ

ジョブズはなぜ、ブラフの天才だという扱いを受けなかったのか。ぼくが思うに、彼は自分が使ったブラフの後に、世間の度肝を抜くような成功を実際のビジネスで実行できたからである

「まさか、Aのフルハウスで死ぬなんて!」と野球帽は下唇を尖らせた。「自分が絶対に優勢だと思っていたから油断してしまったよ」
彼は自分の手が「かなりの好条件」だったため、自分が優勢であると思い込み、ぼくのブラフの裏を読む想像力を働かせることができ
なかったのだ

一勝九敗というような、数字の上では負け過ぎに見えるような結果であっても、そのたった一回の勝ちが大きければ、最終的には大きく勝つということだってありうる。わずか一度しか勝っていない人間が、九度も勝ちを重ねた人間を負かしてしまうのだ。それこそが勝負に勝つことの面白さであり、戦うことの醍醐味なのだ

大きな当たりが出たコーナーでは、他のマシンは当たりにくくなっているかもしれない

遊んでばかりいると思われていたアリは、新しいエサ探しの偵察隊としての役割を果たしていた

カジノにおける不思議な出来事とは、カジノにとっての最高の宣伝であり、プレイヤーに提供された「本業によるおもてなし」なのである

当たったからといってそのままゲームを続けてしまえば、ほぼ間違いなく負けて終わることになる。なぜなら、その人はゲームの「やめ時」を知らないからである

競馬新聞には出走馬の過去の最高のタイムが載っているが、それが何歳の時の記録なのかが書かれていない

それまで失ってきた大金を奇跡を起こして取り返してやろうという野望を捨てろ

欲望は、騙す側からの格好の標的となる

金銭的な損得を価値基準にしている人というのは、もっと良い条件が見つかれば簡単に離れていってしまうもの

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『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』講談社 松井政就・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062725665
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◆目次◆
まえがき ギャンブルは問題解決の「虎の巻」
第1章 勝つための攻めの戦略
第2章 勝つための守りの技術
第3章 勝つための人の動かし方
あとがき

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『フィッシュボーンノート術』駒井伸俊・著 vol.1792


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【マインドマップより簡単にできる!伝統あるツール】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513471

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本日は、知っている方にとっては「何をいまさら…」、知らない方にとっては「そんな方法があったのか!」というノート術を紹介。

もともとは、東京大学名誉教授の石川馨先生が発明し、1952年に川崎製鉄で初採用。その後、トヨタ、日産、ヤクルト、日立製作所をはじめ、国内の名立たる大企業に広まった、実績あるノート術ですが、最近は、話題に上ることがあまりありませんでした。

そのノート術の名前は、「フィッシュボーン」ノート術。

マインドマップのように、情報を図示していくノート術ですが、書き方はこちらの方がはるかに簡単。好みに応じて応用も可能です。

テーマを魚の頭に掲げ、その後、背骨、太骨、中骨、小骨、孫骨というように、詳細化した情報を載せていく。

このフォーマットに、5W1HやSWOT、3C、4P、4Mなど、コンサルタントが使うフレームワークを載せることができるので、分析をしたり、議論したりする際にも、威力を発揮します。

さらに、読書やセミナーなど、インプットの質を高めるのにも役立てることができるので、ビジネスマンには重宝するノウハウだと思います。

本書では、この「フィッシュボーン」の書き方から分析ツールとしての活用法、フィッシュボーンを使った読書術、そして書いたものをデジタル管理する方法まで、かなり実践的なノウハウが説かれています。

土井も、これから社内の会議は、この「フィッシュボーン」でやりたいと思っています。

マインドマップには乗り遅れたけれど、強力な情報処理ツールが欲しい、という方、マインドマップに挫折してもっとシンプルなツールが欲しいと願う方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「フィッシュボーン」を考え出したのは、東京大学名誉教授の故・石川馨先生です。1952年、川崎製鉄で初めて使われ、大きな成果を
あげ、超一流企業がこぞって使い始めました。

