2007年4月11日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478321272
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本日の一冊は、経営コンサルティングというビジネスの基礎を作り、世界を代表するコンサルティングファーム、マッキンゼーの文化を創った男、マービン・バウワーの評伝です。
著者は、マッキンゼー初の女性パートナーであり、マービンから直接薫陶を受けたエリザベス・ハース・イーダスハイム。
彼女が晩年のマービンに密着取材し、死の少し前に完成したのが本書だそうです。
マービン自身の言葉や、周辺の人物から聞いた話、豊富なエピソードが、本書を自著に負けず劣らず興味深いものにしています。
多くの証言から明らかになるマービンの人柄、職業倫理、伝説とも言えるエピソード…。
読めば読むほど、現在当たり前になっているプロフェッショナル・ファームの基礎は彼が創ったのだと確信させられます。
プロフェッショナルとして生きるとはどういうことか。その生き方を貫くために、どのような規範を持たなければならないのか、その規範を厳守するために気をつけるべきことは何なのか…。
今は亡きマービンの精神に触れられる、じつに貴重な内容です。
プロフェッショナルとして仕事をするすべての人に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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マービンは、すぐれた医師や弁護士と同じく、コンサルタントも倫
理規範を重んじ、ほんとうにクライアントのためになることを最優
先しなければならないと信じ、それを実行した。そして、クライア
ントの耳に快いことではなく、つねに真実を告げる姿勢を貫いた
わるいのは上下関係であり、上への服従あるいは盲従だとマービン
は考える。部下というものは、いま何が起きているのかを上司に話
そうとしない。その連鎖でCEOは孤立する。それがおぞましい結
果を招くことにマービンは心底怒りを感じた
クライアントの方からコンサルタントの価値を認め頼もうと思うか
らこそ、その勧告やアドバイスに従って行動する気になるのだ
「プロフェッショナル・ファームにとって、他の企業や他のファー
ムとはちがう魅力的なアイデンティティを確立することが評判につ
ながります。そして評判というものは、プロフェッショナル・ファ
ームにとって人材の次に貴重な資産なのです」
「規範を守るのに犠牲を払う気がないなら、けっして規範は守れない」
マービンが何としても避けようとしたのは、「まちがった問いに正
しい答えを出す」ことである。コンサルティング・チームには、や
みくもに問題解決に乗り出すのではなく、まずは問題を正しく把握
するよう口を酸っぱくして指導した
まちがっていると思う意見には反論する義務がある。これがマービンの方針だった
「君たちがこれから先クライアントに誘われてランチかディナーを
食べるときは、必ず定食をオーダーするように」
マービンは株式公開で巨万の富を得ようとするどころか、正反対の
挙に出る。遠い将来を慮り、保有株をパートナーに簿価で(時価で
はない)譲渡したのである
「リーダーには三つの責任がある。第一は、部下が自信をつけ自分
に誇りを持てるようにすること。第二は、部下に倫理規範を示しモ
ラルの向上を図ること。第三は、部下が使命を自覚し人間として成
長できるよう後押しすることである」
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『マッキンゼーをつくった男マービン・バウワー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478321272
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■目次■
第1章 マービンの一世紀
第2章 ビジョン
第3章 プロフェッショナル・ファーム
第4章 リーダーの決断
第5章 リーダーシップ
第6章 改革の勇気
第7章 マービン・スクール
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2007年4月10日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862761003
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本日の一冊は、名著『ビジョナリー・カンパニー』の共著者が、世界で活躍する200人以上にインタビューし、意義ある人生の方程式を明かした一冊。
※参考:『ビジョナリー・カンパニー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822740315
金銭的に成功している人だけでなく、自分が進むべき道を進んで、信条や仕事をまっとうしている人物を主に取り上げ、その特徴をまとめた、これまでにないコンセプトのビジネス自己啓発書です。
著者らがインタビューした200人は、ピューリッツァー賞、グラミー賞、ピーボディー賞、アカデミー賞の受賞者、オリンピック選手など、さまざまな分野から厳選された人々。
