2007年4月22日
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022731370
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本日の一冊は、数多くの企業のコスト削減プロジェクトに携わってきたコスト削減総合研究所の村井代表が、そのコスト削減哲学と具体的なコスト削減の手法を明らかにした、注目の一冊。
「コピー用紙の裏側を使う」「カタログで一括注文すると事務用品費が下がる」「相見積もりをとっているから安心」など、多くの企業が実践しているコスト削減の「迷信」をあっさり否定し、劇的な成果をあげられる、本質的なコスト削減を提案しています。
土井は著者にお会いしたことはないのですが、拝読して、企業経営におけるコスト削減の意味を深く理解し、哲学を持って取り組んでいる方とお見受けしました。
もともと通信会社を出ているということもあって、公共料金や通話料まで、さまざまなコストを見直しするノウハウを持っています。
なかには「こんなこともできるのか!」と思わず驚く手法も紹介されており、一読の価値はあります。
仮に本書の手法が使えない、という企業でも、現場にコスト意識を定着させるいいきっかけ作りになると思います。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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何のためのコスト削減なのか。その”志”の正しさと真の目的を社
員にきっちりと伝え、その先にある目指す会社の姿を見せることこ
そ経営者の責任です
一番最初にすべきは、自社の使用状況を調べ上げ、そのデータを基
に電力会社との契約内容を最適なものにすること
「見える化」と「共有化」と「明快な分配ルール」は、従業員のモ
チベーションをも大きく変えた
組織にとって、人間の労働こそが力であり、財産です。すべての人
が、持てる力や才能を存分に生かせるようにすることも、コスト削
減の大きな目的といえるのです
強い組織とはいかなる組織をいうのでしょうか? 諸説あると思い
ますが、私は「経営」と「現場」のすき間が少ない組織だと思います
コピー代でかさむのは、紙代ではなく、1枚あたりのカウンター料金
賢い経営者の多くは、コスト削減プロジェクトに総務経験の長い人
間を入れない組成にする
企業のコスト削減行動が継続していくか否かの分かれ道は、効果に
対する検証と結果への評価が、きちんと企業活動の中に組み込まれ
ているか否かです
契約先・仕入れ先の業界つまり収益構造が”見える”とコストが大
きく下がります
すべてのコスト削減の源は契約書の中身にある
宅配便業者と交渉する場合は、使用するダンボールの大きさを統一
することで、契約料金が安くなる場合があります
モノクロコピーのカウンター料金が5円を超えている会社はモノク
ロレーザプリンタにすれば、半分以下になります
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『コピー用紙の裏は使うな!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022731370
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 第1章 ”正しいコスト削減”ができると何が起きるか
┃ 第2章 これってやっていませんか?
┃ 間違いだらけのコスト削減シンドローム
┃ 第3章 ”敵は社内にあり”ウチの会社のコストが下がらない理由
┃ 第4章 組織は永遠にコスト削減し続けなければならない。
┃ コスト削減の真の目的
┃ 第5章 ”正しい”コスト削減の五つのステップ
┃ 第6章 ザクザク減らせる! 価値ある契約&交渉ナレッジ
┃ 第7章 すべての解は”現場”にある。これで「現場力」は爆発する
┃ 第8章 ヒントがいっぱい! コスト削減の成功事例集
┃ あとがき
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