構造化と視覚化の両方を実現する「フィッシュボーン」

「フィッシュボーン」は、QC活動の7つ道具のひとつであり、「問題解決技法」や「品質管理技法」の多くの本にとり上げられています

フィッシュボーンの書き方は、いたってシンプル!頭、背骨、骨、骨…だけです

商談などの場合、キーパーソン、予算、ニーズ…などといった情報収集しておきたい項目をあらかじめ大骨としたフィッシュボーンを作成しておくと、収集漏れがなく便利です

少し工夫して、実際に魚の顔の絵を描いて、喜怒哀楽の感情を表現すれば、全体でどのようなことを表現しようとしているのかがよくわかります

フィッシュボーンだけでなく、マインドマップなど思考を視覚化しようとする技法は、「で、結局なんなの?」と結論がわかりにくいことがあります。そこで、テーマ(魚の頭)に対する結論(わかったこと、いいたいこと)を背骨を太くしてそこに記載します。そうすれば、テーマと結論が魚の頭と背骨を見れば一発で把握できます

◆フレームワークの代表選手 ※あまり言われないものだけピックアップ
4M:Man(ヒト)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法)の頭文字
プロセス:「○○前、○○中、○○後」、「過去、現在、未来」、「朝、昼、晩」、「購買、生産、物流、販売、アフターサービス」、「受注、出荷、請求、回収」など

「短期記憶」を「長期記憶」へ移すために、「記憶したいこと」と「他のこと」に「つながり」をつけることで記憶の構造化を図ります(精緻化リハーサル)

出張やイベントなどの際に、フィッシュボーンを作って、次回のときのために保管しておけば、瞬時に記憶がよみがえります

手書きで書いたフィッシュボーンを手持ちのプリンターなどでスキャンします。スキャンしたデータに、前述の要領でファイル名をつけます。それを添付ファイルとしてメールに添付し、そのファイル名と同じ件名のメールを自分宛に送ります

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『フィッシュボーンノート術』フォレスト出版 駒井伸俊・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513471
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◆目次◆
プロローグ 「フィッシュボーン」ノート術とは?
第1章 「フィッシュボーン」ノートの書き方
―誰でも簡単に!今スグ書ける!シンプルな方法
第2章 フィッシュボーン勉強法&読書術
―「資格試験」「語学学習」「記憶」「速読」「セミナー」
で効果を発揮する方法
第3章 フィッシュボーン仕事術
―「問題解決」「コミュニケーション」「時間管理」「プ
レゼン」「交渉」「アイデア」に使う方法
第4章 フィッシュボーン「パソコン」術
―ITとノートを連動させる方法
第5章 夢をかなえる!フィッシュボーン
―目標達成・自己実現するための方法
あとがき

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『あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール』 小倉広・著 vol.1791


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【33歳からの仕事のルールとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756913008

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独立して、たくさんの著者と触れた経験からわかったことは、いわゆる「カリスマ」ほど人のマネジメントに向いていないということ。

ある起業のカリスマは、僕と2人きりになった時、「土井さん、私はもう組織を大きくすることをあきらめました」とぼやいていました。

20代でエースとして活躍することと、30代でチームのために貢献することとは、本質的に働き方が違います。

つい最近までは、個人向けの自己啓発書が大ブームだったわけですが、個人として活躍することと、マネジメントとして活躍することは、根本的に違うと思った方がいいでしょう。

本日の一冊は、1999年度リクルート社の年間最優秀コンサルタントであり、現在はフェイスホールディングスおよびフェイス総研の代表取締役社長を務める著者が、33歳からのビジネスマンのルールを説いた一冊です。

30代になって、仕事の周辺が見えてくると、いかに自分が周囲に守られていたのかがよくわかる。その仕組みとからくりを知った上で、自分はどんな役割を演じればいいのか。

また、仕事に慣れ、要領が良くなった段階で、次のステップに進むためにどうすればいいのか。

たとえコストを上げても高いパフォーマンスを出すことの必要性、95%から100%にいたる5%の仕上げに注力すること、自分一人でやる仕事は常に後回しにするなど、まさに30代から求められる仕事の心構えが説かれています。