人種差別や母の愛人によるレイプにも関わらず、崇高な理想に生きた、アメリカを代表する黒人女性詩人、マヤ・アンジェロウ、郵便物の受付係から有名金融コラムニストになったジェーン・ブライアント・クイン、グラミン銀行を設立し、「マイクロクレジット」のアイデアで多くの貧困層の命を救ったムハマド・ユヌス…。
彼らの信条や力強い言葉、たぬまぬ努力に、読者はきっと胸打たれるに違いありません。
『ビジョナリー・カンパニー』が多くの人に「理想の企業像」を示したとすれば、本書は多くの人に「理想の人生」を示してくれた。
そんな気がします。
豊かな時代にあって、金銭だけの成功では満たされない贅沢な現代人。
本書は、そんな彼らに情熱と生きる指針を与えてくれる、そんな一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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いつまでも生き続けるビジョンや文化を生み出したリーダーは<時
計をつくる人>であり、その組織は時の流れという試練に耐え、リ
ーダー本人よりも長く生き続ける。そして最後には、<時を告げる
人>として機能している人たちの経営する組織よりも、優れた実績
を残すのだ
成功というものは、自分が大切にしているものへの個人的な強い思
い入れがなければ、しかも富、名声、権力、あるいは結果としての
周囲の支持、といったものに頼っても頼らなくても取り組もうとす
るだけの積極性がなければ、おぼつかないのだ
完璧さが最後の最後になって手に入るのは、何も付け加えるものが
なくなったときではなく、何も取り去るものがなくなったとき
(アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ)
ビジョナリーな人にはとてつもなく高い基準があり、それが永続し
て繁栄するための強みを与えているのだ
具体的な目標を達成するためにはそれに専念することが必要、とい
うのが世の中の常識だ。ところが、分別なくひとつのことを追いか
けるのは、伝説の黄金都市エルドラドを探すようなものだ。人生で
ただひとつ専念していること以外をすべて排除してしまうと、そこ
には本当の宝物の位置を探り当てるのは不可能だと思い知らされる
落とし穴が待ち構えている
彼らがみな絶えず取り組んでいることがひとつあるとすれば、つま
り、彼らが共通に持っている価値観があるとすれば、それは、自分
の生きがいに対する誠実さだ
人に与えられた時間は限られている。だから、誰か他人の人生を生
きて、その時間を無駄にしてはならない(スティーブ・ジョブズ)
大義には自分自身を熱狂させるようなカリスマ性がある、というの
がケレハーの信念だった
弱点は悲劇の原因ではない。むしろ、英雄の弱点との関わり方が、
その破滅の元凶になる
打ち込む価値のあるもので、ひとりの力だけでなし遂げられるもの
なんてひとつもない
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『ビジョナリー・ピープル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862761003
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■目次■
序章 ビジョナリー・カンパニーから、ビジョナリー・ピープルへ
第一章 改めて成功を定義する
PART1 意義――彼らは、なぜ成功し続けられるのか
第二章 情熱と意義を追求する
第三章 情熱はひとつだけではない
第四章 誠実な姿勢をつらぬく
PART2 思考スタイル――究極の変身は頭の中から始まる
第五章 静かな叫びに耳を傾ける
第六章 カリスマは大義に宿る
第七章 失敗を糧にする
第八章 弱点を受け入れる
PART3 行動スタイル――生きがいのある人生を紡ぐ
第九章 思いがけない幸運に備える
第一〇章 論争を盛り上げる
第一一章 すべてを結集させる
付録 ビジョナリー・ピープルへの道のり
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2007年4月9日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479811362X
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本日の一冊は、ケータイビジネスに詳しい執筆陣が、ケータイ通販ビジネスの今と、先行企業15社の事例を紹介した一冊。
紹介されている15社は、ディー・エヌ・エー、楽天、ゼイヴェル、ネットプライスドットコム、千趣会、ケンコーコム、ファンケルなど、いわゆるモバイル勝ち組企業。
彼らがどんなノウハウを駆使して集客し、またエンドユーザーに買わせているか、さまざまなヒントが得られる、貴重な一冊です。
ケータイで売れる商品や、ユーザーの購買行動、ウェブやメルマガでの工夫など、かなり突っ込んだ内容が書かれており、これからケータイ通販に進出しようと考える方には、うってつけの内容です。
