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『野村再生工場』野村克也・著


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【ダメ人材が化ける方法とは?】
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本日の一冊は、数多くの欠陥選手を一流の人材へと育て上げ、ヤクルトスワローズ時代にはチームを4度優勝に導いた名監督、野村克也さんによるマネジメント論です。

最近は、「若い人が打たれ弱くなったから」と言って安易にほめる風潮がありますが、氏によると、それは成長段階によって違うようです。

氏のやり方では、まったく話にならない段階では無視。少し見込みが出てきたら賞賛。そして中心になった時点で非難する。

まさに人間の自尊心を突いた、見事なマネジメント論に、初っ端から舌を巻く一冊です。

さらに、部下が育つ実践指導のノウハウ、エースの条件、選手の成長にデータを活用する方法など、いずれも具体的なアクション事例が紹介されており、即現場に応用できる内容です。

本書が通常のマネジメント本と比べ、優れているのは、実名入りで選手の事例が登場し、具体的な批判・評価がなされているです。

著者が業界の大御所だからできたことだと思いますが、ここまで具体的に書かれていると、読み応えがあります。

たとえば、なぜ藤川球児はエースになれないのか、なぜ山崎武司は真のリーダーなのか。

チーム全体を考えたプレー、後輩に対するアドバイス、滅多なことで休まない姿勢というのがその答えですが、各々が自分のことばかりを考え、チーム力が低下している現在の組織には、耳の痛い話ばかりです。

マネジメント論としても興味深いですが、人はどうすれば化けるのか、という自己啓発的な視点でも読むことができます。

また野球本で恐縮ですが、これはぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「人は、無視・賞賛・非難の段階で試される」という。まったく話にならない段階では無視。少し見込みが出てきたら賞賛する。そして中心になった時点で非難するのである

指導する際には実践指導を心がける(中略)選手がほんとうに欲しているのは、「どうすれば欠点が矯正されるのか」という具体的なアドバイスである

人間は、失敗してこそ自分の間違いに気づくものだ

依頼心が強ければ強いほど、人間の思考能力は衰える。思考を停止すれば、進歩も止まる。一流とは、より多くの疑問を抱き、失敗からたくさんのことを学び取る能力に優れた人間のことをいう

ピッチャーの投げるボールには、一球一球根拠がなくてはいけないのだ

私の考えるエースの条件とは、
・チームが危機にあるとき救ってくれる存在であること
・チームの鑑であること

モヒカンにしろ、茶髪にしろ、ヒゲにしろ、それらは自己顕示欲の表れである。要するに「目立ちたい」のである。野球選手は野球で目立てばよろしい

欲はたしかに必要だ。だが、最後は欲を捨てなければならない。すなわち、「欲から入って、いかに欲から離れるか」――ここが、ことに勝負事においては肝心なのである

中心なき組織は機能しない

私はデータを重要視する。その理由は、データは意識付けに大きな効力を発揮するからである

チーム強化というものは、補強と育成の両面でなされなければならない

よいチームの条件のひとつに、先輩が後輩に自然にアドバイスできる環境ができていることがあげられる

「どうやって人を再生させるのですか?」よくそう訊かれる。すると、私はいつもこう答える。「その選手に対する愛、そして情熱です」

指導者は言葉を獲得しなければならない

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『野村再生工場』野村克也・著
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◆目次◆

まえがき
第一章 弱者を強者にするために
第二章 楽天的、意識改革
第三章 再生の極意は気づきにあり
第四章 弱い組織を再生させる
第五章 私の人生もまた再生の歴史である
あとがき

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