「家族」のルール、「遊び」のルールは、個人的に趣味が違いましたが、仕事に関する心構えは秀逸。

「伝説の社員」を超えてさらに自分が成長するために、また人間として成熟するために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「自分をラッキョウの皮をむくみたいにむいていって見えてくるもののほうが、成熟という言葉には近いんじゃないかと思う」(魂にメスはいらない―ユング心理学講義― 河合隼雄・谷川俊太郎著 講談社)

迷惑をかけた人へ「ゴメンなさい」と素直に謝ろう

根拠のある自信はもろい。根拠たる論理が論破されてしまえば依って立つものがなくなるからだ。しかし、根拠のない自信は強い

ビジネスという最高のギャンブルに魅入られてしまったなら、他のあらゆるゲームは遊びにもならない

どんな仕事も成否を分けるのは戦略ではなく情熱だ

33歳ともなると、仕事の要領を覚えてくる。それが曲者だ。より少ない努力(Cost)でこれまでと同じ成果(Performance)を得るようになるのか、それとも、従来よりも多くの努力(Cost)で、これまでよりもはるかに高い成果(Performance)を得るのか

95%と100%には雲泥の差、月とすっぽんくらいの差があるんだ。その差は数字に例えるなら実質は5%ではない。おそらく30%?40%、印象的には50%もの差があるのだ

チームを動かすリーダーは、自分一人でやる仕事は常に後回しだ

自分でできないことを他人にやらせることはできない

20代のように青臭く頭ばかりで考えるのはもうやめよう。30代は運命という大きな流れを受け容れる、じたばたしない器の大きさを持つようにしてみてはどうだろうか

「やってみたい」を仕事にするな

これまでの自分の人生につじつまが合う物語を見つけることが天命だ

30代になったら、夜遊びをやめて朝型に変えよう。そして生まれたての街の風景を楽しもう

強いチームを作り勝利したいと願うなら、リーダーをたてることぐらいは苦ではなくなるはずだ

本当の優しさとは、相手の人生を幸福にすることだ

「話し上手」は青二才だ。本当に成熟した大人の人間は「聞き上手」なものだ

知らないジャンルだろうが何だろうが、一流に触れることを恐れてはならない

せこい貯金をして、自分を磨く機会を逃してはならない

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『あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール』明日香出版社 小倉広・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756913008
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◆目次◆
第1章 33歳からの「生き方」のルール
第2章 33歳からの「仕事」のルール
第3章 33歳からの「キャリア」のルール
第4章 33歳からの「習慣」のルール
第5章 33歳からの「上司・部下」のルール
第6章 33歳からの「人づきあい」のルール
第7章 33歳からの「家族」のルール
第8章 33歳からの「衣食住」のルール
第9章 33歳からの「遊び」のルール
第10章 33歳からの「金」のルール

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『凡人が最強チームに変わる魔法の営業ミーティング』佐藤昌弘・著 vol.1790


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【成果の上がる営業ミーティングとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534045484

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本日の一冊は、土井がアマゾンから独立するときに、無言で「自分を安売りしない」という原則を教えてくれた恩人、佐藤昌弘さんのひさびさの新刊です。

もともとは、神田昌典氏が主宰する「顧客獲得実践会」のパートナーコンサルタントとして一躍有名となった方ですが、前著『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』から6年経った今、本書を読んでみると、氏もまた、この間に成長しているのがわかります。