「今、ケータイ通販が熱い」ということは知っているが、どうやったら実際に儲けられるのか、まったく見当がつかない、という方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ケータイのコマース(商取引)市場規模は4074億円に達し、初めて
コンテンツ市場規模を上回った
年代・性別で利用経験の違いをみると、男性34.1%、女性47.4%と
女性の利用率が高く、また女性30代の利用率が66.2%と高い
ドコモの2006年夏の調査ではiモード公式サイトの閲覧数は非公式
サイトの3分の1にとどまり、全体的な流れは非公式サイトが中心
となっている
これからの小売業全般に求められることは、「専門性」あるいは
「個性」である
5分、10分のニッチタイムにおいては、いつでも持ち歩ける手のひ
らサイズという利点を生かして、ケータイが他のメディアに比べて
圧倒的に有利な立場にある
ケータイの場合、メール着信時に着信音やバイブレーションで通知
することや、常に持ち歩き、手の届く範囲に存在しているといった
理由により、メール受信後の即時性が高いと言われている
◆メルマガ配信タイミングの具体例 ※一部紹介
・購買意欲が高い20代のOLには、昼の11時台に配信しておき、12
時からの昼食休憩時間に訴求
・仕事からの帰宅に合わせて夕方以降の時間帯に配信
・他社サイトからのメルマガ配信が少ない土日を狙って配信
ケータイ通販での購買訴求は、タイミング以外に「低価格」が重要
なウェイトを占めている
「今の消費者は、PCとケータイの両方を使うようになっていると
思います。当社としては、ケータイだけで数字を上げていこうとは
全く考えていません。リッチコンテンツも含めて、『クロスメディ
アEC』が大切になってくるでしょう」(ネットプライスドットコム伊藤氏)
「ケータイの場合は、メルマガを送ったら即完売、といったことが
よくある」(ランラン ランキング担当 四方幸氏)
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『モバイル大変革時代のケータイ通販ビジネス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479811362X
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■目次■
第1部 通販ビジネスの視点から分析するケータイ通販
第2部 モバイルビジネスの視点から分析するケータイ通販
第3部 ケータイ通販ビジネスの現場:先行企業15社の事例
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2007年4月8日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756148913
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本日の一冊は、世界最強の組込OSであり、来るべきユビキタスコンピューティング社会の実現に欠かせない「TRON」の指導者、坂村健さんが、日本をイノベートする方法を説いた一冊。
単なる技術革新にとどまらず、文化や考え方、法律までを考慮し、これからの日本が歩むべき道を示した力作となっています。
もともとの技術は東芝が開発したのに、韓国に遅れをとった衛星DMB(衛星放送が視聴可能)、日本よりもはるかに広まったシンガポール版ETC、インターネットで世界を席巻したアメリカ…。
著者が指摘するように、現在の日本が、イノベーションが起こりにくい体質だとしたら、どのように変えていけばいいか、その際の注意点は何なのか。本書はまさにその点に言及した一冊です。
「今、アメリカでインターネットが儲かっているなら、インフラ・イノベーションとしてはインターネットの次を考えなければダメ」
ユビキタスコンピューティングを使って、著者が何を実現しようとしているのか。それによって、これからどんなビジネスチャンスが現出するのか。
大きな時代の「うねり」を感じたい方に、ぜひ読んでいただきたい刺激的な一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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技術経営と言うと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、その根底に
は教育や文化や哲学があります
戦略の前には達成すべき目標があるし、その目標を定めるために必
要なのが教養で、そこから生まれるのが哲学や考え方です
放っておけば「差」がなくなり、新たな利益が生まれなくなるとい
う経済学の想定する均衡状態――それが決して実現せず今まで経済
が拡大してきたのは、新たな「差」を生むということを人間が繰り
返してきたからです。その行為を総称してシュンペーターはイノベ
ーションと名づけたのです
イノベーションが起こりやすい国にすること。つまりは世界で戦え
る国にすることが何よりも重要なのです
プライバシーありきでタブー視して何も始めないのではなく、どこ
まで公共の利益と個人の権利のバランスをとれるかについて、まず
議論を始めるべきなのです
◆「ベスト・エフォート」という哲学
「性能や品質は保証しないが、可能な範囲で最善を尽くします」
インターネットの場合、「死の谷」に橋をかけた――つまりおカネ
を出したのは、米国国防省
文化の差というものがあって、それが人類社会を面白くしているの
です。情報の世界はフラットかもしれないけれども、生活までフラ
ット化されたら、まさに最悪だと思うのです。100人いたら100人が
みんなが違うことをやっているけれども、コミュニケーションは取
れる――その力をどうやって高めるかが一番重要なのであって、す
べてのキーは、コミュニケーション力と、情報の交換と、チャネル
を常に維持できるかということ
現実の世界がどういうふうになっているのかを、自動的に認識する
技術を開発しようとしているのです。これこそインターネットの次
の世界を制覇するインフラになるのだ
「人材」、「投資」、「インフラ=環境」をフロー向きに変える―
―それが国際的競争で勝ち抜くための三大要素
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『変われる国・日本へ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756148913
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■目次■
第1章 イノベーションとは何か
第2章 イノベーションが日本を変える
第3章 ケース・スタディ型社会を目指して
付録 ユビキタス・コンピューティングの現在
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2007年4月7日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903755029
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本日の一冊は、上場企業の大株主欄に名を連ね、いまや「日本一の大投資家」の誉れ高い著者が、その人生哲学を披露した一冊。
与え合うことで徳を積む、何でも与えることが愛情だと勘違いしてはいけない、天命を受けるなど、人生の基本的な心構えが、本人の言葉そのままに再現されています。
もちろん、どうすればお金が儲けられるか、投資で成功できるか、リーダーとして大成できるかなど、実践的な知恵も満載。
男女に関する話や家に関する話は、今どきの若い人の感性と若干ずれているかもしれませんが、通常メディアでは取り上げられない主張のため、ある意味刺激的です。
そして何より重要なのは、本書が、人の上に立つ人、既に儲けた人の振る舞い、心構えについて触れていること。
著者の説く「旦那道」の実践や、生き金を使うことの重要性、リーダーとして人とどうかかわるかなど、生きる上での知恵が満載の一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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枝葉末節の知恵ばかりを一生懸命に学ぼうとしている人が多い(中
略)人間は根本に生かされているということを知らないと、未来の
繁栄はやってこない
誰かに何かを与えるときには、ちゃんと自分にエネルギーが満ちて
いる状態じゃなきゃいけないんだね。与えることばかりにとらわれ
ないで、来年はもっと稲穂を実らせて、もっと多くの人に米を分け
てあげようと考えればすべてうまくいくがね。何でも与えることが
愛情だと勘違いしてはいけないんだ
自分で時空を創造していると、「自分の人生を生きている」という
実感が湧いてきて、人生が充実してくる。反対に、誰かに支配され
とると、自分の人生を生きている気がしなくて、自信まで失っちゃ
うものなんだ
僕は「楽を持って事を起こせ」とよく言うけど、何か仕事を興すと
きに「それは楽しいの?」って聞くんだわ。「楽しくなかったら成
功しないからやらんほうがいいよ」って。だって、楽しくないこと
は自然に反しているんだから、道理にもかなっていないし、誰も成
る程と思わんから人も寄ってこないんだわ(笑)
天命の命は命でもあるけど、命令だからね。個性の命というのは、
天から命じられてるんだから。それを受けたときに、いちばんエネ
ルギーをもらえる
お金が欲しい、儲けたいと思うなら、きちんとした目標や理念を持
たなければいかん。そうでなきゃ、お金は儲からないようにできて
るの。人を幸せにしてあげたいとか、そういういいエネルギーの使
い方をすれば、ちゃんとお金は儲かるの
本当の教育というのは、「いちばん好きなことを誰よりも一生懸命
にやって、その分野の第一人者になりなさい」ということなわけ。
「あなたという人間は世界にひとりなんだから、あなたのいちばん
を見つけなさい」「その道では天才だよ」という教育を受けられな
ければ、学校へ行く意味とは何やと思うでしょう
金を儲けた人のモラルとして、死に金は使っちゃいかん。みんなに
喜ばれる金の使い方をして、世の中をもっと元気にするような使い
方が理想なの
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『いま伝えたい生きることの真実』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903755029
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■目次■