※参考:『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534036833/

尖ったノウハウが魅力の前著に比べ、本書で主張されているのは、いかにしてチームで成果を上げるか、というベーシックな考え方。

タイトルに「魔法」とついてはいますが、実際に書かれているのは、ごくごく基本的な営業マネジメントのノウハウと手順であり、それだけに成果が期待できる内容です。

たとえば、本書で書かれている、『たったひとつの売れる理由さえ見つかれば、問題は解決する』という原則。

この原則を実践した中古車屋さんは、何と年商が2倍になったそうです。

この中古車屋さんが実践したアイデアは、たったの2つ。

「そもそも(車の)鍵は、頼まれてから開けるのではなく、すべて開けておくこと」
「車内には、【当社の8つの中古車の掟】という紙を置いて読んでもらえるようにしておくこと」

というものでした。

これだけでは何のことかわからないかもしれませんが、要するに、売上アップの鍵は、営業活動のなかで「うまく行ったこと」が握っているということ。

営業ミーティングの一番の肝は、ここに目を向け、情報をシェアすること、そしてうまく行った一点を軸に、営業マンを成長させることなのです。

本書には、このプロセスをスムーズに進めるための方法論が書かれています。

読み物としての面白さはありませんが、営業チームのリーダーはもちろん、現場から売れるヒントを引き出したいマネジャー、中小企業経営者にも有用な一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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1000の売れない原因を突き止めても、売れるとは限らない

営業ミーティングにおいては、『たったひとつの売れる理由さえ見つかれば、問題は解決する』

ムツゴロウさん(畑正憲さん)は、野性の動物にどんどん近づいていっちゃいますが、こんなことができる人はそうはいません。「野生のオオカミはね、こうやって仲良くなるのよ!」って言われても、普通の人は、マネしちゃいけません

確かに優秀な営業マンを集めれば、成績はそれなりに上がるでしょう。トップクラスの選手をバンバン集めてきて、「はい、みなさん、トップなんだから、自由に自分のやり方でやってね」と。「必要な営業ツールがあるんだったら、自分で考えてつくってよ」というやり方です。こういうチームは、個人商店の集まりみたいなものです。みんなバラバラ。客の取り合いなんかも、何でもやりたい放題です。確かに成果は上がるのですが、儲かれば何をしてもよいというモラルの欠如さえ引き起こすことがあります。そして、このパターンはいつも同じ結末へと至ります。それは、人件費の高騰と、もっといい条件の会社へ転職していってしまうのです

世の中にある営業ミーティングというのは、その多くが、【ペナルティ(罰)】を中心にして動いている

「何がダメだったのか」を考えるのではなく、「どこがよかったか」という、できた20点に注目して、それを大いに認めつつ、成長をうながすアプローチが効果的

◆営業ミーティングに活かせる3つの心理学知識
1.人間というのは、あまり考えさせず試行錯誤をさせたほうがよい
2.下手に問題を解決しようとすると、より問題が大きくなる
3.人間というのは、【慣れていて】【わかりやすくて】【すぐに
できること】を好む

◆魔法の営業ミーティングの5つのステップ
1.今の営業の「全プロセス手順」をハッキリさせる
2.その手順のなかから、改善させたい「部分」を決める
3.成果に直結しそうなヒントを探る
4.試して実行できそうなアイデアにまとめる
5.そのアイデアを実際に行なって「結果を観察」して、1に戻る

「あえて言うとすれば?」というフレーズを活用する

◆会議において課題をミニマム化して考えさせる方法
1.客を絞り込む
2.タイミング(季節・時間・時期)を絞り込む
3.点数を分割して考えさせる(100点満点中の10点というふうに)

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『凡人が最強チームに変わる魔法の営業ミーティング』日本実業出版社 佐藤昌弘・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534045484
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◆目次◆
序章 「売れない理由」がわかっても、売れない。
第1章 どんなにやってもダメダメな営業ミーティング
第2章 「野生のライオンが隠れる草原を歩け」は無理!
第3章 「魔法の営業ミーティング」5つのステップ
第4章 ケーススタディこうして最強チームに変わった!
第5章 会議パフォーマンスをさらに上げる技術

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『全脳思考』神田昌典・著 vol.1789


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【必読!あの神田昌典氏の思考術が一冊の本になった】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478008361