第1章 命の知恵と言葉
第2章 世の中を明るく照らす
第3章 家族の絆
第4章 投資の心得
第5章 旦那道を志す
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2007年4月6日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844323954
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本日の一冊は、大手広告代理店で、さまざまなWebキャンペーンを成功させてきたネット広告界の達人4人が、これまでに手掛けたWebキャンペーンと、その成功要因を語った一冊。
「クラウン マジェスタ」「吉ブーキャンペーン」などを成功に導いた阿部晶人さんの広告哲学、「アイラブ困ったさんコンテスト」「ブカツブログ」などの豊富な成功例を持つ、渡辺英輝さん独自の「DRIPメソッド」など、読み応えのある内容が満載です。
最近のネットマーケティングでは、媒体力や技術に頼ったやり方が影響力を失い、コミュニケーションそのものの重要性が高まっていますが、本書はまさにその点を掘り下げて論じた一冊。
「きょう成功したキャンペーンが、あすには時代遅れになる可能性だってある」
と阿部さんが指摘するように、成功例を真似しても効果があるわけではありませんが、ネットコミュニケーションの要諦を学ぶには、いい素材が揃っていると思います。
インターネットでクチコミを仕掛けたい方、どんなやり方が効くのか研究したい方は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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<オグルヴィ・アンド・メイザーグループ 阿部晶人>
大切なのは、あくまで強いアイディアを考えつくことであり、どれ
が強いアイディアなのかを選ぶ能力とセンスをもつことなのである
広告は自己表現ではない。自分を表現するだけならば、それは芸術
であって広告ではない。では、広告の役割とはなんなのか。課題を
解決することだ
特別な興味をもったり、心が惹かれたりするのは、いつも未知のも
のだ。人間は、まだ自分が知らない新しいものが好きなのである
なかなか見つけられないものは見つけたくなる。あるいは、隠され
ている部分を知りたくなる。そういう心理が人間にはある
きょう成功したキャンペーンが、あすには時代遅れになる可能性だってある
<ビーコン コミュニケーションズ 渡辺英輝>
原動力はあくまで個人の力だ。「あなた」である。一部のかぎられ
た人たちによって情報が操作された時代はもう終わった。つまり、
インターネット上で商品の認知を高め、特徴や価値への理解を促し、
購買行動へと消費者を導くWebキャンペーンを成功させるためには、
個人の力を借りる必要がある
デジタル民主主義の時代だからこそ、逆に現実が問われる
企業が顧客になにかを求める前に、顧客に対してまず誠実であるこ
と。そして、そこに嘘がないこと。ブカツブログは、NIKEがこのス
タンスをつらぬき、顧客とのあいだにWin-Winの関係を築けたから
こそ成立した企画である
◆DRIPメソッド
1.Deep 一歩踏み込んだ深い関係
2.Interactive 対話から成り立つ関係
3.Participation 参加して実感
4.Repeat 誰かに紹介したくなること
人をどれだけ感動させることができるのか。マーケティングの成否
のポイントはそこにあるはずだ
————————————————
『Webキャンペーンのしかけ方。』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844323954
————————————————
■目次■
まえがき
chapter1 Webキャンペーン五輪書
chapter2 めざすは感動の場づくり
chapter3 Webコミュニケーションのための情報編集
chapter4 一方的に話す人は嫌われる
付録
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2007年4月5日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770040717
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本日の一冊は、日本のバブル崩壊を予測した『日はまた沈む』の著者、ビル・エモットと、日本経済新聞社調査によるマーケット・アナリスト・ランキングで5年連続1位(1992~1996年)のピーター・タスカが、日本経済の今後を予測した一冊。
資本へのリターンが大きく、労働者へのリターンが小さいため、企業収益は好調なのに、個人消費が弱くなってしまっている現状、国家レベルでのカネの無駄遣い、グローバル化への遅れなど、現在の日本が抱える問題を、歯に衣着せずに説いています。
さらに、今後、日本が進むべき道についても議論しており、出生率の低下に対する政府の役割や、対アメリカ/アジアの外交政策、東京が国際的な金融センターになるための条件など、さまざまな点について議論が展開されています。
議論自体は興味深い内容で、現状把握、今後の経済社会の見通しという点ではじつに役に立ちます。
ただ、著者の一人が言っているように、「基準をどこに置くかということは、ひじょうに重要」。
その点、本書の基準は経済やグローバル化という点に偏っており、「人間」や「幸福」、「地球」といった視点は少なかったように思います。
家族が崩壊し、モラルの低下が起こり、地球環境が経済成長を抑制し始めた現在の日本には、より広い視野での議論が求められている、そんな気がします。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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日本の景気回復のメカニズムを見てみれば、主要な原動力となった
のはあきらかに企業部門です。まず輸出が需要を引っ張り、続いて
設備投資が伸び、ついには日銀が設備投資バブルを憂うレベルにま
で達しました。もちろん、現状が設備投資バブルになっているとは
思いません。企業収益も高いからです
資本へのリターンは大きく、労働者へのリターンは小さいという構
造と、女性や高齢者が労働力として果たす新しい役割が賃金の伸び
を抑制するという構造は、今後も変わらないと予想される
日本のカネの無駄な投資には三つのパターンがあります。ひとつは
収益も少なく、意味もない公共事業への投資。もうひとつは見返り
の小さい、あるいはまったくないようなプロジェクトへの企業の投
資。そして最後に、アメリカの資産を法外な値段で購入するような投資
懸念されるのは、設備投資額が上昇している現状のままで経済の次
なる世界的減速が起きることです。不況まではいかなくとも、世界
経済が減速すれば種々の価格指標がさがりはじめます。円高になれ
ば、特にそうなる可能性は高い
金属や食料部門では、これから供給が増加しはじめるでしょう
日本の企業がグローバル化するためには、ブルーカラー以外の外国
人を管理する能力を身につける必要があります
女性が職場での地位や高収入を得られるようになると、子供を持つ
ことによって、失うものも多くなる。つまり、子供を持つことで犠
牲になる経済的価値が大きくなるということです。それが出生率の
低下の原因のひとつになっているのです。ですから、政府にはこう
いった状況を変える義務があります
日本の個人消費はなぜこれほど冷えこんでいるのか。その原因は、
消費率や貯蓄率よりはむしろ収入そのものにあると思います
アメリカ人はカネがほしいだけです。単純明快です。でも、中国は
ちがいます。中国はつねに政治的影響力の拡大をもくろんでいます
国際的な金融センターをめざすには、そこに世界中の人々が集まっ
てくるようになる必要があります。ロンドンが成功したのは、イギ
リスが外国人にとってタックス・ヘイブンであるからです
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『日本の選択』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770040717
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■目次■
まえがき
第一部 日本は正しい選択ができるか
第二部 日本の未来を決める決断
あとがき
[エラー: asin:4770040717 というアイテムは見つかりませんでした]
2007年4月4日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903721027
[エラー: asin:4903721027 というアイテムは見つかりませんでした]
新刊『「伝説の社員」になれ!』の影響で、土井の周りでは「伝説」という言葉が流行しています。
※参考:『「伝説の社員」になれ!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794215851
そこで本日は、同じ「伝説」つながりで見つけた注目の一冊をご紹介します。
本日の一冊は、ホテル業界で「伝説」のサービスを実現し、各界からも注目されているリッツ・カールトンにまつわる注目の新刊。
世界21カ国計63のリッツ・カールトンを訪れた著者と、最近オープンして話題となった「ザ・リッツ・カールトン東京」の総支配人が、そのサービスの秘密を、細部にわたって紹介しています。
各章の前半を、実際に訪れ、サービスを経験した井上さんが、後半のノウハウ部分をリコさんが、それぞれ担当しており、サービスの実際と理論を同時に学ぶことができます。
美談ばかりではなく、クレームやその他にどう対処しているかも含め、議論されているので、ビジネス的にも学ぶところの多い一冊です。
サービス業に携わる方、自社のサービスを向上させたい方、おもてなしの精神を身につけたい方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「私たちもLadies and Gentlemenとして見てもらえることで、ゲス
トの気持ちになって何を望まれているのか察することができるんだ
と思います」(レイノルズ・プランテーション ブレンダさん)
「リッツ・カールトンでお客様が経験されるもの、それは、感覚を
満たすここちよさ、満ち足りた幸福感そしてお客様が言葉にされな