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本日の一冊は、日本を代表するマーケターであり、カリスマ経営コンサルタント、神田昌典さんによるひさびさの新刊。

自身、「私のビジネス書の最高傑作になるだろう」と言い切る本著作の内容は、知識社会において創造性を高める新しい思考モデル。

著者の言葉をひも解くと、「今までの経験の延長線上を超えた、意外性のある提案を生み出すためには、過去のデータの整理・分析をベースにした思考モデルだけでは限界があ」る。

そこで登場するのが、本書のタイトルにもなっている「全脳思考」という思考モデルなのです。

このモデルで面白いと思うのは、過去からの連続で思考する従来のやり方ではなく、非連続な発想を得るためにクライマックスから考えるという思考法を提案していること。

確かに、著者が言うところのブルーオーシャン、つまり「使命検索」を受けるためには、他者との競争に巻き込まれてはいけません。

だからこそ、問いとしてのネーミング、物語の扉を開けるタグライン、答えとしてのストーリーが重要なわけで、これはまさに土井がセミナーで申し上げていることと同じです。

では、一体どんなネーミング、タグライン、ストーリーが効くのか。本書には、その詳細までが書かれています。

460ページもある大著で、まさに21世紀の知識労働者のバイブル。

これからの時代の働き方、考え方を教えてくれるという意味で、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私の見解では、情報社会とは、情報を収集・整理することが付加価値となる社会。それに対して知識社会とは、収集・整理された情報から生み出された新しい気づき・アイデアを実際に、行動に移すことが付加価値となる社会だ

知識社会では、市場を奪うための「競合戦略」より、市場自体をつくり出す「需要創造戦略」、そしてまたライバルから「市場シェア」を奪うことより、自社のことを顧客からどれだけ考えてもらえるかという「顧客マインド・シェア」を確保することが重要になってきている

企画のプロは、初対面の相手に企画書を持っていくことはない

知識社会では、比較されるポジションをわざわざ狙うのは愚の骨頂

一流の人たちは、誰もが例外なく、この「手放す」という感覚を味わっている

◆知識社会における成長事業の五つの原則
1.指名検索
2.検索を促すネーミング
3.自己投影型消費を支える物語
4.物語にスムーズに入り込める導線
5.サブエピソードを共有する場

「好印象を持ってもらう」+「常に話題にされる」+「ウェブで検索される」の三つを同時に実現することが、ネーミングの目的

◆指名検索を促し、行動に向かうまでの三つの鍵
・問いとしてのネーミング
・物語の扉を開けるタグライン
・答えとしてのストーリー

常識どおり「現在」から「未来」に向かって思考をめぐらせてしまうと、どうしても発想が過去からの延長になりがち(中略)過去からの連続ではなく、非連続な発想を得るためのベストな方法がクライマックスから考えるということ

日常の世界から、非日常の世界を通過することによって、主人公が成長し、日常の世界に帰ってくる。これが典型的な物語のパターンで、ヒーローズ・ジャーニーと言われている

◆スピーチの6つの要素
1.オープニング 2.テーマ 3.プレミス
4.バックグラウンド 5.プルーフ 6.コンクルージョン

力を持つのは言葉ではなく、言葉の裏にある背景である

普段見過ごしがちなアノマリーな人――中心グループから外れた人物――を考慮の対象に取り込むことで、発想の世界観を大きくできる

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『全脳思考』ダイヤモンド社 神田昌典・著
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◆目次◆
はじめに
第1章 見えない、触れられない、感じられない世界で
第2章 論理的に正しい提案は、なぜ実行されないのか?
第3章 営業せずとも顧客が集まる、五つの新原則
第4章 全能思考モデル――クイック・スタート
第5章 発想・行動・結果を生み出すストーリーの法則
第6章 行動するための、ロジカル思考とは?
第7章 行き詰まりを突破するCPS
第8章 社会変革のためのマーケティング

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