い願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心です」
(クレドの中の一節)
紳士淑女とは「いつなんどきであっても、まわりの人々を心地よく
させる人」である
大人になった私たちは、誰かに寄り添われるという心地よさを忘れ
てしまいました。たった数分の間にせよ、そのあたたかみや安心を
お客さまに感じていただくことこそ、ホスピタリティの第一歩
◆サプライズを作るための3要素
1.誰にも真似のできないようなオンリーワンのユニークさ
2.記憶に鮮明に刻まれる思い出深さ
3.カスタムメイドされたパーソナルさ
リッツ・カールトンでは、一人ひとりの従業員がお客さまとインタ
ーアクション(接触)を持った際、お客さまから得られたお好みに
関する情報を報告するよう義務づけられています
新しいタオルにも問題があります。新しいタオルをご用意する場合
は6回洗浄してからお出しするようにしています。6回という回数
も、どれくらい洗えばちょうどいい吸水性を持つようになるか、試
し洗いを繰り返した結果たどりついたものなのです
リッツ・カールトンでは従業員を採用する際、その人の持つタレン
ト(素質)を最も重視します(中略)極端な表現を用いるなら、タ
レントとはその人にとっての習慣、癖のようなものです
リッツ・カールトンでは、面接時のインタビューを受ける全員に求
められるタレントが、ひとつだけあります。”人のために何かをし
てあげることが好きである”という資質です
間もなく私たち二人は、従業員通用口の前に立った。私は通用口の
上に大きく掲げられた文字を見て、息を呑んだ。
“Through these doors pass our most important guests”
————————————————
『リッツ・カールトン20の秘密』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903721027
————————————————
■目次■
プロローグ
Mystique1 モットー
Mystique2 エスコート
Mystique3 パーソナル
Mystique4 エンパワーメント
Mystique5 サプライズ
Mystique6 ミスティーク
Mystique7 サービス
Mystique8 クオリティ
Mystique9 クレーム対応
Mystique10 チームワーク
Mystique11 トレーニング
Mystique12 笑顔
Mystique13 プランニング
Mystique14 従業員への約束
Mystique15 身だしなみ
Mystique16 プライバシー
Mystique17 清潔・快適
Mystique18 安全性
Mystique19 楽しみあう
Mystique20 クレド
エピローグ
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2007年4月3日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492521666
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本日の一冊は、全米出版社協会学術専門書部門の「ベストブック・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた注目の一冊。
クレアモント大学大学院で教鞭をとり、ドラッカーに極めて近いといわれる著者が、チームをやる気で溢れさせる方法を説いた一冊です。
「メンバーの数以上に意見がある」「子どものように柔軟」といった特徴を持ち、異常なほど高いモチベーションと創造性で次々と不可能を可能にしてしまう集団、ホットグループ。
本書には、そのホットグループのつくり方と、ともすると暴走してしまいがちな彼らをどうマネジメントするかといった視点が盛り込まれています。
変化の激しい時代において、自主的・創造的で成果を上げるチームは、企業に必要不可欠な存在。
本書が説くやり方をきちんと実践すれば、きっと他社との競争優位が築けるはずです。
ワクワクするようなチーム作りがしたい。そう願う経営者に、ぜひおすすめしたい「ホットな」一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ホットグループとは、義務感あるいは帰属意識ではなく、仕事その
ものによって動機付けられた自生的かつ随時的の生きた存在である。
事実、ホットグループのメンバーは上司や同僚がどう見るかには関
心がない。彼らが全身を投げ打つのは、好きな仕事、創造的な仕事
に対してである
◆ホットグループの共通点
・重要なミッションに携わるという誇りを持っていた
・ミッションが支配していた。個々の人間関係はさほど重要ではなかった
・活動期間は長くはなかった。しかし、メンバーにとってはいつま
でもなつかしく輝かしい思い出となった
ホットグループでは、メンバーの数以上に意見がある
ホットグループは子どものように柔軟である。知覚と創造に強く、
かつ論理的分析的に考える。ルールに縛られることなく、面白くす
るためならルールのほうを変える
個の査定は、ホットグループに軋轢をもたらす(中略)この問題は
グループ全体を評価の対象とすることで、ある程度解決できる
外部の敵は内部の結束を固める。「あいつらはわれわれがやれない
と思っている。やれるところを見せてやろう」。外部の敵はグルー
プ内の衝突も和らげる
知的なだけではいけない。自らの持つあらゆるものを活用できなけ
ればならない
リーダーはメンバーを励まし、貢献させ、守ってやらなければならない
◆ありきたりの仕事に熱を持たせる方法
・他の重要なこととの関連を明らかにする
・競争にする。ゲームにする
・自らが力を入れることによって手本となる
・目標を高めに設定する
柔軟で、創造性に溢れ、変化する環境に迅速に適応できることをす
ぐれた組織とすれば、円型こそすぐれた学習組織であり、自立的で
柔軟な組織だった
ホットグループを生み熱を持たせるには、第一に制約を和らげ、第
二に刺激することである
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『最強集団ホットグループ奇跡の法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492521666
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■目次■
第I部 最強集団の知られざる生態
第II部 成果を挙げる「熱いやつら」の育て方
第III部 「破壊的」な成果を生む秘策
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2007年4月2日
【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820717030
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本日の一冊は、HRインスティテュートの代表、野口吉昭さんが、「人財成長企業」をつくるためのノウハウを指南した一冊。
ここ数年は、成果主義の導入や非正規社員の活用、リストラなどで人心が荒廃している企業が散見されますが、本書はそういった企業を反面教師に、うまくいった企業の事例を交えながら人を育てる経営の要諦を語っています。
職場の雰囲気が人を育てる、一定の準備量があって初めてのめり込めるようになるなど、人材育成のポイントが惜しげもなく語られ、後半には具体的な方策も述べられています。
「育てる」「輝かす」「挽き出す」といった三つの価値遺伝子と、「ウェイ・マネジメントで人を進化させるポイント」。
自発的な組織を作るためのノウハウが、かなり細かいところまで落とし込まれており、じつに読み応えのある内容です。
経営者の方は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆人づくりの三つの要素
・絶対的な人づくりへの理念と意志
・人づくり遺伝子の仕組み化
・やる気を挽き出すコミュニケーション基盤と進化
職場が、人を育てようとする、人が自ら学んで育ちたい! という
主体性に満ちた空気に溢れていたら、人は育つ。この空気こそ、人
づくり企業遺伝子なのだ
野球選手のバッティング練習、サッカー選手のシュート練習、テニ
ス選手のサーブ練習などもある閾値を超えるとハイになり、どんど
んのめり込む。没入する。そして、そこで何かを掴むことになる。
ひらめきは、準備ができた人にしか訪れない。感動は、準備した人
だから訪れる。これがフロー理論であり、一定の準備量(練習や修
行の量)があってこそののめり込みである
実は、ビジネスの成功は、本人を取り巻く環境が逆境状態であるこ
とが多い。締め切りがない。上司が好意的でない。技術的壁が立ち
はだかっている。こういう状況のほうが、ブレークスルーすることが多い
上司の答えに訳のわからない返答をし、挨拶から教えなくてはなら
ない若者より、懸命に日本語を勉強して、業務を学んで休みを返上
して仕事に没頭する外国人のほうに期待したくなるのは自然の流れだ
◆三つの価値遺伝子
・育てる:現状の能力を全体的に引き上げる
・輝かす:ある能力を特に際立たせる
・挽き出す:根底にあるポテンシャルをおもてに出させる
経営トップの有限実行によって、はじめて社員に本気が伝わる
◆ウェイ・マネジメントで人を進化させるポイント ※一部紹介
1.目指す組織風土、人材の像を描く
3.社内外のベストプラクティスを参考にする
4.無理のないところから始める
ウェイが凝縮された独自の言葉を活用することで、大切な価値観を
伝えることができる
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『人をあきらめない組織』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820717030
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■目次■
はじめに
第1章 人をあきらめない!
第2章 働きがいのある現場をつくる
第3章 プリンシプルで意識と行動を変える
第4章 ウェイ・マネジメントで人を進化させる
第5章 モチベーション・エンジンを根づかせる
第6章 診断タイプ別「人をあきらめない」そしきへのプログラム
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